JP2002165975A - 遊技機及び複数の背景画像を用いた遊技機の画像表現方法並びに当該方法を制御可能なプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

遊技機及び複数の背景画像を用いた遊技機の画像表現方法並びに当該方法を制御可能なプログラムを記憶した記憶媒体

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JP2002165975A
JP2002165975A JP2000370038A JP2000370038A JP2002165975A JP 2002165975 A JP2002165975 A JP 2002165975A JP 2000370038 A JP2000370038 A JP 2000370038A JP 2000370038 A JP2000370038 A JP 2000370038A JP 2002165975 A JP2002165975 A JP 2002165975A
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Tomokazu Kamio
智教 神尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機に設けられ、当該遊技機の状況に応じ
て適宜、動画像、静画像若しくはこれらを組み合わせた
画像が表示される表示部を備える遊技機であって、より
飽きの来難く、識別情報が停止するまでの退屈な期間で
も趣向性の高い演出が可能な遊技機を提供する。 【解決手段】 識別情報が変動し停止確定するといった
サイクルが繰り返されるごとに、他の背景画像に入れ替
わるため、遊技者にとって飽きの来難い画像演出を、遊
技者が最も長い時間接することが大半の通常画面におい
て達成することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液晶表示装置等
の表示手段を備えたパチンコ遊技機やパチスロ遊技機等
の遊技機に関し、特に、当該パチンコ遊技機やパチスロ
遊技機等の通常画面の演出を効果的に行なうことが可能
な遊技機及び遊技機の画像表現方法並びに当該方法が実
行可能なプログラムが記憶された記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から知られているこの種の遊技機で
は、始動入賞口への入賞又はその入賞記憶に基づいて、
遊技盤面に設けられた表示手段の表示画面に可変表示ゲ
ームが行われるように構成されている。
【0003】前記可変表示ゲームとは、識別情報の一例
である図柄の変動及び停止を1サイクルとして、当該サ
イクルを順次繰り返し表現される複数の図柄変動部分
と、背景又はキャラクタ等を使用して演出表現を行なう
演出表現部分とが少なくとも合成されて表示表現され、
前記図柄の停止結果が所定の停止結果となることを条件
に、遊技者にとって有利な状態に変化可能にするゲーム
である。より具体的には、前記複数の図柄変動部分にお
いて各々順次に変動し停止し、各々の図柄変動部分で停
止した図柄の種類が、同一有効ライン上において全て同
一種類で一致した場合に、遊技者にとって有利な遊技状
態(例えば、大当たり状態)に移行するゲームである。
【0004】前記図柄の変動は、画面の上下又は左右方
向に複数の各々異なる図柄が所定間隔で配置された状態
でスクロール表示されるのが一般的であるが、他の方法
としては、画面の複数箇所のその位置で複数の図柄が変
動するような遊技機も存在する。この発明で「図柄(識
別情報)が変化する」とは、上記2つの図柄(識別情
報)の変動形態を総称して使用するものである。
【0005】そして、上記可変表示ゲームをより趣向性
の高いものとするために、特開平11−192351号
公報のものでは、背景画像を用いることにより演出効果
を高めることが提案されている。
【0006】この公報の内容を引用すると、「一旦、特
別図柄が変動を開始し最初の図柄の停止から最後の図柄
の停止までは、遊技者は当たりへの期待感が高まり特別
図柄に注目するのであるが、概ね特別図柄の最初の図柄
が停止するまでは、遊技者はひたすら始動入賞口への入
賞を狙うのみであり、可変表示装置の表示態様が趣向性
に欠けていた。また、特別図柄の変動停止時であって
も、特別図柄自体は非常に工夫がなされているが、背景
には全く考慮がなされていない。」といった課題を解決
するため、「特別図柄の概ね停止表示時点までの期間に
おいて、特別図柄を可視可能に、一連の背景図柄を変動
表示する」こと、背景図柄のスクロール方向と反対方向
に人物キャラクタを移動させてスピード感が溢れるよう
な演出を行なうことを提案している。
【0007】より具体的には、その実施の形態に記載さ
れるように、おもちゃんと呼ばれる女性の主図柄が、銭
湯を含む江戸の町屋を示す背景とは逆方向に移動し、背
景図柄を停止させ、これと入れ替わるような遊女の主図
柄が出現し、そのときに、特別図柄が変動停止するとい
うストーリーを表現する、としている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では、全ての識別情報(特別図柄)が変動し停
止を行なう1サイクル内で終焉する演出であって、次の
サイクルでも同じ背景画像が用いられて同じような動画
演出が行なわれるものであったため、前記サイクルを大
当たりになるまで平均して数百回も行なうことになる通
常画面においては、遊技者はかなり早い段階で飽きてし
まって、結局はそもそも課題としていた上記問題を解消
することが難しいものであった。
【0009】この発明では、上記問題に鑑み、より飽き
の来難く、識別情報が停止するまでの退屈な期間でも趣
向性の高い内容を実現することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の遊技機の発明は、複数の識別情報の変動
及び停止を1サイクルとして表示画面に表示し、このサ
イクルを遊技者にとって有利な遊技状態となるまで順次
繰り返す制御部を備えた遊技機において、前記制御部
は、予め用意された複数の異なる背景画像をそれら全て
の表示が終了されるまで前記サイクルごとに異なる背景
画像を順次表示することを特徴としている。
【0011】また、請求項2の複数の背景画像を用いた
遊戯機の画像表現方法の発明は、複数の識別情報の変動
及び停止を1サイクルとして表示画面に表示し、このサ
イクルを遊技者にとって有利な遊技状態となるまで順次
繰り返す制御部を備えた遊技機において、前記制御部
は、予め用意された複数の異なる背景画像をそれら全て
の表示が終了されるまで前記サイクルごとに異なる背景
画像を表示することを特徴としている。
【0012】そして、請求項3の遊技機の発明は、表示
手段の表示画面内の複数位置にそれぞれ識別情報が表示
され、それら全ての識別情報が変動後に停止することを
1サイクルとして、前記複数位置で停止し確定した前記
識別情報の組み合わせが所定の組み合わせになって遊技
者にとって有利な遊技状態に移行するまで前記サイクル
が繰り返される遊技機において、前記表示画面内に表示
される画像は、前記識別情報の他、各々異なる景観を表
現する複数種類の背景画像と、当該背景画像の上に表示
される人物又は動物の歩行動作を行なうキャラクタ画像
とが表示可能であって、a)前記背景画像は、前記識別
情報の内の少なくとも一つの識別情報が変動を開始する
のと同期して他の背景画像へのスクロール表示を開始
し、前記識別情報の全てが変動し前記識別情報の内のい
ずれか一つが変動から停止に至る前又は至った時に前記
スクロール表示が中止されるか或いは低速スクロール表
示に変更され、b)且つ、前記背景画像のスクロール表
示中には、前記スクロール方向と逆方向への前記人物又
は動物のキャラクタ画像の歩行動画が表示される背景画
像の動画演出を前記1サイクル中に行ない、次のサイク
ルでは更に他の背景画像が用いられて前記a)及びb)を
繰り返して前記全ての背景画像を用いた動画演出を全て
終了した後には、最初の背景画像を用いた動画表現を行
なうことを特徴とする複数サイクル繰り返すことを特徴
としている。
【0013】更に、請求項4の背景画像を用いた遊技機
の画像表現方法の発明は、表示手段の表示画面内の複数
位置にそれぞれ識別情報が表示され、それら全ての識別
情報が変動後に停止することを1サイクルとして、前記
複数位置で停止し確定した前記識別情報の組み合わせが
所定の組み合わせになって遊技者にとって有利な遊技状
態に移行するまで前記サイクルが繰り返される遊技機に
おいて、前記表示画面内に表示される画像は、前記識別
情報の他、各々異なる景観を表現する複数種類の背景画
像と、当該背景画像の上に表示される人物又は動物の歩
行動作を行なうキャラクタ画像とが表示可能であって、
a)前記背景画像は、前記識別情報の内の少なくとも一
つの識別情報が変動を開始するのと同期して他の背景画
像へのスクロール表示を開始し、前記識別情報の全てが
変動し前記識別情報の内のいずれか一つが変動から停止
に至る前又は至った時に前記スクロール表示が中止され
るか或いは低速スクロール表示に変更され、b)且つ、
前記背景画像のスクロール表示中には、前記スクロール
方向と逆方向への前記人物又は動物のキャラクタ画像の
歩行動画が表示される背景画像の動画演出を前記1サイ
クル中に行ない、次のサイクルでは更に他の背景画像が
用いられて前記a)及びb)を繰り返して前記全ての背景
画像を用いた動画演出を全て終了した後には、最初の背
景画像を用いた動画表現を行なうことを特徴とする複数
サイクル繰り返すことを特徴としている。
【0014】加えて、請求項5の記憶媒体の発明では、
請求項2又は4の複数の背景画像を用いた遊戯機の画像
表現方法が実行可能なプログラムが記憶されたことを特
徴としている。
【0015】前記「背景画像」とは、識別情報に対して
の背景であって、この「背景画像」にさらなる背景が存
在してもよい。また、前記サイクルごとに前記複数の背
景画像を入れ替える場合には、先の背景画像と次の背景
画像がそれぞれ関連する背景画像となるように設定し、
まるで、前記歩行動作を行なうキャラクタ画像が旅をし
ているようなストーリー展開ができるようにすることも
できる。つまり、前記景観を表現する複数種類の背景画
像は、互いに関連性のある景観の背景画像とし、その背
景画像のサイクルごとの入替は予め定められた順序で行
なわれるようにすることが、上記まるで旅をしているよ
うな演出を行なうにおいて好ましい。
【0016】そして、背景画像のスクロール表示を停止
又はスクロール速度を緩めた段階では、前記人物又は動
物のキャラクタが他の敵キャラクタと格闘するといった
他の画像演出を挿入すると、更に複数の識別情報が変動
状態から停止状態に順次移行する段階においても、遊技
者に面白い動画画像を提供することができることにな
る。
【0017】[用語の定義等]「表示部」とは、液晶表示
器やCRT(Cathode Ray Tube)表示器等を用いた表示
装置を含むものである。また「識別情報画像」とは、数
字、文字、記号、絵柄または模様等の視覚によって識別
可能な図柄であって、表示部においてスクロール等のよ
うな移動表示がされるものを意味する。また「通常画
面」とは、遊技の大当たりを予告する予告画面としての
リーチ画面及び大当たり時の大当たり演出画面を除く概
念を意味する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るパチンコ遊技
機について図面を参照しながら説明する。
【0019】[装置の構成]図1は、本発明に係るパチン
コ遊技機10の全体構成を示す正面図である。この図1
に示されるように、パチンコ遊技機10は、その下部に
操作ハンドル12を有しており、当該操作ハンドル12
の回転操作に応じて玉受皿13に貯留されているパチン
コ玉が玉発射部24によって盤面15に打ち出される。
盤面15には複数の一般入賞口(第一種始動口)16及
びスタート入賞口17が設けられており、盤面15に打
ち込まれたパチンコ玉が一般入賞口16またはスタート
入賞口17に入賞した際には、内部に設けられた玉払出
部(図2)によって所定数のパチンコ玉が玉受皿13に
放出される。
【0020】盤面15には、その前面に複数の障害釘
(図示せず)が打ち込まれている。最近では、このよう
な釘は打ち込まれているのではなくて、盤面15を樹脂
素材で構成し、この樹脂素材の盤面15に金属製の棒状
体を前面側に向けて植設したものも存在し、このような
構成のパチンコ遊技機(パチコン機)にも本発明は適用
できるものである。この明細書の中で、パチンコ遊技機
というのは、前記パチコン機を含む概念である。
【0021】パチンコ遊技機10の盤面15の中央には
液晶表示器19が設けられている。この液晶表示器19
には3桁の数字パターン、すなわち、3つの識別情報画
像(図柄画像)が表示されており、盤面15に打ち込ま
れたパチンコ玉がスタート入賞口17に入賞した際に
は、当該液晶表示器19に表示されている3つの識別情
報が変動し更新される。盤面15の下部には特別入賞口
20が設けられており、当該特別入賞口20は特別入賞
口開閉機構部20Bによって開閉動作する開閉板20A
により閉鎖されている。特別入賞口開閉機構部20B
は、後述する大当たりの発生に応じて開閉板20Aを前
方に回動させることにより、盤面15を落下するパチン
コ玉を受けて特別入賞口20に案内する。また、盤面1
5には入賞、リーチまたは大当たりの発生を報知する発
光部32が設けられている。
【0022】図2はパチンコ遊技機10の回路構成を示
すブロック図である。この図2に示されるように、RO
M24にはパチンコ遊技機10の遊技全体の流れを制御
する制御プログラムのほか、液晶表示器19において表
示される遊技に登場するキャラクタ画像データ、当該キ
ャラクタ画像の背景を構成する背景画像データ、識別情
報である数字等の図柄を構成する識別情報画像データ
(以下これを図柄画像データと称する)、遊技に用いる
音データ、制御プログラムを実行するための初期デー
タ、及び発光部32の点滅動作パターンを制御するプロ
グラムが記憶されている。
【0023】図柄画像データは、液晶表示器19におい
て識別情報として変動する数字等の図柄を表示する際
や、停止した図柄を表示する際に用いられるものであ
り、多様の表示態様、例えば、数字等のある図柄を拡大
した画像、縮小した画像または変形した画像等を構成す
る画像データを含むものである。また、キャラクタ画像
データ及び背景画像データは、キャラクタ画像や背景画
像を動画像、静止画像またはこれらの組み合わせとして
液晶表示器19に表示させるための画像データであり、
例えばキャラクタの動作の各々に対応した画像データを
含むものである。また、音データも遊技を演出するため
のものであり、パチンコ遊技機10に設けられたスピー
カから効果音等の音声を発するために用いられるもので
ある。
【0024】また、RAM25は上述した制御プログラ
ムで使用されるフラグや変数の値が記憶されるものであ
り、例えば、新たな入力データやマイクロコンピュータ
35による演算結果や遊技の履歴を示す累積リーチデー
タ、累積変動数及び累積大当たり回数が記憶される。
【0025】制御部であるマイクロコンピュータ35
は、所定のプログラムをROM24から読み出して実行
することにより演算処理を行ない、この演算処理の結果
に基づいてキャラクタ画像データ、背景画像データ、図
柄画像データ及び音データを電子データとして伝送その
他の制御を行なうのである。また、マイクロコンピュー
タ35は、これらのデータを読み出して、複数の識別情
報である図柄画像の相互の組み合わせ状態が所定のタイ
ミングで液晶表示器19に表示されるように制御する。
【0026】各入賞口(一般入賞口16またはスタート
入賞口17)には、パチンコ玉が入ったことを検出する
入賞センサ23が設けられており、入賞センサ23がパ
チンコ玉の入賞を検出すると、マイクロコンピュータ3
5は当該検出結果に基づいて玉払出部28を駆動するこ
とにより所定数のパチンコ玉を玉受皿13に放出させ
る。また、スタート入賞口17にパチンコ玉が入賞した
場合は、マイクロコンピュータ35はパチンコ玉を放出
させることに加えて、液晶表示部29に識別情報画像と
して表示されている3桁の数字パターン(3つの図柄画
像の組み合わせ)を更新し、当該更新した数字パターン
に応じてリーチまたは大当たりの処理を行う。また、マ
イクロコンピュータ35は、入賞、リーチまたは大当た
りの発生に応じて発光部32を発光動作させる。
【0027】因みに、マイクロコンピュータ35、RA
M25及びROM24は、主制御用の基板として取り扱
われ、玉払出部28は賞球制御基板を有し、玉発射部は
発射制御基板を有し、音声制御部30は音声制御基板及
びスピーカを有し、さらに、発光部32はランプ制御基
板及びランプ部(発光ダイオード32B)を有し、表示
部29は図柄制御基板及び液晶表示器19を有してお
り、各部においてそれぞれの制御を行なう。図3は、図
2の各制御の構成とコマンド(信号)の流れを説明する
ための説明図である。コマンドの流れは図3中において
矢印で示している。主制御部135では、賞球制御部1
28、ランプ制御部132、図柄制御部129に直接コ
マンドを送るほか、変動音、大当たり音やエラー音など
を制御する音声制御部130にコマンドを送る。賞球制
御部128は主制御部135からのコマンドに基づき、
発射制御部127にコマンドを送る。また主制御部13
5は、各入賞口へのパチンコ玉の入賞した際の入賞SW
からのコマンドにより諸々の制御を行ない、他の外部端
子板へコマンドを送る。
【0028】次に、液晶表示器19に表示される図柄画
像(識別情報画像)や背景画像の演出について説明す
る。遊技者が操作ハンドル12を操作して玉発射部から
パチンコ玉を発射させると、マイクロコンピュータ35
は、予め実行されている遊技全体の流れを制御する制御
プログラムから通常画面を制御するサブルーチンを呼び
出して実行する。
【0029】図4はマイクロコンピュータ35によって
実行される通常画面制御ルーチンRT10を示すフロー
チャートである。マイクロコンピュータ35は、この通
常画面制御ルーチンRT10に入ると、まず、ステップ
A11においてスタート入賞口にパチンコ玉が入るのを
待ち受け、続くステップA12において、スタート入賞
口17にパチンコ玉が入ったか否かを判断する。ここで
否定結果が得られると、このことは、遊技者が操作ハン
ドル12を操作して玉発射部から打ち出されたパチンコ
玉がスタート入賞口17に入らなかったことを意味して
おり、このときマイクロコンピュータ35は上述のステ
ップA11に戻って再びスタート入賞口17へのパチン
コ玉の入賞を待ち受ける。
【0030】これに対してステップA12において肯定
結果が得られると、このことは、遊技者が操作ハンドル
12を操作して玉発射部から打ち出されたパチンコ玉が
スタート入賞口17に入ったことを意味しており、この
ときマイクロコンピュータ35は、液晶表示器19の画
面を固定画面から通常画面へと切り替え、液晶表示器1
9において進行する遊技を開始する。
【0031】ここで、液晶表示器19において進行する
遊技とは可変表示ゲームと称されるものであり、この可
変表示ゲームは、複数の識別情報としての数字を表す特
別図柄(以下これを単に図柄と呼ぶ)の変動と停止とを
1サイクルとして、複数の図柄を変動表示させた後、複
数の図柄を停止させて表示し、複数の図柄が全て停止し
た際における図柄の組み合わせが所定の組み合わせとな
ったときに、パチンコ遊技を遊技者に有利な状態に移行
するためのゲームである。例えば、識別情報である図柄
は「1」、「2」、...、「12」からなる12個の数
字であり、これらの図柄が複数列(例えば、3列)縦方
向にスクロールするようにして図柄を液晶表示器19に
変動表示し、この後、1列ずつ図柄の変動を停止させ
る。
【0032】3列の図柄が全て停止し確定したときにお
ける図柄の組み合わせが所定の組み合わせ、例えば、
「7」−「7」−「7」となったときに、大当たりに当
選したとしてパチンコ遊技が遊技者に有利になるような
状態に移行するのである。大当たりとなり遊技者に有利
になるような状態に移行したときには、盤面15に設け
られている特別入賞口20のシャッタを開放しパチンコ
玉が当該特別入賞口20に入り易くなるようにするので
ある。
【0033】また、この可変表示ゲームが実行されてい
る際には、背景画像やキャラクタ画像等による演出画面
も液晶表示器19に表示される。尚、上述した固定画面
とは、液晶表示器19において実行される可変表示ゲー
ムは実行されておらずパチンコ遊技のみが進行している
際に液晶表示器19に表示される画面をいう。また、通
常画面とは、液晶表示器19において可変表示ゲームが
開始され、液晶表示器19に表示される図柄が変動表示
され、かつ液晶表示器19における遊技がリーチとなっ
たり大当たりとなったときに表示される演出画面以外の
画面をいう。
【0034】この可変表示ゲームが開始されると、ま
ず、マイクロコンピュータ35は、ステップA13にお
いて、その演算処理によって内部抽選処理を実行する。
この内部抽選処理は、変動表示していた図柄を全て停止
させて確定したときに表示する図柄の組み合わせを予め
定める処理であり、マイクロコンピュータ35は、内部
抽選処理により定められた図柄の組み合わせで図柄が停
止するように変動表示と表示停止との処理を行うのであ
る。
【0035】次に、マイクロコンピュータ35はステッ
プA14に移って、液晶表示器19に複数の図柄を変動
表示させる。この可変表示ゲームの場合には、縦方向に
スクロールすることで変動する3列の図柄が表示され
る。各図柄列には「1」から「12」までの数字を表す
図柄が縦方向に並んでおり、これらの図柄が各列ごとに
スクロールするようになされている。因みに、図5は液
晶表示器19における可変表示ゲームの表示例を示すも
のであり、この表示例では、複数の数字の図柄(CA
1、CA2、……、CA12)が縦方向(矢印vで示す
上方向の変動ライン方向)にスクロールする左欄の図柄
列CAと、複数の数字の図柄(CB1、CB2、……、
CB12)が縦方向(矢印vで示す上方向の変動ライン
方向)にスクロールする中欄の図柄列CBと、複数の数
字の図柄(CC1、CC2、……、CC12)が縦方向
(矢印vで示す上方向の変動ライン方向)にスクロール
する右欄の図柄列CCとがある。
【0036】これら複数の図柄を含む各図柄列CA、C
B及びCCが、図4に示すステップA14において、矢
印vで示す上方向にスクロールを開始することにより、
これらの図柄の変動表示が開始される。このようにスク
ロールを開始した図柄は、3列の図柄全てがスクロール
状態(変動状態)に入った後、順次1つずつスクロール
を停止し3つの図柄全てが停止した状態で確定となる。
この3つの図柄の横方向に設定されている有効ライン上
での図柄の確定状態によって可変表示ゲームの結果(大
当たり等)が遊技者に認識されることとなる。この実施
の形態の表示例では、液晶表示器19の表示画面の下部
分に図柄の表示領域が設けられており、この図柄の背景
として、背景画像BGが液晶表示器19の表示画面全体
に表示されるようになされている。
【0037】この背景画像BGは、パチンコ玉がスター
ト入賞口17に入って図柄の変動が開始された後、最初
の図柄が停止するまでの間(以下、これを図柄変動期間
と呼ぶ)、液晶表示器19の表示画面において矢印aで
示す方向にスクロールするようになされている。このス
クロール量は、1回のスクロールで画面の240ドット
分である。また、この表示画面には、人間、動物又はロ
ボット等のキャラクタKYが表示され、背景画像BGの
スクロール動作に合わせて当該背景画像BGのスクロー
ル方向(矢印a方向)とは反対方向(矢印b方向)に歩
くような動作を行いながら移動するように表示されるよ
うになされている。
【0038】この実施の形態の場合、図6に示すよう
に、背景画像BGとして砂漠背景画像BG1、砂漠のラ
ンダム背景画像BG2、岩山のランダム背景画像BG
3、岩山の背景画像BG4、竹のランダム背景画像(竹
林の画像)BG5及び街並みの背景画像BG6等の複数
種類の背景画像データが、予めROM24(図2)に記
憶されており、それらが図柄変動期間において図柄の変
動に同期してスクロール表示される。図柄の1つが停止
すると、当該背景画像BGのスクロールも停止するよう
になされており、再び図柄の変動が開始されるタイミン
グで当該背景画像BG及びキャラクタKYのスクロール
も再開される。これら複数の背景画像BGは、その表示
順が決められており、全ての背景画像BGの表示が一巡
すると、再び最初の背景画像BG1をスクロール表示す
るようになされている。
【0039】従って、図4に示すステップA14におけ
る図柄の変動表示が開始されると、マイクロコンピュー
タ35は、続くステップA15に移って、図柄の背景と
して液晶表示器19に表示されている背景画像BG(砂
漠、岩山、竹林、街並み等)が、一巡したか否かを判断
する。ここで否定結果が得られると、このことは背景画
像が一巡していないことを表しており、このときマイク
ロコンピュータ35はステップA16に移って、このと
きまで表示されていた背景画像に続く背景画像(1つの
背景画像の中の続く表示領域である場合、又は次の背景
画像に移行する場合がある)を液晶表示器19の表示画
面に表示させ、これをスクロールさせるとともに、キャ
ラクタKYを背景画像BGのスクロール方向aとは反対
方向bに移動表示させる。
【0040】これに対して、ステップA15において肯
定結果が得られると、このことは未だ全ての背景画像が
一巡されていないことを表しており、このときマイクロ
コンピュータ35は、ステップA17に移って、最初の
背景画像(この実施の形態の場合、砂漠背景画像BG1
(図6))に戻ってこれを液晶表示機19の表示画面に
表示させ、これをスクロールさせるとともに、キャラク
タKYを背景画像BGのスクロール方向aとは反対方向
bに移動表示させる。
【0041】因みに図5(A)、(B)及び(C)は背
景画像BG(砂漠背景画像BG1)及びキャラクタKY
のスクロール表示状態を示すものである。
【0042】そして、ステップA16又はステップA1
7において背景画像BGのスクロールが開始されると、
マイクロコンピュータ35は、続くステップA18に移
って、このとき変動中である各図柄を上述の内部抽選処
理(ステップA13)の結果に基づいて、各図柄列C
A、CB及びCCを所定の順序、例えば図柄列CA、C
C及びCBの順に停止させる。そして、マイクロコンピ
ュータ35は、ステップA19に移って、各図柄の停止
動作に応動して背景画像BGのスクロール及びキャラク
タKYの移動を停止させる。これにより、数字を表す図
柄が停止するタイミングで背景画像BG及びキャラクタ
KYも停止することとなる。
【0043】全ての図柄が停止した状態では、図5
(C)に示すように、内部抽選結果である図柄の組み合
わせのみ(例えば、図柄CA6、CB5及びCC7)が
停止(確定)した状態となり、遊技者はこれらの組み合
わせによって大当たりであるか否かを認識することがで
きる。
【0044】このようにして各図柄及び背景画像BGが
停止すると、当該停止した図柄(数字)の組み合わせで
ある内部抽選結果に応じた処理がマイクロコンピュータ
35の制御ルーチンによって実行されるとともに、続く
ステップA20において、再び通常画面制御ルーチンに
戻るか否かが判断される。このステップA20において
肯定結果が得られると、このことは遊技者が操作ハンド
ル12を操作してパチンコ玉を打ち出す操作を続行して
いることを意味しており、このときマイクロコンピュー
タ35は上述のステップA11に戻って通常画面制御ル
ーチンを繰り返す。これに対してステップA20におい
て否定結果が得られると、このことは遊技者が操作ハン
ドル12によるパチンコ玉の打ち出しを終えたことを意
味しており、このときマイクロコンピュータ35はステ
ップA21に移って、当該通常画面ルーチンを終了し、
遊技全体の流れを制御するルーチンに戻る。
【0045】このようにして、マイクロコンピュータ3
5は図4について上述した処理手順を実行することによ
り、パチンコ玉がスタート入賞口17に入って図柄の上
方向へのスクロール(変動)が開始されたタイミングか
ら、全ての図柄が変動し、その中の1つの図柄が停止す
るまでの期間(図柄変動期間)において、液晶表示器1
9の表示画面に表示される背景画像BGは、各図柄変動
期間ごとに異なる画像が表示されることとなる。そし
て、図柄の1つが停止した後、変動中である他の2つの
図柄が停止するまでの期間においては、遊技者は3つの
図柄の確定状態に注目することを考慮して、背景画像B
G及びキャラクタKYが停止することとなり、遊技者が
図柄の動きに一段と注目し易くなるように配慮されてい
る。
【0046】[動作]以上のような機能、構成を有する本
発明に係るパチンコ遊技機10において、遊技者が打ち
出したパチンコ玉がスタート入賞口17に入ると、液晶
表示器19に表示されている画面は、固定画面から数字
を表す図柄(識別情報画像)が表示画面の下部分の領域
においてスクロール(変動)する通常画面に変わる。
【0047】図柄がスクロールする際には、その背景画
像BG及びキャラクタKYもスクロール表示されること
により、遊技者は背景画像BGのスクロールによって当
該背景の変化を楽しむことができる。この場合、背景画
像BGのスクロールに応じて、キャラクタKYが歩くよ
うな動作によって背景画像BGのスクロール方向とは反
対方向に移動することにより、キャラクタKYが歩く動
作に応じて背景が移動するような視覚効果を得ることが
できる。そして、図柄の停止に応じてキャラクタKYの
歩く動作(スクロール)及び背景画像BGが停止した
後、再び図柄が変動を開始すると、キャラクタKY及び
背景画像BGも再びスクロールを開始することになる
が、この場合、背景画像BGは前回スクロールした背景
画像とは異なる画像となる。これはあたかもキャラクタ
KYが歩く動作によってそのキャラクタKYがおかれて
いる状況背景が次々と変化するような、物語や旅を遊技
者に連想させる連続性のある表示手法を用いている。
【0048】これにより、図柄が変動するたびに同じ背
景画像が液晶表示器19に表示されることが回避され、
遊技者は次に現れる背景画像BGを興味を持って見るこ
ととなる。因みに、図5との対応部分に同一符号を付し
て示す図7及び図8は、異なる背景画像(岩山背景画像
BG4及び街並み背景画像BG6)をスクロール表示さ
せた場合の表示例を示すものである。これらの表示例
は、それぞれ図柄が変動を開始したタイミングから、全
ての図柄が変動し、1つ目の図柄が停止するまでの図柄
変動期間において表示される例である。従って、液晶表
示器19の表示画面には、各図柄変動期間ごとに異なる
背景がスクロール表示され、キャラクタKYがあたかも
旅をしているかのような物語性を演出することが可能と
なっている。
【0049】このように、図柄が停止した際の当該図柄
の組み合わせがいかなる組み合わせとなるかといったこ
とに大きな関心を持って遊技を進めている遊技者は、図
柄が停止(確定)する際には図柄に注目することとな
り、これに対して、図柄が変動している間には、遊技者
は、図柄の背景に順次異なる連続性のある画像として現
れる背景画像BGに興味を持って注目することとなる。
【0050】従って、遊技者は遊技中において最も長い
時間接することとなる、変動中の図柄が停止するまでの
期間(通常画面)でも、異なる背景画像による趣向性の
高い演出によって、飽きることなく遊技を楽しむことが
できる。
【0051】[他の実施形態]なお上述の実施形態におい
ては、図5、図7及び図8について上述したように、矢
印aで示す横方向に背景画像BGをスクロールさせる場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、その他の
方向に背景画像BGを動かすようにしてもよい。この場
合、図柄の動きに対応してキャラクタKYを図柄の動き
と移動速度が異なるように動かすことでキャラクタKY
の動きに一段とスピード感を持たせたり、種々の動きの
演出を行なうことが可能となる。
【0052】また上述の実施形態においては、キャラク
タKYを背景画像BGのスクロールに伴ってスクロール
(移動)させる場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、背景画像BGのみをスクロール表示させるよう
にしてもよい。
【0053】また上述の実施形態においては、キャラク
タKYを単に歩くような動作を伴って移動させる場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、例えば背景画
像BGのスクロールが停止するときや、その前後におい
て、キャラクタKYがある動作を行なって遊戯者を楽し
ませるようにしてもよい。
【0054】また上述の実施形態においては、背景画像
BGのスクロールスピードが一定である場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、種々のスピードに変化
させるようにしてもよい。
【0055】また上述の実施形態においては、背景画像
BGとして砂漠、岩山及び街並み等のように風景画像を
用い、これらの背景画像BGを単にスクロールさせる場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば図
柄が変動する期間ごとに登場する背景画像BGにそれぞ
れ異なるキャラクタを登場させるようにしてもよい。こ
の場合、背景画像BGに関連のあるキャラクタを登場さ
せることによって一段と趣向性の高い、また物語性のあ
る演出を行なうことが可能となる。
【0056】また上述の実施形態においては、本発明を
パチンコ遊技機に適用する場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、例えばパチスロ遊技機等においても
本発明を適用することができる。
【0057】また上述の実施形態においては、本発明を
パチンコ遊技機10に適用する場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、ネットワークを介してパーソナ
ルコンピュータにパチンコ遊技プログラムを提供するよ
うになされたものにおいても適用することができる。こ
の場合、図9に示すように、パチンコ遊技プログラムを
格納したサーバ151から公衆電話回線網等のネットワ
ーク150を介して各パーソナルコンピュータ152
A、152B、152C、……にパチンコ遊技プログラ
ムをダウンロードする。各パーソナルコンピュータ15
2A、152B、152C、……は、ダウンロードされ
たパチンコ遊技プログラムを実行することにより、当該
各パーソナルコンピュータ152A、152B、152
C、……を使用するユーザに対してパチンコ遊技を提供
することができる。各パーソナルコンピュータ152
A、152B、152C、……において実行されるパチ
ンコ遊技の状態(貸玉数、手持ちの玉数等)は、所定の
タイミングでサーバ151に送信され、当該サーバ15
1においてユーザの遊技履歴情報として保存される。こ
の情報は、ユーザに対する課金や景品交換のための情報
として用いられる。このようなネットワークパチンコシ
ステムにおいても、本発明を適用することにより、遊技
者に対して通常画面における動的な演出効果を高めるこ
とが可能となる。
【0058】また上述の実施形態においては、パチンコ
遊技機10のROM24から呼び出した通常画面制御ル
ーチン(図4)を実行するためのプログラムによって液
晶表示器19の表示画面に動的効果を演出する処理を実
行する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
所定のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に予め当該
プログラムを記憶しておき、これをパチンコ遊技機が必
要に応じて読み出して実行するようにしてもよい。この
場合、パチンコ遊技機としては、いわゆるパーソナルコ
ンピュータを用いたもので、その表示画面にパチンコ遊
技機の盤面が表示されるようになされたものでもよく、
さらには、図9について上述したようなネットワーク1
50を介してパチンコ遊技の実行プログラムをパーソナ
ルコンピュータにダウンロードする場合においてもサー
バ151側でコンピュータ読み取り可能な記憶媒体から
通常画面ルーチンを実行するためのプログラムを読み出
してこれを各パーソナルコンピュータにダウンロードさ
せるようにしてもよい。
【0059】
【発明の効果】以上説明した請求項1ないし5の発明に
よれば、識別情報が変動し停止確定するといったサイク
ルが繰り返されるごとに、他の背景画像に入れ替わるた
め、遊技者にとって飽きの来難い画像演出を、遊技者が
最も長い時間接することが大半の通常画面において達成
することが可能となる。前記通常画面とは、この発明に
おいて、大当たりに至る前のリーチ演出前状態での画面
のことを意味する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るパチンコ遊技機の構成を示す正
面図である。
【図2】 本発明に係るパチンコ遊技機の各制御部の構
成を示すブロック図である。
【図3】 本発明に係るパチンコ遊技機の各制御部の構
成及びコマンドの流れを示すブロック図である。
【図4】 本発明に係る通常画面制御ルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図5】 本発明に係る通常画面表示例を示す略線図で
ある。
【図6】 本発明に係る背景画像の表示順の説明に供す
る略線図である。
【図7】 本発明に係る通常画面表示例を示す略線図で
ある。
【図8】 本発明に係る通常画面表示例を示す略線図で
ある。
【図9】 本発明にかかるパチンコ遊技機の他の実施形
態を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 パチンコ遊技機 19 液晶表示器 23 入賞センサ 24 玉発射部 28 玉払出部 32 発光部 32B LED 35 マイクロコンピュータ 127 発射制御部 128 賞球制御部 129 図柄制御部 130 音声制御部 132 ランプ制御部 135 主制御部 BG 背景画像 CA、CB、CC 図柄

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の識別情報の変動及び停止を1サイ
    クルとして表示画面に表示し、このサイクルを遊技者に
    とって有利な遊技状態となるまで順次繰り返す制御部を
    備えた遊技機において、 前記制御部は、予め用意された複数の異なる背景画像を
    それら全ての表示が終了されるまで前記サイクルごとに
    異なる背景画像を順次表示することを特徴とする遊技
    機。
  2. 【請求項2】 複数の識別情報の変動及び停止を1サイ
    クルとして表示画面に表示し、このサイクルを遊技者に
    とって有利な遊技状態となるまで順次繰り返す制御部を
    備えた遊技機において、 前記制御部は、予め用意された複数の異なる背景画像を
    それら全ての表示が終了されるまで前記サイクルごとに
    異なる背景画像を表示することを特徴とする複数の背景
    画像を用いた遊技機の画像表現方法。
  3. 【請求項3】 表示手段の表示画面内の複数位置にそれ
    ぞれ識別情報が表示され、それら全ての識別情報が変動
    後に停止することを1サイクルとして、前記複数位置で
    停止し確定した前記識別情報の組み合わせが所定の組み
    合わせになって遊技者にとって有利な遊技状態に移行す
    るまで前記サイクルが繰り返される遊技機において、 前記表示画面内に表示される画像は、前記識別情報の
    他、各々異なる景観を表現する複数種類の背景画像と、
    当該背景画像の上に表示される人物又は動物の歩行動作
    を行なうキャラクタ画像とが表示可能であって、 a)前記背景画像は、前記識別情報の内の少なくとも一
    つの識別情報が変動を開始するのと同期して他の背景画
    像へのスクロール表示を開始し、前記識別情報の全てが
    変動し前記識別情報の内のいずれか一つが変動から停止
    に至る前又は至った時に前記スクロール表示が中止され
    るか或いは低速スクロール表示に変更され、 b)且つ、前記背景画像のスクロール表示中には、前記
    スクロール方向と逆方向への前記人物又は動物のキャラ
    クタ画像の歩行動画が表示される背景画像の動画演出を
    前記1サイクル中に行ない、 次のサイクルでは更に他の背景画像が用いられて前記
    a)及びb)を繰り返して前記全ての背景画像を用いた動
    画演出を全て終了した後には、最初の背景画像を用いた
    動画表現を行なうことを特徴とする複数サイクル繰り返
    すことを特徴とする遊技機。
  4. 【請求項4】 表示手段の表示画面内の複数位置にそれ
    ぞれ識別情報が表示され、それら全ての識別情報が変動
    後に停止することを1サイクルとして、前記複数位置で
    停止し確定した前記識別情報の組み合わせが所定の組み
    合わせになって遊技者にとって有利な遊技状態に移行す
    るまで前記サイクルが繰り返される遊技機において、 前記表示画面内に表示される画像は、前記識別情報の
    他、各々異なる景観を表現する複数種類の背景画像と、
    当該背景画像の上に表示される人物又は動物の歩行動作
    を行なうキャラクタ画像とが表示可能であって、 a)前記背景画像は、前記識別情報の内の少なくとも一
    つの識別情報が変動を開始するのと同期して他の背景画
    像へのスクロール表示を開始し、前記識別情報の全てが
    変動し前記識別情報の内のいずれか一つが変動から停止
    に至る前又は至った時に前記スクロール表示が中止され
    るか或いは低速スクロール表示に変更され、 b)且つ、前記背景画像のスクロール表示中には、前記
    スクロール方向と逆方向への前記人物又は動物のキャラ
    クタ画像の歩行動画が表示される背景画像の動画演出を
    前記1サイクル中に行ない、 次のサイクルでは更に他の背景画像が用いられて前記
    a)及びb)を繰り返して前記全ての背景画像を用いた動
    画演出を全て終了した後には、最初の背景画像を用いた
    動画表現を行なうことを特徴とする複数サイクル繰り返
    すことを特徴とする複数の背景画像を用いた遊技機の画
    像表現方法。
  5. 【請求項5】 請求項2又は4の複数の背景画像を用い
    た遊戯機の画像表現方法が実行可能なプログラムが記憶
    されてなることを特徴とする記憶媒体。
JP2000370038A 2000-12-05 2000-12-05 遊技機及び複数の背景画像を用いた遊技機の画像表現方法並びに当該方法を制御可能なプログラムを記憶した記憶媒体 Pending JP2002165975A (ja)

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