JP2002165796A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】基本波成分の除去及びハーモニック成分の抽出
に関して高い性能を維持し、組織の動き等に起因する残
留基本波成分を効果的に除去すること。 【解決手段】本発明による超音波診断装置は、複数の超
音波走査線各々に対して超音波を繰り返し送信するパル
サ/プリアンプユニット15と、超音波のエコーを受信
し、複数の超音波走査線に対してそれぞれ複数の受信信
号を得る受信遅延回路16と、受信信号に含まれる基本
波成分を減衰し、ハーモニック成分を抽出するために、
超音波走査線ごとに複数の受信信号を加算又は減算を伴
う処理を行い、さらに基本波成分の残留成分を減衰する
ために加算又は減算処理出力を濾過するハーモニックユ
ニット17と、ハーモニックユニット17の出力を検波
する検波ユニット18と、検波ユニット18の出力に基
づいて超音波画像を表示する表示ユニット19とを具備
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体組織の非線形
波形伝搬や造影剤(マイクロバブル)の非線形振動に由
来するハーモニック成分(高調波成分、非線形成分とも
言う)を映像化する超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】組織の非線形伝搬や造影剤の非線形振動
で生じる基本周波数の整数倍のハーモニック成分を抽出
して映像化することにより、高分解能にして、アーティ
ファクト(偽像ノイズ)の少ない非常に質の高い画像を
生成できることは周知のとおりである。
【0003】受信信号からハーモニック成分を取り出す
方法としては、フィルタ法が代表的であるが、それより
も効果的に基本波成分を除去して、ハーモニック成分を
抽出する方法が、阿比留巌、鎌倉友男共著「超音波パル
スの非線形伝搬」(信学技法、US89−23、p5
3)に記述されている。これは、同じ超音波走査線に対
して互いに位相反転させた2種類の超音波パルスを交互
に送信し、それに対応した2種類の受信信号を加算する
いわゆるパルスインバージョン法であり、この方法は、
基本波成分に対しては相殺作用を発生し、それによりフ
ィルタ法では決して除去できないハーモニック帯域に入
り込んだ基本波成分の除去を可能とするもので、しかも
ハーモニック成分に対しては逆に加算増強作用を発揮す
るという非常に有益な方法である。
【0004】同様な目的で開発された方法として、Ted
Christopherによる”Finite Amplitude Distortion Bas
ed Inhomogeneous Pulse Echo Ultrasonic Imaging”(I
EEEUFFC vol.44 No.1 January 1997)には、同じ超音波
走査線に対して振幅の相違する2種類の超音波パルスを
交互に送信し、それに対応した2種類の受信信号をゲイ
ン補正して減算する振幅変化法が、掲載されている。
【0005】上記2つの方法の基本波成分の除去及びハ
ーモニック成分の強調性能は、理論上では、非常に有効
なものであるが、臨床上の問題を抱えている。
【0006】それは、いずれの方法も、同じ超音波走査
線に対して超音波パルスを何度か繰り返し送信するもの
であり、これらの送信の間に、生体組織が固定している
ことはなく、多少なりとも動きがある。その組織の動き
に起因して、加算又は減算後に、その変動成分が残留す
ることになる。
【0007】この残留基本波成分はいわゆるモーション
アーチファクトとして画質を著しく劣化させる。図10
(a)には、加算又は減算前の受信信号の基本波成分と
ハーモニック成分のスペクトルを示しており、基本波成
分はハーモニック成分に対して信号強度が高く、図10
(b)に示すように若干の残留成分であってもハーモニ
ック成分からみると高い。このためモーションアーチフ
ァクトは無視できるほど小さくはない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、超音
波診断装置において、基本波成分の除去及びハーモニッ
ク成分の抽出に関して高い性能を維持しながら、組織の
動き等に起因する残留基本波成分の画質に対する悪影響
を抑制することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による超音波診断
装置は、複数の超音波走査線各々に対して超音波を繰り
返し送信する送信手段と、前記超音波のエコーを受信
し、前記複数の超音波走査線に対してそれぞれ複数の受
信信号を得る受信手段と、前記受信信号に含まれる基本
波成分を減衰し、ハーモニック成分を抽出するために、
前記超音波走査線ごとに前記複数の受信信号に対して加
算又は減算を伴う処理を行う信号処理手段と、前記基本
波成分の残留成分を減衰するために、前記信号処理手段
の出力を濾過するフィルタ手段と、前記フィルタ手段の
出力を検波する検波手段と、前記検波手段の出力に基づ
いて超音波画像を表示する手段とを具備することを特徴
とする。また、本発明による超音波診断装置は、複数の
超音波走査線各々に対して超音波を繰り返し送信する送
信手段と、前記超音波のエコーを受信し、前記複数の超
音波走査線に対してそれぞれ複数の受信信号を得る受信
手段と、基本波成分を減衰するために、前記複数の受信
信号を濾過するフィルタ手段と、前記濾過された複数の
受信信号に残留する基本波成分を減衰し、ハーモニック
成分を抽出するために、前記超音波走査線ごとに前記濾
過された複数の受信信号に対して加算又は減算を伴う処
理を行う信号処理手段と、前記信号処理手段の出力を検
波する検波手段と、前記検波手段の出力に基づいて超音
波画像を表示する手段とを具備することを特徴とする。
また、本発明による超音波診断装置は、送信波形の非線
形成分を映像化する超音波診断装置において、複数の超
音波走査線各々に対して超音波を繰り返し送受信するこ
とで得られた複数の受信信号に対して前記超音波走査線
ごとに基本波成分を減衰するための処理を行い、この処
理後の信号から前記基本波成分の残留成分の少なくとも
一部をフィルタ手段で濾過し、この濾過後の信号に基づ
いて超音波画像を表示することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施形態】以下、本発明の好ましい実施の形態
について図面を参照しながら説明する。図1に、本発明
を実施形態に係る超音波診断装置の構成を示している。
11は、一次元または二次元的に配列された典型的には
圧電効果を有する複数の振動素子(電気/音響変換素
子)を備えた超音波プローブであり、図示しないコネク
タを介して装置本体12に装着される。なお、1つ又は
近隣の数個の振動素子は、1つのチャンネルを構成して
いる。ここでは1つ振動素子が1つのチャンネルを構成
するものと仮定する。この超音波プローブ11の各振動
素子には、パルサ/プリアンプユニット15から高周波
(周波数ω1)の送信パルス電圧が印加される。振動素
子は、その電気的な振動を機械的な振動に変換する。こ
れにより振動素子から超音波が中心周波数(基本周波
数)ω1で発生する。パルサ/プリアンプユニット15
は、送信パルス電圧の印加タイミングに関して、チャン
ネル間で時間差を与える。この時間差(遅延時間)は、
複数の振動素子から発生した超音波を集束するととも
に、その集束超音波を偏向するために設けられている。
この遅延時間を変化することにより、焦点距離及び偏向
角(送信方位)を任意に変化することが可能である。
【0011】装置本体12に接続されたプローブ11か
ら、生体内の超音波が送信され、生体組織の非線形伝搬
により、ハーモニック成分が発生する。また、造影剤が
注入されている場合には、その非線形振動によりハーモ
ニック成分が発生する。基本周波数ω1を中心とした基
本波成分と、その整数倍のハーモニック成分は、体内組
織の音響インピーダンスの境界、又は微小散乱体により
後方散乱され、超音波受信信号として同じプローブ11
で受信される。なお、超音波造影剤としてのマイクロバ
ブルの場合は、そのマイクロバブル自体の散乱エコーに
非線形成分が発生する。
【0012】この受信信号は、パルサ/プリアンプユニ
ット15、受信遅延回路16を経由して、ハーモニック
ユニット17に送られる。受信遅延回路16は、受信の
際のビームフォーミング(整相加算処理)を行い、超音
波ビームの方向・集束を制御するためのものであり、複
数のビームを形成し並列同時受信をするために複数の回
路セットから構成されていても良い。受信信号は、信号
処理に適したサンプリング周波数でサンプリングされ、
ディジタル信号に変換され、そしてビーム形成される。
【0013】詳細は後述するが、本発明では、各超音波
走査線に対する送信は典型的には遇数回ずつ行われる。
ここでは、各超音波走査線に対して2回ずつ送信する例
で説明するが、もちろんを4回、6回、更にそれ以上の
遇数回ずつ送信するようにしてもよい。なお、各超音波
走査線に対する送信は奇数回ずつ行うようにしてもよ
く、その場合には、受信信号を加重加算することが必要
とされる。
【0014】ハーモニックユニット17では、同じ超音
波走査線に関する複数の受信信号を加算又は減算を伴う
処理に供することにより、受信信号から基本波成分を除
去し、ハーモニック成分を主に抽出する。このハーモニ
ックユニット17の処理部分は、本発明の中心的な部分
であり、その詳細は後述する。
【0015】ハーモニックユニット17で抽出されたハ
ーモニック信号は、検波ユニット18で、体内の組織構
造や造影剤等を示す形態画像を得るための一般的な検波
処理・対数圧縮等にかけられる。その出力は表示ユニッ
ト19でスキャンコンバートされ、画像処理を受け、そ
の後にビデオ信号に変換され、モニタ13に濃淡画像と
して表示される。この濃淡画像は、ハーモニック成分の
強度に応じて濃淡がつけられた画像である。輝度変換さ
れ、画像信号に変換される。なお、検波処理は、ハーモ
ニックユニット17の前段で行っても良い。この装置の
動作及び処理は、ホストCPU14によって制御されて
いる。
【0016】図2には、ハーモニックユニット17の構
成を示している。ハーモニックユニット17には、受信
信号から基本波成分を除去し、ハーモニック成分を抽出
するために、同じ超音波走査線に関する複数の受信信号
を加算又は減算を伴う処理を行う受信信号プロセッサ2
0と、主にレート間の組織の動きを原因として受信信号
プロセッサ20で削除し切れなかった残留基本波成分を
減衰するために受信信号プロセッサ20の出力を濾過す
るフィルタ21とが設けられている。
【0017】受信信号プロセッサ20で行う処理方法
は、送信方法と密接に関係している。本実施形態で採用
する送信方法としては、以下に説明する2種類の方法の
いずれかであるが、もちろん他の種類の方法であっても
よい。
【0018】第1の送信方法としては、パルスインバー
ジョン法である。このパルスインバージョン法は、各超
音波走査線に対して超音波パルスを複数回(少なくとも
2回)繰り返し送信するもので、特に、奇数回目(又は
偶数回目)には図3(a)に時間波形を示す移相ゼロの
正極先行の超音波パルス31を送信し、偶数回目(又は
奇数回目)には図3(b)に時間波形を示す180°移
相させた、つまり超音波パルス31を位相反転させた負
極先行の超音波パルス32を送信する。パルスインバー
ジョン法の信号処理では、このような送信方法で各超音
波走査線ごとに送信回数に応じた数の受信信号を加算す
ることで、基本波成分を相殺し、ハーモニック成分を増
強するもので、この信号処理に従って受信信号プロセッ
サ20は図5(a)に示すように加算処理部22で構成
される。
【0019】また、第2の送信方法としては、振幅変化
法である。この振幅変化法も、各超音波走査線に対して
超音波パルスを複数(少なくとも2回)繰り返し送信す
ることはパルスインバージョン法と同様であるが、奇数
回目(又は偶数回目)には図4(a)に時間波形を示す
ように高振幅で超音波パルス33を送信し、偶数回目
(又は奇数回目)には図4(b)に時間波形を示すよう
に低振幅で超音波パルス34を送信する。振幅変化法の
信号処理では、このような送信方法で各超音波走査線ご
とに高振幅送信に対応する受信信号から、ゲイン補正し
た低振幅送信に対応する受信信号を減算する。ハーモニ
ック成分の発生にはある程度以上のエネルギーが必要と
され、それ未満のエネルギーでは殆ど発生しない。これ
がビームを実質的に細くして分解能を上げることができ
る要因である。これと同じ理由で、低振幅送信に対応す
る受信信号には、ハーモニック成分は殆ど含まれないと
考えてよい。従ってゲイン補正により高振幅送信に対応
する受信信号と信号強度をほぼ揃えて、高振幅送信に対
応する受信信号から減算することで、基本波成分を選択
的に除去し、ハーモニック成分を残すことができる。こ
の振幅変化法の原理に応じて、受信信号プロセッサ20
は図5(b)に示すように低振幅送信に対応する受信信
号を振幅を高く補正する振幅補正部23と、振幅補正部
23で振幅補正した低振幅送信に対応する受信信号を、
高振幅送信に対応する受信信号から減算する減算処理部
24とから構成される。
【0020】図6(a)には受信信号プロセッサ20で
基本波成分を除去する前段階にある受信信号の周波数ス
ペクトルを示し、図6(b)には受信信号プロセッサ2
0で基本波成分を除去した後段階にある受信信号の周波
数スペクトルを示し、図6(c)にはフィルタ21を通
した後の受信信号の周波数スペクトルを示している。ま
ず、受信信号プロセッサ20で加算又は減算前の段階で
は、受信信号には、ハーモニック成分(図では二次高調
波成分だけを示しているが、三次以降の高調波成分も実
際には含まれる)とともに、それよりも非常に高パワー
で基本波成分が含まれている。この受信信号を上述した
ように受信信号プロセッサ20を通すことで、図6
(b)に示すように、ハーモニック成分が抽出される。
しかし、基本波成分は完全には除去されず、一部分が残
留する。
【0021】基本波成分の一部が残留する原因の主なも
のは、従来技術でも説明した通り、レート間での組織の
動きによるものである。この残留成分は、基本周波数ω
1を中心として広がっており、これを図6(c)に示す
ようにフィルタ21で減衰し、ハーモニック成分を通過
させる。
【0022】フィルタ21は、深さ方向に関して受信信
号を濾過するFIR又はIIR型のディジタルフィルタ
で構成され、そのカットオフ周波数は、基本周波数ω1
と二次高調波の周波数2・ω1との間であって、ハーモ
ニック成分及び残留基本波成分それぞれの広がりを考慮
して、ハーモニック成分に対する不要な減衰をできるだ
け避け、残留基本波成分に対する効果的な減衰を実現す
る例えば二次高調波の周波数2・ω1から3〜6dB程
度下がった周波数位置に設定される。つまり、実際的に
はハーモニック成分はフィルタ21の通過帯域外にも広
がっていて、その外の部分は、残留基本波成分と共に減
衰されてしまう。逆に、残留基本波成分はフィルタ21
の通過帯域内にも入り込んでおり、その入り込んだ部分
はハーモニック成分と共に依然として残留する。
【0023】このように残留基本波成分と共に減衰され
てしまうハーモニック成分の一部分をできるだけ減少さ
せることと、ハーモニック成分と共に依然として消え残
る残留基本波成分の一部分をできるだけ減らすことと
は、互いにトレードオフの関係にあり、この関係を理解
した上で、フィルタ21の特性を最適化するのは、経験
則及び観察者の嗜好に委ねるべきであると考える。ま
た、ハーモニック成分及び残留基本波成分それぞれの広
がり方は、個人差があり、また検査部位によっても異な
り、さらにそのときの被検体の体調によっても変動す
る。これらのことを考慮して、フィルタ21のフィルタ
特性、特にカットオフ周波数は、ω1から2・ω1まで
の範囲で調整可能にフィルタ21をデザインすることと
し、実際には、操作者が、その場その場で超音波画像を
見て最適な位置に設定することが好ましいといえる。な
お、フィルタ21の適用の効果は、残留成分を除去し
て、モーションアーティファクトを排除するのみなら
ず、複数レート送信でのパルサ15による波形の精度不
足による基本波の消え残りも除去する効果もある。
【0024】ここで、図7に示すように、レート間での
組織の動き大小の対象に応じて、残留基本波成分の現れ
方が明らかに相違する。つまり、組織の動きが比較的大
きいときには、比較的高いパワーで残留基本波成分が現
れ、逆に、組織の動きが比較的小さいときには、残留基
本波成分は殆ど現れない。残留基本波成分が殆ど現れて
いない状態でプロセッサ20の出力をフィルタ21に通
すことは、残留基本波成分を除去するという本来のプラ
スの機能がほとんど無効化するにも関わらず、上述した
フィルタ21の通過帯域外に広がっているハーモニック
成分の一部分を減衰させてしまうという若干とはいえマ
イナスの機能だけが発揮されることになる。つまり、フ
ィルタ21をオフすることで、基本波の帯域に入り込ん
でいるハーモニック成分も映像化可能であり、感度が向
上する可能性がある。
【0025】このために、ハーモニックユニット17
は、フィルタ21を実効的にオフにする、具体的な例と
しては、図8(a)に示すように、フィルタ21を迂回
するバイパス27を追加し、切替器26の選択に従って
フィルタ21を通すのと、フィルタ21を迂回するのと
を切り替えることができるように変形される。また、同
様に、ハーモニックユニット17は、図8(b)に示す
ように、フィルタコントローラ27の制御により、フィ
ルタ21のフィルタ特性を、図7に示した残留成分を減
衰しハーモニック成分を通過する特性と、ほぼフラット
に全帯域を減衰しないで通過する特性とで切り替えるこ
とができるように変形される。図8(a)の切替器26
は比較器25の出力に応じて接続先を切り替える。ま
た、図8(b)のフィルタコントローラ27によるフィ
ルタ特性の切り替えは、比較器25の出力に応じて行わ
れる。
【0026】比較器25は、レート間に組織の動きが比
較的大きいのか、あるいは比較的小さいのかを判定する
回路であり、この判定は、例えば図9に示すように、プ
ロセッサ20の出力信号の基本周波数ω1のパワーをし
きい値THと比較することにより行われる。レート間の
組織の動きが比較的大きいときは残留成分が多く、その
残留成分の中心位置、つまり基本周波数ω1のパワーも
大きくなるので、それはしきい値THよりも高くなる。
一方、レート間の組織の動きが比較的小さいときは残留
成分が少なく、基本周波数ω1のパワーも小さくなるの
で、それはしきい値THよりも低くなる。しきい値TH
の調整により、その判定程度を任意に設定できる。
【0027】この判定結果に従って、基本周波数ω1の
パワーがしきい値THよりも高いときには、組織の動き
が大きく、従って残留成分も多いものとして、図8
(a)のケースでは、プロセッサ20の出力信号をフィ
ルタ21に供給するために切替器26がフィルタ21側
に接続され、逆に、基本周波数ω1のパワーがしきい値
THよりも低いときには、組織の動きが小さく、従って
残留成分は非常に少ないものとして、プロセッサ20の
出力信号をフィルタ21を迂回して出力するために切替
器26が迂回路27側に接続される。
【0028】同様に、基本周波数ω1のパワーがしきい
値THよりも高いときには、図8(b)のケースでは、
フィルタコントローラ27はフィルタ21の特性を図9
の特性に設定し、逆に、基本周波数ω1のパワーがしき
い値THよりも低いときには、フィルタコントローラ2
7はフィルタ21の特性を全帯域ほぼ通過型に設定す
る。
【0029】以上のように本実施形態によると、パルス
インバージョン法又は振幅変化法を採用することで、基
本波成分の除去及びハーモニック成分の抽出に関して高
い性能を維持し、しかも特定のフィルタ特性をもつフィ
ルタを採用することにより、組織の動き等に起因する残
留基本波成分を十分減衰させることができる。
【0030】なお、上述の説明では、受信信号プロセッ
サ20で加算処理により基本波成分をできるだけ除去
し、ハーモニック成分を抽出してから、フィルタ21を
通して残留基本波成分を減衰し、ハーモニック成分を通
過させるようにしているが、その順番は、可逆である。
つまり、受信信号の基本波成分をまずフィルタ21を通
すことで減衰し、その後に、受信信号プロセッサ20の
加算処理によりフィルタ21の残留基本波成分を除去
し、ハーモニック成分を抽出するようにしてもよい。
【0031】その他、本発明は、上述した実施形態に限
定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱し
ない範囲で種々変形して実施することが可能である。さ
らに、上記実施形態には種々の段階が含まれており、開
示される複数の構成要件における適宜な組み合わせによ
り種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示さ
れる全構成要件から幾つかの構成要件が削除されてもよ
い。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、超音波診断装置におい
て、基本波成分の除去及びハーモニック成分の抽出に関
して高い性能を維持しながら、組織の動き等に起因する
残留基本波成分の画質に対する悪影響を抑制することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る超音波診断装置の構成
を示すブロック図。
【図2】図1のハーモニックユニットの構成を示すブロ
ック図。
【図3】本実施形態において、パルスインバージョン法
に従って送信される互いに位相の反転した2種の超音波
パルスの波形例を示す図。
【図4】本実施形態において、振幅変化法に従って送信
される振幅の相違する2種の超音波パルスの波形例を示
す図。
【図5】本実施形態において、パルスインバージョン法
に対応する図2の受信信号プロセッサの構成と、振幅変
化法に対応する図2の受信信号プロセッサの構成を示す
図。
【図6】本実施形態において、図2の受信信号プロセッ
サの入力信号、その出力信号、図2のフィルタの出力信
号それぞれのスペクトルを示す図。
【図7】本実施形態において、図2のフィルタの入出力
信号それぞれのスペクトルとそのフィルタ特性を示す
図。
【図8】本実施形態において、受信信号プロセッサの変
形例を示す図。
【図9】本実施形態において、図8の比較器で受信信号
プロセッサの出力と比較されるしきい値を示す図。
【図10】従来において、パルスインバージョン法の問
題点として、組織の動きに起因する残留基本波成分を示
す図。
【符号の説明】
11…超音波プローブ、 12…装置本体、 13…モニタ、 14…ホストCPU、 15…パルサ/プリアンプユニット、 16…受信遅延回路、 17…ハーモニックユニット、 18…検波ニット、 19…表示ユニット、 20…受信信号プロセッサ、 21…フィルタ。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の超音波走査線各々に対して超音波
    を繰り返し送信する送信手段と、 前記超音波のエコーを受信し、前記複数の超音波走査線
    に対してそれぞれ複数の受信信号を得る受信手段と、 前記受信信号に含まれる基本波成分を減衰し、ハーモニ
    ック成分を抽出するために、前記超音波走査線ごとに前
    記複数の受信信号に対して加算又は減算を伴う処理を行
    う信号処理手段と、 前記基本波成分の残留成分を減衰するために、前記信号
    処理手段の出力を濾過するフィルタ手段と、 前記フィルタ手段の出力を検波する検波手段と、 前記検波手段の出力に基づいて超音波画像を表示する手
    段とを具備することを特徴とする超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 複数の超音波走査線各々に対して超音波
    を繰り返し送信する送信手段と、 前記超音波のエコーを受信し、前記複数の超音波走査線
    に対してそれぞれ複数の受信信号を得る受信手段と、 基本波成分を減衰するために、前記複数の受信信号を濾
    過するフィルタ手段と、 前記濾過された複数の受信信号に残留する基本波成分を
    減衰し、ハーモニック成分を抽出するために、前記超音
    波走査線ごとに前記濾過された複数の受信信号に対して
    加算又は減算を伴う処理を行う信号処理手段と、 前記信号処理手段の出力を検波する検波手段と、 前記検波手段の出力に基づいて超音波画像を表示する手
    段とを具備することを特徴とする超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 送信波形の非線形成分を映像化する超音
    波診断装置において、 複数の超音波走査線各々に対して超音波を繰り返し送受
    信することで得られた複数の受信信号に対して前記超音
    波走査線ごとに基本波成分を減衰するための処理を行
    い、この処理後の信号から前記基本波成分の残留成分の
    少なくとも一部をフィルタ手段で濾過し、この濾過後の
    信号に基づいて超音波画像を表示することを特徴とする
    超音波診断装置。
  4. 【請求項4】 前記超音波走査線各々に対して互いに位
    相反転した2種類の超音波をそれぞれ少なくとも1回ず
    つ送信し、それにより得られた複数の受信信号を前記基
    本波成分を減衰するために加算することを特徴とする請
    求項3記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記超音波走査線各々に対して振幅の異
    なる少なくとも2種類の超音波をそれぞれ少なくとも1
    回ずつ送信し、それにより得られた複数の受信信号を前
    記基本波成分を減衰するためにゲイン補正して減算する
    ことを特徴とする請求項3記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記フィルタ手段は前記超音波の中心周
    波数とその整数倍周波数との間にカットオフ周波数が位
    置するフィルタ特性を有することを特徴とする請求項3
    記載の超音波診断装置。
  7. 【請求項7】 前記フィルタ手段は前記処理後の信号に
    対して深さ方向に関してフィルタをかけることを特徴と
    する請求項3記載の超音波診断装置。
  8. 【請求項8】 前記基本波成分の残留成分の強度に応じ
    て、前記フィルタ手段を実質的に通過させることを特徴
    とする請求項3記載の超音波診断装置。
  9. 【請求項9】 前記基本波成分の残留成分の強度に応じ
    て、前記フィルタ手段のフィルタ特性を変えることを特
    徴とする請求項3記載の超音波診断装置。
  10. 【請求項10】 前記濾過後の信号を輝度変換して前記
    超音波画像として表示することを特徴とする請求項3記
    載の超音波診断装置。
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