JP2002165780A - X線ctシステム用配送装置及びその制御方法、並びに、x線ctシステム及び記憶媒体 - Google Patents

X線ctシステム用配送装置及びその制御方法、並びに、x線ctシステム及び記憶媒体

Info

Publication number
JP2002165780A
JP2002165780A JP2000363671A JP2000363671A JP2002165780A JP 2002165780 A JP2002165780 A JP 2002165780A JP 2000363671 A JP2000363671 A JP 2000363671A JP 2000363671 A JP2000363671 A JP 2000363671A JP 2002165780 A JP2002165780 A JP 2002165780A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
top plate
subject
ray
gantry
transport
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000363671A
Other languages
English (en)
Inventor
Yujiro Hayashi
雄二郎 林
Kyoko Nozaki
恭子 野崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Original Assignee
GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GE Medical Systems Global Technology Co LLC filed Critical GE Medical Systems Global Technology Co LLC
Priority to JP2000363671A priority Critical patent/JP2002165780A/ja
Publication of JP2002165780A publication Critical patent/JP2002165780A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置決め作業を短時間で済ませ、以って全工
程を終えるまでの時間を短縮させ、患者に与えるストレ
スを軽減することを可能にする。 【解決手段】 搬送装置200の被検体を載置する天板
201とガントリ装置のスキャン面間の距離が予め記憶
されている。そして、搬送装置の天板201の近傍に、
搬送方向に対してスライド自在なマーカ部材203を設
け、このマーカ部材を被検体のスキャンする位置にまで
移動させ、操作パネル202より移動が完了した旨を指
示する。これにより、入力されたマーカ部材の距離と、
ガントリ装置までの距離に基づいて天板201の搬送量
が算出できるので、その距離に従って天板201を搬送
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はX線照射によって被
検体のX線断層像を得るX線CTシステム及び被検体搬
送装置及びその制御方法及び記憶媒体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】X線CT(Computerized Tomography)シ
ステム及び装置は、大別すると、ドーナツ状の空洞部を
有する装置(一般に、ガントリ装置と呼ばれている)、
ガントリ装置に対して各種制御信号を与えると共に、ガ
ントリ装置より得られた信号(データ)に基づいてX線
断層像を再構成し、表示する操作コンソール、そして、
被検体(被検者)をガントリ装置の空洞部内に固定支持
するため、及び、被検体を空洞部に向けて搬送するため
の搬送装置で構成される。
【0003】ガントリ装置は、上記空洞部を挟んで設け
られたX線発生源(X線管)とこのX線発生源より照射
されたX線を検出するX線検出部とを内蔵する回転部を
備える。
【0004】実際に、スキャンする場合には、被検体を
上記の搬送装置上に横たえさせて、ガントリ装置に向け
て搬送する。そして、X線管を駆動しながらガントリ装
置の回転部(X線管とX線検出器)を回転駆動して(こ
の動作を一般にスキャンという)、異なる角度から被検
体に向けてX線を曝射し、各角度での被検体を透過した
X線を検出する。そして、その検出されたデータを操作
コンソールが受信し、算術演算によってX線断層像を再
構成する、という工程を踏むことになる。
【0005】ところで、スキャンする以前に、ガントリ
装置に対する被検体の位置合わせ(ポジショニング)を
行わなければならない。一般には、ガントリ装置に備え
られたポジショニングライトを用い、そのライトで被検
体に照射されるマークの位置に従い、搬送方向における
基準位置(原点=搬送方向におけるスキャン開始位置)
を調整したり、被検体の体軸を送装置のテーブル(一般
にクレードルと呼ばれる)の中央への位置させる作業、
そして、被検体の高さの調節作業を行う。これらの作業
は、主として、ライトによる照射される位置を確認しつ
つ、搬送装置に備えられた操作スイッチで行うことにな
る。勿論、被検体に多少ずれてもらうことも有り得る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一方、上記の位置決め
は正確であることが望まれるが、例えば被検体の体軸と
ガントリ装置の空洞部の中心軸とのずれ量が数cm程度
内であれば十分な精度のX線断層像を再構成できるのも
事実である。これは、被検体の搬送方向、及び、テーブ
ルの高さについても言えることである。すなわち、例え
ば胸部の断層像を得るためには、被検体の搬送方向にお
けるスキャン開始位置と終了位置内に患部が含まれてい
れば良いから、やはり、数cm程度のずれは許容範囲に
ある。
【0007】しかしながら、このような許容範囲にある
かどうかは、実際に位置決め用のポジショニングライト
を被検体の患部に照射しないとわからないものである。
従って、位置決め作業は依然として残り、患者(被検
体)がテーブルに横たわってから、全スキャン処理から
完了するまでの時間の相当な部分を占めることに変わり
はないし、患者に与えるストレスも軽減されるものでも
ない。
【0008】本発明はかかる問題点に鑑みなされたもの
であり、位置決め作業を短時間で済ませ、以って全工程
を終えるまでの時間を短縮させ、患者に与えるストレス
を軽減することを可能ならしめるX線CTシステム用配
送装置及びその制御方法、並びに、X線CTシステム及
び記憶媒体を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、例えば本発明のX線CTシステムにおける搬送装置
は以下の構成を備える。すなわち、載置された被検体
を、X線ガントリ装置が有する回転体の空洞部に向けて
搬送するための搬送装置であって、被検体載置用の天板
近傍に設けられ、被検体の搬送方向のスキャンの基準位
置を指示するためのスライド可能な位置合わせマーカー
部材と、該マーカー部材の位置情報を入力する入力手段
と、入力された位置情報と前記天板と前記ガントリ装置
間の距離に基づいて、前記天板の搬送量を決定し、当該
搬送量に従って前記天板を前記ガントリ装置の前記空洞
部に向けて搬送する搬送手段とを備える。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係る実施形態を詳細に説明する。
【0011】図1は、実施形態におけるX線CTシステ
ムを示す図である。
【0012】図中、100はガントリ装置であり、図示
では、その構造を分かり易くするために断面で示してい
る。200はテーブル装置であって、被検体(患者)を
直に載置する天板201をガントリ装置100へ搬送す
るためものである。300は操作コンソールであって、
ガントリ装置100及びテーブル装置200と通信する
機能、及び、ガントリ装置100から転送されてきた、
被検体の透過X線に関するデータを受信し、X線断層像
を再構成する機能を有する。
【0013】以下の説明で、被検体の搬送方向を図示の
如くz軸方向、もしくは単にz軸と言い、床に垂直な方
向をy軸方向(もしくはy軸)、図面に垂直な方向をx
軸方向と言う。
【0014】ガントリ装置100は、周知の如く、X線
の発生源であるX線管101、X線管101から発生し
たX線を検出するX線検出素子群で構成されるX線検出
部102、そして、これらX線管101及びX線検出部
102を収容し、ドーナッツ状(空洞部を有する)の回
転体103を有する。勿論、ガントリ装置として機能す
るための、その他の構成要素を備えているものである
が、それらは本願発明には直接には関係がないので、そ
の説明については省略する。
【0015】実際にスキャンが行われる場合には、テー
ブル装置200によって被検体をガントリ装置100の
空洞部に挿入し、回転体103を回転させると共にX線
管101を駆動しつつ、X線検出部102で被検体を透
過したX線を検出することになる。そして、回転体10
3の各回転角における透過X線のデータ(デジタルデー
タとなる)は操作コンソール300に転送され、操作コ
ンソール300では算術的にX線断層像を再構成するこ
とになる。
【0016】なお、ガントリ装置100の回転体103
の回転によって、X線管101及びX線検出部102を
結ぶ直線が描くx−y平面は、スキャン面と呼ばれる。
本実施形態でも、これ以降はこの表現を用いて説明す
る。
【0017】さて、通常のスキャンを行う場合、先に説
明したように、位置合わせ作業を行う。この位置合わせ
を簡単に説明すると、次の通りである。
【0018】被検体をテーブル装置200の天板201
に横たえさせた後、操作パネル202を操作して天板2
01のz軸方向への移動を行い、被検体をガントリ装置
100の空洞部にまで搬送する。そして、ガントリ装置
100に備えられたポジショニングライトを点灯し、被
検体の真上から照射する。そして被検体へ照射されたラ
イトの位置が、被検体のZ軸方向のスキャンする範囲の
中心位置に合わせるべく、操作パネル202を操作して
微調整する。なお、この微調整操作にかかる操作ボタン
やスイッチはガントリ装置100に設けてもよいが、実
施形態で記載の如くテーブル装置200に設ける方が操
作上の利便性からも有利である。
【0019】テーブルの高さの調節もこのときに行う。
テーブルの高さの調節は、やはり、被検体の真横から照
射するポジショニングライトの位置を見ながら、操作パ
ネル202を操作することでテーブル装置200の昇降
(図示の矢印C)を調節することになる。こうして、被
検体の位置決めがなされると、操作パネル202に設け
られた位置決めスイッチを操作することで、その位置を
原点として決定し、その旨が操作コンソール300へも
通知される。
【0020】なお、被検体のx軸方向(図1の図面に垂
直な方向)のずれの調整であるが、テーブル装置200
にx軸方向の調整機能を有しているいる場合にはそれを
用いるし、それがない場合には被検体に多少ずれてもら
う等で対処する。しかしながら、一般に、天板201の
上面は、z軸方向から見たときに凹形を成しており、必
然的に、被検体がその中央に位置するようになっている
ので、テーブル装置200とガントリ装置100との位
置合わせが正確であれば、その作業そのものはほとんど
しないで済むことが多い。
【0021】さて、医師もしくは技師は、上記の位置決
め作業を行うと、通常は別室に設けられた操作コンソー
ル300を操作することになる。まず、決定された原点
に対して、例えば±15cmの範囲をスキャンする等の
スキャン計画を立てた後(勿論、何枚のスライスを得る
か等の作業もここで行う)、テーブル装置200に対し
て、先に決定された基準位置からスキャン範囲の端部ま
で移動する(上記の例では、15cmだけ+z、もしく
は−z方向に移動する)。そして、ガントリ装置100
に対してスキャン開始の指示を行うと共に、テーブル装
置200に対しても移動の制御を行う。ガントリ装置1
00からは、スキャンして得られたデータが順次転送さ
れてくるので、操作コンソール300は、この受信した
データに基づいてX線断層像を再構成、そして表示もし
くは印刷等の処理を行う。
【0022】本実施形態では、多少の誤差の発生の可能
性があるものの、その誤差を許容範囲内に納めつつ、上
記のような繁雑なポジショニング作業を簡略化させるこ
とを可能にする。
【0023】ここで、テーブル装置200とガントリ装
置とが直線上に並ぶ様に予め設置されているものとす
る。そして、初期状態におけるテーブル装置200の天
板端部と、ガントリ装置100のスキャン面間の距離で
あるLが既知であり、同様に、回転体103の回転軸B
の高さと、テーブル装置200の天板201の中央(凹
部の中央)の高さの差Hも既知であるものとする。つま
り、これらL、Hは予め操作コンソール300に入力さ
れて、登録されているものとする。
【0024】この結果、初期状態にあるテーブル装置2
00に被検体が横になり、例えば肺をスキャンすること
を目的とする場合、天板201の先端からその被検体の
肺の中央までの距離L0、そして、その位置における被
検体の厚みの半分の高さH0を何らの手段で測定できさ
えすれば、そこから導き出せる値だけを用いて被検体を
スキャン開始位置まで搬送することができる。
【0025】上記L0,H0が測定でき、そして、スキャ
ンするz軸方向のスキャン範囲がL0の前後Xcmとし
て決定されたとする。
【0026】この結果、テーブル装置200は、H−H
0だけ高さを増すことで、ガントリ装置100の回転体
103の回転中心Bと、被検体の断面の高さ方向の中央
を一致させることができる。また、テーブル装置200
の天板201を、L+L0−Xだけ、ガントリ装置10
0側に搬送することで、被検体におけるZ軸方向のスキ
ャン開始位置を、ガントリ装置100のスキャン面に一
致させることができることになる。
【0027】これを実現するため、実施形態におけるテ
ーブル装置200の構造は図2に示すようにした。以
下、同図に従って説明する。
【0028】図示において、203はマーカ部材であっ
て、図示に示すごとく案内溝204に収容され、Z軸と
平行な矢印Dに沿ってスライド自在に取りつけられてい
る。203aは、スライドする際の取っ手であり、20
3bはスキャンする際の被検体の位置決めする位置を分
かり易くするための突出形状をなした指標部である。2
05はマーカ部材203に収納され、y軸と平行な図示
の矢印Eに沿って抜き差し可能な引き出し部材である。
【0029】上記構成において、被検体を天板201上
に横たせマーカ部材203を案内溝204に沿って移動
し、被検体の患部のZ軸方向におけるスキャン範囲にお
ける中央位置まで移動する。そして、引き出し部材20
5を、その上端が被検体の厚みの中央位置となるまで引
き出す。この結果、先に説明したL0、H0が決定される
ことになる。このとき、指標部203b及び引き出し部
材205先端にリーザーマーカーを配すると更に位置が
分かり易くなる。
【0030】このL0は、案内溝204の縁に沿って設
けられた目盛りを設け、医師若しくは技師が指標部20
3bで示される位置を読み、操作パネル202で入力す
る。また、H0についても、引き出し部材205の表面
に目盛りを設けることで、その引き出し口の目盛りを読
み同様に入力し、その結果を操作コンソール300に通
知すれば良い。
【0031】但し、この入力を自動化させた方が操作上
便利であるので、以下ではその説明を行う。
【0032】まず、引き出し部材205の引き出し量で
あるが、これは図4に示すごとく、巻き尺形態にし、回
転軸205aの回転角を検出する回転角センサ205c
を設けることで対処した。実際に引き出される量は、被
検体の体格に依存するものの、その差はせいぜい数十c
m程度であるので、回転角のみで十分である。また、よ
り正確に検出するには、巻き数(回転角)によって円周
が異なることを加味して補正するようにしても構わな
い。この場合は回転角と延出量の対応関係を示すテーブ
ルを設ければ対処できる。
【0033】一方、マーカ部材203のz軸(図2の矢
印)の位置検出は、例えば、図5に示すようなものとし
た。すなわち、案内溝204の内側に沿って均一な抵抗
盤205dを配置し、一方端を接地し、他端に電圧Vを
印加する。そして、マーカ部材203の一部がこの抵抗
盤に電気的に接触するようにする。接触位置における電
圧は、その位置に対応する分圧となるので、その電位を
検出することでマーカ部材203の位置を検出すること
ができる。この検出電位はA/Dコンバータでデジタル
データに変換すればよい。
【0034】上記例はその一例であって、他の如何なる
手法を用いても構わない。例えば、マーカ部材203の
z軸の位置の検出に、プリンタ等で採用されているリニ
アエンコーダ、ロータリーエンコーダ等を採用しても構
わない。また、マーカ部材203を手動で移動させる代
わりに、操作パネル202にその移動を行わせるボタン
を設け、そのボタンの操作でもって移動させるようにし
ても構わない。
【0035】上記構成におけるテーブル装置200の構
造は、例えば図3に示す構成を備える。
【0036】図中、210はテーブル装置200全体の
制御を司るCPUであり、内部には後述する図5のフロ
ーチャートに係るプログラムの他、操作コンソール30
0aらの指示に従って動作するプログラムを記憶してい
るROMと、ワークエリアとして使用されるRAMが設
けられてている。211は操作コンソール300と通信
するためのインタフェースである。マーカ部材203
は、上記説明の図4に示す様なY軸(図1参照)方向の
引き出し部材205の引き出し量を検出するY軸センサ
212、及び、図5に示す様なマーカ部材203のZ軸
(図1参照)方向の位置を検出するZ軸センサ213を
備える。214は天板201のZ軸方向への移動を行う
天板移動モータ、215はテーブル装置200の高さを
調節する(図1の矢印Bの移動)ための昇降移動モータ
である。216及び217は、モータ214、215を
それぞれCPU210の制御の下で駆動するドライバで
ある。なお、これらモータ214、215及びそれによ
って移動するための構造そのものは公知のものであるの
で、その詳述は省略する。むしろ重要な点は、マーカ部
材203の操作結果に反映されて、これらのモータが制
御される点である。
【0037】以下、実施形態におけるポジショニング時
のテーブル装置200のCPU210の動作手順を図5
のフローチャートに従って説明する。
【0038】まず、ステップS1でテーブル装置100
を初期の状態(被検体が横になりやすくするためにテー
ブル装置の天板201までの高さを最低の状態にし、且
つ、天板201をテーブル装置に最も引き込んだ状態)
にする。次いで、被検体が天板201上に横たわったこ
とを確かめて、技師又は医師(以下、単に操作者)はマ
ーカ部材203を移動させ、スキャンする範囲の中心ま
で移動させると共に、その位置において引き出し部材2
05の上端を被検体の厚みの中央位置まで引き出す作業
を行う。この作業が行うと、操作パネル202上のZ軸
及びY軸における位置決めを決定するためのそれぞれの
スイッチ(不図示)がON(押下)されるので、ステッ
プS2、S4でその検出を行う。そして、各スイッチが
ONされると、ステップS3、ステップS5でそれぞれ
のセンサ212、213から得られたデータに基づい
て、その被検体の初期状態にあるテーブル装置200に
対するY軸、及びZ軸方向への変位L0、H0として決定
する。
【0039】こうして、2つの変位が確定されたとステ
ップS6で判定されると、ステップS3及びS5で確定
した情報L0,H0を、インタフェース211を介して操
作コンソール300に通知し、実施形態における操作者
によるスキャン前段階のポジショニング作業は終了す
る。
【0040】操作者は、次いで、別室に設けられた操作
コンソール300を操作する。この操作コンソール30
0における動作処理手順は、概ね図7のフローチャート
の通りである。
【0041】まず、ステップS11で、被検体のスキャ
ンスケジュールの設定を行う。このとき、テーブル装置
200で行ったマーカ部材203のZ軸方向の位置決め
で決めた箇所の前後何センチをスキャンするかも設定す
る。この作業を行うと、次いでステップS12に進み、
既にテーブル装置200から通知されている変位量L
0、H0を入力する。
【0042】そして、ステップS13では、入力した変
位量H0に基づいて、テーブル装置200をどの程度高
くするかを算出する。具体的には、図1に示す如く、ガ
ントリ装置100の回転体103の回転中心の高さと、
初期状態にある手−−ブル装置の天板201の中央の高
さの差Hは既知であるから、上昇する量はH−H0とな
る。すなわち、この量だけテーブル装置200を上昇す
れば、被検体の断面中央が回転体103の回転軸と同じ
高さにさせることができる。
【0043】次いで、ステップS14では天板の搬送量
を算出する。初期状態にあるときの天板201の先端と
ガントリ装置100のスキャン面との距離Lは既知であ
り、尚且つ、スキャンする範囲としてマーカ部材203
で指摘した位置に対して前後Xcmをスキャンするので
あれば、搬送量は、L+L0−Xだけ搬送させると、搬
送時間を最短にできる(L+L0+Xでも良いが、この
場合はスキャン面を通過する分だけ搬送時間が増え
る)。
【0044】こうして、上昇量と搬送量が算出される
と、ステップS15に進み、算出した結果をパラメータ
とする制御コマンドをテーブル装置200に出力する。
【0045】因に、テーブル装置200のCPU210
は、受信した制御コマンドが何なのかの判断を行い、そ
れが高さを調節するための指示であると判断した場合に
は、それに付随するパラメータに従って昇降移動モータ
215のドライバ217を駆動する。また、天板201
の搬送指示コマンドであると判断した場合には、その搬
送指示コマンドに付随するパラメータに従って天板移動
モータ214を駆動するべく、ドライバ216を駆動す
る。なお、テーブルの高さ及び天板の搬送量の検出それ
自信は公知であるので、ここでもそれに従ってドライバ
216、217を制御するものとする。
【0046】この後、ステップS16でスキャン開始指
示を行い、公知の手順に従ってテーブル装置200の搬
送とガントリ装置100の駆動制御指示を出力しつつ、
ガントリ装置100から転送されてくるデータに基づく
X線断層像の再構成処理及び出力(表示、もしくはプリ
ント)を行うことになる。
【0047】以上説明したように本発明によれば、従前
は、ガントリ装置100の回転体103の空洞部まで被
検体を搬送し、ポジショニングライトを点灯させ、操作
パネル202を操作してポジショニングを行っていたの
に対し、上記本実施形態のようにすることで、操作者
は、単純に被検体をテーブル装置200の天板に横たえ
させた段階、すなわち、ガントリ装置100への搬送す
る以前の段階で、ポジショニング作業が完了することに
なり、しかも、その作業は極めて簡単且つ単純なもので
あるので、それに要する時間もごく短時間で済むことに
なる。被検体(患者)にとっても、全体の診療にかかる
時間が短縮されるので、受ける負担も小さなものとな
る。一方、医療機関側にとっても、一人の患者にかける
時間が短くすることができるので、限られた時間内で、
より多くの診療を行うことができるようになり、集団検
診に特に都合が良い。
【0048】また、実施形態では、マーカ部材203内
に引き出し部材205を収容するものとして説明した
が、引き出し部材205とマーカ部材203とは別体で
あっても構わない。例えば、引き出し部材をz軸に沿っ
て多数設け、マーカ部材203の近傍の1つを引き出し
て厚みを設定する等でも対処できる。ただし、作業の効
率上、これらは上記のように一体になっていた方が望ま
しい。
【0049】なお、上記実施形態では、ポジショニング
作業を、テーブル装置200を初期位置にした後に行う
ものとして説明した。しかしながら、必ずしも初期状態
から開始する必要はない。すなわち、被検体が天板20
1に横たわる時点で、テーブル装置200が初期状態に
対してどの程度の高さになっているのか、及び、天板2
01がどの程度搬送されているのかが検出できれば、そ
の状態でポジショニング作業を行ったとしても、逆算で
きるからである。
【0050】また、実施形態では、被検体がテーブル装
置200の天板201に横になった際の、X軸方向(図
1又は図2参照)のずれについては特に考慮しなかっ
た。これは、もともと天板201が図2に示す如く、そ
の上面が湾曲していて、必然的に被検体の単軸が天板の
中心線にほぼ一致するからである。厳密な意味で一致す
るとは限らないが、数cm程度のずれは許容範囲内であ
り、仮にそれを越える場合であれば操作者に目視できる
ものであり、多少だけ被検体にずれてもらえば済むもの
である。ただし、被検体が自力でずれることができない
場合等も考えられるので、望ましくはX軸方向について
もマーカ部材203と同様の構成があった方が望まし
い。このためには、例えばテーブル装置200の先端
の、天板201の端面の下側に、X軸に移動可能なマー
カ部材を設ければ良いし、テーブル装置200に、X軸
方向の微調整するためのモータ及びそのドライバを設け
るようにすれば良いであろう。
【0051】また、実施形態では、ポジショニング作業
で、被検体のスキャン部位のZ軸の位置と厚みに関する
データを入力したが、このうちで支配的なものはZ軸方
向の位置合わせである。被検体の厚みについては、場合
によっては、幾つかの体格別の複数のボタンを設け、そ
の中の1つを選択することで行うようにしても、X線断
層像を再構成する際の致命的な問題にはならないからで
ある。
【0052】更に、上記実施形態の動作の一部は操作コ
ンソール300側で処理した。操作コンソール300は
ハードウェア的にはワークステーションであり、ソフト
ウェア的にもOSを搭載し、それ上で動作するアプリケ
ーションで構成される。従って、本願発明は、装置に外
部よりプログラムを供給する形態でも実現できるもので
もある。ソフトウェアの供給する媒体としては、フロッ
ピー(登録商標)ディスクやCDROM、その他の記憶
媒体は勿論、ネットワークもしくは回線を媒体として供
給することもできるものであるから、それらの媒体も本
願発明を構成する要素となる。
【0053】また、実施形態では、テーブル装置200
側でポジショニングを行ったのち、操作コンソール側で
スキャンスケジュールを設定するものとして説明した
が、この順序が逆でも良い。この場合、スキャン開始位
置までの搬送は、テーブル装置200側でも可能とな
る。すなわち、スキャンスケジュールで決定したデータ
中の、スキャン範囲である上記Xcmを操作コンソール
300からテーブル装置200に送信してもらえば、テ
ーブル装置200側で天板201の搬送量が算出できる
からである。
【0054】また、実施形態では、マーカ部材203に
よって指示する位置は、Z軸方向のスキャン範囲の中央
位置として説明したが、文字通りスキャンする範囲の両
端(2箇所)を指定するようにしても構わない。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、位
置決め作業を短時間で済ませ、以って全工程を終えるま
での時間を短縮させ、患者に与えるストレスを軽減する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態におけるX線CT装置におけるシステ
ム構成図である。
【図2】実施形態におけるテーブル装置の主要構成を示
す図である。
【図3】実施形態におけるテーブル装置のブロック構成
図である。
【図4】実施形態におけるマーカ部材の引き出し部の構
造の一例を示す図である。
【図5】実施形態のマーカ部材のZ軸の位置検出の原理
を説明するための図である。
【図6】実施形態におけるテーブル装置の動作処理手順
を示すフローチャートである。
【図7】実施形態における操作コンソールの動作処理手
順を示すフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 雄二郎 東京都日野市旭が丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 (72)発明者 野崎 恭子 東京都日野市旭が丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 Fターム(参考) 4C093 AA22 CA16 CA18 ED04 ED30 EE02 FA03 FA36

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 載置された被検体を、X線ガントリ装置
    が有する回転体の空洞部に向けて搬送するための搬送装
    置であって、 被検体載置用の天板近傍に設けられ、被検体の搬送方向
    のスキャンの基準位置を指示するためのスライド可能な
    位置合わせマーカー部材と、 該マーカー部材の位置情報を入力する入力手段と、 入力された位置情報と前記天板と前記ガントリ装置間の
    距離に基づいて、前記天板の搬送量を決定し、当該搬送
    量に従って前記天板を前記ガントリ装置の前記空洞部に
    向けて搬送する搬送手段とを備えることを特徴とするX
    線CTシステム用搬送装置。
  2. 【請求項2】 更に、 天板近傍に設けられ、垂直方向に引き出し可能な引き出
    し部材と、 当該部材の引き出し量を入力する第2の入力手段と、 該第2の入力手段で入力された延出量と前記ガントリ装
    置の回転体の回転中心の高さに基づいて、前記天板の高
    さを調節する調節手段とを備えることを特徴とする請求
    項第1項に記載のX線CTシステム用搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記引き出し部材は前記マーカ部材と一
    体になっていることを特徴とする請求項第2項に記載の
    X線CTシステム用搬送装置。
  4. 【請求項4】 載置された被検体を、X線ガントリ装置
    が有する回転体の空洞部に向けて搬送するための搬送装
    置の制御方法であって、 被検体載置用の天板近傍に設けられ、被検体の搬送方向
    のスキャンの基準位置を指示するためのスライド可能な
    位置合わせマーカー部材の位置情報を入力する入力工程
    と、 入力された位置情報と、前記天板と前記ガントリ装置間
    の距離に基づいて、前記天板の搬送量を決定し、当該搬
    送量に従って前記天板を前記ガントリ装置の前記空洞部
    に向けて搬送する搬送工程とを備えることを特徴とする
    X線CTシステム用搬送装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 X線管と当該X線管より照射したX線を
    検出するX線検出部で構成され、被検体を通過する空洞
    部を有する回転体を有するガントリ装置と、 天板に載置された被検体を、前記X線ガントリ装置の前
    記空洞部に向けて搬送するための搬送装置と、 前記ガントリ装置及び前記搬送装置に指示すると共に、
    前記ガントリ装置より得られたデータを受信してX線断
    層像を再構成する操作コンソールで構成されるX線CT
    システムであって、 前記搬送装置は、 被検体載置用の天板近傍に設けられ、被検体の搬送方向
    のスキャンの基準位置を指示するためのスライド可能な
    位置合わせマーカー部材と、 該マーカー部材の位置情報を入力する入力手段を備え、 更に、前記システムは、 前記入力手段で入力された位置情報と、前記天板と前記
    ガントリ装置間の距離に基づいて、前記天板の搬送量を
    算出する算出手段と、 該算出手段で算出した搬送量に従って前記搬送装置の前
    記天板を前記ガントリ装置の前記空洞部に向けて搬送す
    るよう指示する搬送制御手段とを備えることを特徴とす
    るX線CTシステム。
  6. 【請求項6】 前記算出手段及び前記搬送制御手段は、
    前記操作コンソールが有することを特徴とする請求項第
    5項に記載のX線CTシステム。
  7. 【請求項7】 X線管と当該X線管より照射したX線を
    検出するX線検出部で構成され、被検体を通過する空洞
    部を有する回転体を有するガントリ装置と、 被検体載置用の天板近傍に設けられ、被検体の搬送方向
    のスキャンの基準位置を指示するためのスライド可能な
    位置合わせマーカー部材と、該マーカー部材の位置情報
    を入力する入力手段とを有し、前記天板に載置された被
    検体を、前記ガントリ装置の前記空洞部に向けて搬送す
    るための搬送装置と、 前記ガントリ装置及び前記搬送装置に指示すると共に、
    前記ガントリ装置より得られたデータを受信してX線断
    層像を再構成する操作コンソールで構成されるX線CT
    システムにおける操作コンソールであって、 前記入力手段で入力された位置情報と、前記天板と前記
    ガントリ装置間の距離に基づいて、前記天板の搬送量を
    算出する算出手段と、 該算出手段で算出した搬送量に従って前記搬送装置の前
    記天板を前記ガントリ装置の前記空洞部に向けて搬送す
    るよう指示する搬送制御手段とを備えることを特徴とす
    るX線CTシステムにおける操作コンソール。
  8. 【請求項8】 X線管と当該X線管より照射したX線を
    検出するX線検出部で構成され、被検体を通過する空洞
    部を有する回転体を有するガントリ装置と、 被検体載置用の天板近傍に設けられ、被検体の搬送方向
    のスキャンの基準位置を指示するためのスライド可能な
    位置合わせマーカー部材と、該マーカー部材の位置情報
    を入力する入力手段とを有し、前記天板に載置された被
    検体を、前記ガントリ装置の前記空洞部に向けて搬送す
    るための搬送装置と、 前記ガントリ装置及び前記搬送装置に指示すると共に、
    前記ガントリ装置より得られたデータを受信してX線断
    層像を再構成する操作コンソールで構成されるX線CT
    システムにおける前記操作コンソールの制御方法であっ
    て、 前記入力手段で入力された位置情報と、前記天板と前記
    ガントリ装置間の距離に基づいて、前記天板の搬送量を
    算出する算出工程と、 該算出工程で算出した搬送量に従って前記搬送装置の前
    記天板を前記ガントリ装置の前記空洞部に向けて搬送す
    るよう指示する搬送制御工程とを備えることを特徴とす
    るX線CTシステムにおける操作コンソールの制御方
    法。
  9. 【請求項9】 X線管と当該X線管より照射したX線を
    検出するX線検出部で構成され、被検体を通過する空洞
    部を有する回転体を有するガントリ装置と、 被検体載置用の天板近傍に設けられ、被検体の搬送方向
    のスキャンの基準位置を指示するためのスライド可能な
    位置合わせマーカー部材と、該マーカー部材の位置情報
    を入力する入力手段とを有し、前記天板に載置された被
    検体を、前記ガントリ装置の前記空洞部に向けて搬送す
    るための搬送装置と、 前記ガントリ装置及び前記搬送装置に指示すると共に、
    前記ガントリ装置より得られたデータを受信してX線断
    層像を再構成する操作コンソールで構成されるX線CT
    システムにおける前記操作コンソール用プログラムコー
    ドを格納する記憶媒体であって、 前記入力手段で入力された位置情報と、前記天板と前記
    ガントリ装置間の距離に基づいて、前記天板の搬送量を
    算出する算出工程のプログラムコードと、 該算出工程で算出した搬送量に従って前記搬送装置の前
    記天板を前記ガントリ装置の前記空洞部に向けて搬送す
    るよう指示する搬送制御工程のプログラムコードとを格
    納することを特徴とする記憶媒体。
JP2000363671A 2000-11-29 2000-11-29 X線ctシステム用配送装置及びその制御方法、並びに、x線ctシステム及び記憶媒体 Pending JP2002165780A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000363671A JP2002165780A (ja) 2000-11-29 2000-11-29 X線ctシステム用配送装置及びその制御方法、並びに、x線ctシステム及び記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000363671A JP2002165780A (ja) 2000-11-29 2000-11-29 X線ctシステム用配送装置及びその制御方法、並びに、x線ctシステム及び記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002165780A true JP2002165780A (ja) 2002-06-11

Family

ID=18834743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000363671A Pending JP2002165780A (ja) 2000-11-29 2000-11-29 X線ctシステム用配送装置及びその制御方法、並びに、x線ctシステム及び記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002165780A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005257414A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Kobe Steel Ltd 光熱変換測定装置,その方法,及びセル
JP2006061464A (ja) * 2004-08-27 2006-03-09 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 被検体移動装置および撮影装置
JP2009050645A (ja) * 2007-08-29 2009-03-12 Toshiba Corp 画像診断システム及び画像診断方法
JP2014104354A (ja) * 2012-11-27 2014-06-09 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc マーカによってctスキャンをナビゲートするための方法および装置
CN112155583A (zh) * 2020-09-29 2021-01-01 东软医疗系统股份有限公司 辅助调节单元、定位装置、医疗影像设备及校准方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005257414A (ja) * 2004-03-10 2005-09-22 Kobe Steel Ltd 光熱変換測定装置,その方法,及びセル
JP2006061464A (ja) * 2004-08-27 2006-03-09 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 被検体移動装置および撮影装置
JP4549780B2 (ja) * 2004-08-27 2010-09-22 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー 被検体移動装置および撮影装置
US7831291B2 (en) 2004-08-27 2010-11-09 Ge Medical Systems Global Technology Company, Llc Subject moving apparatus and imaging apparatus
JP2009050645A (ja) * 2007-08-29 2009-03-12 Toshiba Corp 画像診断システム及び画像診断方法
JP2014104354A (ja) * 2012-11-27 2014-06-09 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc マーカによってctスキャンをナビゲートするための方法および装置
CN112155583A (zh) * 2020-09-29 2021-01-01 东软医疗系统股份有限公司 辅助调节单元、定位装置、医疗影像设备及校准方法
CN112155583B (zh) * 2020-09-29 2023-05-02 东软医疗系统股份有限公司 辅助调节单元、定位装置、医疗影像设备及校准方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7170967B2 (en) Method and device for positioning a patient in a medical diagnosis device or therapy device
US6460206B1 (en) Medical diagnostic imaging apparatus
US20100080349A1 (en) Modular System for Diagnosis and Surgical Operation on a Breast
US20050256390A1 (en) Imaging medical examination apparatus with automated patient positioning
EP2085032A1 (en) General imaging system
US6942385B2 (en) Method and device for positioning a slice level of an x-ray exposure
KR20100011301A (ko) 치과용 엑스선촬영장치의 검진자 두부 정렬시스템 및정렬시스템의 제어방법
JP5624291B2 (ja) X線撮影システム及び被検体支持装置
JP2002165780A (ja) X線ctシステム用配送装置及びその制御方法、並びに、x線ctシステム及び記憶媒体
CN104739434A (zh) 带有手术定位和线性导航功能的c形臂x光机
US7186024B2 (en) Table control method, patient supporting device, and X-ray imaging apparatus
CN110742610B (zh) 检测设备、用于检测扫描床运动的方法及磁共振成像系统
JP2002177261A (ja) X線ctシステムおよびその操作コンソールおよび制御方法ならびに記憶媒体
JPH09276264A (ja) X線診断システムおよび撮影位置決め方法、並びにx線ctスキャナ
JP2002263100A (ja) スキャン範囲設定装置およびx線ctシステムおよびその制御方法
US20100056903A1 (en) Method of position landmarking using a touch sensitive array
JP2004208953A (ja) 搬送装置、x線ctシステム及びスキャン範囲設定装置並びにスキャン範囲設定方法
JP3911448B2 (ja) X線ct装置、ガントリ装置、操作コンソール、及びその制御方法
JP2002360558A (ja) X線ctシステムおよびその制御方法
JP2002159485A (ja) 医用診断装置の寝台制御装置
JP2009153579A (ja) X線ct装置および医用撮像システム
JP2002126106A (ja) 放射線治療用装置
JP4763183B2 (ja) アンギオctシステム及びその制御方法
US20240016457A1 (en) Method and apparatus for automatically aligning a scanner with an object to be scanned
CN219846602U (zh) 医学成像装置的影像跟随提示系统和医学成像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20070702

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090824

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100201