JP2002165091A - 画像処理装置及び方法 - Google Patents

画像処理装置及び方法

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JP2002165091A
JP2002165091A JP2000362579A JP2000362579A JP2002165091A JP 2002165091 A JP2002165091 A JP 2002165091A JP 2000362579 A JP2000362579 A JP 2000362579A JP 2000362579 A JP2000362579 A JP 2000362579A JP 2002165091 A JP2002165091 A JP 2002165091A
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Japan
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representative
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JP2000362579A
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English (en)
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Hideya Tanaka
秀哉 田中
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録内容をより明確に識別できるサムネイル
画像を形成する。 【解決手段】 代表領域選定装置12は、映像入力装置
10により入力する画像に所定の画像形状パターンを適
用して画像認識し、1画面を区分する複数の領域のどこ
が主代表領域かを決定する。代表率評価装置14は、装
置12により選択された主代表領域とその他の領域間で
代表評価値を修整する。縮小装置16は、装置14から
の代表評価値に従い、1画面の各部分の縮小率を決定
し、サムネイル画像サイズになるように各部分を縮小す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置及び
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の画像を縮小してインデック
ス画像として表示する、いわゆるサムネイル表示を可能
とする画像処理装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】サムネイル表示を可能
とする従来の画像処理装置は、オリジナル画像の全領域
を同一条件下で縮小して(間引いて)、サムネイル画像
を形成する。従って、画像によっては、縮小されること
により画像の相違が認識しづらくなってしまう場合があ
る。
【0004】また、近年、撮像素子の画素数が増加し、
それに伴い撮影画面サイズも大型化してきている。その
結果、サムネイルを形成するためのデータ間引き量が相
対的に増加し、サムネイル画像で記録内容を識別するの
が困難になってきている。
【0005】オリジナル画像の一部領域を切り出してか
ら縮小してサムネイル画像を形成する従来例もある。し
かし、この場合、ズーム撮影との相違が認識しづらくな
ってしまい、やはりサムネイル画像で記録内容を把握す
るのが困難である。
【0006】本発明は、記録内容をより明確に識別でき
るサムネイル画像を形成する画像処理装置及び方法を提
示することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像処理装
置は、第1の画像データから第1の画像データより小さ
なサイズの第2の画像データを作成する画像処理装置で
あって、当該第1の画像から代表部分を検出する代表部
分検出手段と、当該代表部分検出手段の検出結果に従
い、当該第1の画像を区分する複数の領域のそれぞれに
ついて表示評価値を決定する評価値決定手段と、当該評
価値決定手段により決定される当該表示評価値に従い当
該第1の画像の当該複数の領域の各部分を縮小し、当該
第2の画像データを生成する縮小手段とを具備すること
を特徴とする。
【0008】本発明に係る画像処理方法は、第1の画像
データから第1の画像データより小さなサイズの第2の
画像データを作成する画像処理方法であって、当該第1
の画像から代表部分を検出する代表部分検出ステップ
と、当該代表部分検出ステップの検出結果に従い、当該
第1の画像を区分する複数の領域のそれぞれについて表
示評価値を決定する評価値決定ステップと、当該評価値
決定ステップにより決定される当該表示評価値に従い当
該第1の画像の当該複数の領域の各部分を縮小し、当該
第2の画像データを生成する縮小ステップとを具備する
ことを特徴とする。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0010】(第1実施例)図1は、本発明の一実施例
の概略構成ブロック図を示す。10はビデオカメラなど
の映像入力装置、12は代表領域選定装置、14は代表
率評価装置、16は縮小装置、18は表示装置、20は
記録装置である。
【0011】図2は、代表領域選定装置12の動作フロ
ーチャートを示す。図3及び図4は入力画像例を示す。
図2、図3及び図4を参照して、代表領域選定装置12
の動作を説明する。代表領域選定装置12は、映像入力
装置10から出力される画像データを用いてサムネイル
画像を示す画像データを生成する。また、映像入力装置
10からの入力画像データが動画像データである場合、
代表領域選定装置12はこの動画像データ中の1フレー
ムを抽出する。この抽出された1フレームの画像データ
が縮小され、サムネイル画像として用いられる。
【0012】入力画像を予め用意された画像形状パター
ンと比較することで、画像認識する(S1)。特定の形
状パターンがどの程度出現しているかを重みとして算出
する(S2)。重みは、パターンサイズと出現回数で決
定される。例えば、同じパターンが多数集中している
か、又は、特定のパターンだけ大きい場合は、重みを大
きくする。
【0013】重みピークが画面上のどの部分に存在する
かを調べ(S3,S5,S7,S9)、重みピークの存
在する領域を主代表領域として抽出し(S4,S6,S
8,S10)、重みピークが実質的に存在しない場合
(S9)、画像全体を主代表領域として抽出する(S1
1)。即ち、重みピークが入力画像の画面の右上半分、
右下半分、左上半分及び左下半分に存在する場合には
(S3,S5,S7,S9)、それぞれ、入力画像の画
面の右上半分、右下半分、左上半分及び左下半分を主代
表領域として抽出し(S4,S6,S8,S10)、何
れでにも重みピークが存在しない場合には(S9)、全
体を主代表領域として抽出する(S11)。
【0014】図3に示す画像のように、重みピークが左
下半分に存在する場合、左下領域を主代表領域とする。
図4に示す画像のように右下半分に重みピークが存在す
る場合、右下領域を主代表領域とする。
【0015】代表領域選定装置12は、選定された主代
表領域に大きな値の代表評価値を設定し、主代表領域以
外の領域には、小さな代表評価値を設定する。画面全体
を主代表領域とする場合には、各分割画面に等しい代表
評価値を設定する。
【0016】図2〜図4では、画面を4分割して代表領
域を抽出している。分割数は、重み検出範囲及び代表領
域サイズを決定する。画面の分割数、即ち、重み検出範
囲及び代表領域サイズは、図2〜図4に示す例に限定さ
れない。
【0017】図5及び図6は代表率評価装置14の動作
フローチャートを示す。代表領域選定装置12で選定さ
れた主代表領域が画面左下半分である場合(S21)、
次のように代表評価値を修整する。即ち、画面左上半分
にパターン重み成分が存在するときには左上の代表評価
値を上げ(S22,S23)、画面右下半分にパターン
重み成分が存在するときには右下の代表評価値を上げ
(S24,S25)、画面右上半分にパターン重み成分
が存在するときには右上の代表評価値を上げる(S2
6,S27)。そして、左上の代表評価値、右下の代表
評価値及び/又は右上の代表評価値の修整(S23,S
25,S27)に応じて、相対的に左下の主代表評価値
を修整する(S28)。例えば、右下の代表評価値及び
/又は右上の代表評価値を上げている場合には、その増
加分だけ、左下の主代表評価値を下げる。このような修
整後であっても、主代表評価値が他の代表評価値以上で
あるように、修整値が設定されている。
【0018】主代表領域が画面左上半分である場合(S
29)、次のように代表評価値を修整する。即ち、画面
左下半分にパターン重み成分が存在するときには左下の
代表評価値を上げ(S30,S31)、画面右下半分に
パターン重み成分が存在するときには右下の代表評価値
を上げ(S32,S33)、画面右上半分にパターン重
み成分が存在するときには右上の代表評価値を上げる
(S34,S35)。そして、左下の代表評価値、右下
の代表評価値及び/又は右上の代表評価値の修整(S3
1,S33,S35)に応じて、相対的に左上の主代表
評価値を修整する(S36)。
【0019】主代表領域が画面右上半分である場合(S
37)、次のように代表評価値を修整する。即ち、画面
右下半分にパターン重み成分が存在するときには右下の
代表評価値を上げ(S38,S39)、画面左下半分に
パターン重み成分が存在するときには左下の代表評価値
を上げ(S40,S41)、画面左上半分にパターン重
み成分が存在するときには左上の代表評価値を上げる
(S42,S43)。そして、右下の代表評価値、左下
の代表評価値及び/又は左上の代表評価値の修整(S3
9,S41,S43)に応じて、相対的に左上の主代表
評価値を修整する(S44)。
【0020】主代表領域が画面右下半分である場合(S
45)、次のように代表評価値を修整する。即ち、画面
右上半分にパターン重み成分が存在するときには右上の
代表評価値を上げ(S46,S47)、画面左下半分に
パターン重み成分が存在するときには左下の代表評価値
を上げ(S48,S49)、画面左上半分にパターン重
み成分が存在するときには左上の代表評価値を上げる
(S50,S51)。そして、右上の代表評価値、左下
の代表評価値及び/又は左上の代表評価値の修整(S4
7,S49,S51)に応じて、相対的に右下の主代表
評価値を修整する(S52)。
【0021】主代表領域が画面右下半分でもない場合
(S45)、即ち、全ての部分が主代表領域になってい
る場合、又は、主代表領域が設定されていない場合、4
分割画面のそれぞれに均等な代表評価値を設定する(S
53)。
【0022】図5及び図6に示すフローチャートでは、
画面を4分割して代表領域を抽出しているが、代表領域
選定装置12と同様に、分割数により評価率評価対象領
域サイズを調整できる。
【0023】代表領域選定装置12が図2に示すフロー
チャートに従って代表領域を選定し、代表率評価装置1
4が図5及び図6に示すフローチャートに従って代表評
価率を算出すると、縮小装置16が、4分割面の各代表
評価率に応じた縮小率で各分割画面の画像を縮小(間引
き)する。
【0024】図7は縮小例を示す。図7(A)に示す入
力画像に対し、代表領域選定装置12が左下半分を主代
表領域に選定した場合、図7(B)に示すように、代表
率評価装置14が主代表領域以外の代表評価率を求め
る。図7(B)に示す例では、右下半分の評価率が上半
分の評価率より大きいので、縮小装置16は、図7
(C)に示すように、各部分の代表評価率に応じて、左
下半分が大きく表示され、右下半分が若干大きく表示さ
れるように、各部分を縮小(間引き)する。そして、図
7(D)及び図8に示すように、画像全体をサムネイル
画像のサイズにまで縮小(間引き)する。主代表領域が
強調されたサムネイル画像が作成される。図8は、画像
の各部の縮小の様子と、最終的なサムネイル画像との関
係を示す。このような縮小処理により、画面の左下半分
を大きめに表示するサムネイル画像が作成される。
【0025】図9は、縮小処理の別の画像例を示す。図
9(A)に示す入力画像において、代表領域選定装置1
2が、右下半分を主代表領域に選定した場合に、代表率
評価装置14が、図9(B)に示すように、主代表領域
以外の代表評価率を求めたとする。この例では、右下半
分以外の評価率が0なので、縮小装置16は、図9
(C)に示すように右下半分だけを抽出して、目標の画
面サイズに縮小する。その結果、図9(D)に示すよう
に、キーポイントと認識された右下半分のみを含むサム
ネイル画像が生成される。
【0026】表示装置18は、縮小装置16により生成
されたサムネイル画像を表示する。記録装置20は、映
像入力装置10から出力される画像と、縮小装置16か
ら出力される対応するサムネイル画像を関連付けて又は
1ファイルとして異なる又は同じ記録媒体に記録する。
【0027】例えば、動画像の場合、入力映像をビデオ
テープに記録し、そのインデックスとしてのサムネイル
画像を半導体メモリに記録する。サムネイル画像データ
と共に、対応する動画像データ(本来の画像データ)の
ビデオテープ上の記録位置(トラック番号又はタイムコ
ード)なども記録しておき、検索に使用する。ビデオデ
ータをファイル化して記録する場合、サムネイル画像デ
ータをその同じファイル内に埋め込むこともある。
【0028】以上、説明したように、入力画像の画像形
状パターンを画像認識し、代表部分を選定し、場所毎に
縮小率を変更することで、主要な部分を大きく表示する
サムネイル画像を作成できる。画像内容に応じて、画像
全体を均等に縮小するサムネイル画像から、画像全体を
表示しつつ主要部分を大きめに表示するサムネイル画
像、主要部分のみを表示するサムネイル画像までを任意
に選択的に作成可能になり、内容判別が格段に容易にな
る。
【0029】(第2実施例)図10は、画像の色相分布
を考慮して代表領域を抽出する代表領域選定装置12の
動作フローチャートを示す。図11及び図12は、入力
画像例を示す。
【0030】色相分布により入力画像の画像認識する
(S61)。各色相がどの程度出現しているかを重みと
して算出する。その重みは、色面積と出現回数で決定さ
れるので、例えば、同じ色が多数集中している場合、又
は同じ色の面積が広い場合は、重みを大きくする。
【0031】重みピークが画面上のどの部分に存在する
かを調べ(S63,S65,S67,S69)、重みピ
ークの存在する領域を主代表領域として抽出し(S6
4,S66,S68,S70)、重みピークが実質的に
存在しない場合(S69)、画像全体を主代表領域とし
て抽出する(S71)。即ち、重みピークが入力画像の
画面の右上半分、右下半分、左上半分及び左下半分に存
在する場合には(S63,S65,S67,S69)、
それぞれ、入力画像の画面の右上半分、右下半分、左上
半分及び左下半分を主代表領域として抽出し(S64,
S66,S68,S70)、何れでにも重みピークが存
在しない場合(S69)、全体を主代表領域として抽出
する(S71)。
【0032】図11に示す画像のように4分割画面の何
れにもピークが存在しない場合、画面全体を主代表領域
とする。図12に示す画像のように、4分割画面の右下
半分にピークが存在する場合、右下半分を主代表領域と
する。
【0033】図10〜図12では、画面を4分割して主
代表領域を抽出している。分割数は、重み検出範囲及び
代表領域サイズを決定する。画面の分割数、即ち、重み
検出範囲及び代表領域サイズは、図10〜図12に示す
例に限定されない。
【0034】図13及び図14は、図10に対応する代
表率評価装置14の動作フローチャートを示す。
【0035】代表領域選定装置12で選定された主代表
領域が画面左下半分である場合(S81)、次のように
代表評価値を修整する。即ち、画面左上半分に色割合重
み成分が存在するときには左上の代表評価値を上げ(S
82,S83)、画面右下半分に色割合重み成分が存在
するときには右下の代表評価値を上げ(S84,S8
5)、画面右上半分に色割合重み成分が存在するときに
は右上の代表評価値を上げる(S86,S87)。そし
て、左上の代表評価値、右下の代表評価値及び/又は右
上の代表評価値の修整(S83,S85,S87)に応
じて、相対的に左下の主代表評価値を修整する(S8
8)。例えば、右下の代表評価値及び/又は右上の代表
評価値を上げている場合には、その増加分だけ、左下の
主代表評価値を下げる。このような修整後であっても、
主代表評価値が他の代表評価値以上であるように、修整
値が設定されている。
【0036】主代表領域が画面左上半分である場合(S
89)、次のように代表評価値を修整する。即ち、画面
左下半分に色割合重み成分が存在するときには左下の代
表評価値を上げ(S90,S91)、画面右下半分に色
割合重み成分が存在するときには右下の代表評価値を上
げ(S92,S93)、画面右上半分に色割合重み成分
が存在するときには右上の代表評価値を上げる(S9
4,S95)。そして、左下の代表評価値、右下の代表
評価値及び/又は右上の代表評価値の修整(S91,S
93,S95)に応じて、相対的に左上の主代表評価値
を修整する(S96)。
【0037】主代表領域が画面右上半分である場合(S
97)、次のように代表評価値を修整する。即ち、画面
右下半分に色割合重み成分が存在するときには右下の代
表評価値を上げ(S98,S99)、画面左下半分に色
割合重み成分が存在するときには左下の代表評価値を上
げ(S100,S101)、画面左上半分に色割合重み
成分が存在するときには左上の代表評価値を上げる(S
102,S103)。そして、右下の代表評価値、左下
の代表評価値及び/又は左上の代表評価値の修整(S9
9,S101,S103)に応じて、相対的に左上の主
代表評価値を修整する(S104)。
【0038】主代表領域が画面右下半分である場合(S
105)、次のように代表評価値を修整する。即ち、画
面右上半分に色割合重み成分が存在するときには右上の
代表評価値を上げ(S106,S107)、画面左下半
分に色割合重み成分が存在するときには左下の代表評価
値を上げ(S108,S109)、画面左上半分に色割
合重み成分が存在するときには左上の代表評価値を上げ
る(S110,S111)。そして、右上の代表評価
値、左下の代表評価値及び/又は左上の代表評価値の修
整(S107,S109,S111)に応じて、相対的
に右下の主代表評価値を修整する(S112)。
【0039】主代表領域が画面右下半分でもない場合
(S105)、即ち、全ての部分が主代表領域になって
いる場合、又は、主代表領域が設定されていない場合、
4分割画面のそれぞれに均等な代表評価値を設定する
(S113)。
【0040】図13及び図14に示すフローチャートで
は、画面を4分割して代表領域を抽出しているが、代表
領域選定装置12と同様に、分割数により評価率評価対
象領域サイズを調整できる。
【0041】代表領域選定装置12が図10に示すフロ
ーチャートに従って代表領域を選定し、代表率評価装置
14が図13及び図14に示すフローチャートに従って
代表評価率を算出すると、縮小装置16が、4分割面の
各代表評価率に応じた縮小率で各分割画面の画像を縮小
(間引き)する。
【0042】図15は、図10、図13及び図14に示
すフローチャートによる処理例である。図15(A)に
示す入力画像に対し、代表領域選定装置12が画面全体
を主代表領域に選定した場合、図15(B)に示すよう
に、代表率評価装置14が、各領域に同じ代表評価値を
設定する。縮小装置16は、図15(C)に示すよう
に、各部分の代表評価率に応じて各部分を均等に縮小
(間引き)する。この結果、図15(D)に示すよう
に、画像全体を均等に縮小したサムネイル画像が作成さ
れる。
【0043】図15では、画面が4分割されているが、
5分割以上してもよい。分割数を増減することで、縮小
率の変化段階数を調整できる。
【0044】図16は、図10、図13及び図14に示
すフローチャートによる別の処理例を示す。図16
(A)に示すような入力映像に対し、代表領域選定装置
12が右下半分を主代表領域に選定した場合、図16
(B)に示すように、代表率評価装置14が主代表領域
以外の代表評価率を求める。右下半分以外の評価率が最
小なので、縮小装置16は、図16(C)に示すよう
に、求められた代表評価率に応じて右下半分だけを抽出
し、目標の画面サイズに縮小する。この結果、図16
(D)に示すように、キーポイントと認識される右下半
分のみを含むサムネイル画像が生成される。
【0045】図10〜図16の場合も、表示装置18
は、縮小装置16により生成されたサムネイル画像を表
示する。記録装置20は、映像入力装置10から出力さ
れる画像と、縮小装置16から出力される対応するサム
ネイル画像を関連付けて又は1ファイルとして記録媒体
に記録する。
【0046】以上、説明したように、入力画像の色相分
布により画像認識し、代表部分を選定し、各部分の縮小
率を変更することにより、主要な部分を大きく表示する
サムネイル画像を作成できる。画像内容に応じて、画像
全体を均等に縮小するサムネイル画像から、画像全体を
表示しつつ主要部分を大きめに表示するサムネイル画
像、主要部分のみを表示するサムネイル画像までを任意
に選択的に作成可能になり、内容判別が格段に容易にな
る。
【0047】(第3実施例)図17乃至図20は、代表
領域選定装置12の第3の動作フローチャートを示す。
【0048】入力画像の輝度分布を判断し、画像認識す
る(S121)。各輝度がどの程度出現しているかを重
みとして算出する(S122)。重みは、輝度範囲と出
現回数で決定されるので、例えば、一定輝度が多数分布
しているか、又は高い輝度がある場合、重みが上がる。
【0049】画面右上半分に輝度重みピークが存在する
場合(S123)、画面右上半分を更に4分割したそれ
ぞれの部分について輝度重みピークの有無を判別し、代
表領域を抽出する。即ち、画面右上半分の1/4右上半
分に輝度重みピークが存在する場合(S124)、画面
右上半分の1/4右上半分を代表領域として抽出する
(S125)。画面右上半分の1/4左上半分に輝度重
みピークが存在する場合(S126)、画面右上半分の
1/4左上半分を代表領域として抽出する(S12
7)。画面右上半分の1/4右下半分に輝度重みピーク
が存在する場合(S128)、画面右上半分の1/4右
下半分を代表領域として抽出する(S129)。画面右
上半分の1/4右下半分に輝度重みピークが存在しない
場合(S128)、画面右上半分の1/4左下半分を代
表領域として抽出する(S130)。
【0050】画面右下半分に輝度重みピークが存在する
場合(S131)、画面右下半分を更に4分割したそれ
ぞれの部分について輝度重みピークの有無を判別し、代
表領域を抽出する。即ち、画面右下半分の1/4右上半
分に輝度重みピークが存在する場合(S132)、右下
半分の1/4右上半分を代表領域として抽出する(S1
33)。画面右下半分の1/4左上半分に輝度重みピー
クが存在する場合(S134)、右下半分の1/4左上
半分を代表領域として抽出する(S135)。画面右下
半分の1/4右下半分に輝度重みピークが存在する場合
(S136)、画面右下半分の1/4右下半分を代表領
域として抽出する(S137)。画面右下半分の1/4
右下半分に輝度重みピークが存在しない場合(S13
6)、画面右下半分の1/4左下半分を代表領域として
抽出する(S138)。
【0051】画面左上半分に輝度重みピークが存在する
場合(S139)、画面左上半分を更に4分割したそれ
ぞれの部分について輝度重みピークの有無を判別し、代
表領域を抽出する。即ち、画面左上半分の1/4右上半
分に輝度重みピークが存在する場合(S140)、画面
左上半分の1/4右上半分を代表領域として抽出する
(S141)。画面左上半分の1/4左上半分に輝度重
みピークが存在する場合(S142)、画面左上半分の
1/4左上半分を代表領域として抽出する(S14
3)。画面左上半分の1/4右下半分に輝度重みピーク
が存在する場合(S144)、画面左上半分の1/4右
下半分を代表領域として抽出する(S145)。画面左
上半分の1/4右下半分に輝度重みピークが存在しない
場合(S144)、画面左上半分の1/4左下半分を代
表領域として抽出する(S146)。
【0052】画面左下半分に輝度重みピークが存在する
場合(S147)、画面左下半分を更に4分割したそれ
ぞれの部分について輝度重みピークの有無を判別し、代
表領域を抽出する。即ち、画面左下半分の1/4右上半
分に輝度重みピークが存在する場合(S148)、画面
左下半分の1/4右上半分を代表領域として抽出する
(S149)。画面左下半分の1/4左上半分に輝度重
みピークが存在する場合(S150)、画面左下半分の
1/4左上半分を代表領域として抽出する(S15
1)。画面左下半分の1/4右下半分に輝度重みピーク
が存在する場合(S152)、画面左下半分の1/4右
下半分を代表領域として抽出する(S153)。画面左
下半分の1/4右下半分に輝度重みピークが存在しない
場合(S152)、画面左下半分の1/4左下半分を代
表領域として抽出する(S154)。
【0053】画面左下半分に輝度重みピークが存在しな
い場合(S147)、画面全体を代表領域として抽出す
る(S155)。
【0054】図21に示すように、夜の自動車を撮影し
た画像では、輝度重みピークが、画面右上半分の1/4
左下半分に輝度重みピークが存在し、画面右上半分の1
/4左下半分が代表領域として抽出される。図22に示
すように昼間の自動車走行場面では、16分割の各部分
の輝度に差が無いので、全体が代表領域として抽出され
る。
【0055】図17乃至図20に示すフローチャートで
は、画面を16分割して代表領域を抽出しているが、分
割数を増減することで重み検出範囲及び代表領域サイズ
を調整できることは明らかである。
【0056】図23及び図24は、図17乃至図20に
示すフローチャートに従う代表領域選定装置12の動作
に対応する代表率評価装置14の動作フローチャートを
示す。
【0057】主代表領域が画面右上半分の左下1/4で
ある場合(S161)、画面右上半分の左上1/4に輝
度重み成分が存在するかどうかを調べ(S162)、存
在するときには、その重みに応じて右上半分の左上1/
4の代表評価値を上げる(S163)。画面右上半分の
右下1/4に輝度重み成分が存在する場合(S16
4)、その重みに応じて右上半分の右下1/4の代表評
価値を上げる(S165)。画面右上半分の右上1/4
に輝度重み成分が存在する場合(S166)、その重み
に応じて右上半分の右上1/4の代表評価値を上げる
(S167)。
【0058】画面右下半分の左下1/4に輝度重み成分
が存在する場合(S168)、その重みに応じて右下半
分の左下1/4の代表評価値を上げる(S169)。画
面右下半分の左上1/4に輝度重み成分が存在する場合
(S170)、その重みに応じて右下半分の左上1/4
の代表評価値を上げる(S171)。画面右下半分の右
下1/4に輝度重み成分が存在する場合(S172)、
その重みに応じて右下半分の右下1/4の代表評価値を
上げ(S173)。画面右下半分の右上1/4に輝度重
み成分が存在する場合(S174)、その重みに応じて
右下半分の右上1/4の代表評価値を上げる(S17
5)。
【0059】画面左上半分の左下1/4に輝度重み成分
が存在する場合(S176)、その重みに応じて左上半
分の左下1/4の代表評価値を上げる(S177)。画
面左上半分の左上1/4に輝度重み成分が存在する場合
(S178)、その重みに応じて左上半分の左上1/4
の代表評価値を上げる(S179)。画面左上半分の右
下1/4に輝度重み成分が存在する場合(S180)、
その重みに応じて左上半分の右下1/4の代表評価値を
上げる(S181)。画面左上半分の右上1/4に輝度
重み成分が存在する場合(S182)、その重みに応じ
て左上半分の右上1/4の代表評価値を上げる(S18
3)。
【0060】画面左下半分の左下1/4に輝度重み成分
が存在する場合(S184)、その重みに応じて左下半
分の左下1/4の代表評価値を上げる(S185)。画
面左下半分の左上1/4に輝度重み成分が存在する場合
(S186)、その重みに応じて左下半分の左上1/4
の代表評価値を上げる(S187)。画面左下半分の右
下1/4に輝度重み成分が存在する場合(S188)、
その重みに応じて左下半分の右下1/4の代表評価値を
上げる(S189)。画面左下半分の右上1/4に輝度
重み成分が存在する場合(S190)、その重みに応じ
て左下半分の右上1/4の代表評価値を上げる(19
1)。
【0061】最後に、左上4画面の代表評価値、左下4
画面の代表評価値、右下4画面の代表評価値及び右上3
画面の代表評価値を上げた値だけ相対的に、右上半分の
左下1/4の主代表評価値を下げる(S192)。
【0062】画面右上半分の左下1/4に輝度重みピー
クが存在しない場合(S161)、主代表領域以外の領
域の代表評価値を同様の手順で決定する。
【0063】図23及び図24に示すフローチャートで
は画面を16分割しているが、代表領域選定装置12と
同様に、分割数を増減することで、評価率評価対象領域
のサイズを調整できる。
【0064】代表領域選定装置12が図7乃至図20に
示すフローチャートに従って代表領域を選定し、代表率
評価装置14が図23及び図24に示すフローチャート
に従って代表評価率を算出すると、縮小装置16が、1
6分割面の各代表評価率に応じた縮小率で各分割画面の
画像を縮小(間引き)する。
【0065】図25は、図7乃至図20、図23及び図
24に示すフローチャートによる処理例である。図25
(A)に示す入力画像に対し、代表領域選定装置12
が、右上半分の左下1/4を主代表領域に選定した場
合、図25(B)に示すように、代表率評価装置14
が、各領域に代表評価値を設定する。縮小装置16は、
得られた代表評価値に応じて、図25(C)に示すよう
に、両外側の2行をカットし、右上半分左下1/4、右
下半分左上1/4、左上半分右下1/4及び左下半分右
上1/4が大きく、右上半分左上1/4と左上半分右上
1/4が若干大きくなるように、目標のサムネイル画面
サイズに対して各部分の縮小率を決定して、縮小する。
この結果、図25(D)に示すように、自動車部分を主
に含むサムネイル画像が作成される。
【0066】図26は、図17乃至図20、図23及び
図24に示すフローチャートによる別の処理例である。
図26(A)に示す入力画像に対し、代表領域選定装置
12が、画面全体を主代表領域に選定した場合、図26
(B)に示すように、代表率評価装置14が、各領域に
同じ代表評価値を設定する。縮小装置16は、得られた
代表評価値に応じて、図26(C)に示すように、各部
分を均等に縮小する。この結果、図26(D)に示すよ
うに、画面全体が均等に縮小されたサムネイル画像が作
成される。
【0067】図25及び図26では、画面を16分割
し、その各部分で縮小率を決定しているが、代表領域選
定装置12及び代表率評価装置14と同様に、分割数を
増減することにより、縮小率の変化段階数を調整でき
る。
【0068】図17〜図26の場合も、表示装置18
は、縮小装置16により生成されたサムネイル画像を表
示する。記録装置20は、映像入力装置10から出力さ
れる画像と、縮小装置16から出力される対応するサム
ネイル画像を関連付けて又は1ファイルとして異なる又
は同じ記録媒体に記録する。
【0069】以上、説明したように、入力画像の輝度分
布により画像認識し、代表部分を選定し、各部分の縮小
率を変更することにより、主要な部分を大きく表示する
サムネイル画像を作成できる。画像内容に応じて、画像
全体を均等に縮小するサムネイル画像から、画像全体を
表示しつつ主要部分を大きめに表示するサムネイル画
像、主要部分のみを表示するサムネイル画像までを任意
に選択的に作成可能になり、内容判別が格段に容易にな
る。
【0070】(第4実施例)図27は、代表領域選定装
置12の第4動作フローチャートを示す。入力映像の音
声分布により映像認識する(S201)。各周波数がど
の程度出現しているかを重みとして算出する(S20
2)。その重みは、周波数と音圧で決まるので、例え
ば、同じ周波数が多数集中しているか、又は、同じ周波
数の音圧が大きい場合、重みが上がる。図28に示す画
像例のように、S202で求めた重みのピークが画面右
半分に存在する場合(S203)、画面の右半分を代表
領域として抽出し(S204)、S202で求めた重み
のピークが画面左半分に存在する場合(S205)、画
面の左半分を代表領域として抽出し(S206)、図2
9に示す画像のように、画面のどちらにも重みのピーク
が存在しなければ(S205)、画面全体を代表領域と
する(S207)。
【0071】図27に示すフローチャートでは、画面全
体を左右の2つの領域に分割して代表領域を抽出してい
るが、分割数を増減することにより、重み検出範囲及び
代表領域サイズを調整できる。
【0072】図30は、図27に示すフローチャートに
対応する代表率評価装置14の動作フローチャートを示
す。代表領域選定装置12で選定された主代表領域が画
面右半分である場合、即ち、音声重みピークが画面の右
半分に位置する場合(S211)、画面左半分に音声重
み成分が存在するときには(S212)、その重みに応
じて左半分の代表評価値を上げ(S213)、左半分の
代表評価値を上げた値だけ相対的に右半分の主代表評価
値を下げる(S214)。
【0073】代表領域選定装置12で選定された主代表
領域が画面左半分である場合、即ち、音声重みピークが
画面の左半分に位置する場合(S215)、画面右半分
に音声重み成分が存在するときには(S216)、その
重みに応じて右半分の代表評価値を上げ(S217)、
右半分の代表評価値を上げた値だけ相対的に左半分の主
代表評価値を下げる(S218)。
【0074】音声重みピークが画面の右半分及び左半分
のどちらにも存在しない場合、即ち、画面全体が主代表
領域である場合(S215)、左右の分割画面に均等な
代表評価値を設定する(S219)。
【0075】図27〜図30では、画面を2分割して代
表領域を抽出しているが、代表領域選定装置12と同様
に、分割数を増減することで評価率評価対象領域のサイ
ズを調整できる。
【0076】代表領域選定装置12が図27に示すフロ
ーチャートに従って代表領域を選定し、代表率評価装置
14が図30に示すフローチャートに従って代表評価率
を算出すると、縮小装置16が、2分割面の各代表評価
率に応じた縮小率で各分割画面の画像を縮小(間引き)
する。
【0077】図31は、図27及び図30に示すフロー
チャートによる処理例である。図31(A)に示す入力
画像に対し、代表領域選定装置12が、右半分を主代表
領域に選定した場合、代表率評価装置14が、残る右半
分の代表評価値を評価する。縮小装置16は、得られた
代表評価値に応じて、右半分が大きく、左半分が小さく
なるようにサムネイル画面サイズに対する縮小率を設定
し、各部分を縮小する。この結果、図31(B)に示す
ように、右半分を大きく含むサムネイル画像が作成され
る。
【0078】図32は、図27及び図30に示すフロー
チャートによる別の処理例である。図32(A)に示す
入力画像に対し、代表領域選定装置12が、画面全体を
主代表領域に選定した場合、代表率評価装置14が、右
半分及び左半分に均等な代表評価値を設定する。縮小装
置16は、得られた代表評価値に応じて、画面全体を均
等にサムネイル画面サイズに縮小する。この結果、図3
2(B)に示すように全体を均等に縮小したサムネイル
画像が作成される。
【0079】図31及び図32では、画面を2分割して
いるが、個々に縮小率を設定するが、代表領域選定装置
12及び代表率評価装置14と同様に、分割数を増減す
ることにより縮小率の変化段階数を調整できる。
【0080】図27〜図32の場合も、表示装置18
は、縮小装置16により生成されたサムネイル画像を表
示する。記録装置20は、映像入力装置10から出力さ
れる画像と、縮小装置16から出力される対応するサム
ネイル画像を関連付けて又は1ファイルとして異なる又
は同じ記録媒体に記録する。
【0081】以上、説明したように、入力画像の取り込
み時に同時に取り込まれる音声の分布により輝度分布に
より画像認識し、代表部分を選定し、各部分の縮小率を
変更することにより、主要な部分を大きく表示するサム
ネイル画像を作成できる。画像内容に応じて、画像全体
を均等に縮小するサムネイル画像から、画像全体を表示
しつつ主要部分を大きめに表示するサムネイル画像、主
要部分のみを表示するサムネイル画像までを任意に選択
的に作成可能になり、内容判別が格段に容易になる。
【0082】(第5実施例)入力画像の撮影条件(被写
界深度など)により主代表領域を認識又は選定すること
もできる。代表領域選定装置12の動作は、図2に示す
動作フローチャートと同様である。代表率評価装置14
の動作は、図5及び図6に示す動作フローチャートとほ
とんど同じである。但し代表評価値を修整する場合(S
23、S25、S27、S31、S33、S35、S3
9、S41、S43、S47、S49及びS51)に、
被写界深度によって増加量を変更する。
【0083】図33は、本実施例の処理例を示す。図3
3(A)に示す入力画像の取り込み時に被写界深度が深
い場合、図33(B)に示すように、代表値を上げて全
体に均等になる方向で縮小率を決定する。被写界深度が
浅い場合、図33(C)に示すように、代表値を上げず
に代表領域が拡大される方向で縮小率を決定する。
【0084】以上、説明したように、入力映像の画像取
り込み条件により代表部分を選定し、各部の縮小率を決
定することで、主要な部分を大きく表示するサムネイル
画像を作成できる。画像内容に応じて、画像全体を均等
に縮小するサムネイル画像から、画像全体を表示しつつ
主要部分を大きめに表示するサムネイル画像、主要部分
のみを表示するサムネイル画像までを任意に選択的に作
成可能になり、内容判別が格段に容易になる。
【0085】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、入力画像から画像内容に応じて代
表的に表示する領域(主代表領域)を選択し、代表領域
の代表率を評価し、代表率に応じて画像内の各部の大き
さを変化させたサムネイル画像を作成するので、そのサ
ムネイル画像により、縮小率の低い領域で特徴を把握
し、縮小率の高い領域も併せた情報で画像の記録内容の
大まかな識別が可能になる。
【0086】画像取り込み時に付随する音声内容に応じ
て主代表領域を選択しても良い。画像取り込み条件に応
じて主代表領域を選択しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の概略構成ブロック図であ
る。
【図2】 代表領域選定装置12の動作フローチャート
である。
【図3】 入力画像例である。
【図4】 入力画像例である。
【図5】 代表率評価装置14の第1の動作フローチャ
ートの一部である。
【図6】 代表率評価装置14の第1の動作フローチャ
ートの一部である。
【図7】 縮小処理の画像例である。
【図8】 図7に示す例での画像の各部の縮小の様子
と、最終的なサムネイル画像との関係を示す。
【図9】 縮小処理の別の画像例である。
【図10】 代表領域選定装置12の第2動作フローチ
ャートである。
【図11】 入力画像例である。
【図12】 別の入力画像例である。
【図13】 図10に対応する代表率評価装置14の動
作フローチャートの一部である。
【図14】 図10に対応する代表率評価装置14の動
作フローチャートの一部である。
【図15】 図10、図13及び図14に示すフローチ
ャートによる処理例である。
【図16】 図10、図13及び図14に示すフローチ
ャートによる別の処理例である。
【図17】 代表領域選定装置12の第3動作フローチ
ャートの一部である。
【図18】 代表領域選定装置12の第3動作フローチ
ャートの一部である。
【図19】 代表領域選定装置12の第3動作フローチ
ャートの一部である。
【図20】 代表領域選定装置12の第3動作フローチ
ャートの一部である。
【図21】 入力画像例である。
【図22】 別の入力画像例である。
【図23】 図17乃至図20に示すフローチャートに
対応する代表率評価装置14の動作フローチャートの一
部である。
【図24】 図17乃至図20に示すフローチャートに
対応する代表率評価装置14の動作フローチャートの一
部である。
【図25】 図7乃至図20、図23及び図24に示す
フローチャートによる処理例である。
【図26】 図17乃至図20、図23及び図24に示
すフローチャートによる別の処理例である。
【図27】 代表領域選定装置12の第4動作フローチ
ャートである。
【図28】 入力画像例である。
【図29】 別の入力画像例である。
【図30】 図27に示すフローチャートに対応する代
表率評価装置14の動作フローチャートである。
【図31】 図27及び図30に示すフローチャートに
よる処理例である。
【図32】 図27及び図30に示すフローチャートに
よる別の処理例である。
【図33】 撮影条件により代表領域を選定する場合の
処理例である。
【符号の説明】
10:映像入力装置 12:代表領域選定装置 14:代表率評価装置 16:縮小装置 18:表示装置 20:記録装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C087 AA18 BA03 BD06 BD07 BD49 CA02 5B057 AA11 CA08 CA12 CA16 CB08 CB12 CB16 CC01 CD07 CE08 CH01 5C076 AA01 AA19 AA22 AA36 BA06 BB06 CA02 CB05

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の画像データから第1の画像データ
    より小さなサイズの第2の画像データを作成する画像処
    理装置であって、 当該第1の画像から代表部分を検出する代表部分検出手
    段と、 当該代表部分検出手段の検出結果に従い、当該第1の画
    像を区分する複数の領域のそれぞれについて表示評価値
    を決定する評価値決定手段と、 当該評価値決定手段により決定される当該表示評価値に
    従い当該第1の画像の当該複数の領域の各部分を縮小
    し、当該第2の画像データを生成する縮小手段とを具備
    することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 当該代表部分検出手段は、当該第1の画
    像データを所定の比較用画像パターンと比較することに
    より、当該代表部分を検出する請求項1に記載の画像処
    理装置。
  3. 【請求項3】 当該代表部分検出手段は、当該第1の画
    像データをその色相分布により当該代表部分を検出する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 当該代表部分検出手段は、当該第1の画
    像データをその輝度分布により当該代表部分を検出する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 当該代表部分検出手段は、当該第1の画
    像データに付随して入力される音声に従い当該代表部分
    を検出する請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 当該代表部分検出手段は、当該第1の画
    像データの入力条件に従い当該代表部分を検出する請求
    項1に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 第1の画像データから第1の画像データ
    より小さなサイズの第2の画像データを作成する画像処
    理方法であって、 当該第1の画像から代表部分を検出する代表部分検出ス
    テップと、 当該代表部分検出ステップの検出結果に従い、当該第1
    の画像を区分する複数の領域のそれぞれについて表示評
    価値を決定する評価値決定ステップと、 当該評価値決定ステップにより決定される当該表示評価
    値に従い当該第1の画像の当該複数の領域の各部分を縮
    小し、当該第2の画像データを生成する縮小ステップと
    を具備することを特徴とする画像処理方法。
  8. 【請求項8】 当該代表部分検出ステップは、当該第1
    の画像データを所定の比較用画像パターンと比較するこ
    とにより、当該代表部分を検出する請求項7に記載の画
    像処理方法。
  9. 【請求項9】 当該代表部分検出ステップは、当該第1
    の画像データをその色相分布により当該代表部分を検出
    する請求項7に記載の画像処理方法。
  10. 【請求項10】 当該代表部分検出ステップは、当該第
    1の画像データをその輝度分布により当該代表部分を検
    出する請求項7に記載の画像処理方法。
  11. 【請求項11】 当該代表部分検出ステップは、当該第
    1の画像データに付随して入力される音声に従い当該代
    表部分を検出する請求項7に記載の画像処理方法。
  12. 【請求項12】 当該代表部分検出ステップは、当該第
    1の画像データの入力条件に従い当該代表部分を検出す
    る請求項7に記載の画像処理方法。
  13. 【請求項13】 第1の画像データから前記第1の画像
    データよりも小さなサイズの第2の画像データを生成す
    る画像処理装置であって、 前記第1の画像データの1画面を複数の領域に分割し、
    前記分割された複数の領域の画像データを用いて各領域
    の評価値を決定する評価値決定手段と、 前記評価値決定手段により決定された前記複数の領域の
    評価値に基づいて前記複数の領域の画像データを縮小
    し、前記第2の画像データを生成する縮小手段とを備え
    ることを特徴とする画像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記複数の領域は全て同じサイズであ
    ることを特徴とする請求項14に記載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 前記縮小手段は、前記複数の領域の評
    価値に基づいて前記複数の領域毎に縮小サイズを決定す
    ることを特徴とする請求項14に記載の画像処理装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007001026A1 (ja) * 2005-06-28 2007-01-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 画像処理装置及び画像処理方法
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US8977076B2 (en) 2008-03-20 2015-03-10 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Thumbnail based image quality inspection

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