JP2002164637A - フレキシブル配線基板の製造方法 - Google Patents

フレキシブル配線基板の製造方法

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JP2002164637A
JP2002164637A JP2000359702A JP2000359702A JP2002164637A JP 2002164637 A JP2002164637 A JP 2002164637A JP 2000359702 A JP2000359702 A JP 2000359702A JP 2000359702 A JP2000359702 A JP 2000359702A JP 2002164637 A JP2002164637 A JP 2002164637A
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insulating film
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Keiko Mochizuki
啓子 望月
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレキシブル配線基板において、簡易な製造
工程で、製品原価を悪化させることなく、精度の高い開
口部を、高密度に形成する。 【解決手段】 絶縁性フィルム貼り付け工程によって、
ベース材10の表裏面にカバーフィルム31、32を貼
り付け、開口部形成工程によって、カバーフィルム3
1、32の表面にレーザを照射して、フレキシブル配線
基板1の所望の位置に開口部41、42を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絶縁性ベースと導
体層とによって構成されたベース材の表面を絶縁性フィ
ルムで覆ったフレキシブル配線基板の製造方法に関し、
特に、導体層を表面に露出させた開口部を有するフレキ
シブル配線基板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の高密度化、小型化に従
い、そのような電子機器に使用される回路基板に対して
も、高密度化、小型化の要求が高まり、回路配線パター
ンのファインパターン化、1つの回路基板に実装される
LSI、チップ等の電子部品数やコネクター部品数等の
増加が進んでいる。
【0003】このような状況下、電子部品用ランド、コ
ネクター用ランドとして多数の導体層開口部を高密度に
有する回路基板が多用されるようになってきており、特
に、フレキシブル配線板は、材料の厚みが他の回路基板
と比較して薄く、放熱性もよいことから、高電流容量対
応回路基板、高密度部品実装時の放熱対策回路基板とし
て注目されている。さらに、このようなフレキシブル配
線板は、フィルム材料で構成されていることから屈曲状
態での使用が可能であり、折曲げて筐体に組み込むこと
が可能であるため、小型化を図った高密度実装回路基板
やケーブルと一体化した回路基板としての展開が実用化
されている。
【0004】一般に、フレキシブル配線板の表面を保護
するために用いられる表面保護層として用いられるカバ
ー材には、カバーフィルムとカバーコートの二種類があ
る。カバーフィルムは、接着成分を付与した絶縁材料の
フィルムからなり、このようなカバーフィルムにおける
開口部の形成手法としては、図2に示すように、絶縁性
ベース111と導体層112とを有するベース材110
との貼り合わせ前に、予め金型などによりカバーフィル
ム120に開口部122を形成するフィルムタイプと、
カバーフィルムに感光性のものを使用し、べース材に貼
り合わせた後、遮光マスクを介して露光、現像して開口
部を形成する露光タイプの2種類が挙げられる。
【0005】一方、カバーコートは、接着成分を付与し
た絶縁材料の溶液からなり、このようなカバーコートに
おける開口部の形成手法としては、スクリーン印刷機な
どによる印刷タイプと、感光性成分を付与したカバーコ
ート材料をベース材にカーテンコート法などで塗布し、
遮光マスクを介して露光、現像して開口部を形成する露
光タイプとの2種類がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、カバー材とし
てカバーフィルムを用いる場合において、図2に示した
ように、べース材110との貼り合わせ前に、金型など
によってカバーフィルム120に開口部122を形成す
る方法をとる場合、開口部122が高密度になるに従
い、高密度な開口部形成に対応が可能な金型と打ち抜き
装置が必要となるため、金型や打ち抜き装置のコストが
上昇し、製品原価を悪化させてしまうという問題点もあ
る。
【0007】また、図2に示したように、べース材11
0とカバーフィルム120とを貼り合わせは、カバーフ
ィルム120をベース材110に熱圧着する接着機に設
けられたガイド棒130に、ベース材110に構成され
たベース材側ガイド穴113、及びカバーフィルム12
0に設けられたカバーフィルム側ガイド穴121を差し
込んでベース材110とカバーフィルム120を接着機
に固定し、さらに、熱圧着工程によって接着剤成分を硬
化させることによって行われる。そのため、例えば、ベ
ース材側ガイド穴113やカバーフィルム側ガイド穴1
21等の形成精度誤差や、張り合わせ時の熱圧着工程に
おけるカバーフィルム120の材料伸縮により、製造さ
れたフレキシブル配線基板100の開口部122が、設
計位置からずれてしまう場合があるという問題点もあ
る。
【0008】さらに、このような開口部122の位置ず
れを考慮し、部品等の実装に必要な面積を確保するた
め、部品等が接続される導体層112上の接続用ランド
の面積を大きくした場合、フレキシブル配線基板の高密
度化、小型化が図れないという問題点もある。
【0009】また、図3に示すように、カバーフィルム
120、140をベース材110に張り合わせる際の熱
や圧力により、接着剤150が開口部122、142か
ら溶融流出(A部等)する場合があり、この場合、開口
部122、142によって確保されるべき接続用ランド
面積が設計面積と相違してしまうという問題点がある。
【0010】さらに、このような溶融流出を考慮し、部
品等の実装に必要な面積を確保するため、開口部12
2、142の面積を大きくした場合、フレキシブル配線
基板の高密度化、小型化が図れないという問題点もあ
る。
【0011】また、カバー材として、露光タイプのカバ
ーフィルムを用いる場合、開口部形成用の露光マスクが
必要となり、さらに、露光・現像に伴う前処理工程や洗
浄工程があるため、製造工程が複雑となってしまうとい
う問題点がある。
【0012】さらに、露光タイプのカバーフィルムの場
合、材料に感光性成分を付与する必要があるため、材料
費も一般のカバーフィルム材と比べ高価となり、製品原
価を悪化させてしまうという問題点もある。
【0013】一方、カバー材としてカバーコートを用い
る場合、カバーコートは溶液に粘性が少ないため、カバ
ーコート形成時に、にじみ等の流れ出しが生じ、カバー
の開口部面積と設計面積とにずれが発生してしまうとい
う問題点がある。
【0014】また、カバーコートを用いる場合におい
て、開口部の形成を印刷タイプによって行う場合、印刷
精度限界のため高密度対応が困難となるという問題点が
ある。さらに、露光タイプのカバーコートを用いる場
合、露光タイプのカバーフィルムの場合と同様、製造工
程が複雑となり、また、材料に感光性成分を付与する必
要があるため、材料費も一般のカバーコート材と比べ高
価となり、製品原価を悪化させてしまうという問題点も
ある。
【0015】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、簡易な製造工程で、製品原価を悪化させるこ
となく、精度の高い開口部を、高密度に形成することが
可能なフレキシブル配線基板の製造方法を提供すること
を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、絶縁性ベースと導体層とによって構成さ
れたベース材の表面を絶縁性フィルムで覆ったフレキシ
ブル配線基板の製造方法において、前記ベース材の表面
に前記絶縁性フィルムを貼り付ける絶縁性フィルム貼り
付け工程と、前記絶縁性フィルム表面にレーザを照射
し、前記フレキシブル配線基板の所望の位置に、前記導
体層を表面に露出させた開口部を形成する開口部形成工
程とを有することを特徴とするフレキシブル配線基板の
製造方法が提供される。
【0017】ここで、絶縁性フィルム貼り付け工程は、
ベース材の表面に絶縁性フィルムを貼り付け、開口部形
成工程は、絶縁性フィルム表面にレーザを照射し、フレ
キシブル配線基板の所望の位置に開口部を形成する。
【0018】また、本発明のフレキシブル配線基板の製
造方法において、好ましくは、絶縁性フィルム貼り付け
工程は、開口部を有しない絶縁性フィルムを、ベース材
の表面に貼り付けるさらに、本発明のフレキシブル配線
基板の製造方法において、好ましくは、レーザは炭酸ガ
スレーザである。
【0019】また、本発明のフレキシブル配線基板の製
造方法において、好ましくは、絶縁性フィルム貼り付け
工程は、接着剤を用いて絶縁性フィルムをベース材の表
面に貼り付け、開口部形成工程は、接着剤が硬化した後
に開口部の形成を行う。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本形態におけるフレキシ
ブル配線基板1の製造過程を説明するための断面図であ
る。
【0021】フレキシブル配線基板1の製造工程は、絶
縁性ベース11に導体層12を設けたベース材10を形
成するベース材形成工程、ベース材10の表面に絶縁性
フィルムを貼り付ける絶縁性フィルム貼り付け工程、及
び絶縁性フィルム表面にレーザを照射し、フレキシブル
配線基板の所望の位置に、導体層を表面に露出させた開
口部を形成する開口部形成工程によって構成されてい
る。以下、各工程を順次説明していく。 (ベース材形成工程)ベース材形成工程では、絶縁性ベ
ース11に導体層12による導体パターンを形成したベ
ース材10を形成する。
【0022】図1の(a)は、ベース材形成工程におい
て形成されたベース材10を示した断面図である。ま
ず、例えば、紙やガラスクロス等の絶縁性の素材にポリ
イミド樹脂やエポキシ樹脂等の絶縁性の樹脂を含浸させ
た材質やポリイミド樹脂等のフィルムを絶縁性ベース1
1として用い、その絶縁性ベース11の両面に銅等の金
属箔や金属メッキ等の導体層12を形成する。
【0023】その後、ドリルやレーザ等によって、導体
層12及び絶縁性ベース11の表裏面を貫通するように
穴あけを行い、開けられた穴の内側側面に、銅メッキ等
により、絶縁性ベース11の表裏面に形成された導体層
12を導体接続するような導体層12を形成し、スルー
ホール13を形成する。
【0024】次に、通常のフォトリソグラフィ等の方法
により、絶縁性ベース11の表裏面の導体層12をエッ
チングし、絶縁性ベース11の表裏面に導体パターンを
形成する。導体パターンの形成が終了すると、次に、絶
縁フィルム貼り付け工程に移る。 (絶縁性フィルム貼り付け工程)絶縁性フィルム貼り付
け工程では、ベース材形成工程で形成されたベース材1
0の表裏面に、絶縁性フィルムであるカバーフィルム3
1を貼り付ける。
【0025】図1の(b)は、絶縁性フィルム貼り付け
工程において、ベース材10の表裏面にカバーフィルム
31、32が貼り付けられた様子を示した断面図であ
る。カバーフィルム31、32の片面側には、接着剤2
0が塗布してあり、この絶縁性フィルム貼り付け工程で
は、カバーフィルム31、32により、カバーフィルム
31、32の接着剤20塗布面がベース材10側を向く
ように、ベース材10の表裏面を挟み込み、その両面か
ら熱圧着することにより、カバーフィルム31、32を
ベース材10の表裏面に貼り付ける。ここで貼り付けら
れるカバーフィルム31、32は、開口部を有しないフ
ィルムであるため、この時点で位置ずれ等の精度が問題
になることはない。 (開口部形成工程)開口部形成工程では、レーザ加工に
よって開口部41、42の形成を行う。
【0026】図1の(c)は、開口部形成工程によって
開口部41、42が形成されたフレキシブル配線基板1
の構成を示した断面図である。開口部形成工程における
レーザ加工は、絶縁性フィルム貼り付け工程において熱
圧着されたカバーフィルム31、32の接着剤20が完
全に硬化した後に行われる。本工程におけるレーザ加工
に用いるレーザの種類としては、レーザのエネルギー密
度、ショット数、照射時間等を適切に設定することとす
れば、炭酸ガスレーザ、YAGレーザ等特に制限なく利
用することができるが、カバーフィルム31、32及び
接着剤20等の絶縁体のみを除去し、導体層12を露出
させるという加工目的からは、炭酸ガスレーザがより好
ましい。
【0027】本工程におけるレーザ加工を行う場合、ま
ず、炭酸ガスレーザ装置等のレーザビーム照射装置に、
形成する開口部の位置、開口部径等の開口部パターンデ
ータ、レーザのエネルギー密度、ショット数、照射時間
等のレーザ制御データを与える。
【0028】次に、絶縁性フィルム貼り付け工程によっ
て、表裏面にカバーフィルム31、32が貼り付けられ
たベース材10をレーザビーム照射装置にセットし、レ
ーザビーム照射装置は、与えられた開口部パターンデー
タ及びレーザ制御データに従い、炭酸ガスレーザ等のレ
ーザビームを、セットされたベース材10表裏面のカバ
ーフィルム31、32上に集束しながら、オン・オフ制
御、走査制御する。レーザビームが照射された部分のカ
バーフィルム31、32及び接着剤20は、そのレーザ
ビームにより、溶融、蒸発、解離、分解され、これによ
り、所望の位置に開口部41、42が形成される。ここ
で、レーザビーム照射装置に与えられているレーザ制御
データは、カバーフィルム31、32上に照射したレー
ザビームが、カバーフィルム31、32及び接着剤20
のみを十分に溶融、蒸発、解離、分解し、かつ、その下
層に位置する導体層12にダメージを与えない程度のエ
ネルギー密度、ショット数、照射時間等を指定したデー
タであり、レーザビーム照射装置は、このデータに従う
ことにより、適切な開口部41、42を形成することが
できる。
【0029】開口部41、42のレーザ加工後、形成さ
れたフレキシブル配線基板1をデスミア処理等によって
洗浄し、このカバーフィルム31、32等へのレーザビ
ーム照射によって生じた炭化物を除去する。
【0030】このように、本形態では、絶縁性フィルム
貼り付け工程によって、ベース材10の表裏面にカバー
フィルム31、32を貼り付け、開口部形成工程によっ
て、カバーフィルム31、32の表面にレーザを照射し
て、フレキシブル配線基板1の所望の位置に開口部4
1、42を形成することとしたため、開口部41、42
の形成に金型、打ち抜き治具等を用いる必要がなくな
り、開口部41、42の高密度化が進んだ場合であって
も、特別な金型、打ち抜き治具等に高価な費用を費やす
必要がなくなり、フレキシブル配線基板の製品原価を悪
化させてしまう事態を避けることが可能となる。
【0031】また、本形態におけるフレキシブル配線基
板の製造方法において、絶縁性フィルム貼り付け工程で
は、開口部を有しないカバーフィルム31、32をベー
ス材10の表面に貼り付けることとしたため、カバーフ
ィルム31、32、ベース材10相互の精度誤差や、張
り合わせ時の熱圧着におけるカバーフィルム31、32
の材料伸縮による位置ずれ等が開口部41、42の形成
位置に影響を与えることがなくなり、開口部41、42
の形成精度を向上させることができ、さらには、フレキ
シブル配線基板1の高密度化、小型化を図ることが可能
となる。
【0032】さらに、本形態におけるフレキシブル配線
基板の製造方法において、絶縁性フィルム貼り付け工程
では、開口部を有しないカバーフィルム31、32をベ
ース材10の表面に貼り付けることとしたため、絶縁性
フィルム貼り付け工程において、開口部から接着剤20
が溶融流出することがなくなり、開口部41、42の形
成精度を向上させることができ、さらには、フレキシブ
ル配線基板1の高密度化、小型化を図ることが可能とな
る。
【0033】また、本形態におけるフレキシブル配線基
板の製造方法では、開口部形成工程において、レーザ加
工によって開口部41、42を形成することとしたた
め、露光タイプのカバーマスクを用いる場合のような、
露光マスクや、露光・現像に伴う前処理工程や洗浄工程
が不要となるため、製造工程を簡略化することが可能と
なる。
【0034】さらに、露光タイプのカバーフィルムのよ
うに、材料に感光性成分を付与する必要が無くなるた
め、材料費の低減を図ることが可能となり、製品原価の
悪化を避けることが可能となる。
【0035】また、本形態におけるフレキシブル配線基
板の製造方法では、カバーフィルム31、32を用いる
こととしたため、カバー材としてカバーコートを用いる
場合のような、にじみ等の問題、開口部形成時の印刷精
度限界の問題を考慮する必要がなくなり、開口部41、
42の高密度形成が可能となる。
【0036】さらに、開口部形成工程において使用する
レーザとして、炭酸ガスレーザを用いることにより、レ
ーザのエネルギー密度、ショット数、照射時間等のレー
ザ制御が容易になり、適切な開口部41、42の形成が
可能となる。
【0037】また、本形態におけるフレキシブル配線基
板の製造方法において、絶縁性フィルム貼り付け工程
は、接着剤20を用いてカバーフィルム31、32をベ
ース材10の表面に貼り付け、開口部形成工程は、接着
剤20が硬化した後に開口部の形成を行うこととしたた
め、接着剤20が開口部41、42から溶融流出するこ
とがなくなり、精度のよい開口部41、42を形成する
ことが可能となる。
【0038】なお、本形態では、フレキシブル配線基板
1として、導体層12が両面に設けられた両面基板を例
にとって説明を行ったが、導体層が片面側のみに形成さ
れた片面基板、多層状に導体層が形成された多層基板に
おいて、本発明における方法を用い、開口部を形成する
こととしてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、絶縁性
フィルム貼り付け工程によって、ベース材の表裏面に絶
縁性フィルムを貼り付け、開口部形成工程によって、絶
縁性フィルムの表面にレーザを照射して、フレキシブル
配線基板の所望の位置に開口部を形成することとしたた
め、簡易な製造工程で、製品原価を悪化させることな
く、精度の高い開口部を、高密度に形成することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フレキシブル配線基板の製造過程を説明するた
めの断面図である。
【図2】従来方法における開口部の形成手法を示した図
である。
【図3】従来方法によって形成したフレキシブル配線基
板の断面図である。
【符号の説明】
1、100…フレキシブル配線基板、10、110…ベ
ース材、11、111…絶縁性ベース、12、112…
導体層、20、150…接着剤、31、32、120、
140…カバーフィルム、41、42、122、142
…開口部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性ベースと導体層とによって構成さ
    れたベース材の表面を絶縁性フィルムで覆ったフレキシ
    ブル配線基板の製造方法において、 前記ベース材の表面に前記絶縁性フィルムを貼り付ける
    絶縁性フィルム貼り付け工程と、 前記絶縁性フィルム表面にレーザを照射し、前記フレキ
    シブル配線基板の所望の位置に、前記導体層を表面に露
    出させた開口部を形成する開口部形成工程と、を有する
    ことを特徴とするフレキシブル配線基板の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記絶縁性フィルム貼り付け工程は、 開口部を有しない前記絶縁性フィルムを、前記ベース材
    の表面に貼り付けることを特徴とする請求項1記載のフ
    レキシブル配線基板の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記レーザは、 炭酸ガスレーザであることを特徴とする請求項1記載の
    フレキシブル配線基板の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記絶縁性フィルム貼り付け工程は、 接着剤を用いて前記絶縁性フィルムを前記ベース材の表
    面に貼り付け、 前記開口部形成工程は、 前記接着剤が硬化した後に前記開口部の形成を行うこと
    を特徴とする請求項1記載のフレキシブル配線基板の製
    造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013055352A (ja) * 2009-10-28 2013-03-21 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd 多層硬軟性印刷回路基板及びその製造方法
CN114916149A (zh) * 2022-05-09 2022-08-16 欣强电子(清远)有限公司 柔性电路板制作方法、柔性电路板及软硬结合板

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