JP2002164619A - 半導体レーザ - Google Patents

半導体レーザ

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JP2002164619A
JP2002164619A JP2001353527A JP2001353527A JP2002164619A JP 2002164619 A JP2002164619 A JP 2002164619A JP 2001353527 A JP2001353527 A JP 2001353527A JP 2001353527 A JP2001353527 A JP 2001353527A JP 2002164619 A JP2002164619 A JP 2002164619A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 面発光型の半導体レーザにおいて、 (108)コ
ンタクト層に (114)光出射穴を設ける。また、かかる構
成において、 (108)コンタクト層をGaAsで形成す
る。 【解決手段】 (114)光出射穴を設けることにより、レ
ーザ光の相当部分はこの(114)光出射穴から出射される
ので、 (108)コンタクト層による光吸収を減少させるこ
とができ、したがって、優れた出力強度を得ることが可
能となる。また、これにより、 (108)コンタクト層を光
吸収率の大きいGaAsで形成しても差支えなく、した
がって、抵抗が非常に小さく、酸化しにくく、且つ、ア
ロイング時の温度が非常に低い (108)コンタクト層を得
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板の垂直方向に
レーザ光を発振する、面発光型の半導体レーザに関す
る。
【0002】
【従来の技術】基板の垂直方向に共振器を持つ面発光型
の半導体レーザ(以下、「面発光半導体レーザ」と記
す)としては、例えば、第50回応用物理学会学術講演
会の講演予稿集 第3分冊p.909 29a−ZG−
7(1989年9月27日発行)に開示されたものが知られ
ている。
【0003】かかる面発光半導体レーザでは、埋込み層
をp型AlGaAs層およびn型AlGaAs層からな
るp−n接合層で構成している。これは、p型GaAs
活性層以外の部分に電流が流れるのを防止するためであ
る。
【0004】これに対して、本願出願人は、かかる埋込
み層を一層のII−VI族化合物半導体層のみによって形成
した面発光半導体レーザを、既に提案している(特願平
2−242000号)。かかる面発光半導体レーザは、
埋込み層の抵抗を大きくすることができるので十分な電
流狭窄が得られること、円柱状領域との界面位置の整合
が不要となること等の利点を有している。
【0005】この面発光半導体レーザは、図8に示した
ように、先ず、 (602)n型GaAs基板に (603)n型G
aAsバッファ層、 (604)分布反射型多層膜ミラー、
(605)n型Al0.4 Ga0.6 Asクラッド層、 (606)p
型GaAs活性層、(607) p型Al0.4 Ga0.6 Asク
ラッド層および (608)p型Al0.1 Ga0.9 Asコンタ
クト層を順次成長させ、その後、(607) p型Al0.4
0.6 Asクラッド層および (608)p型Al0.1 Ga
0.9 Asコンタクト層を円柱状の領域を残して垂直にエ
ッチングし、さらに、この円柱状領域の周囲に (609)Z
nS0.06Se0.94を形成して埋込み、しかる後に、 (60
8)p型Al0.1 Ga0.9 Asコンタクト層の上面の、円
柱径よりもやや小さい領域に (611)誘電体多層膜ミラー
を蒸着し、最後に、 (610)p型オーミック電極、 (601)
n型オーミック電極を形成することにより構成されてい
る。
【0006】このように、面発光型の半導体レーザで
は、光出射エリアに電極とのコンタクトを行うためのコ
ンタクト層が介在し、この点端面発光型の半導体レーザ
と異なっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】かかる面発光半導体レ
ーザにおいて、高出力化を図るためには、 (608)コンタ
クト層のAl組成比を、なるべく高くすることが望まし
い。これは、Alの組成比を高くすることにより、この
(608)コンタクト層による光吸収を少なくすることがで
きるからである。
【0008】しかしながら、本発明者の検討によれば、
(608)コンタクト層を形成するAlGaAsのAl組成
比を高くすると、以下のような課題を生じる。
【0009】Alの組成比が高いと、 (608)コンタク
ト層に高濃度のドープを行うことができなくなる。この
ため、 (608)コンタクト層の抵抗を低く抑えることがで
きなくなるので、出射時に発生するジュール熱が増大し
てしまい、出射効率の低下や寿命の低下の原因となる。
【0010】また、Alは酸化しやすいので、 (608)
コンタクト層の表面に (610)p型オーミック電極を形成
する際の信頼性が低下し、これにより、面発光半導体レ
ーザの信頼性や特性が低下する。
【0011】上述の面発光半導体レーザの製造工程に
おいては、 (608)コンタクト層と (610)p型オーミック
電極とをアロイング(合金化)するために、両者を加熱
する工程が行われるが、Alの組成比が高い場合には、
このときの加熱温度を高くしなければならなくない。こ
のため、面発光半導体レーザ内の結晶の界面で原子の拡
散が起こり、特性および信頼性の悪化の原因となる。
【0012】これらの課題は、いづれも、 (608)コンタ
クト層を形成するAlGaAsのAl組成比が高い程、
顕著となる。
【0013】このため、面発光半導体レーザでは、コン
タクト層中のAlの組成比をあまり高くすることができ
なかったので、コンタクト層による光吸収を十分に抑え
ることができず、したがって、出力強度の向上に限界が
あった。
【0014】本発明はこのような課題を解決するもの
で、その目的とするところは、優れた出力強度を得るこ
とができ、信頼性が高く、且つ、高寿命の半導体レーザ
を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体レーザ
は、半導体基板に垂直な方向に光を出射するように当該
半導体基板に垂直な方向に形成された共振器を有し、該
共振器を形成する半導体層の少なくとも一層が柱状に形
成されている面発光型の半導体レーザにおいて、前記柱
状の半導体層の上面に、光出射穴を有する半導体コンタ
クト層を有することを特徴とする。
【0016】前記柱状の半導体層の周囲は、II−VI族化
合物半導体層により埋め込まれていることが好ましい。
【0017】さらに、前記光出射穴を有する半導体コン
タクト層は、GaAsによって形成されていることが望
ましい。
【0018】
【作用】上述の構成によれば、コンタクト層に光出射穴
を設けたことにより、共振器から出射されるレーザ光の
相当部分はこの光出射穴から出射される。これにより、
コンタクト層による光吸収はまったく無い。すなわち、
本発明によれば、コンタクト層の組成がどのようなもの
であっても、これに左右されることなく、優れた出力強
度を得ることが可能となる。
【0019】したがって、コンタクト層の組成を選択す
る際に、このコンタクト層の光吸収率を考慮する必要が
ないので、かかる組成を選択する際の自由度が高くな
る。これにより、上述したような、コンタクト層の光吸
収を抑えるために、抵抗が増加したり、酸化し易くなっ
たり、アロイングに必要な温度が高くなったりするとい
った課題は生じなくなる。
【0020】柱状半導体層の周囲をII−VI族化合物半導
体層で埋め込むと、高抵抗の埋込み層への注入電流のも
れが生じず、十分な電流狭窄が得られ、しきい値電流を
下げられるので室温連続発振が可能となり、光出力を増
大できる上記作用と併せて実用性の高い面発光型半導体
レーザを実現できる。
【0021】コンタクト層をGaAsで形成することと
すれば(すなわち、コンタクト層にAlをまったく含有
させないこととすれば)、抵抗が非常に小さく、酸化し
にくく、且つ、アロイング時の温度が非常に低いコンタ
クト層を得ることができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を用い
て説明する。
【0023】(実施例1)図1は本発明の第1の実施例
における半導体レーザ (100)の発光部の断面を示す斜視
図であり、また、図2(a)〜(e)は当該実施例にお
ける半導体レーザの製造工程を示す断面図である。
【0024】以下、本実施例に係わる半導体レーザ (10
0)の構成および製造工程について、図2(a)〜(e)
にしたがって説明する。
【0025】まず、 (102)n型GaAs基板上に、
(103)n型GaAsバッファ層を形成し、さらに、n型
Al0.7 Ga0.3 As層とn型Al0.1 Ga0.9 As層
からなり波長870nm付近の光に対し98%以上の反
射率を持つ30ペアの (104)分布反射型多層膜ミラーを
形成する。続いて、 (105)n型Al0.4 Ga0.6 Asク
ラッド層、 (106)p型GaAs活性層、 (107)p型Al
0.4 Ga0.6 Asクラッド層、 (108)p型GaAsコン
タクト層を、順次、MOCVD法でエピタキシャル成長
させる(図2(a))。このとき、本実施例では、成長
温度を700℃とし、成長圧力を150Torrとし、
III 族原料としてはTMGa(トリメチルガリウム)お
よびTMAl(トリメチルアルミニウム)の有機金属
を、V族原料としてはAsH3 を、n型ドーパントとし
てはH2 Seを、p型ドーパントとしてはDEZn(ジ
エチルジンク)を、それぞれ用いる。
【0026】その後、熱CVD法によって、表面に
(112)SiO2 層を形成し、さらに、反応性イオンビー
ムエッチング法(以下、「RIBE法」と記す)によ
り、 (113)ハードベイクレジストで覆われた円柱状の発
光部を残して、 (107)p型Al0. 4 Ga0.6 Asクラッ
ド層の途中まで、エッチングを行う(図2(b))。こ
の際、本実施例では、エッチングガスとしては塩素とア
ルゴンの混合ガスを用いることとし、ガス圧を1×10
-3Torrとし、引出し電圧を400Vとする。ここ
で、 (107)p型Al0.4 Ga0.6 Asクラッド層の途中
までしかエッチングしないのは、活性層の水平方向の注
入キャリアと光を閉じ込めるための構造を、リブ導波路
型の屈折率導波構造とするためである。
【0027】次に、この (107)p型Al0.4 Ga0.6
Asクラッド層上に、埋込み層を形成する。このため
に、本実施例では、まず、 (113)レジストを取り除き、
次に、MBE法或いはMOCVD法等により、 (109)Z
nS0.06Se0.94層を埋込み成長させる(図2
(c))。
【0028】その後、 (112)SiO2 層および (108)
p型GaAsコンタクト層に対して、上述の円柱状の発
光部の外周部付近と接する部分のみを残して、エッチン
グを行う(図2(d))。これにより、中央に (114)光
出射穴を有する (108)p型GaAsコンタクト層が形成
される。
【0029】さらに、 (112)SiO2 層を除去し、続
いて、 (114)光出射穴の内部および(108)コンタクト層
の表面に4ペアの (111)SiO2 /α−Si誘電体多層
膜ミラーを電子ビーム蒸着により形成し、反応性イオン
エッチング法(以下、「RIE法」と記す)を用いたド
ライエッチングで、発光部の径よりやや小さい領域を残
して取り去る(図2(e))。この誘電体多層膜ミラー
の、波長870nmでの反射率は、94%である。
【0030】しかる後、 (111)誘電体多層膜ミラー以
外の表面に (110)p型オーミック電極を蒸着し、さらに
(102)n型GaAs基板側に (101)n型オーミック電極
を蒸着する(図2(f))。そして、最後に、N2 雰囲
気中で、400℃のアロイングを行う。
【0031】以上の工程により、図1に示したような、
リブ導波路構造を有する (100)面発光半導体レーザを得
ることができる。
【0032】このようにして作成した本実施例の面発光
半導体レーザは、レーザ光が、 (108)p型GaAsコン
タクト層を透過するのではなく、 (108)p型GaAsコ
ンタクト層に設けられた光出射穴を通過して出力され
る。したがって、レーザ光がこの (108)p型GaAsコ
ンタクト層の吸収によって減衰されることがないので、
極めて高い外部微分量子効率を得ることができた。
【0033】また、このコンタクト層をGaAsによっ
て形成したので、高濃度のドープが可能となり、したが
って、高キャリア濃度且つ高移動度のコンタクト層を得
ることができた。さらに、これにより、コンタクト層の
抵抗を小さくすることができたので、ジュール熱の発生
を抑えることができ、ひいては、 (106)p型GaAs活
性層の放熱を容易にすることができた。このため、本実
施例の (100)面発光半導体レーザでは、周囲温度が70
℃まで、直流連続発振を行うことが可能となった。
【0034】さらに、コンタクト層をGaAsによって
形成したことにより、アロイングの際の温度を低くする
ことが可能となった。これにより、面発光半導体レーザ
の素子内の結晶界面における原子の拡散を抑制すること
ができ、面発光半導体レーザの特性や信頼性の向上を図
る上で非常に有効である。
【0035】(実施例2)図3は本発明の第2の実施例
における半導体レーザ (200)の発光部の断面を示す斜視
図であり、図4(a)〜(e)は当該実施例における半
導体レーザ (200)の製造工程を示す断面図である。
【0036】本実施例の半導体レーザ (200)は、 (208)
p型Al0.1 Ga0.9 Asコンタクト層から (205)n型
Al0.4 Ga0.6 Asクラッド層の一部までを柱状に形
成した点で、上述の実施例1と異なる。
【0037】以下、本実施例の構成および製造工程につ
いて、図4(a)〜(e)にしたがって説明する。
【0038】まず、 (202)n型GaAs基板上に、
(203)n型GaAsバッファ層を形成し、さらに、n型
AlAs層とn型Al0.1 Ga0.9 As層からなり波長
870nm付近の光に対し98%以上の反射率を持つ3
0ペアの (204)分布反射型多層膜ミラーを形成する。続
いて、 (205)n型Al0.4 Ga0.6 Asクラッド層、
(206)p型GaAs活性層、 (207)p型Al0.4 Ga0.6
Asクラッド層、 (208)p型GaAsコンタクト層
を、順次、MOCVD法でエピタキシャル成長させる
(図4(a))。本実施例では、このときの成長温度を
700℃とし、成長圧力を150Torrとするととも
に、III 族原料にTMGa(トリメチルガリウム)およ
びTMAl(トリメチルアルミニウム)の有機金属を、
V族原料としてはAsH3 を、n型ドーパントとしては
2 Seを、p型ドーパントとしてはDEZn(ジエチ
ルジンク)を、それぞれ用いる。
【0039】その後、熱CVD法によって、表面に
(212)SiO2 を形成し、さらに、RIBE法により、
(213)ハードベイクレジストで覆われた円柱状の発光部
を残して、 (205)n型Al0.4 Ga0.6 Asクラッド層
の途中まで、エッチングを行う(図4(b))。この
際、本実施例では、エッチングガスとしては塩素とアル
ゴンの混合ガスを用い、ガス圧を1×10-3Torrと
し、引出し電圧を400Vとする。
【0040】次に、このエッチング領域上に、埋込み
層を形成する。このために、本実施例では、まず、 (21
3)レジストを取り除き、次に、MBE法或いはMOCV
D法等により、 (209)ZnS0.06Se0.94層を埋込み成
長させる(図4(c))。
【0041】その後、 (212)SiO2 層および (208)
p型GaAsコンタクト層に対して、上述の円柱状の発
光部の外周部付近と接する部分のみを残して、エッチン
グを行う(図4(d))。これにより、中央に (214)出
射穴を有する (108)p型GaAsコンタクト層が形成さ
れる。
【0042】さらに、 (212)SiO2 層を除去し、続
いて、表面に4ペアの (211)SiO 2 /α−Si誘電体
多層膜ミラーを電子ビーム蒸着により形成し、RIE法
を用いたドライエッチングで、発光部の径よりやや小さ
い領域を残して取り去る(図4(e))。誘電体多層膜
ミラーの、波長870nmでの反射率は、94%であ
る。
【0043】しかる後、 (211)誘電体多層膜ミラー以
外の表面に (210)p型オーミック電極を蒸着し、さら
に、 (202)n型GaAs基板側に (201)n型オーミック
電極を蒸着する(図4(f))。そして、最後に、N2
雰囲気中で、400℃のアロイングを行う。
【0044】以上の工程により、図3に示したような、
埋め込み構造の (200)面発光半導体レーザを得ることが
できる。
【0045】このようにして作成した本実施例の (200)
面発光半導体レーザにおいても、上述した実施例1と同
様、極めて高い外部微分量子効率を有し、抵抗が非常に
小さいため (106)p型GaAs活性層の放熱が容易で、
且つ、アロイング時の温度が非常に低いコンタクト層を
得ることができた。
【0046】(実施例3)図5は本発明の第3の実施例
における半導体レーザ (300)の発光部の断面を示す斜視
図であり、図6はかかる半導体レーザ (300)の概念的な
上面図である。また、図7(a)〜(g)は当該実施例
における半導体レーザ (300)の製造工程を示す断面図で
ある。
【0047】本実施例の半導体レーザ (300)は、 (307)
p型Al0.5 Ga0.5 Asクラッド層を、互いに分離溝
で分離された複数の柱状部を形成した点で、上述の実施
例1および実施例2と異なる。
【0048】以下、本実施例の構成および製造工程につ
いて、図7(a)〜(g)にしたがって説明する。
【0049】まず、 (302)n型GaAs基板上に、
(303)n型GaAsバッファ層を形成し、さらに、n型
Al0.9 Ga0.1 As層とn型Al0.2 Ga0.8 As層
からなり波長780nmを中心に±30nmの光に対し
て98%以上の反射率を持つ25ペアの (304)半導体多
層膜ミラーを形成する。続いて、 (305)n型Al0.5
0.5 Asクラッド層、 (306)p型Al0.13Ga0.87
s活性層、 (307)p型Al0.5 Ga0.5 Asクラッド
層、 (308)p型GaAsコンタクト層を、順次、MOC
VD法でエピタキシャル成長させる(図7(a))。本
実施例では、このときの成長条件を、成長温度を720
℃、成長圧力を150Torrとするとともに、III 族
原料としてはTMGa(トリメチルガリウム)およびT
MAl(トリメチルアルミニウム)の有機金属を、V族
原料としてはAsH3 、n型ドーパントにH2 Se、p
型ドーパントにDEZn(ジエチルジンク)を、それぞ
れ用いる。
【0050】次に、表面に常圧熱CVD法により (31
2)SiO2 層を形成し、さらにその上にフォトレジスト
を塗布し、高温で焼きしめて (313)ハードベークレジス
トを形成する。さらに、このハードベークレジスト上
に、EB蒸着法により、SiO 2 層を形成する。
【0051】次に、RIE法を用いて、基板上に形成
した各層を、以下のようにしてエッチングする。
【0052】初めに、 (313)ハードベークレジスト上に
形成したSiO2 層上に、通常用いられるフォトリソグ
ラフィー工程を施し、必要なレジストパターンを形成
し、このパターンをマスクとして、RIE法によりSi
2 層をエッチングする。このエッチングは、例えば、
CF4 ガスを用いて、ガス圧を4.5Pa、入力をRF
パワー150W、サンプルホルダーの温度を20℃にコ
ントロールすることにより、行うことができる。
【0053】次に、このSiO2 層をマスクにして、R
IE法により、 (313)ハードベークレジストをエッチン
グする。このエッチングは、例えば、O2 ガスを用い
て、ガス圧を4.5Pa、入力パワーを150W、サン
プルホルダーの温度を20℃にコントロールすることに
より、行うことができる。このとき、SiO2 層上に初
めに形成したレジストパターンも同時にエッチングされ
る。
【0054】次に、パターン状に残っているSiO2
とエピタキシャル層上に形成した (312)SiO2 層とを
同時にエッチングするために、再びCF4 ガスを用いて
エッチングを行う。
【0055】以上のように、薄いSiO2 層をマスクに
して、ドライエッチングの一方法であるRIE法を (31
3)ハードベークレジストに用いることにより、必要なパ
ターン形状を持ちながら、さらに基板に対して垂直な側
面を持った (313)ハードベークレジストを作成すること
ができる(図7(b))。
【0056】続いて、この垂直な側面を持った (313)
ハードベークレジストをマスクにして、RIBE法を用
いて、柱状の発光部を残して、 (307)p型Al0.5 Ga
0.5Asクラッド層の途中までエッチングを行う(図7
(c))。この際、本実施例では、エッチングガスには
塩素とアルゴンとの混合ガスを用い、ガス圧力を5×1
-4Torr、プラズマ引出し電圧を400V、エッチ
ング試料上でのイオン電流密度を400μA/cm2
して、サンプルホルダーの温度を20℃に保って行うこ
ととする。
【0057】ここで、 (307)p型Al0.5 Ga0.5 As
クラッド層の途中までしかエッチングしないのは、活性
層の水平方向の注入キャリアと光の閉じ込めを、屈折率
導波型のリブ導波路構造にして、活性層内の光の一部を
活性層水平方向に伝達できるようにするためである。
【0058】また、レジストとして垂直な側面を持った
(313)ハードベークレジストを使用し、さらに、エッチ
ング方法としてエッチング試料に対して垂直にイオンを
ビーム状に照射してエッチングを行うRIBE法を使用
することにより、近接した (320)発光部を、基板に垂直
な (315)分離溝で分離させることができるとともに、面
発光型半導体レーザの特性向上に必要な垂直光共振器を
作成することが可能となっている。
【0059】次に、この (307)p型Al0.4 Ga0.6
Asクラッド層上に、埋込み層を形成する。このため
に、本実施例では、まず、 (313)レジストを取り除き、
次に、MBE法或いはMOCVD法等により、 (309)Z
nS0.06Se0.94層を埋込み成長させる(図7
(d))。
【0060】その後、 (312)SiO2 層および (308)
p型GaAsコンタクト層に対して、上述の円柱状の発
光部の外周部付近と接する部分のみを残して、エッチン
グを行う(図7(e))。これにより、中央に (314)光
出射穴を有する (108)p型GaAsコンタクト層が形成
される。
【0061】さらに、 (312)SiO2 層を除去し、続
いて、表面に4ペアの (311)SiO 2 /α−Si誘電体
多層膜ミラーを電子ビーム蒸着により形成し、RIE法
を用いたドライエッチングで、発光部の径よりやや小さ
い領域を残して取り去る(図7(f))。誘電体多層膜
ミラーの、波長780nmでの反射率は、94%であ
る。
【0062】ここで、本実施例の (300)半導体レーザで
は、ZnS0.06Se0.94で埋め込んだ (315)分離溝上に
も (311)誘電体多層膜ミラーを作成することとしたの
で、発光部に挟まれた領域にも垂直共振器構造が形成さ
れ、したがって、 (315)分離溝にもれた光も有効にレー
ザ発振に寄与し、また、漏れた光を利用するので (320)
発光部の位相に同期した発光となる。
【0063】しかる後、 (311)誘電体多層膜ミラー以
外の表面に (310)p型オーミック電極を蒸着し、さら
に、 (302)n型GaAs基板側に (301)n型オーミック
電極を蒸着する(図7(g))。ここで、出射側の (31
0)p型オーミック電極は、各 (320)発光部の各 (308)コ
ンタクト層に導通するように形成される。そして、最後
に、N2 雰囲気中で、400℃でアロイングを行う。
【0064】以上の工程により、図5および図6に示し
たような (300)面発光半導体レーザを得ることができ
る。
【0065】このようにして作成した本実施例の (300)
面発光半導体レーザにおいても、上述した実施例1およ
び実施例2と同様、極めて高い外部微分量子効率を有
し、抵抗が非常に小さいため (306)p型GaAs活性層
の放熱が容易で、且つ、アロイング時の温度が非常に低
いコンタクト層を得ることができた。
【0066】なお、以上説明した各実施例では、 (10
8),(208),(308)p型GaAsコンタクト層の光出射穴を
完全な空洞とした(すなわち、光出射穴ではp型GaA
s層を完全に除去した)が、この光出射穴に該当する部
分の膜厚を非常に薄くすることによっても、沿うようの
効果を得ることが可能である。この場合、本発明者の検
討によれば、十分な効果を得るためには、この光出射穴
に該当する部分の膜厚を0.1μm以下とすることが望
ましい。本願では、上述の各実施例に示したような、コ
ンタクト層に完全な空洞を形成した場合のみならず、コ
ンタクト層の一部に形成された、他の領域よりも膜厚が
薄い領域をも、「光出射穴」と称することとする。
【0067】さらに、光出射穴の形状は、図6に示した
ようなものに限定されるものではない。
【0068】また、上述の各実施例では、 (108),(20
8),(308)コンタクト層をGaAsで形成し、400℃で
アロイングすることとしたが、かかるコンタクト層を他
の金属によって形成し、適当な条件を選ぶことにより、
アロイング時の温度をさらに低くすることも可能であ
る。
【0069】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の半
導体レーザによれば、レーザ光が、コンタクト層を透過
するのではなく、コンタクト層に設けられた光出射穴を
通過して出力されるので、レーザ光がこのコンタクト層
の吸収によって減衰されることがなく、したがって、極
めて高い外部微分量子効率を得ることができる。
【0070】また、このコンタクト層をGaAsによっ
て形成した場合、高濃度のドープが可能となるので、コ
ンタクト層の抵抗を小さくすることができ、したがっ
て、ジュール熱の発生を抑えることができる。したがっ
て、出射効率や寿命の向上を図ることができる。
【0071】柱状半導体層の周囲をII−VI族化合物半導
体層で埋め込むと、高抵抗の埋込み層によりしきい値電
流を下げられることから室温連続発振でき、コンタクト
層での光吸収を低減できる効果と併せて実用性の高い面
発光型半導体レーザを実現できる。
【0072】さらに、コンタクト層をGaAsによって
形成した場合、アロイングの際の温度を低くすることが
可能となるので、半導体レーザの素子内の結晶界面にお
ける原子の拡散を抑制することができ、面発光半導体レ
ーザの特性や信頼性の向上を図る上で非常に有効であ
る。
【0073】このように、本発明によれば、優れた出力
強度を得ることができ、信頼性が高く、且つ、高寿命の
半導体レーザを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係わる半導体レーザの発光部の断面
を示す斜視図である。
【図2】(a)〜(f)ともに、実施例1に係わる半導
体レーザの製造工程を示す断面図である。
【図3】実施例2に係わる半導体レーザの発光部の断面
を示す斜視図である。
【図4】(a)〜(f)ともに、実施例2に係わる半導
体レーザの製造工程を示す断面図である。
【図5】実施例3に係わる半導体レーザの発光部の断面
を示す斜視図である。
【図6】実施例3に係わる半導体レーザの発光部の上面
を示す概念図である。
【図7】(a)〜(g)ともに、実施例3に係わる半導
体レーザの製造工程を示す断面図である。
【図8】従来の半導体レーザの発光部の一例に係わる断
面を示す斜視図である。
【符号の説明】
101,201,301 n型オーミック電極 102,202,302 n型GaAs基板 103,203,303 n型GaAsバッファ層 104,204,304 分布反射型多層膜ミラー 105,205,305 n型Al0.4 Ga0.6 As
クラッド層 106,206,306 p型GaAs
活性層 107,207,307 p型Al0.4 Ga0.6 As
クラッド層 108,208,308 p型GaAs
コンタクト層 109,209,309 ZnS0.06Se0.94層(埋
込み層) 110,210,310 p型オーミック
電極 111,211,311 SiO2 /α−Si誘電体
多層膜ミラー 112,212,312 SiO2 層 114,214,314 光出射穴
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年12月19日(2001.12.
19)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】上述の面発光半導体レーザの製造工程に
おいては、 (608)コンタクト層と(610)p型オーミック
電極とをアロイング(合金化)するために、両者を加熱
する工程が行われるが、Alの組成比が高い場合には、
このときの加熱温度を高くしなければならなくなり。こ
のため、面発光半導体レーザ内の結晶の界面で原子の拡
散が起こり、特性および信頼性の悪化の原因となる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】
【課題を解決するための手段】本願発明の第1の面発光
型半導体レーザは、半導体基板に対して実質的に垂直な
方向に光を出射する面発光型半導体レーザであって、反
射率の互いに異なる反射鏡と、該反射鏡の間に配置され
た、クラッド層と、活性層と、を含む多層の半導体層
と、を備えた光共振器と、を含み、前記多層の半導体層
の上方に、レーザ光が通過する部分の膜厚が0.1μm
以下であるコンタクト層を有していること、を特徴とす
る。本願発明の第2の面発光型半導体レーザは、請求項
1に記載された面発光型半導体レーザにおいて、前記コ
ンタクト層はGaAsにより構成されていること、を特徴と
する。本願発明の第3の面発光型半導体レーザは、請求
項1に記載された面発光型半導体レーザにおいて、前記
多層の半導体層には、前記クラッド層の少なくとも一部
を含む柱状部が形成されていること、を特徴とする。本
願発明の第4の面発光型半導体レーザは、請求項3に記
載された面発光型半導体レーザにおいて、前記柱状部の
周囲には、埋め込み層が形成されていること、を特徴と
する。本願発明の第5の面発光型半導体レーザは、請求
項1乃至4のいずれかに記載された面発光型半導体レー
ザにおいて、前記活性層はGaAsにより構成されているこ
と、を特徴とする。本願発明の第6の面発光型半導体レ
ーザは、請求項1乃至5のいずれかに記載された面発光
型半導体レーザにおいて、前記埋め込み層は、前記柱状
部を構成する材料より高抵抗な材料により構成されてい
ること、を特徴とする。本願発明の第7の面発光型半導
体レーザは、請求項6に記載の面発光型半導体レーザに
おいて、前記高抵抗な材料はII−VI族化合物半導体であ
ること、を特徴とする。本願発明の第8の面発光型半導
体レーザは、請求項1乃至7のいずれかに記載の面発光
型半導体レーザにおいて、前記柱状部が複数形成されて
いること、を特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】(実施例2)図3は本発明の第2の実施例
における半導体レーザ (200)の発光部の断面を示す斜視
図であり、図4(a)〜(f)は当該実施例における半
導体レーザ (200)の製造工程を示す断面図である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】以下、本実施例の構成および製造工程につ
いて、図4(a)〜(f)にしたがって説明する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】次に、このSiO2 層をマスクにして、R
IE法により、 (313)ハードベークレジストをエッチン
グする。このエッチングは、例えば、O2 ガスを用い
て、ガス圧を4.5Pa、入力パワーを150W、サン
プルホルダーの温度を20℃にコントロールすることに
より、行うことができる。このとき、SiO2 層上に初
めに形成したレジストパターンも同時にエッチングされ
る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0066
【補正方法】変更
【補正内容】
【0066】なお、以上説明した各実施例では、 (10
8),(208),(308)p型GaAsコンタクト層の光出射穴を
完全な空洞とした(すなわち、光出射穴ではp型GaA
s層を完全に除去した)が、この光出射穴に該当する部
分の膜厚を非常に薄くすることによっても、同様の効果
を得ることが可能である。この場合、本発明者の検討に
よれば、十分な効果を得るためには、この光出射穴に該
当する部分の膜厚を0.1μm以下とすることが望まし
い。本願では、上述の各実施例に示したような、コンタ
クト層に完全な空洞を形成した場合のみならず、コンタ
クト層の一部に形成された、他の領域よりも膜厚が薄い
領域をも、「光出射穴」と称することとする。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板に垂直な方向に光を出射する
    ように当該半導体基板に垂直な方向に形成された共振器
    を有し、該共振器を形成する半導体層の少なくとも一層
    が柱状に形成されている面発光型の半導体レーザにおい
    て、 前記柱状の半導体層の上面に、光出射穴を有する半導体
    コンタクト層を有することを特徴とする半導体レーザ。
  2. 【請求項2】 前記柱状の半導体層の周囲は、II−VI族
    化合物半導体層で埋込まれていることを特徴とする請求
    項1に記載の半導体レーザ。
  3. 【請求項3】 前記光出射穴を有する半導体コンタクト
    層が、GaAsによって形成されていることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の半導体レーザ。
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