JP2002164140A - コネクタ挿抜試験装置 - Google Patents
コネクタ挿抜試験装置Info
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- JP2002164140A JP2002164140A JP2000359213A JP2000359213A JP2002164140A JP 2002164140 A JP2002164140 A JP 2002164140A JP 2000359213 A JP2000359213 A JP 2000359213A JP 2000359213 A JP2000359213 A JP 2000359213A JP 2002164140 A JP2002164140 A JP 2002164140A
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- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】低温から高温の温度範囲で被試験コネクタ対の
挿抜試験が実施可能な小型且つ安価なコネクタ挿抜試験
装置を提供する。 【解決手段】 冷凍機15およびヒータ13を備える環
境槽10内に被試験コネクタ取付ユニット40および上
下動ユニット30を配置する。この被試験コネクタ取付
ユニット40に、被試験コネクタ対を取付け、一方のコ
ネクタ(基板)を環境槽10の外部に延びる基板挿入深
さ調製ユニット50および隙間調整機構60で調整し、
他方のコネクタ(メス型コネクタ)を環境槽10の外部
へ延びる連結軸を介してスライドカムシャフト33を駆
動モータ39により回転して上下動させ、挿抜試験を行
う。
挿抜試験が実施可能な小型且つ安価なコネクタ挿抜試験
装置を提供する。 【解決手段】 冷凍機15およびヒータ13を備える環
境槽10内に被試験コネクタ取付ユニット40および上
下動ユニット30を配置する。この被試験コネクタ取付
ユニット40に、被試験コネクタ対を取付け、一方のコ
ネクタ(基板)を環境槽10の外部に延びる基板挿入深
さ調製ユニット50および隙間調整機構60で調整し、
他方のコネクタ(メス型コネクタ)を環境槽10の外部
へ延びる連結軸を介してスライドカムシャフト33を駆
動モータ39により回転して上下動させ、挿抜試験を行
う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコネクタ挿抜試験装
置、特に相互に接続されるオス型コネクタおよびメス型
コネクタの挿抜(又は接続/切離し)試験を行う試験装
置に関する。
置、特に相互に接続されるオス型コネクタおよびメス型
コネクタの挿抜(又は接続/切離し)試験を行う試験装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】多くの電子機器又は電子応用機器では、
制御、増幅その他の信号処理のために種々の電子回路を
使用する。斯かる電子回路は、組立て製造および保守サ
ービスを容易にするために、一般に1以上のプリント基
板(又は回路基板)上に形成される。これらプリント基
板相互間又は他の位置に設けられた電子部品又は装置と
の間には、入出力信号、制御信号および動作電源電圧の
供給のために複数の電線(ワイヤ)を使用する。これら
電線は、一般にコネクタを介して接続又は切離し可能に
構成される。
制御、増幅その他の信号処理のために種々の電子回路を
使用する。斯かる電子回路は、組立て製造および保守サ
ービスを容易にするために、一般に1以上のプリント基
板(又は回路基板)上に形成される。これらプリント基
板相互間又は他の位置に設けられた電子部品又は装置と
の間には、入出力信号、制御信号および動作電源電圧の
供給のために複数の電線(ワイヤ)を使用する。これら
電線は、一般にコネクタを介して接続又は切離し可能に
構成される。
【0003】また、コンピュータ等にあっては、コンピ
ュータ本体と各種周辺機器(例えばプリンタ、スキャ
ナ、外部記憶装置、マウス等)と切離し可能に接続して
システムとして使用する。斯かるコンピュータシステム
等にあっては、相互接続される信号数が極めて多数にな
るので、多極(コンタクト数)且つ高密度のコネクタを
使用する。更に、自動車等の自動エンジン制御システム
等にあっては、高温および低温等の極めて厳しい環境下
で使用されるものもある。
ュータ本体と各種周辺機器(例えばプリンタ、スキャ
ナ、外部記憶装置、マウス等)と切離し可能に接続して
システムとして使用する。斯かるコンピュータシステム
等にあっては、相互接続される信号数が極めて多数にな
るので、多極(コンタクト数)且つ高密度のコネクタを
使用する。更に、自動車等の自動エンジン制御システム
等にあっては、高温および低温等の極めて厳しい環境下
で使用されるものもある。
【0004】斯かるコネクタは、一般にオス(雄)型コ
ネクタおよびメス(雌)型コネクタにより構成される。
このような雌雄1対のコネクタは、所定極数の相補的な
コンタクト(接触子)を有し、使用される環境下で予め
決められた回数の挿抜後にも、予め決められた電気的且
つ機械的規格(又は仕様)を満足する必要がある。その
ためには、試作段階で斯かるコネクタの挿抜試験を実験
し、性能を確認する必要がある。コネクタ挿入抜試験装
置は、対をなすコネクタの斯かる信頼性試験を実施する
ための試験装置である。
ネクタおよびメス(雌)型コネクタにより構成される。
このような雌雄1対のコネクタは、所定極数の相補的な
コンタクト(接触子)を有し、使用される環境下で予め
決められた回数の挿抜後にも、予め決められた電気的且
つ機械的規格(又は仕様)を満足する必要がある。その
ためには、試作段階で斯かるコネクタの挿抜試験を実験
し、性能を確認する必要がある。コネクタ挿入抜試験装
置は、対をなすコネクタの斯かる信頼性試験を実施する
ための試験装置である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】常温で使用するコネク
タの挿抜試験を行うためのコネクタ挿抜試験装置は、比
較的簡単に実現可能である。しかし、上述の如く自動車
用又はプリント基板用コネクタ等の厳しい環境で使用さ
れるコネクタにあっては、例えば−25℃〜−55℃等
の低温および+85℃〜+125℃の高温保証が必要で
ある。しかし、−25℃〜−55℃の低温でのコネクタ
の信頼性試験を実施するには、斯かる低温の環境(恒
温)室内で結露および氷結して、コネクタにも霜が付着
するので試験が困難であった。一方、上述の如き高温環
境での試験には、1対のコネクタを挿抜する駆動源に耐
高熱性が必要である。そこで、一般には、コネクタを上
述の如き低温又は高温に放置した後に、常温下で挿抜試
験を実施していた。従って、実際の使用温度での耐環境
試験を実施していなかったので、試験自体の信頼性に疑
問があった。
タの挿抜試験を行うためのコネクタ挿抜試験装置は、比
較的簡単に実現可能である。しかし、上述の如く自動車
用又はプリント基板用コネクタ等の厳しい環境で使用さ
れるコネクタにあっては、例えば−25℃〜−55℃等
の低温および+85℃〜+125℃の高温保証が必要で
ある。しかし、−25℃〜−55℃の低温でのコネクタ
の信頼性試験を実施するには、斯かる低温の環境(恒
温)室内で結露および氷結して、コネクタにも霜が付着
するので試験が困難であった。一方、上述の如き高温環
境での試験には、1対のコネクタを挿抜する駆動源に耐
高熱性が必要である。そこで、一般には、コネクタを上
述の如き低温又は高温に放置した後に、常温下で挿抜試
験を実施していた。従って、実際の使用温度での耐環境
試験を実施していなかったので、試験自体の信頼性に疑
問があった。
【0006】また、−30℃又は+125℃の如き環境
槽での試験では、絶縁および耐熱性の問題で、モータを
使用するのは困難であり、一般に、エアーシリンダ等を
駆動源にしていた。しかし、従来のコネクタ挿抜試験装
置は、駆動元を含めた試験装置全体が収められる環境槽
(又は恒温槽)を用意するものであった。その結果、大
型の環境槽を必要とするのみならず、その内部温度を下
げる又は上げるために大型の冷凍機又はヒータを必要と
し、更に所定温度に低下又は上昇させるために長時間を
必要とするので試験装置が高価となるという課題があっ
た。
槽での試験では、絶縁および耐熱性の問題で、モータを
使用するのは困難であり、一般に、エアーシリンダ等を
駆動源にしていた。しかし、従来のコネクタ挿抜試験装
置は、駆動元を含めた試験装置全体が収められる環境槽
(又は恒温槽)を用意するものであった。その結果、大
型の環境槽を必要とするのみならず、その内部温度を下
げる又は上げるために大型の冷凍機又はヒータを必要と
し、更に所定温度に低下又は上昇させるために長時間を
必要とするので試験装置が高価となるという課題があっ
た。
【0007】
【発明の目的】従って、本発明は、従来技術の上述した
如き課題に鑑みなされたものであり、本発明の主目的
は、大型且つ高価な環境槽を使用することなく実施可能
なコネクタ挿抜試験装置を提供することである。また、
本発明の他の目的は、被試験コネク を例えば−30℃
〜+130℃間の所定環境(温度)に維持した状態で挿
抜試験を実施可能なコネクタ挿抜試験装置を提供するこ
とである。
如き課題に鑑みなされたものであり、本発明の主目的
は、大型且つ高価な環境槽を使用することなく実施可能
なコネクタ挿抜試験装置を提供することである。また、
本発明の他の目的は、被試験コネク を例えば−30℃
〜+130℃間の所定環境(温度)に維持した状態で挿
抜試験を実施可能なコネクタ挿抜試験装置を提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明によるコネクタ挿抜試験装置は、次のような
特徴的な構成を採用している。
め、本発明によるコネクタ挿抜試験装置は、次のような
特徴的な構成を採用している。
【0009】(1)環境槽と、該環境槽の槽外に設けら
れた駆動モータと、前記環境槽に挿入されたコネクタ挿
抜駆動軸と、該コネクタ挿抜駆動軸により駆動される上
下動作機構と、被試験コネクタ対の位置決めセット治具
とを備え、該位置決めセット治具の上部を固定して、下
部を前記上下動作機構に連結するコネクタ挿抜試験装
置。
れた駆動モータと、前記環境槽に挿入されたコネクタ挿
抜駆動軸と、該コネクタ挿抜駆動軸により駆動される上
下動作機構と、被試験コネクタ対の位置決めセット治具
とを備え、該位置決めセット治具の上部を固定して、下
部を前記上下動作機構に連結するコネクタ挿抜試験装
置。
【0010】(2)前記被試験コネクタ対の位置決めセ
ット治具の前記上部および前記固定部の間に荷重測定用
ロードセルを設ける上記(1)のコネクタ挿抜試験装
置。
ット治具の前記上部および前記固定部の間に荷重測定用
ロードセルを設ける上記(1)のコネクタ挿抜試験装
置。
【0011】(3)前記被試験コネクタ対の位置決めセ
ット治具は、ダイセット方式とし、複数のガイドポスト
およびガイドブッシュにより、一度被試験コネクタ対の
挿入位置関係を定めれば前記位置決めセット治具の着脱
を行っても、前記被試験コネクタ対の挿入位置関係にズ
レが生じない上記(1)のコネクタ挿抜試験装置。
ット治具は、ダイセット方式とし、複数のガイドポスト
およびガイドブッシュにより、一度被試験コネクタ対の
挿入位置関係を定めれば前記位置決めセット治具の着脱
を行っても、前記被試験コネクタ対の挿入位置関係にズ
レが生じない上記(1)のコネクタ挿抜試験装置。
【0012】(4)前記オス型およびメス型コネクタを
挿入したとき、底当たりを回避する隙間調製機構を設け
る上記(1)のコネクタ挿抜試験装置。
挿入したとき、底当たりを回避する隙間調製機構を設け
る上記(1)のコネクタ挿抜試験装置。
【0013】(5)前記環境槽の槽外に設けられた前記
駆動モータと、前記環境槽に挿入する前記コネクタ挿抜
駆動軸との間にトルクリミタを設ける上記(1)のコネ
クタ挿抜試験装置。
駆動モータと、前記環境槽に挿入する前記コネクタ挿抜
駆動軸との間にトルクリミタを設ける上記(1)のコネ
クタ挿抜試験装置。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるコネクタ挿抜
試験装置の好適実施形態の構成および動作を、添付図面
を参照して詳細に説明する。
試験装置の好適実施形態の構成および動作を、添付図面
を参照して詳細に説明する。
【0015】先ず、図8および図9を参照して、本発明
のコネクタ挿抜試験装置に使用する環境槽(低温恒温
槽)について説明する。図8は、この環境槽の正面図で
ある。この環境槽10は、密閉可能な容器状であり、こ
の環境槽10の槽外に送風用モータ11および空冷式冷
凍機15が配置され、槽内部にシロッコファン12、フ
ィンヒータ13、冷却コイル(蒸発器)14およびドラ
イヤ(乾燥空気送風口)16が配置されている。この環
境槽10は、槽内へのアクセスを可能にする扉ハンドル
21を有する。
のコネクタ挿抜試験装置に使用する環境槽(低温恒温
槽)について説明する。図8は、この環境槽の正面図で
ある。この環境槽10は、密閉可能な容器状であり、こ
の環境槽10の槽外に送風用モータ11および空冷式冷
凍機15が配置され、槽内部にシロッコファン12、フ
ィンヒータ13、冷却コイル(蒸発器)14およびドラ
イヤ(乾燥空気送風口)16が配置されている。この環
境槽10は、槽内へのアクセスを可能にする扉ハンドル
21を有する。
【0016】上述した環境槽10のシロッコファン12
により、槽内を矢印のように上部より下部に空気循環さ
せて、冷却効率を高めると共に環境槽10内部の温度分
布を均一にしている。フィンヒータ13は、槽内温度P
ID制御用の電熱ヒータであり、温度センサによりフィ
ードバック制御している。ここで重要なことは、低温槽
の冷却効率および制御性を高めるために、冷却コイル1
4を環境槽10の内部に直接配置していることである。
ドライヤ16は、中空糸膜式のエアードライヤであり、
予め槽内の空気を乾燥させて、冷却コイル(蒸発噐)1
4のコイル表面の結露又は氷結を軽減させ、冷却効率を
高めている。また、低温から室温に戻す過程で、槽内部
に結露や氷結を生じないよう、環境槽10内の空気を低
湿度に除湿している。
により、槽内を矢印のように上部より下部に空気循環さ
せて、冷却効率を高めると共に環境槽10内部の温度分
布を均一にしている。フィンヒータ13は、槽内温度P
ID制御用の電熱ヒータであり、温度センサによりフィ
ードバック制御している。ここで重要なことは、低温槽
の冷却効率および制御性を高めるために、冷却コイル1
4を環境槽10の内部に直接配置していることである。
ドライヤ16は、中空糸膜式のエアードライヤであり、
予め槽内の空気を乾燥させて、冷却コイル(蒸発噐)1
4のコイル表面の結露又は氷結を軽減させ、冷却効率を
高めている。また、低温から室温に戻す過程で、槽内部
に結露や氷結を生じないよう、環境槽10内の空気を低
湿度に除湿している。
【0017】環境(又は低温恒温)槽10内の温度を、
低温から室温に戻す「昇温コントロール」では、ヒータ
および冷凍機を併用する。槽内熱容量に合せて、槽内空
気温度センサと被試験物又は治具温度センサの併用によ
り昇温曲線を決め、治具又は被試験物が結露又は氷結す
ることがないように制御している。一方、高温槽の場合
には、ヒータによる昇温と室内空気による降温(冷却)
の組合せにより温度制御を行っている。高温槽内を室温
に戻す際には、排気ダンパを開け、ファンにより強制排
気して短時間で治具および被試験物を室温に戻してい
る。
低温から室温に戻す「昇温コントロール」では、ヒータ
および冷凍機を併用する。槽内熱容量に合せて、槽内空
気温度センサと被試験物又は治具温度センサの併用によ
り昇温曲線を決め、治具又は被試験物が結露又は氷結す
ることがないように制御している。一方、高温槽の場合
には、ヒータによる昇温と室内空気による降温(冷却)
の組合せにより温度制御を行っている。高温槽内を室温
に戻す際には、排気ダンパを開け、ファンにより強制排
気して短時間で治具および被試験物を室温に戻してい
る。
【0018】モータ駆動軸には回転センサが設けられ、
一時試験回数、トータル試験回数を管理している。自動
制御の場合には、一時試験回数終了毎に槽内を自動で室
温に戻している。ロードセルに高温、低温が伝わらない
よう、連結棒およびロードセル間に放熱、断熱、ファン
による常温化対策を行っている。駆動モータには、スピ
ードコントロールモータを用いる。これにより、試験速
度を変え、スピードと寿命の関係等を知ることができ
る。
一時試験回数、トータル試験回数を管理している。自動
制御の場合には、一時試験回数終了毎に槽内を自動で室
温に戻している。ロードセルに高温、低温が伝わらない
よう、連結棒およびロードセル間に放熱、断熱、ファン
による常温化対策を行っている。駆動モータには、スピ
ードコントロールモータを用いる。これにより、試験速
度を変え、スピードと寿命の関係等を知ることができ
る。
【0019】図8中の空冷式冷凍機15の詳細構成例を
示す図9を参照して冷却サイクルを説明する。この空冷
式冷凍機15は、圧縮機(コンプレッサ)150、凝縮
器(コンデンサ)151、過冷却器152、自動膨張弁
(サーボ型PID制御)153および上述した蒸発器
(エバポレータ)154により構成される。蒸発潜熱の
大きい冷媒ガスを、圧縮機150により高圧に圧縮させ
て液化する。そして、凝縮器151に蓄積する。この高
圧の冷媒液は、十分に冷却され、自動膨張弁153で断
熱膨張させて気化させる。その結果、蒸発器の冷却コイ
ル14の表面から潜熱を奪い、環境槽10内の熱を奪っ
て温度を下げる(冷却する)。
示す図9を参照して冷却サイクルを説明する。この空冷
式冷凍機15は、圧縮機(コンプレッサ)150、凝縮
器(コンデンサ)151、過冷却器152、自動膨張弁
(サーボ型PID制御)153および上述した蒸発器
(エバポレータ)154により構成される。蒸発潜熱の
大きい冷媒ガスを、圧縮機150により高圧に圧縮させ
て液化する。そして、凝縮器151に蓄積する。この高
圧の冷媒液は、十分に冷却され、自動膨張弁153で断
熱膨張させて気化させる。その結果、蒸発器の冷却コイ
ル14の表面から潜熱を奪い、環境槽10内の熱を奪っ
て温度を下げる(冷却する)。
【0020】次に、図1乃至図7を参照して、本発明に
よるコネクタ挿抜試験装置の好適実施形態を説明する。
図1は、本発明によるコネクタ挿抜試験装置の好適実施
形態の全体構成を示す外観および内部の一部分を示す。
図2は、図1に示すコネクタ挿抜試験装置の操作盤を示
す。図3、図4、図5および図6は、それぞれ図1に示
すコネクタ挿抜試験装置に使用する上下動ユニット3
0、被試験品(コネクタ)取付ユニット40、基板挿入
深さ調製ユニット50および隙間調整機構60を示す。
また、図7は、本発明によるコネクタ挿抜試験装置の主
要部構成を示す。
よるコネクタ挿抜試験装置の好適実施形態を説明する。
図1は、本発明によるコネクタ挿抜試験装置の好適実施
形態の全体構成を示す外観および内部の一部分を示す。
図2は、図1に示すコネクタ挿抜試験装置の操作盤を示
す。図3、図4、図5および図6は、それぞれ図1に示
すコネクタ挿抜試験装置に使用する上下動ユニット3
0、被試験品(コネクタ)取付ユニット40、基板挿入
深さ調製ユニット50および隙間調整機構60を示す。
また、図7は、本発明によるコネクタ挿抜試験装置の主
要部構成を示す。
【0021】先ず、図1において、(A)はコネクタ挿
抜試験装置の平面図、(B)は正面図および(C)は側
面図である。この被試験品(即ちコネクタ)挿抜試験装
置は、図8および図9を参照して上述した環境槽(低温
恒温槽)10を使用する。このコネクタ挿抜試験装置
は、環境槽10、扉ハンドル21、カム駆動用モータ3
9、ベース板(被試験ベース)31、サポート支柱2
4、ブッシュ25、機構部、操作盤(取付スペース)2
6、非常停止スイッチ、槽内端子台28および荷重計シ
ャフト冷却ファン等を備える。また、上述の如く、環境
槽10は、送風機モータ11、シロッコファン12、フ
ィンヒータ13、冷却コイル14および空冷式冷凍機1
5を備える。
抜試験装置の平面図、(B)は正面図および(C)は側
面図である。この被試験品(即ちコネクタ)挿抜試験装
置は、図8および図9を参照して上述した環境槽(低温
恒温槽)10を使用する。このコネクタ挿抜試験装置
は、環境槽10、扉ハンドル21、カム駆動用モータ3
9、ベース板(被試験ベース)31、サポート支柱2
4、ブッシュ25、機構部、操作盤(取付スペース)2
6、非常停止スイッチ、槽内端子台28および荷重計シ
ャフト冷却ファン等を備える。また、上述の如く、環境
槽10は、送風機モータ11、シロッコファン12、フ
ィンヒータ13、冷却コイル14および空冷式冷凍機1
5を備える。
【0022】次に、図2(A)は操作盤26の正面図、
(B)はその側面図である。図2の特定例の操作盤26
は、各種表示ランプ261、温度指示調節形262、温
度指示形263、環境槽起動・停止スイッチ/ランプ2
64、荷重計265、トータルカウンタ/プリセットカ
ウンタ266、モータスピードコントローラ267、モ
ータ起動・停止スイッチ/ランプ268、カム機構上限
表示ランプ269、手動―自動運転切換スイッチ270
および自動スターとスイッチ271等を有する。
(B)はその側面図である。図2の特定例の操作盤26
は、各種表示ランプ261、温度指示調節形262、温
度指示形263、環境槽起動・停止スイッチ/ランプ2
64、荷重計265、トータルカウンタ/プリセットカ
ウンタ266、モータスピードコントローラ267、モ
ータ起動・停止スイッチ/ランプ268、カム機構上限
表示ランプ269、手動―自動運転切換スイッチ270
および自動スターとスイッチ271等を有する。
【0023】次に、図3は、上下動ユニット30の具体
的構成を示す。図3(A)は上下動ユニット30の正面
図であり、(B)はその側面図である。この上下動ユニ
ット30は、上述した環境槽10の内部、例えばその底
面に設けられる。この上下動ユニット30は、ベース板
31、このベース板31に回転可能に取付けられ、偏心
したスライドカム34を有するスライドカムシャフト3
3、このスライドカム34を受ける開口を有するカムフ
ォロワ35、このカムフォロワ35と連結ピン36によ
り結合されたユニット上下動板32により構成される。
図7を参照して後述する如く、このスライドカムシャフ
ト(又は上下機構駆動軸)33は、断熱材の連結軸を介
して環境槽10を貫通し、更にシャフトカプラ37およ
びトルクリミタ38を介して駆動モータ39と結合して
いる。この上下動ユニット30は、図3(A)に示す如
く偏心カム機構により、回転運動を直線(又は上下)運
動に変換している。
的構成を示す。図3(A)は上下動ユニット30の正面
図であり、(B)はその側面図である。この上下動ユニ
ット30は、上述した環境槽10の内部、例えばその底
面に設けられる。この上下動ユニット30は、ベース板
31、このベース板31に回転可能に取付けられ、偏心
したスライドカム34を有するスライドカムシャフト3
3、このスライドカム34を受ける開口を有するカムフ
ォロワ35、このカムフォロワ35と連結ピン36によ
り結合されたユニット上下動板32により構成される。
図7を参照して後述する如く、このスライドカムシャフ
ト(又は上下機構駆動軸)33は、断熱材の連結軸を介
して環境槽10を貫通し、更にシャフトカプラ37およ
びトルクリミタ38を介して駆動モータ39と結合して
いる。この上下動ユニット30は、図3(A)に示す如
く偏心カム機構により、回転運動を直線(又は上下)運
動に変換している。
【0024】図4(A)および(B)は、それぞれ被試
験品(コネクタ)取付ユニット40の正面図および側面
図である。この被試験品取付ユニット40は、上下(Z
方向)にスライド可能であるが、X−Y方向にはガイド
ポスト、ガイドブッシュで座標が変化しないように構成
されている。このコネクタ取付ユニット40は、被試験
コネクタ取付治部具41、コネクタ治具固定金具42、
基板(オス型コネクタ)取付部43、基板固定ねじ4
4、連結軸45および結合ピン46により構成される。
この被試験品取付ユニット40は、図7を参照して後述
する如く、挿抜試験される被試験コネクタの一方(メス
型コネクタ)を上下動ユニット30のユニット上下動板
32に固定し、他方のコネクタ(基板又はオス型コネク
タ)を基板取付部43に取付ける。
験品(コネクタ)取付ユニット40の正面図および側面
図である。この被試験品取付ユニット40は、上下(Z
方向)にスライド可能であるが、X−Y方向にはガイド
ポスト、ガイドブッシュで座標が変化しないように構成
されている。このコネクタ取付ユニット40は、被試験
コネクタ取付治部具41、コネクタ治具固定金具42、
基板(オス型コネクタ)取付部43、基板固定ねじ4
4、連結軸45および結合ピン46により構成される。
この被試験品取付ユニット40は、図7を参照して後述
する如く、挿抜試験される被試験コネクタの一方(メス
型コネクタ)を上下動ユニット30のユニット上下動板
32に固定し、他方のコネクタ(基板又はオス型コネク
タ)を基板取付部43に取付ける。
【0025】次に、図5(A)および(B)は、それぞ
れ基板挿入深さ調製ユニット50の正面図および側面図
を示す。ここで、基板、即ちプリント基板は、端部に金
属箔による複数のパッドが形成された多ピンのオス型コ
ネクタを構成する。本発明によるコネクタ挿抜試験装置
の好適実施形態は、斯かるプリント基板により構成され
るオス型コネクタを対応するメス型コネクタと挿抜試験
する試験装置である。斯かるプリント基板によるオス型
コネクタは、一般に小型であるが、例えば−30℃〜+
130℃の如き広い温度範囲で試験する場合には、熱膨
張又は収縮するので、斯かる膨張収縮を微調整するため
の手段である。尚、オス型コネクタが底当たりしたか否
かは、ロードセルの出力により電気的に検知可能であ
る。
れ基板挿入深さ調製ユニット50の正面図および側面図
を示す。ここで、基板、即ちプリント基板は、端部に金
属箔による複数のパッドが形成された多ピンのオス型コ
ネクタを構成する。本発明によるコネクタ挿抜試験装置
の好適実施形態は、斯かるプリント基板により構成され
るオス型コネクタを対応するメス型コネクタと挿抜試験
する試験装置である。斯かるプリント基板によるオス型
コネクタは、一般に小型であるが、例えば−30℃〜+
130℃の如き広い温度範囲で試験する場合には、熱膨
張又は収縮するので、斯かる膨張収縮を微調整するため
の手段である。尚、オス型コネクタが底当たりしたか否
かは、ロードセルの出力により電気的に検知可能であ
る。
【0026】次に、図6を参照して、隙間調製機構60
を説明する。この隙間調整機構60は、オス型コネクタ
とメス型コネクタとが底当たりしないように、これら両
コネクタを調製する手段である。この隙間調整機構60
は、レバー61、1対のローラ64およびバックラッシ
ュ防止スプリング63により構成される。ローラ64
は、基準面62に押し付けられている。ローラ64は、
外径部に1個所平坦部(Dカット)65が形成されてい
る。レバー61を90°回転すると、ローラ64の平坦
部65が基板挿入深さ調整ユニット50の基準面62に
当接し、ローラ64の外径のDカットした寸法に対応し
てカセット式治具の上部がバックラッシュ防止スプリン
グ63の弾性により引き上げられる。これにより、オス
型コネクタとメス型コネクタ間に底当たりしない適正な
隙間が得られる。
を説明する。この隙間調整機構60は、オス型コネクタ
とメス型コネクタとが底当たりしないように、これら両
コネクタを調製する手段である。この隙間調整機構60
は、レバー61、1対のローラ64およびバックラッシ
ュ防止スプリング63により構成される。ローラ64
は、基準面62に押し付けられている。ローラ64は、
外径部に1個所平坦部(Dカット)65が形成されてい
る。レバー61を90°回転すると、ローラ64の平坦
部65が基板挿入深さ調整ユニット50の基準面62に
当接し、ローラ64の外径のDカットした寸法に対応し
てカセット式治具の上部がバックラッシュ防止スプリン
グ63の弾性により引き上げられる。これにより、オス
型コネクタとメス型コネクタ間に底当たりしない適正な
隙間が得られる。
【0027】次に、図7を参照して、本発明によるコネ
クタ挿抜試験装置の全体構成および動作を説明する。内
部温度を希望温度に調製可能な環境槽10の内部底面
に、上下動ユニット30を固定する。この上下動ユニッ
ト30の上部に被試験コネクタ取付ユニット40を固定
する。このコネクタ取付ユニット40には、挿抜試験さ
れるメス型コネクタおよびオス型コネクタ(基板)の1
対のコネクタが取付けられる。また、上下動ユニット3
0のスライドカムシャフト33は、連結軸を介して環境
槽10の外部に延び駆動モータ39により回転駆動され
る。尚、過度の力が被試験コネクタに加えられ破壊等を
生じるのを阻止するために、スライドカムシャフト33
と駆動モータ39間にはトルクリミタ38が接続され、
予め決められた上限トルクを超える回転がスライドカム
シャフト33に伝達されるのを阻止する。
クタ挿抜試験装置の全体構成および動作を説明する。内
部温度を希望温度に調製可能な環境槽10の内部底面
に、上下動ユニット30を固定する。この上下動ユニッ
ト30の上部に被試験コネクタ取付ユニット40を固定
する。このコネクタ取付ユニット40には、挿抜試験さ
れるメス型コネクタおよびオス型コネクタ(基板)の1
対のコネクタが取付けられる。また、上下動ユニット3
0のスライドカムシャフト33は、連結軸を介して環境
槽10の外部に延び駆動モータ39により回転駆動され
る。尚、過度の力が被試験コネクタに加えられ破壊等を
生じるのを阻止するために、スライドカムシャフト33
と駆動モータ39間にはトルクリミタ38が接続され、
予め決められた上限トルクを超える回転がスライドカム
シャフト33に伝達されるのを阻止する。
【0028】一方、被試験品(コネクタ)取付ユニット
40の基板取付部43は、連結軸45を介して環境槽1
0外へ延び、冷却フィン53およびロードセル(荷重セ
ンサ)52を介して上述した基板挿入深さ調製ユニット
50および隙間調整機構60に結合される。斯かる構成
により、被試験コネクタおよびその取付ユニット40
は、環境槽10の内部に配置し、その他の駆動部等は、
環境槽10の外部に配置する。そして、被試験コネクタ
対の挿抜試験を、例えば10万回実施し、各コンタクト
間の接触抵抗や絶縁抵抗等の電気的特性および挿入力や
抜去力等の機械的諸特性を測定することが可能である。
40の基板取付部43は、連結軸45を介して環境槽1
0外へ延び、冷却フィン53およびロードセル(荷重セ
ンサ)52を介して上述した基板挿入深さ調製ユニット
50および隙間調整機構60に結合される。斯かる構成
により、被試験コネクタおよびその取付ユニット40
は、環境槽10の内部に配置し、その他の駆動部等は、
環境槽10の外部に配置する。そして、被試験コネクタ
対の挿抜試験を、例えば10万回実施し、各コンタクト
間の接触抵抗や絶縁抵抗等の電気的特性および挿入力や
抜去力等の機械的諸特性を測定することが可能である。
【0029】以上、本発明によるコネクタ挿抜試験装置
の好適実施形態の構成および動作を詳述した。しかし、
斯かる実施形態は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら
本発明を限定するものではないことに留意されたい。本
発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々
の変形変更が可能であること、当業者には容易に理解で
きよう。例えば、上述した好適実施形態では、被試験コ
ネクタ対を、環境槽内に垂直方向に取付けて挿抜試験す
る場合を示したが、水平方向その他の任意方向に取付可
能であること勿論である。また、被試験コネクタは、上
述した特定のコネクタに限定されず、種々のコネクタの
挿抜試験に適用可能である。更に、コネクタ以外の被試
験品、例えばスイッチ等についても同様に試験可能であ
ること勿論である。
の好適実施形態の構成および動作を詳述した。しかし、
斯かる実施形態は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら
本発明を限定するものではないことに留意されたい。本
発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々
の変形変更が可能であること、当業者には容易に理解で
きよう。例えば、上述した好適実施形態では、被試験コ
ネクタ対を、環境槽内に垂直方向に取付けて挿抜試験す
る場合を示したが、水平方向その他の任意方向に取付可
能であること勿論である。また、被試験コネクタは、上
述した特定のコネクタに限定されず、種々のコネクタの
挿抜試験に適用可能である。更に、コネクタ以外の被試
験品、例えばスイッチ等についても同様に試験可能であ
ること勿論である。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
のコネクタ挿抜試験装置によると、次の如き実用上の顕
著な効果が得られる。先ず、被試験品およびその取付ユ
ニットのみを環境槽内に収容すれば足りるので、試験装
置が小型且つ省スペースである。また、小型恒温槽、小
型冷凍機および汎用モータ等の使用による低価格化が実
現する。ユニット(カセット)化した治具の使用によ
り、安定した長期試験が可能である。トルクリミタ等の
使用により、被試験コネクタおよびロードセル等を破損
しない安全対策が可能である。低温での結露および氷結
防止対策が行なわれ、正確且つ高信頼性の試験が可能で
ある。
のコネクタ挿抜試験装置によると、次の如き実用上の顕
著な効果が得られる。先ず、被試験品およびその取付ユ
ニットのみを環境槽内に収容すれば足りるので、試験装
置が小型且つ省スペースである。また、小型恒温槽、小
型冷凍機および汎用モータ等の使用による低価格化が実
現する。ユニット(カセット)化した治具の使用によ
り、安定した長期試験が可能である。トルクリミタ等の
使用により、被試験コネクタおよびロードセル等を破損
しない安全対策が可能である。低温での結露および氷結
防止対策が行なわれ、正確且つ高信頼性の試験が可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコネクタ挿抜試験装置の好適実施
形態の外観および内部構成の一部を示す構成図である。
形態の外観および内部構成の一部を示す構成図である。
【図2】図1の試験装置に取付けられる操作盤の1例を
示す図である。
示す図である。
【図3】図1に示す試験装置に使用する上下動ユニット
の構成図である。
の構成図である。
【図4】図1に示す試験装置に使用するコネクタ取付ユ
ニットの構成図である。
ニットの構成図である。
【図5】図1に示す試験装置に使用する基板(オス型コ
ネクタ)挿入深さ調製ユニット構成図である。
ネクタ)挿入深さ調製ユニット構成図である。
【図6】図1に示す試験装置に使用する隙間調整装置の
構成図である。
構成図である。
【図7】本発明によるコネクタ挿抜試験装置の主要構成
を示す図である。
を示す図である。
【図8】図1に示す試験装置に使用する環境槽の構成図
である。
である。
【図9】図8に示す環境槽の冷凍サイクル説明図であ
る。
る。
10 環境槽(低温恒温槽) 30 上下動ユニット 31 ベース板 32 ユニット上下動板 33 スライドカムシャフト 34 スライドカム 38 トルクリミタ 39 駆動モータ 40 コネクタ取付ユニット 41 被試験コネクタ取付治具 43 基板(オス型コネクタ)取付部 45 連結軸 50 基板挿入深さ調製ユニット 52 ロードセル 60 隙間調製機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 修治 東京都文京区本郷2丁目16番13号 日本パ ルスモーター株式会社内 Fターム(参考) 2G014 AA00 AB60 AC00 AC08 5E051 GB09
Claims (5)
- 【請求項1】環境槽と、該環境槽の槽外に設けられた駆
動モータと、前記環境槽に挿入されたコネクタ挿抜駆動
軸と、該コネクタ挿抜駆動軸により駆動される上下動作
機構と、被試験コネクタ対の位置決めセット治具とを備
え、 該位置決めセット治具の上部を固定して、下部を前記上
下動作機構に連結することを特徴とするコネクタ挿抜試
験装置。 - 【請求項2】前記被試験コネクタ対の位置決めセット治
具の前記上部および前記固定部の間に荷重測定用ロード
セルを設けることを特徴とする請求項1に記載のコネク
タ挿抜試験装置。 - 【請求項3】前記被試験コネクタ対の位置決めセット治
具は、ダイセット方式とし、複数のガイドポストおよび
ガイドブッシュにより、一度被試験コネクタ対の挿入位
置関係を定めれば前記位置決めセット治具の着脱を行っ
ても、前記被試験コネクタ対の挿入位置関係にズレが生
じないことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ挿抜
試験装置。 - 【請求項4】前記オス型およびメス型コネクタを挿入し
たとき、底当たりを回避する隙間調製機構を設けること
を特徴とする請求項1に記載のコネクタ挿抜試験装置。 - 【請求項5】前記環境槽の槽外に設けられた前記駆動モ
ータと、前記環境槽に挿入する前記コネクタ挿抜駆動軸
との間にトルクリミタを設けることを特徴とする請求項
1に記載のコネクタ挿抜試験装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000359213A JP2002164140A (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | コネクタ挿抜試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000359213A JP2002164140A (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | コネクタ挿抜試験装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002164140A true JP2002164140A (ja) | 2002-06-07 |
Family
ID=18831006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000359213A Pending JP2002164140A (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | コネクタ挿抜試験装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002164140A (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100573171C (zh) * | 2005-12-26 | 2009-12-23 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 连接器测试装置 |
CN102262046A (zh) * | 2011-04-22 | 2011-11-30 | 北京邮电大学 | 连接器使用寿命的测试方法和测试装置 |
CN102636338A (zh) * | 2011-02-15 | 2012-08-15 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 连接器测试装置 |
CN102645592A (zh) * | 2011-02-21 | 2012-08-22 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 连接器寿命测试机 |
CN104596688A (zh) * | 2015-02-02 | 2015-05-06 | 河北工业大学 | 基于超声波的电连接器接触压力测试方法及测试仪 |
CN104596582A (zh) * | 2015-01-20 | 2015-05-06 | 厦门大学 | 一种背板连接器自动检测装置 |
CN104819839A (zh) * | 2015-05-20 | 2015-08-05 | 河北工业大学 | 电连接器接触件插拔特性测试仪 |
CN105136185A (zh) * | 2015-09-29 | 2015-12-09 | 苏州达恩克精密机械有限公司 | 连接器检测机的升降装置 |
CN107202921A (zh) * | 2017-06-22 | 2017-09-26 | 浙江理工大学 | 一种旋转插接式电连接器接触电阻在线测量装置 |
CN109813989A (zh) * | 2019-03-20 | 2019-05-28 | 武汉心浩智能科技有限公司 | 一种通信产品连接器的自动插拔装置 |
CN110018374A (zh) * | 2019-04-11 | 2019-07-16 | 深圳市宏之都科技有限公司 | 一种模拟环境下的寿命试验装置 |
CN112964461A (zh) * | 2021-04-09 | 2021-06-15 | 贵州航天电器股份有限公司 | 一种连接器机械寿命测试装置 |
CN114184987A (zh) * | 2021-12-08 | 2022-03-15 | 歌尔光学科技有限公司 | 插拔检测设备 |
CN117761443A (zh) * | 2024-02-20 | 2024-03-26 | 青岛铭青机电有限公司 | 一种测试电连接器内接触零件磨损退化的试验装置及方法 |
CN117849671A (zh) * | 2024-03-05 | 2024-04-09 | 潍坊海力电子有限公司 | 一种信号线接头快速检测装置 |
-
2000
- 2000-11-27 JP JP2000359213A patent/JP2002164140A/ja active Pending
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102645592A (zh) * | 2011-02-21 | 2012-08-22 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 连接器寿命测试机 |
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CN104596582A (zh) * | 2015-01-20 | 2015-05-06 | 厦门大学 | 一种背板连接器自动检测装置 |
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WO2020207271A1 (zh) * | 2019-04-11 | 2020-10-15 | 深圳市宏之都科技有限公司 | 一种模拟环境下的寿命试验装置 |
US20220178984A1 (en) * | 2019-04-11 | 2022-06-09 | Shenzhen Hongdu Testing Equipment Co., Ltd. | Device for testing service life in simulated environment |
CN112964461A (zh) * | 2021-04-09 | 2021-06-15 | 贵州航天电器股份有限公司 | 一种连接器机械寿命测试装置 |
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CN117761443A (zh) * | 2024-02-20 | 2024-03-26 | 青岛铭青机电有限公司 | 一种测试电连接器内接触零件磨损退化的试验装置及方法 |
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CN117849671A (zh) * | 2024-03-05 | 2024-04-09 | 潍坊海力电子有限公司 | 一种信号线接头快速检测装置 |
CN117849671B (zh) * | 2024-03-05 | 2024-05-24 | 潍坊海力电子有限公司 | 一种信号线接头快速检测装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20041216 |