JP2002164097A - 弛止装置付のカバー体および弛止装置付端子台 - Google Patents

弛止装置付のカバー体および弛止装置付端子台

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JP2002164097A
JP2002164097A JP2000356468A JP2000356468A JP2002164097A JP 2002164097 A JP2002164097 A JP 2002164097A JP 2000356468 A JP2000356468 A JP 2000356468A JP 2000356468 A JP2000356468 A JP 2000356468A JP 2002164097 A JP2002164097 A JP 2002164097A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部からの振動や衝撃などにより機器に取付
けた端子台の締付ねじの弛みを防止して点検作業を少な
くし、保守点検コストを少なくする。 【解決手段】 略両端下部にそれぞれ係止爪を有した基
板に、1または2以上設けた孔部の下側に前方を開放さ
せると共に底面に前方からU字溝を形成した収容室を設
け、該収容室内に一方向にのみ回転する回転軸と、該回
転軸の上面に当接させて回転軸の逆転を防止する固定片
と、前記回転軸および固定片を下方へ付勢させるばねと
を収容してカバー体を形成してある。カバー体の孔部か
らドライバーを挿入して回転させた回転軸の下端に設け
た突起部を締付ねじのねじ溝部に合致させて弛みを防止
する弛止装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端子台などに電線
または圧着端子を接続させる締付ねじの弛止装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、各種機器を構成する端子台や表示
灯などには、電線や電線の端部に取付けた圧着端子を、
座金を介して締付ねじ(プラスねじ、マイナスねじを含
む)で締結している。例えば、端子台1は、図1に示す
ごとく、複数の絶縁部片2を所定の長さに形成したガイ
ドレール15に取付け、連結して形成している。
【0003】絶縁部片2は、図2に示すごとく、絶縁性
を有する合成樹脂材により形成され、背面に設けた壁板
部3の上部両側に、例えば必要に応じて取付ける端子カ
バー17を取付けるため、任意形状をした係止部4、4
をそれぞれ設けてある。さらに、壁板部3の正面略中央
に前方に突出させて設けた仕切部6の下部に端子金具1
0を取付けて両端を掛止させる支持部7、7を形成し、
下端両側にはガイドレール15を挿通するガイド溝8、
8を設けてある。端子金具10の略両端にねじ孔(図示
せず)を設け、締付ねじ13を螺合している。19は電
線の一端に取付けた圧着端子である。
【0004】絶縁部片2に圧着端子19を取付けるに
は、端子金具10の締付ねじ13をいったん外し、圧着
端子19の孔(図示せず)を端子金具10のねじ孔と合
致させ、座金14を介してドライバーなどで締付ねじ1
3で締結している。
【0005】前記端子台1の端子金具に取付ける圧着端
子19は、締付ねじ13により締結しているため、端子
台1を各種の機器に取付けて使用する場合に、該機器が
受ける振動や衝撃などにより経時的に該締付ねじ13が
弛むことがある。
【0006】締付ねじ13が弛むと電気抵抗が大きくな
って圧着端子19が熱をもち、時間が経過すると故障や
火災などを起こす原因となる。そのため、各機器に取付
けた端子台は定期的に点検を行い、弛んだ締付ねじを締
直す作業(増締め)を行って機器の故障や事故を防止して
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、締付ね
じを具えた端子台を機器に取付けた後、該締付ねじの弛
みを原因とする故障や事故を防止するため、年に何回か
点検を行って締付ねじの増締めを行っている。例えば、
連結端子台の場合は、多数の絶縁部片にそれぞれ取付け
た端子金具に締付ねじで圧着端子を接続している。その
ため、締付ねじの弛みの有無を一つ一つ点検し、必要に
応じて増締め作業を行うため、大変な手間と時間がかか
り非能率的である。このように、多数の締付ねじについ
て点検することは困難であり、年に何回か点検作業を行
わなければならないので大変面倒であると共に、コスト
がかかるという問題点を有していた。
【0008】そこで本発明は、振動や衝撃などにより機
器に取付けた端子台の締付ねじの弛みを防止することに
より、弛みによる不具合防止や火災発生の防止はもちろ
んのこと、増締め作業を無くして点検作業を少なし、保
守点検を容易にすることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、1または2以上の電線または
圧着端子を端子金具に接続する締付ねじを有した端子台
において、両端下部にそれぞれ取外片を設け、その内側
にそれぞれ係止爪を有した基板に、1または2以上設け
た孔部の下側に前方を開放させると共に底面に前方から
U字溝を形成した収容室を設け、該収容室内には、一方
向にのみ回転する回転軸と、該回転軸の上面に当接させ
て回転軸の逆転を防止する固定片と、前記回転軸および
固定片を下方へ付勢させるばねとを収容してカバー体を
形成してなり、前記端子台の上面に着脱可能に装着した
カバー体の孔部からドライバーを挿入して回転させた回
転軸の下端に設けた突起部を締付ねじのねじ溝部に合致
さることを特徴とする。
【0010】本発明に係る前記回転軸は、軸部の上面に
プラス形またはマイナス形などの係合部を設け、該軸部
の下面にはプラス形またはマイナス形に形成した突起部
を設けると共に、該軸部の略上方に形成したやや大径な
鍔部の上面にラチェット歯部を形成してある。また、前
記固定片は、外形を角形に形成して前記収容室の内壁面
に掛止させて周方向に固定し、中央に前記回転軸の軸部
を軸支する孔を設け、裏面には前記回転軸のラチェット
歯部と噛合する受歯部を設けて一方向にのみ回転し、逆
方向に回転できない構成にしたことを特徴とする
【0011】第2の発明は、端子台を構成する絶縁部片
の上部背面に設けた壁板部の上部両側に、カバー体取付
用にそれぞれ爪受部を設けると共に、該絶縁部材に設け
た載置台上に取付けた端子金具の略両端に、頭部にプラ
ス溝またはマイナス溝などのねじ溝を設けた締付ねじを
取付け、両端下部にそれぞれ取外片を設け、その内側に
それぞれ係止爪を有した基板に、1または2以上設けた
孔部の下側に前方を開放させると共に底面に前方からU
字溝を形成した収容室を設け、該収容室内に一方向にの
み回転する回転軸と、該回転軸の上面に当接させて回転
軸の逆転を防止する固定片と、前記回転軸および固定片
を下方へ付勢させるばねとを収容してカバー体を形成
し、該カバー体の前記係止爪を前記端子台の爪受部に着
脱可能に係合させ、前記端子台の上面に着脱可能に装着
したカバー体の孔部からドライバーを挿入して回転させ
た回転軸の下端に設けた突起部を締付ねじのねじ溝部に
合致させて前記締付ねじの逆回転を防止させることを特
徴とする。
【0012】したがって、ばねで付勢させた回転軸を上
方からドライバーで押し下げ、該回転軸の下端に設けた
突起部を、締付ねじの頭部に設けたねじ溝部に合致させ
て、回転軸をラチェト機構により一方向にのみ回転させ
るようにして、逆回転できないようにしてあるので、該
締付ねじの弛みを確実に防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を示す図3か
ら図10について説明すると、図3は本発明に係る端子
台とカバー体の側面図、図4はカバー体を構成する各部
品の一部省略して分離させた斜視図、図5は基板の断面
図、図6は図5のA―A断面図、図7は回転軸の平面
図、図8は回転軸の正面図、図9は固定片の正面図、図
10は固定片の底面図である。
【0014】この弛止装置である端子台の上面に着脱可
能に取付ける弛止装置付のカバー体と、上面に前記カバ
ー体を取付けた弛止装置付端子台とについて、以下にま
とめて説明する。
【0015】まず図3において、端子台20を構成する
絶縁部片21の上部背面側に設けた壁板部22の上部両
側にそれぞれ爪受部23を形成し、該壁板部の正面略中
央の上下方向には前方に突出させた仕切部25を設けて
ある。この仕切部25の中間に形成した溝部26内に端
子金具28を水平方向に収容して取付け、前記絶縁部片
の前面両側に形成した載置台30、30の外側に突起を
設け、該端子金具の両端を前記突起に掛止させて取付け
てある。端子金具28の略両端にはそれぞれ締付ねじを
螺合させるねじ孔(図示せず)を設けてある。
【0016】端子金具28に設けたねじ孔の下部に位置
する載置部30内にナットを収容し、該載置部にばね室
32を設けてある。ばね室32内にはコイルばね33と
ばね受部37を収容し、このばね受板37に連結した軸
部36の他端に設けた座金部38のねじ孔(図示せず)
を、前記端子金具28のねじ孔の上方に位置させてあ
る。この座金部38のねじ孔には丸座金40を介して締
付ねじ42を取付けてあり、該座金部は端子金具に対し
て上下動可能に収容してある。
【0017】締付ねじ42の頭部には、プラス形やマイ
ナス形さらには両者を一体に組み合わせた形などの係合
部43を設けてある。45、45は絶縁部片21の下部
両側に設けたガイド溝で、一方のガイド溝45を有する
ガイド片45aの下部は、絶縁部片21から離れてある
程度の可撓性を有しているため該ガイド溝45を外方に
押し広げてガイドレールの横から外せるようにしてあ
る。
【0018】図3〜6に示した弛止装置付カバー体50
は、絶縁性を有する透明または半透明の合成樹脂材によ
り基板51を形成し、該基板の両端下側には斜め下方に
短い取外片49、49を夫々設けてある。この取外片4
9は、たとえば端子台などからカバー体50を取外すた
めの部片を兼ねている。この取外片49の内側下方に
は、弾力性を有する係止爪52、52をそれぞれ形成し
てある。
【0019】基板51の略両端に対をなす孔部53、5
3を設け、該孔部の下部に夫々収容室55を一体に形成
してある。収容室55は、一方を開放させると共に、該
収容室の底面にも前方からU字溝56を形成してあり、
該収容室の周囲三面は密閉構造である。この収容室内
に、後記する回転軸60と固定片70とばね75を収容
する。さらに、この収容室は上下方向をやや広く形成
し、コイル状のばねを収容して、後記する端子金具の締
付ねじ42に圧着端子を、1枚ではなく、本実施例のよ
うに2枚取付けても充分なスペースを確保できるように
してある。
【0020】図7、8に示した回転軸60は、略円柱状
に形成した軸部61の上面中央にドライバーを差し込む
プラス形、マイナス形あるいは両方の形を組み合わせた
形などの係合部62を設けてある。該係合部は、プラス
形に形成した溝部62aの一方を、マイナスドライバー
が係合出来る様に長溝62bに形成してもよい。65は
前記軸部61の下面中央に設けた突起部で、前記締付ね
じ42の頭部に設けたプラス形またはマイナス形などの
形に形成して合致できるように形成してある。
【0021】67は前記軸部61の略上部に設けた鍔部
で、前記基板の収容室の底面に形成したU字溝56より
やや大径に形成してあり、該鍔部の上面全体は連続して
ラチェット歯部68を設けてある、このラチェット歯部
68を形成する各山の間隔は任意であるが、約15度の
間隔で形成するの好ましい。該ラチェット歯部68を形
成する各山の間隔が約15度より広いと、軸部61下面
に設けた突起部65と締付ねじ42の係合部43とを合
致させるのが困難となり、また各山の間隔が約15度よ
り狭まいと十分な山の高さが取れずにラチェット歯部が
外れたり、滑ったりしやすくなることから前記のように
約15度の間隔が好ましい。回転軸60の軸部61の周
面には、該軸部の軽量化と原材料の節約を図るため凹部
69を設けてある。
【0022】図9、10に示したように固定片70は、
外形を方形等の角形に形成した面取部71を設け、中央
に前記回転軸60の軸部61の上方が挿入できる孔72
を設けてある。固定片70の下面には、前記回転軸60
の鍔部67に設けたラチェット歯部68と噛合する受歯
部73を設けてある。この受歯部73は固定片70の下
面全体に設ける必要はなく、孔72を中心にして対角線
上にそれぞれ約15度の間隔で片山形に少数設けてあれ
ばよい。
【0023】75は前記基板51の下部に設けた収容室
55内に収容するばねで、コイル状に形成してある。8
0は圧着端子で、電線の一端に取付けられている。83
は前記締付ねじを締結するドライバーである。
【0024】以下、本発明に係るの実施形態の作用につ
いて説明すると、カバー体50は、収容室55内に回転
軸60と固定片70とをばね75で付勢させて互いに当
接させて収容してある。回転軸60と固定片70との当
接は、回転軸60の軸部61の上端を固定片70の孔7
2内に挿入させると共に、該固定片の裏面に設けた受歯
部73と鍔部67のラチェット歯部68とを噛合させて
あるため、回転軸60は一方向にのみ回転するが逆方向
には回転できない構成である。
【0025】収容室55内に収容された固定片70は、
面取部71が収容室55の内壁に掛止されているため回
転せず固定している。一方、回転軸60は軸部61の上
端を固定片70の孔72内に軸支され、軸部61の下部
は収容室55の溝部56内に位置されて同一軸心上で回
転することができる。
【0026】回転軸60の鍔部67と固定片70とを上
方からばね75で付勢することにより、回転軸60のラ
チェット歯部68と固定片70の受歯部73とは常に当
接しているので、回転軸60は傾斜面方向(時計方向)
にばね75の弾発力に抗して上下動しながら回転し、立
上り方向(反時計方向)には互いの山の立上部が当接す
るため逆回転はできない。
【0027】次いで、カバー体50を端子台20に取付
けるには、予め圧着端子80を締付ねじ42で端子金具
28に接続させると共に壁板部22の上端両側に設けた
爪受部23、23に基板51の係止爪52を嵌合させる
だけのワンタッチで簡単に装着できる。なお、係止爪5
2の外側には、取外し機能を有した取外片49、49を
設けたあるため、何らかの外力が加わっても直接係止爪
52に外力が加わることがほとんどないので、該係止爪
が破損する事故を防止できる。
【0028】このカバー体50を端子台の壁板部22の
上部両側に装着し、ドライバー83の先端をカバー体5
0の孔部53から挿入し、ついで、固定片70の孔72
に挿入して位置している回転軸の上端に設けた係合溝6
2に合致させる。ついで、ドライバー83を時計方向に
回転させる。
【0029】ドライバー83により回転させられた回転
軸60は、ばね75の弾発力に抗して上下動しながら固
定片の受歯部73を超えて回転すると、該回転軸の下端
に設けた突起部65が任意個所で締付ねじ42の係合部
43と合致する。この係合部43と突起部65が合致す
ると、回転軸60がばね75の弾発力により押し下げら
れて係合部43と突起部65とが周方向に固定する(図
12)。
【0030】締付ねじ42の係合部43に回転軸60の
突起部65が嵌合すると、締付ねじと回転軸とが一体に
なり、振動や衝撃が外部から加わっても締付ねじが反時
計方向、即ち、締結力が弛む方向に回転しようとしても
常にばね75に付勢された固定片70の受歯部73が回
転軸60のラチェット歯部68と噛合しているため弛む
ことはない。
【0031】締付ねじ42を弛める場合には、カバー体
50の一端である取付片49の部分を上方に持ち上げる
だけで、端子台の壁板部22の爪受部23から係止爪5
2が簡単に外れて、カバー体50を外すことができる。
このように、締付ねじの係合部43から回転軸の突起部
65を離脱させれば、締付ねじ42を露出させることが
でき、ドライバーにより回動させて弛めることが出来
る。
【0032】上記において、カバー体50を複数の締付
ねじを有する連結端子台に取付ける場合について説明し
たが、一つねじを有した端子台(図示せず)の場合に
は、基板の下面に設けた一つの収容室内に回転軸と固定
片とばねとを収容して形成すればよい。さらに、表示灯
の背面に位置した接続部に取付けてある締付ねじの場
合、それぞれ対角線上に締着ねじが位置しても、収容室
をそれぞれ対角線上に設けたカバー体を取付けることが
できるのは勿論である。
【0033】
【発明の効果】第1の発明は、弛止装置を具えたカバー
体のため、弛止装置を必要とする機器、例えば電磁開閉
器やスイッチや電源用機器等のねじ部分の弛止めと、防
塵を兼ねて安全且つ容易に取付けて使用することができ
る。またカバー体は構成が簡単なため安価に製作でき、
通常の端子台などに後から装着させて弛止め機能を具有
させることができる。即ち、端子金具に取付けた締付ね
じのねじ溝部に、カバー体の収容室内に収容させる固定
片と回転軸とを一方向にのみ回転するようにばねで付勢
させて回転軸の下端に設けた突起部を合致させることに
より前記締付ねじの弛みを防止し、増締め作業を不要に
してメンテナンスコストの軽減化を図って弛みによる不
具合を防止できる。
【0034】第2の発明は、前記カバー体を具えた弛止
装置付端子台であり、振動などが生じる場所に設置して
使用する端子台の締付ねじの弛みを防止すると共に、埃
の堆積を防ぐことができ、メンテナンスコストの低減化
を図ると共に弛みによる不具合や火災の発生を防止する
ことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部省略した従来の端子台の斜視図である。
【図2】従来の端子台の正面図である。
【図3】本発明に係る弛止装置をしめすもので、端子台
から弛止装置付カバー体を取外して分離させた状態の正
面図である。
【図4】カバー体を構成する各部品の一部を省略して分
離させた斜視図である。
【図5】基板の断面図である。
【図6】図5のA―A断面図である。
【図7】回転軸の平面図である。
【図8】回転軸の側面図である。
【図9】固定片の側面図である。
【図10】固定片の底面図である。
【図11】ドライバーを回転軸の係合部に係合して一方
向に回動させ、該回転軸の突起部と締付ねじのねじ溝部
に合致させた状態の一部破断した断面図である。
【図12】端子台にカバー体を装着させた状態の断面図
である。
【符号の説明】
20 端子台 21 絶縁部片 22 壁板部 23 爪受部 28 端子金具 30 載置部 42 締付ねじ 43 ねじ溝部 49 取外片 50 カバー体 51 基板 52 係止爪 53 孔 55 収容室 56 U字溝 60 回転軸 61 軸部 62 係合部 65 突起部 67 鍔部 68 ラチェット歯部 70 固定片 72 孔 73 受歯部 75 ばね

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1または2以上の電線または圧着端子を
    端子金具に接続する締付ねじを有した端子台において、 両端下部にそれぞれ取外片を設け、その内側にそれぞれ
    係止爪を有した基板に、1または2以上設けた孔部の下
    側に前方を開放させると共に底面に前方からU字溝を形
    成した収容室を設け、 該収容室内には、一方向にのみ回転する回転軸と、該回
    転軸の上面に当接させて回転軸の逆転を防止する固定片
    と、前記回転軸および固定片を下方へ付勢させるばねと
    を収容してカバー体を形成してなり、 前記端子台の上面に着脱可能に装着したカバー体の孔部
    からドライバーを挿入して回転させた回転軸の下端に設
    けた突起部を締付ねじのねじ溝部に合致さることを特徴
    とする弛止装置付のカバー体。
  2. 【請求項2】 前記回転軸は、軸部の上面にプラス形ま
    たはマイナス形などの係合部を設け、該軸部の下面には
    プラス形またはマイナス形に形成した突起部を設けると
    共に、該軸部の略上方に形成したやや大径な鍔部の上面
    にラチェット歯部を形成したことを特徴とする前記請求
    項1記載の弛止装置付のカバー体。
  3. 【請求項3】 前記固定片は、外形を角形に形成して前
    記収容室の内壁面に掛止させて周方向に固定し、中央に
    前記回転軸の軸部を軸支する孔を設け、裏面には前記回
    転軸のラチェット歯部と噛合する受歯部を設けて一方向
    にのみ回転し、逆方向に回転できない構成にしたことを
    特徴とする請求項1記載の弛止装置付のカバー体。
  4. 【請求項4】 端子台を構成する絶縁部片の上部背面に
    設けた壁板部の上部両側に、カバー体取付用にそれぞれ
    爪受部を設けると共に、該絶縁部材に設けた載置台上に
    取付けた端子金具の略両端に、頭部にプラス溝またはマ
    イナス溝などのねじ溝を設けた締付ねじを取付け、 両端下部にそれぞれ取外片を設け、その内側にそれぞれ
    係止爪を有した基板に、1または2以上設けた孔部の下
    側に前方を開放させると共に底面に前方からU字溝を形
    成した収容室を設け、該収容室内に一方向にのみ回転す
    る回転軸と、該回転軸の上面に当接させて回転軸の逆転
    を防止する固定片と、前記回転軸および固定片を下方へ
    付勢させるばねとを収容してカバー体を形成し、該カバ
    ー体の前記係止爪を前記端子台の爪受部に着脱可能に係
    合させ、 前記端子台の上面に着脱可能に装着したカバー体の孔部
    からドライバーを挿入して回転させた回転軸の下端に設
    けた突起部を締付ねじのねじ溝部に合致させて前記締付
    ねじの逆回転を防止させることを特徴とする弛止装置付
    端子台。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100642733B1 (ko) 2005-02-16 2006-11-03 서일전자 주식회사 단자대 위치고정구조
JP2007128795A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd 回路遮断器の中継端子装置
JP2014213652A (ja) * 2013-04-23 2014-11-17 株式会社東海理化電機製作所 車両用ミラー装置

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