JP2002164095A - コネクタ及びこのコネクタを用いた導体接続部並びにこの導体接続部を用いたアース線路 - Google Patents

コネクタ及びこのコネクタを用いた導体接続部並びにこの導体接続部を用いたアース線路

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JP2002164095A
JP2002164095A JP2001129604A JP2001129604A JP2002164095A JP 2002164095 A JP2002164095 A JP 2002164095A JP 2001129604 A JP2001129604 A JP 2001129604A JP 2001129604 A JP2001129604 A JP 2001129604A JP 2002164095 A JP2002164095 A JP 2002164095A
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shaped
rod
conductor
insertion portion
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Hitoshi Sano
仁 佐野
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Showa Electric Wire and Cable Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡易な構成でアース線路を迅速に施工し得るコ
ネクタ及びこのコネクタを用いた導体接続部並びにこの
導体接続部を用いたアース線路を提供する。 【解決手段】フリーアクセスフロアを構成するスラブ1
上には、直径が6mm程度の銅の丸棒等で構成される多
数本の棒状導体7、7…が格子状に布設されており、こ
れらの棒状導体7、7…の布設ルートの交叉部、分岐部
及び角部には、それぞれ、十字型のコネクタ8、T字型
のコネクタ9及びL字型のコネクタ10が配設されてい
る。次に、棒状導体7の先端部は、十字型のコネクタ
8、T字型のコネクタ9及びL字型のコネクタ10の対
向する挿入部に、その外周が挿入部の内周に周接するよ
うにワンタッチ方式で差込み挿入される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コネクタ及びこ
のコネクタを用いた導体接続部並びにこの導体接続部を
用いたアース線路に係わり、特に、フリーアクセスフロ
アの床下に設置されるアース用導体棒を接続する場合に
有用なコネクタ及びこのコネクタを用いた導体接続部並
びにこの導体接続部を用いたアース線路に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、電子機器の増加に伴い、オフィス
のフロアを上げ底にし、本来の床面と上げ底にした床面
との空間に、電源用ケーブルや電話用ケーブル等を配線
し得るようにした、いわゆるフリーアクセスフロアが多
用されている。そして、かかるフリーアクセスフロア上
に設置されるOA機器等の電子機器は、分電盤の接地端
子を介してフリーアクセスフロアの床下に設置されるア
ース線路に接地されている。
【0003】図20は、このようなフリーアクセスフロ
アの床下に設置されるアース線路の設置状況を示してい
る。同図において、フリーアクセスフロアは、スラブ1
と、スラブ1上に所定の間隔をおいて立設される多数の
導電性の支柱2、2…と、これらの支柱2、2…の上部
間に跨って取り付けられるフロアパネル3とを備えてい
る。なお、フロアパネル3の下面には接地部材3aが配
設されている。
【0004】しかして、フロアパネル3上に設置される
電子機器(不図示)は、接地部材3a及び導電性の支柱
2、2…を介してスラブ1上に設置されるアース線路4
に接地されている。
【0005】アース線路4は、スラブ1上に格子状に設
置される絶縁電線5と、この絶縁電線5を電気的に接続
するコネクタ6とを備えている。絶縁電線5は、撚線導
体5aと、この撚線導体5aの外周に塩化ビニル樹脂を
押出被覆して成る絶縁体5bとで構成されており、次の
ようにして、コネクタ6に接続されている。すなわち、
格子状に配置される絶縁電線5の交叉部や分岐部等に位
置する部分の絶縁体5bが剥離され、これによって露出
した撚線導体5aがコネクタ6のスリーブに挿入され、
圧縮されることにより電気的に接続される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成のアース線路においては、格子状に配置される
絶縁電線の交叉部や分岐部等に位置する部分の絶縁体を
剥離して撚線導体を露出させ、この露出させた撚線導体
をコネクタで圧縮接続してアース線路を組み立てなけれ
ばならないので、アース線路の組立が煩雑となり、アー
ス線路を迅速に施工することが困難であるという難点が
あった。
【0007】本発明は、上述の難点を解決するためにな
されたもので、簡易な構成でアース線路を迅速に施工し
得るコネクタ及びこのコネクタを用いた導体接続部並び
にこの導体接続部を用いたアース線路を提供することを
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明のコネクタは、棒状導体の布設ルートの
交叉部、分岐部、角部若しくは直線部に配設されるコネ
クタであって、このコネクタの棒状導体の先端部と対向
する部分に、この棒状導体の先端部を差込み接続し得る
挿入部が設けられている。
【0009】また、本発明のコネクタは、コネクタの挿
入部が筒状に形成されている。
【0010】さらに、本発明のコネクタは、コネクタの
挿入部の中心軸を通る平面で対称形状に分割された一対
のコネクタ分割体を組合せたもので形成されている。
【0011】本発明のコネクタは、コネクタの挿入部
に、この挿入部の先端部からコネクタの基部に向かって
スリットが形成されている。
【0012】また、本発明のコネクタは、コネクタの挿
入部の先端部外周に、環状凹溝が形成され、この環状凹
溝に径方向に伸縮するスプリングが配設されている。
【0013】さらに、本発明のコネクタは、スプリング
としてC型スプリングが使用されている。
【0014】本発明におけるコネクタの挿入部は、平板
の両縁部を多角形状または円筒形状に折曲したもので形
成されている。
【0015】また、本発明におけるコネクタの挿入部
は、平板の両縁部を切頭三角形状に折曲したもので形成
されている。
【0016】これらの本発明のコネクタによれば、棒状
導体をコネクタの挿入部に差込み接続し得ることから、
簡易な構成で棒状導体を迅速に接続することが可能であ
り、また、コネクタの挿入部のバネ作用により棒状導体
が所定の面圧を有して締め付けられることから、コネク
タと棒状導体との接続部における電気的な接触抵抗を低
減でき、さらに、棒状導体が高強度でコネクタに締付接
続されることから、棒状導体がコネクタから離脱するお
それがなく、ひいては安全性に優れた導体接続部を提供
することができる。
【0017】一方、本発明の導体接続部は、コネクタの
挿入部に、棒状導体が差込み接続されている。
【0018】また、本発明の導体接続部は、棒状導体と
して、フリーアクセスフロアの床下に設置されるアース
用導体棒が使用されている。
【0019】さらに、本発明のアース線路は、布設ルー
トの交叉部、分岐部、角部及び(又は)直線部に、コネク
タが配設され、この各コネクタの挿入部に、フリーアク
セスフロアの床下に設置されるアース用導体棒が差込み
接続されている。
【0020】これらの本発明の導体接続部又はアース線
路によれば、簡易な構成のコネクタを用いることによ
り、棒状導体やアース用導体棒の接続を迅速に行なうこ
とができ、ひいては、フリーアクセスフロアの床下に設
置されるアース線路の施工も迅速かつ容易に行なうこと
ができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明のコネクタ及びこの
コネクタを用いた導体接続部並びにこの導体接続部を用
いたアース線路の好ましい実施の形態例について、図面
を参照して説明する。 [実施例1]図1は、フリーアクセスフロアに設置され
るアース線路の平面図を示している。なお、同図におい
て、図20と共通する部分には同一の符号が付されてい
る。図1において、フリーアクセスフロアを構成するス
ラブ1上には、直径が6mm程度の銅の丸棒等で構成さ
れる多数本の棒状導体7、7…が格子状に布設されてお
り、これらの棒状導体7、7…の布設ルートの交叉部、
分岐部及び角部には、それぞれ、十字型のコネクタ8、
T字型のコネクタ9及びL字型のコネクタ10が配設さ
れている 図2は、本発明における十字型のコネクタの縦断面図を
示している。同図において、十字型のコネクタ8は、第
1の銅棒80と、第2の銅棒81とから成る十字型のコ
ネクタ本体82を備えており、第1の銅棒80の両端部
は、内面切削によって円筒状に加工され、中央部には、
切欠部83が形成されている。また、第2の銅棒81の
両端部も、第1の銅棒80と同様に、内面切削によって
円筒状に加工されている。ここで、内面切削によって円
筒状に加工された第1、第2の銅棒80、81の両端部
は、棒状導体7を先端部を差込み接続するコネクタの挿
入部84を構成することになる。
【0022】しかして、第1の導棒80の切欠部83に
第2の導棒81の中央部を嵌合することにより、コネク
タ本体82が全体として十字型を呈することになる。な
お、第1、第2の銅棒80、81の嵌合部には孔(不図
示)が穿設されており、この孔にリベット棒85が挿入
され、このリベット棒85をかしめることによって第
1、第2の銅棒80、81が堅固に固定されている。
【0023】一方、コネクタの挿入部84には、その挿
入部84の先端部から、コネクタ本体82の基部、すな
わち、第1、第2の銅棒80、81の交叉部に向かって
例えば4個のスリット84aが円周方向に等配して形成
されている。また、挿入部84の先端部近傍の外周に
は、浅い環状凹溝84bが設けられており、この環状凹
溝84bには、径方向に伸縮する後述のスプリングが嵌
め込まれている。なお、コネクタの挿入部84の先端部
は、例えばスエージング加工等によって、挿入部84の
先端部の内径が当該挿入部84に挿入される棒状導体7
の外径よりも若干小径となる如く先細り状に形成されて
いる。
【0024】次に、このような構成の十字型のコネクタ
8とアース線路を構成する棒状導体8との接続方法につ
いて述べる。
【0025】図3は,棒状導体7と十字型のコネクタ8
との接続部の縦断面図を示している。同図において、先
ず、本発明における十字型のコネクタ8は、フリーアク
セスフロアのアース線路(図1参照)を構成する棒状導
体7の交叉部に配置される。しかして、布設ルートの交
叉部に位置する棒状導体7の先端部は、十字型のコネク
タ8の対向する挿入部84に、その外周が挿入部84の
内周に周接するようにワンタッチ方式で差込み挿入され
る。そうすると、コネクタの挿入部84の先端部は径方
向外側に撓むものの、その復元力によって、すなわち、
コネクタの挿入部84のバネ作用によって径方向に締め
付けられ、これにより、コネクタの挿入部84と棒状導
体7との接続部における電気的な接触抵抗が低減され
る。
【0026】ここで、挿入部84の環状凹溝84bの外
周に、径方向に伸縮するC型スプリング84cを嵌め込
んだ場合においては、棒状導体7がコネクタの挿入部8
4によってより一層締め付けられ、これにより、コネク
タの挿入部84と棒状導体7との接続部における電気的
な接触抵抗がより低減され、また、コネクタの挿入部8
4から棒状導体7が離脱するおそれがなくなり、組立強
度の高い導体接続部が得られる。
【0027】なお、環状凹溝84bの外周には、C型ス
プリング84cに代えてコイル状のスプリング(不図
示)を嵌め込んでもよい。
【0028】図4は、本発明におけるL字型のコネクタ
の縦断面図を示している。同図において、L字型のコネ
クタ10は、第1の銅棒100と、第2の銅棒101と
から成るL字型のコネクタ本体102を備えており、第
1の銅棒100の一端部は、内面切削によって円筒状に
加工され、他端部には、切欠部103が形成されてい
る。また、第2の銅棒101の一端部も、第1の銅棒1
00と同様に、内面切削によって円筒状に加工されてい
る。
【0029】しかして、第1の導棒100の切欠部10
3に第2の導棒101の他端部を嵌合することにより、
コネクタ本体102が全体としてL字型を呈することに
なる。 ここで、内面切削によって円筒状に加工された
第1、第2の銅棒100、101の一端部が、棒状導体
7を差込み接続するコネクタの挿入部104を構成する
ことになる点、第1、第2の銅棒100、101の嵌合
部の孔にリベット棒105が挿入され、これをかしめる
点、コネクタの挿入部104にスリット104aを形成
する点、コネクタの挿入部104の先端部を先細り状に
加工する点及びコネクタの挿入部104の外周に環状凹
溝104bを設け、これに径方向に伸縮するスプリング
を配設する点は、図2に示す十字型のコネクタ8と同様
である。
【0030】本発明におけるL字型のコネクタ10は、
格子状に配置されるフリーアクセスフロアのアース線路
を構成する棒状導体7の角部に配置され、図2に示す十
字型のコネクタ8への棒状導体7の接続と同様に、L字
型のコネクタ10の挿入部104に棒状導体7がワンタ
ッチ方式で差込み接続される。
【0031】図5は、本発明におけるT字型のコネクタ
の縦断面図を示している。同図において、T字型のコネ
クタ9は、第1の銅棒90と、第2の銅棒91とから成
るT字型のコネクタ本体92を備えており、第1の銅棒
90の両端部は、内面切削によって円筒状に加工され、
中央部には、切欠部93が形成されている。また、第2
の銅棒91の一端部も、第1の銅棒90と同様に、内面
切削によって円筒状に加工されている。
【0032】しかして、第1の導棒90の切欠部93に
第2の導棒91の他端部を嵌合することにより、コネク
タ本体92が全体としてT字型を呈することになる。
【0033】ここで、内面切削によって円筒状に加工さ
れた第1、第2の銅棒90、91の端部が、棒状導体7
を差込み接続するコネクタの挿入部94を構成すること
になる点、第1、第2の銅棒90、91の嵌合部の孔に
リベット棒95が挿入され、これをかしめる点、コネク
タの挿入部94にスリット94aを形成する点、コネク
タの挿入部94の先端部を先細り状に加工する点及びコ
ネクタの挿入部94の外周に環状凹溝94bを設け、こ
れに径方向に伸縮するスプリングを配設する点は、図2
に示す十字型のコネクタ8と同様である。
【0034】本発明におけるT字型のコネクタ9は、格
子状に配置されるフリーアクセスフロアのアース線路を
構成する棒状導体7の分岐部に配置され、図2に示す十
字型のコネクタ8への棒状導体7の接続と同様に、T字
型のコネクタ9の挿入部94に棒状導体7がワンタッチ
方式で差込み接続される。
【0035】図6は、本発明におけるI字型のコネクタ
の縦断面図を示している。同図において、I字型のコネ
クタ11は、1条の銅棒110から成り、その両端部
は、内面切削によってパイプ状に加工されている。
【0036】ここで、内面切削によって円筒状に加工さ
れた銅棒110の両端部が、棒状導体7を差込み接続す
るコネクタの挿入部114を構成することになる点、コ
ネクタの挿入部114にスリット114aを形成する
点、コネクタの挿入部114の先端部を先細り状に加工
する点及びコネクタの挿入部114の外周に環状凹溝1
14bを設け、これに径方向に伸縮するスプリングを配
設する点は、図2に示す十字型のコネクタ8と同様であ
る。
【0037】本発明におけるI字型のコネクタ11は、
格子状に配置されるフリーアクセスフロアのアース線路
を構成する棒状導体7の直線部(図1参照)に配置さ
れ、図2に示す十字型のコネクタ8への棒状導体7の接
続と同様に、I字型のコネクタ11の挿入部114に棒
状導体7がワンタッチ方式で差込み接続される。本発明
におけるI字型のコネクタ11は、短尺の棒状導体7を
接続する場合に有用である。
【0038】なお、以上の実施例においては、コネクタ
を形成する方法として、銅棒を内面切削して円筒状に加
工する場合について述べているが、本発明はこれに限定
されず、例えば、金属パイプを十字型、T字型、L字型
及びI字型に加工したものを使用しても良い。また、銅
棒に代えてアルミ棒やアルミ合金棒等の他の金属棒を用
いても良く、さらに、棒状導体は丸型に限定されず、角
型若しくは裸撚線導体であっても、本発明と同様の効果
を発揮する。
【0039】図7(a)は、格子状に配置されるフリー
アクセスフロアのアース線路を構成する棒状導体に取り
付けられる分岐コネクタの正面図、図7(b)は、同分
岐コネクタの側面図を示している。これらの図におい
て、分岐コネクタは、棒状導体7が挿入されるC字状の
挿入部12aと、この挿入部12aの端縁にそれぞれ連
設される一対の端子部12b、12bとを備えており、
各端子部12bの中央部には、それぞれ孔12c、12
cが穿設されている。
【0040】このような構成の分岐コネクタは、1枚の
金属板体を中央部に挿入部12aを有する如く折り曲げ
ることにより、容易に形成することができる。
【0041】次に、このような構成の分岐コネクタを棒
状導体に取り付ける方法について述べる。
【0042】図8は、分岐コネクタの取付部の平面図を
示している。なお、同図において、図1と共通する部分
には同一の符号が付されている。図8において、先ず、
棒状導体7は、予め、分岐コネクタ12の挿入部12a
に挿入される。そして、分岐コネクタ12の一対の端子
部12b、12bの孔12c、12c(図7参照)間に
跨ってボルト12dが挿入され、ボルト12dの頭部に
ナット(不図示)が螺着される。そして、ナットによっ
て一対の端子部12b、12b間を締め付けると、一対
の端子部12b、12bのバネ作用により、分岐コネク
タ12の挿入部12aの内周が棒状導体7の外周に所定
の面圧を有して固定され、これにより、分岐コネクタの
取付部における電気的な接触抵抗が低減される。
【0043】なお、符号12eは、端子部12bとボル
ト12dとの間に接続されたビニル絶縁電線等から成る
接地線を示しており、この接地線はフリーアクセスフロ
アを構成する導電性の支柱2に電気的に接続され、これ
により、フリーアクセスフロアを構成するアース線路と
導電性を有する支柱2とが電気的に接続されることにな
る。 [実施例2]図9(a)は、十字型のコネクタの他の実
施例に係る平面図、図9(b)は、この十字型のコネク
タとアース用導体棒との接続部の断面図を示している。
図9(a)において、十字型のコネクタ13は、十字型
に配置される錫メッキ銅管から成る一対のスリーブ本体
130、130と、これらの各スリーブ本体130、1
30の先端部の挿入部131にそれぞれ所定の間隔をお
いて取着された黄銅ビス等から成るかしめ部材132と
を備えている。
【0044】次に、このような構成の十字型のコネクタ
本体130、130の各挿入部131に、図9(b)に
示すように、アース用導体棒たる棒状導体7の先端部が
挿入され、かしめ部材132のかしめによって棒状導体
7が挿入部131の内周面に堅固に固定される。
【0045】以上の実施例2においては、スリーブ本体
の挿入部内に棒状導体をより堅固に固定でき、これによ
り、棒状導体が挿入部から離脱するおそれがなくなる。 [実施例3]図10は、十字型のコネクタの他の実施例
に係る斜視図を示している。同図において、この実施例
における十字型のコネクタ18は、円盤状の基部21
と、この基部21に4方向に突出する如く連設された4
個の円筒状スリーブ22を備えており、全体として十字
状を呈している。ここで、円筒状スリーブ22は、後述
するように、棒状導体7を差込み接続する挿入部を構成
することになる。
【0046】しかして、挿入部としての円筒状スリーブ
22には、円筒状スリーブ22の先端部から基部21に
向かって4個のスリット23が円周方向に等配して形成
され、また、挿入部としての円筒状スリーブ22の先端
部外周には、浅い環状凹溝24が形成され、この環状凹
溝24には後述するC型スプリング25が配設されてい
る。
【0047】このような構成の十字型のコネクタ18
は、次に述べるように、挿入部としての円筒状スリーブ
22の中心軸を通る平面で対称形状に2分割された一対
のコネクタ分割体を組合せたもので構成されている。
【0048】図11(a)は、十字型のコネクタ18を
構成する一対のコネクタ分割体の平面図、図11(b)
は、図11(a)のA部拡大図、図11(c)は、一対
のコネクタ分割体の側面図、図12(a)は、十字型の
コネクタ18の平面図、図12(b)は、同十字型のコ
ネクタ18の側面図を示している。
【0049】図11(a)〜(c)において、十字型の
コネクタ18は、一対の十字型のコネクタ分割体20
a、20bを備えており、このコネクタ分割体20a、
20bは、平板状の一対の分割基部21a、21bと、
各分割基部21a、21bに、それぞれ、4方向に突出
する如く連設された一対の4個の半円状スリーブ22
a、22bとを備えており、全体として十字状を呈して
いる。
【0050】一対の分割基部21a、21bは、それぞ
れ、銅板を円形に加工したもので形成されており、その
外周縁近傍には、それぞれ、4個のリベット孔26a、
26bが円周方向に等配して穿設されている。また、一
方の分割基部21aには、分割基部の当接面から外面に
向かって略半円状に凹ませて形成された凹状のハーフピ
アス(以下、「凹状ハーフピアス」という。)31a
と、分割基部の当接面から外面に向かって略半円状に突
出させて形成された凸状のハーフピアス(以下、「凸状
ハーフピアス」という。)32aが離間して設けられ、
他方の分割基部21bには、これらの凹、凸状ハーフピ
アス31a、32aと対応する位置に、これらの凹、凸
状ハーフピアス31a、32aに嵌り合う形状の凸、凹
状ハーフピアス32b、31bが形成されている。ここ
で、各凹、凸状ハーフピアス31a、32a、31b、
32bは、銅板のプレス加工によって形成され、その凹
部の深さおよび凸部の高さは銅板厚の半分程度とされて
いる。
【0051】一対の4個の半円状スリーブ22a、22
bは、それぞれ、銅板を半円状に加工したもので形成さ
れており、各半円状スリーブ22a、22bには、先端
部から分割基部21a、21bに向かって、それぞれ、
1個のスリット23が形成されている。また、これらの
半円状スリーブ22a、22bの先端部外周には、それ
ぞれ、浅い半円状の凹溝24a′、24b′が形成され
ている。ここで、各半円状スリーブ22a、22bの開
口端面27a、27bは、分割基部21a、21bの対
向する平面部28a、28bよりも若干(スリット23
の幅の半分程度)凹ませた位置にあるように形成されて
いる。
【0052】このような構成の一対のコネクタ分割体2
0a、20bは、次のようにして、組合せられ、一体化
される。すなわち、図12(b)に示すように、先ず、
一対の各半円状スリーブ22a、22bの開口部側を対
向させると共に一対の分割基部21a、21bの各平面
部28a、28bを次のようにして当接させる。すなわ
ち、一方の分割基部21aの凹、凸状ハーフピアス31
a、32aに、他方の分割基部21bの凸、凹状ハーフ
ピアス32b、31bを嵌め込むように当接させる。こ
れにより、一対のコネクタ分割体20a、20bの位置
決めが容易になされる。そして、図12(a)に示すよ
うに、各分割基部21a、21bのリベット孔26a、
26b(図11(a)参照)間にリベット部材29を打
ち込み、一対のコネクタ分割体20a、20bを一体化
する。
【0053】これにより、各半円状スリーブ22a、2
2bの半円状の開口端面27a、27b間にスリット2
3が形成されることになる。また、一対の半円状スリー
ブ22a、22bによって形成された円筒状の空間30
は、棒状導体7の先端部を差込み接続する挿入部、すな
わち十字型のコネクタ18の円筒状スリーブ22を構成
し、さらに、一対の半円状スリーブ22a、22bの半
円状の凹溝24a′、24b′は、十字型のコネクタ1
8の環状凹溝24を構成することになる。
【0054】このような構成のコネクタ分割体は、銅
板を略十字型に荒取りする金型、荒取りした銅板に凹
凸加工(半円状部、半円状の凹溝)や穿設加工(スリッ
ト、リベット孔)を施す金型、凹凸加工や穿設加工を
施した銅板の耳部を切り落とす金型をタンデムに配置し
て銅板をプレス加工することにより、連続工程で大量に
生産することができる。
【0055】このようにして得られた一対のコネクタ分
割体は、それぞれ錫めっき処理され、前述のように組合
せられてリベット止めされ一体化される。そして、必要
により、コネクタの環状凹溝に、図13に示すC型スプ
リング25が嵌め込まれる。
【0056】なお、以上の実施例3においては、十字型
のコネクタについて述べているが、棒状導体の布設ルー
トの分岐部に配置されるT型のコネクタ、角部に配置さ
れるL型のコネクタおよび直線部に配置されるI型のコ
ネクタも、前述の実施例3と同様の方法により製作する
ことができる。
【0057】実施例3における十字型のコネクタ18
は、図14に示すように、格子状に配置されるフリーア
クセスフロアのアース線路を構成する棒状導体7の交叉
部に配置され、実施例1と同様に、挿入部としての円筒
状スリーブ22に棒状導体7がワンタッチ方式で差込み
接続される。なお、必要により、挿入部としての円筒状
スリーブ22の環状凹溝24(図10参照)の外周に、
径方向に伸縮するC型スプリング25若しくはコイル状
のスプリング(不図示)が嵌め込まれる。
【0058】また、分岐コネクタ12も、実施例1と同
様に、棒状導体7に取り付けることができる。なお、図
14において、図8と共通する部分に同一の符号が付さ
れている。
【0059】以上の実施例3におけるコネクタによれ
ば、実施例1と同様に、棒状導体やアース用導体棒(以
下、「棒状導体等」という。)をコネクタの挿入部に差
込み接続し得ることから、簡易な構成で棒状導体等を迅
速に接続することが可能であり、また、コネクタの挿入
部のバネ作用により棒状導体等が所定の面圧を有して締
め付けられることから、コネクタと棒状導体等との接続
部における電気的な接触抵抗を低減でき、さらに、棒状
導体等が高強度でコネクタに締付接続されることから、
棒状導体等がコネクタから離脱するおそれがなく、ひい
ては安全性に優れた導体接続部若しくはフリーアクセス
フロアの床下に設置されるアース線路を提供することが
できる。
【0060】従って、この実施例3におけるコネクタに
おいても、棒状導体等の接続を迅速に行なうことがで
き、ひいては、フリーアクセスフロアの床下に設置され
るアース線路の施工も迅速かつ容易に行なうことができ
る。 [実施例4]図15(a)は、十字型のコネクタの他の
実施例に係る平面図、図15(b)は、同十字型のコネ
クタの背面図、図16(a)は、棒状導体を十字型のコ
ネクタへ差込み接続した状態を示す正面図、図16
(b)は、図16(a)のA−A線断面図を示してい
る。なお、これらの図において、図1と共通する部分に
は共通の符号が付されている。
【0061】図15(a)(b)において、この実施例
における十字型のコネクタ40は、矩形盤状の基部41
と、この基部41の各角部に4方向に突出する如く連設
された4個の三角筒状スリーブ42を備えており、全体
として十字状を呈している。ここで、三角筒状スリーブ
42は、図16(a)に示すように、棒状導体7の先端
部を差込み接続する挿入部43を構成することになる。
【0062】基部41は、銅板(厚さ:1.5mm)を
矩形状に加工したもので形成されており、その各角部に
は、三角筒状スリーブ42の付け根部に跨って補強部4
4が設けられている。ここで、各補強部44は、後述す
るように、棒状導体7を三角筒状スリーブ42に挿入す
る際に三角筒状スリーブ42の付け根部分で折曲するの
を防止するためのもので、銅板の上面側から背面側に向
かって凹ませて、背面側に隆起部を形成したもので構成
されている。
【0063】4個の三角筒状スリーブ42は、それぞ
れ、銅板の両縁部側を三角形状に折曲加工したもので形
成されており、各三角筒状スリーブ42の内接円は、棒
状導体7の外径寸法より若干小径となるように形成され
ている。従って、棒状導体7を挿入部43としての三角
筒状スリーブ42に差込み接続すると、棒状導体7が三
角筒状スリーブ42の内壁の3点において線接触し、ま
た棒状導体7に所定の面圧が付与される。これにより、
十字型のコネクタ40と棒状導体7との接続部における
電気的な接触抵抗を低減することができる。
【0064】ここで、実施例4においては、十字型のコ
ネクタ40の挿入部43を断面三角形状に形成している
が、図17(a)〜(d)に示すように、それぞれ、断
面矩形状、C形状若しくは切頭三角状に形成してもよ
い。なお、これらの断面矩形状、C形状若しくは切頭三
角状の各スリーブ42a、42b、42c、42dは、
それぞれ、銅板の両縁部側を矩形状、C形状若しくは切
頭三角状に折曲加工したもので形成されており、各スリ
ーブ42a、42b、42c、42dの内接円は、棒状
導体7の外径寸法より若干小径となるように形成されて
いる。
【0065】このような構成の十字型のコネクタは、
銅板を略十字型に荒取りする金型、荒取りした銅板の
所定位置(基部の角部)に凹凸加工を施す金型、荒取
りした銅板の所定位置(三角筒状スリーブを構成する部
分)を折曲する金型、凹凸加工や折曲加工を施した銅
板の耳部を切り落とす金型をタンデムに配置して銅板を
プレス加工することにより、一枚の銅板から一括成形品
として連続工程で大量に生産することができる。なお、
このようにして得られた十字型のコネクタには、錫めっ
き処理が施される。
【0066】なお、以上の実施例4においては、十字型
のコネクタについて述べているが、棒状導体の布設ルー
トの分岐部に配置されるT型のコネクタ、角部に配置さ
れるL型のコネクタおよび直線部に配置されるI型のコ
ネクタも、十字型のコネクタと同様の方法により製作す
ることができる。
【0067】実施例4における十字型のコネクタ40
は、図18に示すように、格子状に配置されるフリーア
クセスフロアのアース線路を構成する棒状導体7の交叉
部に配置され、実施例1と同様に、挿入部としての三角
筒状スリーブ42に棒状導体7がワンタッチ方式で差込
み接続される。
【0068】また、分岐コネクタ12も、実施例1と同
様に、棒状導体7に取り付けることができる。なお、図
18において、図8と共通する部分に同一の符号が付さ
れている。
【0069】以上の実施例4における十字型のコネクタ
40によれば、前述の実施例1と同様に、棒状導体等を
十字型のコネクタ40の挿入部43としての三角筒状ス
リーブ42に差込み接続し得ることから、簡易な構成で
棒状導体等を迅速に接続することが可能であり、また、
棒状導体等が十字型のコネクタ40の挿入部43として
の三角筒状スリーブ42により所定の面圧を有して挟圧
されることから、コネクタと棒状導体等との接続部にお
ける電気的な接触抵抗を低減でき、さらに、棒状導体等
がコネクタから離脱するおそれがなく、ひいては安全性
に優れた導体接続部若しくはフリーアクセスフロアの床
下に設置されるアース線路を提供することができる。
【0070】従って、実施例4におけるコネクタにおい
ても、棒状導体等の接続を迅速に行なうことができ、ひ
いては、フリーアクセスフロアの床下に設置されるアー
ス線路の施工も迅速かつ容易に行なうことができる。 [実施例5]図19(a)は、分岐コネクタの他の実施
例に係る正面図、図19(b)は、同分岐コネクタの側
面図を示している。これらの図において、分岐コネクタ
14は、一対の金属板15、16から成り、各金属板1
5、16の上端部には、棒状導体7(図8参照)に嵌着
される半円状の挿入部15a、16aが形成され、下方
部の中央部には、それぞれ孔15b、16bが穿設され
ている。このような構成の分岐コネクタ14において
は、一対の金属板15、16の挿入部15a、16a
を、棒状導体7に、これを挟むようにして嵌着し、この
状態で一対の孔15b、16b間にボルト12d(図8
参照)を挿入しナットで締結することにより、簡単に取
り付けることができる。
【0071】実施例5に示す分岐コネクタおいては、分
岐コネクタ14が一対の金属板15、16で構成されて
いることから、棒状導体7の両端に十字型のコネクタ
8、18、40等を接続し、アース線路を組立てた後に
おいても、分岐コネクタ14を後付けすることができ
る。
【0072】なお、前述の実施例1〜5においては、銅
板の加工によりコネクタを形成しているが、アルミ板や
アルミ合金板等の他の金属板の加工によりコネクタを形
成しても良く、また、棒状導体は丸型に限定されず、角
型若しくは裸撚線導体であっても、本発明と同様の効果
を発揮する。
【0073】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のコネクタによれば、棒状導体をコネクタの挿入部に差
込み接続し得ることから、簡易な構成で棒状導体を迅速
に接続することができ、また、コネクタの挿入部のバネ
作用により棒状導体が所定の面圧を有して締め付けられ
ることから、コネクタと棒状導体との接続部における電
気的な接触抵抗を低減でき、さらに、棒状導体が高強度
でコネクタに締付接続されることから、棒状導体がコネ
クタから離脱するおそれがなく、ひいては安全性に優れ
た導体接続部やアース線路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるフリーアクセスフロアに設置さ
れるアース線路の平面図。
【図2】本発明における十字型のコネクタの縦断面図。
【図3】棒状導体と十字型のコネクタとの接続部の縦断
面図。
【図4】本発明におけるL字型のコネクタの縦断面図。
【図5】本発明におけるT字型のコネクタの縦断面図。
【図6】本発明におけるI字型のコネクタの縦断面図。
【図7】図7(a)は、棒状導体に取り付けられる分岐
コネクタの正面図、図7(b)は、同分岐コネクタの側
面図。
【図8】十字型のコネクタとアース線路を構成する棒状
導体との接続状況を示す説明図。
【図9】図9(a)は、十字型のコネクタの他の実施例
を示す平面図、図9(b)は、十字型のコネクタと棒状
導体との接続部。
【図10】図10は、十字型のコネクタの他の実施例を
示す斜視図。
【図11】図11(a)は、図10に示す十字型のコネ
クタを構成する一対のコネクタ分割体の平面図、図11
(b)は、図11(a)のA部拡大図、図11(c)
は、一対のコネクタ分割体の側面図。
【図12】図12(a)は、図11に示す十字型のコネ
クタの平面図、図12(b)は、同十字型のコネクタの
側面図。
【図13】十字型のコネクタの環状凹溝に嵌め込まれる
C型スプリングの斜視図。
【図14】図10に示す十字型のコネクタとアース線路
を構成する棒状導体との接続状況を示す説明図。
【図15】図15(a)は、十字型のコネクタの他の実
施例に係る平面図、図15(b)は、同十字型のコネク
タの背面図。
【図16】図16(a)は、棒状導体を図15に示す十
字型のコネクタへ差込み接続した状態を示す正面図、図
16(b)は、図16(a)のA−A線断面図。
【図17】図17(a)〜(d)は、図15に示す十字
型のコネクタの他の実施例に係る要部正面図。
【図18】図15に示す十字型のコネクタとアース線路
を構成する棒状導体との接続部。
【図19】図19(a)は、分岐コネクタの他の実施例
に係る正面図、図19(b)は、同分岐コネクタの側面
図。
【図20】従来におけるアース線路の設置状況を示す説
明図。
【符号の説明】
7・・・・・・・・・棒状導体 8、18、40・・・・・・・・・十字型のコネクタ 9・・・・・・・・・T字型のコネクタ 10・・・・・・・L字型のコネクタ 22・・・・・・・円筒状スリーブ(挿入部) 42・・・・・・・三角筒状スリーブ(挿入部) 84、94、104、114、131・・・・・・・挿入部 84a、94a、104a、114a・・・・・・・スリット 84b、94b、104b、114b・・・・・・・環状凹溝 25、84c・・・・・・C型スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02G 15/08 H02G 15/08 Z

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】棒状導体の布設ルートの交叉部、分岐部、
    角部若しくは直線部に配設されるコネクタであって、こ
    のコネクタの前記棒状導体の先端部と対向する部分に、
    この棒状導体の先端部を差込み接続し得る挿入部が設け
    られていることを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のコネクタの挿入部は、筒状
    に形成されていることを特徴とするコネクタ。
  3. 【請求項3】請求項2記載のコネクタは、前記挿入部の
    中心軸を通る平面で対称形状に分割された一対のコネク
    タ分割体を組合せたもので形成されていることを特徴と
    するコネクタ。
  4. 【請求項4】前記コネクタの挿入部に、この挿入部の先
    端部からコネクタの基部に向かってスリットが形成され
    ていることを特徴とする請求項2又は請求項3記載のコ
    ネクタ。
  5. 【請求項5】前記コネクタの挿入部の先端部外周に、環
    状凹溝が形成され、この環状凹溝に径方向に伸縮するス
    プリングが配設されていることを特徴とする請求項2乃
    至請求項4の何れか1項記載のコネクタ。
  6. 【請求項6】前記スプリングがC型スプリングであるこ
    とを特徴とする請求項5記載のコネクタ。
  7. 【請求項7】請求項1記載のコネクタの挿入部は、平板
    の両縁部を多角形状または円筒形状に折曲したもので形
    成されていることを特徴とするコネクタ。
  8. 【請求項8】請求項1記載のコネクタの挿入部は、平板
    の両縁部を切頭三角形状に折曲したもので形成されてい
    ることを特徴とするコネクタ。
  9. 【請求項9】請求項1乃至請求項8の何れか1項記載の
    コネクタの挿入部に、棒状導体が差込み接続されている
    ことを特徴とする導体接続部。
  10. 【請求項10】前記棒状導体が、フリーアクセスフロア
    の床下に設置されるアース用導体棒であることを特徴と
    する請求項9記載の導体接続部。
  11. 【請求項11】布設ルートの交叉部、分岐部、角部及び
    (又は)直線部に、請求項1乃至請求項8の何れか1項記
    載のコネクタが配設され、このコネクタの挿入部に、フ
    リーアクセスフロアの床下に設置されるアース用導体棒
    が差込み接続されていることを特徴とするアース線路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008528201A (ja) * 2005-01-31 2008-07-31 ウォーソー・オーソペディック・インコーポレーテッド 外科用工具
KR102309158B1 (ko) * 2021-08-12 2021-10-06 주식회사 케이피앤안전진단기술원 격자형 접지판
WO2023224011A1 (ja) * 2022-05-18 2023-11-23 株式会社オートネットワーク技術研究所 端子と電線の接続構造

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JP2008528201A (ja) * 2005-01-31 2008-07-31 ウォーソー・オーソペディック・インコーポレーテッド 外科用工具
KR102309158B1 (ko) * 2021-08-12 2021-10-06 주식회사 케이피앤안전진단기술원 격자형 접지판
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