JP3179213B2 - 連鎖端子 - Google Patents

連鎖端子

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JP3179213B2
JP3179213B2 JP29346292A JP29346292A JP3179213B2 JP 3179213 B2 JP3179213 B2 JP 3179213B2 JP 29346292 A JP29346292 A JP 29346292A JP 29346292 A JP29346292 A JP 29346292A JP 3179213 B2 JP3179213 B2 JP 3179213B2
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守孝 後藤
健 長谷川
猛太郎 土井
義夫 佐藤
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Fujikura Ltd
Contec Co Ltd
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Fujikura Ltd
Contec Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーブルの接続に使用
される連鎖端子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の連鎖端子の一例として、図7に示
す構造のものがある。この連鎖端子は、図7に示すよう
に、一方向に延びる帯状のキャリア部1と、このキャリ
ア部1の両側縁に、キャリア部1の延びる方向と直交す
る方向に所定間隔をあけて連設された複数の電気接続部
2とバレル部3とから成る。この電気接続部2は他の端
子に接続されるとともに、バレル部3にはケーブル4が
固定される。バレル部3は、ケーブル4の導体5を加締
めるワイヤバレル6と、ケーブル4の絶縁被覆部7を加
締めるインシュレーションバレル8とから成る。このよ
うな連鎖端子は、金属板を打ち抜き、折り曲げ加工して
製作されるものであるため、隣設する各電気接続部2の
間隔aが大きくなってしまう。そのため、連鎖端子の全
体形状を小型化するために、キャリア部1の各電気接続
部2間において、キャリア部1の面と直交する方向に突
出する折曲部9を形成して各電気接続部2の間隔bとす
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、連鎖端
子は製作された後にリールに巻き取られ、ケーブル4を
バレル部3に加締めるときにリールから巻き戻されて圧
着作業が行われる。そのため、リールへの巻き取りおよ
びリールからの巻き戻しの際に、図7に示すように、キ
ャリア部1に矢印方向の引張り力が働いて、折曲部9が
離間する場合がある。折曲部9が離間すると電気接続部
2の間隔bが大きくなるため、圧着における連鎖端子の
送りピッチがずれ、確実な圧着ができなくなるという不
都合がある。本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであり、キャリア部の延びる方向に引張り力が働いて
も折曲部が離間することなく、次工程において確実に圧
着を行うことができる連鎖端子を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めの請求項1記載の連鎖端子は、板状体を切断・折曲し
て形成され、一方向に延びる帯状のキャリア部と、該キ
ャリア部の側縁に所定間隔をあけて連設され、該キャリ
ア部の延びる方向と直交する方向に延出する複数の端子
本体とを有し、前記キャリア部の前記複数の端子本体間
に該キャリア部の面と直交する方向に突出する折曲部が
形成された連鎖端子において、前記折曲部に該折曲部を
構成する第一の板部と第二の板部との離間を阻止する固
定手段が設けられている。請求項2記載の連鎖端子は、
請求項1記載の連鎖端子において、前記固定手段が前記
第一の板部に形成された突出片を、前記第二の板部に形
成された凹部または孔に係合する構造である。
【0005】
【作用】請求項1記載の連鎖端子は、一方向に延びる帯
状のキャリア部の側縁に所定間隔をあけて複数の端子本
体が連設され、キャリア部の前記複数の端子本体間にキ
ャリア部の面と直交する方向に突出する折曲部が形成さ
れ、この折曲部に折曲部を構成する第一の板部と第二の
板部との離間を阻止する固定手段が設けられている。そ
のため、キャリア部の延びる方向に引張り力が働いて
も、折曲部の第一の板部と第二の板部とが離間する虞れ
がない。請求項2記載の連鎖端子は、前記固定手段が第
一の板部に形成された突出片を、第二の板部に形成され
た凹部または孔に係合する構造である。そのため、第一
の板部に形成された突出片を、第二の板部に形成された
凹部または孔に係合することにより、第一の板部と第二
の板部との離間を阻止することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明による連鎖端子の実施例を図面
により説明する。図1〜図4は本発明の一実施例の連鎖
端子を示すものであるが、この連鎖端子はキャリア部の
一方の側縁に電気接続部とバレル部とが設けられたもの
である。この連鎖端子は、図1に示すように、金属板
(板状体)を打ち抜き、折り曲げ加工して形成されたも
のであり、一方向に延びる帯状のキャリア部1と、該キ
ャリア部1の側縁に所定間隔をあけて連設され、キャリ
ア部1の延びる方向と直交する方向に延出する複数の端
子本体2とから成るものである。キャリア部1には、図
2に示すように、複数の端子本体2間においてキャリア
部1の面と直交する方向に突出する折曲部3が形成さ
れ、この折曲部3は第一の板部4と第二の板部5とから
成る。図1に示すように、第一の板部4の側縁には突出
片6が形成され、第二の板部5の側縁には前記突出片6
を係合する凹部7が形成され、これら突出片6および凹
部7が第一の板部4と第二の板部5との離間を阻止する
固定手段を構成している。
【0007】端子本体2は、図1に示すように、他の端
子に接続される電気接続部8と、ケーブルを加締めるバ
レル部9とから成り、バレル部9はケーブルの導体を加
締めるワイヤバレル10と、ケーブルの絶縁被覆部を加
締めるインシュレーションバレル11とから成る。これ
らワイヤバレル10およびインシュレーションバレル1
1は、図2に示すように、それぞれの断面がほぼU字状
をなすように側部10a、10aおよび側部11a、1
1aが立ち上げられ、これら側部10a、10aおよび
側部11a、11aの間のそれぞれの溝に、ケーブルの
導体および絶縁被覆部が配置される構成である。
【0008】折曲部3における第一の板部4の突出片6
は、図1に示すように、先端寸法が基端寸法より大きく
形成され、第二の板部5の凹部7も突出片6の形状に対
応して形成されている。折曲部3を形成する方法は、図
4(a)に示すように、二つの端子本体2間のキャリア
部1の略中心部とその両側の第一の板部4および第二の
板部5の端部位置とを、第一の板部4および第二の板部
5がキャリア部1の面と直交するように折り曲げる。キ
ャリア部1を完全に折り曲げて第一の板部4と第二の板
部5とを重ねると、図4(b)に示すように、第一の板
部4の突出片6が第二の板部5の凹部7に係合して固定
される。このように形成された折曲部3は、キャリア部
1の面に直交して突出しており、図3に示すように、そ
の高さがワイヤバレル10及びインシュレーションバレ
ル11と同じ程度に形成される。
【0009】この連鎖端子にケーブルを固定するときに
は、所定の端子本体2を圧着治具の間に配置するととも
に、導体を口出したケーブル端部をこの端子本体2のバ
レル部9に配置する。この後、圧着治具によりバレル部
9を圧着することにより、ケーブルがバレル部9に加締
められる。このようにして、任意数毎の端子本体2に対
して1本のケーブルを加締めていく。また、ケーブルが
固定された連鎖端子は、キャリア部1の所定箇所を切断
することにより、任意数の端子本体2を有する端子が得
られる。そして、この端子を使用すると、複数の電気接
続部8が他の端子に接続されるため、配線を分岐するこ
とができる。
【0010】上記の連鎖端子は、キャリア部1の各端子
本体2間にキャリア部1の面と直交する方向に突出する
折曲部3が形成され、折曲部3を構成する第一の板部4
には突出片6が形成され、第二の板部5には突出片6を
係合する凹部7が形成され、突出片6を凹部7に係合す
ることにより、第一の板部4と第二の板部5とが離間し
ないように固定される。そのため、この連鎖端子は、リ
ールに連鎖端子を巻き取る場合等にキャリア部1の延び
る方向に引張り力が働いても、第一の板部4と第二の板
部5とが離間せず端子本体2間の間隔が一定に保たれ
る。従って、ケーブルの圧着を行う際に、連鎖端子のピ
ッチがずれることなく、圧着作業を確実に行うことがで
きる。また、突出片6を凹部7に係合するだけで折曲部
3が固定されるので固定作業が極めて容易であるととも
に、この突出片6の先端寸法が基端寸法より大きく形成
されているので凹部から容易に外れることがない。
【0011】なお、折曲部3の固定手段は、図5または
図6のように形成してもよい。図5の固定手段は、図5
(a)に示すように、第一の板部4の幅方向の中心部に
突出片6が形成され、第二の板部5に前記突出片6を係
合する孔12が形成されている。そして、突出片6を孔
12に係合すると、図5(b)に示すように、第一の板
部4と第二の板部5とが固定される。図6の固定手段
は、図6(a)に示すように、第一の板部4の幅方向の
中心部に突出片6が形成され、第二の板部5に前記突出
片6を係合する孔12が形成されている。図6(b)に
示すように、この孔12に突出片6を係合した後、突出
片6の先端部を圧着すると、図6(c)に示すように、
第一の板部4と第二の板部5とが固定される。
【0012】
【発明の効果】請求項1記載の連鎖端子は、一方向に延
びる帯状のキャリア部の側縁に所定間隔をあけて複数の
端子本体が連設され、キャリア部の前記複数の端子本体
間にキャリア部の面と直交する方向に突出する折曲部が
形成され、この折曲部に折曲部を構成する第一の板部と
第二の板部との離間を阻止する固定手段が設けられてい
る。そのため、キャリア部の延びる方向に引張り力が働
いても、折曲部の第一の板部と第二の板部とが離間せず
に固定され、キャリア部の端子本体間の間隔を一定に保
つことができるので、次工程の圧着作業を確実に行うこ
とができる。請求項2記載の連鎖端子は、請求項1記載
の連鎖端子において、前記固定手段が第一の板部に形成
された突出片を、第二の板部に形成された凹部または孔
に係合する構造である。そのため、第一の板部に形成さ
れた突出片を第二の板部に形成された凹部または孔に係
合するだけで、第一の板部と第二の板部との固定を行う
ことができるので、固定作業が極めて容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例として示した連鎖端子の平
面図である。
【図2】 同連鎖端子の正面図である。
【図3】 同連鎖端子の側面図である。
【図4】 同連鎖端子の要部である折曲部において、折
曲する途中(a)と折曲後(b)の状態を表した背面図
である。
【図5】 本発明の別の実施例の連鎖端子の要部断面図
である。
【図6】 本発明の別の実施例の連鎖端子の要部断面図
である。
【図7】 従来の連鎖端子の斜視図である。
【符号の説明】
1…キャリア部、2…端子本体、3…折曲部、4…第一
の板部、5…第二の板部、6…突出片、7…凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土井 猛太郎 神奈川県相模原市相模大野5−27−39 株式会社 コンテック内 (72)発明者 佐藤 義夫 神奈川県相模原市相模大野5−27−39 株式会社 コンテック内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/02 H01R 43/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状体を切断・折曲して形成され、一方
    向に延びる帯状のキャリア部と、該キャリア部の側縁に
    所定間隔をあけて連設され、該キャリア部の延びる方向
    と直交する方向に延出する複数の端子本体とを有し、前
    記キャリア部の前記複数の端子本体間に該キャリア部の
    面と直交する方向に突出する折曲部が形成された連鎖端
    子において、 前記折曲部に該折曲部を構成する第一の板部と第二の板
    部との離間を阻止する固定手段が設けられていることを
    特徴とする連鎖端子。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の連鎖端子において、前記
    固定手段が前記第一の板部に形成された突出片を、前記
    第二の板部に形成された凹部または孔に係合する構造で
    あることを特徴とする連鎖端子。
JP29346292A 1992-10-30 1992-10-30 連鎖端子 Expired - Lifetime JP3179213B2 (ja)

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