JP2002163861A - 情報記録装置 - Google Patents

情報記録装置

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JP2002163861A
JP2002163861A JP2000357771A JP2000357771A JP2002163861A JP 2002163861 A JP2002163861 A JP 2002163861A JP 2000357771 A JP2000357771 A JP 2000357771A JP 2000357771 A JP2000357771 A JP 2000357771A JP 2002163861 A JP2002163861 A JP 2002163861A
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智靖 山田
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隆行 飯嶋
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勝明 山野井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録されたトラックの管理を効率良く行うこ
とができ、ユーザの操作負荷を低減させることが可能な
情報記録装置を提供する。 【解決手段】 1のトラックを記録する毎に、そのトラ
ックに対してグループ情報が付与される。従って、ユー
ザは、記録後、各トラック(例えば、曲)に付与された
グループ情報に基づいて、記録されたトラックの管理を
効率良く行うことができ、ユーザの操作負荷を低減させ
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録媒体に記
録されるトラック毎にトラック番号情報を付与する手段
を備えた情報記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】音楽情報や映像情報が記録される情報記
録媒体としては、カセットテープ、DAT(ディジタル
オーディオテープ)8ミリテープなどに代表される線状
情報記録媒体や、LD(レーザディスク)、CD(コン
パクトディスク)、MD(ミニディスク)、DVD(デ
ィジタルバーサタイルディスク)などに代表されるディ
スク状情報記録媒体が知られている。
【0003】近年、ディスク状情報記録媒体において
も、情報の書込みおよび書換えが可能となり、記録され
ている情報へのアクセスが早いという利点と相まって、
目覚しい普及を遂げている。
【0004】このディスク状情報記録媒体に楽曲(以
下、単に「曲」と記載する)を記録する場合、例えば、
1つの曲を「トラック」という単位とし、このトラック
にトラック番号情報を付与して管理することができる。
このようなトラック番号情報は、ディスク名、曲名、曲
数、演奏時間、ディスク上での曲の開始位置や終了位置
(位置を時間情報で管理する場合には、開始時間や終了
時間)などの記録データを管理する情報とともに、ディ
スクの最内周部に記録されたTOC(Table of conten
t)と呼ばれる管理情報に含まれている。ユーザが、記
録された曲を再生する際、ディスクの記録再生編集装置
を操作し、このようなトラック番号情報を指定して記録
した曲を選択することができる。
【0005】ところで、最近、ディスク状情報記録媒体
への情報記録密度の向上や、新しい情報圧縮方式の確立
により、1枚のディスク状情報記録媒体に記録できる曲
の数を著しく増加できるようになってきた。例えば、M
Dでは、従来よりATRAC(Adaptive TRansform Aco
ustic Coding)と呼ばれる情報圧縮方式が採用されてい
るが、最近、従来のATRACの2倍、4倍の圧縮効率
を持つATRAC3と呼ばれる情報圧縮方式により情報
記録を行うMDLP規格が制定された。このATRAC
3によれば、標準の録音時間80分のMDでは、4倍モ
ードで最長320分の記録が可能となる。このような新
しい情報圧縮方式によれば、例えば、1曲の時間が約5
分であるとしても、60曲程度をディスクに記録できる
ようになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに非常に多くの曲を記録できるようになると、曲の記
録順序の決定や、記録された曲の管理が甚だ面倒にな
る。例えば、複数のCDから一つのMDに様々なジャン
ル(例えば、ロック、ポップス、クラシックなど)の曲
をダビングする場合、ユーザは、通常、ジャンル毎に所
望の曲を集めて記録することが考えられるが、その際、
ジャンル単位での再生順序や、ジャンルの中での曲の再
生順序を予め決めておかなければならないという煩わし
さがある。また、予め決めておいたジャンル単位での再
生順序や、曲の再生順序で記録したとしても、その後、
ジャンル単位での再生順序や、曲の再生順序を変更した
い場合が出てくることも考えられ、それを変更する場
合、ユーザに多大の操作負荷を与えることとなる。
【0007】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
であり、その課題は、記録されたトラックの管理を効率
良く行うことができ、ユーザの操作負荷を低減させるこ
とが可能な情報記録装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、情報記録媒体に記録され
るトラック毎にトラック番号情報を付与するとともに、
1ないし複数のトラックを1つのグループとして管理す
るためのグループ管理情報に含まれるグループ情報(例
えば、グループ名情報)を付与する情報付与手段を備え
た情報記録装置において、前記情報付与手段は、前記情
報記録媒体に1のトラックを記録する毎に、そのトラッ
クに対してグループ情報を付与するように構成する。
【0009】請求項1に記載の発明によれば、1のトラ
ックを記録する毎に、そのトラックに対してグループ情
報が付与される。従って、ユーザは、記録後、各トラッ
ク(例えば、曲)に付与されたグループ情報に基づい
て、記録されたトラックの管理を効率良く行うことがで
き、ユーザの操作負荷を低減させることができる。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の情報記録装置において、前記1のトラックを記録する
毎に、そのトラックに対して付与されるグループ情報
は、前記情報記録媒体に既に存在するグループのグルー
プ情報であるように構成する。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、新たに記
録されるトラックと既に存在するグループ内に属してい
るトラックとを、まとめて管理することができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の情報記録装置において、前記1のトラックを記録する
毎に、そのトラックに対して付与されるグループ情報
は、新たなグループのグループ情報であるように構成す
る。
【0013】請求項3に記載の発明によれば、新たに記
録されるトラックを、既に存在するグループ内に属して
いるトラックと別々に管理することができる。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
の何れかに記載の情報記録装置において、前記1のトラ
ックを記録する毎に、そのトラックに対してトラック番
号情報が付与されるように構成する。
【0015】請求項4に記載の発明によれば、グループ
情報とトラック番号情報とを利用して、より一層効率良
く記録されたトラックの管理を行うことができる。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項4記載の
情報記録装置において、前記1のトラックを記録する毎
に、そのトラックに対してグループ情報とトラック番号
情報とを付与した後、当該付与されたグループ情報を利
用して各トラックに付与されているトラック番号情報を
変更するように構成する。
【0017】請求項5に記載の発明によれば、付与され
たグループ情報を利用して、自動的に、トラック番号情
報が再付与されるので、ユーザの操作負荷を低減させる
ことができる。
【0018】請求項6は、請求項4に記載の情報記録装
置において、前記1のトラックを記録する毎に、そのト
ラックに対してグループ情報とトラック番号情報とを付
与した後、当該付与されたグループ情報が同一のもので
あるトラックを、1つのグループとなるようにグループ
化編集を行ない、当該編集に基づいて各トラックに付与
されているトラック番号情報を変更するように構成す
る。
【0019】請求項6に記載の発明によれば、同じグル
ープ毎に、トラックが寄せ集められて編集され、かつ、
その編集に基づいてトラックにトラック番号情報が再付
与されるので、例えば、ユーザは、記録順序を考慮する
ことなく、トラックを記録することができ、ユーザの操
作負荷を低減させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて説明する。以下の説明は、光磁気
ディスク記録再生装置に対して本発明の情報記録装置を
適用した場合の実施形態である。
【0021】図1に本発明の実施形態にかかる光磁気デ
ィスク記録再生装置100の概略構成例を示す。図1に
示すように、この光磁気ディスク記録再生装置100
は、情報記録再生部50と、システムコントローラ51
と、入力部52と、表示部53と、を含んで構成され、
これら各部は図示のように接続されている。
【0022】情報記録再生部50は、光磁気ディスク2
0を回転駆動するための図示しないスピンドルモータ
と、図示しないレーザービームを出射するレーザーダイ
オードおよびこのレーザーダイオードからの出射光およ
び光磁気ディスク20からの反射光を目的に応じて分光
する各種スプリッタおよび光磁気ディスク20からの反
射光や各種スプリッタにより分光された光を電気信号に
変換するディテクタおよびレーザービームの光磁気ディ
スク20に対する焦点を合わせたり、情報トラック上に
位置付けるためのアクチュエータとを備えた光ピックア
ップ2と、光ピックアップ2からの各種電気信号から目
的に応じた様々な信号を生成するRFアンプ7と、この
RFアンプ7で生成される光磁気ディスク20に予め記
録されたグループ(溝)の揺らぎを抽出したウォブル信
号から光磁気ディスク20のアドレス情報を検出するA
DIPデコーダ6と、光磁気ディスク20に記録した情
報を再生する際にはRFアンプ7で生成される光磁気デ
ィスク20に記録されている信号を抽出したRF(Radi
o Frequency)信号のデータに対してEFM(Eight to
Fourteen Modulation)復調を行い、また、光磁気ディ
スク20に情報を記録する際には、後述するDRAM1
2からのデータにEFM変調を施す機能を有するEFM
エンコーダデコーダ9と、光磁気ディスク20に情報を
記録する際に、レーザービームによりキュリー温度以上
に熱せられた光磁気ディスク20の磁性膜に対して磁界
を印加する磁気ヘッド3と、この磁気ヘッド3に対して
EFMエンコーダデコーダ9によりEFM変調が施され
たデータに応じて磁界の向きを決定し駆動するためのヘ
ッド駆動回路5と、光磁気ディスク20から情報を再生
する際に、EFMエンコーダデコーダ9によりEFM復
調されたデータを備え、また、光磁気ディスク20に情
報を記録する際に、後述するデータ圧縮エンコーダデコ
ーダ13により圧縮されたデータを蓄えておくDRAM
(Dynamic Random Access Memory)12と、このDRA
M12に対してデータの入出力を制御するためのDRA
Mコントロール回路11と、光磁気ディスク20から情
報を再生する際に、DRAM12からのデータを伸長し
て、この伸長した信号を出力部15から出力し、また、
光磁気ディスク20に情報を記録する際に、入力部14
からの信号を圧縮しDRAM12に出力するデータ圧縮
エンコーダデコーダ13と、スピンドルモータや光ピッ
クアップ2を半径方向に駆動する図示しないキャリッジ
モータや光ピックアップ2のアクチュエータを制御する
ためのサーボコントロール回路8と、を備えている。な
お、アナログ信号をデジタル信号に変換するためのA/
Dコンバータや、デジタル信号をアナログ信号に変換す
るためのD/Aコンバータの図示は省略している。
【0023】システムコントローラ51は、CPU51
a、ROM51b、RAM51cを備え、情報記録再生
部50における各構成部分を制御し、光磁気ディスク2
0への情報の記録や読み出しを行う。また、システムコ
ントローラ51のCPU51aは、本発明における情報
付与手段としての機能を有し、光磁気ディスク20への
情報記録の際に、TOCと呼ばれる管理情報をトラック
に対して付与したり、付与したTOCの編集を行なうな
どの処理(以下「TOC付与編集処理」という)を実行
する。また、TOCは、光磁気ディスク20が光磁気デ
ィスク記録再生装置100から取り出される直前に、光
磁気ディスク最内周部に記録される。ROM51bに
は、TOC付与編集処理プログラムなどが格納され、R
AM51cは、主に、作業領域として用いられる。入力
部52は、システムコントローラ10に、外部から各種
操作指令を与えるためのものであり、例えば、情報記録
時に、ユーザからの指令をシステムコントローラ10に
与える。表示部53は、この光磁気ディスク記録再生装
置100の演奏状態を表示したり、情報記録時に、ユー
ザに対して、必要な情報を表示するものである。
【0024】このような構成において、光磁気ディスク
記録再生装置100の情報記録動作時には、入力部14
に入力された入力信号(例えば、CD再生装置から再生
された曲)は、データ圧縮エンコーダデコーダ13に供
給され、データ圧縮エンコード処理が施され、システム
コントローラ10の指示に基づき、その曲データがDR
AMコントロール回路11によって、一旦、DRAMに
書き込まれる。そして、所定のタイミングで、読み出さ
れEFMエンコーダデコーダ9に送られ、EFMエンコ
ーダデコーダ9にて、EFM変調等のエンコード処理が
された後、ヘッド駆動回路5に供給されると同時に、光
ピックアップ2のレーザーダイオードの出力を上昇させ
て光磁気ディスク20の磁性膜をキュリー温度以上に熱
することにより、光磁気ディスク20に曲データが記録
される。また、この際、システムコントローラ51の指
示に基づき、サーボコントロール回路8は、サーボ制御
を行う。
【0025】このように情報(曲)が光磁気ディスク2
0に記録される際、システムコントローラ51により、
本発明の特徴部分であるTOC付与編集処理が行なわれ
る。TOC付与編集処理について、以下に詳しく説明す
る。始めに、TOC付与編集処理の対象となるTOCの
論理的構造を図2を参照して説明する。本実施形態にか
かるTOCは、ディスク名、1つのトラックに対して付
与されるトラック番号情報、曲名、曲数、演奏時間など
の管理情報の他に、グループ名情報などを含んだグルー
プ管理情報から構成されている。このグループ管理情報
とは、1ないし複数のトラックを1つのグループとして
管理するために生成される情報である。このグループ管
理情報により、グループ(グループ名情報)とトラック
番号情報とが関係付けられる。なお、あるグループに属
するトラックに対してグループ名情報を付与する場合
は、トラックの1つ1つに対してそのトラックがどのグ
ループに属するかの情報を付与する方法と、グループに
対してそのグループに属するトラックがどのトラックで
あるかを付与する方法がある。前者の方法の場合、グル
ープ管理情報は、《TNO1/GroupA,TNO2
/GroupB,TNO3/GroupA,TNO4/
GroupB,TNO5/GroupC》という形態と
され、後者の方法の場合、グループ管理情報は、《Gr
oupA/TNO1&TNO2&TNO3,Group
B/TNO4&TNO5》という形態とされる。なお、
「TON1」や「GroupA」の表す意味は、この後
詳述する。また、本実施形態においては、このトラック
と曲とは1対1に対応する。
【0026】図2は、このようなTOCのうち、ディス
ク名と、グループ名情報と、トラック番号情報と、トラ
ック(曲)との関係づけ(論理的構造)を示す図であ
る。図2中、「Disc」はディスク名を示す。「Gr
oupA」は、「A」という名称で管理されるグループ
を示す(GroupB、C、D・・・も、それぞれの名
称で管理されるグループを示す)。「TON1」は、
「1」という番号のトラック番号情報であることを示す
(TON2、3・・も、それぞれの番号のトラック番号
情報であることを示す)。「a」は、「a」という名称
のトラック(ここでは、「a」という名称の曲)である
ことを示す(b、c、d・・・についても、それぞれの
名称の曲であることを示す)。
【0027】図2の例では、1つのDiscには、Gr
oupAとGroupBが登録されており、さらに、G
roupAには、TON1が付与された曲「a」とTO
N2が付与された曲「b」とTON3が付与された曲
「c」とが属し、GroupBには、TON4が付与さ
れた曲「d」とTON5が付与された曲「e」とが属し
ている。このように、本実施形態にかかるTOCにおい
ては、記録された曲をグループ化して管理している(以
下「グループ管理」という)。このようなグループ管理
によれば、例えば、再生の際に、ユーザが入力部52を
介して1つの曲を指定する際に、絞り込み指定、例え
ば、まず、GroupAを指定し、その後に、Grou
pAに属しているトラック番号情報であるTON1を指
定することができる。また、このようなディスクを再生
する場合に、プログラム再生やランダム再生などの特殊
再生方法が指定されていない場合には、トラック番号情
報の順序(小さい番号から大きい番号に向けて)で再生
させることとなる。
【0028】そして、TOC付与編集処理では、1つの
トラック(曲)を記録する毎に、そのトラックに対し
て、トラック番号情報やグループ名情報を付与すること
ができる。また、トラック番号情報やグループ名情報を
付与した後に、自動的に、トラック番号情報を変更した
り、グループ化の編集を行うことができる。
【0029】ここで、TOC付与編集処理では、トラッ
ク番号情報を変更する場合、同じトラック番号情報を
異なるグループに使用しないこと、グループ毎のトラ
ック番号情報は、最初の番号から最後の番号に増加する
連続性を持ち、かつ、欠番は認めること、のトラック番
号情報の付与のルール(以下「TNO付与ルール」とい
う)を規定する。
【0030】次に、情報記録時、例えば、CD再生装置
から出力され、光磁気ディスク記録再生装置100に入
力された曲を光磁気ディスク20にダビングする場合の
TOC付与編集処理について、図3および図4を参照し
て説明する。図3は、TOC付与編集処理ルーチンを示
すフローチャートである。図4は、TOC付与編集処理
におけるTOCの論理的構造の変化のようすを表す一例
を示すものである。
【0031】まず、ユーザが、入力部52を操作して、
記録指令を入力すると、CPU51aはこれを認識し
(ステップS1)、光磁気ディスク記録再生装置100
の各構成部分の情報記録制御を開始し、光磁気ディスク
20からTOCを読み出し、一時、RAM51cに記憶
する。そして、CD再生装置から出力された曲が、入力
部14、データ圧縮エンコーダデコーダを介して、DR
AMコントロール回路11に入力されると、CPU51
aはこれを認識し、その曲(トラック)に対してトラッ
ク番号情報を付与し(ステップS2)、これをするRA
M51cに記憶しステップS3に移行する。
【0032】ステップS3では、CPU51aは、曲
(トラック)の切換(変更)があるか否かを判別する。
即ち、入力された曲が次の曲に切り換わったか否かを判
別する。これは、例えば、CD再生装置から出力された
トラックナンバーの変化を検出したり、曲間に一定の空
白時間を検出することにより行なわれるが、ユーザによ
り、切換指令を入力するように構成してもよい。切換が
ないと判断された場合には、CPU51aは、ステップ
S4に移行する。一方、切換があると判断された場合に
は、その曲(トラック)に対して、トラック番号情報を
付与する。
【0033】ステップS4では、CPU51aは、記録
中の曲(トラック)に対して、ユーザによる入力部52
からのグループ登録指令があるか否かを判別する。ユー
ザは、このグループ登録指令を、入力部52から入力す
る際、既にTOC内に存在するグループ名情報(以下
「既存グループ名情報」)と、新たな(予めROM51
b等に設定)グループ名情報(以下「新規グループ名情
報」)との何れかを指定する。かかる指定は、例えば、
既存グループ名情報である場合、表示部53に既存グル
ープ名情報を表示して入力部52により選択できるよう
にし、新規グループ名情報である場合、入力部52より
新規グループ名情報を入力できるようにする。なお、新
規グループ名情報の指定の場合、例えば、入力部52の
テンキー等の数字を取り敢えず、新規グループ名情報と
して付与しておき、記録終了後、それらの数字をジャン
ル名などに変えるようにしてもよい。
【0034】ステップS4にて、グループ登録指令があ
ると判別した場合には、CPU51aは、ステップS5
に移行する。一方、グループ登録指令がないと判別した
場合には、CPU51aは、ステップS8に移行する。
【0035】ステップS5では、CPU51aは、既存
グループへの登録、即ち、既存グループ名情報が指定さ
れたか否かを判別する。既存グループへの登録であると
判別した場合には、CPUaは、その曲(トラック)に
対して、指定された既存グループ名情報を付与し(ステ
ップS6)、それをRAM51cに記憶する。これによ
り、ユーザは、記録後、新たに記録された曲(トラッ
ク)と、既に記録されていた曲(トラック)とを、まと
めて管理することができる。一方、既存グループへの登
録でないと判別した場合には、CPUaは、その曲(ト
ラック)に対して、新規グループ名情報を付与し(ステ
ップS7)、それをRAM51cに記憶する。これによ
り、ユーザは、記録後、新たに記録された曲(トラッ
ク)と、既に記録されていた曲(トラック)とを、別々
に管理することができる。
【0036】次に、ユーザが、入力部52を操作して、
記録中の曲(トラック)に対して名称の入力を行うと、
CPU51aは、これを認識し(スッテプS8)、その
曲(トラック)に対して、名称を登録する(ステップS
9)。
【0037】そして、CPU51aは、入力部52から
の記録終了指令、若しくは、プログラム記録による記録
終了指令があるまで、ステップS2〜S9の処理を繰り
返し実行する(ステップS10)。即ち、こうして、曲
(トラック)が切換わる度に、自動的にトラック番号情
報が付与され、ユーザの任意によりグループ名情報が付
与されることとなる。図4(A)は、曲(トラック)
に、トラック番号情報およびグループ名情報が付与され
た後のTOCの論理的構造の一例を示すものである。図
4(A)の例では、左側から右側に向かって、曲が記録
された場合の例を示しており、記録された順序で各曲
(トラック)に対してトラック番号情報(TON1、T
ON2、・・)が付与されている。また、各曲(トラッ
ク)に対してグループ名情報(Group3、Grou
p2、・・)が、付与されている。
【0038】次に、ステップS11では、CPU51a
は、付与されたグループ名情報が同一である曲(トラッ
ク)を、1つのグループになるようにグループ化編集を
行う。図4(B)は、グループ化編集された後のTOC
の論理的構造の一例を示すものである。図4(B)の例
では、Group1、Group2、Group3とい
う順序でグループ化編集され、例えば、Group1に
は、曲「bb」(TON4)、曲「ba」(TON
6)、曲「ab」(TON7)が、属している。また、
このグループ化編集により、記録された曲順が変更され
ている(TON1、TON2、・・であった順序が、T
ON4、TON6、・・という順序に変更)。また、グ
ループ化編集において、グループの順序は、ユーザによ
り入力部52から任意に設定(例えば、アルファベット
順に設定)することができる。そして、各曲に付与され
ているトラック番号情報が当初のままであると、再生時
にトラック番号順(特殊再生方法を指定せずに)で再生
した場合、グループが入り乱れて再生されてしまう。
【0039】次に、ステップS12では、CPU51a
は、このグループ化編集に基づいて、各曲(トラック)
に付与されているトラック番号情報を変更する(ステッ
プS12)。即ち、CPU51aは、全ての曲(トラッ
ク)に対し、TNO付与ルールに従って、トラック番号
情報の再付与を行う。図4(C)は、トラック番号情報
の再付与後のTOCの論理的構造の一例を示すものであ
る。図4(C)に示すように、グループ化編集により、
変更された後の曲(トラック)の順序で、トラック番号
情報が付与される。こうして、CPU51aにより、新
しいTOCが作成され(ステップS13)、これが最終
的に光ディスク20の最内周部に記録される。
【0040】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、1曲ダビングする毎に、トラック番号情報およびグ
ループ名情報を簡単に付与できる構成とし、ダビングが
終了した後に、グループ毎に曲を寄せ集めてグループ化
し、そのグループ化に基づき、自動的に、トラック番号
情報を再付与することができるので、ユーザは、ダビン
グの際、記録する曲の順序を予め決めておく必要がな
い。従って、ユーザがどのような順序で曲を記録して
も、所望する曲順に自動的に編集されるので、ユーザの
操作負荷を低減させることができる。
【0041】そして、このように作成されたTOCは、
記録後に、ユーザが任意に編集することが可能である。
例えば、グループ名情報およびトラック番号情報の移動
や、入れ替え等を行うことができる。従って、ジャンル
単位での再生順序や、曲の再生順序を簡単に変更するこ
とができるので、効率良く曲を管理することができる。
【0042】なお、上記実施形態においては、光磁気デ
ィスク記録再生装置に対して本発明の情報記録媒体の編
集装置を適用した場合について説明したが、MD、C
D、DVD、LDなどの情報記録媒体用の記録再生装
置、あるいは、これら情報記録媒体を複数使用可能な一
体型のオーディオ装置、車載用のオーディオ装置などに
対して適用することが可能である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、1のトラックを記録する毎に、そのトラ
ックに対してグループ情報が付与されるように構成した
ので、ユーザは、記録後、各トラックに付与されたグル
ープ情報に基づいて、記録されたトラックの管理を効率
良く行うことができ、ユーザの操作負荷を低減させるこ
とができる。
【0044】請求項2に記載の発明によれば、新たに記
録されるトラックと既に存在するグループ内に属してい
るトラックとを、統合して管理することができる。
【0045】請求項3に記載の発明によれば、新たに記
録されるトラックを、既に存在するグループ内に属して
いるトラックと別々に管理することができる。
【0046】請求項4に記載の発明によれば、グループ
情報とトラック番号情報とを利用して、より一層効率良
く記録されたトラックの管理を行うことができる。
【0047】請求項5に記載の発明によれば、付与され
たグループ情報を利用して、自動的に、トラック番号情
報が再付与されるように構成したので、ユーザの操作負
荷を低減させることができる。
【0048】請求項6に記載の発明によれば、同じグル
ープ毎に、トラックが寄せ集められて編集され、かつ、
その編集に基づいてトラックにトラック番号情報が再付
与されるように構成したので、例えば、ユーザは、記録
順序を考慮することなく、トラックを記録することがで
き、ユーザの操作負荷を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる光磁気ディスク記録
再生装置の概略構成例を示す図である。
【図2】ディスク名と、グループ名情報と、トラック番
号情報と、トラック(曲)との関係づけ(論理的構造)
を示す図である。
【図3】TOC付与編集処理ルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図4】TOC付与編集処理におけるTOCの論理的構
造の変化のようすを表す一例を示す図である。
【符号の説明】
2 光ピックアップ 3 磁気ヘッド 5 ヘッド駆動回路 6 ADIPデコーダ 7 RFアンプ 8 サーボコントロール回路 9 EFMエンコーダデコーダ 11 DRAMコントロール回路 12 DRAM 13 データ圧縮エンコーダデコーダ 20 光磁気ディスク 50 情報記録再生部 51 システムコントローラ 51a CPU 51b ROM 51c RAM 52 入力部 53 表示部 100 光磁気ディスク記録再生装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯嶋 隆行 埼玉県川越市山田字西町25番地1 パイオ ニア株式会社川越工場内 (72)発明者 山野井 勝明 埼玉県川越市山田字西町25番地1 パイオ ニア株式会社川越工場内 Fターム(参考) 5D044 AB06 BC06 CC06 DE03 DE17 DE27 DE49 DE57 EF05 5D110 AA19 AA27 BB01 CA04 CC02 CC04 CD02 DC12 DD03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録媒体に記録されるトラック毎に
    トラック番号情報を付与するとともに、1ないし複数の
    トラックを1つのグループとして管理するためのグルー
    プ管理情報に含まれるグループ情報を付与する情報付与
    手段を備えた情報記録装置において、 前記情報付与手段は、前記情報記録媒体に1のトラック
    を記録する毎に、そのトラックに対してグループ情報を
    付与することを特徴とする情報記録装置。
  2. 【請求項2】 前記1のトラックを記録する毎に、その
    トラックに対して付与されるグループ情報は、前記情報
    記録媒体に既に存在するグループのグループ情報である
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報記録装置。
  3. 【請求項3】 前記1のトラックを記録する毎に、その
    トラックに対して付与されるグループ情報は、新たなグ
    ループのグループ情報であることを特徴とする請求項1
    に記載の情報記録装置。
  4. 【請求項4】 前記1のトラックを記録する毎に、その
    トラックに対してトラック番号情報が付与されることを
    特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の情報記録装
    置。
  5. 【請求項5】 前記1のトラックを記録する毎に、その
    トラックに対してグループ情報とトラック番号情報とを
    付与した後、当該付与されたグループ情報を利用して各
    トラックに付与されているトラック番号情報を変更する
    ことを特徴とする請求項4記載の情報記録装置。
  6. 【請求項6】 前記1のトラックを記録する毎に、その
    トラックに対してグループ情報とトラック番号情報とを
    付与した後、当該付与されたグループ情報が同一のもの
    であるトラックを、1つのグループとなるようにグルー
    プ化編集を行ない、当該編集に基づいて各トラックに付
    与されているトラック番号情報を変更することを特徴と
    する請求項4に記載の情報記録装置。
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