JP2002163823A - 磁気転写装置 - Google Patents

磁気転写装置

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JP2002163823A
JP2002163823A JP2001144296A JP2001144296A JP2002163823A JP 2002163823 A JP2002163823 A JP 2002163823A JP 2001144296 A JP2001144296 A JP 2001144296A JP 2001144296 A JP2001144296 A JP 2001144296A JP 2002163823 A JP2002163823 A JP 2002163823A
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suction
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Michifumi Aoki
理史 青木
Akihito Kamatani
彰人 鎌谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスター担体からスレーブ媒体にサーボ信号
のような情報信号の磁気転写を行う磁気転写におけるマ
スター担体とスレーブ媒体との密着性を高めて転写信号
品位を高める。 【解決手段】 情報を担持したマスター担体3とスレー
ブ媒体2とを密着させて転写用磁界を印加して磁気転写
を行うについて、マスター担体3の背面を吸着部材6の
平坦吸着面6aに吸着保持して該マスター担体3の平坦
性を高めた状態で、マスター担体3とスレーブ媒体2と
を密着させる。片面転写の場合には、スレーブ媒体2の
反対面には弾性体を密着させるのが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報が担持された
マスター担体からスレーブ媒体へ磁気転写する磁気転写
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気記録媒体においては一般に、情報量
の増加と共に多くの情報を記録する大容量で安価で、さ
らに好ましくは短時間で必要な箇所が読み出せるよう
な、いわゆる高速アクセスが可能な媒体が望まれてい
る。それらの一例として高密度フレキシブルディスクが
知られ、その大容量を実現するためには、狭いトラック
幅を正確に磁気ヘッドが走査し、高いS/N比で信号を
再生する、いわゆるトラッキングサーボ技術が、大きな
役割を担っている。ディスクの1周の中で、ある間隔で
トラッキング用のサーボ信号、アドレス情報信号、再生
クロック信号等が、いわるプリフォーマットとして記録
されている。
【0003】磁気ヘッドはこのようなプリフォーマット
の信号を読み取って自らの位置を修正することにより正
確にトラック上を走行することが可能に設定されてい
る。現在のプリフォーマットは、ディスクを専用のサー
ボライト装置を用いて1枚ずつまた1トラックずつ記録
して作成される。
【0004】しかしながら、サーボライト装置は高価で
あり、またプリフォーマット作成に時間が掛かるため
に、この工程が製造コストの大きな部分を占めることに
なっており、その低コスト化が望まれている。
【0005】一方、1トラックずつプリフォーマットを
書くのではなく、磁気転写方法によりそれを実現する方
法も提案されている。この磁気転写方法としては、例え
ば特開昭63−183623号公報、特開平10−40
544号公報、特開平10−269566号公報等に開
示されている。磁気転写は、マスター担体とスレーブ媒
体を密着させた状態で、転写用磁界を印加してマスター
担体に担持した情報(例えばサーボ信号)に対応する磁
化パターンの転写を行うもので、マスター担体とスレー
ブ媒体との相対的な位置を変化させることなく静的に記
録を行うことができ、正確なプリフォーマット記録が可
能であり、しかも記録に要する時間も極めて短時間であ
る。
【0006】上記磁気転写における転写品質を高めるた
めには、マスター担体とスレーブ媒体とをいかに隙間な
く密着させることが重要な課題である。つまり密着不良
があると、磁気転写が起こらない領域が生じ、磁気転写
が起こらないとスレーブ媒体に転写された磁気情報に信
号抜けが発生して信号品位が低下し、記録した信号がサ
ーボ信号の場合にはトラッキング機能が十分に得られず
に信頼性が低下するという問題がある。
【0007】この課題の一つの解決手段として、特開平
7−78337号には、マスター担体の背面全体を弾性
体による圧接手段で均等な圧力で押圧してスレーブ媒体
とマスター担体との密着性を高めるようにした技術が開
示されている。
【0008】また、他の解決手段として、特開平11−
161956号には、マスター担体の中心部をスレーブ
媒体側に凸状に湾曲形成し、スレーブ媒体との密着時の
圧接により中心部から外側に向けて順次平坦に変形しつ
つ密着させることで、密着面に空気が残留しないように
排出して密着性を高めるようにした技術が開示されてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかして、上記のよう
な解決手段では、マスター担体が基本的に平坦であるこ
とが前提となっており、マスター担体の作成方法等によ
っては、十分な平坦性の確保が困難な場合があり、この
ようなマスター担体においては密着不良の解消が完全で
はなく十分な密着性が得られない場合があった。特に、
スレーブ媒体の両側にマスター担体を密着させて両面同
時に磁気転写を行うものにおいて、両側のマスター担体
の平坦性の差により密着が困難となる。
【0010】さらに、前記先行例のように圧接段階でマ
スター担体を変形させて平坦度を得るものでは、スレー
ブ媒体表面とマスター担体との間で変形に応じた摩擦が
発生し、マスター担体表面の転写情報を担持した微細凹
凸パターンまたはスレーブ媒体の記録面にダメージを与
える恐れがある。特に、スレーブ媒体としてフレキシブ
ルディスクを使用する場合には、スレーブ媒体の変形を
生起する恐れがある。
【0011】ところで、マスター担体を転写位置に固定
する際、機械的に外周部などをクランプして固定する
と、マスター担体の一部に力が加えられるため、マスタ
ー担体が変形、または破損する恐れがある。また、マス
ター担体を接着剤で固定すると、接着剤を均一に塗布す
ることが難しく、不均一な接着剤によりマスター担体の
平面度が損なわれると共に、マスター担体を交換する際
に接着剤を剥がすことが難しく、高価なマスター担体の
破損を招く恐れがある。
【0012】本発明はこのような問題に鑑みなされたも
ので、磁気転写におけるマスター担体の平坦性を確保し
てスレーブ媒体とマスター担体との密着性を高めて転写
信号品位を向上するようにした磁気転写装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気転写装置
は、転写情報を担持したマスター担体と転写を受けるス
レーブ媒体とを密着させて転写用磁界を印加し磁気転写
を行う磁気転写装置において、前記マスター担体の背面
を吸着保持する平坦面を有する吸着部材を備え、マスタ
ー担体の平坦性を高めた状態でスレーブ媒体と密着させ
ることを特徴とするものである。
【0014】前記吸着部材は、表面が所定の平坦度を有
し多数の吸引孔が開口した吸着面を有するもの、また
は、表面に微細な吸引孔が開口している吸着面を有する
多孔質部材で構成し、吸着面の吸引孔は吸引通路を経て
真空ポンプに接続されて吸引され、マスター担体を真空
吸着してマスター担体の平坦性を吸着面に沿わせて矯正
する。
【0015】また、片面転写の場合には、前記スレーブ
媒体の片面に、背面を吸着部材の平坦面に吸着保持して
平坦性を高めたマスター担体を密着させ、スレーブ媒体
の反対面には弾性体を密着させるのが好ましい。
【0016】前記マスター担体の剛性が低い場合には、
吸引孔の開口間隔を小さくして多数の吸引孔によって全
面を均等に吸引するのが好ましく、特に多孔質部材によ
って吸引するのが好適である。
【0017】前記吸着部材からマスター担体を引き剥が
す際に、吸引孔に加圧エアーを送給して吸着面からの剥
離を行うのが好ましい。
【0018】また、マスター担体の外径はスレーブ媒体
の記録領域の外径より大きく、マスター担体の内径はス
レーブ媒体の記録領域の内径より小さく設けるのが好ま
しい。
【0019】磁気転写を行う際には、スレーブ媒体の磁
化を、予め面内記録なら面内トラック方向に、また垂直
記録なら垂直方向に初期直流磁化しておき、前記マスタ
ー担体と密着させてその初期直流磁化方向と略逆向きの
トラック方向または垂直方向に転写用磁界を印加して磁
気転写を行うのが好適である。前記情報としてはサーボ
信号が好適である。
【0020】
【発明の効果】上記のような本発明によれば、マスター
担体とスレーブ媒体とを密着させて磁気転写を行う際
に、スレーブ媒体と密着させるマスター担体の背面を平
坦面に吸着してマスター担体の平坦性を高める吸着部材
を備えたことにより、マスター担体の平坦性を向上して
スレーブ媒体との密着性を全面で確保することができ、
密着不良に起因する信号抜けの発生を防止して転写信号
品位を高め信頼性を向上することができる。
【0021】また、スレーブ媒体とマスター担体との圧
接時にマスター担体の変形がなく、マスター担体とスレ
ーブ媒体との摩擦が発生せず、マスター担体の耐久性が
向上すると共に、スレーブ媒体の変形等によるダメージ
の発生を防止することができる。
【0022】また、片面転写時には、スレーブ媒体の片
面には背面を吸着部材で保持したマスター担体を密着さ
せ、スレーブ媒体の反対面には弾性体を密着させると、
両面にマスター担体を密着させる際の両側のマスター担
体の平坦性の差による密着性の低下がなく、スレーブ媒
体とマスター担体との密着性をさらに向上することがで
きる。
【0023】多孔質部材による吸着部材を使用するもの
では、エア吸引構造が簡素化できると共に、表面の吸引
孔が微細となって、剛性の低いマスター担体に対する吸
引保持が、平面度を確保しつつ良好に行える。
【0024】マスター担体の引き剥がし時に、吸引孔に
加圧エアーを送給すると、マスター担体の剥離が容易に
行える。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。図1は本発明の一つの実施の形態にかかる
磁気転写装置の転写状態を示す要部斜視図である。図2
は第1の実施の形態にかかる密着体の分解斜視図、図3
は第2の実施の形態にかかる密着体の分解斜視図、図4
は第3の実施の形態にかかる密着体の要部断面図であ
る。また、図5はスレーブ媒体とマスター担体との大き
さの関係を示す平面図、図6は磁気転写の基本工程を示
す図である。なお、各図は模式図でありその厚み等は実
際の寸法とは異なる比率で示している。
【0026】図1および図2に示す磁気転写装置1は面
内記録方式により両面同時転写を行うものであり、スレ
ーブ媒体2の上下にマスター担体3,4を圧接密着させ
た密着体10を回転させつつ、この密着体10の上下に
配設した磁界印加装置5(電磁石装置)によって転写用
磁界を印加して、マスター担体3,4に担持した情報を
磁気的にスレーブ媒体2の両面に同時に転写記録する。
【0027】密着体10は、スレーブ媒体2の下側記録
面にサーボ信号等の情報を転写する下側マスター担体3
と、スレーブ媒体2の上側記録面にサーボ信号等の情報
を転写する上側マスター担体4と、前記下側マスター担
体3を吸着保持して平坦性を矯正する下側吸着部材6を
備えた下側圧接部材8と、前記上側マスター担体4を吸
着保持して平坦性を矯正する上側吸着部材7(下側吸着
部材6と同構成)を備えた上側圧接部材9とを備え、こ
れらは中心位置を合わせた状態で圧接され、スレーブ媒
体2の両面に下側マスター担体3と上側マスター担体4
とを密着させる。
【0028】図示のスレーブ媒体2は、円盤状の記録メ
ディア2aの中心部にハブ2bが固着されてなるフレキ
シブルディスクであり、記録メディア2aはフレキシブ
ルなポリエステルシート等からなる円盤状のベースの両
面に磁性体層が形成された記録面を有する。このスレー
ブ媒体は、ハードディスクであってもよい。
【0029】前記下側マスター担体3および上側マスタ
ー担体4は、円環状ディスクに形成され、その片面に前
記スレーブ媒体2の記録面に密着される微細凹凸パター
ン(図6により後述する)による転写情報担持面を有
し、これと反対側の面が下側吸着部材6および上側吸着
部材7に真空吸着保持される。この下側マスター担体3
および上側マスター担体4は、必要に応じてスレーブ媒
体2との密着性を高めるために、微細凹凸パターンの形
成部以外の位置でかつ後述の吸着部材6,7の吸引孔に
連通しない位置に微細な孔が表裏を貫通して形成され
て、スレーブ媒体2との密着面間のエアを吸引排出する
ように設けられる。
【0030】下側吸着部材6(上側吸着部材7も同様)
は、マスター担体3の大きさに対応した円盤状に設けら
れ、その表面が中心線平均表面粗さRaが0.01〜
0.1μm程度の平面度に平坦に仕上げられた吸着面6
aに形成されている。この吸着面6aには、直径約2m
m以下の吸引孔6bが約25〜100個ほぼ均等に開口
している。図示していないが、この吸引孔6bには吸着
部材6の内部から下側圧接部材8の外部に導出された吸
引通路を経て真空ポンプに接続されて吸引され、吸着面
6aに密着されたマスター担体3の背面を真空吸着し、
該マスター担体3の平坦性を吸着面6aに沿わせて矯正
する。
【0031】下側圧接部材8および上側圧接部材9は円
盤状で一方または両方が軸方向に移動可能に設けられて
図示しない開閉機構(押圧機構、締結機構等)によって
開閉作動するものであり、互いに所定の圧力で圧接され
る。外周には鍔部8a,9aを有し閉作動時には上下の
圧接部材8,9の鍔部8a、9aが当接して内部を密閉
状態に保持する。下側圧接部材8の中心部には、スレー
ブ媒体2のハブ2bの中心孔に係合して位置決めするピ
ン8bが設けられている。また、下側圧接部材8および
上側圧接部材9は図示しない回転機構に連係されて一体
に回転駆動される。
【0032】上記密着体10においては、同じ下側マス
ター担体3および上側マスター担体4により複数のスレ
ーブ媒体2に対する磁気転写を行うものであり、まず下
側吸着部材6および上側吸着部材7の吸着面6aにそれ
ぞれ中心位置を合わせて下側マスター担体3および上側
マスター担体4をそれぞれ真空吸着して保持させてお
く。そして、上側圧接部材9と下側圧接部材8とを離間
した開状態で、予め初期磁化したスレーブ媒体2を中心
位置を合わせてセットした後、上側圧接部材9と下側圧
接部材8とを接近させて閉作動し、スレーブ媒体2の両
面にマスター担体3,4を密着させる。その後、上下の
磁界印加装置5の移動または密着体10の移動によっ
て、密着体10の上下面に上下の磁界印加装置5を接近
させ、密着体10を回転させつつ磁界印加装置5によっ
て転写用磁界を印加して、下側マスター担体3および上
側マスター担体4の転写情報をスレーブ媒体2の記録面
に磁気的に転写記録する。
【0033】初期磁界および転写用磁界を印加する磁界
印加装置5は、面内記録の場合には、例えば、スレーブ
媒体2の半径方向に延びるギャップを有するコアにコイ
ルが巻き付けられたリング型ヘッド電磁石が上下に配設
されてなり、上下で同じ方向にトラック方向と平行に発
生させた転写用磁界を印加する。磁界印加装置5は、片
側にのみ配設するようにしてもよく、永久磁石装置を両
側または片側に配設してもよい。また、磁界印加装置5
を回転移動させてもよい。
【0034】垂直記録の場合の磁界印加装置は、極性の
異なる電磁石または永久磁石をスレーブ媒体2とマスタ
ー担体3との密着体10の上下に配置し、垂直方向に磁
界を発生させて印加する。部分的に磁界を印加するもの
では、スレーブ媒体2とマスター担体3との密着体10
を移動させるか磁界を移動させて全面の磁気転写を行
う。
【0035】本実施の形態によれば、スレーブ媒体2の
両面にマスター担体3,4を密着させる際に、それぞれ
のマスター担体3,4を吸着部材6,7によって平坦度
の高い吸着面に真空吸着することにより、平坦性を矯正
して高めることができる。この平坦な上下のマスター担
体3,4によってスレーブ媒体2を挟むように圧接して
密着させるために、スレーブ媒体2とマスター担体3,
4間に隙間ができることなく全面で均等に密着させるこ
とができ、マスター担体3,4に形成された凹凸パター
ンに正確に対応した磁化パターンをスレーブ媒体2の記
録面に転写記録することができる。また、スレーブ媒体
2と密着する以前にマスター担体3,4は平坦に矯正さ
れていることで、密着時にマスター担体3,4が変形せ
ずスレーブ媒体2との間にコスレが発生せず、ダメージ
の発生がなく耐久性および品質が高められる。
【0036】図3は第2の実施の形態を示す密着体20
の分解斜視図であり、片面転写を行う例である。密着体
20は、スレーブ媒体2の下側記録面にサーボ信号等の
情報を転写する下側マスター担体3と、スレーブ媒体2
の上側記録面に接触する弾性体11(クッション材)
と、前記下側マスター担体3を吸着保持して平坦性を矯
正する下側吸着部材6を備えた下側圧接部材8と、前記
弾性体11を保持する上側圧接部材9とを備え、これら
は中心位置を合わせた状態で圧接され、スレーブ媒体2
の片面にマスター担体3を反対面に弾性体11を密着さ
せる。すなわち、前記図2の実施の形態における上側マ
スター担体4が弾性体11に変更され、その他は同様に
構成されるが、上側圧接部材8への弾性体11の保持は
真空吸着またはその他の方法により行う。
【0037】スレーブ媒体2は、前記と同様の円盤状の
記録メディア2aの中心部にハブ2bが固着されてなる
フレキシブルディスクである(ハードディスクでもよ
い)。また、下側マスター担体3および下側吸着部材6
も前記と同様であり、円環状ディスクに形成され片面に
スレーブ媒体2の記録面に密着される微細凹凸パターン
による転写情報担持面を有するマスター担体3の反対側
の背面が、下側吸着部材6の吸引孔6bを有する吸着面
6aに真空吸着され、マスター担体3の平坦性を吸着面
6aに沿わせて矯正する。
【0038】弾性体11は弾性特性を有する材料により
円盤状に形成され、上側圧接部材9に保持される。前記
弾性体11の材料は、密着圧力印加時にスレーブ媒体2
の表面形状に追従変形し、マスター担体3からスレーブ
媒体2の引き剥がし時に圧力印加前の表面性に復元する
特性を備えている。弾性体11の具体的材料としては、
シリコンゴム、ポリウレタンゴム、フッ素ゴム、ブタジ
エンゴム、テフロン(登録商標)ゴム、バイトンゴムな
ど一般的なゴムや、スポンジゴム等の発泡樹脂などが使
用できる。弾性体11のスレーブ媒体2と接する面の形
状は、マスター担体3と平行な平面形状、またはスレー
ブ媒体2側に凸形状に形成される。
【0039】本実施形態の密着体20においては、下側
マスター担体3により複数のスレーブ媒体2に対する磁
気転写を行うものであり、まず下側吸着部材6の吸着面
6aに中心位置を合わせて下側マスター担体3を真空吸
着して保持しておく。そして、上側圧接部材9と下側圧
接部材8とを離間した開状態で、スレーブ媒体2を中心
位置を合わせてセットした後、上側圧接部材9と下側圧
接部材8とを接近させて閉作動しスレーブ媒体2の片面
にマスター担体3を弾性体11の押圧により密着させ
る。その後、前記と同様に密着体20の上下面に上下の
磁界印加装置5を接近させ、密着体20を回転させつつ
磁界印加装置5によって転写用磁界を印加して、下側マ
スター担体3の転写情報をスレーブ媒体2の片面に磁気
的に転写記録する。その後、別工程でスレーブ媒体2の
反対面に上側マスター担体4を密着させて同様に磁気転
写を行う。
【0040】本実施の形態によれば、スレーブ媒体2の
片面にマスター担体3を密着させる際に、マスター担体
3を吸着部材6によって平坦度の高い吸着面6aに真空
吸着することによりその平坦性を矯正して高め、この平
坦な下側マスター担体3に対して反対側の弾性体11に
よってスレーブ媒体2を挟むように圧接して密着するた
めに、さらにスレーブ媒体2とマスター担体3間に隙間
ができることなく全面で均等に密着することができ、マ
スター担体3に形成された凹凸パターンに正確に対応し
た磁化パターンをスレーブ媒体2の記録面に転写記録す
ることができる。
【0041】次に、図4は第3の実施の形態を示す密着
体30の要部断面図である。本実施形態の密着体30に
おける下側圧接部材18の吸着部材16は多孔質部材で
構成され、その他は前述の図2または図3と同様に構成
され、同様の磁気転写が行われるものであり、図2の場
合は上側圧接部材の吸着部材も多孔質部材で構成され
る。
【0042】吸着部材16を構成する多孔質部材は、上
面から下面の方向に通気性がある連続気泡を有する剛体
による板状の部材であり、上面の吸着面16aが所定の
平坦度に形成されると共に、微細な吸引孔が開口してい
る。
【0043】下側圧接部材18の中央部には吸着部材1
6の厚さより深い凹部が形成され、この凹部の上部に吸
着部材16が固着されている。吸着部材16の下面と下
側圧接部材18の凹部底面との間隙が吸引通路18dに
形成され、この吸引通路18dが回転軸部18cを通し
て外部の真空ポンプと接続される。下側圧接部材18の
外周部には鍔部18aが形成されている。
【0044】本実施形態の密着体30によれば、多孔質
部材による吸着部材16の吸着面に中心位置を合わせて
マスター担体3の全面を真空吸着保持し、平坦性を矯正
する。多孔質部材による吸着部材16はエア吸引構造が
簡素化できると共に、吸着面16aの吸引孔が微細とな
って、マスター担体3表面に吸引孔に応じた凹凸が形成
されにくく、特に、剛性の低いマスター担体3に対する
吸引保持が、平面度を確保しつつ良好に行える。
【0045】前記各実施の形態において、吸着部材6,
16からマスター担体3を引き剥がす際に、吸引孔に加
圧エアーを送給して剥離を行うのが好ましい。つまり、
真空ポンプによる吸引圧を遮断し、加圧エアーを送給し
てマスター担体3と吸着面6a,16aとの吸着を開放
する。大気開放するようにしてもよい。これにより、マ
スター担体3の剥離性を向上することができ、マスター
担体3の交換時の傷付き、破損等を防止しつつ作業効率
が向上する。
【0046】さらに、図5はマスター担体3およびスレ
ーブ媒体2の平面図を示している。マスター担体3は中
心孔3aを有する円盤状に形成され、転写情報がサーボ
信号の場合は、マスター担体3の情報担持面には、中心
部から等間隔でほぼ放射方向(図示の場合は、若干湾曲
している)に延びる細幅の領域にサーボパターンP(転
写パターン)が形成されている。磁気転写によりサーボ
パターンPに対応する磁化パターンをスレーブ媒体2に
転写記録する。また、スレーブ媒体2は、中心孔2cを
有する円盤状であり、内周部および外周部を除く円環状
領域が記録再生を行う記録領域21に設定され、ヘッド
可動領域となる。
【0047】そして、マスター担体3の外径Dmは、ス
レーブ媒体2の記録領域21の外径21aより大きく、
好ましくはスレーブ媒体2の外径Dsより大きい。ま
た、マスター担体3の内径dmは、スレーブ媒体2の記
録領域21の内径21bより小さく、好ましくはスレー
ブ媒体2の内径dsより小さい。つまり、ヘッド可動領
域より外側または内側にマスター担体3の外径Dmまた
は内径dmが位置するようにする。
【0048】マスター担体3の外径部分および内径部分
は、切削や研削加工された部分であるため、最大数μm
の凹凸が生じており、この部分とスレーブ媒体2の記録
領域21とが磁気転写時の密着で接触すると、スレーブ
媒体2を損傷させる恐れがある。この点、マスター担体
3の外径Dmおよび内径dmを、前述のようにスレーブ
媒体2の記録領域21(ヘッド可動領域)より外すこと
で、密着時にスレーブ媒体2を損傷することがなく、密
着後のスレーブ媒体2に微小の段差が生じてもヘッドに
衝撃を与えることがなくなる。
【0049】面内記録による磁気転写の具体例を図6に
基づき説明する。まず図6(a)に示すように、予めスレ
ーブ媒体2に初期磁界Hinをトラック方向の一方向に印
加して初期磁化(直流消磁)を施しておく。その後、図6
(b)に示すように、このスレーブ媒体2の記録面(磁気
記録部)とマスター担体3の基板31の微細凹凸パター
ンに磁性層32(軟磁性体)が被覆されてなる情報担持
面とを密着させ、スレーブ媒体2のトラック方向に前記
初期磁界Hinとは逆方向に転写用磁界Hduを印加して磁
気転写を行う。転写用磁界Hduが密着突部の磁性層32
に吸い込まれてこの部分の磁化は反転せず、その他の部
分の磁界が反転する結果、図6(c)に示すように、スレ
ーブ媒体2の磁気記録面(トラック)にはマスター担体
3の情報担持面の磁性層32の密着突部と凹部空間との
形成パターンに応じた情報が磁気的に転写記録される。
図示してないが、スレーブ媒体2の上記録面に同様に作
成された上側マスター担体4を同時に密着させた場合も
同様に磁気転写が行われる。
【0050】なお、上記マスター担体3の基板31の凹
凸パターンが図6のポジパターンと逆の凹凸形状のネガ
パターンの場合であっても、初期磁界Hinの方向および
転写用磁界Hduの方向を上記と逆方向にすることによっ
て同様の情報が磁気的に転写記録できる。
【0051】前記基板31がNiなどによる強磁性体の
場合はこの基板31のみで磁気転写は可能で、前記磁性
層32(軟磁性体)は被覆しなくてもよいが、転写特性
の良い磁性層32を設けることでより良好な磁気転写が
行える。基板31が非磁性体の場合は磁性層32を設け
ることが必要である。
【0052】なお、磁性層の上にダイヤモンドライクカ
ーボン(DLC)等の保護膜を設けることが好ましく、
潤滑剤層を設けても良い。また保護膜として5〜30n
mのDLC膜と潤滑剤層が存在することがさらに好まし
い。また、磁性層と保護膜の間に、Si等の密着強化層
を設けてもよい。この保護膜により接触耐久性が向上し
多数回の磁気転写が可能となる。
【0053】次に、前記マスター担体の作成について説
明する。マスター担体の基板としては、ニッケル、シリ
コン、石英板、ガラス、アルミニウム、合金、セラミッ
クス、合成樹脂等を使用する。凹凸パターンの形成は、
スタンパー法、フォトファブリケーション法等によって
行われる。
【0054】スタンパー法は、表面が平滑なガラス板
(または石英板)の上にスピンコート等でフォトレジス
トを形成し、このガラス板を回転させながらサーボ信号
に対応して変調したレーザー光(または電子ビーム)を
照射し、フォトレジスト全面に所定のパターン、例えば
各トラックに回転中心から半径方向に線状に延びるサー
ボ信号に相当するパターンを円周上の各フレームに対応
する部分に露光する。その後、フォトレジストを現像処
理し、露光部分を除去しフォトレジストによる凹凸形状
を有する原盤を得る。次に、原盤の表面の凹凸パターン
をもとに、この表面にメッキ(電鋳)を施し、ポジ状凹
凸パターンを有するNi基板を作成し、原盤から剥離す
る。この基板をそのままマスター担体とするか、または
凹凸パターン上に必要に応じて、磁性層、保護膜を被覆
してマスター担体とする。
【0055】また、前記原盤にメッキを施して第2の原
盤を作成し、この第2の原盤を使用してメッキを行い、
ネガ状凹凸パターンを有する基板を作成してもよい。さ
らに、第2の原盤にメッキを行うか樹脂液を押し付けて
硬化を行って第3の原盤を作成し、第3の原盤にメッキ
を行い、ポジ状凹凸パターンを有する基板を作成しても
よい。
【0056】一方、前記ガラス板にフォトレジストによ
るパターンを形成した後、エッチングしてガラス板に穴
を形成し、フォトレジストを除去した原盤を得て、以下
前記と同様に基板を形成してもよい。
【0057】金属による基板の材料としては、Niもし
くはNi合金を使用することができ、この基板を作成す
る前記メッキは、無電解メッキ、電鋳、スパッタリン
グ、イオンプレーティングを含む各種の金属成膜法が適
用できる。基板の凹凸パターンの深さ(突起の高さ)
は、80nm〜800nmの範囲が好ましく、より好ま
しくは100nm〜600nmである。
【0058】前記磁性層(軟磁性体)の形成は、磁性材
料を真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティ
ング法等の真空成膜手段、メッキ法などにより成膜す
る。その磁性材料としては、Co、Co合金(CoN
i、CoNiZr、CoNbTaZr等)、Fe、Fe
合金(FeCo、FeCoNi、FeNiMo、FeA
lSi、FeAl、FeTaN)、Ni、Ni合金(N
iFe)が用いることができる。特に好ましくはFeC
o、FeCoNiである。磁性層の厚みは、50nm〜
500nmの範囲が好ましく、さらに好ましくは100
nm〜400nmである。
【0059】前記原盤を用いて樹脂基板を作成し、その
表面に磁性層を設けてマスター担体としてもよい。樹脂
基板の樹脂材料としては、ポリカーボネート・ポリメチ
ルメタクリレートなどのアクリル樹脂、ポリ塩化ビニル
・塩化ビニル共重合体などの塩化ビニル樹脂、エポキシ
樹脂、アモルファスポリオレフィンおよびポリエステル
などが使用可能である。耐湿性、寸法安定性および価格
などの点からポリカーボネートが好ましい。成形品にバ
リがある場合は、バーニシュまたはポリッシュにより除
去する。また、紫外線硬化樹脂、電子線硬化樹脂などを
使用して、原盤にスピンコート、バーコート塗布で形成
してもよい。樹脂基板のパターン突起の高さは、50〜
1000nmの範囲が好ましく、さらに好ましくは10
0〜500nmの範囲である。
【0060】前記樹脂基板の表面の微細パターンの上に
磁性層を被覆しマスター担体を得る。磁性層の形成は、
磁性材料を真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレ
ーティング法等の真空成膜手段、メッキ法などにより成
膜する。
【0061】一方、フォトファブリケーション法は、例
えば、平板状の基板の平滑な表面にフォトレジストを塗
布し、サーボ信号のパターンに応じたフォトマスクを用
いた露光、現像処理により、情報に応じたパターンを形
成する。次いで、エッチング工程により、パターンに応
じて基板のエッチングを行い、磁性層の厚さに相当する
深さの穴を形成する。次いで、磁性材料を真空蒸着法、
スパッタリング法、イオンプレーティング法等の真空成
膜手段、メッキ法により、形成した穴に対応した厚さで
基板の表面まで磁性材料を成膜する。次いで、フォトレ
ジストをリフトオフ法で除去し、表面を研磨して、ばり
がある場合は取り除くと共に、表面を平滑化する。
【0062】垂直記録方式の場合にも、上記面内記録と
ほぼ同様のマスター担体が使用される。この垂直記録の
場合には、スレーブ媒体の磁化を、予め垂直方向の一方
に初期直流磁化しておき、マスター担体と密着させてそ
の初期直流磁化方向と略逆向きの垂直方向に転写用磁界
を印加して磁気転写を行うものであり、この転写用磁界
がマスター担体の密着突部の磁性層に吸い込まれ、密着
突部に対応する部分の垂直磁化が反転し、凹凸パターン
に対応した磁化パターンがスレーブ媒体に記録できる。
【0063】次にスレーブ媒体について述べる。スレー
ブ媒体は、両面または片面に磁気記録部(磁性層)が形
成された高密度フレキシブルディスク、ハードディスク
などの円盤状磁気記録媒体が使用され、その磁気記録部
は塗布型磁気記録層あるいは金属薄膜型磁気記録層で構
成される。金属薄膜型磁気記録層の磁性材料としては、
Co、Co合金(CoPtCr、CoCr、CoPtC
rTa、CoPtCrNbTa、CoCrB、CoNi
等)、Fe、Fe合金(FeCo、FePt、FeCo
Ni)を用いることができる。これは磁束密度が大きい
こと、磁界印加方向と同じ方向(面内記録なら面内方
向、垂直記録なら垂直方向)の磁気異方性を有している
ことが、明瞭な転写が行えるため好ましい。そして磁性
材料の下(支持体側)に必要な磁気異方性をつけるため
に非磁性の下地層を設けることが好ましい。結晶構造と
格子定数を磁性層に合わすことが必要である。そのため
にはCr、CrTi、CoCr、CrTa、CrMo、
NiAl、Ru等を用いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態に係る磁気転写装置
の転写状態を示す要部斜視図
【図2】密着体の第1の実施の形態にかかる分解斜視図
【図3】密着体の第2の実施の形態にかかる分解斜視図
【図4】密着体の第3の実施の形態にかかる要部断面図
【図5】マスター担体とスレーブ媒体の寸法関係を示す
平面図
【図6】磁気転写方法の基本工程を示す図
【符号の説明】
1 磁気転写装置 2 スレーブ媒体 3,4 マスター担体 5 磁界印加装置 6,7 吸着部材 8,9,18 圧接部材 10 密着体 11 弾性体 16 吸着部材(多孔質部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写情報を担持したマスター担体と転写
    を受けるスレーブ媒体とを密着させて転写用磁界を印加
    し磁気転写を行う磁気転写装置において、 前記マスター担体の背面を吸着保持する平坦面を有する
    吸着部材を備え、マスター担体の平坦性を高めた状態で
    スレーブ媒体と密着させることを特徴とする磁気転写装
    置。
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