JP2002162951A - 表示データ転送制御装置及び表示装置 - Google Patents

表示データ転送制御装置及び表示装置

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JP2002162951A
JP2002162951A JP2000357184A JP2000357184A JP2002162951A JP 2002162951 A JP2002162951 A JP 2002162951A JP 2000357184 A JP2000357184 A JP 2000357184A JP 2000357184 A JP2000357184 A JP 2000357184A JP 2002162951 A JP2002162951 A JP 2002162951A
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JP2000357184A
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Shinichi Komura
真一 小村
Shoichi Hirota
昇一 廣田
Makoto Tsumura
津村  誠
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 転送レートを高くすることなく、高精細画像
に対応した表示データを転送すること。 【解決手段】 静止画モードの時には、画像の各画素を
サンプリングして画像データを生成し、この画像データ
を8ビットで量子化して表示データに生成するとともに
上位4ビットを表示データ1a、下位4ビットを表示デ
ータ1bとし、全体で8ビットの表示データをまとめて
一画面分の表示データとして2τVで転送し、動画モー
ドの時には、画像のうち奇数列と偶数列の画素を同時に
サンプリングして画像データを生成し、各行の画像デー
タを4ビットで量子化して4ビットごとの表示データ1
a、1bを生成し、奇数行と偶数行の表示データ1a、
1bをまとめて一画面分の表示データとしてτVで転送
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示データ転送制
御装置及び表示装置に係り、特に、高精細画像に対応し
た表示データを転送するに好適な表示データ転送制御装
置および表示データに従った画像を表示するに好適な表
示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶パネルなどの表示画面上に画
像を表示するに際して、パーソナルコンピュータ(P
C)からなるホスト装置のグラフィックコントローラを
用いて、画像をサンプリングして画像データを生成する
とともに画像データを量子化して複数ビットの表示デー
タを生成し、生成された表示データを液晶表示装置など
に転送する構成が採用されている。この種の液晶表示装
置は、近年、ホスト装置の処理能力以上の進歩を遂げて
きている。例えば、液晶表示装置においては、従来のX
GA(1024×768画素)等に比べ、高精細である
QUXGA(3200×2400画素)等の超高精細パ
ネルが実用化されつつある。その一方で、一般的なグラ
フィックコントローラの性能は、QXGA(2048×
1536ドット)が限界であり、動画ではVGA(64
0×480画素)程度が限界となっている。
【0003】さらに、高精細画像に対応した表示データ
をホスト装置から液晶表示装置に転送する場合、精細度
が高くなるほど転送レートを高くする必要がある。この
ため、近年、LVDS(Low Voltage Di
fferential Signaling)、TMD
S(Transition Minimized Di
fferential Signaling)、GVI
F(GigabitVideo InterFace)
といった、低電圧差動方式のデジタルインターフェイス
が採用されつつある。この低電圧差動方式のデジタルイ
ンターフェイスをホスト装置と表示装置との間に挿入し
デジタルインターフェイスの信号線数を増やすことによ
り、高精細画像に対応した表示データの転送は可能にな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、表
示パネルの精細度が上がる度に、それに応じた高い転送
レートが要求され、この要求に対処するには、信号線を
増やすといった新規のインターフェイスの開発やLSI
の開発が必要となる。例えば、QUXGAの画素数(M
=3200×2400)の画像を、RGB各色8ビット
で、通常の画像データと同様に、垂直同期信号の発生周
期と同じ周期τV=16.6msでサンプリングした場
合、転送レートが3200×2400×(3×8)/1
6.6(ms)=11G(ビット/秒)にもなり、信号
線数を増やさなければLVDS等で転送することは不可
能である。
【0005】本発明の課題は、転送レートを高くするこ
となく、高精細画像に対応した表示データを転送するこ
とができる表示データ転送制御装置を提供することにあ
る本発明の他の課題は、表示データ転送制御装置から転
送された表示データにしたがった画像を表示することが
できる表示装置および画像表示システムを提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、静止画に対応した装置として、複数の画
素からなる画像をサンプリングして各画素毎に画像デー
タを生成するとともに、一画面分の画像データを設定転
送時間よりも長い時間間隔で生成し、前記生成された各
画素の画像データを設定量子化ビットに従って量子化し
て複数ビットの表示データを生成するとともに、前記生
成された各画素の表示データをそのビットに従って複数
のグループに分け、前記複数のグループの表示データを
まとめて一画面分の表示データとして転送するときに、
前記一画面分の表示データを設定転送時間よりも長い時
間間隔で転送してなる表示データ転送制御装置を構成し
たものである。
【0007】前記した手段によれば、静止画から得られ
た画像データが表示データに変換されるときに、各画素
の表示データがそのビットにしたがって複数のグルー
プ、例えば上位ビットと下位ビットに分けられ、複数の
グループの表示データをまとめて一画面分の表示データ
として転送する時に、一画面分の表示データを設定転送
時間、例えば、垂直同期信号の発生周期に対応した時間
よりも長い時間間隔で転送するようにしたため、高精細
画像に対応した表示データをそのまま転送するときより
も低い転送レートで高精細画像に対応した表示データを
転送することができる。
【0008】例えば、QUXGAの画素数(M=320
0×2400)の画像を、RGB各色8ビットで、サン
プリング周期τV=16.6msでサンプリングした場
合、転送レートは3200×2400/2×(3×8×
/16.6)ms=5.5G(ビット/秒)となり、従
来技術の11G(ビット/秒)の半分になり、Dual
Link LVDSを用いて転送することが可能にな
る。
【0009】また、本発明は、動画に対応した装置とし
て、複数の画素からなる画像のうち相異なる複数の行の
画素を同時にサンプリングして前記各行の画素毎に画像
データを生成するとともに、一画面分の画像データを設
定転送時間以上の時間間隔で生成し、前記生成された各
行の画素の画像データを設定量子化ビットよりもビット
数の小さいビットで量子化して複数ビットの表示データ
を生成するとともに、前記生成された各行の画素の表示
データをそのサンプリングの行に従って複数のグループ
に分け、前記複数のグループの表示データをまとめて一
画面分の表示データとして転送するときに、前記一画面
分の表示データを設定転送時間以内の時間間隔で転送し
てなる表示データ転送制御装置を構成したものである。
【0010】前記し手段によれば、相異なる複数の行の
画素を同時にサンプリングして得られた画像データを表
示データに変換するときに、各行の画素の画像データが
設定量子化ビットよりもビット数の小さいビットで量子
化されるとともに、各行の画素の表示データがそのサン
プリングの行にしたがって複数のグループに分けられ、
複数のグループの表示データをまとめて一画面分の表示
データとして転送するときに、一画面分の表示データを
設定転送時間、例えば、垂直同期信号の発生周期に対応
した時間以内の時間間隔で転送されるため、高精細画像
に対応した表示データをそのまま転送するときよりも低
い転送レートで高精細画像に対応した表示データを転送
することができる。
【0011】例えば、奇数行と偶数行の全ての列の画素
(m列n行の画素=M)を同時にサンプリングし、サン
プリングされた画像データを設定量子化ビット=2bビ
ットより小さいbビットで量子化し、動画モードにおけ
る転送レートは、m×n/2×b/τV(ビット/秒)
となる。このため、QUXGAの画素数(M=3200
×2400)の画像を、RGB各色8ビットで、サンプ
リング周期τV=16.6msでサンプリングした場
合、転送レートは3200×2400/2×(3×8×
/16.6)ms=5.5G(ビット/秒)となり、静
止画モードと同じになる。
【0012】表示データ転送制御装置を構成するに際し
ては、静止画に対応した装置と動画に対応した装置とを
一体化することがで入る。
【0013】また、本発明は、静止画に対応した装置と
して、複数の画素からなる画像をサンプリングして各画
素毎に画像データを生成するとともに、一画面分の画像
データを設定転送時間よりも長い時間間隔で生成し、前
記生成された各画素の画像データを設定量子化ビットに
従って量子化して複数ビットの表示データを生成し、前
記生成された表示データを一画面分の表示データとして
転送するときに、前記一画面分の表示データを設定転送
時間よりも長い時間間隔で転送してなる表示データ転送
制御装置を構成したものである。
【0014】前記した手段によれば、画像をサンプリン
グして得られた各画素の画像データを量子化して複数ビ
ットの表示データに変換し、変換された表示データを一
画面分の表示データとして転送するときに、一画面分の
表示データを設定転送時間、例えば、垂直同期信号の発
生周期に対応した時間よりも長い時間間隔で、例えば4
倍の時間間隔で転送するようにしたため、転送レートを
高くすることなく、高精細画像に対応した表示データを
転送することができる。
【0015】例えば、QUXGAの画素数(M=320
0×2400)の画像を、RGB各色8ビットで、垂直
同期信号に対応した周期τV=16.6msでサンプリ
ングした場合、転送レートは3200×2400/4×
(3×8)/16.6(ms)=2.8G(ビット/
秒)となり、従来技術の11G(ビット/秒)の1/4
になり、Single Link LVDSを用いても
表示データを転送することが可能になる。
【0016】また、本発明は、動画に対応した装置とし
て、複数の画素からなる画像のうち特定の列と行に属す
る画素をサンプリングして前記特定の列と行に属する画
素毎に画像データを生成するとともに、一画面分の画像
データを設定転送時間による時間間隔で生成し、前記生
成された前記特定の列と行に属する各画素の画像データ
を設定量子化ビットに従って量子化して複数ビットの表
示データを生成し、前記生成された表示データを一画面
分の表示データとして転送するときに、前記一画面分の
表示データを設定転送時間による時間間隔で転送してな
る表示データ転送制御装置を構成したものである。
【0017】前記した手段によれば、画素を間引くため
に、画像のうち特定の列と行に属する画素をサンプリン
グして得られた画像データを量子化して複数ビットの表
示データに変換し、変換された表示データの一画面分の
表示データとして転送するときに、一画面分の表示デー
タを設定転送時間、例えば、垂直同期信号の発生周期に
対応した時間間隔で転送するようにしたため、静止画の
時と同様に、転送レートを高くすることなく、高精細画
素の対応した表示データを転送することができる。
【0018】表示データ転送制御装置を構成するに際し
ては、前記静止画に対応した装置と前記動画に対応した
装置とを一体化することができる。
【0019】また、本発明は、複数の画素からなる画像
のうちサンプリングすべき画素であって間引くべき画素
から外れた画素を前記画像に応じて指定するとともに、
前記指定された画素を前記画像に応じて設定された時間
間隔でサンプリングし、前記サンプリングされた画素毎
に画像データを生成するとともに、一画面分の画像デー
タを指定の転送レートの限界以内の時間間隔で生成し、
前記生成された各画素の画像データを設定量子化ビット
に従って量子化して複数ビットの表示データを生成し、
前記生成された表示データを一画面分の表示データとし
て転送するときに、前記一画面分の表示データを前記指
定の転送レートの限界以内の時間間隔で転送してなる表
示データ転送制御装置を構成したものである。
【0020】前記した手段によれば、画像のうちサンプ
リングすべき画素であって間引くべき画素から外れた画
素が画像に応じて指定されるとともに、指定された画素
が画像に応じて設定された時間間隔でサンプリングさ
れ、サンプリングによって得られた画像データが量子化
されて複数ビットの表示データに変換され、変換された
表示データが一画面分の表示データとして転送されると
きに、一画面分の表示データを指定の転送レートの限界
以内の時間間隔で転送するようにしたため、画素とサン
プリング時間間隔を画像に応じて間引くことができ、転
送レートを高くすることなく、高精細画素に対応した表
示データを転送することができる。
【0021】例えば、kを自然数として、画像が時間t
s(k)でサンプリングされるとともに、空間的にもM
(k)個の点でサンプリングされ、このサンプリングに
よって得られた画像データがbビット(設定量子化ビッ
ト=2bビット)で量子化されて表示データに変換され
た場合、表示一画面周期の期間にM(k)個×bビット
の表示データが転送されることになり、表示一画面周期
を垂直同期信号の発生周期に対応したτV(k)とする
と、表示データの転送レートはM(k)b/τV(k)
(ビット/秒)となる。ここで、転送レートの限界を
2.8G(ビット/秒)と仮定すると、例えば、RGB
各色8ビットで、τV(k)=16.6msの場合、M
(k)=2.8G(ビット/秒)×τV(K)/(3×
8)=1600×1200画素となり、QUXGA(M
=3200×2400画素)の1/4の精細度の表示と
なる。また静止画の表示データを転送する場合、例え
ば、τV(k)=266.6msでサンプリングすれ
ば、M(k)=6400×4800画素となる。
【0022】サンプリングすべき画素とサンプリング時
間間隔を画像に応じて設定するようにした表示データ制
御装置を構成するに際しては、以下の要素を付加するこ
とができる。
【0023】(1)前記画像の空間周波数の高い部分で
は空間周波数の低い部分よりも密なサンプリングを実行
し、前記画像の空間周波数の低い部分では空間周波数の
高い部分よりも粗なサンプリングを実行してなる。
【0024】(2)静止画モードのときに動画モードよ
りも長い時間間隔でサンプリングを実行し、動画モード
のときには前記静止画モードよりも短い時間間隔でサン
プリングを実行してなる。
【0025】また、本発明は、表示データに基づいた画
像表示する表示装置として、表示データを受信し、前記
受信した表示データを基に駆動信号を生成する表示制御
部と、前記駆動信号に従って表示画面上に画像を表示す
る表示部とを備え、前記表示制御部は、静止画による画
像を構成する各画素の画像データが設定量子化ビットに
従って量子化されて複数ビットの表示データに変換され
るとともに、前記変換された各画素の表示データがその
ビットに従って複数のグループに分けられて転送された
ときに、前記複数のグループの表示データをまとめて一
画面分の表示データとして受信し、前記受信された一画
面分の表示データを表示画面の画素数に合わせて静止画
モードの画面データに変換し、前記変換された画面デー
タを画面データ格納手段に格納し、前記格納された画面
データに基づいて前記表示画面を駆動するための駆動信
号を生成してなる表示装置を構成したものである。
【0026】前記表示装置を構成するに際しては、表示
制御部として、以下の機能を有するもので構成すること
もできる。
【0027】(1)前記表示制御部は、動画による画像
を構成する画素のうち相異なる複数の行の画素をサンプ
リングして得られた画像データが設定量子化ビットより
もビット数の小さいビットで量子化されて複数ビットの
表示データに変換されるとともに、前記変換された各行
の画素の表示データがそのサンプリングの行に従って複
数のグループに分けられて転送されたときに、前記複数
のグループの表示データをまとめて一画面分の表示デー
タとして受信し、前記受信された一画面分の表示データ
を表示画面の画素数に合わせて動画モードの画面データ
に変換し、前記変換された画面データを画面データ格納
手段に格納し、前記格納された画面データに基づいて前
記表示画面を駆動するための駆動信号を生成してなる。
【0028】(2)前記表示制御部は、静止画による画
像を構成する各画素の画像データが設定量子化ビットに
従って量子化されて複数ビットの表示データに変換され
るとともに、前記変換された各画素の表示データがその
ビットに従って複数のグループに分けられて転送された
ときに、前記複数のグループの表示データをまとめて一
画面分の表示データとして受信し、前記受信された一画
面分の表示データを表示画面の画素数に合わせて静止画
モードの画面データに変換し、前記変換された画面デー
タを画面データ格納手段に格納し、前記格納された画面
データに基づいて前記表示画面を駆動するための駆動信
号を生成し、動画による画像を構成する画素のうち相異
なる複数の行の画素をサンプリングして得られた画像デ
ータが設定量子化ビットよりもビット数の小さいビット
で量子化されて複数ビットの表示データに変換されると
ともに、前記変換された各行の画素の表示データがその
サンプリングの行に従って複数のグループに分けられて
転送されたときに、前記複数のグループの表示データを
まとめて一画面分の表示データとして受信し、前記受信
された一画面分の表示データを表示画面の画素数に合わ
せて動画モードの画面データに変換し、前記変換された
画面データを画面データ格納手段に格納し、前記格納さ
れた画面データに基づいて前記表示画面を駆動するため
の駆動信号を生成してなる。
【0029】(3)前記表示制御部は、複数の画素から
なる静止画をサンプリングして得られた各画素の画像デ
ータが設定量子化ビットに従って量子化されて複数ビッ
トの表示データに変換されて転送されたときに、前記転
送された表示データを受信し、前記受信された一画面分
の表示データを表示画面の画素数に合わせて静止画モー
ドの画面データに変換し、前記変換された画面データを
画面データ格納手段に格納し、前記格納された画面デー
タに基づいて前記表示画面を駆動するための駆動信号を
生成してなる。
【0030】(4)前記表示制御部は、複数の画素から
なる動画のうち特定の列と行に属する画素をサンプリン
グして得られた前記特定の列と行に属する画素毎の画像
データが設定量子化ビットに従って量子化されて複数ビ
ットの表示データに変換されて転送されたときに、前記
転送された表示データを受信し、前記受信された一画面
分の表示データを表示画面の画素数に合わせて動画モー
ドの画面データに変換し、前記変換された画面データを
画面データ格納手段に格納し、前記格納された画面デー
タに基づいて前記表示画面を駆動するための駆動信号を
生成してなる。
【0031】(5)前記表示制御部は、複数の画素から
なる静止画をサンプリングして得られた各画素の画像デ
ータが設定量子化ビットに従って量子化されて複数ビッ
トの表示データに変換されて転送されたときに、前記転
送された表示データを受信し、前記受信された一画面分
の表示データを表示画面の画素数に合わせて静止画モー
ドの画面データに変換し、前記変換された画面データを
画面データ格納手段に格納し、前記格納された画面デー
タに基づいて前記表示画面を駆動するための駆動信号を
生成し、複数の画素からなる動画のうち特定の列と行に
属する画素をサンプリングして得られた前記特定の列と
行に属する画素毎の画像データが設定量子化ビットに従
って量子化されて複数ビットの表示データに変換されて
転送されたときに、前記転送された表示データを受信
し、前記受信された一画面分の表示データを表示画面の
画素数に合わせて動画モードの画面データに変換し、前
記変換された画面データを画面データ格納手段に格納
し、前記格納された画面データに基づいて前記表示画面
を駆動するための駆動信号を生成してなる表示装置。
【0032】(6)前記表示制御部は、複数の画素から
なる画像のうちサンプリングすべき画素であって間引く
べき画素から外れた画素が前記画像に応じて指定される
とともに、前記指定された画素が前記画像に応じて設定
された時間間隔でサンプリングされて得られた画像デー
タが設定量子化ビットに従って量子化されて複数ビット
の表示データに変換されて転送されたときに、前記転送
された表示データを受信し、前記受信された一画面分の
表示データを前記サンプリングされた画素の位置情報と
前記サンプリング時間間隔に基づいて表示画面の画素数
に対応した画面データに変換し、前記変換された画面デ
ータを画面データ格納手段に格納し、前記格納された画
面データに基づいて前記表示画面を駆動するための駆動
信号を生成してなる。
【0033】また、本発明は、前記いずれかの表示デー
タ転送制御装置と、前記いずれかの表示装置とを備えた
画像表示システムを構成したものである。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の第1実施形態を示
す画像表示システムの全体構成図である。図1におい
て、画像表示システムは、表示データ転送制御部10
0、差動転送送信制御部101、差動転送受信制御部1
02、表示制御部103、画面データ格納部104、液
晶パネル200、X信号線駆動部210、Y信号線駆動
部220を備えて構成されている。
【0035】表示データ転送制御部100は、表示デー
タ転送制御装置として、例えば、パーソナルコンピュー
タ(PC)で構成されており、複数の画素からなる画
像、例えば、静止画、動画をサンプリングして各画素ご
とに画像データを生成するとともに、生成された画像デ
ータを量子化して複数ビットの表示データ1a、1bを
生成し、生成された表示データ1a、1bを垂直同期信
号2、水平同期信号3、データ有効信号4、モード信号
(切り替え制御信号)5とともに同期クロック6にした
がって差動転送送信制御部101に転送するように構成
されている。
【0036】差動転送送信制御部101は、差動転送送
信制御手段として、例えば、LVDS、TMDS、GV
IFで構成されており、信号線の本数を少なくするため
に、表示データ1a、1b、垂直同期信号2、水平同期
信号3、データ有効信号4、モード信号5、同期クロッ
ク6を差動データ11、差動クロック12に変換して差
動転送受信制御部102に出力するように構成されてい
る。
【0037】差動転送受信制御部102は、差動受信手
段として、例えば、LVDS、TMDS、GVIFで構
成されており、差動データ11、差動クロック12を、
表示データ1aと同様の受信表示データ21aに変換す
るとともに、表示データ1bと同様の受信表示データ2
1bに変換し、さらに垂直同期信号2と同様の受信垂直
同期信号22に、水平同期信号3と同様の受信水平同期
信号23に、データ有効信号4と同様の受信データ有効
信号24に、モード信号5と同様の受信モード信号25
に、同期クロック6と同様の受信同期クロック26にそ
れぞれ変換して表示制御部103に出力するように構成
されている。
【0038】表示制御部103は、受信表示データ21
a、21bを受信するとともに受信同期信号22、受信
水平同期信号23、受信データ有効信号24、受信モー
ド信号25、受信同期クロック26を受信し、受信モー
ド信号25が“1”のときには静止画モードであると、
“0”のときには動画モードであると判別し、この判別
結果にしたがった処理を実行するようになっている。例
えば、受信された一画面分の表示データを表示画面の画
素数に合わせて静止画モードまたは動画モードの画面デ
ータ33に変換し、変換された画面データ33を格納・
読み出しコマンド信号31、格納・読み出しアドレス3
2にしたがって画面データ格納部(画面データ格納手
段)104に格納データとして格納し、画面データ格納
部104に格納された画面データを画面読み出しデータ
34として読み出し、画面読み出しデータ34に基づい
て表示画面(液晶パネル200)を駆動するための駆動
信号、例えば、X信号線駆動用信号41、Y信号線駆動
用信号42を生成するようになっている。
【0039】具体的には、静止画モードの場合には、受
信表示データ21aと受信表示データ21bを合わせた
RGB各色8ビットの信号を表示データとして扱い、液
晶パネル200の画素数に合わせて、受信表示データ2
1a、21bを静止画モードの画面データに変換し、少
なくとも、液晶パネル200の一画面分の表示データを
格納可能な画面データ格納部104に画面データを格納
するために、格納・読み出しコマンド信号31、格納・
読み出しアドレス32を生成し、格納・読み出しコマン
ド信号31と格納・読み出しアドレス32にしたがって
画面データを画面データ格納部104に格納するように
なっている。
【0040】一方、動画モードの場合には、受信表示デ
ータ21aと受信表示データ21bを異なる画素のRG
B各色4ビットの表示データとして扱い、各4ビットの
受信表示データ21a、受信表示データ21bを表示パ
ネル200の画素数に合わせて動画モードの画面データ
に変換し、さらに画面データを格納するために、格納・
読み出しコマンド信号31、格納・読み出しアドレス3
2を生成し、生成した格納・読み出しコマンド信号31
と格納・読み出しアドレス32にしたがって画面データ
を画面データ格納部104に格納するようになってい
る。
【0041】また、表示制御部103は、液晶パネル2
00の表示タイミングに合わせて一画面分の画面データ
(画面読み出しデータ34)を格納・読み出しコマンド
信号31と格納・読み出しアドレス32にしたがって読
み出し、読み出した画面データに基づいて液晶パネル2
00を駆動するための駆動信号として、X信号線駆動用
信号41とY信号線駆動用信号42を生成するようにな
っている。
【0042】X信号線駆動部210、Y信号線駆動部2
20は液晶パネル200とともに、表示装置の表示部を
構成するようになっており、X線信号駆動部210は、
X信号線駆動用信号41に応答してX信号線駆動信号2
11を液晶パネル200に出力するようになっている。
Y信号線駆動部220はY信号線駆動手段として、Y信
号線駆動用信号42に応答してY信号線駆動信号221
を液晶パネル200に出力するようになっている。液晶
パネル200は、例えば、m列×n行(nは偶数)の画
素からなる表示画面を備えており、X線駆動信号211
とY信号線駆動信号221に応答して表示画面上に画像
を表示するように構成されている。
【0043】次に、表示データ転送制御部100におけ
る表示データの生成方法および転送方法を図2及び図3
にしたがって説明する。
【0044】図2の上段に示すグラフは原画像の座標
(X(J),Y(J))におけるR成分の明るさの時間
変化R(X)(J),Y(J),t)を示す。ここで、
座標(X(J),Y(J))はi列j行の画素に対応
し、J=(m−1)×i+jである。
【0045】図2において、複数の画素からなる原画像
はその画像に応じて、例えば、静止画、動画に応じてサ
ンプリングされるようになっている。すなわち動画の場
合には垂直同期信号2の発生周期に対応した時間間隔τ
Vでサンプリングされ、静止画または静止画に近い画像
の場合には時間間隔2τVでサンプリングされるように
なっている。そして、図2に示す場合には、明るさの変
化の大きい場合、すなわちk=2、3、4は時間間隔τ
Vで、k=1、5のときは時間間隔2τVでサンプリン
グされ、それぞれ時間ts(1)、ts(2)、ts
(3)、・・・でサンプリングされる。そして時間ts
(1)およびts(4)でサンプリングされて得られた
RGB各色の画像データは設定量子化ビット、例えば8
ビットにしたがって量子化され、m×n=M個のRGB
各色8ビットの表示データが静止画モードにおける表示
データとして生成される。
【0046】そして、本実施形態では、静止画モードの
ときには、RGB各色8ビットのうち上位4ビットは表
示データ1aに、下位4ビットは表示データ1bの2グ
ループに分けられ、2グループ全体で8ビットの表示デ
ータとして転送されるようになっている。静止画モード
による表示データ1a、1bを転送するに際しては、一
画面分の表示データを設定転送時間=時間間隔τVより
も長い時間間隔、例えば、2τVで転送するようになっ
ており、転送レートはM×3×8/(2τV)=M×1
2/τVである。
【0047】一方、動画モードのときには、時間ts
(2)及びts(3)でサンプリングされる。この場
合、複数の画素からなる動画像に対して奇数行と偶数行
の画素が同時にサンプリングされ、各行の画素毎に画像
データが生成される。そして生成されたRGB各色の画
像データは量子化設定ビット=8ビットよりもビット数
の小さいビット、例えば、4ビットで量子化され、m×
n=M個のRGB各色4ビットの表示データが生成され
る。この場合、奇数行の表示データは表示データ1aと
して、偶数行の表示データは表示データ1bとして、設
定転送時間以内の時間間隔、例えば期間τV内に転送さ
れるようになっている。このときの転送レートはM×3
×4/τV=M×12/τVであり、静止画モードの転
送レートと等しい。
【0048】表示データ1a、1bはデータ有効信号が
“1”の期間中、同期クロック信号6に同期して出力さ
れる。また1〜m列の1行分の表示データは水平同期信
号3に同期して出力され、水平同期信号3は周期τHで
出力される。またm列×n行の一画面分の表示データは
垂直同期信号2に同期して出力される。そして垂直同期
信号2は静止画モードの場合には周期2τVで出力さ
れ、動画モードの場合には周期τVで出力されるように
なっている。
【0049】この結果、静止画モードの場合には、表示
データ1aは垂直同期信号2に同期して、1、2、3、
・・・、n行の各色上位4ビットの信号として出力さ
れ、表示データ1bは垂直同期信号2に同期して、1、
2、3、・・・、n行の各色下位4ビットの信号として
出力される。
【0050】一方、動画モードの場合には、表示データ
1aは垂直同期信号2に同期して、1、3、5、・・・
(n−1)行の各色4ビットの信号として出力され、表
示データ1bは垂直同期信号2に同期して、2、4、
6、・・・、n行の各色4ビットの信号として出力され
る。このようにして、時間ts(1)、ts(2)、・
・・でサンプリングして得られた画像データはk=1、
2、・・・と順次出力されるようになっている。
【0051】このように、本実施形態においては、表示
データ転送制御部100から表示データを転送するに際
して、表示データの転送レートはM×12/τV(ビッ
ト/秒)となる。このため、例えば、QUXGAの画素
数(M=3200×2400)の画像は、設定転送時間
τV=16.6msでサンプリングした場合、転送レー
トは5.5G(ビット/秒)であり、画像をそのまま転
送したときの転送レートである11G(ビット/秒)の
半分になり、Dual Link LVDSを用いれば
転送することが可能である。
【0052】以上のように、本実施形態によれば、動画
モードでの階調数は犠牲になるが、転送レートを高くす
ることなく、高精細画像に対応した表示データを表示装
置に転送することができる。
【0053】次に、本発明の第2実施形態を図4にした
がって説明する。本実施形態は、表示データ転送制御部
100として、表示データ1、1bの代わりに表示デー
タ1を生成し、この表示データ1を差動転送送信制御部
101、差動転送受信制御部102を介して受信表示デ
ータ21として表示制御部105に転送する機能を有す
るもので構成し、表示制御部105において、受信表示
データ21を一画面分の表示データとして受信したとき
に液晶パネル200の画素数に合わせて、例えば、サン
プリングされない画素に対応した表示データについて
は、サンプリングされない画素の周囲の画素であってサ
ンプリングされた画素に対応した表示データを平均化処
理して求め、各表示データを静止画モードの画面データ
または動画モードの画面データに変換し、変換された画
面データを画面データ格納部104に格納するようにし
たものであり、他の構成は図1のものと同様である。
【0054】すなわち、表示データ転送制御部100
は、静止画から画像データを生成する場合、複数の画素
からなる画像をサンプリングして各画素ごとに画像デー
タを生成するとともに、一画面分の画像データを設定転
送時間(τV)よりも長い時間間隔で生成し、生成され
た各画素の画像データを設定量子化ビット、例えば8ビ
ットにしたがって量子化してRGB各色8ビットの表示
データを生成し、生成された表示データを一画面分の表
示データとして転送するときに、一画面分の表示データ
を設定転送時間(τV)よりも長い時間間隔、例えば4
τVで転送するようになっている。
【0055】また、表示データ転送制御部100は、動
画から画像データを生成する場合、複数の画素からなる
画像のうち特定の列と行に属する画素、例えば、奇数列
と奇数行に属する画素をサンプリングして画像データを
生成するとともに、一画面分の画像データを設定転送時
間(τV)による時間間隔で生成し、生成されたRGB
各色の画像データを設定量子化ビット、例えば8ビット
にしたがって量子化して複数ビットの表示データを生成
し、生成された表示データを一画面分の表示データとし
て転送するときに、一画面分の表示データを設定転送時
間による時間間隔(τV)で転送するように構成されて
いる。
【0056】次に、表示データ転送制御部100におけ
る表示データの生成方法および表示データの転送方法を
図5と図6にしたがって説明する。
【0057】図5の上段に示すグラフは原画像の座標
(X(J),Y(J))におけるR成分の明るさの時間
変化R(X(J),Y(J),t)を示す。ここで、座
標(X(J),Y(J))はi列j行の画素に対応し、
J=(m−1)×i+jである。原画像はその画像に応
じて、例えば静止画、動画に応じてサンプリングされ
る。すなわち、静止画または静止画に近い画像の場合に
は時間間隔4τVでサンプリングされ、動画の場合には
時間間隔τVでサンプリングされる。そして図5の場
合、明るさの変化の大きくない場合、すなわちk=1、
7のときは時間間隔4τVでサンプリングされ、明るさ
の変化の大きい場合、すなわちk=2、3、4、5、6
のときは時間間隔τVでサンプリングされ、それぞれ時
間ts(1)、ts(2)、ts(3)、・・・でサン
プリングされる。そして静止画モードにおいて、時間t
s(1)およびts(6)でサンプリングされたRGB
各色の画像は明るさ8ビットで量子化され、i=1、
2、3、・・・、m(mは偶数)とj=1,2,3,・
・・,n(nは偶数)からなるm列×n行=M個のRG
B各色の8ビットの表示データが生成され、この表示デ
ータはM×3×8ビットの表示データとして期間4τV
内に転送される。
【0058】一方、動画モードの時には、時間ts
(2)、ts(3)、ts(4)、及びts(5)で奇
数列と奇数行に属する画素が順次サンプリングされ、サ
ンプリングによって得られたRGB各色の画像データは
明るさ8ビットで量子化され、i=1,3,5,・・
・,m−1(mは偶数)とj=1,3,5,・・・,n
−1(nは偶数)からなる(m/2)列×(n/2)行
=M/4個のRGB各色8ビットの表示データ、すなわ
ちM/4×3×8ビットの表示データが生成され、この
表示データは期間τV内に転送される。この場合の転送
レートはM/4×3×8/τV=M×6/τVであり、
静止画モードの転送レートと等しい。
【0059】生成された表示データ1を転送するに際し
ては、データ有効信号“1”の期間中同期クロック6に
同期して出力される。そして1〜m列の1行分の表示デ
ータは水平同期信号3に同期して出力される。そして静
止画モードの場合、水平同期信号3は周期2τHで出力
され、動画モードの時には水平同期信号3は周期τHで
出力される。
【0060】したがって、静止画モードの場合、i=
1,2,3,・・・,m(mは偶数)とj=1,2,
3,・・・,n(nは偶数)からなるm列×n行=M個
の一画面分の表示データは、周期4τVの垂直同期信号
2に同期して出力される。
【0061】一方、動画モードの場合、i=1,3,
5,・・・,m−1(mは偶数)とj=1,3,5,・
・・,n−1(nは偶数)からなる(m/2)列×(n
/2)行=M/4個の一画面分の表示データは周期τV
の垂直同期信号2に同期して出力される。このようにし
て、時間ts(1)、ts(2)、・・・でサンプリン
グして得られた画像データはk=1,2,・・・に従っ
て順次出力される。
【0062】このように、本実施形態における表示デー
タ転送制御部100における表示データ1の転送レート
はM×6/τV(ビット/秒)となる。
【0063】ここで、例えばQUXGAの画素数(M=
3200×2400)の画像を、設定転送時間に相当す
る周期τV=16.6mm数でサンプリングした場合、
転送レートは2.8G(ビット/秒)であり、画像をそ
のまま転送する従来の11G(ビット/秒)の1/4に
なり、Single Link LVDSを用いても転
送することが可能である。
【0064】このように、本実施形態によれば、動画モ
ードでの解像度は犠牲になるが、転送レートを高くする
ことなく、高精細画像に対応した表示データを表示装置
に転送することができる。
【0065】次に、本発明の第3実施形態を図7にした
がって説明する。本実施形態は、表示データ転送制御部
100として、表示データ1a、1bの代わりにRGB
各色8ビットの表示データ1を生成し、水平同期信号3
の代わりに1水平期間に16回出力される副水平同期信
号3aを用い、副水平同期信号3aとアドレス信号7に
したがってサンプリングすべき画素を指定し、表示デー
タ1を差動転送送信制御部101、差動転送受信制御部
102を介して受信表示データ21として表示制御部1
03に転送するとともに、副水平同期信号3aとアドレ
ス信号7をそれぞれ副水平同期信号23aとアドレス信
号27として表示転送制御部103に転送し、表示制御
部103において、受信した一画面分の表示データ(受
信表示データ21)をサンプリングされた画素の位置情
報とサンプリング時間間隔に基づいて液晶パネル200
の画素数に対応した画面データに変換し、変換された画
面データを画面データ格納部104に格納するようにし
たものであり、他の構成は図1のものと同様である。
【0066】すなわち、本実施形態における表示データ
転送制御部100は、複数の画素からなる画像、例え
ば、静止画または動画のうちサンプリングすべき画素で
あって、間引くべき画素から外れた画素を画像(静止画
または動画)に応じて指定するとともに、指定された画
素を静止画または動画に応じて設定された時間間隔でサ
ンプリングして画像データを生成するとともに、一画面
分の画像データを指定の転送レートの限界以内の時間間
隔で生成し、生成されたRGB各色の画像データを8ビ
ット(設定量子化ビット)にしたがって量子化して複数
ビットの表示データを生成し、生成された表示データを
一画面分の表示データ1として転送するときに、一画面
分の表示データ1を指定の転送レートの限界以内の時間
間隔で転送するように構成されている。以下具体的な内
容を図8及び図9にしたがって説明する。
【0067】図8は、図7に示す表示データ転送制御部
100の生成による表示データ1と原画像との関係を示
す図である。
【0068】図8の上段におけるグラフは原画像の座標
(X(J),Y(J))におけるR成分の明るさの時間
変化R(X(J),Y(J),t)を示す。ここで、座
標(X(J),Y(J))はi列j行の画素に対応し、
J=(m−1)×i+jである。原画像はその画像に応
じて、すなわち静止画または動画に応じてサンプリング
される。例えば、動画の場合には比較的短い時間間隔サ
ンプリングされ、静止画または静止画に近い画像の場合
には比較的長い時間間隔でサンプリングされる。図8に
示す原画像の場合には、明るさの変化の大きい場合、す
なわちk=2〜5のときにはそれぞれ比較的短い時間間
隔τV(2)、τV(3)、τV(4)でサンプリング
され、k=1〜2及び5〜7のときにはそれぞれ比較的
長い時間間隔τV(1)、τV(5)、τV(6)でサ
ンプリングされ、それぞれ時間ts(1)、ts
(2)、ts(3)、・・・でサンプリングされる。そ
して各時間ts(k)(k1,2,3,・・・)でサン
プリングされた画像は、空間的にも、例えば、J=1,
4,8,16,18,27,35,・・・の座標(X
(J),Y(J))でサンプリングされた後、RGB各
色の明かるさは8ビットに量子化され、M(k)個のR
GB各色8ビットの表示データ、すなわちM(k)×3
×8ビットの表示データに変換され、この表示データは
期間τV(k)内に転送される。
【0069】ここで、空間的なサンプリングは画像に応
じて、空間周波数の高い部分では密なサンプリングが行
われ、空間周波数の低い部分では粗なサンプリングが行
われる。この場合、転送レートはM(k)×3×8/τ
V(k)となるが、M(k)の値は、この転送レートが
差動転送送信制御部101、差動転送受信制御部10
2、差動データ11及び差動クロック12からなる差動
信号転送部の転送レートの限界を超えないように選ばれ
る。すなわち転送レートは指定の転送レートの限界以内
の時間間隔に設定される。
【0070】表示データ1は、データ有効信号4が
“1”の期間中同期クロック6に同期して出力される。
すなわち時間ts(1)においては、座標(X(1)、
Y(1))〜(X(s),Y(s))(sは自然数)の
画像をサンプリングして得られた画像データは各色の表
示データに変換された後、周期がτSH(1)の副水平
同期信号3aに同期して出力される。
【0071】この場合、本実施形態においては、副水平
同期信号3aは1水平期間において16回出力され、表
示データ1を生成するための画素の指定はJ=(b−
1)×s+qにしたがって行われる。ここで、pは副水
平同期信号3aのパルス数、s=16、qはアドレス信
号7の番号(数値)を示す。例えば、時間ts(1)に
おいて、1回目のパルスとして副水平同期信号3aが出
力されたときに、アドレス信号7として、「1」、
「4」、「8」、「16」が出力されると、1行1列目
の画素(1,1)、1行4列目の画素(1,4)、1行
8列目の画素(1,8)、1行16列目の画素(1,1
6)が順次サンプリングされ、サンプリングされた画像
データが順次表示データ1(「1」、「4」、「8」、
「16」)に変換される。
【0072】次に、時間ts(1)において座標X(s
+1)〜Y(s+1))〜X(2s)〜Y(2s))の
画像がサンプリングされ、サンプリングされた画像デー
タは表示データに変換され、この表示データは周期がτ
SH(2,1)の副水平同期信号3aに同期して出力さ
れる。この場合も同様に、J=(b−1)×s+qにし
たがってサンプリングすべき画素が指定され、2回目の
副水平同期信号3aに同期して、アドレス信号7とし
て、「2」、「11」が出力された時には、(2−1)
×16+2=18にしたがって、1行18列目の画素
(1,18)がサンプリングされ、続いて1行27列目
の画素(1,27)がサンプリングされ、各サンプリン
グされた画像が表示データ1(「18」、「27」)に
変換される。
【0073】以下同様にして、時間ts(1)の画像を
サンプリングして得られた画像データは、表示データに
変換された後、τSH(1,1),τSH(2,1),
・・・,τSH(M/s,1)の副水平同期信号3aに
同期して出力される。
【0074】このようにして、時間ts(1)の画像を
サンプリングして得られた画像データが表示データに変
換されると、J=1,4,8,16,18,27,3
5,・・・のM(1)個の一画面分の表示データは、周
期τV(1)の垂直同期信号2に同期して出力される。
以下同様にして、時間ts(2),ts(3),・・・
において画像をサンプリングして得られた画像データが
表示データに変換されると、M(2),M(3),・・
・個の一画面分の表示データは、順次周期τV(2),
τV(3),・・・の垂直同期信号2に同期して出力さ
れる。なお、表示データ1としてJ番目の表示データが
出力されているときには、Jをsで割った余りのものが
出力される。すなわち本実施形態では、Jを16で割っ
た余りを4ビットデータとして出力している。
【0075】表示データ転送制御部100から表示デー
タ1が転送され、この表示データ1が差動転送送信制御
部101、差動転送受信制御部102を介して表示制御
部103に転送されると、受信表示データ21を受信し
た表示制御部103においては受信垂直同期信号22に
よって一画面分の表示データの受信に対してリセットが
されるようになっている。そして表示制御部103は、
受信副水平同期信号23aのパルス数を数えるカウンタ
を備えており、表示制御部103においては、カウンタ
の出力pと受信アドレス信号27の出力qにしたがっ
て、J=(p−1)×s+qを計算するように構成され
ている。そしてこの計算結果を基に、表示データ1を液
晶パネル200の画素数に合わせて画面データに変換す
るとともに、格納・読み出しコマンド信号31、格納・
読み出しアドレス32を生成するようになっており、こ
の時のアドレス情報にJの値が用いられるようになって
いる。
【0076】前述したように、本実施形態における表示
データ転送制御部100における表示データ1の転送レ
ートはM(k)×3×8/τV(k)(ビット/秒)と
なるが、M(k)の値は、この転送レートが差動転送送
信制御部101と差動転送受信制御部102を含む差動
信号転送部の転送レートの限界を超えないように選ばれ
る。ここで、転送レートの限界を第2実施形態の転送レ
ート2.8G(ビット/秒)と仮定すると、例えば、τ
V(k)=16.6msの場合、M(k)=1600×
1200画素となり、QUXGA(M=3200×24
00画素)の1/4の精細度の表示となり、第2実施形
態の動画モードと同じ精細度である。
【0077】一方、静止画を表示する場合に、例えば、
τV(k)=266.6msでサンプリングすれば、M
(k)=6400×4800画素となり、第2実施形態
の静止画モードにおける4倍の表示データを転送するこ
とが可能になる。
【0078】以上のように、本実施形態によれば、動画
モードでの解像度は犠牲になるが、転送レートを高くす
ることなく、高精細画像に対応した表示データを表示装
置に転送することができる。
【0079】前記各実施形態においては、表示データ転
送制御部100を差動転送送信制御部101、差動転送
受信制御部102を介して表示制御部103に接続する
ものについて述べたが、表示データ転送制御部100を
直接表示制御部103に接続する構成を採用することも
できる。
【0080】前記各実施形態においては、表示制御部1
03として、受信した表示データを液晶パネル200の
画素数に合わせて画面データに変換して画面データ格納
部104に格納するものについて述べたが、表示制御部
103として、受信したデータをそのまま画面データ格
納部104に格納し、格納した画面データを基に液晶パ
ネル200を駆動するための駆動信号を生成するとき
に、画面データに対して液晶パネル200の画素数に合
わせるための処理を施し、この処理によって得られた画
面データを基に液晶パネル200を駆動するための駆動
信号を生成する機能を有するもので構成することもでき
る。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
転送レートを高くすることなく、高精細度に対応した表
示データを表示装置に転送することができる。また、本
発明によれば、表示データ転送制御装置から転送された
表示データにしたがった画像を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す画像表示システム
の全体構成図である。
【図2】本発明の第1実施形態の原画像と表示データと
の関係を示す図である。
【図3】本発明の第1実施形態の作用を説明するための
タイミングチャートである。
【図4】本発明の第2実施形態を示す画像表示システム
の全体構成図である。
【図5】本発明の第2実施形態の原画像と表示データと
の関係を示す図である。
【図6】本発明の第2実施形態の作用を説明するための
タイミングチャートである。
【図7】本発明の第3実施形態を示す画像表示システム
の全体構成図である。
【図8】本発明の第2実施形態の原画像と表示データと
の関係を示す図である。
【図9】本発明の第3実施形態の作用を説明するための
タイミングチャートである。
【符号の説明】
1a、1b 表示データ 2 垂直同期信号 3 水平同期信号 3a 副水平同期信号 4 データ有効信号 5 モード信号 6 同期クロック 7 アドレス信号 11 差動クロック 12 差動データ 21、21a、21b 受信表示データ 22 受信垂直同期信号 23 受信水平同期信号 23a 副受信水平同期信号 24 受信データ有効信号 26 受信同期クロック 31 格納・読み出しコマンド 32 格納・読み出しアドレス 33 格納データ 34 画面読み出しデータ 41 X信号線駆動用信号 42 Y信号線駆動用信号 100 表示データ転送制御部 101 差動転送送信制御部 102 差動転送受信制御部 103 表示制御部 104 画面データ格納部 200 液晶パネル 210 X信号線駆動部 220 Y信号線駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 津村 誠 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 Fターム(参考) 5B069 AA01 BA03 BA04 DD16 LA20 5C058 AA07 AA08 BA25 BB04 BB06 5C080 AA10 BB05 DD08 DD30 GG12 JJ02 JJ04 5C082 AA01 BB01 BB15 CB01 DA51 MM02 5K034 AA02 CC02 HH62 HH65 MM14 MM24 QQ09

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画素からなる画像をサンプリング
    して各画素毎に画像データを生成するとともに、一画面
    分の画像データを設定転送時間よりも長い時間間隔で生
    成し、前記生成された各画素の画像データを設定量子化
    ビットに従って量子化して複数ビットの表示データを生
    成するとともに、前記生成された各画素の表示データを
    そのビットに従って複数のグループに分け、前記複数の
    グループの表示データをまとめて一画面分の表示データ
    として転送するときに、前記一画面分の表示データを設
    定転送時間よりも長い時間間隔で転送してなる表示デー
    タ転送制御装置。
  2. 【請求項2】 複数の画素からなる画像のうち相異なる
    複数の行の画素を同時にサンプリングして前記各行の画
    素毎に画像データを生成するとともに、一画面分の画像
    データを設定転送時間以上の時間間隔で生成し、前記生
    成された各行の画素の画像データを設定量子化ビットよ
    りもビット数の小さいビットで量子化して複数ビットの
    表示データを生成するとともに、前記生成された各行の
    画素の表示データをそのサンプリングの行に従って複数
    のグループに分け、前記複数のグループの表示データを
    まとめて一画面分の表示データとして転送するときに、
    前記一画面分の表示データを設定転送時間以内の時間間
    隔で転送してなる表示データ転送制御装置。
  3. 【請求項3】 静止画モードによる転送時に、複数の画
    素からなる画像をサンプリングして各画素毎に画像デー
    タを生成するとともに、一画面分の画像データを設定転
    送時間よりも長い時間間隔で生成し、前記生成された各
    画素の画像データを設定量子化ビットに従って量子化し
    て複数ビットの表示データを生成するとともに、前記生
    成された各画素の表示データをそのビットに従って複数
    のグループに分け、前記複数のグループの表示データを
    まとめて一画面分の表示データとして転送するときに、
    前記一画面分の表示データを設定転送時間よりも長い時
    間間隔で転送し、動画モードによる転送時には、複数の
    画素からなる画像のうち相異なる複数の行の画素を同時
    にサンプリングして前記各行の画素毎に画像データを生
    成するとともに、一画面分の画像データを設定転送時間
    以上の時間間隔で生成し、前記生成された各行の画素の
    画像データを設定量子化ビットよりもビット数の小さい
    ビットで量子化して複数ビットの表示データを生成する
    とともに、前記生成された各行の画素の表示データをそ
    のサンプリングの行に従って複数のグループに分け、前
    記複数のグループの表示データをまとめて一画面分の表
    示データとして転送するときに、前記一画面分の表示デ
    ータを設定転送時間以内の時間間隔で転送してなる表示
    データ転送制御装置。
  4. 【請求項4】 複数の画素からなる画像をサンプリング
    して各画素毎に画像データを生成するとともに、一画面
    分の画像データを設定転送時間よりも長い時間間隔で生
    成し、前記生成された各画素の画像データを設定量子化
    ビットに従って量子化して複数ビットの表示データを生
    成し、前記生成された表示データを一画面分の表示デー
    タとして転送するときに、前記一画面分の表示データを
    設定転送時間よりも長い時間間隔で転送してなる表示デ
    ータ転送制御装置。
  5. 【請求項5】 複数の画素からなる画像のうち特定の列
    と行に属する画素をサンプリングして前記特定の列と行
    に属する画素毎に画像データを生成するとともに、一画
    面分の画像データを設定転送時間による時間間隔で生成
    し、前記生成された前記特定の列と行に属する各画素の
    画像データを設定量子化ビットに従って量子化して複数
    ビットの表示データを生成し、前記生成された表示デー
    タを一画面分の表示データとして転送するときに、前記
    一画面分の表示データを設定転送時間による時間間隔で
    転送してなる表示データ転送制御装置。
  6. 【請求項6】 静止画モードによる転送時に、複数の画
    素からなる画像をサンプリングして各画素毎に画像デー
    タを生成するとともに、一画面分の画像データを設定転
    送時間よりも長い時間間隔で生成し、前記生成された各
    画素の画像データを設定量子化ビットに従って量子化し
    て複数ビットの表示データを生成し、前記生成された表
    示データを一画面分の表示データとして転送するとき
    に、前記一画面分の表示データを設定転送時間よりも長
    い時間間隔で転送し、 動画モードによる転送時には、複数の画素からなる画像
    のうち特定の列と行に属する画素をサンプリングして前
    記特定の列と行に属する画素毎に画像データを生成する
    とともに、一画面分の画像データを設定転送時間による
    時間間隔で生成し、前記生成された前記特定の列と行に
    属する各画素の画像データを設定量子化ビットに従って
    量子化して複数ビットの表示データを生成し、前記生成
    された表示データを一画面分の表示データとして転送す
    るときに、前記一画面分の表示データを設定転送時間に
    よる時間間隔で転送してなる表示データ転送制御装置。
  7. 【請求項7】 複数の画素からなる画像のうちサンプリ
    ングすべき画素であって間引くべき画素から外れた画素
    を前記画像に応じて指定するとともに、前記指定された
    画素を前記画像に応じて設定された時間間隔でサンプリ
    ングし、前記サンプリングされた画素毎に画像データを
    生成するとともに、一画面分の画像データを指定の転送
    レートの限界以内の時間間隔で生成し、前記生成された
    各画素の画像データを設定量子化ビットに従って量子化
    して複数ビットの表示データを生成し、前記生成された
    表示データを一画面分の表示データとして転送するとき
    に、前記一画面分の表示データを前記指定の転送レート
    の限界以内の時間間隔で転送してなる表示データ転送制
    御装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の表示データ転送制御装
    置において、前記画像の空間周波数の高い部分では空間
    周波数の低い部分よりも密なサンプリングを実行し、前
    記画像の空間周波数の低い部分では空間周波数の高い部
    分よりも粗なサンプリングを実行してなることを特徴と
    する表示データ転送制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項7または8に記載の表示データ転
    送制御装置において、静止画モードのときに動画モード
    よりも長い時間間隔でサンプリングを実行し、動画モー
    ドのときには前記静止画モードよりも短い時間間隔でサ
    ンプリングを実行してなることを特徴とする表示データ
    転送制御装置。
  10. 【請求項10】 表示データを受信し、前記受信した表
    示データを基に駆動信号を生成する表示制御部と、前記
    駆動信号に従って表示画面上に画像を表示する表示部と
    を備え、 前記表示制御部は、静止画による画像を構成する各画素
    の画像データが設定量子化ビットに従って量子化されて
    複数ビットの表示データに変換されるとともに、前記変
    換された各画素の表示データがそのビットに従って複数
    のグループに分けられて転送されたときに、前記複数の
    グループの表示データをまとめて一画面分の表示データ
    として受信し、前記受信された一画面分の表示データを
    表示画面の画素数に合わせて静止画モードの画面データ
    に変換し、前記変換された画面データを画面データ格納
    手段に格納し、前記格納された画面データに基づいて前
    記表示画面を駆動するための駆動信号を生成してなる表
    示装置。
  11. 【請求項11】 表示データを受信し、前記受信した表
    示データを基に駆動信号を生成する表示制御部と、前記
    駆動信号に従って表示画面上に画像を表示する表示部と
    を備え、 前記表示制御部は、動画による画像を構成する画素のう
    ち相異なる複数の行の画素をサンプリングして得られた
    画像データが設定量子化ビットよりもビット数の小さい
    ビットで量子化されて複数ビットの表示データに変換さ
    れるとともに、前記変換された各行の画素の表示データ
    がそのサンプリングの行に従って複数のグループに分け
    られて転送されたときに、前記複数のグループの表示デ
    ータをまとめて一画面分の表示データとして受信し、前
    記受信された一画面分の表示データを表示画面の画素数
    に合わせて動画モードの画面データに変換し、前記変換
    された画面データを画面データ格納手段に格納し、前記
    格納された画面データに基づいて前記表示画面を駆動す
    るための駆動信号を生成してなる表示装置。
  12. 【請求項12】 表示データを受信し、前記受信した表
    示データを基に駆動信号を生成する表示制御部と、前記
    駆動信号に従って表示画面上に画像を表示する表示部と
    を備え、 前記表示制御部は、静止画による画像を構成する各画素
    の画像データが設定量子化ビットに従って量子化されて
    複数ビットの表示データに変換されるとともに、前記変
    換された各画素の表示データがそのビットに従って複数
    のグループに分けられて転送されたときに、前記複数の
    グループの表示データをまとめて一画面分の表示データ
    として受信し、前記受信された一画面分の表示データを
    表示画面の画素数に合わせて静止画モードの画面データ
    に変換し、前記変換された画面データを画面データ格納
    手段に格納し、前記格納された画面データに基づいて前
    記表示画面を駆動するための駆動信号を生成し、 動画による画像を構成する画素のうち相異なる複数の行
    の画素をサンプリングして得られた画像データが設定量
    子化ビットよりもビット数の小さいビットで量子化され
    て複数ビットの表示データに変換されるとともに、前記
    変換された各行の画素の表示データがそのサンプリング
    の行に従って複数のグループに分けられて転送されたと
    きに、前記複数のグループの表示データをまとめて一画
    面分の表示データとして受信し、前記受信された一画面
    分の表示データを表示画面の画素数に合わせて動画モー
    ドの画面データに変換し、前記変換された画面データを
    画面データ格納手段に格納し、前記格納された画面デー
    タに基づいて前記表示画面を駆動するための駆動信号を
    生成してなる表示装置。
  13. 【請求項13】 表示データを受信し、前記受信した表
    示データを基に駆動信号を生成する表示制御部と、前記
    駆動信号に従って表示画面上に画像を表示する表示部と
    を備え、 前記表示制御部は、複数の画素からなる静止画をサンプ
    リングして得られた各画素の画像データが設定量子化ビ
    ットに従って量子化されて複数ビットの表示データに変
    換されて転送されたときに、前記転送された表示データ
    を受信し、前記受信された一画面分の表示データを表示
    画面の画素数に合わせて静止画モードの画面データに変
    換し、前記変換された画面データを画面データ格納手段
    に格納し、前記格納された画面データに基づいて前記表
    示画面を駆動するための駆動信号を生成してなる表示装
    置。
  14. 【請求項14】 表示データを受信し、前記受信した表
    示データを基に駆動信号を生成する表示制御部と、前記
    駆動信号に従って表示画面上に画像を表示する表示部と
    を備え、 前記表示制御部は、複数の画素からなる動画のうち特定
    の列と行に属する画素をサンプリングして得られた前記
    特定の列と行に属する画素毎の画像データが設定量子化
    ビットに従って量子化されて複数ビットの表示データに
    変換されて転送されたときに、前記転送された表示デー
    タを受信し、前記受信された一画面分の表示データを表
    示画面の画素数に合わせて動画モードの画面データに変
    換し、前記変換された画面データを画面データ格納手段
    に格納し、前記格納された画面データに基づいて前記表
    示画面を駆動するための駆動信号を生成してなる表示装
    置。
  15. 【請求項15】 表示データを受信し、前記受信した表
    示データを基に駆動信号を生成する表示制御部と、前記
    駆動信号に従って表示画面上に画像を表示する表示部と
    を備え、 前記表示制御部は、複数の画素からなる静止画をサンプ
    リングして得られた各画素の画像データが設定量子化ビ
    ットに従って量子化されて複数ビットの表示データに変
    換されて転送されたときに、前記転送された表示データ
    を受信し、前記受信された一画面分の表示データを表示
    画面の画素数に合わせて静止画モードの画面データに変
    換し、前記変換された画面データを画面データ格納手段
    に格納し、前記格納された画面データに基づいて前記表
    示画面を駆動するための駆動信号を生成し、 複数の画素からなる動画のうち特定の列と行に属する画
    素をサンプリングして得られた前記特定の列と行に属す
    る画素毎の画像データが設定量子化ビットに従って量子
    化されて複数ビットの表示データに変換されて転送され
    たときに、前記転送された表示データを受信し、前記受
    信された一画面分の表示データを表示画面の画素数に合
    わせて動画モードの画面データに変換し、前記変換され
    た画面データを画面データ格納手段に格納し、前記格納
    された画面データに基づいて前記表示画面を駆動するた
    めの駆動信号を生成してなる表示装置。
  16. 【請求項16】 表示データを受信し、前記受信した表
    示データを基に駆動信号を生成する表示制御部と、前記
    駆動信号に従って表示画面上に画像を表示する表示部と
    を備え、 前記表示制御部は、複数の画素からなる画像のうちサン
    プリングすべき画素であって間引くべき画素から外れた
    画素が前記画像に応じて指定されるとともに、前記指定
    された画素が前記画像に応じて設定された時間間隔でサ
    ンプリングされて得られた画像データが設定量子化ビッ
    トに従って量子化されて複数ビットの表示データに変換
    されて転送されたときに、前記転送された表示データを
    受信し、前記受信された一画面分の表示データを前記サ
    ンプリングされた画素の位置情報と前記サンプリング時
    間間隔に基づいて表示画面の画素数に対応した画面デー
    タに変換し、前記変換された画面データを画面データ格
    納手段に格納し、前記格納された画面データに基づいて
    前記表示画面を駆動するための駆動信号を生成してなる
    表示装置。
  17. 【請求項17】 表示データの転送を制御する表示デー
    タ転送制御装置として請求項1〜9のうちいずれか1項
    に記載の表示データ転送制御装置と、前記表示データを
    受信し、受信した表示データに基づいて画像を表示する
    表示する表示装置として請求項10〜16のうちいずれ
    か1項に記載の表示装置とを備えてなる画像表示システ
    ム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007193305A (ja) * 2006-01-20 2007-08-02 Renei Kagi Kofun Yugenkoshi データ信号、制御信号、クロック信号及び設定信号を埋め込み方式で伝送するための表示システム及び方法

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