JP2002162555A - レンズ鏡筒および撮像装置 - Google Patents

レンズ鏡筒および撮像装置

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JP2002162555A
JP2002162555A JP2000360939A JP2000360939A JP2002162555A JP 2002162555 A JP2002162555 A JP 2002162555A JP 2000360939 A JP2000360939 A JP 2000360939A JP 2000360939 A JP2000360939 A JP 2000360939A JP 2002162555 A JP2002162555 A JP 2002162555A
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holding frame
lens
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holding
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Naoya Kaneda
直也 金田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つの駆動源を用いて2つのリードスクリュ
ー軸を回転させて第1レンズ群と第2レンズ群を移動さ
せるという基本構成は変えないまま、更なる収縮状態を
簡単に成し得るレンズ鏡筒を提供する。 【解決手段】 駆動源によって回転される第1のスクリ
ュー軸301および第2のスクリュー軸313により第
1レンズ群を保持した第1の保持枠304および第2レ
ンズ群を保持した第2の保持枠とを連動させて光軸方向
に移動可能とし、第1の保持枠304は、第2の保持枠
が接近すると、ラック部材309を押してラック歯30
9aと前記第1のスクリュー軸301との連動を解除さ
せ、第1の保持枠の自由移動を許容する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズ鏡筒および
撮像装置に係り、例えばビデオカメラ等の撮像装置にお
けるズームレンズ鏡筒のレンズ移動機構に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオカメラ用のズームレンズと
して、被写体側から順に固定の凸、可動の凹、固定の
凸、可動の凸の4つのレンズ群から構成されるものがあ
る。勿論この構成以外にも、種々のレンズ構成のズーム
レンズが知られているのは言うまでもない。
【0003】図24は上述の最も一般的な4群構成から
なるズームレンズの鏡筒構造を示す。ズームレンズを構
成する4つのレンズ群201a〜201dは、固定された前玉レ
ンズ201a、光軸に沿って移動することで変倍動作を行う
バリエーターレンズ群201b、固定されたアフォーカルレ
ンズ201c、及び光軸に沿って移動することで変倍時の焦
点面維持と焦点合わせを行うフォーカシングレンズ群20
1dである。
【0004】図において、ガイドバー203及び204a、204
bは光軸205と平行に配置され、移動するレンズ群の案内
及び回り止めを行うDCモーター206はバリエーターレン
ズ群201bを移動させる駆動源となる。尚、この図ではこ
のバリエーターレンズ群の駆動源としてDCモーターで示
しているが、後述するフォーカシングレンズ移動の為の
駆動源と同様にステップモーターを用いても構わない。
【0005】バリエーターレンズ群201bは保持枠211に
保持されている。この保持枠211は押圧ばね209と、この
押圧ばね209の力でスクリュー棒208に形成されたスクリ
ュー溝208aに係合するボール210とを有している。そし
て、モーターによって出力軸206a、ギア列207を介して
スクリュー棒208を回転駆動することにより、保持枠211
はガイドバー203に沿って光軸方向に移動する。
【0006】フォーカシングレンズ群201dは保持枠214
に保持されている。保持枠214のスリーブ部(ガイドバ
ーに嵌合して案内部を形成する部分)にはねじ部材213
が光軸方向に保持枠と一体的となる様に組付けられてお
り、このねじ部材213はステップモーター212を回転させ
ることにより、その出力軸212aが回転し、この出力軸21
2aに形成されたおねじ部とねじ部材213に形成されため
ねじ部、もしくはラック部がこの回転に連動すること
で、保持枠214をガイドバー204a、204bに沿って光軸方
向に移動させることが出来る。この保持枠214とねじ部
材213の結合部の詳細な構成に関しては、例えば特開平4
-136806号公報等に開示されている。
【0007】前述したように、このステップモーターに
よる連動機構は、バリエーター駆動機構として構成して
も構わない。
【0008】又、この様なステップモーターを用いてレ
ンズ群を移動させる場合、移動するレンズ群の光軸方向
の絶対位置を検出する為に不図示のフォトインタラプタ
と移動枠に一体的に設けられた遮光壁により移動枠の光
軸方向の一つの基準位置を検出し、この基準位置に保持
枠を配置した後に、以降ステップモーターに与える駆動
ステップ数を連続的にカウントすることにより保持枠の
絶対位置を検出する位置検出手段を構成することが可能
となる。
【0009】図25は従来の撮像装置におけるカメラ本
体の電気的構成を示すブロック図である。図において上
述図24と同一符号の構成要素は同じ機能を有する。
【0010】221はCCD等の固体撮像素子、222はバリエ
ーターレンズ群201bの駆動源であり、図24のモーター
206、モーター206と連動するギア列、スクリュー棒208
等を含む。あるいは図24のフォーカシングレンズ群の
駆動と同様にステップモーター等で構成される。223は
フォーカシングレンズ群201dの駆動源でありステップモ
ーター212とおねじを形成したその出力軸212a、保持枠2
14に形成したねじ部材213等を含む。
【0011】224は絞り駆動源である。225はズームエン
コーダー、227はフォーカスエンコーターである。こ
れらのエンコーダーはそれぞれバリエーターレンズ、フ
ォーカシングレンズの光軸方向の絶対位置を検出する。
図24の様にバリエーターレンズの駆動源にDCモーター
を用いる様な場合には(図24では不図示)、ボリュー
ム等の絶対位置エンコーダーを用いること、あるいは磁
気式のものでも構わない。
【0012】又、駆動源にステップモーターを用いる場
合には前述した通りの基準位置に保持枠を配置してか
ら、ステップモーターに入力する動作パルス数を連続し
てカウントする方法が一般的である。
【0013】226は絞りエンコーダーであり、絞り駆動
源であるメーターの内部にホール素子を配置し、ロータ
ーとステーターの回転位置関係を検出する方式のものな
どが知られている。
【0014】228はカメラ信号処理回路であり、CCDの出
力に対して所定の増幅やガンマ補正などを施す。これら
の所定の処理を受けた映像信号のコントラスト信号はAE
ゲート229、AFゲート230を通過する。即ち、露出決定及
びピント合わせのために最適な信号取り出し範囲が全画
面内の内このゲートで設定される。このゲートの大きさ
は可変であったり、複数設けられる場合もあるが、ここ
では簡単のためにその詳細は記述しない。
【0015】231はAF(オートフォーカス)のためのAF
信号処理回路であり、映像信号の高周波成分に関する一
つもしくは複数の出力を生成する。233はズームスイッ
チ、234はズームトラッキングメモリであり、変倍に際
して被写体距離とバリエーターレンズ位置に応じてとる
べきフォーカシングレンズ位置の情報を記憶する。尚、
ズームトラッキングメモリとしてはCPU内のメモリを使
用してもよい。232はCPUである。
【0016】上記した構成で、例えば撮影者によりズー
ムスイッチ233が操作されると、CPU232はズームトラッ
キングメモリ234の情報をもとに算出したバリエーター
とフォーカシングレンズの所定の位置関係が保たれるよ
うに、ズームエンコーダー225の検出結果となる現在の
バリエーターの光軸方向の絶対位置と算出されたバリエ
ーターのあるべき位置、フォーカスエンコーター227の
検出結果となる現在のフォーカスレンズの光軸方向の絶
対位置と算出されたフォーカスレンズのあるべき位置、
がそれぞれ一致するように、ズーム駆動源222とフォー
カシング駆動源223を駆動制御する。
【0017】又、オートフォーカス動作ではAF信号処理
回路231の出力がピークを示すように、CPU232はフォー
カシング駆動源223を駆動制御する。さらに、適正露出
を得る為にCPU232はAEゲート229を通過したY信号の出力
の平均値が所定値となるように、絞りエンコーダー226
の出力がこの所定値となるように、絞り駆動源224を駆
動制御して開口径をコントロールする。
【0018】図26は上述の図24では不図示であった
バリエーターもしくはフォーカシングレンズ群にステッ
プモーターを用いた場合の光軸方向の絶対位置を駆動パ
ルスカウント値から知る為の初期位置リセットの方法を
説明する為の構造斜視図である。図において、201b
はバリエーターレンズ群であるが、フォーカシングレン
ズ群などの他の可動のレンズ群にこの構造を用いても構
わない。211は保持枠であり、この保持枠211と一
体的に設けられたスリーブ部穴252に不図示のガイド
バーが嵌合する。257はU溝部で、ここにも別のガイ
ドバーが嵌合する。これによりこの保持枠211に保持
されたレンズ群が光軸方向にがたなく案内される。この
保持枠には一体的にめねじ部を含むラック部255が光
軸方向に一体的に設けられる。(この図ではラック部材
のめねじ部分は見えていない)253はこのラック部材
255が嵌合する保持枠211と一体の穴部で、ラック
部材はこの軸を中心に回動可能とすることで、光軸方向
には一体的でありながら、ガイドバーとスクリューシャ
フトの平行がある程度ずれていても、この回動によりそ
のずれを吸収できる様に構成している。又、ばね254
はラックのめねじ部をシャフトのおねじ部に圧接させる
と共に、ラック部材255が光軸方向では保持枠211
と一体化する様に光軸方向のがたを片寄せする役目を有
している。
【0019】251は保持枠と一体的に設けられた、こ
のレンズの基準となる光軸方向の一つの位置を検出する
為に必要な遮光壁部である。保持枠が光軸方向に移動す
るとこの遮光壁部251が例えば2点鎖線で書かれた位
置まで移動することとなる。この遮光壁を挟む形でフォ
トインタラプタ256が固定されて設けられている。フ
ォトインタラプターは向かい合った発光素子と受光素子
を有しており、遮光壁がこの間をよぎっていない時には
受光素子から所定の出力が得られ、よぎっている際には
受光素子から所定の出力が得られない。この特性を利用
して、この出力がある所定のしきい値と一致した位置で
保持枠を停止させると、その位置は必ず略同じ位置が再
現される。従って、この位置に配置して以降、ステップ
モーターの入力パルス数を継続的にカウントすることに
より、保持枠の光軸方向の絶対位置が検出できるもので
ある。
【0020】又、このレンズもしくはこのレンズを用い
た撮像装置に落下等の衝撃が加わった場合、ステップモ
ーターが駆動していないのに、めねじ部がおねじ部の山
を乗り越えて、保持枠が光軸方向に移動してしまうと、
絶対位置の検出結果に狂いが生じて、前述のズームトラ
ッキングの動作が異常となったりズーミングに際して、
保持枠が機械的移動端に衝突したりといった不具合が発
生するが、これらも再度の初期位置設定を行なえば問題
なくなる。この為、民生用ビデオカメラの多くにおいて
は機器の電源をONする度にこのリセット動作を行なっ
ている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】近年、撮影レンズには
小型化、径小化が求められており、従来、ビデオカメラ
用のズームレンズとして最も多く用いられている光学タ
イプとしては、前述の様に被写体側から順に固定の凸、
可動の凹、固定の凸、可動の凸の4つのレンズ群から構
成されるものが有るが、この光学タイプは前玉が固定な
為、光学系を保持する鏡筒全長が長くなるといった問題
があった事より、収納時に前玉位置が沈胴する沈胴鏡筒
又はワイド(wide)端にて光学全長が短くなる前玉
位置可変ズーム光学タイプが提案されてきた。
【0022】しかし、前述の沈胴鏡筒、前玉位置可変鏡
筒構造はヘリコイド等を用いていた為、鏡筒構造が複雑
になり大きくなり、又部品点数も増える為コストアップ
を伴うといった問題が有った。
【0023】上記問題を解決するために、第1の駆動源
により回動される第1のスクリュー軸及び前記第1のス
クリュー軸に連動して回動する第2のスクリュー軸を有
し、前玉を保持する第1の保持枠は前記第1のスクリュ
ー軸の回動により、バリエーターを保持する第2の保持
枠は前記第2のスクリュー軸の回動により光軸方向にそ
れぞれ移動可能に構成したレンズ駆動機構を提案した。
【0024】上記構成に於いて前記第1の駆動源により
前記第1のスクリュー軸は回動し、第1のレンズ群を移
動させ、前記第2のスクリュー軸は前記第1のスクリュ
ー軸に連動して回動し第2のレンズ群を移動させる事に
より、前記第1の駆動源で第1のレンズ群、第2のレン
ズ群を移動可能に構成することを可能としている。
【0025】図16(A)、(B)は前述の全長可変と
なるズームレンズの構成を示す図である。図において、
1は前玉となる第1レンズ群、2はバリエーターレンズ
群、3は固定のアフォーカルレンズ群、4はフォーカシ
ングレンズ群、26は固定の第5レンズ群、5はCCD
を示す。図16(A)はワイド状態を、図16(B)は
テレ状態を示し、この図から明らかな様に、このズーム
レンズは前述従来例の構成と異なり、ズーミングに連動
して第2、第4群のみではなく、第1群も可動となるも
のである。矢印6,7,8はそれぞれズーム中のレンズ
群の動きを示しており、第4群8は従来例と同様に被写
体距離に応じて、カーブが変化するものである。26は
固定の第5群である。
【0026】この様に、図16(A)、(B)に示した
タイプではズーミングに伴って第1群が可動となること
により特にワイド端で得られるレンズ全長が前述した従
来例の様な第1群が固定のズームタイプに比較して短縮
することが可能となっている。
【0027】図17はこの様なズームレンズの駆動機構
の内、特に第1群第2群の駆動機構の基本構成を説明す
る図である。
【0028】前述の従来例のごとく可動のレンズ群のそ
れぞれに駆動源を有する構成は勿論考えられるが、図1
6(A)に示すズームレンズの場合、可動レンズが合計
3個のレンズ群となるので、それぞれに駆動源を持たせ
るには当然3個のモーター等を必要としてしまい、全長
短縮が実現できたとしても、前(後)から見たレンズの
投影面積が大きくなってしまうという欠点があり、カメ
ラレイアウト上も不利となってしまうことが懸念され
る。
【0029】この点に鑑みて従来では一つのステップモ
ーター(なりDCモーター)にて二つ(第1群と第2
群)の保持枠を駆動することが提案されている。図17
で、9はステップモーター本体部、10はおねじを設け
たステップモーターの出力軸である。11はこの出力軸
の先端部に設けられたギア部、12はこのギア11にか
み合ったギアであり、このギアを介して併設したスクリ
ューねじのシャフト13が連動回転する。それぞれのス
クリュー軸に第1群、第2群の保持枠を保持枠と光軸方
向に一体的なめねじ部(ラック部)16,18を介して
連動させることで、第1群と第2群を一つのモーターで
可動させることが可能となる。又、第1第2群の移動量
の違いに関しては、それぞれのスクリューねじのピッチ
を変更することで対応するものである。
【0030】図18はこの連動機構を用いて第1群と第
2群を駆動する為の要部斜視図である。第1群レンズ1
は保持枠14に保持される。保持枠14はスリーブ部2
5とバー21にて光軸方向にがたなく案内され、又バー
20によって回り止めされ、光軸が定まるものである。
そして保持枠14には光軸方向に一体的にめねじ部品に
相当するラック部材16が設けられている。このラック
部材16にはスクリュー軸とかみ合うめねじ部17が構
成されており、このめねじ部がステップモーター9の出
力軸10のおねじ部とかみ合う為に、ステップモーター
が回転すると保持枠14が光軸方向に可動となるもので
ある。但し、ここで言うめねじ部はラック形状であり、
例えば本出願人による特開平4−141611号公報
や、特開平4−136806号公報に開示された様なも
のを想定しており、保持枠に外部より光軸方向の力が加
わった場合には、このラック部はスクリューの山を乗り
越えていくことで破損を防止すると共に、保持枠は光軸
方向に移動する。
【0031】モーターの出力軸の先端にはギア11が設
けられ、このギアとかみ合う別のギア12を介して併設
されるスクリュー軸13が回動する。第2群レンズ2は
同じく保持枠15に固定され、保持枠15と光軸方向に
一体のラック部材18のめねじ(ラック)部19がこの
スクリュー軸と連動することにより、第2群レンズも可
動となるものである。第2群保持枠はスリーブ部24に
てバー22に嵌合して案内されるものである。又、前述
従来例にて説明した基準位置出しの為の遮光壁23が設
けられる。
【0032】図19は図18で説明した構成を含むレン
ズ全体の断面図であり、図16(A)、図18と同一符
番のものは同一部分を示している。
【0033】これらの可動機構は固定鏡筒27の内部に
構成され、外部からのごみの侵入等をある程度防止して
いる。図19において、光軸より上側がテレ端状態、下
側はワイド端状態を示している。29は第3群レンズを
保持する固定されたアフォーカル環である。30は後述
する絞りの駆動用メーター部である。28は後部固定鏡
筒であり、赤外カットフィルタとローパスフィルター3
4とCCD5を保持するものである。
【0034】図20は図19で示した鏡筒を後方から見
た場合の主要なアクチュエーター部品等の配置を示して
いる。図において、ブロック41は絞りユニットであ
り、その詳細な構造は後述図21にて説明する。第1、
第2群駆動用のズームモーター11はこの例では左下す
みに配置され、第1群保持枠はラック部材16を介し
て、バー21にスリーブ部が、バー20に回り止め部が
嵌合して光軸方向に移動する。
【0035】第2レンズ群(バリエーター)はギア1
1,12を介して連動するシャフト13にラック部材1
8がかみ合うことにより、バー22と37をそれぞれス
リーブと回り止めの為のバーとして光軸方向に駆動され
る。35はフォーカシングレンズの駆動源となるステッ
プモーターである。第4群レンズの保持枠は第1、第2
群と同様に、ラック部材36にて連動し、バー37に不
図示のスリーブ部が嵌合し、バー22に不図示の回り止
め部が構成される。
【0036】図21は絞りユニットの構成を示す図であ
る。但し、従来と同様の絞りユニットを用いて構成する
場合も考えられ、このユニットが不可欠なユニットでは
ない。
【0037】絞りユニット41はメーター部30を駆動
源とする。メーター30は43を回転中心とする出力軸
を有し、この出力軸に固定されたレバー部品45は先端
に凸部42を有する。この凸部42は風車部品32の長
穴部44に嵌合しており、従って、メーターが回動する
と風車32が光軸回りに回動することとなる。風車32
上にはピン38,39が2箇所に設けられている。この
うち38は羽根の回転中心を39は羽根との連動ピンで
ある。羽根33は風車の回転に伴い回転軸38を中心に
ピン39と羽根の溝部40の間で位置が定められる。即
ち、メーターの回転位置に応じて、羽根の位置が定ま
り、これにより開口径が変化するものである。
【0038】図22は上述したズームレンズの固定鏡筒
27を除く主要部品の構成を示す図である。図23は上
述のズームレンズ鏡筒のテレ端の状態を示す図である。
図16(A)、(B)で説明した様に第1群と第2群が
互いに離間しながら全長が最も長くなった図23の状態
がテレ端状態である。
【0039】ここで第1群保持枠は25であり、この保
持枠のスリーブ部先端部までの寸法はピント面よりCの
位置となる。又、ズーミングでの使用範囲外の位置では
あるが、この保持枠25が外部からの衝撃等により被写
体側に移動してしまった場合、図23ではCにあるスリ
ーブ先端部は、鏡筒27の保持枠突き当て部Dに当たっ
てそれ以上被写体側に移動することはない。即ち、図2
3にてC=Dになった状態が第1群が前(被写体)側の
移動制限端にある状態となる。
【0040】次に第2群レンズ保持枠24のスリーブ後
端部はテレ端にてピント面よりBの位置にある。一方衝
撃等により第2群の保持枠が像面側に移動してしまった
場合、後部の固定された鏡筒28に一体的にピント面よ
りAの位置に設けられた凸部に当たってそれ以上像面側
に移動することはない。即ち図23にてA=Bとなった
状態が第2群が後ろ(像面)側の移動制限端にある状態
となる。
【0041】上述の構成において一つの駆動源を用いて
2つのリードスクリュー軸を回転させさ、第1レンズ
群、第2レンズ群を光軸方向に移動させることにより、
従来の第1レンズ群が固定のレンズタイプに比べてワイ
ド端で全長の短い小型のズームレンズを達成できる。
【0042】しかし、このワイド端の状態では第2レン
ズ群と絞りの間に空間が生じている。すなわち、ワイド
端からテレ端の間に第2レンズ群が移動する範囲が生じ
ており、もしこの範囲分だけ第1および第2のレンズ群
を像面側へ移動させることができれば、この状態は撮影
可能な状態ではないものの、収納時の全長短縮としては
大きな効果をもたらすことが可能となる。
【0043】図2(A)がこの収納状態である全長が最
も短い状態を示している。また、図2(B)はワイド
端、図2(C)はテレ端の状態を示している。
【0044】本出願に係る発明の目的は、一つの駆動源
を用いて2つのリードスクリュー軸を回転させて第1レ
ンズ群と第2レンズ群を移動させるという上述の基本構
成は変えないまま、図2(A)に示すような収縮状態を
簡単に成し得るレンズ鏡筒およびこのレンズ鏡筒を用い
た撮像装置を提供することにある。
【0045】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、単一の駆
動源によって回転される1または複数のスクリュー軸
と、このスクリュー軸の回転に連動して光軸方向に移動
可能なレンズ群を保持する1つの保持枠と、前記保持枠
と前記スクリュー軸との連動を解除する解除機構とを有
することを特徴とするレンズ鏡筒にある。
【0046】第2の発明は、単一の駆動源によって回転
される1または複数のスクリュー軸と、このスクリュー
軸の回転に連動して光軸方向に移動可能なレンズ群を保
持する複数の保持枠と、前記保持枠と前記スクリュー軸
との連動を解除する解除機構とを有することを特徴とす
るレンズ鏡筒にある。
【0047】第3の発明は、上記第2の発明で、前記解
除機構による解除は、前記スクリュー軸との連動が解除
されない他の保持枠を介して機械的に行なわれることを
特徴とする。
【0048】第4の発明は、上記第1又は第2の発明
で、前記解除機構による解除は、制御手段による連動切
り換え手段の駆動制御を介して行なわれることを特徴と
する。
【0049】第5の発明は、単一の駆動源によって回転
される第1のスクリュー軸および第2のスクリュー軸
と、前記第1のスクリュー軸および第2のスクリュー軸
にそれぞれ連動することで光軸方向に移動可能とする第
1レンズ群を保持した第1の保持枠および第2レンズ群
を保持した第2の保持枠と、前記保持枠と前記スクリュ
ー軸との連動を解除する解除機構とを有し、前記解除機
構は、第1の保持枠と第2の保持枠との少なくとも一方
の保持枠が、前記第1のスクリュー軸または第2のスク
リュー軸に連動している第1の状態と、第1のスクリュ
ー軸または第2のスクリュー軸に連動していない第2の
状態とを有することを特徴とするレンズ鏡筒にある。
【0050】第6の発明は、単一の駆動源によって回転
される第1のスクリュー軸および第2のスクリュー軸
と、前記第1のスクリュー軸および第2のスクリュー軸
にそれぞれ連動することで光軸方向に移動可能とする第
1レンズ群を保持した第1の保持枠および第2レンズ群
を保持した第2の保持枠と、前記保持枠と前記スクリュ
ー軸との連動を解除する解除機構とを有し、前記解除機
構は、第1の保持枠と第2の保持枠との少なくとも一方
の保持枠が、前記第1のスクリュー軸または第2のスク
リュー軸に連動している第1の状態と、この第1の状態
で連動しているのとは異なる第2のスクリュー軸または
第1のスクリュー軸に連動している第2の状態とを有す
ることを特徴とするレンズ鏡筒にある。
【0051】第7の発明は、上記第5または第6の発明
において、前記第1の状態は撮影可能な状態であり、第
2の状態は撮影不可能な状態であることを特徴とする。
【0052】第8の発明は、上記第6の発明で、前記第
1の状態と第2の状態との間の切り換えは、一方のスク
リュー軸とのみ連動している別の保持枠を介して機械的
に行なわれることを特徴とする。
【0053】第9の発明は、上記第6乃至第8のいずれ
かの発明で、前記第1の状態と第2の状態との間の切り
換えは、制御手段により連動切り換え手段を切り換え制
御して行なわれることを特徴とする。
【0054】第10の発明は、単一の駆動源によって回
転される第1のスクリュー軸および第2のスクリュー軸
と、前記第1のスクリュー軸および第2のスクリュー軸
にそれぞれ連動することで光軸方向に移動可能とする第
1レンズ群を保持した第1の保持枠および第2レンズ群
を保持した第2の保持枠と、前記保持枠と前記スクリュ
ー軸との連動を解除する解除機構とを有し、前記解除機
構は、前記駆動源を所定の一方向に駆動することにより
前記第1と第2の保持枠が互いに接近し、前記第1と第
2の保持枠が所定の距離まで接近した後も、前記駆動源
を前記所定の一方向に駆動させることにより、前記第1
と第2の保持枠のいずれか一方を、それまで連動状態に
あったスクリュー軸との連動を断つことを特徴とするレ
ンズ鏡筒にある。
【0055】第11の発明は、上記第10の発明で、前
記解除機構は、第1と第2の保持枠が所定距離以下に接
近した後、更に前記駆動源を連続駆動させ、前記第1と
第2のレンズ群を含む鏡筒の光軸方向全長を短縮させる
ことを特徴とする。
【0056】第12の発明は、単一の駆動源によって回
転される複数のスクリュー軸と、前記複数のスクリュー
軸にそれぞれ連動することで光軸方向に移動可能とする
複数のレンズ群と、前記レンズ群と前記スクリュー軸と
の連動を解除する解除機構とを有するズームレンズ鏡筒
であって、前記解除機構は、前記駆動源を所定の第1の
方向に駆動することで焦点距離が短焦点距離から長焦点
距離へ移行し、前記駆動源を第1の方向と異なる第2の
方向に駆動することで焦点距離が長焦点距離から短焦点
距離へ移行し、焦点距離が長焦点距離あるいは短焦点距
離に達した後に更に駆動源を第1の方向あるいは第2の
方向に駆動することにより、レンズの全長が撮影可能と
するいかなる焦点距離で得られる全長よりも短縮される
ことを特徴とするレンズ鏡筒にある。
【0057】第13の発明は、上記いずれかの発明で、
前記駆動源はステップモーターであることを特徴とす
る。
【0058】第14の発明は、上記いずれかに記載のレ
ンズ鏡筒を撮影レンズとして有することを特徴とする撮
像装置にある。
【0059】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1は本発
明の第1の実施の形態のおけるラック部材とリードスク
リュー軸の連動がワイド端より更に第1レンズ群と第2
レンズ群とが近接した際に断たれる機構の一例を示す。
【0060】301は一つの駆動源より回転されるリー
ドスクリュー軸であり、モーター出力軸に直接スクリュ
ー溝が設けられているもの、あるいはモーター出力軸か
らギアやタイミングベルトを介して回転される第2のス
クリュー軸のどちらかに相当する。
【0061】302は第2レンズ群の保持枠(移動環)
304を光軸方向に案内するガイドバーであり、保持枠
304に一体的に設けられたスリーブ穴部303とガタ
なく嵌合する。305はこの保持枠304がガイドバー
302の廻りに回転してしまうことを防止するためのバ
ーであり、すなわちこの2本のバーによりレンズ群は光
軸中心位置をラジアル面内で正確に保持されたまま光軸
方向に移動できる。
【0062】スクリュー軸301と保持枠304は、ラ
ック部材309を介して連動する。このラック部材30
9はレバー形状に形成されており、軸307を中心に回
転可能とし、スラスト方向にはガタなく保持枠304に
取り付けられている。そして、ラック部材309は、一
方のレバー部にリードスクリュー軸301と噛み合うラ
ック歯部を有した連動部309aを有し、他方のレバー
部にはワイド端以上に隣接した第1のレンズ群の保持枠
と当接する連動部310を有している。
【0063】また、ラック部材309は、軸307の廻
りに掛けられたバネ308により連動部309aのラッ
ク歯部がリードスクリュー軸301に噛み合うように付
勢される。
【0064】306は隣接した第1レンズ群の保持枠3
04上に一体的に設けた凸部であり、図1の矢印方向に
動くことで、ラック部材309の連動部310がこの凸
部306によって押し下げられる。これによりバネ30
8の弾発力に反して軸307の廻りにラック部材309
が回転し、結果として一方のレバー部に形成されている
連動部309aのラック歯部とリードスクリュー軸30
1との噛み合いが外れることになる。
【0065】これにより、第2レンズ群の保持枠304
は自重により、第1レンズ群で規制される位置と像面側
の移動可能端との間で、任意の位置をとることができる
が、第1レンズ群が更に駆動されて矢印方向に移動して
行くことにより、最終的には図2(A)に示す収納状態
に至るものである。
【0066】図4は図1で説明した連動が断たれる状況
を光軸方向から見た図である。第1レンズ群の接近によ
りラック部材309に矢印311方向の力が加わり、ラ
ック部材309は実線で示す状態から破線で示す状態に
移行し、連動部309aのラック歯部とリードスクリュ
ー軸301との噛み合いが断たれる。
【0067】図3(A)乃至(D)は、第1レンズ群と
第2レンズ群の夫々の保持枠のラック部材と2つのスク
リュー軸の噛み合い状態を模式的に示した図である。
【0068】図3において、314は駆動源であるとこ
ろの例えばステップモーター本体である。313はこの
ステップモーター本体314の出力軸と一体の外周にネ
ジを設けたリードスクリュー軸である。この出力軸の回
転はギア315と316を介してもう一方のリードスク
リュー軸301に連動する。図では左側が被写体側,右
側が像面側として示され、312は第1レンズ群を保持
する保持枠と一体のラック部材の歯部を示す。また、3
09aは第2レンズ群を保持する保持枠と一体のラック
部材309の歯部を示す。
【0069】図3(A)乃至(D)において、歯部31
2はリードスクリュー軸313と噛み合っている。これ
に対して図3(A)(B)では歯部309aはリードス
クリュー軸301と噛み合うものの、図3(C)(D)
ではこの噛み合いは上述した図3、図4に示したような
機構によって断たれている。
【0070】図3(A)はテレ端の状態を示し、ズーム
レンズの全長は最も長い。これに対して、テレからワイ
ド方向の動作に相当する所定の方向に駆動源314によ
りリードスクリュー軸313を回転させることによっ
て、図3(B)に示すように、図3(A)に対して第1
レンズ群が像面側へ移動し、第2レンズ群が被写体側へ
移動することでワイド端に至る。ここから更に同一方向
に駆動源314によりリードスクリュー軸313を回転
させることによって、ラック部材319の歯部309a
とリードスクリュー軸301との噛み合いが外れ(図3
(C)参照)、ここから仮に第2レンズ群の保持枠が自
重によって動かないとすると、第1レンズ群の保持枠の
図中右方向への移動に伴って第2レンズ群の保持枠も図
中右方向に押されることにより、図3(D)に示すよう
に、ズームレンズの全長の最も短くなる収納状態を達成
できるものである。
【0071】図8は、図3(A)から図3(D)に至る
までの様子を横軸を時間に、縦軸をレンズ群位置に採っ
て示してある(上側に行くほど被写体側に近づく)。
【0072】図中、t0はテレ端、t1はワイド端、t
2はラック部材309の歯部309aとリードスクリュ
ー軸301の連動が断たれる状態で、t3が収納完了を
示す。また、317は第1レンズ群の位置を、318は
第2レンズ群の位置を示している。時間t2〜t3間で
第2レンズ群はリードスクリュー軸301との連動を断
たれているので、斜線を施した範囲に位置付けできる。
しかし、収納状態では第1レンズ群は320、第2レン
ズ群は321に固定される。
【0073】図11は本実施の形態を有効に実施できる
制御系のブロック図である。CPU323は第1レンズ
群と第2レンズ群を上述の方式で駆動する第1駆動源
と、コンペおよびフォーカスの動作を行なう第2駆動源
とを、駆動回路324および327を介して駆動制御す
る。この際、電源スイッチ331のON動作に伴うリセ
ット動作として周知のように基準スイッチ332の出力
を見ながら各レンズ群を所定の基準位置に配置し、以
後、駆動源の入力パルス数をステップカウンター326
および329でカウントすることによってレンズ群の光
軸方向の絶対位置の検出が可能となる。ここで、基準ス
イッチとしては保持枠に一体に設けた遮光壁とフォトイ
ンタラプタを用いる方法等が知られている。
【0074】また、このブロック図では基準スイッチと
してブロック332一つで示したが、各レンズ群毎、も
しくは第1または第2レンズ群に一つと、第4レンズ群
に一つの計2個の基準スイッチを有しても良い。
【0075】ズームスイッチ330が操作されると、所
定の距離にピントが合った状態が維持されるように、ト
ラッキングデータ333によって定まる各レンズ群の位
置関係を保持しながら、CPU323は2つのレンズ群
を駆動する。
【0076】また、EEPROM334には、少なくと
もテレ端、ワイド端、収納端に相当する第1駆動源の基
準位置で与える基準番地をもとに設定した各端の番地が
記憶されると共に、同様にして第4群のフォーカスコン
ペレンズの最大繰り出し可能端と最大繰り込み可能端の
番地が記憶されている。
【0077】これにより、第1駆動源325については
ズーム動作はテレ端からワイド端までを採り得る範囲で
レンズ群が移動し、また電源OFFもしくは撮影モード
OFFに際して、収納端へレンズ群を正しく配置でき
る。
【0078】図13は、この電源ONリセットからズー
ム動作を含む通常撮影モード時に相当するCPU323
のフローチャートである。
【0079】ステップ337にてスタートする。ステッ
プ338にて第1駆動源をテレ方向、すなわち第1レン
ズ群が被写体側へ繰り出す方向に駆動する。これは電源
入力時にレンズは収納状態にあるので、前述の基準スイ
ッチ出力によって定められる基準位置は必ずその方向へ
の駆動により位置が求められるためである。ステップ3
39で基準スイッチを見ながら基準位置(リセット位
置)に至るまでその方向への第1駆動源の駆動を継続す
る。
【0080】基準位置に達したらステップ340で第1
駆動源の駆動を停止する。そして、ステップ341でそ
の基準位置に対して与えられるリセット番地NRを1群
位置のカウンタであるN1として設定する。次いで、E
EPROMでテレ端番地NT、ワイド端番地NW、収納
番地NCを読み出してくる。ここまででリセット動作が
完了する。
【0081】ステップ343でズーム操作が行なわれた
か否かが判別される。ズーム操作が行なわれるとステッ
プ344でズーム方向が判別される。ワイドからテレ方
向へのズーミングであればステップ345でN=NT、
すなわちテレ端であるか否かが判別され、テレ端であれ
ばステップ346で第1駆動源は停止される。
【0082】一方、ステップ345の判定でテレ端に達
していなければ、ステップ347で第1駆動源を駆動
し、テレ方向へズーム移行すると共に、入力パルス数だ
けNの値をカウントアップする。
【0083】ステップ344の判定がN、すなわちズー
ム操作がテレからワイド方向への動作だと、ステップ3
49でワイド端であるか否かが判別され、ワイド端であ
ればこれ以上のワイド側へのズーミングは行なえないの
で、ステップ350で第1駆動源は停止される。
【0084】一方、ワイド端でなければテレ方向へのズ
ーム動作と同様にステップ351と352でカウンタに
て絶対位置を認識しながらズーム動作が行なわれる。
尚、この動作に伴い、第2駆動源をもって第4レンズ群
がコンペのための動作を同時に行なうが、ここではその
部分の詳細な説明は省略する。
【0085】図14は、電源offルーチンであり、図
13のフローチャートのどこを走っても電源offに伴
い図14の動作へ移行する。
【0086】ステップ353で電源がoffされると、
ステップ354で第1駆動源はワイド方向、すなわちズ
ームレンズ全長が短くなる方向へ駆動される。ステップ
355にてN=NCに達したか否かが判別される。N=
NC、すなわち第1、第2のレンズ群が図8の収納位置
320、321に達したら、ステップ356にて第1駆
動源が停止されステップ357で終了する。
【0087】(第1の実施の形態の変形例)図5〜図7
は第1の実施の形態の変形例を示し、隣接したレンズ群
の接近に連動してラック部材とリードスクリュー軸との
噛み合いが外れる部分の他の構成例を示している。
【0088】この場合、ラック部材39の歯部309a
が設けられている一方のレバー部とは反対の他方のレバ
ー部の端部には、穴部360が形成されている。この穴
部360は、図7に示すように、左右端での穴径(穴形
状)が異なっており、図中左側の入口部358は上下に
長穴の穴形状に形成され、奥に行くに従って下側が次第
に窄まり上側のみが貫通している出口部359が丸穴に
形成されている。
【0089】図7(A)(B)は図5のA−A断面を示
す図である。また、361は接近している隣接した保持
枠に設けられた凸部である。図7(A)において、保持
枠の接近により凸部361が穴部360の下側に差し込
まれる。更に第1レンズ群の保持枠が図中右方向へ移動
すると、図7(B)のように、図7(A)から矢印36
2の方向に軸307の廻りにラック部材309が回動し
ていく。その結果、図1、図4と同様に、第1レンズ群
の保持枠の所定距離以内への接近に伴い、第2レンズ群
の保持枠のラック部材309とリードスクリュー軸30
1との連動が断たれることになる。
【0090】(第2の実施の形態)上述した第1の実施
の形態では、第2レンズ群の駆動のためのラック部材3
09の歯部309aは、リードスクリュー軸301に噛
み合った状態と外れた状態との2つの状態を有していた
が、本発明に係る第2の実施の形態では、図10に示す
ように、第1レンズ群が所定距離以上に接近すると、第
2レンズ群の駆動のためのラック部材の歯部309はリ
ードスクリュー軸301と外れると共に、その反対側に
設けた別の歯部363がもう一方のスクリュー軸313
に噛み合うようにしたものである。
【0091】このように構成した場合の動作は図9に示
すようになり、ワイド端から収納位置の間も、第2レン
ズ群の位置は図8の領域319のように不安定にならず
に図9の322の線上を正確にたどることが可能とな
る。
【0092】尚、本実施の形態において、収納位置から
電源がONすると、第1レンズ群がテレ方向に移動して
行くので、第2レンズ群のラック部材309の歯部は、
正規の歯部309aとシャフト301の噛み合いに復帰
できる。
【0093】このまま駆動を続け、第1レンズ群をテレ
端位置に配置した段階で、第2レンズ群の収納位置はテ
レ端の位置と等しいことからテレ状態を再現できる。
【0094】従って、テレからワイド方向へ駆動すれば
第1と第2のレンズ群は正規の位置関係に復帰できる。
【0095】(第3の実施の形態)ところで、上記した
実施の形態において、上述の収納状態から第1レンズ群
と第2レンズ群が正規の位置関係に復帰する過程で、第
2レンズ群のラック部材309の歯部309aはリード
スクリュー軸301の回転があっても、それ以上像面側
へ移動しないため、所謂「歯飛び」を起こしてしまう。
これにより、ラック部材309の歯部309aの摩擦に
よる歯部の破損が懸念される場合が考えられる。
【0096】そこで、本発明の第3の実施の形態では、
このラック部材の切り換え動作を図1、図4、図5、図
7で示した機械的な連動にしないで、CPU323によ
って切換アクチュエーターを制御し、連動した状態また
は連動を断った状態をアクティブに制御可能とするもの
である。
【0097】図6は、切換アクチュエーターとして例え
ばバイモルフを用いた例を示すもので、バイモルフ36
4が実線位置と一点鎖線位置の間を偏位することで噛み
合い状態(実線)と噛み合いを断った状態(2点鎖線)
とに切り換わる。
【0098】尚、このアクチュエーターとしては他にプ
ランジャー等の小型の電磁アクチュエーター等であって
も構わない。また、必要に応じて切り換え状態を認識す
る例えばラック状態検出センサー等を設けても良い。
【0099】図12は本実施の形態における構成を示す
ブロック図で、図11のブロック図に示す構成に対し
て、更にラック切り換えアクチュエーター335とラッ
ク状態検出センサー336を追加している。
【0100】また、図15は本実施の形態の電源off
ルーチンを示す。ステップ353〜354は図14と同
じである。前記した第1、第2の実施の形態では保持枠
同士の接近によりCPUが関与しなくてもラック部材の
連動遮断あるいは連動するリードスクリュー軸の切り換
えが行なわれている。
【0101】本実施の形態では、図15に示すように、
ステップ365でワイド端に達した後、ステップ366
にてCPUの指示によりラック切り換えアクチュエータ
ーが作動し、連動遮断か、あるいはスクリュー軸切り換
えを行なった後にステップ367にて収納位置に至った
かを判別して、収納位置に達した場合にはステップ36
8にて第1駆動源を停止する。
【0102】また、前述した電源ON時には当初シャフ
ト313側にラック部材309を連動させて第1レンズ
群と第2レンズ群との同時繰り出しを行なっておいてか
ら、正規の位置関係が再現できる条件下、例えば図9の
t2の位置でラック部材309をシャフト301側の連
動に切り換えることで、ラック部材309に歯飛びを起
こさせないで第1レンズ群と第2レンズ群を正規の連動
関係に復帰させることが可能となるものである。
【0103】以上のように、本発明の第1、第2、第3
の実施の形態では、通常のズーム域から更に収納位置で
のレンズの全長短縮を、カム機構等の複雑な鏡筒構造を
使用せずに実現させることができる。尚、上述した各実
施の形態ではレンズ全長が長い状態をテレ端、短い状態
をワイド端として説明しているが、これによって本発明
が限定されるものではない。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば単一
の駆動源によって回転する例えばスクリュー軸との連動
でレンズ保持枠を移動させる機構において、前記保持枠
と前記スクリュー軸との連動を解除してレンズ保持枠の
任意の移動を可能としたので、レンズ鏡筒の光軸方向の
全長を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるラック部材
の周辺を示した斜視図
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるズームレン
ズの構成を示した概念図
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるラック部材
とスクリュー軸の噛み合い状態を示す図
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるラック部材
とスクリュー軸の連動が断たれる状態を示した正面図
【図5】本発明の第1の実施の形態の変形例におけるラ
ック部材とスクリュー軸の連動解除機構の正面図
【図6】図5のA‐A線断面図
【図7】(A)(B)は図5の要部詳細を示す断面図
【図8】本発明の第1の実施の形態における動作を示す
状態図
【図9】本発明の第2の実施の形態における動作を示す
状態図
【図10】本発明の第2の実施の形態におけるラック部
材とスクリュー軸の連動解除機構を示した図
【図11】本発明の第1の実施の形態の制御ブロック図
【図12】本発明の第3の実施の形態の制御ブロック図
【図13】本発明の第3の実施の形態における動作を説
明するフローチャート
【図14】本発明の第3の実施の形態における動作を説
明するフローチャート
【図15】本発明の第3の実施の形態における動作を説
明するフローチャート
【図16】従来のズームレンズの構成を示し、(A)は
ワイド状態、(B)はテレ状態
【図17】従来のズームレンズの駆動機構の斜視図
【図18】従来の連動機構の斜視図
【図19】図18の連動機構の断面図
【図20】図19のアクチュエータの配置を示す正面図
【図21】図19の絞りユニットの構成を示す正面図
【図22】従来のズームレンズの固定鏡筒を除く主要部
品の構成を示す分解斜視図
【図23】図22のズームレンズ鏡筒のテレ端の状態を
示す断面図
【図24】(A)(B)は従来の4群構成のズームレン
ズの鏡筒の断面図
【図25】従来のカメラの電気構成のブロック図
【図26】従来のバリエーターまたはフォーカッシング
レンズ群にステップモーターを使用した場合の初期位置
リセット方法を説明するための斜視図
【符号の説明】
301…リードスクリュー軸 302…ガイド
バー 303…スリーブ穴部 304…保持枠 305…バー 306…凸部 307…軸 308…バネ 309…歯部 310…連動部 311…矢印 312…歯部 313…リードスクリュー軸 314…ステッ
プモーター本体 315、316…ギア 323…CPU 324、327…駆動回路 331…電源ス
イッチ 332…基準スイッチ 326、329
…ステップカウンター 330…ズームスイッチ 333…トラッ
キングデータ 364…バイモルフ 335…アクチ
ュエーター 336…ラック状態検出センサー 309、313
…シャフト
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/225 G02B 7/04 D

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一の駆動源によって回転される1また
    は複数のスクリュー軸と、このスクリュー軸の回転に連
    動して光軸方向に移動可能なレンズ群を保持する1つの
    保持枠と、前記保持枠と前記スクリュー軸との連動を解
    除する解除機構とを有することを特徴とするレンズ鏡
    筒。
  2. 【請求項2】 単一の駆動源によって回転される1また
    は複数のスクリュー軸と、このスクリュー軸の回転に連
    動して光軸方向に移動可能なレンズ群を保持する複数の
    保持枠と、前記保持枠と前記スクリュー軸との連動を解
    除する解除機構とを有することを特徴とするレンズ鏡
    筒。
  3. 【請求項3】 前記解除機構による解除は、前記スクリ
    ュー軸との連動が解除されない他の保持枠を介して機械
    的に行なわれることを特徴とする請求項2に記載のレン
    ズ鏡筒。
  4. 【請求項4】 前記解除機構による解除は、制御手段に
    よる連動切り換え手段の駆動制御を介して行なわれるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載のレンズ鏡筒。
  5. 【請求項5】 単一の駆動源によって回転される第1の
    スクリュー軸および第2のスクリュー軸と、前記第1の
    スクリュー軸および第2のスクリュー軸にそれぞれ連動
    することで光軸方向に移動可能とする第1レンズ群を保
    持した第1の保持枠および第2レンズ群を保持した第2
    の保持枠と、前記保持枠と前記スクリュー軸との連動を
    解除する解除機構とを有し、前記解除機構は、第1の保
    持枠と第2の保持枠との少なくとも一方の保持枠が、前
    記第1のスクリュー軸または第2のスクリュー軸に連動
    している第1の状態と、第1のスクリュー軸または第2
    のスクリュー軸に連動していない第2の状態とを有する
    ことを特徴とするレンズ鏡筒。
  6. 【請求項6】 単一の駆動源によって回転される第1の
    スクリュー軸および第2のスクリュー軸と、前記第1の
    スクリュー軸および第2のスクリュー軸にそれぞれ連動
    することで光軸方向に移動可能とする第1レンズ群を保
    持した第1の保持枠および第2レンズ群を保持した第2
    の保持枠と、前記保持枠と前記スクリュー軸との連動を
    解除する解除機構とを有し、前記解除機構は、第1の保
    持枠と第2の保持枠との少なくとも一方の保持枠が、前
    記第1のスクリュー軸または第2のスクリュー軸に連動
    している第1の状態と、この第1の状態で連動している
    のとは異なる第2のスクリュー軸または第1のスクリュ
    ー軸に連動している第2の状態とを有することを特徴と
    するレンズ鏡筒。
  7. 【請求項7】 前記第1の状態は撮影可能な状態であ
    り、第2の状態は撮影不可能な状態であることを特徴と
    する請求項5または6に記載のレンズ鏡筒。
  8. 【請求項8】 前記第1の状態と第2の状態との間の切
    り換えは、一方のスクリュー軸とのみ連動している別の
    保持枠を介して機械的に行なわれることを特徴とする請
    求項6に記載のレンズ鏡筒。
  9. 【請求項9】 前記第1の状態と第2の状態との間の切
    り換えは、制御手段により連動切り換え手段を切り換え
    制御して行なわれることを特徴とする請求項6、7また
    は8に記載のレンズ鏡筒。
  10. 【請求項10】 単一の駆動源によって回転される第1
    のスクリュー軸および第2のスクリュー軸と、前記第1
    のスクリュー軸および第2のスクリュー軸にそれぞれ連
    動することで光軸方向に移動可能とする第1レンズ群を
    保持した第1の保持枠および第2レンズ群を保持した第
    2の保持枠と、前記保持枠と前記スクリュー軸との連動
    を解除する解除機構とを有し、前記解除機構は、前記駆
    動源を所定の一方向に駆動することにより前記第1と第
    2の保持枠が互いに接近し、前記第1と第2の保持枠が
    所定の距離まで接近した後も、前記駆動源を前記所定の
    一方向に駆動させることにより、前記第1と第2の保持
    枠のいずれか一方を、それまで連動状態にあったスクリ
    ュー軸との連動を断つことを特徴とするレンズ鏡筒。
  11. 【請求項11】 前記解除機構は、第1と第2の保持枠
    が所定距離以下に接近した後、更に前記駆動源を連続駆
    動させ、前記第1と第2のレンズ群を含む鏡筒の光軸方
    向全長を短縮させることを特徴とする請求項10記載の
    レンズ鏡筒。
  12. 【請求項12】 単一の駆動源によって回転される複数
    のスクリュー軸と、前記複数のスクリュー軸にそれぞれ
    連動することで光軸方向に移動可能とする複数のレンズ
    群と、前記レンズ群と前記スクリュー軸との連動を解除
    する解除機構とを有するズームレンズ鏡筒であって、前
    記解除機構は、前記駆動源を所定の第1の方向に駆動す
    ることで焦点距離が短焦点距離から長焦点距離へ移行
    し、前記駆動源を第1の方向と異なる第2の方向に駆動
    することで焦点距離が長焦点距離から短焦点距離へ移行
    し、焦点距離が長焦点距離あるいは短焦点距離に達した
    後に更に駆動源を第1の方向あるいは第2の方向に駆動
    することにより、レンズの全長が撮影可能とするいかな
    る焦点距離で得られる全長よりも短縮されることを特徴
    とするレンズ鏡筒。
  13. 【請求項13】 前記駆動源はステップモーターである
    ことを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載の
    レンズ鏡筒。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至13のいずれかに記載の
    レンズ鏡筒を有することを特徴とする撮像装置。
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