JP2002162092A - 定圧開放ダンパー - Google Patents

定圧開放ダンパー

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JP2002162092A
JP2002162092A JP2001307030A JP2001307030A JP2002162092A JP 2002162092 A JP2002162092 A JP 2002162092A JP 2001307030 A JP2001307030 A JP 2001307030A JP 2001307030 A JP2001307030 A JP 2001307030A JP 2002162092 A JP2002162092 A JP 2002162092A
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lock
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damper
lock receiver
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JP2001307030A
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Eiji Iwata
英二 岩田
Kiyoshi Shimizu
潔 清水
Akihiko Shinko
昭彦 深耕
Eiji Maeda
栄治 前田
Yukio Kuno
幸男 久野
Takeshi Ueno
武司 上野
Yoji Mori
陽司 森
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Takenaka Komuten Co Ltd
Kyoritsu Air Tech Inc
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
Kyoritsu Air Tech Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダンパー枠内を通流する風が設定風圧を越え
ると一気に羽根を開放させ、かつ、全閉時の気密性を確
保できる定圧開放ダンパーを提供する。 【解決手段】 ダンパー枠12の外側に突出した回転軸
の軸端に固定された円弧部34とロック受部36とを有
するロック受体32と、ロック受体32の円弧部34に
密着転動し、ロック受体32のロック受部36に係脱す
るローラ22と、このローラ22を常時ロック受体32
に近接する方向に付勢させるロック装置26と、を備え
る。さらに、ロック受部36は、円弧部34に連続して
形成され羽根16の閉塞回動に同期してロック受体32
に近接する方向に向けてローラ22がせり上がり移動す
るように設けられた斜面58を有する。羽根16が流路
Vを全閉するときにはローラ22が該斜面58上にのみ
位置し、風圧と回転軸回りの重力モーメントとのバラン
ス設定並びに羽根閉鎖時の流路全閉確保を確実に行な
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定圧開放ダンパー
に関し、特に、設定風圧を基準にして、基本的には回転
軸まわりの重力モーメントと風圧とのバランスにより自
動的に風の流路を開閉する定圧開放ダンパーに関する。
【0002】
【従来の技術】空調システムの中で、外気取入れ箇所に
設置されるダンパーとして、モータ駆動によるダンパ
ー、手動開閉式ダンパー、ウエイトやスプリングでダン
パー羽根を閉塞方向に付勢して外気風圧により羽根を開
放させる方式のダンパー等が知られている。上記のよう
なダンパーにおいて、モータダンパーの場合、ダンパー
はモータ駆動により羽根を開閉するもので、モータ本
体、配線設備、制御パネル等を必要とし、装置が複雑
で、コスト高であった。また、手動開閉式のものでは、
空調ファンをオンオフ操作するたびに手動により羽根を
開閉せねばならず、繁雑であった。また、ウエイトやス
プリングでダンパー羽根を閉塞方向に付勢してセットす
る方式のものでは、ダンパーの流路風圧に見合う重りや
スプリングを取付けることにより開放するようになって
おり、このため、羽根の全閉時の気密を確保するように
これらのウエイトやスプリング等を設定すると、それら
の負荷が羽根開放後も残ってしまい、ファン動力に過大
な負担をかける点、問題であった。これに対し、出願人
は特願昭62−258987号において駆動モータ等の
駆動力を要せず簡単な構成でコストを安価に維持し、羽
根開放後は重りやスプリングの過負荷がなく、ファン動
力を軽減するロックキー式定圧開放ダンパーを提案し
た。
【0003】図8は上記従来の定圧開放ダンパーの概略
斜視図であり、ダンパー枠12と、回転軸14と、羽根
16を備え、回転軸の軸端をダンパー枠12の外部に突
出させてアーム18を固定させ、そのアームの端部にバ
ランスウエイト20を取り付け、回転軸14に円弧凹部
から成るロック受部Lを備えたロック受体Rを固定さ
せ、T字状キー本体Tの先端に回動自在に取り付けたロ
ーラ22を常時回転軸14側にばね付勢させ、これによ
って、設定風圧を越えるとローラ22がロック受部Lを
滑脱してロック解除し、羽根16を開くとともに、設定
風圧以下になるとバランスウエイトの重力により羽根1
6を閉塞させ、ローラ22をロック受部Lに滑落させて
係合させるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この定
圧開放ダンパーにおいては、図9に示すように、ロック
受部Lの溝形状は、円弧をなしているため、羽根全閉状
態から設定風圧を越えて羽根が開放するに至るときのロ
ック受体Rの回転角に対し、ローラ22の移動量が多
く、このため、極めて強い抵抗を生じる。また、このた
めに小さな差圧で羽根が開放するように調整しようとす
ると、羽根は全閉状態近くでわずかな差圧があってもパ
タパタあおられて全閉保持が困難となり気密が取りにく
いという問題があった。さらに、ローラ22は円筒状の
ロック受体Rあるいは円弧状のロック受部Lに対して線
接触状に当接するのでダンパーの組立時の誤差で回転軸
14とローラ22との平行度が損なわれると、図10の
ようにコネてしまい、ローラ22とロック受体Rとの密
着転動作用を円滑に行えず、開放圧力設定が困難である
ばかりでなく、使用によりローラ22の回転不良を生じ
させる恐れがあった。
【0005】一方、先に出願人が提案した特願昭62−
258987号の変形例においては、ロック受部L内に
球Sが該球Sと略同径の円弧溝として形成されるロック
受部L内に係脱する例が開示されているが、この場合で
も図11に示すように、ローラはロック受部の溝と完全
に面接触であるから、単に溝の下端部K部でローラを押
し上げるのみでなく、全閉から開放起動時のローラ22
とロック受部Lとの摩擦成分が大きく、ローラ22のバ
ネ付勢方向に対する力の成分が小さなものとなる結果、
これが風圧の設定に大きな影響を与えるのでローラのロ
ック受体Rに対するバネ付勢力の調整による圧力設定が
精度の高いものとなりにくいという問題があった。更
に、このローラ22とロック受部Lが同径溝の場合には
ロック受部において完全嵌合状態となるため、羽根全閉
状態における回転軸14に対するロック受体Rの位置合
わせ固定作業の際にわずかな位置ずれがあった場合、例
えばわずかに羽根を開放させた状態でロックしてしまう
こととなり、かえって気密性が保持しにくくなるという
問題があった。
【0006】本発明はかかる上記従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、その1つの目的は、ダンパー枠内
を通流する風が設定風圧を越えると一気に羽根を開放さ
せ、かつ、全閉時の気密性を確保できる定圧開放ダンパ
ーを提供することである。また、本発明の他の目的は、
ローラ受体をローラに対して点接触状に当接させつつ両
者の円滑な密着転動作用を確保し、かつ、これを簡単な
構成で実現させることである。更に本発明の他の目的
は、ローラ受部からローラが滑脱するときに羽根開放起
動時から羽根が該ローラ受部から滑脱するに至るまでロ
ーラとロック受体との摩擦力を安定したものとし、付勢
ばねによって風圧を高精度に設定できる定圧開放ダンパ
ーを提供することである。更に、本発明の他の目的は、
極めて簡単な構成かつ低コストで高精度の定圧開放設定
を行える定圧開放ダンパーを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、風の流路Vを内部に形成するダンパー枠1
2を貫通する回転軸14に羽根16を固着し、回転軸ま
わりの偏芯質量に起因する重力モーメントと風圧とのバ
ランスにより流路Vを自力で開閉する流路自力開閉形の
ダンパーにおいて、回転軸14に固着されダンパー枠1
2内の流路Vを開閉する羽根16と、回転軸14の一端
であって、ダンパー枠12の外側に突出した軸端に固定
された円弧部34とロック受部36とを有するロック受
体32と、ロック受体32の円弧部34に密着転動し、
ロック受体32のロック受部36に係脱するローラ22
と、このローラ22を常時ロック受体32に近接する方
向に付勢させるロック装置26と、を備え、ロック受部
36は、円弧部34に連続して形成され羽根16の閉塞
回動に同期してロック受体32に近接する方向に向けて
ローラ22がせり上がり移動するように設けられた斜面
58を有し、羽根16が流路Vを全閉するときにはロー
ラ22が該斜面58上にのみ位置するようにしたことを
特徴とする定圧開放ダンパー10から構成される。
【0008】また、上記定圧開放ダンパーにおいて、ロ
ック受部36は斜面58を含む凹陥部60から形成され
て成ることとしても良い。
【0009】また、上記定圧開放ダンパーにおいて、ロ
ック受体32の中心軸とロック受部36との間隔Hはロ
ーラ22の直径の少なくとも2倍以上に設定されて成る
こととしても良い。
【0010】また、その際、ロック受部36の凹陥部6
0はV字状の溝62であることとしても良い。
【0011】更に、上記定圧開放ダンパーでは、ロック
受体32は剛体の板であることとしても良い。
【0012】
【作用】本発明の定圧開放ダンパーにおいては、風の流
路を内部に形成するダンパー枠を貫通する回転軸に羽根
を固着し、回転軸まわりの偏芯質量に起因する重力モー
メントと風圧とのバランスにより流路を自力で開閉する
流路自力開閉形のダンパーにおいて、回転軸に固着され
ダンパー枠内の流路を開閉する羽根と、回転軸の一端で
あってダンパー枠の外側に突出した軸端においてこれと
同軸に固定され円弧部とロック受部を有するロック受体
と、ロック受体の円弧部に密着転動しロック受体のロッ
ク受部に係脱するローラと、このローラを常時ロック受
体に近接する方向に付勢させるロック装置と、を備え、
ロック受部は円弧部に連続して形成され羽根の閉塞回動
に同期してローラがせり上がり移動するように設けられ
た斜面を有し、羽根が流路を全閉するときにはローラが
該斜面上にのみ位置するようにする。ロック受体の円弧
部に連続した斜面を形成しており、羽根開閉時のロック
受部に対するローラの滑り込み、係着と、滑り上がり、
滑脱の作用については必ずこの斜面上を転動するので、
より少ない摩擦成分のため、ロック受体の回転モーメン
トも安定しており、従って、精度の高い風圧設定を行う
こととなる。また、ローラを羽根閉塞方向に付勢するこ
とにより気密が確実に保持される。
【0013】また、ロック受部は斜面を含む凹陥部から
形成されている。円弧部に連続する斜面を形成するだけ
で良く、任意の形状の凹部として形成すれば良いので製
作工程、製造が簡易となる。
【0014】また、ロック受体の中心軸とロック受部と
の間隔は前記ローラの直径の少なくとも2倍以上に設定
されている。ロック受体の回転モーメントを小さなもの
でローラを滑脱させ得るので、バネ付勢力の調整作業が
円滑で風圧設定精度も高いものとなる。
【0015】また、ロック受部の凹陥部はV字状の溝で
構成することにより、斜面のみを形成する場合よりも場
合によってはより製造が簡単である。
【0016】また、ロック受体は剛体の板で構成するこ
とにより、円筒や、立体状の筒体、立体ブロック形状で
なく、板であるから、極めて加工を行いやすい。また、
ローラとロック受部との転動時の芯ずれによるコネるよ
うな動作を行って損傷することを防止し得る。また低コ
ストで良く、例えば単なる端材のようなものでも容易に
製造し得る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面により、本発明の
好適な実施の形態について説明する。図1ないし図5
は、本発明の実施形態を示しているが前記した従来例と
同一部材には同一符号を付している。図1は、定圧開放
ダンパー10の軸端ケース24の蓋を取り外した状態の
概略正面図であり、この定圧開放ダンパー10は、ダン
パー枠12と、回転軸14と、羽根16と、ロック装置
26と、を含む。
【0018】該定圧開放ダンパー10は、換気口などに
近接した空調ダクト中間などに配置され、図において、
矢示のように空気が流通する。ダンパー枠12は、風の
流路Vを内部に形成する中空矩形枠体から成り、鋼板な
どから形成される。上記ダンパー枠12の通風方向と略
直交して、その側板の下部位置に回転軸14が貫通して
いる。この回転軸14はパットチャンネル28内に支持
された図示しない軸受により回転自在に軸支されてい
る。そして、一端は、このダンパー枠12を突出し、こ
の突出部分に後述するロック受体32が嵌合固定されて
いる。
【0019】前記回転軸14には羽根16が固着されて
おり、この回転軸14を支軸として流路Vを開閉する。
図1、2に示すように、回転軸14はダンパー枠12の
側板の下部位置に回動軸支されており、したがって、本
実施例では1枚の薄板状の羽根の上方部分が流路V内を
回動しつつ同流路Vを開閉する。
【0020】図1、2において、前記ダンパー枠12の
内壁には風の流路方向に対して羽根が略直交方向となる
位置で羽根の回動位置を規制するためのストッパ30が
設けられている。羽根16は風流れ下流側にのみ回動し
て例えば常に外気側の空気を取り入れる方向にのみ傾倒
する。
【0021】前記ダンパー枠12の外側であって、前記
回転軸14の軸端には、軸端ケース24が取り付けら
れ、この内部に収容されつつ回転軸14にロック受体3
2が固定されている。さらにその回転軸14の端部には
ア−ム18が直角状に固定され、このアーム18の長手
方向に位置調整可能にバランスウエイト20が固定され
ている。ロック受体32及びバランスウエイト20は回
転軸14に固定され、回転軸14と共に回転するもので
あり、ロック受体32にアーム18を取り付け固定して
も良い。
【0022】図4、5において前記回転軸14の軸端に
は、撥型の鋼板製のロック受体32が該回転軸と板面が
直交するように配置されかつ回転軸14に貫通固定され
ている。従って、回転軸14の回転とともに同方向に回
動する。
【0023】このロック受体32は撥型の先端部分を円
弧状となした円弧部34と、ロック受部36を有してい
る。このロック受体32は回転軸14に貫挿されたカラ
ー38に固定されており、該カラー38には図示しない
調整ネジが回転軸の半径方向に螺着され、これによっ
て、ロック受体32の軸周り固定位置を調整できるよう
になっている。
【0024】図1、図2に示すように本実施例において
は、羽根16が全閉状態のとき、すなわち流路Vに対し
て直交方向になるとき、アーム18は該羽根の断面視長
手方向から回転軸14を中心として約120度反時計方
向回りに傾動した位置で固定されるように設定されてい
る。そして、羽根16とバランスウエイト20とは、回
転軸14を支軸として、第2図矢示方向に互いに揺動す
る。そして、この実施形態においてはバランスウエイト
20の重力により、羽根16を常時前記流路Vの閉塞方
向にバランス付勢している。
【0025】このバランスウエイト20を取り付けるア
ーム18の第2図上回転軸への取付位置について、より
時計方向回りに配置すると水平方向までは鉛直方向への
モーメントが大となり、羽根16が開きにくくなる一
方、同ウエイト20を反時計周り方向に配置すると逆に
羽根16が開きやすくなる。
【0026】また、このバランスウエイト20は、図示
しない調節ボルトにより前記アーム18に締着されてい
る。そして、この調節ボルトを調節してバランスウエイ
ト20をアーム18の長手方向に沿って取付け位置を調
節することにより、重力モーメントを増減させることが
できる。また、バランスウエイトの個数自体を増減し
て、同様の調整を行うようにしても良い。
【0027】更に、このロック受体32に近接してロッ
ク装置26が設けられ、これらが協働して羽根全閉状態
で、その状態をロック保持する。図4において、ロック
装置26は、一端を枢軸40により枢着された長板状の
揺動板42と、この揺動板42の略中央位置に回転自在
に取り付けられたローラ22と、前記揺動板42の他端
にその一端を係止したスプリング44と、このスプリン
グ44の他端に接続する調整部46を備えている。
【0028】前記長板状の揺動板42は、前記ロック受
体32の左側に上下方向を長手として配置され、ダンパ
ー枠12の外側に立設したピンに貫通させて、このピン
を枢軸40としてその上方部分を左右方向に揺動させ
る。
【0029】一方、該揺動板42の中央位置にピン48
を立設し、このピン48にローラ22の軸穴を係合さ
せ、ローラ22を回動自在に軸支させている。ローラ2
2は、前記ロック受体32の円弧部34に密着転動しつ
つ、このロック受体32に連続して形成されたロック受
部36に係脱移動する。また、該揺動板42の略中央位
置にはガイド孔43が穿孔されており、このガイド孔4
3内にダンパー枠12から突設したピン45が貫通し、
揺動板42の揺動範囲を規制している。
【0030】実施例において、図4に見られるように前
記羽根16を固着させた回転軸14と略水平方向に移動
した延長線上にローラ22が位置するようにロック受体
32及び揺動板42を配置している。
【0031】前記揺動板42の上端側には係止ボルトに
よりコイルスプリング44が該揺動板42と略直角状に
右方に取り付け配置されている。このスプリング44の
延長方向には調整部46が配置されている。該調整部4
6は、スプリング44の他端側を固定したアングル枠5
0に取り付けたナット52と、このナット52に螺合す
る長ボルト54を備えている。長ボルト54は支持部材
56に回動軸支されており、これによって、該長ボルト
54を回動することにより該長ボルト54とナット52
との螺合位置を変化させることによりスプリング44の
付勢力を変化させる結果、揺動板42に取り付けられた
ローラ22の回転軸14方向への付勢力を調整すること
となる。
【0032】本発明において1つの特徴的なことは、ロ
ック受体32の前記ロック受部36は、円弧部34に連
続して形成された斜面58を備え、羽根16が流路Vを
閉鎖するときには前記ローラ22は該斜面上に位置する
ことである。
【0033】図4において、ロック受体32は基部辺と
その両端側に接続された側辺と、これら側辺の先端どう
しを結ぶ線としての円弧状の先辺から形成され全体とし
て略撥型形状を呈している。この撥型形状そのものは本
質的なものではなく、ロック受体32の全体形状は任意
のものでも良い。実施例においては、これが軸端ケース
24内で回動する際に他の部材にじゃまになったり、ケ
ース24内に収納された範囲でロック受体32の所要の
作用を円滑に行なわせ得るためにこのように形成したも
のである。
【0034】該ロック受体32は、撥型の基部片側寄り
の略中央位置において回転軸14に固定されており、回
転軸14に固着した羽根16が少なくとも全閉から全開
状態位置となる移動範囲について前記揺動板42に軸支
されたローラ22がロック受体32の円弧部34に密着
転動し得るようになっている。
【0035】図4において該円弧部の終端、すなわち撥
型の先辺端部側には、該円弧部34の円弧に対して凹陥
した凹陥部60が形成されており、この凹陥部60に斜
面58が形成されている。この凹陥部60は、斜面58
を有する凹陥形状であれば良く、凹陥形状そのものは、
例えば、凹陥底部が台形状、円弧状、その他任意形状と
されていても良い。
【0036】実施例においてこの凹陥部60はV字状の
溝62から形成されている。そして、実施例において
は、このV字溝の下溝壁側が斜面58として割り当てら
れており、従って例えば図4において点a上にローラが
当接している状態からロック受体32が反時計方向に回
動し該V字溝62内に滑落することとなる。そして、該
V溝内に滑落した状態が羽根16の全閉状態となるよう
に設定されている。斜面58は円弧部34に連続して形
成されており、該斜面58は下がり傾斜面として形成さ
れている。勾配の程度は任意である。
【0037】このように、V字溝内に滑落し、斜面58
上に位置した状態を羽根全閉とし、羽根16が開放する
ときにはローラ22がこの斜面を上り、設定風圧で円弧
部34上に至るときにはロック受体32は該円弧部とロ
ーラ22との転動により一気に羽根を開放させるように
傾動させる。
【0038】そして、このように、羽根の全閉状態で斜
面58上にローラ22が位置するように設定することに
より、斜面58に対してローラ22はほぼ点接触である
ので摩擦成分が小さなものとなり、特に、羽根開放起動
時にロック受体32がバネ付勢力に抗してローラ22を
左方へ押し戻して円弧部上に移動する際の羽根回転角度
と、スプリング44による付勢方向への反力が比例的な
ものとなる。これによって、スプリングの弾性力を調整
することにより極めて精度の高い風圧設定を実現するこ
ととなる。
【0039】図4に見られるように、羽根16の全閉時
ではローラ22はV字溝62の下溝壁である斜面58に
のみ当接し、上溝壁には当接していない。原理的にはこ
の上溝壁そのものは必要でなく、例えば図6に示すよう
に、円弧部34に連続した斜面58を延長させ、その延
長線200でそのまま、切り落としたような形状として
も良い。また、延長線300(1点鎖線示)のような形
状とし、円弧部34を長く延長させて、その途中に凹陥
部60を形成することとしても良い。
【0040】このように、羽根全閉時に斜面58上に当
接するように設定すれば、先の風圧設定を高精度に行え
ることの他に、例えば、全閉時の気密を確保しうる。す
なわち、例えば、ローラ径とロック受体のロック受部の
溝形状が同径溝の場合には回転軸に対する羽根16の固
定と、該ロック受体の固定位置合わせが少しでもずれて
しまえば、ローラがロック受部内に嵌合した状態では、
かえって羽根を少し開放させた状態でロック保持するこ
ととなり、気密がうまくいかずにドラフト流等を生じて
外気を完全に遮断させたいような場合には居室者に対し
て不快感を与えたり、あるいは、室内の精度の良い温湿
度制御を困難なものにする可能性がある。
【0041】これに対し、単に斜面58とすることによ
り、ローラ22がロック受体の円弧部34から滑落して
この斜面58上を摺動しつつ該斜面上に位置するときに
羽根16を全閉とするように設定する際に、ローラ22
は回転軸14に近接する方向に付勢されているから、例
えば図6の破線矢視のように、図6の状態から更にロー
ラ22が右方向に移動しようとすると、ロック受体32
を反時計方向、すなわち、羽根の全閉方向に回転させよ
うとする力が加わる結果、全閉時でのあおり現象を防止
し得るとともに、回転軸への位置合わせ誤差をも吸収し
て羽根全閉時の気密を確実に保持することとなる。
【0042】実施例では、この斜面58を含むV字溝6
2としているが、斜面の延長線で切り落としたものに対
し、このように、円弧軌跡から凹陥した溝形状とするこ
とにより、回転軸14に対する全閉位置での羽根16及
びロック受体32の固定位置合わせ作業において、羽根
を全閉にして回転軸14にロック受体32をローラとの
滑落状態を考慮しながら位置合わせ固定するときに、め
やすとなって固定作業を迅速に行え、作業効率が良好と
なる。
【0043】また、図6の円弧部34の円弧軌跡方向に
延長した円弧板にV溝を形成したものとしても良く、ま
た、該ロック受体32全体を円板形状としてその途中に
斜面58を有するロック受部36を形成しても良い。
【0044】なお、羽根全閉時に斜面58又はこれに代
わる斜面にローラが当接しておれば良く、この限りでは
例えばV字溝の上溝壁側にもローラ22が当接した状態
で溝内に嵌着しても良い。また、凹陥部60を単にV字
溝62とすることにより、この部分を切削ないし切断す
れば良いので製造が簡単である。
【0045】更に、このロック受体32は剛体の板で形
成されており、実施例においては、鋼板をこのように撥
型に加工して形成している。従って、これにV字溝を形
成することは極めて簡単である。また、ロック受体の全
体形状は、前述のように任意の形状であれば良いので基
本的には円弧部34と、それに連続するV字溝を形成す
るだけで完成する。しかも、これを鋼板製により形成す
ることにより、加工が簡単であり、また、材料コストも
極めて低廉に保持できる。
【0046】更に、図6に示すように、ロック受体32
の中心軸としての回転軸14と、前記ロック受部36と
してのV溝との間隔Hは、ローラ22の直径の約3.5
〜4倍程度に設定されている。このように、ロック受体
32の回転軸とローラ22が嵌合するV字溝62との距
離を長く取っているので、例えば図6においてロック受
体32を時計方向に回動させるときのモーメントは比較
的小さなもので良く、したがって、ローラ22からの反
力も小さなものとなる結果、ローラとロック受体との摩
擦が小さなものとなり、従って、V字溝からのローラの
滑落作動、及び円弧部上での転動がより安定的なものと
なり、これによって、低圧時の設定風圧の調整を容易に
行えるようにしている。
【0047】ここに、間隔Hのロック受部36としての
V溝とは、厳密にはローラ22が羽根16の閉鎖時にロ
ック状態として斜面58上に停止する位置である。した
がって、溝の底部形状によるものではない。この間隔H
は大きなものであるほど良いが、ローラ22の直径の少
なくとも2倍以上に設定されておれば良いものである。
【0048】なお、図中64は該ダンパー10と接続す
べきダクトとの接続用フランジで、66はダンパーの流
れ方向、すなわちダクトとの接続側に交差方向に設けら
れ中央部分に前記接続フランジ64を取り付けた壁、6
8は点検口、70は開度表示矢視部材である。
【0049】次に、実施例に係る定圧開放ダンパー10
の作用を説明する。いま、仮に、設定圧(ダクト内静
圧)を50Paとすると、外気風圧がそれ以下の場合に
は、バランスウエイト20の重力モーメントがまさって
羽根16は図1のY1 位置にあって流路Vを閉塞し、
その時バランスウエイト20はB1 位置にある。この
とき、ローラ22はロック受体32のロック受部36に
おける斜面58に滑落係合して、羽根の閉塞状態をロッ
クしている。このロック状態ではスプリング44により
揺動板42の上端は常時回転軸の方向に付勢されている
から、該揺動板42の中間位置に回動軸支されたローラ
22も回転軸14方向に押圧付勢されている。したがっ
て、羽根16の全閉状態で斜面58上にローラ22が位
置し、それ以上ローラ22が右方向に移動しようとする
力はロック受体32を反時計方向へ回動させる作用とな
り、これによって、全閉時の気密状態を確実に保持し、
透き間風のようなドラフト流を完全に防止する。
【0050】外気風圧が50Paを越えると、バランス
ウエイト20の重力モーメントにまさり、羽根16が開
放するとき、ロック受体32が時計方向に回動する。こ
のとき、V字溝62内の斜面58上にあり、円弧部34
と斜面58との交叉部分におけるK点上をローラ22が
上るようにして転動しつつ該K点を越えて図7実線示の
ように円弧部34上に乗り上げる。そして、いったん、
この円弧部34上にローラ22が移乗した後は、該円弧
部上を円滑に密着転動し、羽根16がY2 位置に至る
全開位置まで円滑に羽根を開放させる。
【0051】再び、ダンパー流路内風圧が50Pa以下
になると、バランスウエイト20等の重力モーメントに
より、羽根16を閉塞状態に戻し、ローラ22を円弧部
34から滑落させて凹陥部60内に至り、斜面58上に
位置させ、常時、ローラ22を羽根閉塞方向に付勢させ
ることにより、該ロック状態を確実に保持するものであ
る。
【0052】なお、換気ファンを駆動させる場合は、外
気風圧よりもはるかに大きなファン側の負圧がかかるも
のであり、この負圧により、バランスウエイト20の重
力モーメントにまさって羽根16を自動的に開く。した
がって、換気ファンを駆動する場合は自動的に羽根16
を開くとともに、ファンを停止して、外気の室内等への
逆流を防止するときには、設定圧までは、羽根16を閉
塞させ、外気との遮断状態を保持するものである。
【0053】なお、本発明に係る定圧開放ダンパーは上
記した実施例にのみ限定されるものではなく、例えば、
本ダンパーの空調ダクトその他の空調機器との設置ある
いは配置は任意位置として良い。例えば、空調ファンの
吐出側に本ダンパーを設置しても良い。また、バランス
ウエイトを設けずに流路の上端寄り側に回転軸を配置さ
せて下方に向けて羽根が開閉する形態のものとしても良
い。また、外部にバランスウエイトを設けたくない場合
は、羽根自重に加えてスプリングによって羽根閉鎖方向
に付勢するものとしても良い。また、ダクトは矩形ダク
トとの接続構成としても良く、その他特許請求の範囲に
記載した発明の本質を逸脱しない範囲において任意の改
変を加えても良い。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る定圧
開放ダンパーによれば、風の流路を内部に形成するダン
パー枠を貫通する回転軸に羽根を固着し、回転軸まわり
の偏芯質量に起因する重力モーメントと風圧とのバラン
スにより流路を自力で開閉する流路自力開閉形のダンパ
ーにおいて、回転軸に固着されダンパー枠内の流路を開
閉する羽根と、回転軸の一端であってダンパー枠の外側
に突出した軸端に固定された円弧部とロック受部とを有
するロック受体と、ロック受体の円弧部に密着転動しロ
ック受体のロック受部に係脱するローラと、このローラ
を常時ロック受体に近接する方向に付勢させるロック装
置と、を備え、ロック受部は円弧部に連続して形成され
羽根の閉塞回動に同期してロック受体に近接する方向に
向けてローラがせり上がり移動するように設けられた斜
面を有し、羽根が流路を全閉するときにはローラが該斜
面上にのみ位置するようにした構成であるから、設定風
圧の調整を高精度に行うことができるばかりでなく、羽
根全閉時の気密を確実に保持し得る。
【0055】また、定圧開放ダンパーにおいて、ロック
受部は斜面を含む凹陥部から形成されているので、円弧
面に連続する斜面のみを形成すればよく、製造が容易で
ある。
【0056】また、定圧開放ダンパーにおいて、ロック
受体の中心軸とロック受部との間隔はローラの直径の少
なくとも2倍以上に設定されているので、ロック受体を
回動させるときのモーメントは小さなもので良く、ロー
ラとロック受体との摩擦を小さなものとできて、V字溝
からのローラの滑落作動、及び円弧面上での転動を安定
的なものとし、低圧時の設定風圧の調整を容易に行え
る。
【0057】また、定圧開放ダンパーにおいて、ロック
受部の凹陥部はV字状の溝であるので、ロック受体の製
造が斜面を形成するのと同じ工程で同時に製造ができ、
製作が短時間で、かつ、量産的に行える。
【0058】更に、定圧開放ダンパーにおいて、ロック
受体は剛体の板であるので、例えば端材等も使用でき、
簡単に加工できるので低コストであるとともに、板材で
あって、回転軸への取り付け部分と、円弧面と、凹陥部
のみを形成するだけで良く、非常に製造が容易である。
また、板であるからV溝などの形成は簡単である。ま
た、V溝そのものの精度も高いものである必要はない。
更に、軸端ケースに収容し得るように形成することも簡
単であり、製造工程中にでも簡単に形状を変えていくこ
ともできるのみならず、短時間で製造できるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る定圧開放ダンパーの軸端
ケースの蓋を取り外し、点検口を省略した状態の概略正
面図である。
【図2】本発明の実施例に係る定圧開放ダンパーの概略
正面図である。
【図3】実施例に係る定圧開放ダンパーの一部を切り欠
いた側面図である。
【図4】定圧開放ダンパーの軸端ケース内部を示す要部
拡大正面図である。
【図5】軸端ケースを断面して内部構成を示した一部縦
断面説明図である。
【図6】ロック受体とローラとの作用説明図である。
【図7】ロック受体とローラとの作用説明図である。
【図8】従来の定圧開放ダンパーの斜視説明図である。
【図9】従来の定圧開放ダンパーのロック受体とローラ
との作用説明図である。
【図10】従来の定圧開放ダンパーのロック受体とロー
ラとの作用説明図である。
【図11】従来の定圧開放ダンパーのロック受体とロー
ラとの作用説明図である。
【符号の説明】
10 定圧開放ダンパー 12 ダンパー枠 14 回転軸 16 羽根 20 バランスウエイト 22 ローラ 26 ロック装置 32 ロック受体 34 円弧面 36 ロック受部 42 揺動板 44 スプリング 58 斜面 60 凹陥部 62 V字溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 潔 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式会 社竹中工務店内 (72)発明者 深耕 昭彦 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式会 社竹中工務店内 (72)発明者 前田 栄治 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式会 社竹中工務店内 (72)発明者 久野 幸男 福岡県粕屋郡篠栗町大字和田1034の4 協 立エアテック株式会社内 (72)発明者 上野 武司 福岡県粕屋郡篠栗町大字和田1034の4 協 立エアテック株式会社内 (72)発明者 森 陽司 福岡県粕屋郡篠栗町大字和田1034の4 協 立エアテック株式会社内 Fターム(参考) 3L081 AA03 AB02 FA07 FC04 HA09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 風の流路を内部に形成するダンパー枠を
    貫通する回転軸に羽根を固着し、回転軸まわりの偏芯質
    量に起因する重力モーメントと風圧とのバランスにより
    流路を自力で開閉する流路自力開閉形のダンパーにおい
    て、 回転軸に固着されダンパー枠内の流路を開閉する羽根
    と、 回転軸の一端であってダンパー枠の外側に突出した軸端
    に固定された円弧部とロック受部とを有するロック受体
    と、 ロック受体の円弧部に密着転動しロック受体のロック受
    部に係脱するローラと、 このローラを常時ロック受体に近接する方向に付勢させ
    るロック装置と、を備え、 ロック受部は円弧部に連続して形成され羽根の閉塞回動
    に同期してロック受体に近接する方向に向けてローラが
    せり上がり移動するように設けられた斜面を有し、 羽根が流路を全閉するときにはローラが該斜面上にのみ
    位置するようにしたことを特徴とする定圧開放ダンパ
    ー。
  2. 【請求項2】 ロック受部は前記斜面を含む凹陥部から
    形成されて成る請求項1記載の定圧開放ダンパー。
  3. 【請求項3】 ロック受体の中心軸とロック受部との間
    隔はローラの直径の少なくとも2倍以上に設定されて成
    る請求項1又は2記載の定圧開放ダンパー。
  4. 【請求項4】 ロック受部の凹陥部はV字状の溝である
    請求項2又は3記載の定圧開放ダンパー。
  5. 【請求項5】 ロック受体は剛体の板である請求項1な
    いし4のいずれかに記載の定圧開放ダンパー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009008358A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Takenaka Komuten Co Ltd 加圧防煙用の差圧ダンパー及び加圧防煙システム
KR100944370B1 (ko) 2008-04-16 2010-03-02 박병덕 릴리프 댐퍼

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JP2009008358A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Takenaka Komuten Co Ltd 加圧防煙用の差圧ダンパー及び加圧防煙システム
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