JP2002162023A - ガス遮断装置 - Google Patents
ガス遮断装置Info
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Abstract
発生した場合でも確実にガス通路を遮断すること。 【解決手段】 流路内に設けられた遮断弁6と、制御電
源である電池7と、ガスの流量を検出する流量検出手段
1と、流量検出手段1から出力される流量信号Aを入力
として流量判定信号Bを出力するマイクロコンピュータ
ー3と、流量検出手段1から出力される流量信号Aとマ
イクロコンピューターから出力される流量判定信号Bを
比較し流量判定信号Bが停止した時に遮断信号Cを出力
してなる異常判定手段4と、異常判定手段4から出力さ
れる遮断信号Cによって前記遮断弁6を駆動する遮断弁
駆動手段5とで構成されている。
Description
ガス使用時に、ガス使用上の安全を図るガス遮断装置に
関するものである。
示すように流路内に設けられた遮断弁6と、制御電源で
あるリチウム電池7と、ガス流量を検出する流量検出手
段1から送られる流量信号Aを受け取ると、所定値以上
のガス流量かを判定し、所定以上であれば遮断信号Cを
出力するマイクロコンピューター3と、マイクロコンピ
ューター3から送られる遮断信号Cを受け取ると前記遮
断弁6を駆動する遮断弁駆動手段5で構成されていた。
ガス遮断装置では、マイクロコンピューター3が暴走及
び故障した場合やマイクロコンピューター3にクロック
を与える発振回路2が故障及び機能が停止した時に、マ
イクロコンピューター3が動作しないため遮断信号Cを
出力できない。したがって、遮断弁駆動回路が動作しな
いため遮断弁6を駆動できない。
ューター3及びその周辺部の動作異常や故障を検出し、
マイクロコンピューター3及びその周辺回路が異常であ
る場合に、確実に遮断弁6を駆動する機能を備えたガス
遮断装置を提供することができる。
断弁と、制御電源である電池と、ガスの流量を検出する
流量検出手段と、流量検出手段から出力される流量信号
を入力として流量判定信号を出力するマイクロコンピュ
ーターと、流量検出手段から出力される流量信号とマイ
クロコンピューターから出力される流量判定信号とを比
較し流量判定信号が停止した時に遮断信号を出力してな
る異常判定手段と、異常判定手段から出力される遮断信
号によって遮断弁を駆動する遮断弁駆動手段とで構成さ
れたものである。
号と、マイクロコンピューターの信号を比較することに
より遮断信号を出力するため、流量信号が送られるたび
に、遮断弁を駆動する遮断信号を出力することができ、
確実にガス通路を遮断することができる。
号により、マイクロコンピュータをリセットするリセッ
ト手段で構成されたものである。
ターをリセットできるため、マイクロコンピューターを
正常に復帰することができる。
信号を受け取ると、遮断弁駆動に必要となる遮断パルス
信号にして、遮断弁駆動手段に出力する遮断タイマ部で
構成されたものである。
遮断弁が駆動に必要とする遮断パルス信号Eのみ遮断弁
駆動手段に出力するため、省電力を図ることができる。
明する。
ス遮断装置の構成図である。図1に示すように、ガスの
流量検出手段1は、ガスが流れることにより移動する磁
石の磁力変化をリードスイッチを用いて検出する。流量
検出手段1から送られる流量信号Aはリードスイッチが
ONであればハイ信号とし、OFFであればロウ信号を
出力する。水晶振動子を用いた発振回路2の駆動クロッ
クにより動作するマイクロコンピューター3は流量信号
Aを受け取ると流量判定信号Bを出力する。異常判定手
段4は流量検出手段1から送られるハイ信号又はロウ信
号とマイクロコンピューター3から送られる流量判定信
号Bを、ExclusiveORゲートを用いて比較す
る。異常判定手段4から送られる遮断信号CをPNP形
トランジスタのベースに接続した遮断弁駆動手段5に
て、ガス流路内に設けられた遮断弁6を駆動するよう構
成されている。尚、制御電源はリチウム電池7を用い
る。
タイムチャートである。
の場合、図2に示すように、ガスが流れると流量検出手
段1から流量信号Aとしてハイ信号とロウ信号が繰り返
し出力される。マイクロコンピュータ−3は流量判定信
号Bとして流量信号Aと異なる論理信号を繰り返し出力
する。流量信号Aがハイ信号なら流量判定信号Bはロウ
信号、流量信号Aがロウなら流量判定信号Bはハイ信号
となる。
号BをExclusiveORゲートで比較する。
号Bがロウ信号又は、流量信号Aがロウ信号の場合は、
流量判定信号Bがハイ信号であるため、異常判定手段4
から出力される遮断信号Cは常にハイ信号となり、遮断
弁駆動手段5はベース電圧がハイ信号のためPNP形ト
ランジスタはONしない。よって、遮断弁6は駆動され
ない。
又は停止の場合、図3(a)に示すように、ガスが流れ
ると流量検出手段から流量信号としてハイ信号とロウ信
号が繰り返し出力される。
発振回路の故障や機能停止の場合は、流量判定信号がハ
イ信号又はロウ信号に固定される。異常判定手段は流量
信号と流量判定信号をExclusiveORゲートで
比較する。
合、流量信号Aがハイ信号からロウ信号に変化した時、
異常判定手段4から出力される遮断信号Cがロウ信号と
なり、遮断弁駆動手段5はベース電圧がロウ信号となる
ためPNP形トランジスタがONされて遮断弁6が駆動
される。
信号Bがハイ信号に固定された場合、流量信号Aがロウ
信号からハイ信号に変化した時、異常判定手段4から出
力される遮断信号Cがロウ信号となり、遮断弁駆動手段
5はベース電圧がロウ信号のためPNP形トランジスタ
はONされて遮断弁6が駆動される。
の暴走及び故障や発振回路の故障や機能停止の場合は、
流量検出手段1から送られる流量信号Aと、マイクロコ
ンピューター3から送られる流量判定信号Bを比較する
ことにより遮断信号Cを出力するため、流量信号Aが送
られるたびに、遮断弁6を駆動する遮断信号Cを出力す
ることができ、確実にガス通路を遮断することができ
る。
ス遮断装置の構成図である。図4に示すように、実施例
1と異なる点は、異常判定手段4から出力される遮断信
号Cを抵抗とコンデンサとトランジスタを用いたリセッ
ト回路7を介して、マイクロコンピューター3のリセッ
トポートに接続したものである。
ンサとトランジスタにより構成したが、リセットICを
用いて構成することも可能である。
本実施例2のガス遮断装置のタイムチャートである。流
量信号Aがハイ信号で流量判定信号Bがハイ信号に固定
された場合と流量信号Aがロウ信号で流量判定信号Bが
ロウ信号に固定された場合は、異常判定手段4から出力
される遮断信号Cがロウ信号となり、リセット回路8は
抵抗とコンデンサの時定数により、遮断弁6が駆動され
る時間以上経過した後、マイクロコンピューター3にリ
セット信号Dを出力する。
リセットはロウアクティブ(ロウ信号によりリセットと
なる)を使用したが、ハイアクティブのマイクロコンピ
ューター3を使用することも可能である。
ター3をリセットできるため、マイクロコンピューター
3を正常に復帰することができる。
ス遮断装置の構成図である。図6に示すように、実施例
1と異なる点は、異常判定回路4から出力される遮断信
号Cを抵抗とコンデンサを用いた遮断タイマ部9を介し
てPNP形トランジスタを用いた遮断弁駆動手段5に接
続したものである。
本実施例3のガス遮断装置のタイムチャートである。流
量信号Aがハイ信号で流量判定信号Bがハイ信号に固定
された場合と流量信号Aがロウ信号で流量判定信号Bが
ロウ信号に固定された場合は、異常判定手段4から出力
される遮断信号Cがロウ信号となり、遮断タイマ部9は
抵抗とコンデンサの時定数により遮断弁6が駆動に必要
とする遮断パルス信号Eにした後、遮断弁駆動回路5に
用いたPNP形トランジスタのベース電圧をロウ信号か
らハイ信号に切り替える。
遮断弁6が駆動に必要とする遮断パルス信号Eのみ遮断
弁駆動手段5に出力するため、省電力を図ることができ
電池の消耗を抑制することができる。
や発振回路の異常動作及び機能停止の場合に、流量検出
手段から送られる流量信号と、マイクロコンピューター
の信号を比較することにより遮断信号を出力するため、
流量信号が送られるたびに、遮断弁を駆動する遮断信号
を出力することができ、確実にガス通路を遮断すること
ができる。
ターをリセットできるため、マイクロコンピューターを
正常に復帰することができる。
断弁駆動に要する時間のみ遮断弁駆動回路に遮断信号を
出力するため、省電力を図ることができ電池消耗を防止
することができる。
のタイムチャート (b)同遮断装置の他のタイムチャート
Claims (3)
- 【請求項1】 流路内に設けられた遮断弁と、制御電源
である電池と、ガスの流量を検出する流量検出手段と、
前記流量検出手段から出力される流量信号を入力として
流量判定信号を出力するマイクロコンピューターと、前
記流量検出手段から出力される流量信号と前記マイクロ
コンピューターから出力される流量判定信号とを比較し
前記流量判定信号が停止した時に遮断信号を出力する異
常判定手段と、前記異常判定手段から出力する遮断信号
によって前記遮断弁を駆動する遮断弁駆動手段とを備え
ガス遮断装置。 - 【請求項2】 異常判定手段から出力される遮断信号に
より、マイクロコンピュータをリセットするリセット手
段を備えた請求項1記載のガス遮断装置。 - 【請求項3】 異常判定手段から出力される遮断信号を
受け取ると、遮断弁駆動に必要となる遮断パルス信号に
して、前記遮断弁駆動手段に出力する遮断タイマ部を有
する請求項1記載のガス遮断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000358994A JP2002162023A (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | ガス遮断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000358994A JP2002162023A (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | ガス遮断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002162023A true JP2002162023A (ja) | 2002-06-07 |
Family
ID=18830825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000358994A Pending JP2002162023A (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | ガス遮断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002162023A (ja) |
-
2000
- 2000-11-27 JP JP2000358994A patent/JP2002162023A/ja active Pending
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