JP2002161745A - 可搬形又は車載形の発電装置 - Google Patents

可搬形又は車載形の発電装置

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JP2002161745A
JP2002161745A JP2000403731A JP2000403731A JP2002161745A JP 2002161745 A JP2002161745 A JP 2002161745A JP 2000403731 A JP2000403731 A JP 2000403731A JP 2000403731 A JP2000403731 A JP 2000403731A JP 2002161745 A JP2002161745 A JP 2002161745A
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JP2000403731A
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Keishiyu Kubo
敬修 久保
Tokuyuki Ishibashi
徳幸 石橋
Tsuguyuki Shimizu
貢之 清水
Yukio Noda
幸男 野田
Katsumi Igawa
克美 井川
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ASAHI DENKI KK
Asahi Electronics Co Ltd
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ASAHI DENKI KK
Asahi Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カバー1bを有する可搬形又は車載形のディー
ゼル発電装置Aにおいて、その燃料制御機構5の温度の
上昇を防ぎ、その結果、燃料制御機構5の寿命を延ばす
手段を提供すること。 【解決手段】燃料制御機構5に風を送る送風手段を設け
る。送風手段は、カバー1bの適宣位置に設けられた空
気導入口1cから、別の適宣位置に設けられた空気排出
口1dへ流れる空気の一部を前記燃料制御機構5に誘導
する誘導機構9よりなるものとすると、新たな動力を用
いずに送風手段を構成することができるので好ましい。
その誘導機構9は、誘導板9a、誘導ダクトからなるも
のであることがその製作が容易で好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可搬形又は車載形発電
装置に関するものである。より詳しくは、発電機及びそ
の発電機を駆動させるディーゼルエンジンと、そのディ
ーゼルエンジンの本体に隣接して付設した燃料制御機構
と、前記ディーゼルエンジンの本体を前記燃料制御機構
ごと覆うカバーとを有する可搬形又は車載形発電装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】可搬形の発電装置とは、工事用などの仮
設電源として、ケーブルで建設機械などの仮設電気設備
に接続して使用し、随時容易に移動して使用できる発電
設備で、運転に必要な付属設備とともに共通台床上に備
えたもののことである。この可搬形の発電装置は、その
駆動機関の本体周りをカバーで覆い、その騒音の低減を
図っているが、通常は発電機及びその付属設備も同一の
カバー内に設置し、また、カバー内側にグラスウール等
の吸音材を貼り付けて、カバーの遮音性能を向上させて
いる。
【0003】車載形の発電装置とは、移動電源車とも呼
ばれ、本体を荷物室にのせた発電装置により電気を車外
に供給する手段を有する車両のことである。荷物室は、
トラックのシャーシ上に設けたもの、トラクタートレー
ラー形式のトラックのトレーラー部分に設けたもの、ワ
ンボックスカーの運転室より後ろ側に設けたものなどが
ある。この荷物室もカバーで覆うなど、上述の可搬形の
発電装置と同様にその騒音の低減を図っている。
【0004】この車載形の発電装置は、テレビ、ラジオ
の放送中継用電源や、屋外で行われる各種イベントやコ
ンサートの電源、及び屋内で行われる催しの常設電源に
対する補強用電源、また、携帯電話、PHSの中継基地
の非常時緊急電源、地上での航空機のエンジン停止時に
おける電源供給手段などの目的で、短期使用型の電源装
置として用いられてきている。
【0005】このような可搬形、車載形の発電装置の駆
動機関としては、以下の理由からディーゼルエンジンが
主に用いられている。 (1) ガソリンエンジンや、タービンエンジンに比
べて丈夫であり寿命が長い。 (2) 2000rpm以下の低回転数におけるトル
クが高く、4極以上の発電機と直結して使用することが
できる。 (3) 熱効率がよい等の理由から、他のエンジンに
比べて燃費がよい。 (4) 通常燃料として使用される軽油又はA重油が
安価で、その取り扱いが比較的容易である。
【0006】このようなディーゼルエンジンにおいて、
通常は、エンジンの出力軸や発電機などの回転速度を検
出する電磁ピックアップやフライウエイトなどと連動し
て燃料の流量を調整する燃料制御機構が、そのディーゼ
ルエンジンの本体に隣接して付設されている。その電磁
ピックアップ並びにその電磁ピックアップで検出された
信号を演算する電子コントロール回路、又はフライウエ
イトと、燃料制御機構とを合わせて調速機と呼んでい
る。
【0007】この燃料制御機構には、種々の構造のもの
が存在するが、その中に回転式作動器(アクチュエータ
ー)の軸の延長部に可変オリフィス式の弁を設けた形式
の燃料制御機構がある(特開昭57−86672号参
照)。この形式の燃料制御機構は、作動器と弁とが軸で
直結されていることと、及び作動器が回転式であること
などから、部品点数が少なく小型で構造が簡単である。
また、軸をベアリングで支持することにより、作動器に
よる軸の回転が円滑になされるという特徴がある。
【0008】しかし、このような可搬形又は車載形発電
装置は、ほとんどの場合その本体が、それに隣接して付
設した燃料制御機構ごとカバーで覆われており、どうし
てもエンジンの熱がこもるため、そのカバー内の温度が
上昇する傾向にある。これに対し、ディーゼルエンジン
は、その冷却水冷却用ファンによりエンジン本体回りに
気流を生じるようになっている。その気流や冷却水の効
果によりエンジン本体の温度もある程度下がるが、それ
でも、このような、本体がカバーで覆われた可搬形又は
車載形の発電装置のディーゼルエンジン温度は高くなる
傾向がある。その結果、以下のような問題点があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、燃料制御機
構がディーゼルエンジンの本体に隣接して付設している
ため、その本体から放射される熱などにより、燃料制御
機構の温度も上昇する。その結果、上述の特開昭57−
86672号に記載のような、小型の燃料制御機構を使
用すると、その燃料制御機構が短時間で正常に作動しな
くなり、頻繁に修理しなければならい場合があった。特
に、燃料制御機構がベアリングを有する場合には、その
ベアリングが焼きついて、回りにくくなる場合があっ
た。そのため、ディーゼルエンジンによっては、燃料制
御機構をエンジンの本体から離した距離に設置したり、
大きくて丈夫な燃料制御機構を使用したりして、このよ
うな問題が起こらないようにしていた。
【0010】従って、本発明は、発電機及びその発電機
を駆動させるディーゼルエンジンと、そのディーゼルエ
ンジンの本体に隣接して付設した燃料制御機構と、前記
ディーゼルエンジンの本体を前記燃料制御機構ごと覆う
カバーとを有する可搬形又は車載形の発電装置におい
て、小型の燃料制御機構を、そのベアリングの交換をす
るなどの修理を頻繁にすることなく、しかもよりディー
ゼルエンジンの本体に近づけて使用できる手段を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決する手段】上記課題を解決するために、請
求項1にかかる発明は、前記燃料制御機構に風を送る送
風手段を設けたことを特徴とする。
【0012】請求項2にかかる発明は、請求項1にかか
る発明の送風手段を、前記カバーの適宣位置に設けられ
た空気導入口から、別の適宣位置に設けられた空気排出
口へ流れる空気の一部を前記燃料制御機構に誘導する誘
導機構よりなるものとすることである。
【0013】請求項3にかかる発明は、請求項2にかか
る発明の誘導機構を、誘導板からなるものとすることで
ある。
【0014】請求項4にかかる発明は、請求項2にかか
る発明の誘導機構を、誘導ダクトからなるものとするこ
とである。
【0015】請求項5にかかる発明は、請求項4に記載
の誘導ダクトを、その入口から出口にかけて断面積が収
縮する形状を有するものとすることである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明を可搬形の発電装置に
適用した形態について、図1から図4を用いて説明す
る。図2に示す発電装置Aは、カバー1bに覆われた機
械室1内に設置された発電機2及びその発電機2を駆動
するディーゼルエンジンの本体3並びにそれらの周辺装
置とからなる。ディーゼルエンジンの本体3とは、シリ
ンダー、クランクシャフト、ピストン、燃料の噴射ノズ
ル、シリンダヘッド、ロッカアームなどを含み、それら
を鋳造やプレス成形などの方法で成形されたカバーで覆
い一体化した部分である。
【0017】周辺装置のうち、フィードポンプ4b,冷
却水ラジエター7,冷却水冷却用ファン7aなどはこの
ディーゼルエンジンの本体3の動力を利用するため、同
じ機械室1内のそのエンジン本体3に隣接して設けられ
ている。これに対し、マフラー6は安全のため別室1a
に取り付けられ、燃料タンク4も安全のためその別室1
aの下側に、ディーゼルエンジンの本体3と距離をおい
て設けられている。
【0018】このようなディーゼルエンジンの本体3
に、燃料タンク4から燃料を送るための燃料配管4aが
接続されている。また、燃料配管4aの途中には、燃料
の固形分を取り除くフィルター4cと、エンジンの本体
3に燃料を移送するためのフィードポンプ4bが接続さ
れている。このフィードポンプ4bには、エンジンの本
体3に送る燃料の量を制御する燃料制御機構5が付設さ
れている。
【0019】エンジンの本体3からは、機械室1の別室
1aにエンジンの本体3からの排出ガスを送る排気管6
aの一端が連結され、他端は別室1a内に設置されたマ
フラー6に繋がっている。さらに、マフラー6によって
消音された排出ガスは、煙突6bより別室1aの上方か
ら排出されるようになっている。
【0020】燃料制御機構5は、特開昭57−8667
2号に記載のように、回転式作動器(アクチュエータ
ー)の軸の延長部に、その軸の回転に従って開口面積が
変わる可変オリフィス式の弁を設けた形状をしており、
部品点数が少なく小型で構造が簡単であるという特徴が
ある。しかし、この軸を回転させるときの支持機構とな
るベアリングが焼きつくため、寿命が短かった。
【0021】なお、エンジンの本体3の内側には冷却水
が循環しており、その冷却水は、空気を機械室1から別
室1aに排出するための空気排出口1d部分に設置され
た、冷却水ラジエター7によって冷却される。ラジエタ
ー7のエンジン本体3側には、冷却水冷却用ファン7a
が取り付けられており、この冷却水冷却用ファン7a
は、エンジンの出力の一部を取り出して駆動する構造と
なっている。
【0022】一方、エンジンの出力のほとんどは、その
本体3に直結された発電機2を駆動させることに使用さ
れる。また、発電機2と端子板2bとの間には、出力線
2aが連結されており、その端子板2bに各種負荷をつ
ないで発電機2を駆動することにより発生した電力を使
用する。
【0023】一方、図1に示すように、機械室1のカバ
ー1bの側面下部には、冷却水冷却用ファン7aによっ
て発電装置Aの外部から空気を取り込むための空気導入
口1cが設けられている。従って、冷却水冷却用ファン
7aの動力により、空気は、空気導入口1cから空気排
出口1dに向かって図2の矢印Cのように流れていく。
しかし、エンジンの本体3近傍、しいてはフィードポン
プ4b及び燃料制御機構5周辺の空気はこの流れにスム
ーズに乗らず、その近辺にエンジンの本体3などから放
射及び伝導される熱が溜まってしまう傾向にある。
【0024】従って、燃料制御機構5の温度も上昇しや
すく、ベアリングの焼きつきなどを引き起こしやすくな
ると考えられる。そこで、本発明においては図3及び図
4に示すように、空気導入口1cから、空気排出口1d
へ流れる空気の一部を前記燃料制御機構5に誘導する誘
導機構9をエンジン本体3の側部の空間に設けた。
【0025】誘導機構9は複数の誘導板9aからなる。
そして、冷却水冷却用ファン7a、機械室1の空気導入
口1c、空気排出口1d及びこの誘導機構9により燃料
制御機構5に風を送る送風手段を構成している。なお、
この誘導板9aとしては図では平板状のものを使用して
いるが、誘導する空気の流れをより円滑にするために、
誘導板9aの上下にフィンを設けてもよく、また、誘導
板9a自体を曲面で構成しても良い。
【0026】次に、本発明を車載形の発電装置に適用し
た形態について、図5から図11を用いて説明する。図
5から図7に示すようにこの車載形の発電装置Aは、ト
ラックBのシャーシ8上に載せられた荷物室を機械室1
として使用する。従って、この発電装置Aは、主として
トラックB、前記機械室1のカバー1bに覆われて設置
された発電機2及びその発電機2を駆動するディーゼル
エンジンの本体3並びにそれらの周辺装置とからなる。
【0027】本実施形態の発電装置Aにおいても、図6
のように発電機2及びディーゼルエンジンの本体3がカ
バー1bで覆われており、燃料タンク4は、シャーシ8
の下側に取り付けられている。このような車載形の発電
装置においても、他の部分は、可搬形発電装置の上述の
構成に準じて本発明の各形態を構成すれば良いが、本実
施形態においては、図5のようにカバー1bの側壁を外
壁1eと内壁1fの二重壁構造とし、その外壁1eと内
壁1fとの間を導入空気の通路1gとした。なお、図5
は車載形の発電装置の横断断面図であるが、中央の縦一
点鎖線の右側は発電機2の存在する部分の横断断面図で
あり、左側はディーゼルエンジンの本体3の存在する部
分の横断断面図である。
【0028】このようにして、エンジンなどの騒音をこ
の二重壁で遮断し、低騒音の発電装置としている。従っ
て、この通路1gの下方端を吸気口1hとし、通路1g
の上方端を機械室1に空気を導入する空気導入口1cと
した。この場合、空気導入口1cが上方にあるため、導
入された空気は、図6及び図7の矢印Cのように機械室
1内の天井1kに沿って空気排出口1d手前まで流れ、
そこから空気が下降して空気排出口1d及び冷却水冷却
用ファン7aに吸い込まれる。
【0029】従って本実施形態においては、機械室1内
の図8に示す位置に、その燃料制御機構5に空気の流れ
を誘導する機構9としてのダクト9bを設けた。この誘
導ダクト9bは、入口9cを天井1k方向に向け、燃料
制御機構5上に出口9dを設けて、天井1kに沿う空気
の流れCを誘導した。また、この誘導ダクト9は、図9
に示すように、入口9cから出口9dにかけて断面積が
収縮する形状を有するものとしたので、誘導ダクト入口
9cに入った風を集中させ、より送風の効率が良い送風
手段を構成することができる。本実施形態においては、
天井1k近くを流れる空気の風速が十分にあるため、こ
のような収縮ダクトとしても、燃料制御機構5に風を送
ることができる。
【0030】また、別の実施形態においては、図10に
示すように冷却水冷却用ファン7a近くの位置に誘導ダ
クト9bを設けた。この誘導ダクト9bは、入口9cを
冷却水冷却用ファン7a近くの天井1k方向に向け、ま
た、出口9dを燃料制御機構5横に向けるため、入口9
cと出口9dとの間でほぼ直角に屈折させ、形状をL型
とした形態としている。この形態においても、図11に
示すように、その入口9cから出口9dにかけて断面積
が収縮する形状を有するものとし、誘導ダクトの入口9
cに入った風を集中させ、より送風の効率が良い誘導機
構9とした。
【0031】発電装置Aの構成によっては、冷却水冷却
用ファン7a近くに集まる風がかなりあり、燃料制御機
構5付近では最良の空気の流量となる場合がある。その
ような場合においては、誘導ダクト9bの形状をこの
(図11で示される)実施形態のような、曲がった収縮
ダクトとしても、誘導ダクトの入口9cを冷却水冷却用
ファン7a近くに設けることにより、燃料制御機構5に
風を送る効果がより高く得られる場合もある。
【0032】以上、本発明の二三の実施形態について詳
細に説明したが、本発明は、これらの形態以外にも、そ
の技術的思想を変更しない範囲で、種々の形態にして実
現することができる。たとえは、図3、図4、図8から
図11に示すような誘導機構9は、可搬形又は車載型の
発電装置Aの形状、設備配置の場合ごとにそれぞれ最適
な形状、位置としたが、その発電装置Aの形状、設備配
置などが変われば、空気の流れも当然に変わり、その空
気の一部を前記燃料制御機構に誘導する誘導機構9の位
置、形状等も変わってくるものである。
【0033】また、本発明は、他の技術的思想と併用し
て使用して、より一層その効果を揚げることができる。
たとえば、一台のフィードポンプ4bで燃焼タイミング
のずれた複数のエンジンシリンダーに同時に燃料を送る
ため、燃料をディーゼルエンジンの本体3などに、その
フィードポンプ4bにより多めに送り、余った燃料を燃
料タンク4に戻す形式のディーゼルエンジンがある。こ
のようなディーゼルエンジンにおいては、その本体3に
おいて暖められた燃料が本体3と燃料タンク4との間を
循環するため、その燃料によっても、燃料制御機構5が
暖められ、その寿命に影響を与える。このような場合に
は、その燃料タンク4に戻る戻り燃料を冷却する手段を
設け、本発明と併用すれば、燃料制御機構5の温度を著
しく低下させることができる。
【0034】
【発明の効果】請求項1にかかる発明によると、燃料制
御機構に風を送る送風手段を設けたので、その燃料制御
機構の温度の上昇を抑えることができる。その結果、燃
料制御機構におけるベアリングなどの部品の寿命が伸び
る。従って、ベアリング交換などの燃料制御機構の修理
を頻繁にする必要がなくなり、しかも、燃料制御機構
を、ディーゼルエンジンの本体により近づけて使用する
ことができる。あるいは、小型の燃料制御機構を使用す
ることができる。
【0035】請求項2にかかる発明によると、請求項1
にかかる発明の送風手段を、カバーの適宣位置に設けら
れた空気導入口から、別の適宣位置に設けられた空気排
出口へ流れる空気の一部を前記燃料制御機構に誘導する
誘導機構よりなるものとしたので、既存の空気の流れを
利用するため、新たな動力を用いずに送風手段を構成
し、請求項1の効果を奏することができる。
【0036】請求項3にかかる発明によると、請求項2
にかかる発明の誘導機構を、誘導板からなるものとした
ので、新たな動力を用いない送風手段を容易に構成し
て、請求項2の効果を奏することができる。
【0037】請求項4にかかる発明によると、請求項2
にかかる発明の誘導機構を、誘導ダクトとしたので、新
たな動力を用いない外、風をダクトの途中から逃がさな
いので送風の効率が良い送風手段として、請求項2の効
果を奏することができる。
【0038】請求項5にかかる発明によると、請求項4
に記載の誘導ダクトを、その入口から出口にかけて断面
積が収縮する形状を有するものとしたので、誘導ダクト
入口に入った風を集中させるため、より送風の効率が良
い送風手段とし、請求項4の効果を奏することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】可搬形の発電装置の側面図。
【図2】可搬形の発電装置の縦断断面図。
【図3】誘導板を適用した可搬形の発電装置の水平断面
図。
【図4】誘導板を適用した可搬形の発電装置の縦断断面
図。
【図5】車載形の発電装置の横断断面図。
【図6】車載形の発電装置の縦断断面図。
【図7】車載形の発電装置の水平断面図。
【図8】本発明の第一形態の誘導ダクトを適用した車載
形の発電装置の縦断断面図。
【図9】本発明の第一形態の誘導ダクト。
【図10】本発明の第二形態の誘導ダクトを適用した車
載形の発電装置の縦断断面図。
【図11】本発明の第二形態の誘導ダクト。
【符号の説明】
A 発電装置、 B トラック、 C、空気の流れ
(矢印) 1 機械室、 1b カバー、 1c 空気導入口、
1d 空気排出口、2 発電機、 3 ディーゼ
ルエンジンの本体、4 燃料タンク、 5 燃料制
御機構、 6 マフラー、7 冷却水ラジエタ
ー、 7a 冷却水冷却用ファン、 8 シャーシ、9
誘導機構、 9a 誘導板、9b 誘導ダクト、
9c ダクト入口、 9d ダクト出口、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野田 幸男 大阪府東大阪市渋川町4丁目4番37号 朝 日電機株式会社内 (72)発明者 井川 克美 大阪府東大阪市渋川町4丁目4番37号 朝 日電機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発電機及びその発電機を駆動させるディー
    ゼルエンジンと、そのディーゼルエンジンの本体に隣接
    して付設した燃料制御機構と、前記ディーゼルエンジン
    の本体を前記燃料制御機構ごと覆うカバーとを有する可
    搬形又は車載形の発電装置において、 前記燃料制御機構に風を送る送風手段を設けたことを特
    徴とする可搬形又は車載形の発電装置。
  2. 【請求項2】前記送風手段は、前記カバーの適宣位置に
    設けられた空気導入口から、別の適宣位置に設けられた
    空気排出口へ流れる空気の一部を前記燃料制御機構に誘
    導する誘導機構よりなる請求項1記載の可搬形又は車載
    形の発電装置。
  3. 【請求項3】前記誘導機構は、誘導板からなるものであ
    る請求項2記載の可搬形又は車載形の発電装置。
  4. 【請求項4】前記誘導機構は、誘導ダクトからなるもの
    である請求項2記載の可搬形又は車載形の発電装置。
  5. 【請求項5】前記誘導ダクトは、その入口から出口にか
    けて断面積が収縮する形状を有する請求項4記載の可搬
    形又は車載形の発電装置。
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