JP2002161681A - シャッターにおけるスラット抜け止め装置及びこのスラット抜け止め装置を用いたシャッター - Google Patents

シャッターにおけるスラット抜け止め装置及びこのスラット抜け止め装置を用いたシャッター

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JP2002161681A JP2000358866A JP2000358866A JP2002161681A JP 2002161681 A JP2002161681 A JP 2002161681A JP 2000358866 A JP2000358866 A JP 2000358866A JP 2000358866 A JP2000358866 A JP 2000358866A JP 2002161681 A JP2002161681 A JP 2002161681A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 スラットを連結するヒンジのスラット長手方
向へのスライドやガイドレールからの抜け止め装置を提
供する。 【解決手段】 湾曲断面のスラット2を連結するヒンジ
3の両端近傍に配設する切除部4に対して、スラット2
の内壁面2’に密着する湾曲板状の本体10の四隅近傍
において、切除部4 4’の対向する端縁4’に密着す
ると共に、スラット2の連結により形成されるシャッタ
ーを摺動自在に保持してなるガイドレールに、スラット
2内方向に突出して形成される凸条を規制しつつ案内し
てなるガイド部12を構成する嵌合凸部11を、薄肉化
した本体エッジ部10’と共に形成するスラット抜け止
め装置9を嵌合させることで、シャッターの開閉時にそ
の摺動を案内する凸条の揺動を防いでガイドレールから
の逸脱をも防止するので、円滑なシャッターの開閉を行
うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、上下或いは左右
方向に開閉自在となるシャッターを構成するスラットを
連結するヒンジ及びそのスラットの抜け止め装置及び、
この抜け止め装置を使用したシャッターに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シャッターを構成するにあたって
複数の湾曲断面のスラットを連結するヒンジは、例えば
スラットの長手方向に対して、その両端縁に半円筒形状
のヒンジ部品が一体に形成され、この半円筒形状のヒン
ジ部品同士が互いに相手を抱持するように嵌合すること
により一体となってスラットを連結するものが一般的で
あった。そのため、このようなヒンジによって複数のス
ラットを連結して構成されるシャッターに対して負荷が
加わった場合に、シャッターを構成し、ヒンジによって
互いに連結されているスラットがスラット長手方向にス
ライドしてスラットのヒンジにおける嵌合が外れてしま
わないように、互いに嵌合するヒンジによって連結され
るスラットの抜け止め方法として、連結されるスラット
のうち、一方のスラットの半円筒形状のヒンジ部品の両
端を切断した上で、他方のスラットのヒンジ部品に嵌合
すると共にその両端をカシメて閉じる方法がとられてい
る。
【0003】更に、シャッターの軽量化のために使用さ
れることが多い、薄板鋼板製スラット(厚さ0.35〜
0.4mm)からなる軽量シャッターにおいては、シャ
ッターを構成するスラットの曲げ強度が低いものである
ため撓みやすく、シャッターの両端部を案内するガイド
レールから逸脱しやすいものであることから、その両端
部を案内するガイドレールからのシャッターの逸脱を防
止するために、スラット数枚間隔でスラットの両端縁に
断面がT字形状の合成樹脂製フックをスラットに対して
リベット接合し、ガイドレールに形成される突条リップ
に上記合成樹脂製フックのT字形状のフランジ部を摺動
自在に遊嵌して、スラットの変形に伴うスラットのガイ
ドレールからの逸脱をも防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のシャッターにおいては、シャッターの上下或いは左
右方向への摺動を案内するガイドレールからの抜け止め
と共に、そのシャッターのヒンジにおいて、シャッター
に対して負荷が加わった場合に、シャッターを構成し、
ヒンジによって互いに連結されているスラットがスラッ
ト長手方向にスライドしてスラットのヒンジにおける嵌
合が外れてしまわないように、互いに嵌合するヒンジ部
品を介してのスラットの抜け止め方法が、連結されるス
ラットのうち、一方のスラットの半円筒形状のヒンジ部
品の両端を切断した上で、他方のスラットのヒンジ部品
に嵌合すると共にその両端をカシメて閉じることによ
り、ヒンジ部品の長手方向へのスライドを防止してなる
ものであるので、シャッターの製造工程が増えることに
よって作業性が低下する上に、シャッターの構造として
複雑になることから故障の原因となる恐れがある。
【0005】特に、互いに嵌合するヒンジ部品を介して
のスラットの抜け止め方法として、連結されるスラット
のうち、一方のスラットの半円筒形状のヒンジ部品の両
端を切断した上で、他方のスラットのヒンジ部品に嵌合
すると共にその両端をカシメて閉じることにより、ヒン
ジ部品の長手方向へのスライドを防止するものであって
は、近年多用される薄板鋼板製スラット(厚さ0.35
〜0.4mm)からなる軽量シャッターに適用すると、
スラットの長手方向端縁のエッジ強度が低いためカシメ
が不十分となり易く、また完全に加締めたものであって
も元々薄板鋼板製のスラットであるためその長手方向端
縁のエッジ強度が低いため僅かな圧力によってカシメ部
分が変形し拡開する等の破損を受け易いものであるの
で、このような不十分なカシメやカシメ部分の破損等を
起こしたヒンジにおいては、確実に相手のヒンジ部品を
固持し得ず、スラットの長手方向へのスライドが起こる
ことで、シャッター巻回、収納時にシャッターの両端に
おいては不均一に卷回されたシャッターにより凹凸が形
成されてしまい、このシャッターの両端に形成される凹
凸がガイドレールと接触することによって騒音を発生し
たり、シャッターを巻回する巻き取りドラムを支持する
側板ブラケットと接触することによる巻き取り障害等を
起こすこととなる。
【0006】更に、シャッターを構成するスラットのガ
イドレールからの逸脱を防止するために使用されるガイ
ドレールに付設される突条リップに摺動自在に遊嵌され
ることとなる断面がT字形状の合成樹脂製フックは、ス
ラットよりも上下或いは左右に突出して取り付けられて
いるので、ヒンジによって連結し、巻回したスラットを
梱包して搬送する際に、このスラットよりも突出して取
り付けられている断面がT字形状の合成樹脂製フックに
対して負荷が加わると、スラットと合成樹脂製フックと
を一体としているリベット接合部近傍において過剰な負
荷が加わることとなって、特に薄板鋼板製スラットでは
容易に折曲が生じ、最悪の場合にはスラットの破断や合
成樹脂製フックの脱離を招いてしまうものとなる。
【0007】その上、このシャッターを構成するスラッ
トのガイドレールからの逸脱を防止するために使用され
る合成樹脂製フックにおいては、例えば巻き取りドラム
に対して連結した複数のスラットを巻回して収容する際
に、互いに合成樹脂製フックが干渉してスラット巻き取
り外周径が大径化しないように、スラット数枚間隔で合
成樹脂フックを配列する必要があることから、一つの合
成樹脂製フックは数枚のスラットに対する圧力を負担し
なければならず、強度が低くなってしまい破損等が発生
し易く、特に、薄板鋼板製スラットでは、上述のように
上記合成樹脂製フックと薄板鋼スラットとのリベットに
よる接合部での強度が特に低いことから、低い耐面外圧
力強度しか確保し得なくなるものである。
【0008】そこで、この発明は上記従来のものの持つ
欠点を改善するものであり、簡単な構造により、シャッ
ターを構成するスラットの長手方向へのスライドを防止
すると共に、シャッターを構成する連結されたスラット
の開閉時に上下或いは左右方向に案内することとなるガ
イドレールからの逸脱をも防止できるようにし、更に円
滑なシャッターの開閉を実現しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのために、湾曲断面の
スラットを、その長手方向端縁に配設するヒンジにより
連続して連結するシャッターであって、上記スラットを
連続して連結するヒンジのうち、隣接するヒンジにおい
てその両端近傍に配設する切除部に対して、シャッター
を構成する湾曲断面のスラットの内壁面に密着し、その
密着した際にはその厚さがヒンジを含めたスラットの厚
さ以下である湾曲板状のスラット抜け止め装置本体にお
いて、その四隅に薄肉化した本体エッジ部を形成すると
ともに、上記湾曲断面の複数のスラットをその端縁にお
いて連結してシャッターを構成するヒンジのうち、隣接
するヒンジの両端近傍に配設された切除部に対して嵌合
し、このヒンジより分岐して上下に形成されるリップ内
に本体エッジ部を挿嵌することにより、この切除部の対
向する端縁に密着しつつ、シャッターを摺動自在に保持
してなるガイドレールにおいてスラット内方向に突出し
て形成される凸条に沿って規制されながら案内されるガ
イド部を構成する嵌合凸部をシャッター摺動方向に形成
してなるシャッターにおけるスラット抜け止め装置を嵌
合してなるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明は上記構成をもつので、
ヒンジによって連結されたスラットの隣接するヒンジの
両端近傍において切除部を配設した上で、スラットの長
手方向端縁に構成されるヒンジより分岐して上下に形成
されるリップ内に本体エッジ部を挿嵌しつつ、このシャ
ッターにおけるスラット抜け止め装置の本体においてそ
のシャッターの摺動方向に形成される嵌合凸部を嵌合す
ることで、その本体のシャッター摺動方向に形成される
嵌合凸部がヒンジの切除部の対向する端縁に密着してス
ラットの長手方向へのスライドによる抜け落ち、あるい
はズレを防止することができ、又、巻回する複数のスラ
ットによりシャッターの両端に凹凸が生じることがな
く、連結するスラットの均一な巻回が可能となって、円
滑なシャッターの開閉を実現することができると共に、
このスラットの内壁面に本体を密着させた際にも、ヒン
ジを含めたスラットの厚さ以下の厚さとすることによ
り、シャッターの巻き取り径を小さくすることも可能で
あり、更に、各スラットに設けられたこのスラット抜け
止め装置の嵌合凸部が形成するガイド部内において、シ
ャッターを構成するヒンジによって連結されたスラット
を上下或いは左右方向に摺動自在に保持してなるガイド
レールに形成される、スラット内方向に突出した凸条に
沿って規制されつつ案内されるので、シャッターを構成
するスラットが面外圧力を受けて撓むことによって、ス
ラットがガイドレールから逸脱しようとしても、ガイド
レールに形成される凸条に沿って上記嵌合凸部によるガ
イド部が、その面外圧力を分散して保持するのでシャッ
ター自体がガイドレールより逸脱することを防止できる
ものである。
【0011】
【実施例】この発明の実施例を図によって更に詳細に説
明する。(1)は、この発明の実施例であるスラット抜
け止め装置(9)を具えるシャッターであり、このシャ
ッター(1)は、例えばその左右において立設されるガ
イドレール(7)によって上下方向へ案内されつつ、巻
き取りドラム(図示せず。)に対して円筒状に巻回して
収容、又は巻き取りドラム(図示せず。)より引出して
拡開することで開閉自在とするものであって、湾曲断面
を有するスラット(2)と、このスラット(2)と隣接
するスラット(2)とを複数連続して連結してなるスラ
ット長手方向に配設されるヒンジ(3)とから構成する
ものである。
【0012】そして、上記スラット(2)においては、
スラット長手方向に配設されることとなるヒンジ(3)
の両端にヒンジ残余部(3’)を残すように高速回転カ
ッターによってその一部を切り取って切除部(4)を配
設すると共に、この切除部(4)の内、隣接するヒンジ
(3)における連続する切除部(4)(4)に対して、
この発明の実施例であるスラット抜け止め装置(9)を
嵌合してなるものであって、このヒンジ(3)の切除部
(4)に嵌合されることとなるスラット抜け止め装置
(9)は、それをスラット(2)に装着した状態でその
厚さがシャッター(1)の巻回時において凹凸を生じな
いようにスラット(2)の厚さ以下となるものであり、
シャッター(1)を構成する湾曲断面のスラット(2)
の内壁面(2’)に密着する湾曲板状の本体(10)に
おいては、その四隅に薄肉化した本体エッジ部(1
0’)を一体に形成するとともに、上記湾曲断面の複数
のスラット(2)(2)をその端縁において連結してシ
ャッター(1)を構成するヒンジ(3)のうち、互いに
隣接するヒンジ(3)(3)の両端近傍に配設された切
除部(4)(4)に対して嵌合し、このヒンジ(3)よ
り分岐して上下に形成されるリップ(5)内に本体エッ
ジ部(10’)を挿嵌することにより、この切除部
(4)(4)の対向する端縁(4’)に密着しつつ、シ
ャッター(1)を上下方向に摺動自在に保持してなるガ
イドレール(7)においてスラット内方向に突出して形
成される凸条(8)に沿って規制されながら案内される
ガイド部(12)を構成する嵌合凸部(11)を、シャ
ッター(1)の摺動方向、すなわちこの実施例において
は本体(10)の上下部にスラット(2)の内壁面
(2’)の湾曲方向へ一体に成形してなるものである。
なお、この発明の実施例であるスラット抜け止め装置
(9)の本体(10)の表面にはシャッター(1)の摺
動方向と同方向にスリット(13)が、ガイドレール
(7)に形成された凸条(8)の摺動をより確実に案内
するように溝設されている。
【0013】また、上記シャッター(1)を構成するス
ラット(2)を連続して連結するスラット(2)の端縁
のヒンジ(3)は、スラット長手方向において、同方向
に分岐して上下に形成されるリップ(5)と共にスラッ
ト(2)の上下端縁に形成され、その上下端縁断面が略
U字状となるようにスラット(2)の上下端縁を湾曲さ
せてなるヒンジ部品(6)(6’)からなるものであっ
て、このスラット上下端縁のヒンジ部品(6)(6’)
を互いに離脱しないように、ヒンジ部品(6)(6’)
の略U字状断面部分の空間内において相互に回動自在に
抱持、遊嵌してなるものであり、このようにスラット
(2)を連結するヒンジ(3)が構成されているので、
シャッター(1)を構成する連結されたスラット(2)
を巻回して収納する際に、互いに連結したスラット
(2)が適宜ヒンジ(3)を中心に回動するので、円滑
に連結したスラット(2)が巻回されていくものとな
る。
【0014】この発明の実施例を具えるシャッター
(1)において、シャッター(1)を構成するスラット
(2)を連続して連結するヒンジ(3)において嵌合固
定されている発明の実施例であるスラット抜け止め装置
(9)が以上の構成を具えるので、このヒンジ(3)に
よって連結される複数のスラット(2)の隣接するヒン
ジ(3)(3)の両端近傍において配設される切除部
(4)(4)に対して、この発明の実施例であるスラッ
ト抜け止め装置(9)を、本体(10)の四隅に配置し
た本体エッジ部(10’)をスラット(2)の内壁面
(2’)のリップ(5)内に挿嵌しつつ、本体(10)
の四隅近傍に成形された嵌合凸部(11)をヒンジ
(3)の切除部(4)に嵌合することで、このスラット
(2)の内壁面(2’)に湾曲板状の本体(10)が一
体に密着すると共に、その湾曲板状の本体(10)の四
隅近傍においてスラット(2)の内壁面(2’)の湾曲
方向に一体に成形される嵌合凸部(11)が、複数のス
ラット(2)を連結するヒンジ(3)(3)の切除部
(4)(4)の対向する端縁(4’)に密着することと
なって、互いに回動自在に抱持、遊嵌されることでヒン
ジ(3)を構成するヒンジ部品(6)(6’)のスラッ
ト長手方向へのスライドを防止しつつ巻回したスラット
(2)にも凹凸が生じないと共に、連結されているスラ
ット(2)は横ズレを起こすことがないので円滑に上下
方向に摺動することによって巻回、収容又は引出、拡開
され、シャッター(1)を簡易かつ確実に開閉すること
ができるものとなる。
【0015】また、このこの発明の実施例であるスラッ
ト抜け止め装置(9)の湾曲板状の本体(10)の四隅
において、スラット(2)の内壁面(2’)の湾曲方向
に一体に形成される嵌合凸部(11)が形成するガイド
部(12)内においては、シャッターを構成する連結し
たスラット(2)(2)を上下或いは左右方向に摺動自
在に保持してなるガイドレール(7)に、スラット
(2)内方向に突出して形成される凸条(8)を逸脱し
ないように規制しつつ案内するものでもあるので、シャ
ッター(1)を構成するヒンジ(3)によって連結され
たスラット(2)(2)が風等の面外圧力を受けること
により、スラット(2)(2)がスラット長手方向へス
ライドして、この連結したスラット(2)(2)すなわ
ちシャッター(1)がガイドレール(7)から逸脱しよ
うとしても、このガイドレール(7)に形成される凸条
(8)を、ヒンジ(3)の切除部(4)内に勘合するこ
ととなるスラット抜け止め装置(9)の本体(10)の
四隅近傍に成形される嵌合凸部(11)によって形成さ
れるガイド部(12)が保持するものであるので、最終
的には複数のスラット抜け止め装置(9)の本体(1
0)の四隅近傍に成形される嵌合凸部(11)とガイド
レール(7)の凸条(8)とが互いに係止されるものと
なって、上記スラット(2)(2)すなわちシャッター
(1)のガイドレール(7)からの逸脱を防止できるも
のである。
【0016】
【発明の効果】以上のとおり、この発明の実施例である
スラット抜け止め装置により、シャッターを構成する複
数のスラットを連結するヒンジにおける、スラットのス
ラット長手方向へのスライドを防止すると共に、連結す
るスラットの開閉時において上下或いは左右方向へ案内
をするガイドレールからの逸脱をも防止できるので、ス
ラットの横ズレや凹凸により起こる不均一なスラットの
巻回に起因する騒音や巻き取り障害等を防いで、円滑な
シャッターの開閉を実現することができるとともに、複
数のスラットにより構成されるシャッターの耐面外圧力
性能を向上させるという優れた効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例であるシャッターの拡大斜視
図である。
【図2】この発明の実施例であるシャッターを構成する
連結されたスラットにおける要部分解斜視図である。
【符号の説明】
1 シャッター 2 スラット 2’(スラットの)内壁面 3 ヒンジ 3’ヒンジ残余部 4 切除部 4’(切除部の)端縁 5 リップ 6、6’ ヒンジ部品 7 ガイドレール 8 凸条 9 スラット抜け止め装置 10 本体 10’本体エッジ部 11 嵌合凸部 12 ガイド部 13 スリット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャッターを構成する湾曲断面のスラッ
    トの内壁面に密着し、その密着した際にはその厚さがヒ
    ンジを含めたスラットの厚さ以下である湾曲板状のスラ
    ット抜け止め装置本体において、その四隅に薄肉化した
    本体エッジ部を形成するとともに、上記湾曲断面の複数
    のスラットをその端縁において連結してシャッターを構
    成するヒンジのうち、隣接するヒンジの両端近傍に配設
    された切除部に対して嵌合し、このヒンジより分岐して
    上下に形成されるリップ内に本体エッジ部を挿嵌するこ
    とにより、この切除部の対向する端縁に密着しつつ、シ
    ャッターを摺動自在に保持してなるガイドレールにおい
    てスラット内方向に突出して形成される凸条に沿って規
    制されながら案内されるガイド部を構成する嵌合凸部を
    シャッター摺動方向に形成してなるシャッターにおける
    スラット抜け止め装置。
  2. 【請求項2】 湾曲断面のスラットを、その端縁におい
    て長手方向に形成されるヒンジにより連続して連結する
    ものであって、上記スラットを連続して連結するヒンジ
    のうち、隣接するヒンジにおいてその両端近傍に切除部
    を配設すると共に、この切除部のうち、隣接する連続し
    た切除部に対して、請求項1記載のスラット抜け止め装
    置を、その本体の四隅に配置する本体エッジ部をスラッ
    トのヒンジより分岐して上下に形成されるリップ内に挿
    嵌すると共に、このスラット抜け止め装置本体において
    シャッター摺動方向に形成される嵌合凸部をヒンジに配
    設される切除部の対向する端縁に密着するように嵌合さ
    せることによって、湾曲板状のスラット抜け止め装置本
    体がスラットの湾曲断面の内壁面に密着した上、このス
    ラット抜け止め装置本体に形成された嵌合凸部により構
    成されるガイド部がガイドレールに一体に形成される凸
    条に沿って規制されつつ案内されることで、ガイドレー
    ルに沿って開閉自在としてなるシャッター。
  3. 【請求項3】 上記スラットを連続して連結するスラッ
    トの長手方向端縁に構成されるヒンジは、スラットの上
    下端縁に形成され、その上下端縁断面が略U字状となる
    ヒンジ部品と、このヒンジ部品から分岐して形成される
    リップからなるものであって、このスラットの上、下端
    縁に形成された各ヒンジ部品を離脱しないように互いに
    略U字状断面空間内において回動自在に抱持、遊嵌させ
    てなる請求項1記載のシャッターにおけるスラット抜け
    止め装置又は請求項2記載のシャッター。
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