JP2002160890A - グラブバケット - Google Patents

グラブバケット

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    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C3/00Load-engaging elements or devices attached to lifting or lowering gear of cranes or adapted for connection therewith and intended primarily for transmitting lifting forces to loose materials; Grabs
    • B66C3/06Grabs actuated by a single rope or chain
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B66C3/16Grabs opened or closed by driving motors thereon by fluid motors
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/46Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with reciprocating digging or scraping elements moved by cables or hoisting ropes ; Drives or control devices therefor
    • E02F3/47Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with reciprocating digging or scraping elements moved by cables or hoisting ropes ; Drives or control devices therefor with grab buckets

Abstract

(57)【要約】 【課題】グラブ解放時に適宜に対象物を排出することが
できるグラブバケットを提供する。 【解決手段】グラブ1を構成し互いに対向して開閉動作
される一対のシェル2,2と、シェル2の回動中心を軸支
させた下部フレーム3と、下部フレーム3の上側に位置し、
各シェル2,2の背面と吊りアーム4を介して連結した上
部フレーム5と、上部及び下部フレーム間にあって、下部フレーム3
に対して油圧シリンダー6を介して連結された中間可動
フレーム7と、中間可動フレーム7に対して下端が固定されると
ともに中間可動フレーム7と上部フレーム5とにそれぞれ備えた
滑車に巻き掛けられて上方に延長された吊り下げ兼グラ
ブ閉塞用のワイヤーロープ8と、油圧シリンダー6内に
通じるオイル流路を開閉することによって油圧シリンタ゛ー6
の動作を制御する油圧シリンタ゛ー制御手段とを備えてなるグ
ラブバケットにおいて、油圧シリンタ゛ー6上端部と上端部か
ら所定の間隔を隔てた油圧シリンタ゛ー6の胴部との間を連通
するバイパス路25を設け、油圧シリンタ゛ー6の上端部及び
胴部の間を移動するピストン6bを加速させるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主にクレーンに吊
り下げられバラ物の荷役作業に用いられるグラブバケッ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、木材のチップ、粉状鉱石、土砂等
のバラ物の移送に際し、クレーン等で操作する単索式の
グラブバケットが使用されている。
【0003】この種の従来の単索式グラブバケットとし
て、例えば、図7、8に示す構造のものが知られてい
る。このグラブバケットは、グラブ1を構成し互いに対
向して開閉動作される一対のシェル2,2と、各シェル
2,2の回動中心を軸2a,2aにて軸支させた下部フ
レーム3と、下部フレーム3の上側に位置し、各シェル
2,2の背面と吊りアーム4,4…を介して連結した上
部フレーム5と、上部及び下部フレーム間にあって、下
部フレーム3に対して油圧シリンダー6を介して連結さ
れた中間可動フレーム7と、中間可動フレーム7に対し
て下端が固定されるとともに中間可動フレーム7と上部
フレーム5とにそれぞれ備えた滑車に巻きかけられて上
方に延長された吊下げ兼グラブ閉塞用のワイヤーロープ
8と、油圧シリンダー6内に通じるオイル流路を開閉す
ることによって油圧シリンダー6の動作を制御する油圧
シリンダー制御手段とを備えて構成されている。
【0004】このグラブ1を開放する際には、油圧シリ
ンダー制御手段を操作し、油圧シリンダー6をフリーな
状態にすることにより、下部フレーム3がシェル及び下
部フレーム3の自重によって中間可動フレーム7より離
脱して下降し、シェル2背面が吊りアーム4によって吊
られ状態で回動中心軸3a位置が降下してグラブが開放
されるようになっている。
【0005】また、グラブ1の閉塞方向の動作は、前記
開放状態から油圧シリンダー6をフリーの状態にしたま
までワイヤーロープ8を降下させる方向に繰り出すこと
により中間可動フレーム7を降下させて下部フレーム3
に接近させ、この状態で油圧シリンダー6を伸長不能に
し、ワイヤーロープ8を引き上げることにより、中間可
動フレーム7が上部フレーム5に接近するように引き上
げられ、これによって両シェルが2,2が互いに閉じる
方向に動作されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来の単索式グラブバケットでは、粘着性の高い粉状鉱
石類や粘土質土砂等、グラブ内に付着し易い物を扱う場
合、これらの物を掴んだ後、グラブを開放して内容物を
放出する際に、グラブの開放動作だけでは容易に離れ
ず、シェル内面に付着したまま、次の掴み動作をしなけ
ればならなくなり、作業効率が低下するという問題があ
った。
【0007】本発明は、このような従来の技術の状況を
鑑み、シェル内面に付着し易い物を扱う場合において
も、グラブ開放時に掴んでいる内容物をより確実に放出
させることができるグラブバケットを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題を
解決し、所期の目的を達成するための本発明の特徴は、
グラブを構成し互いに対向して開閉動作される一対のシ
ェルと、該シェルの回動中心を軸支させた下部フレーム
と、該下部フレームの上側に位置し、前記各シェルの背
面と吊りアームを介して連結した上部フレームと、前記
上部及び下部フレーム間にあって、下部フレームに対し
て油圧シリンダーを介して連結された中間可動フレーム
と、該中間可動フレームに対して下端が固定されるとと
もに該中間可動フレームと前記上部フレームとにそれぞ
れ備えた滑車に巻き掛けられて上方に延長された吊り下
げ件グラブ閉塞用のワイヤーロープと、前記油圧シリン
ダー内に通じるオイル流路を閉塞することによって油圧
シリンダーの動作を制御する油圧シリンダー制御手段と
を備えてなるグラブバケットにおいて、前記油圧シリン
ダー上端部と該上端部から所定の間隔を隔てた前記油圧
シリンダー胴部との間を連通するバイパス路を設け、前
記油圧シリンダーの上端部及び胴部の間を移動するピス
トンを加速させるようにしたことにある。
【0009】尚、バイパス路にオイル流量を調節する調
節弁を介在させたことが好ましく、グラブを開放した際
に、シェル内底面が内側上方へ傾斜することが好まし
く、シェルの内側面をステンレス製としたことが好まし
い。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るグラブバケッ
トの実施の形態を図1〜6について説明する。尚、上述
の従来例と同様の部分には同一符号を付して説明する。
【0011】図において、1はグラブ、3は下部フレー
ム、4は吊りアーム、5は上部フレーム、6は油圧シリ
ンダー、7は中間可動フレーム、8はワイヤーロープで
ある。
【0012】このグラブバケットは、前述した従来例と
同様に、グラブ1を構成し互いに対向して開閉動作され
る一対のシェル2,2と、各シェル2,2の回動中心を
軸3a,3aにて軸支させた下部フレーム3と、下部フ
レーム3の上側に位置し、各シェル2,2の背面と吊り
アーム4,4…を介して連結した上部フレーム5と、上
部及び下部フレーム間にあって、下部フレーム3に対し
て油圧シリンダー6を介して連結された中間可動フレー
ム7と、中間可動フレーム7に対して下端が固定される
とともに中間可動フレーム7と上部フレーム5とにそれ
ぞれ備えた滑車に巻きかけられて上方に延長された吊下
げ兼グラブ閉塞用のワイヤーロープ8と、油圧シリンダ
ー6内に通じるオイル流路を開閉することによって油圧
シリンダー6の動作を制御する油圧シリンダー制御手段
とを備えて構成されている。
【0013】グラブ1は、下部フレーム3に対して軸3
a,3aによりそれぞれ回動自在に軸支されたシェル
2,2によって構成され、開口部を互いに接合させた閉
塞状態の時、底部が閉塞されて内部にバラ物が収容され
る掴み空間9が形成されるようになっている。
【0014】シェル2は、内面がステンレスによって形
成され、その形状は、グラブ1を全開にした際に、シェ
ル2の内底面10が地面に対して稍内側上方に向かって
傾斜するように形成されている。
【0015】また、各シェル2の背部には、吊りアーム
4の下端部が軸支され、上部フレーム5には、吊りアー
ム4の上端部が軸支されて、シェル2,2は上部フレー
ム5に対して吊られ状態で連結されている。
【0016】下部フレーム3には、オイルタンク11及
び無線信号受信器12が取り付けられている。尚、図中
の符号13はオイルタンク11上部に設けられた給油
口、14は無線信号受信器の受信用アンテナである。
【0017】無線信号受信器12は、無線信号発信器よ
り信号を受信すると、油圧シリンダー6を制御する油圧
回路に開放の命令を発信するようになっている。
【0018】中間可動フレーム7は、内部に中空部15
を持つ形状に形成され、その前面下方右側及び後面下方
左側にはシーブケース16,16が固設され、そのシー
ブケース16,16内には滑車17,17が回転自在に
備えられている。
【0019】油圧シリンダー6は、シリンダー部6a
と、シリンダー部6a内に往復運動可能に収納されたピ
ストン6bと、ピストン6bに連結され、シリンダー部
6aの上端から出入り自在に突出したピストンロッド6
cとを備えて構成されている。
【0020】シリンダー部6aの下端部は、下部フレー
ム3に、ピストンロッド6bの先端部が中間可動フレー
ム7の頂部に、それぞれネジ止めなどにより連結され、
これにより下部フレーム3と中間可動フレーム7とが油
圧シリンダー6を介して連結されている。
【0021】ピストン6bには上下側に連通する流路1
8が形成され、その流路18にピストン6bの上方側か
ら下方側に向かってのオイルの流入を規制するチェック
弁19が備えられている。
【0022】また、ピストン6bには、棒状のピストン
ロッド6cが上方に向かって突設されている。
【0023】この油圧シリンダー6の動作を制御する油
圧回路は、図6に示すように、油圧シリンダー6のシリ
ンダー部6a上端部に導管20の一端を接続し、絞り弁
21、パイロットチェック弁22を経てシリンダー部6
aの下端部に導管20のもう一方の端部が接続されてい
る。また、シリンダー部6aの下端部は接続導管23を
介してオイルタンク11に連通されている。
【0024】絞り弁21はシリンダー部6aの上端部と
パイロットチェック弁22との間に介在され、グラブ1
の解放時に、シリンダー部6a上部からシリンダー部6
a下端部へ流れるオイルの流量を調節することによりグ
ラブ1の開放速度を変えるようにしている。
【0025】パイロットチェック弁22は、電磁弁24
により開閉されるようになっており、パイロットチェッ
ク弁22が閉じているときにはシリンダー部6a内のピ
ストン6bより上部にあるオイルを堰き止めて油圧シリ
ンダー6が下降するのを止め、パイロットチェック弁2
2が開かれているときには油圧シリンダー6内のピスト
ン6bより下側部へのオイルの流入が導管20を介して
可能となり油圧シリンダー6はフリーな状態となる。
【0026】また、油圧シリンダー6には、ピストン6
bを加速させるためのバイパス路25が備えられてお
り、そのバイパス路25はバイパス用導管26を用いて
シリンダー部6aの上端部と、上端部から所定の間隔を
隔てた箇所とを連通させることにより形成している。
【0027】また、バイパス用導管26には、絞り弁2
7を介在させてオイル流量が調節できるようになってい
る。
【0028】上部フレーム5は、その中央部分に中間可
動フレーム7の上部が嵌り込む形状に形成され、前部及
び後部に回転自在の滑車28,28を備えている。
【0029】また、中間可動フレーム7は、上部フレー
ム5に対し、ワイヤーロープ8の操作によって相対的に
吊り降されるようになっている。即ち、図4に示すよう
に、中間可動フレーム7両側部に、ワイヤーロープ8の
下端を固定し、そのワイヤーロープ8を上部フレーム5
の滑車28,28を経由して滑車17,17にそれぞれ
巻きかけ、それを上方に延長して上端をクレーン等に吊
り下げる為の吊り具29に固定している。
【0030】次にグラブバケットのグラブ1の開閉動作
と油圧シリンダー6の動作について説明する。
【0031】グラブバケットの初期状態では、上部、下
部及び中間可動フレームとが近接した状態で、グラブ1
が閉じられてクレーン等に吊り下げられている。
【0032】このとき、油圧回路のパイロットチェック
弁22は閉じられており、油圧シリンダー6内のオイル
の流れはなく、油圧シリンダー6はロックされた状態に
なっている。
【0033】このグラブ1を開放する際には、まず、無
線信号受信器12にグラブ開放の信号を受信させること
により、電磁弁(ソレノイドバルブ)24に動作電流が
流れ、その通電中だけ電磁弁24がパイロットチェック
弁開き側に動作される。
【0034】電磁弁24が動作すると、パイロットチェ
ック弁22が開き、導管20を通してシリンダー部6a
の上部から下部へオイルが流れるようになり、油圧シリ
ンダー6はフリーな状態となる。
【0035】これにより、下部フレーム3がシェル2,
2及び下部フレーム3の自重によって中間可動フレーム
7より離脱して下降し、シェル2背部が吊りアーム4に
よって吊られ状態で回動中心軸3a位置が降下してグラ
ブ1が開放されるようになっている。
【0036】このとき、油圧シリンダー6は伸長して、
ピストン6bはシリンダー部6aに対して相対的に上昇
していき、ピストン6bがシリンダー部6aのバイパス
用導管26が接続された位置、即ち、図5中の鎖線で示
すピストン6bの位置に達すると、バイパス路25が開
かれた状態となりピストン6bの上方から下方へ流れる
オイルの量が増加して油圧シリンダー6の伸長速度が上
昇する。これによって、図3中の仮想線(一点鎖線)で
示す開き位置から実線で示す全開位置までの開放速度が
加速する。
【0037】このように、油圧シリンダー6の伸長速度
が上昇してグラブ1の開放速度が加速したことにより、
内部にバラ物を収容していた場合には、慣性の働きによ
って、シェル2内にこびりついたバラ物を振り落とすよ
うになっている。尚、開放速度の加速度は絞り弁27の
開閉度によって調整する。
【0038】次に、上述の開放状態のまま、グラブ1を
対象物に対して着床させる。
【0039】そして、グラブ1の閉塞方向の動作は、前
記着床状態から油圧シリンダー6をフリーの状態にした
ままでワイヤーロープ8を降下させる方向に繰り出すこ
とにより中間可動フレーム7を降下させて下部フレーム
3に接近させ、この状態で油圧シリンダー6を伸長不能
にし、その後、ワイヤーロープ8を引き上げることによ
り、下部フレーム7を上部フレーム5に接近するように
引き上げ、これによって回動中心軸3a,3aが上昇
し、両シェル2,2が互いに閉じる方向に動作されるよ
うになっている。
【0040】このとき、油圧シリンダー6では、パイロ
ットチェック弁22が閉じられ、シリンダー部6a内の
上側部から下側部へのオイルの流れが止められて、伸長
方向の動きが規制されている。一方、下側部から上側部
へのオイルの流れは、ピストン6bに備えられた流路1
8を介して行われ、油圧シリンダー6は、緩衝効果を保
ちながら縮むようになっている。
【0041】尚、バラ物の粘着性等を考慮してバイパス
路25に介在された絞り弁28を調整するようにし、通
常は絞り弁27を閉塞してバイパス路25を閉じ油圧シ
リンダー6を通常通りに使用するようにしてもよい。
【0042】尚、上述の実施例では電磁弁の開閉を無線
式の操作機によって行う例を示したが、有線式のものを
用いても良い。
【0043】
【発明の効果】グラブを構成し互いに対向して開閉動作
される一対のシェルと、該シェルの回動中心を軸支させ
た下部フレームと、該下部フレームの上側に位置し、前
記各シェルの背面と吊りアームを介して連結した上部フ
レームと、前記上部及び下部フレーム間にあって、下部
フレームに対して油圧シリンダーを介して連結された中
間可動フレームと、該中間可動フレームに対して下端が
固定されるとともに該中間可動フレームと前記上部フレ
ームとにそれぞれ備えた滑車に巻き掛けられて上方に延
長された吊り下げ件グラブ閉塞用のワイヤーロープと、
前記油圧シリンダー内に通じるオイル流路を閉塞するこ
とによって油圧シリンダーの動作を制御する油圧シリン
ダー制御手段とを備えてなるグラブバケットにおいて、
前記油圧シリンダー上端部と該上端部から所定の間隔を
隔てた前記油圧シリンダー胴部との間を連通するバイパ
ス路を設け、前記油圧シリンダーの上端部及び胴部の間
を移動するピストンを加速させるようにしたことによ
り、グラブの開放速度を変化させてグラブが全開になっ
たときにグラブ内の対象物がその振動により離脱するよ
うになり、どのようなバラ物でも好適に荷役作業を行う
ことができる。
【0044】また、バイパス路にオイル流量を調節する
調節弁を介在させたことにより、開放速度の変化を調節
することができ、途中までは通常の緩衝性を保ちなが
ら、その荷の離脱のしやすさに合わせて解放時の衝撃を
調節することができ、また、離脱しやすいものの場合に
は調節弁を閉じておけば、必要のないグラブ解放時の衝
撃を押さえることができる。
【0045】また、グラブを開放した際に、シェル内底
面が内側上方へ傾斜するようにしたことにより、作業対
象物のバラ物がシェルより離脱しやすくなる。
【0046】更に、シェルの内側面をステンレス製とし
たことにより、作業対象物のバラ物がシェルより離脱し
やすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るグラブバケットの実施の形態の一
例を示す正面図である。
【図2】同上の側面図である。
【図3】同上のグラブ開放状態を示す正面図である。
【図4】滑車とワイヤーロープとの巻き掛け状態を示す
斜視図である。
【図5】図1中の油圧シリンダーを示す縦断面図であ
る。
【図6】同上の油圧回路を示す概略図である。
【図7】従来のグラブバケットを示す正面図である。
【図8】同上の側面図である。
【符号の説明】
1 グラブ 2 シェル 3 下部フレーム 4 吊りアーム 5 上部フレーム 6 油圧シリンダー 6a シリンダー部 6b ピストン 6c ピストンロッド 7 中間可動フレーム 8 ワイヤーロープ 9 掴み空間 10 内底面 11 オイルタンク 12 無線信号受信器 13 給油口 14 アンテナ 15 中空部 16 シーブケース 17 滑車 18 流路 19 チェック弁 20 導管 21 絞り弁 22 パイロットチェック弁 23 接続導管 24 電磁弁(ソレノイドバルブ) 25 バイパス路 26 バイパス用導管 27 絞り弁 28 滑車 29 吊り具

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】グラブを構成し互いに対向して開閉動作さ
    れる一対のシェルと、該シェルの回動中心を軸支させた
    下部フレームと、該下部フレームの上側に位置し、前記
    各シェルの背面と吊りアームを介して連結した上部フレ
    ームと、前記上部及び下部フレーム間にあって、下部フ
    レームに対して油圧シリンダーを介して連結された中間
    可動フレームと、該中間可動フレームに対して下端が固
    定されるとともに該中間可動フレームと前記上部フレー
    ムとにそれぞれ備えた滑車に巻き掛けられて上方に延長
    された吊り下げ件グラブ閉塞用のワイヤーロープと、前
    記油圧シリンダー内に通じるオイル流路を閉塞すること
    によって油圧シリンダーの動作を制御する油圧シリンダ
    ー制御手段とを備えてなるグラブバケットにおいて、 前記油圧シリンダー上端部と該上端部から所定の間隔を
    隔てた前記油圧シリンダーの胴部との間を連通するバイ
    パス路を設け、前記油圧シリンダーの上端部及び胴部の
    間を移動するピストンを加速させるようにしたことを特
    徴としてなるグラブバケット。
  2. 【請求項2】バイパス路にオイル流量を調節する調節弁
    を介在させた請求項1に記載のグラブバケット。
  3. 【請求項3】グラブを開放した際に、シェル内底面が内
    側上方へ傾斜する請求項1若しくは2に記載のグラブバ
    ケット。
  4. 【請求項4】シェルの内側面をステンレス製とした請求
    項1、2若しくは3に記載のグラブバケット。
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