JP2002160889A - グラブバケット - Google Patents

グラブバケット

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JP2002160889A JP2000357638A JP2000357638A JP2002160889A JP 2002160889 A JP2002160889 A JP 2002160889A JP 2000357638 A JP2000357638 A JP 2000357638A JP 2000357638 A JP2000357638 A JP 2000357638A JP 2002160889 A JP2002160889 A JP 2002160889A
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Abstract

(57)【要約】 安全性の高いグラブバケットを提供する。 【課題】 【解決手段】油圧シリンダー6の下端側を、下部フレー
ム3に対して油圧シリンダー6の軸心を中心とした方向
の回動が不能な状態に連結し、油圧シリンダー6の上端
側外周にガイド用突起29を突設し、中間可動フレーム
7内に油圧シリンダー6の上端側が出入りする中空部2
5を備えるとともに、中空部25内にガイド用突起29
がガイドされる下側が拡開したガイド溝28を備え、ガ
イド溝28内をガイド用突起29が相対的に上昇するこ
とにより下部フレーム3に対する中間可動フレーム7の
接近時に両者が所定の角度に規制されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に船などのクレ
ーンに吊り下げられ、バラ物等の荷役作業に使用される
グラブバケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、木材のチップ、粉状鉱石、土砂等
のバラ物の移送に際し、クレーン等で操作する単索式の
グラブバケットが使用されている。
【0003】この種の従来の単索式グラブバケットとし
て、例えば、図7,8に示す構造のものが知られてい
る。このグラブバケットは、グラブ1を構成し互いに対
向して開閉動作される一対のシェル2,2と、各シェル
2,2の回動中心を軸2a,2aにて軸支させた下部フ
レーム3と、下部フレーム3の上側に位置し、各シェル
2,2の背面と吊りアーム4,4…を介して連結した上
部フレーム5と、上部及び下部フレーム間にあって、下
部フレーム3に対して油圧シリンダー6を介して連結さ
れた中間可動フレーム7と、中間可動フレーム7に対し
て下端が固定されるとともに中間可動フレーム7と上部
フレーム5とにそれぞれ備えた滑車に巻きかけられて上
方に延長された吊下げ兼グラブ閉塞用のワイヤーロープ
8と、油圧シリンダー6内に通じるオイル流路を開閉す
ることによって油圧シリンダー6の動作を制御する油圧
シリンダー制御手段とを備えて構成されている。
【0004】このグラブ1を開放する際には、油圧シリ
ンダー制御手段を操作し、油圧シリンダー6をフリーな
状態にすることにより、下部フレーム3がシェル及び下
部フレーム3の自重によって中間可動フレーム7より離
脱して下降し、シェル2背面が吊りアーム4によって吊
られ状態で回動中心軸3a位置が降下してグラブが開放
されるようになっている。
【0005】また、グラブ1の閉塞方向の動作は、前記
開放状態から油圧シリンダー6をフリーの状態にしたま
までワイヤーロープ8を降下させる方向に繰り出すこと
により中間可動フレーム7を降下させて下部フレーム3
に接近させ、この状態で油圧シリンダー6を伸長不能に
し、ワイヤーロープ8を引き上げることにより、中間可
動フレーム7が上部フレーム5に接近するように引き上
げられ、これによって両シェルが2,2が互いに閉じる
方向に動作されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来の技術では、閉塞方向の動作を行う際、グラブを接
地させた状態で中間可動フレームを降下させる場合、接
地対象地面が傾斜していたりすると、中間可動フレーム
を吊り下げるワイヤーロープのテンションのバランスが
崩れてしまい、中間可動フレームが油圧シリンダーの軸
心を中心として回動してしまい、その捻れた状態で下部
フレームに接近するまで降下すると下部フレームに搭載
された無線機のアンテナやオイルタンクの給油口に中間
可動フレーム下面の一部が接触してしまい、それらを破
壊してしまうという問題があった。
【0007】本発明は、このような従来の技術の状況を
鑑み、中間可動フレームが好適に下降することができ、
安全性の高いグラブバケットを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題を
解決し、所期の目的を達成するための本発明の特徴は、
グラブを構成し互いに対向して開閉動作される一対のシ
ェルと、該シェルの回動中心を軸支させた下部フレーム
と、該下部フレームの上側に位置し、前記各シェルの背
面と吊りアームを介して連結した上部フレームと、前記
上部及び下部フレーム間にあって、下部フレームに対し
て油圧シリンダーを介して連結された中間可動フレーム
と、該中間可動フレームに対して下端が固定されるとと
もに該中間可動フレームと前記上部フレームとにそれぞ
れ滑車に巻きかけられて上方に延長された吊り下げ兼グ
ラブ閉塞用のワイヤーロープと、前記油圧シリンダー内
に通じるオイル流路を開閉することによって油圧シリン
ダーの動作を制御する油圧シリンダー制御手段とを備え
てなるグラブバケットにおいて、前記油圧シリンダーの
下端側を、前記下部フレームに対して該油圧シリンダー
の軸心を中心とした方向の回動が不能な状態に連結し、
該油圧シリンダーの上端側外周にガイド用突起を突設
し、前記中間可動フレーム内に前記油圧シリンダーの上
端側が出入りする中空部を備えるとともに、該中空部内
に前記ガイド用突起がガイドされる下側が拡開したガイ
ド溝を備え、該ガイド溝内を前記ガイド用突起が相対的
に上昇することにより、前記ガイド溝によって前記ガイ
ド用突起がガイドされて前記下部フレームに対する可動
フレームの接近時に両者が所定の角度に規制されるよう
にしたことにある。
【0009】尚、ガイド用突起が下向きに開口した断面
コ字形状に形成されることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るグラブバケッ
トの実施の形態を図1〜6について説明する。尚、上述
の従来例と同様の部分には同一符号を付して説明する。
【0011】図において、1はグラブ、3は下部フレー
ム、4は吊りアーム、5は上部フレーム、7は中間可動
フレーム、8はワイヤーロープである。
【0012】このグラブバケットは、前述した従来例と
同様に、グラブ1を構成し互いに対向して開閉動作され
る一対のシェル2,2と、各シェル2,2の回動中心を
軸3a,3aにて軸支させた下部フレーム3と、下部フ
レーム3の上側に位置し、各シェル2,2の背面と吊り
アーム4,4…を介して連結した上部フレーム5と、上
部及び下部フレーム間にあって、下部フレーム3に対し
て油圧シリンダー6を介して連結された中間可動フレー
ム7と、中間可動フレーム7に対して下端が固定される
とともに中間可動フレーム7と上部フレーム5とにそれ
ぞれ備えた滑車に巻きかけられて上方に延長された吊下
げ兼グラブ閉塞用のワイヤーロープ8と、油圧シリンダ
ー6内に通じるオイル流路を開閉することによって油圧
シリンダー6の動作を制御する油圧シリンダー制御手段
とを備えて構成されている。
【0013】グラブ1は、下部フレーム3に対して軸3
a,3aによりそれぞれ回動自在に軸支されたシェル
2,2によって構成され、開口部を互いに接合させた閉
塞状態の時、底部が閉塞されて内部にバラ物が収容され
る掴み空間9が形成されるようになっている。
【0014】また、各シェル2の背部には、吊りアーム
4の下端部が軸支され、上部フレーム5には、吊りアー
ム4の上端部が軸支されて、シェル2,2は上部フレー
ム5に対して吊られ状態で連結されている。
【0015】下部フレーム3には、オイルタンク11及
び無線信号受信器12が取り付けられている。尚、図中
の符号13はオイルタンク11上部に設けられた給油
口、14は無線信号受信器の受信用アンテナである。
【0016】油圧シリンダー6は、筒状のシリンダー部
6aと、シリンダー部6aに往復運動可能に収納される
ピストン6bと、ピストン6bに連結されシリンダー部
6aの上端から出入り自在に突出したピストンロッド6
cとを備えて構成されている。
【0017】シリンダー部6aの下端部は、下部フレー
ム3に、ピストンロッド6cの先端部が中間可動フレー
ム7の頂部に、それぞれネジ止めなどにより連結され、
これにより下部フレーム3と中間可動フレーム7とが油
圧シリンダー6を介して連結されている。
【0018】ピストン6bには上下側に連通する流路1
8が形成され、その流路18にピストン6bの上方側か
ら下方側に向かってのオイルの流入を規制するチェック
弁19が備えられている。
【0019】また、ピストン6bには、棒状のピストン
ロッド6cが上方に向かって突設されている。
【0020】この油圧シリンダー6の動作を制御する油
圧回路は、図5に示すように、油圧シリンダー6のシリ
ンダー部6a上端部に導管20の一端を接続し、絞り弁
21、パイロットチェック弁22を経てシリンダー部6
aの下端部に導管20のもう一方の端部が接続されてい
る。また、シリンダー部6aの下端部は接続導管23を
介してオイルタンク11に連通されている。
【0021】絞り弁21はシリンダー部6aの上端部と
パイロットチェック弁22との間に介在され、グラブ1
の解放時に、シリンダー部6a上部からシリンダー部6
a下端部へ流れるオイルの流量を調節することによりグ
ラブ1の開放速度を変えるようにしている。
【0022】パイロットチェック弁22は、電磁弁24
により開閉されるようになっており、パイロットチェッ
ク弁22が閉じているときにはシリンダー部6a内のピ
ストン6bより上部にあるオイルを堰き止めて油圧シリ
ンダー6が下降するのを止め、パイロットチェック弁2
2が開かれているときには油圧シリンダー6内のピスト
ン6bより下側部へのオイルの流入が導管20を介して
可能となり油圧シリンダー6はフリーな状態となる。
【0023】中間可動フレーム7は、図2〜4に示すよ
うに、内部に中空部25を持つ形状に形成されている。
【0024】中間可動フレーム7の前面下方右側及び後
面下方左側にはシーブケース26,26が固設され、そ
の内部に滑車27,27が備えられている。
【0025】また、中間可動フレーム7の中空部25内
では油圧シリンダー6が自由に伸縮できるようになって
おり、その油圧シリンダー6に沿って、下方に拡開した
ガイド溝28が設けられている。
【0026】また、シリンダー部6aの上端部外周面に
はガイド用突起29が突設されており、このガイド用突
起29が油圧シリンダー6の伸縮に伴い、ガイド溝28
にガイドされるようになっている。
【0027】ガイド溝28は一対の溝用板材30,30
を前面内側及び後面内側よりそれぞれ互いに平行して突
設されることにより形成されている。
【0028】溝用板材30は、ストレート部30aと、
ストレート部の下端から中央よりに傾斜した三角片30
bとが一体に形成されている。
【0029】ストレート部30aの長さは、給油口13
やアンテナ14などの中間可動フレーム7と接触する可
能性のあるものの高さより稍長めに形成されている。
【0030】ガイド用突起29は、断面が下向きに開口
した略コ字形状に形成され、その横幅はガイド溝のスト
レート部28aの幅と略同一となっている。
【0031】ガイド用突起29のシリンダー側の端部は
油圧シリンダー6のシリンダー部6a外周面に合わせて
はつり取られた形状になっており、油圧シリンダーの位
置に合わせて固定用のボルト孔が開けられており、そこ
にボルトを通し、シリンダー6aにボルト締めされてい
る。
【0032】このように構成することにより、シリンダ
ー部6aが中間可動フレーム7に対して相対的に移動し
てガイド用突起29がストレート部28aに入るとその
両側部が溝用板材30によりガイドされ、油圧シリンダ
ー6の軸心を中心とする方向の回動が規制されるように
なっている。
【0033】上部フレーム5は、その中央部分に中間可
動フレーム7の上部が嵌り込む形状に形成され、その前
部及び後部にそれぞれ滑車31,31…を回転自在に備
えている。
【0034】また、中間可動フレーム7は、上部フレー
ム5に対して、ワイヤーロープ8の操作により相対的に
吊り降ろされるようになっている。即ち、図6に示すよ
うに、中間可動フレーム7両側部に、ワイヤーロープ8
の下端を固定し、そのワイヤーロープ8を上部フレーム
5の滑車31,31を経由して滑車27,27にそれぞ
れ巻きかけ、それを上方に延長して上端をクレーン等に
吊り下げる為の吊り具32に固定している。
【0035】次にグラブバケットのグラブ1の開閉動作
とガイド用突起29の動作について説明する。
【0036】グラブバケットの初期状態では、上部、下
部及び中間可動フレームとが近接した状態で、グラブ1
が閉じられてクレーン等に吊り下げられている。
【0037】このとき、ガイド用突起29は、ガイド溝
28のストレート部28aにガイドされ、油圧シリンダ
ー6の軸心を中心とした方向の回動が規制されている。
【0038】このグラブ1を開放する際には、まず、無
線信号受信器12にグラブ開放の信号を受信させること
により、電磁弁(ソレノイドバルブ)24に動作電流が
流れ、その通電中だけ電磁弁24がパイロットチェック
弁開き側に動作される。
【0039】電磁弁24が動作すると、パイロットチェ
ック弁22が開き、導管20を通してシリンダー部6a
の上部から下部へオイルが流れるようになり、油圧シリ
ンダー6はフリーな状態となる。
【0040】これにより、下部フレーム3がシェル2,
2及び下部フレーム3の自重によって中間可動フレーム
7より離脱して下降し、シェル2背部が吊りアーム4に
よって吊られ状態で回動中心軸3a位置が降下してグラ
ブ1が開放されるようになっている。
【0041】このとき、油圧シリンダー6のシリンダー
部6aがガイド溝28に対して相対的に下降して、それ
に伴いガイド用突起29も相対的に下降する。そして、
ガイド用突起29はストレート部28aから外れて、ガ
イド溝28の幅分だけ油圧シリンダー6の軸心を中心と
した方向に回動可能となる。
【0042】次に、上述の開放状態のまま、グラブ1を
対象物に対して着床させる。
【0043】そして、グラブ1の閉塞方向の動作は、前
記着床状態から油圧シリンダー6をフリーの状態にした
ままでワイヤーロープ8を降下させる方向に繰り出すこ
とにより中間可動フレーム7を降下させて下部フレーム
3に接近させ、この状態で油圧シリンダー6を伸長不能
にし、その後、ワイヤーロープ8を引き上げることによ
り、中間可動フレーム7を上部フレーム5に接近するよ
うに引き上げ、これによって回動中心軸2a,2aが上
昇し、両シェル2,2が互いに閉じる方向に動作される
ようになっている。
【0044】このとき、油圧シリンダー6のシリンダー
部6aはガイド溝28に対して相対的に上昇し、それに
伴いガイド用突起29も上昇する。そして、ガイド用突
起29は、中間可動フレーム7が上部フレーム5に近づ
くに従って、溝用板板30の三角片30bの部分によっ
て誘導されて角度が規制され、所定の位置になるとスト
レート部28aにガイドされる。
【0045】よって、下部フレーム3に対する中間可動
フレーム7の接近時に両者が所定の角度に規制され、無
線機用アンテナ14やオイルタンクの給油口15と中間
可動フレーム7の下面とが接触することを防止するよう
になっている。
【0046】
【発明の効果】グラブを構成し互いに対向して開閉動作
される一対のシェルと、該シェルの回動中心を軸支させ
た下部フレームと、該下部フレームの上側に位置し、前
記各シェルの背面と吊りアームを介して連結した上部フ
レームと、前記上部及び下部フレーム間にあって、前記
下部フレームに対して油圧シリンダーを介して連結され
た中間可動フレームと、該中間可動フレームに対して下
端が固定されるとともに該中間可動フレームと前記上部
フレームとにそれぞれ滑車に巻きかけられて上方に延長
された吊り下げ兼グラブ閉塞用のワイヤーロープと、前
記油圧シリンダー内に通じるオイル流路を開閉すること
によって油圧シリンダーの動作を制御する油圧シリンダ
ー制御手段とを備えてなるグラブバケットにおいて、前
記油圧シリンダーの下端側を、前記下部フレームに対し
て該油圧シリンダーの軸心を中心とした方向の回動が不
能な状態に連結し、該油圧シリンダーの上端側外周にガ
イド用突起を突設し、前記中間可動フレーム内に前記油
圧シリンダーの上端側が出入りする中空部を備えるとと
もに、該中空部内に前記ガイド用突起がガイドされる下
側が拡開したガイド溝を備え、該ガイド溝内を前記ガイ
ド用突起が相対的に上昇することにより、前記ガイド溝
によって前記ガイド用突起がガイドされて前記下部フレ
ームに対する可動フレームの接近時に両者が所定の角度
に規制されるようにしたことにより、中間可動フレーム
が下部フレームに対して相対的に近付く場合に無線機用
アンテナ等と中間可動フレームの下面の一部が接触する
ことなく、それらアンテナ等を破壊することなくスムー
ズに相対的に上下動でき、安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るグラブバケットの動作状態を示す
正面図である。
【図2】図1中の中間可動フレームを示す縦断面図であ
る。
【図3】図1中のA−A線断面図である。
【図4】図1中のB−B線断面図である。
【図5】図1中の油圧シリンダーを制御する油圧回路を
示す概略図である。
【図6】図1中の滑車とワイヤーロープとの巻掛け状態
を示す斜視図である。
【図7】従来のグラブバケットを示す正面図である。
【図8】同上の側面図である。
【符号の説明】
1 グラブ 2 シェル 3 下部フレーム 4 吊りアーム 5 上部フレーム 6 油圧シリンダー 6a シリンダー部 6b ピストン 6c ピストンロッド 7 中間可動フレーム 8 ワイヤーロープ 9 掴み空間 11 オイルタンク 12 無線信号受信器 13 給油口 14 受信用アンテナ 20 導管 21 絞り弁 22 パイロットチェック弁 23 接続導管 24 電磁弁 25 中空部 26 シーブケース 27 滑車 28 ガイド溝 28a ストレート部 29 ガイド用突起 30 溝用板材 30a ストレート部 30b 三角片 31 滑車 32 吊り具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】グラブを構成し互いに対向して開閉動作さ
    れる一対のシェルと、該シェルの回動中心を軸支させた
    下部フレームと、該下部フレームの上側に位置し、前記
    各シェルの背面と吊りアームを介して連結した上部フレ
    ームと、前記上部及び下部フレーム間にあって、前記下
    部フレームに対して油圧シリンダーを介して連結された
    中間可動フレームと、該中間可動フレームに対して下端
    が固定されるとともに該中間可動フレームと前記上部フ
    レームとにそれぞれ滑車に巻きかけられて上方に延長さ
    れた吊り下げ兼グラブ閉塞用のワイヤーロープと、前記
    油圧シリンダー内に通じるオイル流路を開閉することに
    よって油圧シリンダーの動作を制御する油圧シリンダー
    制御手段とを備えてなるグラブバケットにおいて、 前記油圧シリンダーの下端側を、前記下部フレームに対
    して該油圧シリンダーの軸心を中心とした方向の回動が
    不能な状態に連結し、該油圧シリンダーの上端側外周に
    ガイド用突起を突設し、前記中間可動フレーム内に前記
    油圧シリンダーの上端側が出入りする中空部を備えると
    ともに、該中空部内に前記ガイド用突起がガイドされる
    下側が拡開したガイド溝を備え、該ガイド溝内を前記ガ
    イド用突起が相対的に上昇することにより、前記ガイド
    溝によって前記ガイド用突起がガイドされて前記下部フ
    レームに対する可動フレームの接近時に両者が所定の角
    度に規制されるようにしたことを特徴としてなるグラブ
    バケット。
  2. 【請求項2】回動規制片が下向きに開口した断面コ字形
    状に形成された請求項1若しくは2に記載のグラブバケ
    ット。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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