JP2002160425A - 電源制御装置 - Google Patents

電源制御装置

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JP2002160425A
JP2002160425A JP2000358341A JP2000358341A JP2002160425A JP 2002160425 A JP2002160425 A JP 2002160425A JP 2000358341 A JP2000358341 A JP 2000358341A JP 2000358341 A JP2000358341 A JP 2000358341A JP 2002160425 A JP2002160425 A JP 2002160425A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 節電モードに切換った後に外部電源からの給
電をオフにされても、その給電オフのときの状態で情報
関連機器を電源オフ前の状態に戻せるようにする。 【解決手段】 制御回路31は、印刷機構各部1での印
字処理動作が終了したことを確認すると、ヘッドタイマ
を起動した後、新たな印字データをホスト装置から受信
せずに5分経過する直前に平滑コンデンサ13側からの
CRMドライバ21、PFMドライバ25及びヘッドド
ライバ29に対する給電をオフにする。CRM19及び
PFM23等の励磁がオフになり、ヘッドドライバ29
への給電もオフになる。この処理が完了すると、5分経
過する直前の印刷機構各部1のステータスデータを、E
EPROM33に書込む処理を実行すると共に節電モー
ドに移行し、一連の処理を終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報関連機器に安
定的に給電するための電源制御装置に関する。以下で
は、情報関連機器として、プリンタを例に取り説明す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェット方式やインパクト
ドット方式等のプリンタにおいて、所謂省エネルギーの
ため、プリンタが所定時間以上印字処理動作を行わない
とき、プリンタ機構各部への給電を規制する節電モード
に自動的に切換る構成の電源制御装置が開発されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記装置が節
電モードに切換った後に、ユーザ等が手動操作により上
記装置と商用電源との間を接続するメインスイッチをオ
フにすると、そのときのプリンタの状態を示すステータ
スデータがプリンタの制御部に含まれるEEPROM等
の記憶部に保存されずにプリンタは駆動を停止すること
になる。そのため、上記給電オフのときの状態でプリン
タを電源オフ前の状態に戻すことができず、種々の不具
合が生じていた。
【0004】そこで、上記不具合を解消するために、従
来より種々の対策が講じられている。ところが、いずれ
の対策も、装置構成が複雑化して部品点数が増加しコス
ト高を来たしたり、或いは、節電モードに切換えるとプ
リンタ機構各部だけでなくプリンタ機構各部を制御する
ための制御部への給電をも規制されるなどの問題があっ
た。
【0005】従って本発明の第1の目的は、節電モード
に切換った後に外部電源からの給電をオフにされても、
その給電オフのときの状態で情報関連機器を電源オフ前
の状態に戻すことができる電源制御装置を提供すること
にある。
【0006】また、本発明の第2の目的は、節電モード
時においても、情報関連機器の制御部を起動状態で維持
でき、且つ、所謂省エネルギー効果を奏し得る電源制御
装置を提供することにある。
【0007】また、本発明の第3の目的は、節電モード
に切換る前に外部電源からの給電をオフにされたときで
も、そのときの状態で、情報関連機器を電源オフ前の状
態に戻すことができる電源制御装置を提供することにあ
る。
【0008】また、本発明の第4の目的は、節電モード
に切換った後に外部電源からの給電をオフにされたとき
でも、そのときの状態で、情報関連機器を電源オフ前の
状態に戻すことができる電源制御装置を提供することに
ある。
【0009】更に、本発明の第5の目的は、節電モード
に切換った後に通常時よりも大量の状態情報が発生した
ときでも、それらの状態情報を確実に保持することがで
きる電源制御装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面に従
う電源制御装置は、情報関連機器に安定的に給電するた
めのもので、上記機器による情報処理関連動作の完了
後、新たな情報が上記機器に入力しない状態が所定時間
継続したか否かを判定する判定手段と、上記状態が所定
時間継続したと判定されたとき、その時点での上記機器
の状態情報を保持する情報保持手段と、その状態情報が
保持された後に、上記機器のモードを上記機器各部に給
電する通常モードからその給電を抑制する節電モードに
切換えるモード切換手段とを備える。
【0011】上記構成によれば、節電モードに移行した
後に外部電源からの給電をオフにされても、上記状態情
報が保持されたとき(節電モードに移行する直前)の状
態で、情報関連機器を電源オフ前の状態に戻すことがで
きる。
【0012】本発明の第1の側面に係る好適な実施形態
では、上述した情報関連機器が、例えばプリンタであ
り、上記情報が、外部情報処理装置であるパーソナルコ
ンピュータに代表されるホスト装置から送信される印刷
データ(印字データや画像データ等を含む)であり、所
定時間がプリンタに内蔵されている例えばヘッドタイマ
のようなタイマによってカウントされる。また、上記状
態情報は、例えばプリンタの印刷機構各部の状態を示す
ステータスデータであり、上述した情報保持手段には、
例えばEEPROMを含むプリンタ制御部が利用され
る。
【0013】また、上記好適な実施形態では、節電モー
ドが、上記タイマからのカウント値の出力に基づいて、
所定時間毎に前記機器各部への出力電圧の変動を監視す
る処理と、外部電源から該装置への給電を、上記出力電
圧が所定の上限値を超えようとするときオフに、所定の
下限値より更に下降しようとするときオンに制御する処
理とを含んでいる。節電モードにおいて、これらの処理
を実行することにより、所謂省エネルギー効果が期待で
きる。
【0014】上記所定時間は、例えば5分に設定されて
いる。従って、プリンタが以前にホスト装置より送信さ
れた印刷データに基づいて所定の印字処理動作を実行し
てから、5分経過する直前になっても新たな印字データ
がホスト装置より送信されない場合には、その5分経過
する直前の時刻に上記ステータスデータがEEPROM
に書込まれ、その直後にプリンタのモードが通常モード
から節電モードに切換えられる。
【0015】上記実施形態の変形例では、節電モード中
の上記機器に対して新たな情報が与えられたとき、上記
機器のモードを通常モードに切換える。これにより、新
たな印字処理動作の開始にフレキシブルに対応すること
が可能になる。
【0016】また、上記機器が節電モード中に、上記機
器の状態情報が通常時よりも大量に生じたときには、上
記機器のモードを一旦通常モードに切換える処理と、こ
の処理に続く上記大量の状態情報を情報保持手段に保持
させる処理と、この処理に続く上記機器のモードを節電
モードに復帰する処理とが夫々実行される。
【0017】本発明の第2の側面に従う電源制御装置
は、情報関連機器に安定的に給電するためのもので、上
記機器による情報処理関連動作の完了後、新たな情報が
上記機器に入力しない状態が所定時間継続したか否かを
判定する判定手段と、上記所定時間が経過する前に外部
電源から該装置への給電がオフされたとき、給電オフ時
における上記機器の状態情報を所定の情報保持手段に保
持させる第1の情報制御手段と、上記状態が所定時間継
続したと判定されたとき、その時点での上記機器の状態
情報を上記情報保持手段に保持させる第2の情報制御手
段と、上記所定時間継続と判定された後に、上記機器の
モードを上記機器各部に給電する通常モードからその給
電を抑制する節電モードに切換えるモード切換手段と、
節電モード中に、外部電源から該装置への給電がオフさ
れたとき、給電オフ時における上記機器の状態情報を上
記情報保持手段に保持させる第3の情報制御手段とを備
える。
【0018】上記構成によれば、上記第1の側面に従う
構成が奏し得る作用効果に加えて、節電モードに切換る
前に外部電源からの給電を断たれたときでも、そのとき
の状態で、情報関連機器を再起動させることができる。
また、節電モードに切換った後に外部電源からの給電を
断たれたときでも、そのときの状態で、情報関連機器を
再起動させることができる。
【0019】本発明の第2の側面に係る好適な実施形態
では、上記機器各部への出力電圧が第1の電圧閾値を下
廻ったとき、通常モードでの給電オフと判定し、上記出
力電圧が上記第1の電圧閾値より低い第2の電圧閾値を
下廻ったとき、節電モードでの給電オフと判定される。
また、上記保持されている状態情報は、新たな状態情報
が与えられる毎に更新される。更に、上記機器が節電モ
ード中に、上記機器のタイマからのカウント値の出力に
基づいて、所定時間毎に上記機器各部への出力電圧の変
動を監視する処理と、外部電源から該装置への給電を、
上記出力電圧が所定の上限値を超えようとするときオフ
に、所定の下限値より更に下降しようとするときオンに
制御する処理とを含んでいる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明の一実施形態に係る電源制
御装置を含むプリンタの回路構成の一実施例を示す図で
ある。
【0022】上記装置は、プリンタの印刷機構各部1及
び制御部3を負荷として、各々の負荷に対し所定の直流
電力を供給するもので、図1に示すように、メインスイ
ッチ5と、変圧器7と、半導体スイッチング素子9と、
全波整流回路11と、平滑コンデンサ13と、レギュレ
ータ15と、電圧検出回路17とを備える。上記装置の
一方の負荷である印刷機構各部1は、キャリッジモータ
(CRM)19を駆動するためのCRMドライバ21
と、紙送りモータ(PFM)23を駆動するためのPF
Mドライバ25と、印字ヘッド27を駆動するためのヘ
ッドドライバ29とを含む。また、上記装置の他方の負
荷である制御部3は、制御回路31と、EEPROM3
3とを含む。
【0023】メインスイッチ5は、商用電源35から上
記装置を通じたプリンタ各部(印刷機構各部1及び制御
部3を含む)への給電を、ユーザ等が手動でオン/オフ
操作することによって断/続するためのもので、商用電
源35と変圧器7の一次側との間に接続される。即ち、
上記スイッチ5を閉じることによって、100Vの交流
電圧が商用電源35から変圧器7の一次側に印加され
る。
【0024】半導体スイッチング素子9は、変圧器7の
二次側電圧の全波整流回路11に対する印加の態様を制
御するため、制御回路31からの制御信号によってオン
/オフ駆動されるもので、変圧器7の二次側と全波整流
回路11との間に接続される。例えばプリンタが印字処
理動作を実行する通常モードに設定されている間は、半
導体スイッチング素子9は制御回路31の制御下で、上
記印字処理動作が終了するまでオン状態を保持する。一
方、上記印字処理動作が終了したことにより印刷機構各
部1への給電が不要となり、且つ、制御部3への給電も
不要な場合には(この場合はメインスイッチ5がオフに
なる)、半導体スイッチング素子9は制御回路31の制
御下でオフ状態を保持する。更に、プリンタが上記通常
モードから後に詳述する節電モ−ドに設定されている場
合には、全波整流回路11からの出力電圧が所定の上限
値にまで上昇したときはオフに、一方、所定の下限値に
まで下降したときはオンになるよう、半導体スイッチン
グ素子9は制御回路31により比較的短い時間間隔でオ
ン/オフ駆動される。この時間間隔の詳細については後
述する。なお、半導体スイッチング素子9には、例えば
比較的高速でオン/オフ動作可能なスイッチングトラン
ジスタが用いられる。
【0025】変圧器7は、商用電源35から一次側に印
加される交流電圧100Vを、所定電圧(例えば35
V)に降圧して、該降圧後の交流電圧を、上記半導体ス
イッチング素子9がオンのとき全波整流回路11に印加
する。
【0026】全波整流回路11は、上記半導体スイッチ
ング素子9がオンのとき、印加される変圧器7の二次側
電圧(35Vの交流電圧)を全波整流して平滑コンデン
サ13に印加する。
【0027】平滑コンデンサ13は、全波整流回路11
から印加される(35Vの)直流電圧のリップルを除去
することによって平滑化した(35Vの)直流電圧を生
成し、出力する。
【0028】平滑コンデンサ13からの出力電圧である
上記平滑化された35Vの直流電圧は、上述した印刷機
構各部1である、CRMドライバ21、PFMドライバ
25及びヘッドドライバ29に夫々印加される。即ち、
CRMドライバ21、PFMドライバ25及びヘッドド
ライバ29は、平滑コンデンサ13から供給される35
Vの電圧を持った直流電力(35Vの直流電力)の負荷
になる。なお、上記35Vの直流電力は、レギュレータ
15及び電圧検出回路17にも夫々印加される。
【0029】レギュレータ15には、例えばDC―DC
コンバータとして機能するスイッチングレギュレータが
用いられる。レギュレータ15は、平滑コンデンサ13
から印加される35Vの直流電圧を、制御部3の駆動電
圧である5Vの直流電圧に降圧(レギュレート)して、
制御回路31及びEEPROM33に夫々印加する。即
ち、制御回路31及びEEPROM33は、レギュレー
タ15から供給される5Vの直流電力の負荷になる。
【0030】電圧検出回路17は、A/Dコンバータ機
能を内蔵しており、平滑コンデンサ13からの出力電圧
を検出すると共に、該出力電圧に応じた検出信号(アナ
ログ信号)を、ディジタル信号に変換して制御回路31
に出力する。
【0031】CRMドライバ21、PFMドライバ25
及びヘッドドライバ29は、上述した通常モード時に、
夫々制御回路31からの制御信号に基づき、上記平滑コ
ンデンサ13から供給される35Vの直流電力を駆動源
として、CRM19、PFM23及び印字ヘッド27を
駆動する。これによって、CRM19の駆動による印字
ヘッド27の印材(プリント用紙)に対する主走査移
動、PFM23の駆動による副走査移動及び印字ヘッド
27の駆動による印字動作等を含む一連の印字処理動作
が実行される。
【0032】EEPROM33には、制御回路31によ
って上述した印刷機構各部1のステータスデータを始め
とする種々のデータが書込まれ、或いは消去される。
【0033】制御回路31は、入/出力インタフェース
(図示しない)を通じて、例えばパーソナルコンピュー
タ等のホストコンピュ−タ(ホスト装置)(図示しな
い)との間でデータの送/受信を行う。ホスト装置(図
示しない)から制御回路31側に送信されるデータに
は、印字及び/又は画像データを始めとする印字処理に
必要なデータが挙げられる。制御回路31は、また、上
述した印字処理動作において、上記印刷機構各部1の駆
動を制御する。
【0034】本実施形態では、ホスト装置(図示しな
い)から送信されたデータに基づいて制御回路31が印
字処理動作を行った直後にヘッドタイマ(図示しない)
を起動する。そして、該ヘッドタイマ(図示しない)の
カウント値が5分に達しても新たなデータがホスト装置
(図示しない)から送信されなかった場合には、制御回
路31は上記通常モード(つまり、印字処理動作を実行
するためのモード)から節電モードに自動的に切換える
処理を実行する。
【0035】更に、本実施形態では、ユーザ等が手動操
作でメインスイッチ5をオフにしたことに起因して、平
滑コンデンサ13からの出力電圧が35Vから16Vに
まで低下したことを電圧検出回路17からの検出信号に
より認識すると、制御回路31は、商用電源35から上
記電源装置への給電がオフになったと判断する。
【0036】図2は、本発明の一実施形態に係るプリン
タにおけるモード切換処理及びステータスデータの書込
処理タイミングの一実施例を示すタイミングチャートで
ある。
【0037】図2のタイミングチャートに示す処理が実
行される前提として、ユーザ等によりメインスイッチ5
(図1に記載)が投入され、プリンタが通常モードに設
定されているものとする。
【0038】図2において、時刻t〜時刻tで、ホ
スト装置(図示しない)からの印字データを受信する
と、制御回路31は該印字データをバッファ(図示しな
い)に一時的に保持させると共に、上記時刻tで、上
述した印刷機構各部1を制御して印字処理動作を開始す
る。この印字処理動作が時刻tで終了するのと同期し
て、上記ヘッドタイマ(図示しない)を起動し、ヘッド
タイマ(図示しない)にカウント動作を行わせる。そし
て、(カウント動作を開始した)該時刻tから5分後
の時刻tが経過する直前の時刻t〜時刻tにおい
て、制御回路31は、上記印刷機構各部1のステータス
データを、EEPROM33に書込む処理を実行する。
なお、上記カウント動作は、起動時(上記時刻t)か
ら5分経過するか、又はその前にホスト装置(図示しな
い)からの新たな印字データを受信するまでの間、継続
される。
【0039】このようにして、ホスト装置(図示しな
い)からの新たな印字データを受信することなく、ヘッ
ドタイマ(図示しない)がカウント動作を開始してから
5分後の時刻tに達すると、制御回路31は、プリン
タのモードを通常モードから節電モードに切換える。即
ち、それまでオン状態を保持していた半導体スイッチン
グ素子9が、一旦オフ状態に切換った後、所定時間間隔
でオン/オフ動作(スイッチング動作)を行うよう、該
半導体スイッチング素子9に対し、制御回路31が制御
信号を出力する。この節電モードでは、上記半導体スイ
ッチング素子9のオン/オフ動作により、平滑コンデン
サ13から負荷(上記印刷機構各部1)側に供給される
直流電力の電圧が35Vから23V〜20V程度にまで
低下し、略2W/h程度の節電が可能になる。
【0040】この節電モードに移行した上記時刻t
り後の時刻t〜時刻tで、ホスト装置(図示しな
い)からの新たな印字データを受信すると、制御回路3
1は該印字データをバッファ(図示しない)に一時的に
保持させる。これと共に上記時刻tで、プリンタのモ
ードを節電モードから通常モードに切換えると共に、上
述した印刷機構各部1を制御して印字処理動作を再開す
る。以下、この印字処理動作が終了するのと同期して、
上記ヘッドタイマ(図示しない)を再起動し、ヘッドタ
イマ(図示しない)にカウント動作を再度実行させ、次
に節電モードへ切換える時刻を求める。
【0041】図3は、図2に記載のタイミングチャート
において、プリンタが通常モードから節電モードに切換
えられるときの平滑コンデンサ13からの出力電圧波形
の一例を示す説明図である。
【0042】図3において、図2で示した時刻tでの
節電モードへの切換えと同時に、それまでオン状態を継
続していた半導体スイッチング素子9が一旦オフ状態に
切換ることにより、35Vを維持してきた平滑コンデン
サ13からの出力電圧も、急速に低下する。この出力電
圧の変動は、制御回路31が上述した電圧検出回路17
からのディジタル化された検出信号を読込むことによっ
て把握することができる。
【0043】図3に記載の例では、節電モード時におけ
る上記出力電圧が、23V(上限値)〜20V(下限
値)間の電圧領域を変動するよう、上記半導体スイッチ
ング素子9のオン/オフ動作が制御回路31によって制
御される。制御回路31は、駆動中の上記ヘッドタイマ
(図示しない)から出力されるカウント値を参照して、
例えば500μs(=0.5ms)間隔で電圧検出回路
17からの(ディジタル化された)電圧検出信号をサン
プリングする。そして、該サンプル値が23Vを上廻ろ
うとしたときには、リアルタイムで上記半導体スイッチ
ング素子9がオン状態からオフ状態に切換り、また、該
サンプル値が20Vを下廻ろうとしたときには、リアル
タイムで上記半導体スイッチング素子9がオフ状態から
オン状態に切換るよう、制御回路31は半導体スイッチ
ング素子9に対し、夫々制御信号を出力する。
【0044】図3において図示は省略するが、図2で示
した時刻tでの通常モードへの切換えと同時に、それ
までオン/オフ動作を継続していた半導体スイッチング
素子9がオン状態に切換ることにより、20V〜23V
の間を変動してきた平滑コンデンサ13からの出力電圧
も急速に上昇し、35Vに復帰する。
【0045】なお、図3の記載から明らかなように、上
記節電モードでは平滑コンデンサ13からの出力電圧値
が、制御部3の駆動電圧である5Vを下廻ることがない
から、節電モードであっても制御部3は正常に動作して
いる。
【0046】図4は、図2及び図3に記載のモード切換
処理及びステータスデータの書込処理タイミングを示す
フローチャートである。
【0047】図4において、まず、制御回路31は、印
刷機構各部1における印字処理動作が終了したか否かを
チェックし、このチェックの結果終了したことを確認す
ると(ステップS41)、ヘッドタイマ(図示しない)
を起動する(ステップS42)。そして、ヘッドタイマ
(図示しない)を起動した後、新たな印字データをホス
ト装置(図示しない)から受信したか否かをチェックす
る(ステップS43)。このチェックの結果、新たな印
字データを受信したことを認識すると、ヘッドタイマ
(図示しない)の駆動を停止し(ステップS48)、ス
テップS41に復帰する。
【0048】一方、上記チェックの結果、新たな印字デ
ータを受信していないと判断すると、ヘッドタイマ(図
示しない)からのカウント値を入力し、ヘッドタイマ
(図示しない)を起動してから5分経過する直前か否か
をチェックする(ステップS44)。このチェックの結
果、5分経過する直前でなければ、ステップS43に復
帰し、再度新たな印字データを受信したか否かをチェッ
クすることになる。ここで、もし新たな印字データを受
信したのであれば、上述したようにヘッドタイマ(図示
しない)の駆動を停止し(ステップS50)、ステップ
S41に復帰するが、受信していなければ、上述した5
分経過する直前か否かのチェックを再度実行することに
なる(ステップS44)。
【0049】そして、5分経過する直前であることを確
認すると(ステップS44)、制御回路31は、平滑コ
ンデンサ13側からのCRMドライバ21、PFMドラ
イバ25及びヘッドドライバ29に対する給電をオフに
することによって、CRM19及びPFM23等の励磁
をオフにすると共に、ヘッドドライバ29に対する給電
についてもオフにする(ステップS45)。上記処理が
完了すると、制御回路31は上述したステータスデータ
を、EEPROM33に書込む処理を実行すると共に
(ステップS46)、節電モードに移行し(ステップS
47)、一連の処理を終了する。
【0050】図5は、図4に記載のフローチャートのサ
ブルーチンである節電モード時の処理動作のフローチャ
ートである。
【0051】既述のように、通常モードから節電モード
に切換るのと同期して、半導体スイッチング素子9が一
旦オフになるよう制御される。この状態において、制御
回路31はヘッドタイマ(図示しない)からのカウント
値に基づき、0.5ms置きに電圧検出回路17からの
(ディジタル化された)電圧検出信号をサンプリングし
て、平滑コンデンサ13からの出力電圧を監視する(ス
テップS51、S52)。この監視の結果、上記出力電
圧が予め設定された平滑コンデンサ13からの出力電圧
の下限値である20Vを下廻りそうだと判断した場合に
は(ステップS53)、制御回路31は、直ちに半導体
スイッチング素子9をオンすべく、半導体スイッチング
素子9に対し制御信号を出力し(ステップS56)、ス
テップS51の処理動作に復帰する。
【0052】次に、上記サンプリングの時点から0.5
msが経過したことを、ヘッドタイマ(図示しない)か
らのカウント値に基づいて認識すると、制御回路31は
再び電圧検出回路17からの電圧検出信号をサンプリン
グして、平滑コンデンサ13からの出力電圧を監視する
(ステップS51、S52)。この監視の結果、上記出
力電圧が予め設定された平滑コンデンサ13からの出力
電圧の上限値である23Vを上廻りそうだと判断した場
合には(ステップS53)、制御回路31は、直ちに半
導体スイッチング素子9をオンからオフに切換えるべ
く、半導体スイッチング素子9に対し制御信号を出力し
(ステップS55)、ステップS51の処理動作に復帰
する。
【0053】上記処理動作は、節電モードが通常モード
に切換えられるか、或いはユーザ等のメインスイッチ5
の手動操作によって商用電源35から上記装置への給電
がオフになるまでの間、継続される。
【0054】上述した一実施例では、通常モードから節
電モードに移行するに際して、節電モードに移行する直
前に、ステータスデータをEEPROM33に書込むこ
ととしたので、たとえ節電モードに移行した後に商用電
源35からの給電をオフにされても、ステータスデータ
がEEPROM33に保存された後であるため、ステ−
タスデータが全く保存されなかった場合とは異なり、該
ステータスデータが保存された時(節電モードに移行す
る直前)の状態で、プリンタを再起動させることができ
る。
【0055】また、節電モード時には、半導体スイッチ
ング素子9を、図3及び図5で示したようにオン/オフ
制御することで平滑コンデンサ13からの出力電圧を2
3V〜20V程度に保持すると共に、電力消費量の大き
い印刷機構各部1への給電をオフにしたので、略2W/
h程度の所謂省エネルギー効果が期待でき、且つ、ステ
ータスデータのEEPROM33への書込みに必要な電
力を供給するのに充分な電圧を確保できる。また、節電
モード時であっても、制御部3の駆動源である5Vの直
流電力については給電が継続されるので、制御部3の起
動状態を維持できるから、制御回路3によるステータス
データのEEPROM33への書込みにも支障をきたす
ことがない。
【0056】図6は、図5に記載の節電モードを解除す
るに際しての処理動作を示すフローチャートである。
【0057】図6において、制御回路31が、上述した
節電モード時の処理動作を実行しているとき、新たな印
字データをホスト装置(図示しない)から受信したか否
かをチェックする。このチェックの結果、受信したこと
を認識すると(ステップS61)、制御回路31は、節
電モード中であることを再度確認した後で(ステップS
62)、半導体スイッチング素子9を図5で説明したオ
ン/オフ動作からオン状態に切換えるべく半導体スイッ
チング素子9に制御信号を出力し、節電モードを解除す
る(ステップS63)。そして、平滑コンデンサ13か
ら印刷機構各部1への給電をオンにすることにより、印
字処理動作を開始する(ステップS64)。
【0058】図7は、図5に記載の節電モードにおけ
る、大量のデータのEEPROM33への書込処理を示
すフローチャートである。
【0059】図7において、制御回路31が、上述した
節電モード時の処理を実行しているとき、大量のデータ
(ステータスデータ)をEEPROM33に書込む必要
性が生じたか否かをチェックする。このチェックの結
果、必要性が生じたことを認識すると(ステップS7
1)、制御回路31は、節電モード中であることを再度
確認した後で(ステップS72)、半導体スイッチング
素子9を図5で説明したオン/オフ動作からオン状態に
切換えるべく半導体スイッチング素子9に制御信号を出
力し、節電モードを解除する(ステップS73)。そし
て、上記大量のステータスデータをEEPROM33に
書込んだ後(ステップS74)、半導体スイッチング素
子9をオン状態からオン/オフ動作に切換えるべく半導
体スイッチング素子9に制御信号を出力し、通常モード
から再び節電モードに切換える(ステップS75)。
【0060】上述したように、図7で示したサブルーチ
ンでは、節電モード中であっても大量のステータスデー
タをEEPROM33に書込む必要性が生じた場合に
は、通常モードに切換えて上記データの書込みを行い、
書込みが終了した時点で、再び節電モードに移行する制
御を行うこととしたので、大量のデータの書込みに必要
な電力が充分に確保された状態でデータの書込みが行え
るため、書込みを必要とするデータの量が多くても支障
をきたさない。また、データの書込み後は直ちに節電モ
ードに移行するから、所謂省エネルギー効果も期待でき
る。
【0061】図8は、図4に記載の一実施例の変形例を
示すフローチャートである。
【0062】図8において、ステップS81〜ステップ
S86及びステップS90で夫々示した処理動作は、図
4に記載のステップS41〜ステップS46及びステッ
プS50で夫々示した処理動作と同様である。
【0063】ステップS86での処理(即ち、ステータ
スデータをEEPROM33に書込む処理)を完了した
時点では、プリンタは依然として通常モード下にある。
次に電圧検出回路17からの検出信号により、平滑コン
デンサ13からの出力電圧が35Vから30Vにまで低
下したか否かをチェックする。このチェックは、ユーザ
等が手動でメインスイッチ5をオフ操作したか否かを判
断するためのものである。ここで、上記出力電圧が30
Vにまで低下したことを認識したときには(ステップS
87)、図8のサブルーチンである通常モード時の電源
断割込処理(図9に記載)に移行し、該サブルーチンで
の処理の終了によって一連の処理動作を終了する。該サ
ブルーチンでは、ステップS86でEEPROM33に
書込まれたステータスデータが、新たなステータスデー
タによって更新される。
【0064】ステップS87で、平滑コンデンサ13か
らの出力電圧が35Vのまま低下しない場合には、上記
割込処理には移行せずに、節電モードに移行する(ステ
ップS88)。この節電モードにおいて、電圧検出回路
17からの検出信号により、平滑コンデンサ13からの
出力電圧が23V〜20Vから16Vにまで低下したこ
とを認識したときには(ステップS89)、上記図9と
同様に図8のサブルーチンである節電モード時の電源断
割込処理(図10に記載)に移行し、該サブルーチンで
の処理の終了によって一連の処理動作を終了する。平滑
コンデンサ13からの出力電圧が16Vに低下するの
も、上記と同様にユーザ等が手動操作でメインスイッチ
5をオフにすることに起因する。該サブルーチンでも、
ステップS86でEEPROM33に書込まれたステー
タスデータが、新たなステータスデータによって更新さ
れる。
【0065】ステップS89で、平滑コンデンサ13か
らの出力電圧が23V〜20Vのまま低下しない場合に
は、上記割込処理には移行せずに、ステップS88での
節電モードを継続する。
【0066】上述した変形例では、上記一実施例におい
て奏し得る作用効果に加えて、更に以下のような作用効
果をも奏し得る。即ち、通常モードから節電モードに移
行する前に商用電源35からの給電を断たれた場合、つ
まり、平滑コンデンサ13からの出力電圧が35Vから
30Vまで低下した場合には、制御回路31は平滑コン
デンサ13の蓄積電力を利用して、該時点でのステータ
スデータのEEPROM33への書込みを行うため、上
記給電をオフされたときの状態で、プリンタを再起動さ
せることができる。なお、平滑コンデンサ13からの出
力電圧が30Vから0Vにまで低下するには多少の時間
を要するので、平滑コンデンサ13の残留電荷で上記書
込みに対処することが可能である。
【0067】また、上述した変形例では、節電モードに
移行した後に商用電源35からの給電を断たれた場合、
つまり、平滑コンデンサ13からの出力電圧が23V〜
20Vから16Vまで低下した場合にも、少なくとも該
時点では、5Vの安定的な給電を受けて駆動中の制御回
路31が、上記と同様に平滑コンデンサ13の蓄積電力
を利用して、該時点(給電断の時点)でのステータスデ
ータのEEPROM33への書込みを行うため、上記給
電をオフされたときの状態で、プリンタを再起動させる
ことができる。この場合も、上記ほどではないにせよ、
平滑コンデンサ13からの出力電圧が16Vから0Vに
まで低下するには多少の時間を要するので、平滑コンデ
ンサ13の残留電荷で少なくとも、最低限必要なステー
タスデータの書込みに対処することが可能である。
【0068】図9は、図8に記載のフローチャートのサ
ブルーチンである通常モード時の電源断割込処理を示す
フローチャートである。
【0069】図9に示す処理では、通常モードでの上記
割込処理の実行を再確認した後に(ステップS10
1)、制御回路31はステータスデータのEEPROM
33への書込みを実行する(ステップS102)。
【0070】図10は、図8に記載のフローチャートの
サブルーチンである節電モード時の電源断割込処理を示
すフローチャートである。
【0071】図10に示す処理では、節電モードでの上
記割込処理の実行を再確認した後に(ステップS11
1)、制御回路31はステータスデータのEEPROM
33への書込みを実行する(ステップS112)。
【0072】以上、本発明の好適な一実施形態、その実
施形態に係る幾つかの実施例及びそれらの変形例につい
て説明したが、これらは本発明の説明のための例示であ
って、本発明の範囲を上記一実施形態、その実施形態に
係る幾つかの実施例及びそれらの変形例にのみ限定する
趣旨ではない。本発明は、他の種々の形態でも実施する
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電源制御装置を含む
プリンタの回路構成の一実施例を示す図。
【図2】本発明の一実施形態に係るプリンタにおけるモ
ード切換処理及びステータスデータの書込処理タイミン
グの一実施例を示すタイミングチャート。
【図3】図2に記載のタイミングチャートにおいて、プ
リンタが通常モードから節電モードに切換えられるとき
の平滑コンデンサからの出力電圧波形の一例を示す説明
図。
【図4】図2及び図3に記載のモード切換処理及びステ
ータスデータの書込処理タイミングを示すフローチャー
ト。
【図5】図4に記載のフローチャートのサブルーチンで
ある節電モード時の処理動作のフローチャート。
【図6】図5に記載の節電モード解除に際しての処理動
作を示すフローチャート。
【図7】図5に記載の節電モードにおける、大量のデー
タのEEPROMへの書込処理を示すフローチャート。
【図8】図4に記載の一実施例の変形例を示すフローチ
ャート。
【図9】図8に記載のフローチャートのサブルーチンで
ある通常モード時の電源断割込処理を示すフローチャー
ト。
【図10】図8に記載のフローチャートのサブルーチン
である節電モード時の電源断割込処理を示すフローチャ
ート。
【符号の説明】
1 印刷機構各部 3 制御部 5 メインスイッチ 7 変圧器 9 半導体スイッチング素子 11 全波整流回路 13 平滑コンデンサ 15 レギュレータ 17 電圧検出回路 19 キャリッジモータ(CRM) 21 CRMドライバ 23 紙送りモータ(PFM) 25 PFMドライバ 27 印字ヘッド 29 ヘッドドライバ 31 制御回路 33 EEPROM 35 商用電源
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 G06F 1/00 332Z Fターム(参考) 2C061 AQ01 AQ05 HH11 HK19 HN15 HT03 HT06 HT09 2H027 DA01 DA40 EE08 EF16 EJ17 ZA07 5B011 EB08 JA04 LL11 MB16 5C062 AA05 AA13 AB38 AB42 AB46 AB51 AC58 BA00 5G065 AA01 DA06 DA07 EA06 FA01 GA04 GA06 JA07 KA02 KA05 LA01 LA07 MA07 MA09 MA10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報関連機器に安定的に給電するための
    電源制御装置において、 前記機器による情報処理関連動作の完了後、新たな情報
    が前記機器に入力しない状態が所定時間継続したか否か
    を判定する判定手段と、 前記状態が所定時間継続したと判定されたとき、その時
    点での前記機器の状態情報を保持する情報保持手段と、 前記状態情報が保持された後に、前記機器のモードを前
    記機器各部に給電する通常モードからその給電を抑制す
    る節電モードに切換えるモード切換手段と、を備える電
    源制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 前記情報関連機器が、プリンタであり、 前記情報が、外部情報処理装置であるホスト装置から送
    信される印刷データであり、 前記所定時間が、プリンタのタイマによってカウントさ
    れる電源制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の装置におい
    て、 前記状態情報が、前記プリンタの印刷機構各部の状態を
    示すステータスデータであり、 前記情報保持手段が、EEPROMを含む電源制御装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2記載の装置におい
    て、 前記節電モードが、 前記タイマからのカウント値の出力に基づいて、所定時
    間毎に前記機器各部への出力電圧の変動を監視する処理
    と、 外部電源から該装置への給電を、前記出力電圧が所定の
    上限値を超えようとするときオフに、所定の下限値より
    更に下降しようとするときオンに制御する処理と、 を含む電源制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の装置において、 節電モード中の前記機器に対して新たな情報が与えられ
    たとき、前記機器のモードを前記通常モードに切換える
    電源制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の装置において、 節電モード中の前記機器において、前記機器の状態情報
    が通常時よりも大量に生じたとき、前記機器のモードを
    一旦通常モードに切換える処理と、この処理に続く前記
    大量の状態情報を前記情報保持手段に保持させる処理
    と、この処理に続く前記機器のモードを節電モードに復
    帰する処理とを夫々実行する電源制御装置。
  7. 【請求項7】 情報関連機器に安定的に給電するための
    電源制御装置において、 前記機器による情報処理関連動作の完了後、新たな情報
    が前記機器に入力しない状態が所定時間継続したか否か
    を判定する判定手段と、 前記所定時間が経過する前に外部電源から該装置への給
    電がオフされたとき、給電オフ時における前記機器の状
    態情報を所定の情報保持手段に保持させる第1の情報制
    御手段と、 前記状態が所定時間継続したと判定されたとき、その時
    点での前記機器の状態情報を前記情報保持手段に保持さ
    せる第2の情報制御手段と、 前記所定時間継続と判定された後に、前記機器のモード
    を前記機器各部に給電する通常モードからその給電を抑
    制する節電モードに切換えるモード切換手段と、 前記節電モード中に、外部電源から該装置への給電がオ
    フされたとき、給電オフ時における前記機器の状態情報
    を前記情報保持手段に保持させる第3の情報制御手段
    と、 を備える電源制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の装置において、 前記機器各部への出力電圧が第1の電圧閾値を下廻った
    とき、通常モードでの給電オフと判定し、前記出力電圧
    が前記第1の電圧閾値より低い第2の電圧閾値を下廻っ
    たとき、節電モードでの給電オフと判定する電源制御装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の装置において、 前記保持されている状態情報が、新たな状態情報が与え
    られる毎に更新される電源制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項7乃至請求項9のいずれか1項
    記載の装置において、 前記節電モードが、 前記機器のタイマからのカウント値の出力に基づいて、
    所定時間毎に前記機器各部への出力電圧の変動を監視す
    る処理と、 外部電源から該装置への給電を、前記出力電圧が所定の
    上限値を超えようとするときオフに、所定の下限値より
    更に下降しようとするときオンに制御する処理と、 を含む電源制御装置。
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JP2011145959A (ja) * 2010-01-17 2011-07-28 Lenovo Singapore Pte Ltd プロセッサの電圧制御の方法
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