JP2002160032A - 構造部材及びその製造方法 - Google Patents

構造部材及びその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便な工程により十分に高い強度を得ること
ができる構造部材及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 ケーブル16に接続されたスイッチSW
を閉じることにより、電磁拡管コイル15にケーブル1
6から電源を供給する。この結果、円筒補強部材2のフ
ランジ面1aの内部に収まっている部位は、瞬間的に拡
管される。また、円筒補強部材2のフランジ面1aから
突出した部位は瞬間的に外側に倒れてフランジ面1aの
外面に密着する。また、溝14cの深さは、電磁コイル
15と溝14cの側面との間隔よりも小さいものであ
り、円筒補強部材2の下端部はサイドメンバ支持具14
による抵抗を受けずに変形することが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用車及びトラッ
ク等の車体フレーム又はバンパ等として使用される構造
部材及びその製造方法に関し、特に、容易に十分な強度
を得ることができる構造部材及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、トラック等の輸送機器のフレーム
を構成するサイドメンバ及びクロスメンバとして、閉口
断面及び開口断面のものが使用されている。一般に、車
載ケーブル等の配線及び配管はこれらのサイドメンバ及
びクロスメンバに沿って引き回されるため、その内部に
配線及び配管を容易に配置することが可能な開口断面の
ものが好ましい。このような開口断面の部材としては、
例えば横断面の形状が「コ」の字型となっているチャン
ネル形の開口断面のものがあり、Cチャンネルとよばれ
る。また、Cチャンネルの両フランジ面の端部から外側
に延出する部分を備えたハット形のものも開口断面の部
材として使用されている。
【0003】しかし、開口断面の部材は、閉口断面の部
材と比較すると同寸法では強度の点において劣るという
欠点がある。特に、車体の軽量化のために鋼製フレーム
に替わるものとして導入が検討されているアルミニウム
又はアルミニウム合金(以下、アルミニウム及びアルミ
ニウム合金を総称してアルミニウムという)において
は、強度の確保は重要である。そこで、開口断面の部材
をフレームに使用する場合、そのままでは強度が不足す
る箇所に補強部材が設けられている。また、自動車のバ
ンパにおいても、高い強度が必要とされる箇所に、この
ような補強部材が設けられている。図8(a)及び
(b)は開口断面部材用の従来の補強部材を示す斜視図
である。
【0004】従来の補強部材としては、図8(a)に示
すように、チャンネル形のフレーム51と同様に、横断
面の形状が「コ」の字型となっている補強部材52があ
る。このような補強部材52は、フレーム51の内側に
嵌合され、更にリベット又は溶接によりフレーム51に
接合される。また、図8(b)に示すように、平板状の
補強部材53もある。このような補強部材53は、フレ
ーム51の開口部を塞ぐようにして配置され、溶接等に
よりフレーム51に接合される。更に、単純にウェブ面
又はフランジ面の肉厚を増加させることを目的として板
材又は横断面が「L」の字型の部材を溶接等により接合
する方法もある。
【0005】また、特開平11−29063号公報に
は、取付ボスをフレームに接合する場合に、補強部材自
体の取り付けを容易にすると共に接合部の剛性を向上す
ることを目的とした補強部材が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リベッ
トにより補強部材を押出形材に接合した場合には、完全
には補強部材が押出形材に一体化されておらず、両部材
間にすべりが生じて十分な強度を得にくいという問題点
がある。これに対し、十分な強度を得ようと押出形材の
全体にわたって補強部材を接合したのでは、重量が増加
してしまう。
【0007】一方、溶接により接合する場合には、部材
の配置を反転する工程が必要になる等、その作業が煩雑
なものとなる。また、補強される押出形材自体が溶融す
るため、その寸法が変動する虞があり、高い寸法精度が
必要とされる部位へ適用する場合には好ましくない。
【0008】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、簡便な工程により十分に高い強度を得るこ
とができる構造部材及びその製造方法を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る構造部材
は、互いに対向する1対の板部を有し前記1対の板部に
夫々孔が形成された第1の部材と、前記両孔に挿入され
電磁拡管されて前記第1の部材を補強する補強部材又は
前記両孔に挿入され電磁拡管されて前記両孔を互いに連
結する連結部材と、を有することを特徴とする。
【0010】本発明においては、第1の部材の1対の板
部に夫々孔が形成され、そこに補強部材又は連結部材が
挿入されて電磁拡管されているので、補強部材又は連結
部材と第1の部材との一体性が極めて高い。また、電磁
成形は、溶接と比較すると極めて簡便な作業により行う
ことが可能である。従って、容易に強度が高く軽量の構
造部材が得られる。なお、本発明の構造部材は、例えば
乗用車及びトラック等の車体フレーム(サイドメンバ、
クロスメンバ、バンパステイ、サイドフレーム、サスペ
ンションサブフレーム)若しくはバンパ等の自動車用構
造部材、鉄道車両用構造部材又は船舶用構造部材等とし
て使用することができる。
【0011】なお、補強部材又は連結部材としては、ア
ルミニウム材又は銅若しくは銅合金材等の高導電性の部
材が好ましい。
【0012】本発明に係る構造部材の製造方法は、互い
に対向する1対の板部を有し前記1対の板部に夫々孔が
形成された第1の部材の前記両孔内に円筒状の補強部材
又は連結部材を挿入する工程と、前記補強部材又は連結
部材の内部に電磁拡管コイルを挿入する工程と、前記電
磁拡管コイルに通電することにより、前記補強部材の両
端部を外側に屈曲させ前記第1の部材を補強する工程又
は前記連結部材の両端部を外側に屈曲させ前記両孔を互
いに連結する工程と、を有することを特徴とする。
【0013】なお、前記補強部材又は連結部材の少なく
とも一方の端部と前記第1の部材とを溶接する工程を有
することが好ましい。このように溶接を行うことによ
り、接合の信頼性をより一層向上させることができる。
この場合の溶接としては、例えばアーク溶接及びレーザ
溶接だけでなく、摩擦撹拌接合(FSW)等を行っても
よい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例に係るアル
ミニウムフレーム(構造部材)及びその製造方法につい
て、添付の図面を参照して具体的に説明する。図1は本
発明の第1の実施例により製造されたアルミニウムフレ
ームを示す斜視図、図2は本発明の第1の実施例に使用
するアルミニウム部材を示す図であって、(a)はチャ
ンネル形押出形材を示す斜視図、(b)は補強部材を示
す斜視図である。また、図3は本発明の第1の実施例に
おいて各アルミニウム部材を組み合わせた状態を示す断
面図、図4は本発明の第1の実施例において電磁成形を
行った状態を示す図であって、(a)は上面図、(b)
は模式的断面図である。
【0015】本実施例においては、図1並びに図2
(a)及び(b)に示すように、アルミニウム製のチャ
ンネル形押出形材1をアルミニウム製で円筒形状を有す
る円筒補強部材2により補強してフレームを製造する。
チャンネル形押出形材1のフランジ面(板部)1aの幅
は、例えば70mmであり、ウェブ面1cの幅は、例え
ば100mmである。また、チャンネル形押出形材1の
肉厚は、フランジ面1a及びウェブ面1cのいずれにお
いても、例えば4mmである。
【0016】先ず、チャンネル形押出形材1の両フラン
ジ面1aの補強が必要とされる箇所に孔1bを形成す
る。各孔の大きさは特に限定されるものではないが、全
て同じ大きさであれば、工具の交換等の手間が省けるの
で、好ましい。本実施例では、各孔の直径は、例えば3
0mmである。
【0017】チャンネル形押出形材1に孔1bを形成す
る一方で、次のようなフレーム組立治具11を準備して
おく。フレーム組立治具11には、押出形材支持具14
が設けられている。押出形材支持具14は、おおよそ
「L」の字型の形状を有しており、その水平部分14a
の「L」の字の屈曲部から若干離間した位置に溝14c
が形成されている。更に、「L」の字の屈曲部の内側及
び溝14cの隅部には、夫々丸く削られた曲面14d、
14eが形成されている。そして、押出形材支持具14
の溝14cの中央部から上方に延びる電磁拡管コイル1
5が押出形材支持具14に設けられている。電磁拡管コ
イル15の長さは、例えば160mmである。なお、溝
14bは、深さがその側面と電磁拡管コイル15との間
隔よりも浅くなるようにして形成されている。各押出形
材支持具14の各部位の寸法は、その水平部分14aの
内側面にチャンネル形押出形材1の下側に位置するフラ
ンジ面1aが倣い、その垂直部分14bの内側面にチャ
ンネル形押出形材1のウェブ面1cが倣うように定めら
れている。
【0018】上述のようにチャンネル形押出形材1の所
定位置に孔1bを形成し、フレーム組立治具11を準備
した後、図3に示すように、孔1bに円筒補強部材2を
嵌挿する。円筒補強部材2の外径は孔1b等の直径(例
えば、30mm)とほぼ等しく、円筒補強部材2の内径
は、例えば電磁拡管コイル15の外径より0.1mm程
度大きい。また、円筒補強部材2の長さは、フランジ面
1aの外面の間隔より長く、後述の電磁拡管により端部
が倒れてその倒れた部分がフランジ面1aに密着する程
度のモーメントが作用し得るものであればよい。そし
て、各円筒補強部材2内に電磁拡管コイル15を挿入す
る。
【0019】続いて、図4(b)に示すように、ケーブ
ル16に接続されたスイッチSWを閉じることにより、
電磁拡管コイル15にケーブル16から電源を供給す
る。この結果、円筒補強部材2のフランジ面1aの内部
に収まっている部位は、瞬間的に拡管される。また、図
4(a)及び(b)に示すように、円筒補強部材2のフ
ランジ面1aから突出した部位は瞬間的に外側に倒れて
フランジ面1aの外面に密着する。なお、図4(b)に
示すように、円筒補強部材2の下端部は、スイッチSW
の導通前は溝14cの底に当接しており、スイッチSW
の導通により浮上することになるが、その変形は瞬間的
なものであるため、円筒補強部材2の落下量は無視し得
る程度のものである。また、前述のように、溝14cの
深さは、電磁コイル15と溝14cの側面との間隔より
も小さいので、円筒補強部材2の下端部は押出形材支持
具14による抵抗を受けずに変形することが可能であ
る。一方、チャンネル形押出形材にはその孔2b等を拡
げる力が作用するのみであり、その寸法の変動はほとん
ど発生しない。
【0020】このようにして作製されたアルミニウムフ
レームにおいては、押出形材に補強部材が完全に一体化
されているので、従来の中実リベットを使用して押出形
材に補強部材が接合されているものと比較すると、リベ
ット挿入する孔1bとリベット(円筒補強部材2)との
間の空隙が極めて少なく十分な補強効果が得られる。ま
た、従来の溶接により押出形材に補強部材が接合されて
いるものと比較すると、上述の実施例では電磁成形によ
り接合が行われているので、接合作業が極めて簡易なも
のとなっている。更に、電磁成形が行われる対象の部材
は円筒補強部材2であるため、チャンネル形押出形材1
の寸法の変動はほとんど発生せず、アルミニウムフレー
ムの寸法精度が極めて高い。更に、信頼性向上のため
に、円筒補強部材2のフランジ面1aと密着している密
着部2aの端部とを重ねすみ肉溶接し、円環状にビード
を形成してもよいが、この溶接は同一平面内で行われる
ので、溶接姿勢の制約が少ない。
【0021】なお、円筒補強部材2は、例えば押出形材
として得ることが可能である。また、チャンネル形押出
形材及び円筒補強部材の材質は特に限定されるものでは
なく、例えば5000系アルミニウム合金又は6000
系アルミニウム合金を使用することができる。特に、円
筒補強部材にあっては、電磁成形に関して導電性が高い
6000系アルミニウム合金を使用することが好まし
い。
【0022】また、第1の実施例においては、円筒補強
部材2の外表面は平滑面となっているが、チャンネル形
押出形材の孔の側面及びフランジ面との摩擦を高めるた
めに凹凸が形成されていることが好ましい。図5は円筒
補強部材の一例を示す断面図である。この円筒補強部材
6においては、横断面の形状が三角形となる複数の突起
6aが外表面の長手方向に沿って延びるようにして形成
されている。この円筒補強部材6を使用した場合、電磁
成形により突起6aがチャンネル形押出形材の孔の側面
及びフランジ面に食い込むため、摩擦抵抗が増加し、よ
り一層高い結合強度を得ることができる。一方、円筒補
強部材の内表面は、できるだけ平滑になっていることが
好ましい。これは、電磁拡管コイルを挿入するときの摩
擦をより低減するためである。なお、このような外表面
及び内表面の円筒補強部材も、押出形材として得ること
が可能である。
【0023】また、アルミニウムフレームを輸送機器等
に適用する場合、その機器に必要とされる電気配線及び
配管等を円筒補強部材の中空部分を通してもよい。
【0024】更に、電磁成形を行う際の円筒補強部材を
T1状態のものとし、電磁成形後に、例えば200℃程
度に加熱することにより、円筒補強部材をT5状態とし
て、その強度を向上させてもよい。例えば、電磁成形後
に自動車の塗装工程におけるベークハードが加熱工程を
兼ねるようにしてもよい。
【0025】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。第2の実施例は、自動車のアルミニウム製のサス
ペンションサブフレームを製造する方法に係るものであ
る。図6は本発明の第2の実施例に係るサスペンション
サブフレームの主構造の製造方法を示す斜視図であり、
図7は第2の実施例により製造されたサスペンションサ
ブフレームにおけるマウント部23を示す断面図であ
る。
【0026】第2の実施例に係る自動車のサスペンショ
ンサブフレーム主構造21は、例えば断面が「コ」の字
型の2個の部材22a及び22bが互いに接合されて構
成されている。また、サスペンションサブフレーム主構
造21には、例えば4個のマウント部23が設けられて
いる。各マウント部23においては、第1の実施例と同
様に、部材22a及び22bに互いに対向する孔24が
形成されている。そして、第1の実施例における円筒補
強部材2と同様の円筒連結部材25が各孔24に嵌挿さ
れる。その後、円筒連結部材25を、第1の実施例と同
様に拡管する。図6には、3個の円筒連結部材25の拡
管が終了し、残りの1個が拡管される前の状態を示して
いる。
【0027】全ての円筒連結部材25の拡管が終了して
完成したサスペンションサブフレームの円筒連結部材2
5内には、金属管31の周囲に円筒状のゴム(緩衝材)
32が取り付けられて構成されたブッシュ33が圧入さ
れる。そして、各マウント部23上に車体26が載せら
れる。車体26のマウント部23に接する部位には金属
管31に整合する孔29が形成されており、この孔29
及び金属管31内にボルト27が挿入され、ナット38
で締め付けることにより車体26がサスペンションサブ
フレーム主構造21に固定される。
【0028】なお、振動の吸収等を目的としてゴムブッ
シュ等の緩衝材が圧入されるサブフレームのカラー部
(孔)としては、上述のような車体が搭載されるボディ
マウント部の他に、エンジンが搭載されるエンジンマウ
ント部、デファレンシャルギアボックスが搭載されるデ
ファレンシャルギアボックスマウント部、タンク等の器
物が搭載される器物マウント部、アーム取り付けブラケ
ット部及びアームのジョイント部等が挙げられる。
【0029】このようにして構成された車体フレームに
おいては、円筒連結部材25内でゴム32が変形しやす
いので、外部から負荷がかかった場合でも、ゴム32の
変形によりその負荷を吸収して金属製の部材の変形を防
止することが可能である。
【0030】なお、第2の実施例においても、第1の実
施例と同様に、円筒連結部材25の形状、組成及びその
加工方法については、適宜選択することが可能である。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
第1の部材の2面に孔が形成され、そこに補強部材が挿
入されて電磁拡管されているので、補強部材と第1の部
材との一体性を極めて高いものとすることができる。ま
た、電磁成形は、溶接と比較すると極めて簡便な作業に
より行うことが可能である。従って、強度が高く軽量の
構造部材を容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例により製造されたアルミニウム
フレームを示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例に使用するアルミニウム部材を
示す図であって、(a)はチャンネル形押出形材を示す
斜視図、(b)は補強部材を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施例において各アルミニウム部材を
組み合わせた状態を示す断面図である。
【図4】本発明の実施例において電磁成形を行った状態
を示す図であって、(a)は上面図、(b)は模式的断
面図である。
【図5】円筒補強部材の一例を示す断面図である。
【図6】本発明の第2の実施例に係るサスペンションサ
ブフレームの製造方法を示す斜視図である。
【図7】第2の実施例により製造されたサスペンション
サブフレームにおけるマウント部23を示す断面図であ
る。
【図8】(a)及び(b)は開口断面部材用の従来の補
強部材を示す斜視図である。
【符号の説明】
1;チャンネル形押出形材 1a;フランジ面 1b;孔 1c;ウェブ面 2、6;円筒補強部材 2a;密着部 6a;突起 14;サイドメンバ支持具 15;電磁拡管コイル 21;サスペンションサブフレーム主構造 22a、22b;部材 23;マウント部 24;孔 25;円筒連結部材 26;車体 27;ボルト 28;ナット 29;孔 31;金属管 32;ゴム(緩衝材) 33;ブッシュ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向する1対の板部を有し前記1
    対の板部に夫々孔が形成された第1の部材と、前記両孔
    に挿入され電磁拡管されて前記第1の部材を補強する補
    強部材と、を有することを特徴とする構造部材。
  2. 【請求項2】 互いに対向する1対の板部を有し前記1
    対の板部に夫々孔が形成された第1の部材と、前記両孔
    に挿入され電磁拡管されて前記両孔を互いに連結する連
    結部材と、を有することを特徴とする構造部材。
  3. 【請求項3】 互いに対向する1対の板部を有し前記1
    対の板部に夫々孔が形成された第1の部材の前記両孔内
    に円筒状の補強部材を挿入する工程と、前記補強部材の
    内部に電磁拡管コイルを挿入する工程と、前記電磁拡管
    コイルに通電することにより、前記補強部材の両端部を
    外側に屈曲させ前記第1の部材を補強する工程と、を有
    することを特徴とする構造部材の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記補強部材の少なくとも一方の端部と
    前記第1の部材とを溶接する工程を有することを特徴と
    する請求項2に記載の構造部材の製造方法。
  5. 【請求項5】 互いに対向する1対の板部を有し前記1
    対の板部に夫々孔が形成された第1の部材の前記両孔内
    に円筒状の連結部材を挿入する工程と、前記連結部材の
    内部に電磁拡管コイルを挿入する工程と、前記電磁拡管
    コイルに通電することにより、前記連結部材の両端部を
    外側に屈曲させ前記両孔を互いに連結する工程と、を有
    することを特徴とする構造部材の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記連結部材の少なくとも一方の端部と
    前記第1の部材とを溶接する工程を有することを特徴と
    する請求項5に記載の構造部材の製造方法。
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