JP2002159415A - ワイプ - Google Patents

ワイプ

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JP2002159415A
JP2002159415A JP2001259183A JP2001259183A JP2002159415A JP 2002159415 A JP2002159415 A JP 2002159415A JP 2001259183 A JP2001259183 A JP 2001259183A JP 2001259183 A JP2001259183 A JP 2001259183A JP 2002159415 A JP2002159415 A JP 2002159415A
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layer
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gripping
drying
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Anders Gustafsson
アンデルス・グスタフソン
Kerstin Johansson
ケルスティン・ヨハンソン
Urban Widlund
ウルバン・ヴィドルンド
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SCA Hygiene Products AB
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    • A47K7/00Body washing or cleaning implements
    • A47K7/02Bathing sponges, brushes, gloves, or similar cleaning or rubbing implements
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47LDOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47L13/00Implements for cleaning floors, carpets, furniture, walls, or wall coverings
    • A47L13/10Scrubbing; Scouring; Cleaning; Polishing
    • A47L13/16Cloths; Pads; Sponges
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B1/00Layered products having a non-planar shape
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B5/00Layered products characterised by the non- homogeneity or physical structure, i.e. comprising a fibrous, filamentary, particulate or foam layer; Layered products characterised by having a layer differing constitutionally or physically in different parts
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    • B32B5/24Layered products characterised by the non- homogeneity or physical structure, i.e. comprising a fibrous, filamentary, particulate or foam layer; Layered products characterised by having a layer differing constitutionally or physically in different parts characterised by the presence of two or more layers which are next to each other and are fibrous, filamentary, formed of particles or foamed one layer being a fibrous or filamentary layer
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    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A45D2200/1009Applicators comprising a pad, tissue, sponge, or the like
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】身体の洗浄/乾燥を効率的に又衛生的に行うこ
とができ、材料を多量に使用せず、十分な正確さで取り
扱えるワイプを提供する。 【解決手段】第1表面102及び第2表面103を有
し、第1表面102上に乾燥材料101を配置した、特
に衛生目的のためのワイプに関する。タブ形状把持部材
104は第2表面103上に配置され、それは長さ方向
及び幅方向を有し、把持部材104の長さは少なくとも
10ミリメートルであり、把持部材104の幅は5ミリ
メートルを越えず、手の2本の指の間で長手方向に把持
部材104を把持することによってワイプをしっかりと
保持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】技術分野 本発明は第1表面及び第2表面を有し、第1表面上に親
水性材料層を配置し、第2表面上に把持材料を配置した
ワイプ(wipe)に関する。
【0002】従来技術 例えばトイレを訪れたときに性器及び肛門領域を清潔に
するために、又は幼児又は失禁の寝たきりの成人の洗浄
/乾燥のために、今までトイレットペーパー、ワイプ、
ペーパータオルなどを使用することが通例である。しか
しながら、公知の乾燥手段は多数の欠点を伴う。例え
ば、乾燥のためにトイレットペーパー又はワイプを使用
するとき、“取っ手”を形成して手に対して乾燥材料を
固定するために及び乾燥材料を保持する手が汚れから保
護されることを確実にするために不必要に多量の材料が
使用されている。さらに、トイレットペーパー及びワイ
プは乾燥手順中に正確さに劣り、特に看護状況において
乾燥材料の非効率的で非衛生的な取扱いを生じる。
【0003】別の問題は磨く目的のための拭き取り布に
関連して起こる。かかる布は磨かれる表面を高スピード
で動かさなければならず、磨かれる表面と磨いている布
の間の摩擦の結果として、磨き布が使用者の手から容易
にスリップする。磨くことは乾燥材料が親水性であるこ
とを必ずしも要求しない。なぜならば磨くことは乾燥又
は油状表面で実施されることが多いからである。後者の
ケースでは、油の如き疎水性液体を吸収する乾燥材料を
使用することが都合が良い。
【0004】乾燥をより容易にするため、材料を節約す
るため及び汚れに対する良好な保護を与えるために、例
えばDE 4117827及びWO 96/16217
では使用者が手を挿入できるポケット又は手袋としてワ
イプを設計することが提案されている。しかしながら、
かかる手袋又はポケットは相対的に多量の材料をなお要
求する。加えて、手袋又はポケットは使用中手からすべ
り落ちたり手のまわりですべる危険がかなり存在する。
従って、公知の乾燥手袋は汚れに対する満足のいく保護
又は乾燥手順中の十分な正確さ及び制御を与えない。
【0005】それゆえ性器及び肛門領域を清潔にするた
め、磨く目的のため、又は同様の目的のために改良され
たワイプに対する要求が存在したままである。
【0006】発明の開示 本発明は例えば衛生目的のために意図されかつ冒頭に述
べられたタイプのワイプを提供し、そのワイプは公知の
ワイプ及び手袋の問題を本質的に除去するものである。
【0007】本発明に従って設計されたワイプは把持部
材が第2表面から突出するタブの形でありかつ長さ方向
及び幅方向を有し、把持部材の長さが少なくとも10ミ
リメートルであり、把持部材の幅が5ミリメートルを越
えないこと、及び手の2本の指の間で長手方向に把持部
材を把持することによって把持部材がしっかりと保持さ
れることができることを主に特徴とする。把持部材の長
さ方向はワイプが使用されるときに使用者の指の長さ方
向と一致する方向である。幅方向は把持部材の長さ方向
に対して直角であり、把持部材の幅は把持部材が2本の
指の間にしっかりと保持されるときの幅方向における範
囲である。従って、把持部材は2本の指の間でしっかり
と保持することが困難であったり又は不快である幅の広
いものであってはならない。
【0008】良好な保持力を得るため及びタブ形状把持
部材の把持を容易にするために、タブ形状把持部材が少
なくともその長さに沿ってどこかで少なくとも5ミリメ
ートルだけ親水性材料層から突出すること、好ましくは
タブ形状把持部材が10−40ミリメートルだけ親水性
材料層から突出することが好ましい。タブ形状把持部材
の高さに対する又はその幅に対する上限は把持機能に対
して臨界的ではないが、材料消費の理由のため及び取扱
いの見地から把持部材はあまり幅広くしないことが好ま
しい。
【0009】本発明の一例によれば、タブ形状把持部材
は材料層における材料折りたたみによって形成される。
従って、かかる把持部材は材料層の二つのプライ(plie
s)を含む。積層された材料層、例えば不織材料とプラ
スチックフィルムの積層体を使用することもでき、それ
は把持部材が液体バリヤーを含むことを意味する。別個
の材料区域は折りたたみ後、親水性材料層と同じ平面範
囲を有するか又は異なる平面範囲を有する層又は材料バ
ンドの形であることができる。材料の幾つかの層を積層
することは把持部材の剛性、従って安定性及び把持性を
増大する。
【0010】別個の材料区域は親水性材料層の第2表面
に対して直接に、又は親水性材料層の第2表面を横切っ
て配置される中間材料層に対して親水性材料層の第2表
面に固定される。かかる中間材料層の例としては液密材
料層、耐細菌性材料層、補強層、又は同種層である。把
持部材を形成する別個の材料区域は親水性材料層の第2
表面の全体を横切って又はこの表面の一部だけの上に配
置されることができる。
【0011】本発明の一例によれば、少なくとも二つの
タブ形状把持部材は第2表面上に配置される。タブ形状
把持部材の間の距離を1本又は2本の指の幅に相当する
ように適応することによって、両把持部材を同時に把持
することができる。かかる二重の保持は乾燥手順中ワイ
プについて高レベルの制御及びしっかりとした保持を可
能にする。2以上の把持部材は使用者に対して一つ又は
二つの把持部材を使用することを選択する可能性をさら
に与える。異なる把持部材を選択することによって、手
に対するワイプの位置を決定し、手に対してワイプを動
かすこともでき、かくしてワイプの異なる部分が乾燥の
ために使用されることができる。二つの隣接タブ形状把
持部材の間の距離は2センチメートル〜8センチメート
ル、好ましくは2.5センチメートル〜6センチメート
ルであるべきである。
【0012】親水性材料層は液体吸収材料、例えばセル
ロースパルプ、綿繊維、泥炭、又は同様物を含むことが
有利であり、かくして体液はワイプによって吸収される
ことができる。
【0013】本発明によるワイプの切断を容易にするた
めに、把持タブの外部輪郭は把持タブが把持表面に対し
て折りたたまれるときワイプの親水性材料層の外部輪郭
と少なくとも部分的に一致するように設計されることが
できる。把持タブが折りたたまれた材料区域によって形
成されるとき、把持タブが形成された後、それらの外部
輪郭を切断してワイプの残りの外部輪郭にマッチさせる
こともできる。
【0014】ワイプの親水性材料層と把持部材の間に保
護層を配置して汚れに対して使用者の手を保護すること
が好都合である。かかる保護層は例えば使用者の手への
液体の移動に対抗する疎水性不織材料又はプラスチック
フィルムであることができる。耐細菌性材料、殺菌性を
有する材料、高吸収性を有する材料、又は同種材料を使
用することも考えられる。もちろんタブ形状把持部材又
は把持部材は保護層と同じ材料から作られることができ
又はタブ形状把持部材を保護層の一部とすることができ
る。
【0015】乾燥中のワイプの安定性及び制御性及びそ
の把持性は把持部材の長さが少なくとも指の長さにほぼ
相当する長さまで増大するとき増大する。それゆえもし
把持部材が少なくとも1.5センチメートル、好ましく
は少なくとも3センチメートルであるその長手方向の範
囲を有するなら有利である。
【0016】少なくとも一つの指は本発明によるワイプ
の使用中タブ形状把持部材の各側上に位置されるので、
把持部材の材料は把持部材の両側上の指の間でしっかり
固定されることができる。これはワイプが乾燥手順中手
からすべり落ちることが防止されることを意味する。加
えて、ワイプは予め決められた位置で保持されることが
でき、その結果としてワイプの汚れた部分は乾燥位置の
外側の表面と不注意に接触することを防止される。ワイ
プが使用者の手に対して規定された位置にロックされる
ことができるということは使用者が乾燥手順中ワイプに
ついてのより大きな制御を有し、その結果として乾燥が
容易になり、従来公知のワイプで可能な結果及び正確さ
より良好な結果及び正確さで行うことができることを意
味する。本発明によれば、使用者の手の汚れに対する大
きな保護、ワイプの良好な保持、及び乾燥手順中の大き
な精度及び正確さを達成することができる。
【0017】本発明は最適な乾燥特性を与えるように設
計される乾燥表面及び乾燥手順中ワイプの信頼性のある
衛生的な保持を与えるように設計される把持部材を有す
るワイプを利用可能にする。
【0018】図面の簡単な記述 本発明は添付図面に示された図面を参照してより詳細に
記載されるだろう。図1は乾燥中乾燥領域から離れて向
けられることを意図される側から見た本発明の第一例に
よるワイプを示す。図2は図1中のワイプが使用中どの
ようにしてしっかりと保持されることができるかについ
ての透視図を示す。図3は乾燥中乾燥領域から離れて向
けられることを意図される側から見た本発明の第二例に
よるワイプを示す。図4は図3におけるワイプの線IV−
IVに沿った断面を示す。図5は図3及び4中のワイプが
使用中どのようにしてしっかりと保持されることができ
るかについての透視図を示す。図6は乾燥中乾燥領域か
ら離れて向けられることを意図される側から見た本発明
の第三例によるワイプを示す。図7は本発明の第4例に
よるワイプの断面を示す。図8は本発明の第5例による
ワイプの断面を示す。図9は本発明の第6例によるワイ
プを示す。
【0019】具体例の記述 図1−3に示されたワイプ100は使用中把持されるこ
とを意図される側から示され、第1層、液体吸収又は少
なくとも親水性の材料から作られた乾燥層101を含
む。この場合において好適な材料はティッシュの層、吸
収フォーム及び布又は布状材料、好ましくは吸収又は少
なくとも親水性の繊維を含むいわゆる不織材料の薄い可
撓性層である。この関連において使用されることができ
る繊維の例はセルロース繊維、再生セルロース、ポリエ
ステル、親水性又は同様の特性にされたポリオレフィン
繊維である。乾燥層101は非吸収結合繊維、補強繊
維、又は同種繊維とともに吸収材料を含むことができ
る。例えば、吸収及び非吸収繊維を有する繊維混合物か
らなる不織材料を使用することができる。しかしなが
ら、使用される繊維は親水性である繊維又は例えば湿潤
剤で又は繊維の化学又は物理変性によって親水性表面を
得るために処理された繊維から本質的になることが好ま
しい。乾燥層101は材料の1以上のプライを含むこと
ができ、乾燥される表面の方に向けられることを意図さ
れる表面である乾燥表面102上に好ましくは不織材料
のカバーシートを与えられることもできる。また乾燥層
101は把持部材104が配置される把持表面103を
有する。
【0020】把持部材104は接着剤結合、溶接、又は
同様の方法によって乾燥層101に固定される第2層1
05によって形成される。乾燥層101と第2層105
の間の接合は乾燥層101と第2層の相互に面する表面
全体上に連続的になされることができ又はそれらの層間
に配置された離散した付着点又は付着領域の形であるこ
とができる。
【0021】第2層105は乾燥層と同じ材料から又は
この目的のために好適な他の層材料からなることができ
る。第2層105はより大きなグループの材料から選択
されることができる。なぜならば吸収特性に関する条件
がこの層について全く設けられていないからである。従
って、第2層105はティッシュの層、不織層、プラス
チックフィルム、紙の層、又は同種層であることができ
る。しかしながら、第2層105は乾燥手順中液体の浸
透に抵抗するように液密又は少なくとも疎水性であるこ
とが好ましい。乾燥中使用者の手の汚れに対する改良さ
れた保護はこのようにして達成される。
【0022】ワイプ100は縦方向及び横方向を有し、
縦方向に延びる二つの等しい長い側縁108,109及
び横方向に延びる二つの端縁110,111を有する台
形を有し、その一つの端縁110は他の端縁111より
わずかに短い。
【0023】把持部材104は本質的に矩形を有しかつ
乾燥層の把持表面103から突出する把持タブによって
形成され、ワイプの縦方向に延びる第2層105におけ
る折りたたみによって形成される。折りたたみは例えば
接着剤結合又は溶接によって閉じられることができ、又
は開放材料折りたたみであることができる。
【0024】ワイプ100の使用中、把持部材104は
二つの指の間に、例えば図2に示されるように中指11
7と人差し指118の間にしっかりと保持される。汚れ
に対して指を保護するために、ワイプ100は二つの指
の幅を少なくとも越える幅を有するべきであり、好まし
くは図2に示されるように3本の指の幅を越える幅を有
するべきである。
【0025】図3−5に示されたワイプ300は使用中
把持されることを意図される側から見たものである。ワ
イプ300は乾燥表面302を有する乾燥層301及び
第2表面、即ち乾燥表面302から離れて向けられる把
持表面303を含む。さらなる材料層、即ち保護層32
1は乾燥層の第2表面303上に配置されている。保護
層321はティッシュの層、不織層、又はプラスチック
層の如き液密層、又は疎水性不織層であることが好まし
い。あるいは、保護層321は吸収又は親水性層と液密
層の積層体、例えばティッシュの層とプラスチック層の
積層体であることができる。
【0026】材料層305によって形成される二つの把
持部材304は例えば接着剤結合、縫い合わせ又は溶接
によって二つの平行な付着ライン306,307に沿っ
て乾燥層301から離れて向けられる保護層321の表
面に固定される。接合は各付着ライン306,307の
全体に沿って連続的な縫い目の形であることができ又は
不連続でかつ2以上の付着領域からなることができる。
【0027】付着ライン306,307は1本の指の幅
にほぼ相当する互いの距離で配置されることが好まし
い。あるいは、付着ライン間の距離、従って把持部材3
04間の距離はほぼ2本の指の幅に相当することができ
る。把持部材304をいかなる互いの距離でも配置する
こともできるが、あまり好ましくない。その場合には、
一つの把持部材304だけが一般にワイプ300を保持
するために使用されることができる。しかしながら、使
用者はどの把持部材を使用するかを選択する可能性を有
し、このようにして手に対するワイプの位置を制御する
ことができ、それはもちろん利点である。また把持部材
304の間の距離が1本又は2本の指の幅に相当する別
の例では、使用者はもちろん把持部材304の一つを使
用することだけを選択することができる。
【0028】図1及び2に示されたワイプのように、ワ
イプ300は縦方向及び横方向を有しかつ縦方向に延び
る二つの等しい長い側縁308,309及び横方向に延
びる二つの端縁310,311を有する台形であり、そ
の一つの端縁310は他の端縁311よりわずかに短
い。図1−5に示された例では、把持部材304は端縁
110,111;310,311の間の距離全体に延び
る。
【0029】ワイプ300に含まれる全ての層は本質的
に同じ形状及び平面範囲を有し、それは製造の見地から
利点である。なぜならばワイプは全ての層301,30
5,321を含む共に積層されたウエブから直接切り出
されることができる。
【0030】図3及び4に示されたワイプは図1及び2
のワイプと同じ方法で使用される。従って、1本又は2
本の指が好ましくはワイプの短い方の端縁310から把
持部材304の間に配置され、一つ以上の把持部材30
4が把持部材304の間に差し込まれた1本の指と、各
把持部材304と対応する側縁の間の少なくとも一つの
隣接する指との間にしっかりと保持される。図5に示さ
れるように、ワイプ300は把持部材304の間の距離
が1本の指の幅に適応されるときに3本の指を使用して
しっかりと保持されることができ、その場合において一
つの把持タブ304′は薬指319と中指317の間に
しっかりと保持され、一つの把持タブ304″は中指3
17と人差し指318の間にしっかりと保持される。
【0031】図1−5に示されたワイプと違って、図6
に示されたワイプ600は楕円形を有し、乾燥表面60
2及び把持表面603を有する乾燥層601、及び保護
層621、例えば把持表面603を横切って配置された
プラスチックフィルムを含む。ストリップ形状材料層6
05は乾燥層から離れて向けられる保護層621の表面
上に配置され、折りたたまれた形で保護層621に固定
され、かくして二つのタブ形状把持部材604′,60
4″が得られる。ストリップ形状材料層605はプラス
チックフィルム、不織材料、プラスチックフィルムと不
織布の積層体、又は同様物からなることができる。不織
材料の内側にプラスチックフィルムを配置することによ
って、使用者の手とワイプの間に液密及び耐細菌性バリ
ヤーを有する把持部材604′,604″が得られる。
同時に、不織材料は使用者の手と把持部材の間の摩擦が
プラスチックに対するより大きく、その結果として把持
部材の固定特性が改良されるように選択されることがで
きる。
【0032】図7は本発明による把持部材704を有す
るワイプ700の横断面を示す。把持部材704は折り
たたまれたタブの形であり、外部カバー材料、例えばプ
ラスチックフィルム、又は疎水性、好ましくは液体抵抗
性不織材料、及びワイプの乾燥層701の一部である内
側材料を含む。乾燥層701を把持部材704中に延ば
すことによって、把持及び固定しやすい、より強くて安
定した把持部材が得られる。図7中のワイプは液体透過
性カバーシート723をさらに与えられ、それは乾燥層
701の乾燥表面702に固定される。かかる液体透過
性カバーシートはもちろん図に示されたワイプのいずれ
かとともに使用されることができる。
【0033】さらなる把持部材配置が図8に示されてい
る。図7のワイプのように、ワイプ800は横断面で示
され、図7に示されたワイプ700のように乾燥層80
1の乾燥表面を横切って配置された液体透過性カバーシ
ート823を含む。乾燥層の反対の表面、即ち把持表面
803は従来の方法で乾燥層に固定される保護層821
によってカバーされる。
【0034】把持部材は図3−5に示された例のように
互いに離れて固定される二つの把持タブ804′,80
4″からなる。しかしながら、前記例とは対照的に、把
持タブ804′,804″はワイプ800の縦方向中央
線の方に向けられるそれらの自由端824,825で固
定される。示された例では、自由端824,825はわ
ずかに重なり、それはタブの把持を容易にする。図8に
示された変形例は有利である。なぜならば縦方向中央線
に沿ってワイプを曲げることによって保護層821から
把持タブ804′,804″を持ち上げることが容易で
あり、かくして把持タブ804′,804″の自由端8
24,825は容易に把持されることができるからであ
る。ワイプのサイズ及び把持タブ804′,804″の
間の距離によって、図8に示されたものより大きい範囲
で互いに重なる、又は互いに全く重ならない把持タブ8
04′,804″をもちろん配置することができる。
【0035】図9は二つの予備成形された把持タブ90
4′,904″を持つ、剛いプラスチックの如き相対的
に剛い材料区域905を有するワイプ900の概略図を
示す。剛い材料区域905は乾燥層901の把持表面9
03から突出する把持タブ904′,904″を伴って
ワイプに固定される。把持タブ904′,904″は材
料折りたたみによって形成されないので、それらは図9
に示されるように例えば丸められた、いかなる好適な形
状も与えられることができる。
【0036】示された図示例の幾つかのワイプは台形を
有するが、本発明の範囲内で多数の他の形状を使用する
ことがもちろん可能である。例えば、正方形、長方形、
円形、楕円形又は三角形のワイプを使用することができ
る。ワイプのサイズは使用の面積に従ってもちろん変化
可能である。しかしながら、ワイプは2本の指の幅に少
なくとも相当する幅を有するべきである。さらに、乾燥
層は異なる又は同じ組成の1以上の層から作られること
ができる。乾燥層の吸収容量は使用の面積に従ってもち
ろん適応されることができる。ワイプはもちろんタオル
タイプからなることができる。記載された様々な保護層
及びカバーシートの使用はもちろん全ての様々な例に適
応可能である。同様に本発明によるワイプに1以上のタ
ブ形状把持部材を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】乾燥中乾燥領域から離れて向けられることを意
図される側から見た本発明の第一例によるワイプを示
す。
【図2】図1中のワイプが使用中どのようにしてしっか
りと保持されることができるかについての透視図を示
す。
【図3】乾燥中乾燥領域から離れて向けられることを意
図される側から見た本発明の第二例によるワイプを示
す。
【図4】図3におけるワイプの線IV−IVに沿った断面を
示す。
【図5】図3及び4中のワイプが使用中どのようにして
しっかりと保持されることができるかについての透視図
を示す。
【図6】乾燥中乾燥領域から離れて向けられることを意
図される側から見た本発明の第三例によるワイプを示
す。
【図7】本発明の第4例によるワイプの断面を示す。
【図8】本発明の第5例によるワイプの断面を示す。
【図9】本発明の第6例によるワイプを示す。
フロントページの続き (72)発明者 ケルスティン・ヨハンソン スエーデン国エス−523 38 ウルリスハ ムン、アルスコグスガタン 8 (72)発明者 ウルバン・ヴィドルンド スエーデン国エス−435 43 ピクスボ、 ペロンヴェーゲン 5 Fターム(参考) 2D034 AC00

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1表面(102)及び第2表面(10
    3)を有し、第1表面(102)上に乾燥層(101)
    を配置し、第2表面(103)上に把持部材(104)
    を配置したワイプ(100)において、把持部材(10
    4)が第2表面(103)から突出するタブの形であり
    かつ長さ方向及び幅方向を有し、把持部材(104)の
    長さが少なくとも10ミリメートルであり、把持部材
    (104)の幅が5ミリメートルを越えないこと、及び
    手の2本の指の間で長手方向に把持部材(104)を把
    持することによってワイプ(100)をしっかりと保持
    することができることを特徴とするワイプ。
  2. 【請求項2】 タブ形状把持部材(104)が少なくと
    も5ミリメートルだけ乾燥層(101)から突出するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のワイプ。
  3. 【請求項3】 タブ形状把持部材(104)が10−4
    0ミリメートルだけ乾燥層(101)から突出すること
    を特徴とする請求項2に記載のワイプ。
  4. 【請求項4】 タブ形状把持部材(104)が材料の折
    りたたみによって形成されることを特徴とする請求項1
    −3のいずれかに記載のワイプ。
  5. 【請求項5】 タブ形状把持部材(104;304)が
    乾燥層(101;301)の第2表面(103;30
    3)に固定される別個の材料区域(105;305)に
    よって形成されることを特徴とする請求項1−4のいず
    れかに記載のワイプ。
  6. 【請求項6】 少なくとも二つのタブ形状把持部材(3
    04)が第2表面(303)上に配置される請求項1−
    5のいずれかに記載のワイプ。
  7. 【請求項7】 二つの隣接把持部材の間の距離が2セン
    チメートルから8センチメートルまでである請求項6に
    記載のワイプ。
  8. 【請求項8】 二つの隣接把持部材の間の距離が2.5
    センチメートルから6センチメートルまでである請求項
    7に記載のワイプ。
  9. 【請求項9】 把持部材(304)の外部輪郭がワイプ
    (300)の乾燥層(301)の外部輪郭と一致する請
    求項5−8のいずれかに記載のワイプ。
  10. 【請求項10】 乾燥層(101)が液体吸収材料を含
    む請求項1−9のいずれかに記載のワイプ。
  11. 【請求項11】 保護層(321)がワイプの乾燥層
    (301)と把持部材(304)の間に配置される請求
    項1−10のいずれかに記載のワイプ。
  12. 【請求項12】 把持部材(604′,604″;70
    4′,704″;804′,804″;904′,90
    4″)が少なくとも1.5センチメートル、好ましくは
    少なくとも3センチメートルである長手方向の範囲を有
    する請求項1−11のいずれかに記載のワイプ。
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