JP2002159249A - 魚釣用リ−ル - Google Patents

魚釣用リ−ル

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JP2002159249A
JP2002159249A JP2000358806A JP2000358806A JP2002159249A JP 2002159249 A JP2002159249 A JP 2002159249A JP 2000358806 A JP2000358806 A JP 2000358806A JP 2000358806 A JP2000358806 A JP 2000358806A JP 2002159249 A JP2002159249 A JP 2002159249A
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Takashi Terauchi
孝 寺内
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Daiwa Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弾性的に抜け止め係止して特別な部品を
必要とせずに作業時間とコストを低減できると共に、確
実に防水できること。 【解決手段】 モ−タ収容ケ−ス3の右側開口部3aに
は蓋体4が防水Oリング13を挟んで嵌合され、モ−タ
収容ケ−ス3の収容部3bと蓋体4の収容部4a内にス
プ−ル駆動モ−タからなる電装部品5が収容されてい
る。蓋体4には筒部4d、4eが形成されて筒部4d、
4e内の開口部4f、4gに夫々弾性体6、6が嵌入さ
れ、弾性体6、6の貫通孔からなる挿通部6a、6aに
スプ−ル駆動モ−タからなる電装部品5の端子に接続さ
れたリ−ド線15、16が挿通されて弾性体6の外周に
は鍔部からなる抜け止め部6bと複数の周溝6cと鍔部
からなる抜け止め部6dが形成され、筒部4d、4eに
形成された抜け止め部4h、4iと開口縁部4j、4k
に弾性的に係止されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、釣糸の繰り出し
で回転する回転体の回転数に基づき糸長を計測表示する
糸長表示装置やスプ−ルを自動巻き取りするスプ−ル駆
動モ−タ等の電装部品に給電するリ−ド線の引出し開口
部の防水機構を改良した魚釣用リ−ルに関する。
【0002】
【従来の技術】魚釣用リ−ルは、他の技術分野の商品と
は異なり、海水、水、異物等が侵入付着し易い環境の厳
しい釣場で使用されるが、近年の魚釣用リ−ルには、釣
糸の繰り出しで回転する回転体の回転数に基づき糸長を
計測表示する糸長表示装置やスプ−ルを自動巻き取りす
るスプ−ル駆動モ−タ等の電気的に動作される電装部品
が取り付けられ、この電装部品や電装部品に給電するリ
−ド線等の引出し開口部の防水処理は他の技術分野にま
さる必要不可欠のものである。
【0003】従来の防水機構は、図10のようにスプ
−ル駆動モ−タからなる電装部品5が、側枠1a、1b
間に取り付けられたモ−タ収容ケ−ス3と蓋体4の中に
収容され、モ−タ収容ケ−ス3と蓋体4は防水Oリング
13を挟んで嵌合されて防水されると共に、電装部品5
の端子に接続されたリ−ド線15、16は、蓋体4に形
成された筒部4d、4eに嵌合固定された弾性体6″、
6″の貫通孔6a、6aに挿通されて引き出されてい
る。又、図11のようにリ−ド線15を挿通した筒部
4dにシリコン等の硬化剤63を注入したものや、図
12のように筒部4dにゴム製パッキング64を挿入し
て板65で抜け止め固定したものがあるが以下の課題を
残している。
【0004】前記では組立作業で弾性体6″、6″挿
入後、リ−ド線15、16が動いてしまうと、ズレて抜
けてしまうことがあり、確実に防水することが困難であ
る。前記では硬化剤63が固まるまでに時間がかか
り、充填作業によるので確実に防水するのは作業時間が
かかると共に、又取り換え作業が簡単に行えない。前記
では確実に防水は可能であるが、部品点数が増えるた
め、作業時間増、コスト増、形状大になってしまい、好
ましくない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、防水作業処理に時間がかったり、防水性能が安定
しなかったり、或は構成が複雑化したりすることであ
る。
【0006】本発明の目的は前記欠点に鑑み、弾性的に
抜け止め係止して特別な部品を必要とせずに作業時間と
コストを低減できると共に、確実に防水できる魚釣用リ
−ルを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係わる本発明は、魚釣用リ−ルの本体内
部に装着される電装部品に給電するリ−ド線の引出し開
口部の防水機構において、電装部品を収容する収容部に
形成した開口部にリ−ド線を内部に挿通する弾性体を嵌
入し、前記開口部と弾性体との間に該弾性体の抜けを防
止する抜け止め部を形成したことを要旨とするものであ
る。請求項2に係わる本発明は、前記弾性体の両側部に
抜け止め部を形成して、前記開口部の収容部側の抜け止
め部と開口部の縁部に弾性的に抜け止め係止したことを
要旨とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1・2の本発明により、電
装部品5の端子に接続されたリ−ド線15、16は弾性
体6、6′、62の貫通孔からなる挿通部6a、62a
に挿通され、弾性体6、6′の鍔部からなる抜け止め部
6b、6dが抜け止め部4h、4iと開口部4f、4g
の開口縁部4j、4kで弾性的に抜け止めされたり、筒
部4d内の鍔部からなる抜け止め部4m、4nで抜け止
めされているので、特別に抜け止めするための部品が不
要となり、防水部分の構成が簡素化されてコスト、作業
時間が削減できると共に、組立作業の不用意なズレも防
止できて確実に防水が出来る。
【0009】
【実施例】以下、図示の実施例によって本発明を説明す
ると、図1から図6は第1実施例で、図1はリ−ルの断
面平面図、図2はモ−タ収容ケ−スと蓋体の収容部に電
装部品が収容された断面平面図、図3はスプ−ルと駆動
機構のハンドル側の拡大断面平面図、図4はリ−ルの反
ハンドル側の拡大断面平面図、図5はリ−ルの要部断面
背面図、図6はリ−ルのハンドル側側面図、図7はリ−
ルのハンドル側側板内の側面図である。
【0010】魚釣用リ−ルのリ−ル本体Aは図1のよう
に枠体1と側板10、2で構成されている。枠体1は左
右両側枠1a、1bと図示しない支柱とリ−ル脚11の
固定板1cと指載せ板1dが一体に、かつ左右両側枠1
a、1bが平行に保持されて左右両側枠1a、1bの外
側には夫々側板10、2が取り付けられている。側板1
0、2の夫々内側の両側枠1a、1b間にはスプ−ル1
2が回転可能に支持されている。両側枠1a、1b間の
前方下方に穿設された透孔1e、1fにモ−タ収容ケ−
ス3が嵌合されて取り付けられている。
【0011】モ−タ収容ケ−ス3は両側枠1a、1b間
に取り付けられると共に、図1、図2のように右側開口
部3aには蓋体4が防水Oリング13を挟んで嵌合され
ている。モ−タ収容ケ−ス3の収容部3bと蓋体4の収
容部4a内にスプ−ル駆動モ−タからなる電装部品5が
収容され、電装部品5は筒体5aが蓋体4の中心凹部4
bに嵌合されて保持されている。蓋体4の中心には外側
に筒部4cが突出形成されて外側筒部4c内に一方向回
転クラッチBが設けられ、スプ−ル駆動モ−タからなる
電装部品5の回転軸14の一端外周には一方向回転クラ
ッチBが嵌合されている。
【0012】蓋体4には筒部4d、4eが形成されて筒
部4d、4e内の開口部4f、4gに夫々弾性体6、6
が嵌入され、弾性体6、6の貫通孔からなる挿通部6
a、6aにスプ−ル駆動モ−タからなる電装部品5の端
子に接続されたリ−ド線15、16が挿通されている。
筒部4d、4eの収容部4a側には段部で抜け止め部4
h、4iが形成されている。弾性体6、6の外周には鍔
部からなる抜け止め部6bと複数の周溝6cと鍔部から
なる抜け止め部6dが形成されている。開口部4f、4
gに夫々弾性体6、6が嵌入されると、弾性体6、6の
鍔部からなる抜け止め部6bは抜け止め部4h、4iに
係止され、鍔部からなる抜け止め部6dは筒部4d、4
eの開口部4f、4gの開口縁部4j、4kに係止され
る。
【0013】図1、図3のようにスプ−ル駆動モ−タか
らなる電装部品5の他側の筒体5bはモ−タ収容ケ−ス
3の筒部3cで保持されている。筒体5bから突出され
た回転軸14の外周には防水リング17が嵌合され、回
転軸14の他側に歯車18が圧入等で回り止め嵌合され
て他端は保持部材19に取り付けられた軸受20に嵌合
されている。保持部材19は左側枠1aの透孔1gに嵌
合固定されている。
【0014】スプ−ル12はモ−タ収容ケ−ス3の収容
部3bと蓋体4の収容部4a内に設けられたスプ−ル駆
動モ−タからなる電装部品5と側板2の外側に設けたハ
ンドル21で回転される。スプ−ル12は釣糸巻回胴部
12aと一側フランジ部12bと他側フランジ部12c
とで形成されている。一側フランジ部12bは左側枠1
aに形成された大径の透孔1hに挿入され、他側フラン
ジ部12cは右側枠1bに形成された大径の透孔1iに
挿入される。スプ−ル12は釣糸巻回胴部12a内の両
端に嵌合された軸受22と軸受23を介してスプ−ル軸
7に軸承されている。
【0015】スプ−ル軸7の左側一側には回り止め部7
aと小径部7bが形成され、回り止め部7aに歯車24
が回り止め嵌合されている。小径部7bは左側枠1aに
取り付けられた保持部材19に取り付けられた軸受25
に嵌合されている。歯車24と歯車18は保持部材19
の筒軸19aに鍔付きスリ−ブ26と軸受27を介して
支持されてビス28で抜け止めされた中間歯車29に噛
合されている。
【0016】スプ−ル軸7の右側他側には回り止め部7
cと小径部7dが形成され、回り止め部7cにピニオン
30が回り止め嵌合されている。小径部7dに遊星歯車
による減速機構Cの第1回転体8と軸受31が嵌合され
ている。第1回転体8の板部8aに固定された軸部32
に遊星歯車33が嵌合されて遊星歯車33はピニオン3
0に噛合されている。第1回転体8の中心には歯車8b
が形成されている。
【0017】軸受31には第2回転体8′の筒部8cが
嵌合され、第2回転体8′の板部8dに固定された軸部
34に遊星歯車35が嵌合されている。遊星歯車35は
歯車8bに噛合されている。第2回転体8′の筒部8c
に筒部8eが一体形成されている。筒部8eの端面には
係合部8fが形成されている。筒部8eは他側フランジ
部12cの外側にビス止めされた回転盤36の筒部36
a内に嵌合されている。
【0018】スプ−ル12の他側フランジ部12cの外
側凹部内に外輪歯車12dが形成されて減速機構Cの遊
星歯車33、35が噛合されている。右側枠1bに形成
された大径の回転盤状内側板1jの中心に形成された透
孔1kに取り付けられた軸受37に筒部36aが嵌合さ
れている。側板2の内側には軸38の一端が埋設固定さ
れ、軸38にピニオン9が軸方向に移動自在に嵌合され
ている。軸38の他端は減速機構Cの回転体8の筒部8
cに嵌合された軸受31に嵌合されている。
【0019】ピニオン9は歯部9aと一側筒部9bと筒
部9b外周に形成された周溝9cと筒部9bと一体で筒
部9bより大径の筒部9d内の係合部9eとで形成され
ている。周溝9cにはクラッチ板39が嵌められ、係合
部9eは減速機構Cの回転体8に形成された係合部8f
でクラッチ機構が構成されて係合部9eと係合部8fの
係合でクラッチON状態となる。ピニオン9は駆動歯車
40に噛合されている。クラッチ板39は図6のように
右側枠1bに植設された支柱41に摺動自在に嵌合され
て図示しない発条でクラッチON方向に付勢されてい
る。
【0020】図4のように側板2の上側に透孔2aが形
成されてクラッチ操作体42が回動自在に嵌合されてい
る。クラッチ操作体42にはクラッチ操作体42の回動
で移動される偏芯ピン43が設けられて偏芯ピン43は
図6のクラッチ作動板44の長孔の係合部44aに図3
のように挿入されている。クラッチ作動板44にはカム
44bが設けられてカム44bでクラッチ板39が押上
られるとクラッチOFF状態となる。側板2から外部に
突出したクラッチ操作体42にはレバ−42aが設けら
れてレバ−42aの回動操作でクラッチ板39はクラッ
チON/OFFに切り換えられると共に、ハンドル21
の回転で図示しない作動機構を介してクラッチOFFか
らクラッチONに切り換えられる。
【0021】駆動歯車40はハンドル軸45に回動自在
にかつ軸方向に移動可能に嵌合されると共に制動板4
6、47と摩擦板48からなる制動部材Dに摩擦結合さ
れている。ハンドル軸45の一端は右側枠1bの円盤状
内側板1jの透孔1mにメタル軸受49を介して取り付
けられ、ハンドル軸45の他端は側板2の透孔2bに嵌
合された軸受50と一方向回転クラッチEを介して軸承
されている。ハンドル軸45には爪車51と制動板46
と押圧体52が回り止め嵌合され、駆動歯車40と摩擦
板48と制動板47と発条53、54が回動自在に嵌合
されている。制動板47は駆動歯車40内に回り止め嵌
合されている。ハンドル軸45にはネジ部が形成されて
ナット55が螺合され、ナット55外周にドラグ制動調
整ツマミ56が回り止め嵌合されている。
【0022】一方向回転クラッチBは回転軸14の外周
に嵌合固定されたリング57を内輪としてその外周に載
せられた複数の棒状ころがり部材58と蓋体4の外側筒
部4cを外輪として構成されている。一方向回転クラッ
チEは押圧体52のリング部52aを内輪としてその外
周に載せられた複数の棒状ころがり部材58と外輪59
で構成されている。筒部4bと外輪59の内周には棒状
ころがり部材58が回転自在の図示しない領域と回転が
規制される図示しない領域が形成されている。
【0023】スプ−ル駆動モ−タからなる電装部品5の
リ−ド線15、16は、図4、図7のように両側枠1
a、1b間のスプ−ル12とモ−タ収容ケ−ス3の前後
間の下方の両側枠1a、1bに穿設された透孔1n、1
oに嵌合固定された筒体60を挿通されて側板2がわか
ら側板10がわに引き出される。側板10の下側前後の
中程に突出部10aが形成されて下背面に給電接続部6
1が設けられ、給電接続部61の内部端子にリ−ド線1
5、16の夫々他端が接続されている。給電接続部61
の外部には図示しないコネクタが着脱可能に取り付けら
れ、コネクタに外部リ−ド線と一対の鰐口グリップが接
続されて外部電源電池に接続される。
【0024】魚釣用リ−ルの動作は、スプ−ル12に釣
糸が巻回されるためにスプ−ル駆動モ−タからなる電装
部品5が回転されると、歯車18と中間歯車29と歯車
24を介してスプ−ル軸7とピニオン30が回転され、
減速機構Cを介してスプ−ル12が回転される。この時
ピニオン9の回転は一方向回転クラッチEの作動で停止
されている。次にハンドル21がスプ−ル12に釣糸が
巻回される方向に回転されると、ハンドル軸45に摩擦
結合された駆動歯車40とピニオン9と回転体8を介し
てスプ−ル12が回転される。この時スプ−ル軸7の回
転は一方向回転クラッチBの作動で停止されている。
【0025】前記のようにモ−タ収容ケ−ス3の収容部
3bと蓋体4の収容部4a内にスプ−ル駆動モ−タから
なる電装部品5が収容され、電装部品5の端子に接続さ
れたリ−ド線15、16は、蓋体4の筒部4d、4e内
の開口部4f、4gに夫々嵌入された弾性体6、6の貫
通孔からなる挿通部6a、6aに挿通され、弾性体6、
6には鍔部からなる抜け止め部6bと複数の周溝6cと
鍔部からなる抜け止め部6dが形成されて夫々筒部4
d、4eの収容部4a側の段部からなる抜け止め部4
h、4iと開口部4f、4gの開口縁部4j、4kで抜
け止めされている。
【0026】前記のように魚釣用リ−ルが構成される
と、電装部品5の端子に接続されたリ−ド線15、16
は弾性体6、6の貫通孔からなる挿通部6a、6aに挿
通され、弾性体6、6の鍔部からなる抜け止め部6b、
6dが抜け止め部4h、4iと開口部4f、4gの開口
縁部4j、4kで弾性的に抜け止めされているので、特
別に抜け止めするための部品が不要となり、防水部分の
構成が簡素化されてコスト、作業時間が削減できると共
に、組立作業の不用意なズレも防止できて確実に防水が
出来る。
【0027】図8は第2実施例で、図8はモ−タ収容ケ
−スと蓋体と電装部品とリ−ド線と弾性体の一部拡大断
面平面図である。
【0028】第2実施例では、蓋体4に筒部4dが形成
されて筒部4d内の開口部4fに弾性体6′が嵌入さ
れ、弾性体6′の貫通孔からなる挿通部6aにスプ−ル
駆動モ−タからなる電装部品5の端子に接続されたリ−
ド線15が挿通されている。筒部4dの収容部4a側に
は段部で抜け止め部4hが形成されている。弾性体6′
の外周には鍔部からなる抜け止め部6bと鍔部からなる
抜け止め部6dが形成されており、前記第1実施例の周
溝6cが省略されている。他の構成は前記第1実施例と
略同一である。
【0029】図9は第3実施例で、図9はモ−タ収容ケ
−スと蓋体と電装部品とリ−ド線と弾性体の一部拡大断
面平面図である。
【0030】第3実施例では、蓋体4に筒部4dが形成
されて筒部4d内の開口部4fに弾性体62が嵌入さ
れ、弾性体62の貫通孔からなる挿通部62aにスプ−
ル駆動モ−タからなる電装部品5の端子に接続されたリ
−ド線15が挿通されている。筒部4d内には前後に中
心方向に向けて鍔部からなる抜け止め部4m、4nと開
口部4fの内径より小径の内径部4oが形成されて弾性
体62は内径部4oに挿入されて抜け止めされている。
他の構成は前記第1実施例と略同一である。
【0031】前記説明では、枠体1は左右両側枠1a、
1bとリ−ル脚11の固定板1cと指載せ板1dが一体
に、かつ左右両側枠1a、1bが平行に保持されている
が、夫々別体に形成して左右両側枠1a、1bを平行に
保持してもよい。又、モ−タ収容ケ−ス3は、枠体1と
別体以外に一体成形して構成してもよい。前記説明で
は、スプ−ル駆動モ−タからなる電装部品5を、左右両
側枠1a、1bに設けたモ−タ収容ケ−ス3内に収容し
たが、側板10の中に左側枠1aと平行にモ−タ収容ケ
−ス3を収容し、傘歯車又はウォ−ム歯車を介して中間
歯車29に噛合してスプ−ル軸7とスプ−ル12を回転
するように構成してもよい。電装部品5はスプ−ル駆動
モ−タ以外の電装部品であってもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0033】請求項1・2により、電装部品の端子に接
続されたリ−ド線は弾性体の貫通孔からなる挿通部に挿
通され、弾性体の鍔部からなる抜け止め部が抜け止め部
と開口部の開口縁部で弾性的に抜け止めされているの
で、特別に抜け止めするための部品が不要となり、防水
部分の構成が簡素化されてコスト、作業時間が削減でき
ると共に、組立作業の不用意なズレも防止できて確実に
防水が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例で、リ−ルの断面平面図である。
【図2】同モ−タ収容ケ−スと蓋体の収容部に電装部品
が収容された断面平面図である。
【図3】同スプ−ルと駆動機構のハンドル側の拡大断面
平面図である。
【図4】同リ−ルの反ハンドル側の拡大断面平面図であ
る。
【図5】同リ−ルの要部断面背面図である。
【図6】同リ−ルのハンドル側側面図である。
【図7】同リ−ルのハンドル側側板内の側面図である。
【図8】第2実施例で、モ−タ収容ケ−スと蓋体と電装
部品とリ−ド線と弾性体の一部拡大断面平面図である。
【図9】第3実施例で、モ−タ収容ケ−スと蓋体と電装
部品とリ−ド線と弾性体の一部拡大断面平面図である。
【図10】従来例でモ−タ収容ケ−スと蓋体と電装部品
とリ−ド線と弾性体の拡大断面平面図である。
【図11】従来例でモ−タ収容ケ−スと蓋体と電装部品
とリ−ド線と弾性体の一部拡大断面平面図である。
【図12】従来例でモ−タ収容ケ−スと蓋体と電装部品
とリ−ド線と弾性体の一部拡大断面平面図である。
【符号の説明】
A リ−ル本体 3 モ−タ収容ケ−ス 3b、4a収容部 4 蓋体 4f、4g 開口部 4j、4k 開口縁部 4h、4i、4m、4n、6b、6d 抜け止め部 5 スプ−ル駆動モ−タからなる電装部品 6、6′、62 弾性体 6a、62a 挿通部 15、16 リ−ド線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】魚釣用リ−ルの本体内部に装着される電装
    部品に給電するリ−ド線の引出し開口部の防水機構にお
    いて、電装部品を収容する収容部に形成した開口部にリ
    −ド線を内部に挿通する弾性体を嵌入し、前記開口部と
    弾性体との間に該弾性体の抜けを防止する抜け止め部を
    形成したことを特徴とする魚釣用リ−ル。
  2. 【請求項2】前記弾性体の両側部に抜け止め部を形成し
    て、前記開口部の収容部側の抜け止め部と開口部の縁部
    に弾性的に抜け止め係止したことを特徴とする請求項1
    記載の魚釣用リ−ル。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017176112A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 グローブライド株式会社 魚釣用電動リール

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017176112A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 グローブライド株式会社 魚釣用電動リール

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