JP2002158968A - 映像音声信号再生装置及び方法並びに映像音声信号記録再生装置及び方法 - Google Patents

映像音声信号再生装置及び方法並びに映像音声信号記録再生装置及び方法

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JP2002158968A
JP2002158968A JP2000356088A JP2000356088A JP2002158968A JP 2002158968 A JP2002158968 A JP 2002158968A JP 2000356088 A JP2000356088 A JP 2000356088A JP 2000356088 A JP2000356088 A JP 2000356088A JP 2002158968 A JP2002158968 A JP 2002158968A
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Application number
JP2000356088A
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English (en)
Inventor
Yukihiro Tanizoe
幸広 谷添
Eiji Yamauchi
栄二 山内
Yasuyuki Kurosawa
康行 黒澤
Masanori Ito
正紀 伊藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストリームデータの記録・再生においても、
フレームスキップを最小限にすることができる映像音声
再生装置及び方法、並びに映像音声記録再生装置及び方
法を提供する。 【解決手段】 記録媒体に記録されている映像音声符号
データストリームを読み出し、一時保存し、まだ復号さ
れていない符号データ量であるバッファ占有量が所定の
しきい値を超えないように映像音声符号データストリー
ムの読み出しを制御し、連続した映像音声データストリ
ームとして再生する際に、先頭の映像音声符号データス
トリームが仮想の復号器で復号される時間と、2番目以
降の映像音声符号データストリームが仮想の復号器で復
号される時間を異なる手段によりシミュレーションする
とともに、第2の時間経過後に次の再生対象である映像
音声符号データストリームにおける最初のフレームデー
タを復号する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号化され多重化
された映像データ及び音声データを、ランダムアクセス
可能な記録メディアから再生又は記録・再生する装置及
び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディア環境の普及によ
り、一般に大容量データである動画像データや音声デー
タを取り扱う機会が急激に増加してきたことから、映像
データや音声データについてのデジタル圧縮の標準規格
であるMPEG規格(ISO/IEC 13818−
1)を用いたシステムが急速に普及してきている。ま
た、映像データや音声データを記録する記録メディアと
しても、従来の磁気テープに代わってDVD−RAMや
MO等の光ディスクが注目を集めている。
【0003】MPEGによる映像データの圧縮において
は、数フレーム分のデータを一つのグループ(以下、
「GOP」という。)としてフレーム間圧縮を行ってい
る。そして、GOPの1フレームについてはフレーム内
圧縮を行い、その他のフレームについてはその前後のフ
レームとの時間的な相関性の高さを利用し、差分のみに
ついて符号化することで、画質を損なうことなく少ない
データ量での符号化を行っている。GOPは他のデータ
を参照することなく復号可能な単位であり、MPEGデ
ータを編集する際には、GOP単位又は複数のGOPを
一単位として編集することになる。
【0004】MPEG規格では、映像データ及び音声デ
ータの圧縮符号を多重化し、再生時に必要な制御情報、
時間情報等を付加したシステムストリームとして、トラ
ンスポートストリーム及びプログラムストリームが規定
されている。プログラムストリームはDVDビデオに使
用されており、トランスポートストリームはデジタル放
送やIEEE1394バスを使ったデータ転送の際に使
用されている。
【0005】MPEG規格を満たす映像符号データスト
リーム(以下、「MPEGストリーム」という。)は、
規格において定義される仮想的な復号器にて課せられる
制約を満足させる必要がある。すなわち、例えばMPE
G映像符号化器においては仮想的な復号器を設定し、こ
の仮想復号器内の映像符号バッファであるVBVバッフ
ァがオーバーフロー、アンダーフローを起こさないよう
にシミュレーションを行いながら映像データを符号化し
ていくことになる。
【0006】図7は、かかる映像符号化器におけるバッ
ファシミュレーションの例を示している。縦軸は仮想復
号器のVBVバッファ占有量であり、横軸は時間を示し
ている。
【0007】図7においては、映像符号化器は時刻0
(ゼロ)から符号データの出力を開始し、VBVバッフ
ァに符号データが蓄積されていく。仮想復号器では、D
TS0において最初のフレームのデータが復号され、そ
の分の符号データがVBVバッファから取り除かれる。
以後、DTS1、DTS2、DTS3、・・において2番
目、3番目、4番目と順次フレームが復号され、それぞ
れのフレーム分のデータがVBVバッファから取り除か
れる。以後、同様の動作が繰り返される。
【0008】このVBVバッファの容量についてはMP
EG規格において規定されており、このシミュレーショ
ンにおいてVBVバッファの容量vbv_buffer
_sizeを超えたり(オーバーフロー)、データ量が
負になったり(アンダーフロー)しないように符号化を
行う。
【0009】ところで、MPEGストリームは必ずしも
一定のビットレートではない。MPEGストリームを記
録メディアに記録し、再生する場合、映像符号化器の出
力タイミングを完全に再現することは一般に困難であ
る。したがって、記録したデータを再生する場合は、外
部へ出力する前に、符号化時と同様のVBVバッファを
想定したシミュレーションを行い、出力レートを制御す
る必要がある。同時に、前述のトランスポートストリー
ムやプログラムストリームとして出力する場合は、時間
情報を演算して付加する必要がある。
【0010】図5は記録メディアから映像音声符号デー
タを読み出してデジタルI/Fへ出力する映像音声信号
再生装置の例である。以下、図5に示す映像音声信号再
生装置の動作を説明する。
【0011】記録メディア100に記録されている映像
音声符号データは、システム制御手段111の指示を受
け再生制御手段101により読み出される。メモリ書込
制御手段105はシステム制御手段111に指示された
アドレスに対して、再生制御手段の出力をメモリ手段1
02に書きこむ。メモリ読出制御手段106はシステム
制御手段111に指示されたアドレスからメモリ手段1
02内の信号を読み出す。メモリ手段102の出力はバ
ッファ占有量監視手段507とタイムスタンプ付加手段
103へ出力される。
【0012】バッファ占有量監視手段507では、メモ
リ手段102の出力から映像符号を抜き出し、仮想復号
器におけるVBVバッファ占有量のシミュレーションを
行う。図8を用いてバッファ占有量監視手段507の動
作を説明する。
【0013】図8において、横軸は時間、縦軸はVBV
バッファの占有量を示している。図8では、時刻0(ゼ
ロ)から映像符号データの読み出しを読み出しレートR
vで開始する。ここで、Rvは映像符号化時の符号デー
タ出力ピークレートである。
【0014】そして、VBVバッファの占有量が最初に
vbv_buffer_sizeに達する時刻DTS0
において最初のフレームのデータが復号され、その分の
符号データがVBVバッファから取り除かれる。以後、
DTS1、DTS2、DTS3、・・において2番目、3
番目、4番目と順次フレームが復号され、それぞれのフ
レーム分のデータがVBVバッファから取り除かれる。
【0015】そして、VBVバッファの占有量がvbv
_buffer_sizeに達したら、次のフレームの
データが復号され、VBVバッファから取り除かれるま
で、メモリ手段からのデータ読み出しを停止するよう
に、メモリ読出手段を制御する。図8における時刻DT
0、DTS1、DTS2、・・はタイムスタンプ演算手
段600において次のように演算される。
【0016】(数1) DTS0=vbv_buffer_size/Rv DTSn=DTS0+n×Tv なお、(数1)において、Tvは映像の1フレーム時間
であり、nは自然数である。
【0017】タイムスタンプ演算手段600の演算結果
はバッファ占有量監視手段507で参照されるととも
に、タイムスタンプ付加手段103によって、映像符号
データの各フレームの先頭に付加される。タイムスタン
プ付加手段103の出力はデジタルI/F出力手段を通
して外部機器へ出力される。
【0018】ところで、記録メディアが光ディスクや半
導体メモリ等のランダムアクセス可能なメディアの場
合、ストリームの途中又は最後に続けて、同一または別
のストリームを再生することで、見かけ上つながってい
るように再生することが可能になる。ただし、その際つ
なぎ目部分以後で先行ストリームのVBVバッファシミ
ュレーションを継続して行うと、VBVバッファのアン
ダーフローが発生する可能性がある。
【0019】この場合、つなぎ目部分で、最初からVB
Vバッファシミュレーションをやり直せば、VBVバッ
ファのアンダーフローを防ぐことができることは容易に
想像できる。図6は最初からVBVバッファシミュレー
ションをやり直す場合の例である。
【0020】図6において、時刻tendに先行する映像
音声符号データストリームのメモリからの読み出しが終
了した後であって、時刻DTSnに先行する映像音声符
号データストリームにおける最後のフレームの復号が行
われてから、続く映像音声符号データストリームのメモ
リ手段102からの読み出しが開始される。その後、V
BVバッファの占有量がvbv_buffer_siz
eに達した後、続く映像音声符号データストリームの最
初のフレームが復号可能になる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
なつなぎ目部分で最初からVBVバッファシミュレーシ
ョンをやり直す方法では、先行映像音声符号データスト
リームにおける最後のフレームと続く映像音声符号デー
タストリームの最初のフレームにおける復号時間間隔が
大きくなってしまい、大きなフレームスキップが発生す
ることから、映像音声データストリームのつなぎ目にお
いて見かけ上つながっているように再生することができ
ないという問題点があった。
【0022】すなわち、図6に示すように、時刻tend
に先行する映像音声符号データストリームのメモリから
の読み出しが終了した後、時刻DTSnに読み出された
映像音声符号データストリームにおける最後のフレーム
の復号が行われた後でなければ、続く映像音声符号デー
タストリームのバッファへの読み出しが開始されない。
したがって、新たな映像音声符号データストリームの読
み出しを開始して、VBVバッファの占有量がvbv_
buffer_sizeに達するまでに相当の時間を要
するとともに、vbv_buffer_sizeに達し
た後でなければ続く映像音声符号データストリームの最
初のフレームの復号ができないことから、その間にフレ
ームスキップが発生する可能性が高く、見かけ上連続し
た画像であるように再生することができない。
【0023】本発明は、上記問題点を解消するべく、ス
トリームデータの記録・再生においても、フレームスキ
ップを最小限にすることができる映像音声再生装置及び
方法、並びに映像音声記録再生装置及び方法を提供する
ことを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にかかる映像音声再生装置は、記録媒体に記録
されている映像音声符号データストリームを読み出す再
生制御手段と、読み出した映像音声符号データストリー
ムを一時保持するメモリ手段と、メモリ手段への映像音
声符号データストリームの書き込みを制御するメモリ書
込制御手段と、仮想の復号器を内蔵し、仮想の復号器に
入力されたメモリ手段から出力される映像音声符号デー
タストリームのうちまだ復号されていない符号データ量
であるバッファ占有量を監視するバッファ占有量監視手
段と、バッファ占有量が所定のしきい値を超えないよう
に、メモリ手段からの映像音声符号データストリームの
読み出しを制御するメモリ読出制御手段と、二以上の連
続していない映像音声データストリームについて、連続
した映像音声データストリームとして再生する際に、先
頭の映像音声符号データストリームが仮想の復号器で復
号される時間である第1の時間を演算する第1のタイム
スタンプ演算手段と、2番目以降の映像音声符号データ
ストリームが仮想の復号器で復号される時間である第2
の時間を第1のタイムスタンプ演算手段とは異なる手段
により演算する第2のタイムスタンプ演算手段と、メモ
リ手段から読み出した映像音声符号データストリーム
に、第1の時間及び第2の時間を付加するタイムスタン
プ付加手段とを備え、第2の時間経過後に次の再生対象
である映像音声符号データストリームにおける最初のフ
レームデータが復号されることを特徴とする。
【0025】かかる構成により、ストリームデータの再
生において、先頭の映像音声符号データストリームが復
号されてから次の映像音声符号データストリームが復号
されるまでの時間が短縮できることから、フレームスキ
ップを最小限にすることができ、連続していない映像音
声データストリームを連続して再生する場合であって
も、見かけ上自然な映像音声データストリームとして再
生することが可能となる。
【0026】また、本発明にかかる映像音声再生装置
は、第2のタイムスタンプ演算手段において、先行する
映像音声データストリーム中の映像音声符号データスト
リームが全て復号された時点からバッファ占有量が最初
に所定のしきい値に達するまでの第2の時間を演算し、
第2の時間経過後に次の再生対象である映像音声符号デ
ータストリームにおける最初のフレームデータが復号さ
れることが好ましい。先頭の映像音声符号データストリ
ームが復号されてから次の映像音声符号データストリー
ムが復号されるまでの時間を確実に短縮することができ
るからである。
【0027】次に、上記目的を達成するために本発明に
かかる映像音声記録再生装置は、記録媒体へ記録する際
に、入力された映像信号を符号化して映像符号データス
トリームを生成する映像符号化手段と、記録媒体へ記録
する際に、入力された音声信号を符号化して音声符号デ
ータストリームを生成する音声符号化手段と、仮想の復
号器を内蔵し、仮想の復号器に入力された映像符号デー
タストリームのうちまだ復号されていない映像符号デー
タストリームの総量を示すバッファ占有量を監視する第
1のバッファ占有量監視手段と、映像符号データストリ
ームと音声符号データストリームを多重化して映像音声
符号データストリームを生成し、前後の映像音声符号デ
ータストリームを参照することなく再生可能な単位ごと
に、先頭フレームが仮想の復号器において復号される直
前のバッファ占有量を付加してAVパケットを生成する
AVパケット生成手段と、AVパケットをランダムアク
セス可能な記録媒体に記録する記録制御手段とを備え、
さらに、記録媒体に記録されている映像音声符号データ
ストリームを読み出す再生制御手段と、読み出した映像
音声符号データストリームを一時保持するメモリ手段
と、メモリ手段への映像音声符号データストリームの書
き込みを制御するメモリ書込制御手段と、仮想の復号器
を内蔵し、仮想の復号器に入力されたメモリ手段から出
力される映像音声符号データストリームのうちまだ復号
されていない符号データ量であるバッファ占有量を監視
する第2のバッファ占有量監視手段と、バッファ占有量
が所定のしきい値を超えないように、メモリ手段からの
映像音声符号データストリームの読み出しを制御するメ
モリ読出制御手段と、二以上の連続していない映像音声
データストリームについて、連続した映像音声データス
トリームとして再生する際に、先頭の映像音声符号デー
タストリームが仮想の復号器で復号される時間である第
1の時間を演算する第1のタイムスタンプ演算手段と、
2番目以降の映像音声符号データストリームが仮想の復
号器で復号される時間である第2の時間を、AVパケッ
トに付加されているバッファ占有量に基づいて演算する
第2のタイムスタンプ演算手段と、メモリ手段から読み
出した映像音声符号データストリームに、第1の時間及
び第2の時間を付加するタイムスタンプ付加手段とを備
え、第2の時間経過後に次の再生対象である映像音声符
号データストリームにおける最初のフレームデータが復
号されることを特徴とする。
【0028】かかる構成により、ストリームデータの記
録再生において、先頭の映像音声符号データストリーム
が復号されてから次の映像音声符号データストリームが
復号されるまでの時間が短縮できることから、フレーム
スキップを最小限にすることができ、連続していない映
像音声データストリームを連続して記録再生する場合で
あっても、見かけ上自然な映像音声データストリームと
して記録再生することが可能となる。
【0029】また、本発明にかかる映像音声記録再生装
置は、第2のタイムスタンプ演算手段において、先行す
る映像音声データストリーム中の映像音声符号データス
トリームが全て復号された時点から、バッファ占有量が
先頭のAVパケットに記録されているバッファ占有量に
達するまでの第2の時間を演算し、第2の時間経過後に
次の再生対象である映像音声符号データストリームにお
ける最初のフレームデータが復号されることが好まし
い。先頭の映像音声符号データストリームが復号されて
から次の映像音声符号データストリームが復号されるま
での時間を確実に短縮することができるからである。
【0030】次に、上記目的を達成するために本発明に
かかる映像音声再生方法は、記録媒体に記録されている
映像音声符号データストリームを読み出す工程と、読み
出した映像音声符号データストリームを一時保持する工
程と、一時保持される映像音声符号データストリームを
制御する工程と、仮想の復号器を内蔵し、仮想の復号器
に入力された一時保持されている映像音声符号データス
トリームのうちまだ復号されていない符号データ量であ
るバッファ占有量を監視する工程と、バッファ占有量が
所定のしきい値を超えないように、一時保持されている
映像音声符号データストリームの読み出しを制御する工
程と、二以上の連続していない映像音声データストリー
ムについて、連続した映像音声データストリームとして
再生する際に、先頭の映像音声符号データストリームが
仮想の復号器で復号される時間である第1の時間を演算
する工程と、2番目以降の映像音声符号データストリー
ムが仮想の復号器で復号される時間である第2の時間を
第1の時間を演算する工程とは異なる手段により演算す
る工程と、一時保持されている映像音声符号データスト
リームに、第1の時間及び第2の時間を付加する工程を
備え、第2の時間経過後に次の再生対象である映像音声
符号データストリームにおける最初のフレームデータが
復号されることを特徴とする。
【0031】かかる構成により、ストリームデータの再
生において、先頭の映像音声符号データストリームが復
号されてから次の映像音声符号データストリームが復号
されるまでの時間が短縮できることから、フレームスキ
ップを最小限にすることができ、連続していない映像音
声データストリームを連続して再生する場合であって
も、見かけ上自然な映像音声データストリームとして再
生することが可能となる。
【0032】また、本発明にかかる映像音声再生方法
は、第2の時間を演算する工程において、先行する映像
音声データストリーム中の映像音声符号データストリー
ムが全て復号された時点からバッファ占有量が最初に所
定のしきい値に達するまでの第2の時間を演算し、第2
の時間経過後に次の再生対象である映像音声符号データ
ストリームにおける最初のフレームデータが復号される
ことが好ましい。先頭の映像音声符号データストリーム
が復号されてから次の映像音声符号データストリームが
復号されるまでの時間を確実に短縮することができるか
らである。
【0033】次に、上記目的を達成するために本発明に
かかる映像音声記録再生方法は、記録媒体へ記録する際
に、入力された映像信号を符号化して映像符号データス
トリームを生成する工程と、記録媒体へ記録する際に、
入力された音声信号を符号化して音声符号データストリ
ームを生成する工程と、仮想の復号器を内蔵し、仮想の
復号器に入力された映像符号データストリームのうちま
だ復号されていない映像符号データストリームの総量を
示すバッファ占有量を監視する工程と、映像符号データ
ストリームと音声符号データストリームを多重化して映
像音声符号データストリームを生成し、前後の映像音声
符号データストリームを参照することなく再生可能な単
位ごとに、先頭フレームが仮想の復号器において復号さ
れる直前のバッファ占有量を付加してAVパケットを生
成する工程と、AVパケットをランダムアクセス可能な
記録媒体に記録する工程とを備え、さらに、記録媒体に
記録されている映像音声符号データストリームを読み出
す工程と、読み出した映像音声符号データストリームを
一時保持する工程と、一時保持される映像音声符号デー
タストリームの書き込みを制御するメモリ書込制御手段
と、仮想の復号器を内蔵し、仮想の復号器に入力された
一時保持されている映像音声符号データストリームのう
ちまだ復号されていない符号データ量であるバッファ占
有量を監視する工程と、バッファ占有量が所定のしきい
値を超えないように、一時保持されている映像音声符号
データストリームの読み出しを制御するメモリ読出制御
手段と、二以上の連続していない映像音声データストリ
ームについて、連続した映像音声データストリームとし
て再生する際に、先頭の映像音声符号データストリーム
が仮想の復号器で復号される時間である第1の時間を演
算する工程と、2番目以降の映像音声符号データストリ
ームが仮想の復号器で復号される時間である第2の時間
を、AVパケットに付加されているバッファ占有量に基
づいて演算する工程と、一時保持されている映像音声符
号データストリームに、第1の時間及び第2の時間を付
加する工程とを備え、第2の時間経過後に次の再生対象
である映像音声符号データストリームにおける最初のフ
レームデータが復号されることを特徴とする。
【0034】かかる構成により、ストリームデータの記
録再生において、先頭の映像音声符号データストリーム
が復号されてから次の映像音声符号データストリームが
復号されるまでの時間が短縮できることから、フレーム
スキップを最小限にすることができ、連続していない映
像音声データストリームを連続して記録再生する場合で
あっても、見かけ上自然な映像音声データストリームと
して記録再生することが可能となる。
【0035】また、本発明にかかる映像音声記録再生方
法は、第2の時間を演算する工程において、先行する映
像音声データストリーム中の映像音声符号データストリ
ームが全て復号された時点から、バッファ占有量が先頭
のAVパケットに記録されているバッファ占有量に達す
るまでの第2の時間を演算し、第2の時間経過後に次の
再生対象である映像音声符号データストリームにおける
最初のフレームデータが復号されることが好ましい。先
頭の映像音声符号データストリームが復号されてから次
の映像音声符号データストリームが復号されるまでの時
間を確実に短縮することができるからである。
【0036】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態1にかかる映像音声再生装置について、図面
を参照しながら説明する。図1は本実施の形態1にかか
る映像音声再生装置の構成図である。
【0037】図1において、100は記録媒体、101
は再生制御手段、102はメモリ手段、103はタイム
スタンプ付加手段、104はデジタルI/F出力手段、
112は出力端子、105はメモリ書込制御手段、10
6はメモリ読出制御手段、107はバッファ占有量監視
手段、109は第1のタイムスタンプ演算手段、108
は第2のタイムスタンプ演算手段、110は切り替えス
イッチ、111はシステム制御手段である。図1を用い
て本実施の形態1において記録媒体100から2つのス
トリームを連続して読み出す動作について説明する。
【0038】記録媒体100に記録されている映像音声
符号データストリームは、システム制御手段111の指
示を受けて、再生制御手段101により読み出される。
メモリ書込制御手段105は、システム制御手段111
により指示されたアドレスに対して、読み出された映像
音声符号データストリームをメモリ手段102に書き込
む。メモリ読出制御手段106は、システム制御手段1
11に指示されたアドレスから、メモリ手段102に一
時保持されている映像音声符号データストリーム信号を
読み出す。メモリ手段102に一時保持されている映像
音声符号データストリームは、バッファ占有量監視手段
107とタイムスタンプ付加手段103へ出力される。
【0039】図2は、2つの映像音声符号データストリ
ームを、連続してメモリ手段102から読み出した際
の、バッファ占有量監視手段107におけるVBVバッ
ファ占有量のシミュレーションの例を示している。図2
において、横軸は時間、縦軸はVBVバッファの占有量
を示している。
【0040】時刻0(ゼロ)においてメモリ手段102
から先行する映像音声符号データストリームの読み出し
が開始される。先行する映像音声符号データストリーム
における各フレームの復号時間DTS0、DT
1、...、DTSnは第1のタイムスタンプ演算手段1
09において、(数2)に従って演算される。
【0041】(数2) DTS0=vbv_buffer_size/Rv1 DTSn=DTS0+k×Tv なお、(数2)において、Rv1は先行する映像音声符
号データストリームのピークレートを、kは1以上n以
下の整数を、それぞれ示している。
【0042】バッファ占有量監視手段107において、
VBVバッファの占有量がvbv_buffer_si
zeに達するまでの間、メモリ読出制御手段106は、
映像音声符号データストリームの読み出しレートRv1
で符号データを読み出す。VBVバッファの占有量がv
bv_buffer_sizeに達したら、次の映像フ
レーム符号が復号されてVBVバッファから当該符号デ
ータが除去されるまで、メモリ読出制御手段106は映
像音声符号データストリームの読み出しを停止する。第
1のタイムスタンプ演算手段109において(数2)に
よって演算された復号タイミングは、バッファ占有量監
視手段107において使用されるとともに、タイムスタ
ンプ付加手段103において、映像音声符号データスト
リーム中に書きこまれる。
【0043】時刻tendに、メモリ手段102から先行
する映像音声符号データストリームにおける最後の映像
フレームのデータが読み出された以後は、第2のタイム
スタンプ演算手段108において、続く映像音声符号デ
ータストリームの各フレームの復号時間DTSm、DT
m+1、...が演算される。以下、第2のタイムスタンプ
演算手段108における各フレームの復号時間の演算方
法について述べる。
【0044】先行する映像音声符号データストリームの
最後の符号データを出力した時刻t endがDTSn-p-1
end<DTSn-pの関係にあった場合、時刻DTSn-p
におけるVBVバッファの占有量VBVSn-pは(数
3)で演算される。
【0045】(数3) VBVSn-p=Min[Vbsend+(DTSn-p
end)×Rv2,vbv_buffer_size]
−FSn-p (数3)において、Vbsendは時刻tendにおけるVB
Vバッファの占有量を、DTSn-pは先行する映像音声
符号データストリームにおける(n−p)番目の映像フ
レームが復号される時刻を、FSn-pは先行する映像音
声符号データストリームにおける(n−p)番目の映像
フレームのデータ量を、Rv2は続く映像音声符号デー
タストリームのピークレートを、Min[a,b]はa
とbの小さい方の値を返す関数を、それぞれ示してい
る。
【0046】次に、先行する映像音声符号データストリ
ームにおける(n−p+1)番目からn番目までの映像
フレームが復号された直後のVBVバッファの占有量は
(数4)で演算される。
【0047】(数4) VBVSj=Min[VBVSj-1+Tv×Rv2,vb
v_buffer_size]−FSj (数4)においてjを(n−p+1)からnまで順次演
算することで、先行する映像音声符号データストリーム
における最後のフレームが復号された直後のVBVバッ
ファの占有量VBVSnが演算できる。
【0048】続く映像音声符号データストリームにおけ
る最初のフレームの復号時間DTS m、DTSm+1、・・
はVBVSnを用いて(数5)で演算される。
【0049】(数5) DTSm=(vbv_buffer_size−VBV
n)/Rv2−Mod((vbv_buffer_s
ize−VBVSn)/Rv2,Tv)+Tv+DTSn DTSm+q=DTSm+q×Tv (数5)において、qは自然数であり、Mod(a,
b)はaをbで除算した余り値を返す関数である。
【0050】以上のように、第2のタイムスタンプ演算
手段108において、続く映像音声符号データストリー
ムにおけるフレームの復号時間が演算される。図2は以
上の演算においてp=1の場合の例を示している。
【0051】メモリ読出制御手段106は、先行する映
像音声符号データストリームにおける最後の符号データ
についてのメモリ手段102からの読み出しを完了した
ことをバッファ占有量監視手段107に知らせると同時
に、切り替え手段110を破線方向に切りかえる。バッ
ファ占有量監視手段107は、続く映像音声符号データ
ストリームの復号時間として、第2のタイムスタンプ演
算手段において演算された復号タイミングを用いる。演
算結果は、タイムスタンプ付加手段103へも送られ、
映像音声符号データストリーム中に書き込まれる。
【0052】以上のように本実施の形態1によれば、
(数3)、(数4)、(数5)によって続く映像音声符
号データストリームの復号時間を演算することにより、
VBVバッファのアンダーフローを発生させることな
く、先行する映像音声符号データストリームと続く映像
音声符号データストリームの再生開始時間の間隔を短く
することができる。したがって、先行する映像音声デー
タストリームと続く映像音声データストリームとの接続
部分におけるフレームスキップの発生を小さくすること
ができることから、当該接続部分においても自然な映像
音声データストリームとして再生することができる映像
音声再生装置を実現することが可能となる。
【0053】(実施の形態2)以下、本発明の実施の形
態2にかかる映像音声記録再生装置について、図面を参
照しながら説明する。図3は本実施の形態2にかかる映
像音声記録再生装置の構成図である。
【0054】図3において、300は映像入力端子、3
01は音声入力端子、302は映像符号化手段、303
は音声符号化手段、304は第1のバッファ占有量監視
手段、305はAVパケット生成手段、306は記録制
御手段、307は必要蓄積データ量検出手段である。図
1と同じ番号については、実施の形態1と同様の機能を
有している。
【0055】以下、本実施の形態2にかかる映像音声記
録再生装置の動作について説明する。映像入力端子30
0から入力された映像信号は、映像符号化手段302へ
入力されMPEG符号化される。このとき、第1のバッ
ファ占有量監視手段304において、図7に示したよう
なバッファ占有量のシミュレーションが行われ、映像符
号化手段302はバッファ占有量のシミュレーションの
結果を参照しつつバッファ占有量がvbv_buffe
r_sizeを超えないように符号化を行う。
【0056】符号化された映像符号データストリーム信
号は、AVパケット生成手段305へ入力される。同時
に、音声入力端子301から入力された音声信号は、音
声符号化手段303にて符号化されAVパケット生成手
段305に音声符号データストリームとして入力され
る。
【0057】AVパケット生成手段305では、映像符
号データストリームの1GOPと、1GOPにほぼ相当
する時間に対応する音声符号データストリームとを多重
化し1AVパケットとする。その際、AVパケットの最
初の映像フレームが第1のバッファ占有量監視手段30
4において復号される直前のVBVバッファの占有量V
BVTをAVパケットの先頭に付加しておく。そして、
当該AVパケットは記録制御手段306を通して記録メ
ディア100に記録される。
【0058】以上のような処理でAVパケットとして生
成された映像音声符号データストリームが記録されてい
る記録媒体100から、2つの映像音声符号データスト
リームを連続して読み出す動作について説明する。ここ
で、2つの映像音声符号データストリームの境界部分
は、AVパケットの境界になっているものとする。
【0059】記録媒体100に記録されている映像音声
符号データストリームは、システム制御手段111の指
示を受けて、再生制御手段101により読み出される。
メモリ書込制御手段105は、システム制御手段111
に指示されたアドレスに対して、読み出された映像音声
符号データストリームをメモリ手段102に書き込む。
メモリ読出制御手段106は、システム制御手段111
に指示されたアドレスから、メモリ手段102に一時保
持されている映像音声符号データストリーム信号を読み
出す。読み出された映像音声符号データストリーム信号
は、第2のバッファ占有量監視手段307とタイムスタ
ンプ付加手段103へ出力される。
【0060】図4は、2つのストリームを連続してメモ
リ手段102から読み出した際の第2のバッファ占有量
監視手段307におけるVBVバッファ占有量のシミュ
レーションを示している。図4において、横軸は時間、
縦軸はVBVバッファの占有量を示している。
【0061】時刻0(ゼロ)において、メモリ手段10
2から先行する映像音声符号データストリームの読み出
しが開始される。先行する映像音声符号データストリー
ムの各フレームの復号時間DTS0、DTS1、・・、D
TSnは第1のタイムスタンプ演算手段109におい
て、実施の形態1と同様に(数2)によって演算され
る。
【0062】第2のバッファ占有量監視手段307にお
いて、VBVバッファの占有量がvbv_buffer
_sizeに達するまでの間、メモリ読出制御手段10
6は映像音声符号データストリームの読み出しレートR
v1で符号データを読み出す。vbv_buffer_
sizeに達したら、次の映像音声符号データストリー
ムが復号されてVBVバッファから当該符号データが除
去されるまで、メモリ読出制御手段106は映像符号デ
ータストリームの読み出しを停止する。第1のタイムス
タンプ演算手段109によって(数2)によって演算さ
れた復号タイミングは、第2のバッファ占有量監視手段
307において復号タイミングとして使用されるととも
に、タイムスタンプ付加手段103において、映像音声
符号データストリーム中に書きこまれる。
【0063】時刻tendにおいて、メモリ手段102か
ら先行する映像音声符号データストリームにおける最後
の映像フレームのデータが読み出された以後は、第2の
タイムスタンプ演算手段108において、続く映像音声
符号データストリームの各フレームの復号時間DT
m、DTSm+1、・・が演算される。
【0064】実施の形態1の場合と異なるのは、vbv
_buffer_sizeの代わりに、記録時に続く映
像音声符号データストリームの先頭に付加されていたV
BVTが使用されることである。VBVTは、必要蓄積
データ量検出手段308によって映像音声符号データス
トリーム中から抽出されて、第2のタイムスタンプ演算
手段108へ供給される。
【0065】以下、本実施の形態2における第2のタイ
ムスタンプ演算手段108での、各フレームの復号時間
の演算方法について述べる。実施の形態1と同様、先行
する映像音声符号データストリームの最後の符号データ
を出力した時刻tendがDTSn-p-1<tend<DTSn-p
の関係にあった場合について説明する。
【0066】時刻DTSn-pにおけるVBVバッファの
占有量VBVSn-p、先行する映像音声符号データスト
リームの(n−p+1)番目からn番目までの映像フレ
ームが復号された直後のVBVバッファの占有量VBV
jは、実施の形態1と同様に、(数3)、(数4)に
よって演算される。
【0067】続く映像音声符号データストリームにおけ
る最初のフレームの復号時間DTS m、DTSm+1、・・
はVBVSnを用いて(数6)で演算される。
【0068】(数6) DTSm=(VBVT−VBVSn)/Rv2−Mod
((VBVT−VBVSn)/Rv2,Tv)+Tv+
DTSn DTSm+q=DTSm+q×Tv (数6)において、qは自然数であり、Mod(a,
b)はaをbで除算した余り値を返す関数である。
【0069】また、VBVTは続く映像音声符号データ
ストリームの先頭に付加されている値であり、符号化時
のバッファ占有量のシミュレーションにおいて、続く映
像音声符号データストリームの先頭フレームが復号され
る直前のVBVバッファの占有量を示す値である。
【0070】メモリ読出制御手段106は、先行する映
像音声符号データストリームにおける最後のデータのメ
モリ手段102からの読み出しを完了したことをバッフ
ァ占有量監視手段107に知らせると同時に、切り替え
手段110を破線方向に切りかえる。バッファ占有量監
視手段107は、続く映像音声符号データストリームの
復号時間として、第2のタイムスタンプ演算手段108
によって演算された復号タイミングを用いる。演算結果
は、タイムスタンプ付加手段103へも送られ、映像音
声符号データストリーム中に書き込まれる。
【0071】以上のように本実施の形態2によれば、
(数6)においてvbv_buffer_sizeの代
わりにVBVTを使用することで、実施の形態1の場合
よりもさらに2つの映像音声符号データストリームの復
号開始時間の間隔を短くすることができ、フレームスキ
ップの発生を抑えることが可能となる。
【0072】なお、本実施の形態2ではAVパケット生
成手段305にて生成されるAVパケットを、映像の1
GOPに相当する映像音声符号データストリームから構
成するとしたが、特にこれに限定されるものではなく、
複数のGOPに相当する映像音声符号データストリーム
から構成しても差し支えない。
【0073】
【発明の効果】以上のように、本発明にかかる映像音声
再生装置及び映像音声記録再生装置によれば、2つの映
像音声符号データストリームを続けて再生する場合、接
続部分においてフレームスキップを少なくすることがで
き、当該接続部分においても連続していない映像音声デ
ータストリームを連続して記録再生する場合であって
も、見かけ上自然な映像音声データストリームとして記
録再生することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1にかかる映像音声再生
装置の構成図
【図2】 本発明の実施の形態1にかかる映像音声再生
装置におけるバッファ占有量監視手段でのバッファ占有
量の推移図
【図3】 本発明の実施の形態2にかかる映像音声記録
再生装置の構成図
【図4】 本発明の実施の形態2にかかる映像音声記録
再生装置における第2のバッファ占有量監視手段でのバ
ッファ占有量の推移図
【図5】 従来例にかかる映像音声再生装置の構成図
【図6】 従来例にかかる映像音声再生装置におけるバ
ッファ占有量監視手段でのバッファ占有量の推移図
【図7】 従来例にかかる映像音声再生装置における映
像符号化器でのバッファシミュレーション例示図
【図8】 従来例にかかる映像音声再生装置におけるバ
ッファ占有量監視手段でのバッファ占有量の推移図
【符号の説明】
100 記録媒体 101 再生制御手段 102 メモリ手段 103 タイムスタンプ付加手段 104 デジタルI/F出力手段 105 メモリ書込制御手段 106 メモリ読出制御手段 107 バッファ占有量監視手段 108 第2のタイムスタンプ演算手段 109 第1のタイムスタンプ演算手段 110 切り替え手段 111 システム制御手段 300 映像入力端子 301 音声入力端子 302 映像符号化手段 303 音声符号化手段 304 第1のバッファ占有量監視手段 305 AVパケット生成手段 306 記録制御手段 307 第2のバッファ占有量監視手段 308 必要蓄積データ量検出手段 507 バッファ占有量監視手段 600 タイムスタンプ演算手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒澤 康行 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 伊藤 正紀 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C052 AA01 AA16 AB02 CC11 DD04 DD06 EE02 EE03 5C053 FA24 FA27 GA11 GB11 GB37 JA05 KA03 5C059 KK34 KK35 MA00 RC04 RC28 SS02 SS13 SS30 UA02 UA05 UA32 UA36 5D044 AB05 AB07 BC04 CC06 DE39 EF03 EF05 FG10 FG18 GK08 GK12 GK14

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に記録されている映像音声符号
    データストリームを読み出す再生制御手段と、 読み出した前記映像音声符号データストリームを一時保
    持するメモリ手段と、 前記メモリ手段への前記映像音声符号データストリーム
    の書き込みを制御するメモリ書込制御手段と、 仮想の復号器を内蔵し、前記仮想の復号器に入力された
    前記メモリ手段から出力される前記映像音声符号データ
    ストリームのうちまだ復号されていない符号データ量で
    あるバッファ占有量を監視するバッファ占有量監視手段
    と、 前記バッファ占有量が所定のしきい値を超えないよう
    に、前記メモリ手段からの前記映像音声符号データスト
    リームの読み出しを制御するメモリ読出制御手段と、 二以上の連続していない映像音声データストリームにつ
    いて、連続した映像音声データストリームとして再生す
    る際に、先頭の映像音声符号データストリームが前記仮
    想の復号器で復号される時間である第1の時間を演算す
    る第1のタイムスタンプ演算手段と、 2番目以降の映像音声符号データストリームが前記仮想
    の復号器で復号される時間である第2の時間を前記第1
    のタイムスタンプ演算手段とは異なる手段により演算す
    る第2のタイムスタンプ演算手段と、 前記メモリ手段から読み出した前記映像音声符号データ
    ストリームに、前記第1の時間及び前記第2の時間を付
    加するタイムスタンプ付加手段とを備え、 前記第2の時間経過後に次の再生対象である映像音声符
    号データストリームにおける最初のフレームデータが復
    号されることを特徴とする映像音声再生装置。
  2. 【請求項2】 前記第2のタイムスタンプ演算手段にお
    いて、先行する映像音声データストリーム中の映像音声
    符号データストリームが全て復号された時点から前記バ
    ッファ占有量が最初に所定のしきい値に達するまでの前
    記第2の時間を演算し、 前記第2の時間経過後に次の再生対象である映像音声符
    号データストリームにおける最初のフレームデータが復
    号される請求項1記載の映像音声再生装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体へ記録する際に、入力された映
    像信号を符号化して映像符号データストリームを生成す
    る映像符号化手段と、 前記記録媒体へ記録する際に、入力された音声信号を符
    号化して音声符号データストリームを生成する音声符号
    化手段と、 仮想の復号器を内蔵し、前記仮想の復号器に入力された
    前記映像符号データストリームのうちまだ復号されてい
    ない前記映像符号データストリームの総量を示すバッフ
    ァ占有量を監視する第1のバッファ占有量監視手段と、 前記映像符号データストリームと前記音声符号データス
    トリームを多重化して映像音声符号データストリームを
    生成し、前後の前記映像音声符号データストリームを参
    照することなく再生可能な単位ごとに、先頭フレームが
    前記仮想の復号器において復号される直前の前記バッフ
    ァ占有量を付加してAVパケットを生成するAVパケッ
    ト生成手段と、 前記AVパケットをランダムアクセス可能な前記記録媒
    体に記録する記録制御手段とを備え、 さらに、記録媒体に記録されている映像音声符号データ
    ストリームを読み出す再生制御手段と、 読み出した前記映像音声符号データストリームを一時保
    持するメモリ手段と、 前記メモリ手段への前記映像音声符号データストリーム
    の書き込みを制御するメモリ書込制御手段と、 仮想の復号器を内蔵し、前記仮想の復号器に入力された
    前記メモリ手段から出力される前記映像音声符号データ
    ストリームのうちまだ復号されていない符号データ量で
    あるバッファ占有量を監視する第2のバッファ占有量監
    視手段と、 前記バッファ占有量が所定のしきい値を超えないよう
    に、前記メモリ手段からの前記映像音声符号データスト
    リームの読み出しを制御するメモリ読出制御手段と、 二以上の連続していない映像音声データストリームにつ
    いて、連続した映像音声データストリームとして再生す
    る際に、先頭の映像音声符号データストリームが前記仮
    想の復号器で復号される時間である第1の時間を演算す
    る第1のタイムスタンプ演算手段と、 2番目以降の映像音声符号データストリームが前記仮想
    の復号器で復号される時間である第2の時間を、前記A
    Vパケットに付加されている前記バッファ占有量に基づ
    いて演算する第2のタイムスタンプ演算手段と、 前記メモリ手段から読み出した前記映像音声符号データ
    ストリームに、前記第1の時間及び前記第2の時間を付
    加するタイムスタンプ付加手段とを備え、 前記第2の時間経過後に次の再生対象である映像音声符
    号データストリームにおける最初のフレームデータが復
    号されることを特徴とする映像音声記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記第2のタイムスタンプ演算手段にお
    いて、先行する映像音声データストリーム中の映像音声
    符号データストリームが全て復号された時点から、前記
    バッファ占有量が先頭の前記AVパケットに記録されて
    いる前記バッファ占有量に達するまでの前記第2の時間
    を演算し、 前記第2の時間経過後に次の再生対象である映像音声符
    号データストリームにおける最初のフレームデータが復
    号される請求項3記載の映像音声記録再生装置。
  5. 【請求項5】 記録媒体に記録されている映像音声符号
    データストリームを読み出す工程と、 読み出した前記映像音声符号データストリームを一時保
    持する工程と、 一時保持される前記映像音声符号データストリームを制
    御する工程と、 仮想の復号器を内蔵し、前記仮想の復号器に入力された
    一時保持されている前記映像音声符号データストリーム
    のうちまだ復号されていない符号データ量であるバッフ
    ァ占有量を監視する工程と、 前記バッファ占有量が所定のしきい値を超えないよう
    に、一時保持されている前記映像音声符号データストリ
    ームの読み出しを制御する工程と、 二以上の連続していない映像音声データストリームにつ
    いて、連続した映像音声データストリームとして再生す
    る際に、先頭の映像音声符号データストリームが前記仮
    想の復号器で復号される時間である第1の時間を演算す
    る工程と、 2番目以降の映像音声符号データストリームが前記仮想
    の復号器で復号される時間である第2の時間を前記第1
    の時間を演算する工程とは異なる手段により演算する工
    程と、 一時保持されている前記映像音声符号データストリーム
    に、前記第1の時間及び前記第2の時間を付加する工程
    を備え、 前記第2の時間経過後に次の再生対象である映像音声符
    号データストリームにおける最初のフレームデータが復
    号されることを特徴とする映像音声再生方法。
  6. 【請求項6】 前記第2の時間を演算する工程におい
    て、先行する映像音声データストリーム中の前記映像音
    声符号データストリームが全て復号された時点から前記
    バッファ占有量が最初に所定のしきい値に達するまでの
    前記第2の時間を演算し、 前記第2の時間経過後に次の再生対象である映像音声符
    号データストリームにおける最初のフレームデータが復
    号される請求項5記載の映像音声再生方法。
  7. 【請求項7】 記録媒体へ記録する際に、入力された映
    像信号を符号化して映像符号データストリームを生成す
    る工程と、 前記記録媒体へ記録する際に、入力された音声信号を符
    号化して音声符号データストリームを生成する工程と、 仮想の復号器を内蔵し、前記仮想の復号器に入力された
    前記映像符号データストリームのうちまだ復号されてい
    ない前記映像符号データストリームの総量を示すバッフ
    ァ占有量を監視する工程と、 前記映像符号データストリームと前記音声符号データス
    トリームを多重化して映像音声符号データストリームを
    生成し、前後の前記映像音声符号データストリームを参
    照することなく再生可能な単位ごとに、先頭フレームが
    前記仮想の復号器において復号される直前の前記バッフ
    ァ占有量を付加してAVパケットを生成する工程と、 前記AVパケットをランダムアクセス可能な前記記録媒
    体に記録する工程とを備え、 さらに、記録媒体に記録されている映像音声符号データ
    ストリームを読み出す工程と、 読み出した前記映像音声符号データストリームを一時保
    持する工程と、 一時保持される前記映像音声符号データストリームの書
    き込みを制御するメモリ書込制御手段と、 仮想の復号器を内蔵し、前記仮想の復号器に入力された
    一時保持されている前記映像音声符号データストリーム
    のうちまだ復号されていない符号データ量であるバッフ
    ァ占有量を監視する工程と、 前記バッファ占有量が所定のしきい値を超えないよう
    に、一時保持されている前記映像音声符号データストリ
    ームの読み出しを制御するメモリ読出制御手段と、 二以上の連続していない映像音声データストリームにつ
    いて、連続した映像音声データストリームとして再生す
    る際に、先頭の映像音声符号データストリームが前記仮
    想の復号器で復号される時間である第1の時間を演算す
    る工程と、 2番目以降の映像音声符号データストリームが前記仮想
    の復号器で復号される時間である第2の時間を、前記A
    Vパケットに付加されている前記バッファ占有量に基づ
    いて演算する工程と、 一時保持されている前記映像音声符号データストリーム
    に、前記第1の時間及び前記第2の時間を付加する工程
    とを備え、 前記第2の時間経過後に次の再生対象である映像音声符
    号データストリームにおける最初のフレームデータが復
    号されることを特徴とする映像音声記録再生方法。
  8. 【請求項8】 前記第2の時間を演算する工程におい
    て、先行する映像音声データストリーム中の前記映像音
    声符号データストリームが全て復号された時点から、前
    記バッファ占有量が先頭の前記AVパケットに記録され
    ている前記バッファ占有量に達するまでの前記第2の時
    間を演算し、 前記第2の時間経過後に次の再生対象である前記映像音
    声符号データストリームにおける最初のフレームデータ
    が復号される請求項7記載の映像音声記録再生方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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