JP2002158916A - 画像サーバー及び画像サーバーシステム - Google Patents

画像サーバー及び画像サーバーシステム

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JP2002158916A
JP2002158916A JP2000352225A JP2000352225A JP2002158916A JP 2002158916 A JP2002158916 A JP 2002158916A JP 2000352225 A JP2000352225 A JP 2000352225A JP 2000352225 A JP2000352225 A JP 2000352225A JP 2002158916 A JP2002158916 A JP 2002158916A
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imaging
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JP2000352225A
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Yasuaki Muranaka
保明 村仲
Susumu Maetani
進 前谷
Yuji Arima
祐二 有馬
Tadashi Yoshigai
規 吉貝
Tomoyoshi Kawashima
智喜 川島
Masataka Tanaka
政隆 田中
Akihiro Nawata
晶裕 縄田
Toshihiro Fujiki
俊弘 藤木
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、迅速に制御でき、撮影可能な範囲
の全体像を直ちに把握でき、表示と操作のずれによるオ
ーバーランを避けることができる画像サーバー及び画像
サーバーシステムを提供することを目的とする。 【解決手段】 撮像角度を大幅に変更するときに選択さ
れる規定速送り角を記憶した設定値格納メモリ7aと、
コマンド受信手段が受信した制御コマンドの中に規定角
変更コマンドがあるか否かを判断するコマンド判別調整
手段14とを備え、コマンド判別調整手段14が規定角
変更コマンドと判別した場合には、撮像部制御手段13
が撮像角度を規定速送り角変更することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して撮像部の撮像角度を制御でき、画像データを伝送で
きる画像サーバーと、さらにこの画像サーバー及びこの
撮像角度を遠隔操作できる受像端末,ネットワークを備
えた画像サーバーシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラ等の撮像部を遠隔制御して
撮像角度(パン、チルト等)を変更するシステムが知ら
れている。しかし、この従来のシステムは、専用線を用
いるものが多く、ネットワークを用いて遠隔制御するに
しても、撮像部側と制御装置側がそれぞれ独自のプロト
コルや制御形態を採用するもので、汎用性に欠けるもの
であった。
【0003】ところが、最近の情報技術の革新は目覚し
く、インターネットが急速に普及してきている。誰もが
手軽に使えるインターネットを使用すれば、撮像部の遠
隔制御はきわめて汎用性の高いシステムとして構築で
き、大きな広がりが見込めるものとなるはずである。
【0004】このような従来のシステムとして、特開平
6−22193号公報が提案されている。この従来の技
術は、映像の送り出しと表示の間に時間差を有するテレ
ビ会議システム等のカメラ制御装置において、映像の表
示側で画面を見ながらパン位置、チルト位置、ズーム位
置を変化するようにジョイスティックで手動操作する場
合に、その時間差に対応して手動操作停止時のパン位
置、チルト位置、ズーム位置を遅延回路で補正するもの
である。これにより、動画像の符号化や伝送および復号
化に伴う表示遅れがあっても、表示画面を見ながらカメ
ラの方向およびズーム位置を使用者の希望の状態に、す
なわちオーバーランのない状態に自動調整することがで
きるというものである。
【0005】しかしながら、この従来の技術は、遅延の
ための時間を入れることにより、表示後れに対応したオ
ーバーランをなくすものであるが、これはテレビ会議シ
ステム等ではオーバーランをなくすことはできても、ネ
ットワークのトラフィックの変動や通信装置の通信速度
等、不確定要素に支配されるインターネットなどの汎用
のネットワークでは、遅延時間が一定ではないため操作
性が極めて悪くなる。
【0006】そこで、このような撮像部を備えた画像サ
ーバーを、受像端末からインターネット等の汎用ネット
ワークを介して遠隔操作し、画像を受像端末に転送する
ときに生じる遅延時間について説明する。図4はネット
ワークを介しての画像転送で生じる遅延時間の構成要素
図である。
【0007】まず最初に挙げられるのは、図4に示すよ
うに画像を転送する際に生じる遅延である。画像サーバ
ーが、リアルタイムに撮影されるカメラの映像を画像圧
縮し、伝送しなければならないから、図4に示すよう
に、画像圧縮に要する時間、僅かではあるが画像データ
をインターネットプロトコル等のプロトコルに適合した
信号とするための処理時間、Web上の転送時間、圧縮
された画像信号を受信した受像端末で画像信号の伸張の
ために要する時間などがある。
【0008】そして、この転送時間は、通信経路の通信
レート(単位時間当たりのデータ転送量)により大きく
影響される。例えば20Kバイトのデータを送信するの
に、実効5Mbpsの構内ネットワークでは約32ms
ecであるが、28.8Kbpsのモデムを使ったとし
て約5.5sec必要であり、約170倍の差が発生す
る。しかも、インターネット等の汎用ネットワークでは
一日の中でもトラフィック変動が大きく、この不確定要
素のためさらに大きく遅延する場合がある。
【0009】次に考えられるのは、受像端末から画像サ
ーバーを遠隔操作するときに発生する遅延時間である。
画像サーバーの撮像部の撮像角度(撮影方向)を操作す
る場合、クライアントPCなどの受像端末側で撮像部の
方向制御を行うが、その操作内容が反映された画像が受
像端末に表示されるには、上述した画像を転送する際に
生じる遅延時間のほかに、受像端末から送信される制御
信号がネットワークを介して画像サーバーに到達するま
での遅延時間が加算される。
【0010】また、画像サーバー内部で定期的に更新画
像を生成する場合、その更新の時間間隔自身は設定で1
0msecから5sec等のように可変であるが、これ
に必要な時間間隔も画像が受像端末に表示されるまでの
遅延時間に含まれるものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、以上説明
したインターネット等の汎用ネットワークを介しての遠
隔操作では、この遅延時間、すなわち操作とその操作結
果が表示される時間の差が、操作性をきわめて悪化させ
る原因となるものであった。そして、特開平6−221
93号公報で開示されたテレビ会議システム等の技術
は、表示遅れに伴うオーバーランを更に遅延させて解消
しようというもので、もともと遅延時間があり、操作の
リアルタイム性が要求されるネットワーク上では、効果
が薄い。
【0012】そして、この遅延時間の存在の中で操作を
行うには、操作を信じ難い速度でゆっくり行うか、撮像
部が撮影する映像の全体像が分からないため、いわば手
探り状態で試行錯誤するしかないものであった。
【0013】そこで、本発明は、迅速に制御でき、撮影
可能な範囲の全体像を直ちに把握でき、表示と操作のず
れによるオーバーランを避けることができる画像サーバ
ーを提供することを目的とする。
【0014】また、本発明は、迅速に制御でき、撮影可
能な範囲の全体像を直ちに把握でき、ネットワークのト
ラフィック変動などに強く、表示と操作のずれによるオ
ーバーランを避けることができ,操作性の高い画像サー
バーシステムを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】以上説明した問題点を解
決するため本発明の画像サーバーは、撮像角度を大幅に
変更するときに選択される規定速送り角を記憶した設定
値格納メモリと、Webサーバーが受信した制御コマン
ドの中に規定角変更コマンドがあるか否かを判別するコ
マンド判別調整手段とを備え、コマンド判別調整手段が
規定角変更コマンドと判別した場合には、撮像制御手段
が撮像角度を規定速送り角変更することを特徴とする。
【0016】これにより、迅速に制御でき、撮影可能な
範囲の全体像を直ちに把握でき、表示と操作のずれによ
るオーバーランを避けることができる。
【0017】また、本発明の画像サーバーシステムは、
前記画像サーバーと、Webサーバーからの画像データ
を受信してブラウザが画像を生成するとともに、コマン
ド入力インターフェースから前記規定角変更コマンドを
送信できる受像端末と、画像サーバーと受像端末との間
で制御コマンドと画像データを伝送するネットワークを
備えたことを特徴とする。
【0018】これにより、迅速に制御でき、撮影可能な
範囲の全体像を直ちに把握でき、ネットワークのトラフ
ィック変動などに強く、表示と操作のずれによるオーバ
ーランを避けることができ、操作性の高い画像サーバー
システムとなる。
【0019】
【発明の実施の形態】請求項1に記載された発明は、被
写体を画像信号に変換する撮像部と、撮像部の撮像角度
を制御する撮像方向制御手段と、撮像部の制御を行う撮
像部制御手段と、画像信号を画像データとして圧縮する
画像圧縮手段と、撮像方向制御手段及び撮像部制御手段
を制御するための制御コマンドを受像端末からネットワ
ークを介して受け取り、画像圧縮手段が圧縮した画像デ
ータを受像端末へ送信することができるWebサーバー
を備えた画像サーバーであって、撮像角度を大幅に変更
するときに選択される規定速送り角及び撮像部角度を小
刻みに変更するときに選択される所定の回転角を記憶し
た設定値格納メモリと、Webサーバーが受信した制御
コマンドの中に規定角変更コマンドがあるか否かを判別
するコマンド判別調整手段とを備え、コマンド判別調整
手段が規定角変更コマンドと判別した場合には、撮像制
御手段が撮像角度を規定速送り角変更することを特徴と
する画像サーバーであるから、規定角変更コマンドで撮
像角度を大幅に変更できるため迅速に制御でき、これに
より撮影可能な範囲の全体像を直ちに把握でき、表示と
操作のずれによるオーバーランを避けることができる。
【0020】請求項2に記載された発明は、被写体を画
像信号に変換する撮像部と、撮像部の撮像角度を制御す
る撮像方向制御手段と、撮像部の制御を行う撮像部制御
手段と、画像信号を画像データとして圧縮する画像圧縮
手段と、撮像方向制御手段及び撮像部制御手段を制御す
るための制御コマンドを受像端末からネットワークを介
して受け取り、画像圧縮手段が圧縮した画像データを受
像端末へ送信することができるWebサーバーを備えた
画像サーバーであって、自動撮像開始コマンドを受信し
た場合に撮像方向制御手段により撮像部を自動的に移動
し撮像する所定の自動撮像角を記憶した設定値格納メモ
リと、Webサーバーが受信した制御コマンドの中に自
動撮像開始コマンドまたは自動撮像停止コマンドがある
か否かを判別するコマンド判別調整手段とを備え、コマ
ンド判別調整手段が自動撮像開始コマンドと判別して自
動撮像モード状態にあるときは、画像データを受像端末
に送信した後に次の自動撮像角にて撮像することを特徴
とする画像サーバーであるから、トラフィックの混雑具
合等に関らず、効率よく、一定の角度間隔の撮像情報を
送信することができる。
【0021】請求項3に記載された発明は、被写体を画
像信号に変換する撮像部と、撮像部の撮像角度を制御す
る撮像方向制御手段と、撮像部の制御を行う撮像部制御
手段と、画像信号を画像データとして圧縮する画像圧縮
手段と、撮像方向制御手段及び撮像部制御手段を制御す
るための制御コマンドを受像端末からネットワークを介
して受け取り、画像圧縮手段が圧縮した画像データを受
像端末へ送信することができるWebサーバーを備えた
画像サーバーであって、自動撮像開始コマンドを受信し
た場合に撮像方向制御手段により撮像部を自動的に移動
する所定の速度を記憶した設定値格納メモリと、Web
サーバーが受信した制御コマンドの中に自動撮像開始コ
マンドまたは自動撮像停止コマンドがあるか否かを判別
するコマンド判別調整手段とを備え、コマンド判別調整
手段が自動撮像開始コマンドと判別して自動撮像モード
状態になっている場合に、画像データを受像端末へ送信
している間、撮像部を停止させることを特徴とする画像
サーバーであるから、トラフィックの混雑具合等に関ら
ず、効率よく、一定の角度間隔の撮像情報を送信するこ
とができる。
【0022】請求項4に記載された発明は、請求項1〜
3のいずれかに記載の画像サーバーと、Webサーバー
からの画像データを受信して画像を表示するとともに、
コマンド入力インターフェースから規定角変更コマンド
を送信できる受像端末と、画像サーバーと受像端末との
間で制御コマンドと画像データを伝送するネットワーク
を備えたことを特徴とする画像サーバーシステムである
から、規定角変更コマンドで撮像角度を大幅に変更でき
るため迅速に制御でき、これにより撮影可能な範囲の全
体像を直ちに把握でき、フィードバックを利用するので
なく、所定の速送り角で直ちに大幅に変更するためネッ
トワークのトラフィック変動などに強く、表示と操作の
ずれによるオーバーランを避けることができ、操作性の
高い画像サーバーシステムとなる。
【0023】請求項5に記載された発明は、コマンド入
力インターフェースがグラフィカルユーザインターフェ
ースによって入力を行うことを特徴とする請求項4記載
の画像サーバーシステムであるから、受像端末のブラウ
ザ表示画面上のアイコンやスーパーインポーズされたウ
インドウを操作することで容易に撮像部の撮像角度を操
作できる。
【0024】請求項6に記載された発明は、コマンド入
力インターフェースが受像端末の表示画面上に表示され
た通常送りボタンと速送りボタンであることを特徴とす
る請求項4記載の画像サーバーシステムであるから、受
像端末のブラウザ表示画面上で、通常送りボタンをクリ
ックすることで撮像角度を変更でき、速送りボタンをク
リックすることで規定角変更コマンドを送出し、撮像角
度を大幅に変更することがきわめて容易に迅速にでき
る。
【0025】請求項7に記載された発明は、規定速送り
角が受像端末からの制御コマンドにより設定できること
を特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の画像サー
バーシステムであるから、受像端末側から制御コマンド
を送信し、規定速送り角を変更できるため、遅れ時間な
どに応じて、規定速送り角を変更できる。
【0026】請求項8に記載された発明は、ネットワー
クがインターネットであることを特徴とする請求項4〜
7のいずれかに記載の画像サーバーシステムであるか
ら、HTMLファイル等の送受信に使用されるHttp
プロトコルを使用することで、最も汎用性の高いシステ
ムにすることができる。
【0027】(実施の形態)以下、本発明の一実施の形
態における画像サーバーと画像サーバーシステムについ
て図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施の形
態における画像サーバーと画像サーバーシステムの構成
図である。
【0028】図1において、1は被写体を撮影して画像
データを転送する画像サーバー、2はユーザーが画像サ
ーバー1から転送された画像を受信して表示するととも
に、画像サーバー1を制御コマンドで制御できるクライ
アントPC等の受像端末、3はインターネット等の汎用
ネットワークで、画像を転送したり、制御コマンドを伝
送することができるものである。本実施の形態の画像サ
ーバーシステムは、画像サーバー1と受像端末2と汎用
ネットワーク3とから構成される。
【0029】4は画像サーバー1に設けられ、被写体を
撮影し、これを画像信号に変換して出力する撮像部であ
り、4aは光電変換装置である。5は光電変換装置4a
から出力された画像信号を、画像データとして輝度
(Y)と色差信号(Cb,Cr)に変換処理する画像処
理回路である。6は画像処理回路5で変換して得られた
画像データを圧縮する圧縮手段であり、本実施の形態に
おいては、JPEG形式のデータに変換する。7は圧縮
手段6で圧縮した画像データを蓄積する記憶部、7aは
後述する各種設定値を格納することができる不揮発メモ
リ等の設定値格納メモリ、8は、撮像部4を制御したり
姿勢制御を行う制御コマンドを汎用ネットワーク3を介
して受け取りとともに、圧縮手段6が圧縮した画像デー
タを受像端末2へ送信することができるWebサーバー
である。10は汎用ネットワーク3と画像サーバー1の
間で、プロトコルに従い送受信を行うネットワークイン
ターフェースである。
【0030】11は撮像部4のパン位置、チルト位置等
の撮像角度を変更できる撮像方向変更機構、12は撮像
方向変更機構11を制御する撮像方向制御手段である。
パンは左右の首振り変更、チルトは上下方向の傾斜角変
位を意味し、撮像方向変更機構11でパンを変更するの
はパニング用モータ、チルトを変更するのはチルト用モ
ータである。撮像方向制御手段12は回転数と回転方向
を制御できる。13は撮像部4の制御を行う撮像部制御
手段である。撮像部制御手段13はCCDドライバ等を
要素としてもち、このほか撮像部4のズームや絞り等の
制御を行う。
【0031】14は、Webサーバー8が受信した制御
コマンドの中に、撮像角度を大幅に変更するときに送信
される、規定角変更コマンドがあるか否か等を判別する
コマンド判別調整手段である。この外、自動撮像モード
を行う自動撮像開始コマンド等も判別する。なお、上述
した設定値格納メモリ7aには、受信した制御コマンド
に規定角変更コマンドが存在した場合に、撮像角度を大
幅に変更するための規定速送り角が記憶されている。ま
た、他の制御コマンドに対する設定値も、すべて設定値
格納メモリ7aに記憶されている。例えば、上述した自
動撮像開始コマンドを受信した自動撮像モードにおい
て、撮像方向制御手段12によって撮像部4を自動的に
移動させて撮像するための、所定の間隔(以下、自動撮
像角)や、所定の首振り速度及び撮像時間間隔等が記憶
される。これらについては更に後述する。
【0032】コマンド判別調整手段14は制御コマンド
に応じて設定値格納メモリ7aから設定値を読み出し、
撮像方向制御手段12に制御パラメータとして制御コマ
ンドを引き渡す。なお、コマンド判別調整手段14は、
規定速送り角を変更するための規定角変更コマンドが送
られてきたときに、設定値格納メモリ7aに格納されて
いる規定速送り角を書き換え、更新することができる。
規定速送り角としては、撮影画角の半分や、撮影画角と
同程度の角度が適当である。
【0033】15は受像端末2のブラウザで、画像サー
バー1のWebサーバー8から画像データを受信し、表
示する。また、ブラウザ15は汎用ネットワーク3上の
他のサーバーに対しても、対象であるデータの格納先が
示されたURLに従って、その情報を画面上に表示する
ことができる。16は圧縮手段6が圧縮したデータを伸
長する画像伸長手段、17は汎用ネットワーク3と受像
端末2の間のネットワークインターフェースである。1
8はブラウザ15の表示画面上に表示され、1クリック
ごとに1所定回転角ごと小刻みに撮像部4の撮像角度を
変更できる通常送りボタン、19は撮像角度を大幅に変
更するときに規定角変更コマンドを送出する速送りボタ
ンである。20はブラウザ15によって表示された撮像
部4で撮影された画像、21はコマンド入力インターフ
ェースである。
【0034】なお、図示はしないがブラウザ15上の表
示画面には、自動撮像モードにするための自動撮像コマ
ンドを画像サーバー1に送出する自動撮像ボタンと、こ
れを停止する停止ボタンが表示されている。本実施の形
態では、通常送りボタン18と速送りボタン19という
グラフィカルユーザインターフェースによって入力する
から、容易に撮像部4の撮像角度を操作できる。この他
の形態のアイコンやスーパーインポーズされたウインド
ウを利用して入力することも可能である。22は、コマ
ンド入力インターフェース21からの入力に基づき、画
像サーバー1に送出する制御コマンドを生成する制御コ
マンド生成手段である。制御コマンド生成手段22は、
制御コマンドを作成し、この制御コマンドはネットワー
クインターフェース17を介して画像サーバー1に送ら
れる。
【0035】なお、通常送りボタン18の操作は、1ク
リックごとに通常送りコマンドを送出するが、このボタ
ンを押し続ける時間により通常送りコマンドを送出する
ようにJavaプログラム等を利用し、ボタンの操作を
容易化してもよい。
【0036】続いて、本実施の形態の画像サーバーシス
テムを利用して、画像サーバーから撮像部4で撮影した
画像をブラウザに表示する手順について説明する。
【0037】コマンド入力インターフェース21から画
像を画像サーバー1に要求すると、制御コマンド生成手
段22は画像要求コマンドを画像サーバー1に送信す
る。画像サーバー1は、Webサーバー8で画像要求コ
マンドを受信し、コマンド判別調整手段14がこれを認
識し、撮像部制御手段13に被写体を撮影するように指
示する。これにより、撮像部4は撮影を行い、画像信号
が画像処理回路5に送られ、圧縮手段6でJPEG形式
等に圧縮され、画像データの情報を含むHTMLファイ
ルがWebサーバー8から受像端末2に送られる。受像
端末2ではブラウザ15がHTMLファイルデータから
画像の格納位置を読み取って、格納元から画像データを
引き出すことになる。
【0038】次に、画像サーバー1の撮像部4の撮像角
度をブラウザで制御する手順について説明する。図2は
本発明の一実施の形態における画像サーバーシステムの
撮像角度変更フローチャートである。
【0039】Step1において、受像端末2でブラウ
ザ15がHTMLデータをもとに画像20を含む画面を
表示する。次にStep2において、コマンド判別調整
手段14に送られた制御コマンドが自動撮像コマンドで
あるか否かが判別される。もし、自動撮像コマンドであ
れば、撮像方向制御手段12と撮像部制御手段13によ
り、自動撮像角で自動首振りが開始される(Step
3)。予め記憶された撮像間隔移動して撮影位置に到達
すると撮像部制御手段13が被写体の撮影を1枚行う
(Step4)。次いで、Step5において、コマン
ド判別調整手段14が停止コマンドの受信があったか否
かを判別し、受信があればStep14に進み自動撮像
モードが終了処理される。Step5において、自動撮
像停止コマンドが送られていなければ、Step6に進
み画像を送出する。次いで制御手段9が送信終了か否か
を判断し、終了していればStep3に戻って自動撮影
を繰り返す。Step7で画像の送信が終了していない
ときには、Step6に戻ってこれが終了するまで繰り
返す。画像は1枚ずつ送信終了しては撮像部4による撮
影を行うから、トラフィック等の遅延は無関係になる。
【0040】なお、本実施の形態では、画像データ送信
後に自動撮像の首振りを行うようにしているが、画像デ
ータの送信時間が長い場合や自動首振り間隔が大きい場
合にロスを抑えるため、画像データ送信中に自動撮像の
首振りを行ない、画像データ送信後直に撮像して画像デ
ータを送信するようにしてもよい。さらに、角度の変更
は、グラフィカルユーザーインターフェイスにより提供
することにより、自動撮像中にユーザーが容易に変更で
きるようにしてもよい。
【0041】また、本実施の形態のように、自動撮像角
として撮像間隔を設定して自動撮像させるのではなく、
首振り速度と撮像時間間隔を設定して自動撮像させるこ
ともできる。具体的には、トラフィックなどにより変動
がある画像データ送信時間中は撮像部4を停止させ、移
動させないようにするか、または画像データ送信時間を
加味して撮像部4を移動させることが可能である。
【0042】さらに、自動首振りの場合に移動時に所定
間隔まで行かないで右端や左端に到達した場合には、そ
の右端や左端の位置の画像を必ず送信し、次の画像は端
から所定位置を算出するようにすることで、撮像できる
範囲のものをもらさず画像データとして受像端末に送信
するようにしてもよい。
【0043】Step2において、自動撮像モードでな
いと判断されると、Step8に進んで通常送りかどう
かが判断される。もし、通常送りで小さな所定回転角度
だけ回転させたいときには、Step9に進み、通常送
りボタン18をクリックすれば、通常送りコマンドが制
御コマンド生成手段22で作成され、画像サーバー1に
送られる。画像サーバー1では、コマンド判別調整手段
14が設定値格納メモリ7aから設定値を読み出し、撮
像方向変更機構11に通常送りコマンドを引き渡す。こ
れにより、撮像部4は小刻みな所定回転角度だけ、パン
またはチルトが変更される。この画像がブラウザ15に
表示されたのをみて、その撮像方向が目的の角度と合致
すれば変更操作は終了する(Step10)。合致しな
いときにはStep9に戻る。
【0044】そして、Step8において、大幅回転さ
せた位置の画像を撮影したいと思ったときには、Ste
p11に進み、ブラウザ15の画面上の速送りボタン1
9をクリックする。これにより、規定角変更コマンドが
制御コマンド生成手段22で作成され、画像サーバー1
に送られる。画像サーバー1では、コマンド判別調整手
段14が規定角変更コマンドと判断し、設定値格納メモ
リ7aから規定速送り角の設定値を読み出し、撮像方向
変更機構11に規定角変更コマンドを引き渡す。これに
より、撮像部4は規定速送り角分ほど、大幅にパンまた
はチルトが変更される。このときの画像がブラウザ15
に表示されたのをみて、その撮像方向が目的の角度近く
であることが認識されたら(Step12)、目的の角
度と合致しているかどうか判断し(Step13)、合
致していなければStep9に移行する。合致していれ
ば変更操作は終了する(Step14)。また、Ste
p12において、目的の角度近くに至っていないことが
分かったら、再びStep11に戻ってこれを繰り返す
ものである。
【0045】ところで、以上説明した規定角変更コマン
ドによる規定速送り角だけ撮像角度を回転させること
が、画像の表示と操作のずれによるオーバーランを避け
ることが何故できるのか、以下説明する。図3は本発明
の一実施の形態における画像サーバーシステムの撮像角
度の変更のタイムチャートである。
【0046】この実施の形態では、撮像部4の方向を右
に操作する通常送りボタン18を1回クリックすると実
際の撮像部4は右に所定回転角度(5度)回転する。ま
た、目的とする被写体が「右60度」にあるものとす
る。
【0047】図3のタイムチャートで説明すると、操作
前の撮影位置を「0度」とし、目的とする被写体の「右
60度」方向を撮影するように制御する場合、無駄なく
制御するのであれば、通常送りボタン18の右ボタンを
12回押せばよい。しかし、このようなことは実際には
できず、受像端末2に表示される画像をみて目的の被写
体を探す(どこが見たい場所なのか、目的とする撮影角
度なのかは、被写体の状況により異なる)行為を行い、
その画像をみて停止させる制御を行うことが多い。
【0048】例えば、図3のように右ボタンを続けて押
した(この場合、本実施の形態では、連続かつ等しい所
定の時間間隔T(t)で通常送りコマンドが出力され
る)場合では、操作してカメラ撮影方向が移動したにも
かかわらず受像端末2に表示される画像は遅れて、且
つ、間引きされて表示される。4×T(t)間隔で画像
データ送信処理されるため、4つの通常送りコマンド送
信に対して、1枚の画像データしか送られず、またその
画像データもおおよそ4×T(t)遅れて表示されるこ
とになる。なお、本実施の形態では、操作中は遅延時間
を一定として考えている。従って、図3のように、表示
画面をみて目標被写体に撮影角度をあわせる操作を停止
する判断ができるのは、撮影角度が右80度の時点であ
る。この時点で右ボタンの移動制御を停止しても既にオ
ーバーランで、角度はそのままで数秒後に85度の撮影
画像が表示され、更に行きすぎ状態となり、再度、逆方
向へカメラ方向を戻す制御が必要となる。逆方向に回転
させていくと、被写体の画像は逆に遅れ、撮像部4の撮
影画角が50度程度になったとき、撮影画像の左端に目
的の被写体が撮影されることとなる。
【0049】ネットワークのトラフィック混雑や受像端
末2の通信速度などにより遅延時間が長くなればなるほ
ど、その被写体に撮像部4を向ける操作でオーバーラン
が発生しやすくなる。また目的の被写体を探すために時
間がかかり、その被写体に撮像部4を向ける操作が遅く
なる。これが遅いため、被写体方向の全体像がつかめ
ず、手探り状態での操作となるものである。そして、さ
らに遅延時間が大きく操作が早い場合は、撮影途中の画
像が抜けるし、コマ抜けで全体を見ることができないこ
とも生じる。
【0050】従って、この遅延時間に対する影響をなく
すためには、一挙に規定速送り角だけ大きく撮像角度を
回転させることで、直ちに全体像を把握でき、遅れ時間
の短縮が可能になることが分かる。また、一挙に回転し
て被写体付近の全体像をつかんでから、通常送りボタン
18の右ボタンか左ボタンで収斂させるから、迅速に、
しかも全体をよく理解した上で画像を撮ることができ、
大きなオーバーランを避けることができる。パン位置
(左右方向)のみならず、チルト位置(上下方向)、の
ほかに撮影レンズのズームについても同様に実施するこ
とができる。
【0051】このように、本実施の形態の画像サーバー
と画像サーバーシステムは、迅速に制御でき、撮影可能
な範囲の全体像を直ちに把握でき、ネットワークのトラ
フィック変動などに強く、表示と操作のずれによるオー
バーランを避けることができ,操作性を良好にすること
ができる。
【0052】そして、本実施の形態の画像サーバーシス
テムは、速送りボタン19を押すと、撮像角度が大幅に
変更された画像が表示され、ユーザーはその画面内に目
標の被写体があるかを判断した後、ない場合は更にその
隣りの画像を表示するように速送りボタン19を押すこ
とができ、簡単で確実に操作が行え、操作性が向上す
る。例えオーバーランが起きたときでも、全体像を理解
した上で逆方向(左方向)へ通常送りボタン18をクリ
ックすることで微調整できる。
【0053】また、遅延時間が大きい場合は撮影途中の
伝送画像にコマ抜けが発生するが、速送りボタン19を
押して、画像が更新されるのを待って次の操作をするこ
とでコマ抜けが防止でき全体像をしっかり把握できる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像サー
バーは、規定角変更コマンドで撮像角度を大幅に変更で
きるため迅速に制御でき、これにより撮影可能な範囲の
全体像を直ちに把握でき、表示と操作のずれによるオー
バーランを避けることができる。
【0055】そして、自動撮像角として所定間隔で撮像
部を移動させながら画像データを送信する場合であって
も、画像データを完全に受像端末に送信した後に、次の
自動撮像角の撮像を開始するようにしたので、画像デー
タが確実に一定して送られ、各自動撮像角での画像デー
タを効率よく受像端末に表示することができる。
【0056】さらに、所定速度で撮像部を移動させなが
ら画像データを送信する場合であっても、ネットワーク
のトラフィック状態に最も関連する画像データの送信を
行なっている場合には、撮像部を停止させるようにした
ので、画像データがほぼ確実に一定して送られ、各自動
撮像位置での画像データを受像端末に表示することがで
きる。
【0057】また、本発明の画像サーバーシステムは、
規定角変更コマンドで撮像角度を大幅に変更できるため
迅速に制御でき、これにより撮影可能な範囲の全体像を
直ちに把握でき、所定の速送り角で直ちに大幅に変更す
るためネットワークのトラフィック変動などに強く、表
示と操作のずれによるオーバーランを避けることがで
き、操作性の高い画像サーバーシステムとなる。
【0058】グラフィカルユーザインターフェースによ
って入力を行なうから、受像端末のブラウザ表示画面上
のアイコンやスーパーインポーズされたウインドウを操
作することで容易に撮像部の撮像角度を操作できる。
【0059】ブラウザの表示画面上に表示された通常送
りボタンと速送りボタンで操作するから、受像端末のブ
ラウザ表示画面上で、通常送りボタンをクリックするこ
とで撮像角度を変更でき、速送りボタンをクリックする
ことで規定角変更コマンドを送出し、撮像角度を大幅に
変更することがきわめて容易に迅速にできる。
【0060】そして、規定速送り角が受像端末からの制
御コマンドにより設定できるから、受像端末側から制御
コマンドを送信し、規定速送り角を変更できるため、遅
れ時間などに応じて、規定速送り角を変更できる。
【0061】さらに、インターネットを利用するから最
も汎用性の高いシステムにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における画像サーバーと
画像サーバーシステムの構成図
【図2】本発明の一実施の形態における画像サーバーシ
ステムの撮像角度変更フローチャート
【図3】本発明の一実施の形態における画像サーバーシ
ステムの撮像角度の変更のタイムチャート
【図4】ネットワークを介しての画像転送で生じる遅延
時間の構成要素図
【符号の説明】
1 画像サーバー 2 受像端末 3 汎用ネットワーク 4 撮像部 4a 光電変換装置 5 画像処理回路 6 圧縮手段 7 記憶部 7a 設定値格納メモリ 8 Webサーバー 9 制御手段 10 ネットワークインターフェース 11 撮像方向変更機構 12 撮像方向制御手段 13 撮像部制御手段 14 コマンド判別調整手段 15 ブラウザ 16 画像伸長手段 17 ネットワークインターフェース 18 通常送りボタン 19 速送りボタン 20 画像 21 コマンド入力インターフェース 22 制御コマンド生成手段
フロントページの続き (72)発明者 有馬 祐二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 吉貝 規 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 川島 智喜 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 田中 政隆 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 縄田 晶裕 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 藤木 俊弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C022 AB12 AB65 AB66 AC27 AC32 AC69 AC74 5C064 BB03 BC10 BC18 BC23 BD01 BD07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体を画像信号に変換する撮像部と、 前記撮像部の撮像角度を制御する撮像方向制御手段と、 前記撮像部の制御を行う撮像部制御手段と、 前記画像信号を画像データとして圧縮する画像圧縮手段
    と、 前記撮像方向制御手段及び前記撮像部制御手段を制御す
    るための制御コマンドを受像端末からネットワークを介
    して受け取り、前記画像圧縮手段が圧縮した画像データ
    を前記受像端末へ送信することができるWebサーバー
    を備えた画像サーバーであって、 前記撮像角度を大幅に変更するときに選択される規定速
    送り角及び前記撮像部角度を小刻みに変更するときに選
    択される所定の回転角を記憶した設定値格納メモリと、 前記Webサーバーが受信した制御コマンドの中に規定
    角変更コマンドがあるか否かを判別するコマンド判別調
    整手段とを備え、 前記コマンド判別調整手段が前記規定角変更コマンドと
    判別した場合には、前記撮像制御手段が撮像角度を前記
    規定速送り角変更することを特徴とする画像サーバー。
  2. 【請求項2】被写体を画像信号に変換する撮像部と、 前記撮像部の撮像角度を制御する撮像方向制御手段と、 前記撮像部の制御を行う撮像部制御手段と、 前記画像信号を画像データとして圧縮する画像圧縮手段
    と、 前記撮像方向制御手段及び前記撮像部制御手段を制御す
    るための制御コマンドを受像端末からネットワークを介
    して受け取り、前記画像圧縮手段が圧縮した画像データ
    を前記受像端末へ送信することができるWebサーバー
    を備えた画像サーバーであって、 自動撮像開始コマンドを受信した場合に撮像方向制御手
    段により撮像部を自動的に移動し撮像する所定の自動撮
    像角を記憶した設定値格納メモリと、 前記Webサーバーが受信した制御コマンドの中に前記
    自動撮像開始コマンドまたは自動撮像停止コマンドがあ
    るか否かを判別するコマンド判別調整手段とを備え、 前記コマンド判別調整手段が前記自動撮像開始コマンド
    と判別して自動撮像モード状態にあるときは、画像デー
    タを前記受像端末に送信した後に次の自動撮像角にて撮
    像することを特徴とする画像サーバー。
  3. 【請求項3】被写体を画像信号に変換する撮像部と、 前記撮像部の撮像角度を制御する撮像方向制御手段と、 前記撮像部の制御を行う撮像部制御手段と、 前記画像信号を画像データとして圧縮する画像圧縮手段
    と、 前記撮像方向制御手段及び前記撮像部制御手段を制御す
    るための制御コマンドを受像端末からネットワークを介
    して受け取り、前記画像圧縮手段が圧縮した画像データ
    を前記受像端末へ送信することができるWebサーバー
    を備えた画像サーバーであって、 自動撮像開始コマンドを受信した場合に撮像方向制御手
    段により撮像部を自動的に移動する所定の速度を記憶し
    た設定値格納メモリと、 前記Webサーバーが受信した制御コマンドの中に前記
    自動撮像開始コマンドまたは自動撮像停止コマンドがあ
    るか否かを判別するコマンド判別調整手段とを備え、 前記コマンド判別調整手段が前記自動撮像開始コマンド
    と判別して自動撮像モード状態になっている場合に、画
    像データを前記受像端末へ送信している間、前記撮像部
    を停止させることを特徴とする画像サーバー。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載の画像サー
    バーと、 Webサーバーからの画像データを受信して画像を表示
    するとともに、コマンド入力インターフェースから前記
    規定角変更コマンドを送信できる受像端末と、 前記画像サーバーと前記受像端末との間で制御コマンド
    と前記画像データを伝送するネットワークを備えたこと
    を特徴とする画像サーバーシステム。
  5. 【請求項5】前記コマンド入力インターフェースがグラ
    フィカルユーザインターフェースによって入力を行うこ
    とを特徴とする請求項4記載の画像サーバーシステム。
  6. 【請求項6】前記コマンド入力インターフェースが前記
    受像端末の表示画面上に表示された通常送りボタンと速
    送りボタンであることを特徴とする請求項4記載の画像
    サーバーシステム。
  7. 【請求項7】規定速送り角が前記受像端末からの制御コ
    マンドにより設定できることを特徴とする請求項4〜6
    のいずれかに記載の画像サーバーシステム。
  8. 【請求項8】前記ネットワークがインターネットである
    ことを特徴とする請求項4〜7のいずれかに記載の画像
    サーバーシステム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115379294A (zh) * 2022-08-15 2022-11-22 北京达佳互联信息技术有限公司 图像截取方法、装置、电子设备及存储介质
JP7393245B2 (ja) 2020-02-26 2023-12-06 キヤノン株式会社 撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体

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