JP2002158705A - リアルタイム型インターネットファクシミリ通信システム及びゲートウェイ装置 - Google Patents

リアルタイム型インターネットファクシミリ通信システム及びゲートウェイ装置

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JP2002158705A
JP2002158705A JP2000355773A JP2000355773A JP2002158705A JP 2002158705 A JP2002158705 A JP 2002158705A JP 2000355773 A JP2000355773 A JP 2000355773A JP 2000355773 A JP2000355773 A JP 2000355773A JP 2002158705 A JP2002158705 A JP 2002158705A
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JP2000355773A
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Yoshifumi Tanimoto
好史 谷本
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リアルタイム型インターネットファクシミリ
通信システムにおいて、途中の通信網において、通信が
途絶えた場合であっても発信元の通信端末装置から画像
データを再送する必要がない。 【解決手段】 公衆電話網50Bにおける通信が中断し
たとき、ゲートウェイ装置60Bは、ゲートウェイ装置
60Aからのファクシミリメッセージの受信を継続し受
信したファクシミリメッセージをハードディスクドライ
ブ108に格納した後、相手先のファクシミリ装置20
Bに再発呼して上記格納したファクシミリメッセージを
送信する。また、インターネット40における通信が中
断したとき、ゲートウェイ装置60Aは、発信元のファ
クシミリ装置20Aからのファクシミリメッセージの受
信を継続し受信したファクシミリメッセージをハードデ
ィスクドライブ108に格納した後、ゲートウェイ装置
60Bに上記格納したファクシミリメッセージを送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
などの発信元の通信端末装置からのファクシミリの画像
データを、公衆電話網などの第1の通信網、上記画像デ
ータをパケットデータに変換する第1のゲートウェイ装
置、インターネットなどの第2の通信網、上記パケット
データを画像データに逆変換する第2のゲートウェイ装
置、及び公衆電話網などの第3の通信網を介して、ファ
クシミリ装置などの相手先の通信端末装置に送信するリ
アルタイム型インターネットファクシミリ通信システ
ム、並びに、当該リアルタイム型インターネットファク
シミリ通信システムにおいて用いられるゲートウェイ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、発信元のファクシミリ装置からの
ファクシミリの画像データを、公衆電話網、上記画像デ
ータをパケットデータに変換する第1のゲートウェイ装
置、インターネット、上記パケットデータを画像データ
に逆変換する第2のゲートウェイ装置、及び公衆電話網
を介して、相手先のファクシミリ装置に、ITU−T勧
告T.30のファクシミリの通信手順と同様の通信手順
で送信するリアルタイム型インターネットファクシミリ
通信システム(以下、従来例という。)が実用化されて
おり、ITU−T勧告T.38において記載されてい
る。
【0003】この従来例では、発信元の通常のファクシ
ミリ装置が、ITU−T勧告T.30のファクシミリの
通信手順でファクシミリの画像データを公衆電話網を介
して第1のゲートウェイ装置に送信する。次いで、第1
のゲートウェイ装置は、受信したファクシミリの画像デ
ータを所定のパケットデータに変換してインターネット
を介して第2のゲートウェイ装置に送信する。そして、
第2のゲートウェイ装置は、受信したパケットデータを
ファクシミリの画像データに逆変換して公衆電話網を介
して相手先のファクシミリ装置に送信する。ここで、発
信元のファクシミリ装置と、相手先のファクシミリ装置
との間の通信手順の信号は、ITU−T勧告T.30の
ファクシミリの通信手順信号と同様の通信手順信号を用
いる。ただし、2つのゲートウェイ装置間での通信手順
信号はパケットデータを用いてファクシミリ通信がなさ
れる。
【0004】以上のように構成されたリアルタイム型イ
ンターネットファクシミリ通信システムにおいては、公
衆電話網の区間の全体的な距離を短縮できるために、フ
ァクシミリの画像データを送信するときの通信料金を低
減できるという利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来例のリアルタイム型インターネットファクシミリ通信
システムでは、発信元のファクシミリ装置と、相手先の
ファクシミリ装置との間で、リアルタイムでファクシミ
リの通信手順信号をやりとりしているときに、途中の通
信網において、通信が途絶えると、発信元のファクシミ
リ装置からファクシミリの画像データを再送する必要が
あるという問題点があった。
【0006】本発明の目的は以上の問題点を解決し、リ
アルタイム型インターネットファクシミリ通信システム
において、途中の通信網において、通信が途絶えた場合
であっても発信元の通信端末装置から画像データを再送
する必要がないリアルタイム型インターネットファクシ
ミリ通信システム、及びゲートウェイ装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明に係る
リアルタイム型インターネットファクシミリ通信システ
ムは、発信元の通信端末装置からのファクシミリの画像
データを、第1の通信網、上記画像データをパケットデ
ータに変換する第1のゲートウェイ装置、第2の通信
網、上記パケットデータを画像データに逆変換する第2
のゲートウェイ装置、及び第3の通信網を介して、相手
先の通信端末装置に送信するリアルタイム型インターネ
ットファクシミリ通信システムにおいて、第3の通信網
における通信が中断したとき、第2のゲートウェイ装置
は、第1のゲートウェイ装置からのファクシミリメッセ
ージの受信を継続し受信したファクシミリメッセージを
記憶装置に格納した後、相手先の通信端末装置に再発呼
して上記格納したファクシミリメッセージを送信するこ
とを特徴とする。
【0008】また、本願の第2の発明に係るリアルタイ
ム型インターネットファクシミリ通信システムは、発信
元の通信端末装置からのファクシミリの画像データを、
第1の通信網、上記画像データをパケットデータに変換
する第1のゲートウェイ装置、第2の通信網、上記パケ
ットデータを画像データに逆変換する第2のゲートウェ
イ装置、及び第3の通信網を介して、相手先の通信端末
装置に送信するリアルタイム型インターネットファクシ
ミリ通信システムにおいて、第2の通信網における通信
が中断したとき、第1のゲートウェイ装置は、発信元の
通信端末装置からのファクシミリメッセージの受信を継
続し受信したファクシミリメッセージを記憶装置に格納
した後、第2のゲートウェイ装置に上記格納したファク
シミリメッセージを送信することを特徴とする。
【0009】さらに、本願の第3の発明に係るリアルタ
イム型インターネットファクシミリ通信システムは、発
信元の通信端末装置からのファクシミリの画像データ
を、第1の通信網、上記画像データをパケットデータに
変換する第1のゲートウェイ装置、第2の通信網、上記
パケットデータを画像データに逆変換する第2のゲート
ウェイ装置、及び第3の通信網を介して、相手先の通信
端末装置に送信するリアルタイム型インターネットファ
クシミリ通信システムにおいて、第2の通信網における
通信が中断したとき、第1のゲートウェイ装置は、発信
元の通信端末装置からのファクシミリメッセージの受信
を継続し受信したファクシミリメッセージを記憶装置に
格納した後、相手先の通信端末装置に直接に再発呼して
上記格納したファクシミリメッセージを送信することを
特徴とする。
【0010】また、本願の第4の発明に係るゲートウェ
イ装置は、発信元の通信端末装置からのファクシミリの
画像データを、第1の通信網、上記画像データをパケッ
トデータに変換する第1のゲートウェイ装置、第2の通
信網、上記パケットデータを画像データに逆変換する第
2のゲートウェイ装置、及び第3の通信網を介して、相
手先の通信端末装置に送信するリアルタイム型インター
ネットファクシミリ通信システムのための第2のゲート
ウェイ装置であるゲートウェイ装置において、第3の通
信網における通信が中断したとき、第1のゲートウェイ
装置からのファクシミリメッセージの受信を継続し受信
したファクシミリメッセージを記憶装置に格納した後、
相手先の通信端末装置に再発呼して上記格納したファク
シミリメッセージを送信することを特徴とする。
【0011】さらに、本願の第5の発明に係るゲートウ
ェイ装置は、発信元の通信端末装置からのファクシミリ
の画像データを、第1の通信網、上記画像データをパケ
ットデータに変換する第1のゲートウェイ装置、第2の
通信網、上記パケットデータを画像データに逆変換する
第2のゲートウェイ装置、及び第3の通信網を介して、
相手先の通信端末装置に送信するリアルタイム型インタ
ーネットファクシミリ通信システムのための第1のゲー
トウェイ装置であるゲートウェイ装置において、第2の
通信網における通信が中断したとき、発信元の通信端末
装置からのファクシミリメッセージの受信を継続し受信
したファクシミリメッセージを記憶装置に格納した後、
第2のゲートウェイ装置に上記格納したファクシミリメ
ッセージを送信することを特徴とする。
【0012】またさらに、本願の第6の発明に係るゲー
トウェイ装置は、発信元の通信端末装置からのファクシ
ミリの画像データを、第1の通信網、上記画像データを
パケットデータに変換する第1のゲートウェイ装置、第
2の通信網、上記パケットデータを画像データに逆変換
する第2のゲートウェイ装置、及び第3の通信網を介し
て、相手先の通信端末装置に送信するリアルタイム型イ
ンターネットファクシミリ通信システムのための第1の
ゲートウェイ装置であるゲートウェイ装置において、第
2の通信網における通信が中断したとき、発信元の通信
端末装置からのファクシミリメッセージの受信を継続し
受信したファクシミリメッセージを記憶装置に格納した
後、相手先の通信端末装置に直接に再発呼して上記格納
したファクシミリメッセージを送信することを特徴とす
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る実施形態について説明する。
【0014】<第1の実施形態>図1は、本発明に係る
第1の実施形態である、リアルタイム型インターネット
ファクシミリ通信システムの構成を示すブロック図であ
る。本実施形態のリアルタイム型インターネットファク
シミリ通信システムは、ITU−T勧告T.38におい
て記載された従来例の通信システムをベースとするもの
であり、図1に示すように、発信元のファクシミリ装置
20Aとゲートウェイ装置60Aとの間が公衆電話網5
0Aを介して接続され、2つのゲートウェイ装置60
A,60Bの間がインターネット40を介して接続さ
れ、ゲートウェイ装置60Bと相手先のファクシミリ装
置20Bとの間が公衆電話網50Bを介して接続されて
いる。ここで、公衆電話網50A,50Bは同一の公衆
電話網であってもよいし、異なる公衆電話網であっても
よい。ファクシミリ装置20A,20Bは従来技術の公
衆電話網を介してファクシミリ通信を行う公知のファク
シミリ装置であり総称して符号20を付す。また、ゲー
トウェイ装置60A,60Bは、異なる場所に設けられ
るが、好ましくは同一の装置で構成され、総称して符号
60を付す。
【0015】ここで、発信元のファクシミリ装置20A
は、ITU−T勧告T.30のファクシミリの通信手順
でファクシミリの画像データを含むファクシミリメッセ
ージを公衆電話網50Aを介してゲートウェイ装置60
Aに送信する。次いで、ゲートウェイ装置60Aは、受
信したファクシミリの画像データを含むファクシミリメ
ッセージを所定のパケットデータに変換してインターネ
ット40を介してゲートウェイ装置60Bに送信する。
そして、ゲートウェイ装置60Bは、受信したパケット
データをファクシミリの画像データを含むファクシミリ
メッセージに逆変換して公衆電話網50Bを介して相手
先のファクシミリ装置20Bに送信する。ここで、発信
元のファクシミリ装置20Aと、相手先のファクシミリ
装置20Bとの間の通信手順の信号は、ITU−T勧告
T.30のファクシミリの通信手順信号と同様の通信手
順信号を用いる。ただし、2つのゲートウェイ装置60
A,60B間での通信手順信号はパケットデータを用い
てファクシミリ通信がなされる。また、本明細書におい
て、ファクシミリメッセージとは、ファクシミリ通信の
手順信号及び画像データを伝送するメッセージ信号をい
う。
【0016】公衆電話網50Bの通信速度が公衆電話網
50Aの通信速度よりも遅い場合、もしくはインターネ
ット40固有の事情によりインターネット40の通信速
度が遅くなる場合、インターネット40の通信速度が公
衆電話網50Aの通信速度よりも遅くなり、このとき、
本実施形態に係るゲートウェイ装置60Aの主制御部1
01は、ゲートウェイ装置60Bに画像データを送信中
であるときに発信元のファクシミリ装置20Aから画像
データを受信したときは(図4のステップS2でYE
S)、上記受信した画像データをハードディスクドライ
ブ108に一時的に格納し(ステップS3)、ゲートウ
ェイ装置60Bへの送信が終了した後上記一時的に格納
した画像データをゲートウェイ装置60Bに送信するよ
うにフロー制御処理を実行することを特徴としている。
【0017】また、公衆電話網50Bの通信速度が公衆
電話網50Aの通信速度よりも遅い場合、公衆電話網5
0Bの通信速度がインターネット40の通信速度よりも
遅くなり、このとき、本実施形態に係るゲートウェイ装
置60Bの主制御部101は、相手先のファクシミリ装
置20Bに画像データを送信中であるときにゲートウェ
イ装置60Aから画像データを受信したときは(図5の
ステップS12でYES)、上記受信した画像データを
ハードディスクドライブ108に一時的に格納し(ステ
ップS13)、相手先のファクシミリ装置20Bへの送
信が終了した後上記一時的に格納した画像データを相手
先のファクシミリ装置20Bに送信するようにフロー制
御処理を実行することを特徴としている。
【0018】さらに、公衆電話網50Bの通信速度が公
衆電話網50Aの通信速度よりも速い場合、もしくはイ
ンターネット40固有の事情によりインターネット40
の通信速度が遅くなる場合、公衆電話網50Bの通信速
度がインターネット40の通信速度よりも速くなり、こ
のとき、本実施形態に係るゲートウェイ装置60Bの主
制御部101は、相手先のファクシミリ装置20Bに画
像データを送信中であるときにゲートウェイ装置60A
から画像データを受信しないときは(図5のステップS
11でNO)、送信中の画像データにフレーム間フラグ
又はフィルビットを挿入して相手先のファクシミリ装置
20Bに送信する(ステップS15)ようにフロー制御
処理を実行することを特徴としている。
【0019】図2は、図1のファクシミリ装置20(2
0A,20B)の構成を示すブロック図である。図2に
おいて、ファクシミリ装置20は、従来のG3方式等の
ファクシミリ通信機能を備えている。主制御部1は具体
的にはCPUで構成されており、バス13を介して以下
のハードウェア各部と接続されていてそれらを制御する
ほか、後述する種々のソフトウェアの機能を実行する。
画像読取部2は、CCD等を利用したスキャナで原稿を
読み取り、白黒2値に変換したドットイメージデータを
出力する。画像記録部3は電子写真方式等のプリンタ装
置であり、他のファクシミリ装置からファクシミリ通信
により受信したイメージデータをハードコピーとしてプ
リントアウトして記録する。表示部4は、液晶表示装置
(LCD)又はCRTディスプレイ等の表示装置であ
り、当該ファクシミリ装置20の動作状態を表示した
り、送信すべき原稿のイメージデータ、及び受信したイ
メージデータの表示を行う。
【0020】操作部5は、当該ファクシミリ装置20を
操作するために必要な文字キー、ダイヤル用テンキー、
短縮ダイヤルキー、ワンタッチダイヤルキー、及び各種
のファンクションキー等を備える。なお、上述の表示部
4をタッチパネル方式とすることにより、この操作部5
の各種キーの内の一部又は全部を代用するように構成し
てもよい。
【0021】ROM6は、当該ファクシミリ装置20の
動作に必要であって主制御部1によって実行される種々
のソフトウェアのプログラムを予め格納し、ここで、当
該プログラムは、少なくとも図6及び図7の送信処理の
プログラムを含む。また、これらのプログラムは、例え
ば、フロッピー(登録商標)ディスク、MO、DVD−
RAMなどの記録媒体に記録して、必要に応じてそのド
ライブ装置を介してRAM7にロードして当該プログラ
ムを実行してもよい。RAM7は、SRAMで構成さ
れ、主制御部1のワーキングエリアとして使用されてプ
ログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶す
る。コンパクトフラッシュ(登録商標)8は、符号化前
後、又は復号化前後の画像データを格納するための画像
データメモリ領域8aを有する。
【0022】ファックスモデム10は、公衆電話回線L
を介して公衆電話網50に接続され、通常のファクシミ
リ通信用のファックスモデムの機能を有するモデムであ
り、FSK信号として受信される発信電話番号情報のデ
ータを復調して主制御部1に出力する。NCU(ネット
ワーク制御回路:Network Control Unit)11はアナロ
グの公衆電話回線Lの直流ループなどの閉結及び開放の
動作を行いかつ自動ダイヤル機能を有するハードウェア
回路であり、必要に応じてファックスモデム10を公衆
電話回線Lに接続する。ここで、NCU11は、発信電
話番号通知サービスにおけるID受信端末起動信号、通
常の電話呼出信号の検出を行うとともに、必要に応じて
発信電話番号通知サービスにおける1次応答信号及び2
次応答信号を発信することができる。なお、NCU11
を所定のターミナルアダプタ及びDSU(加入者線終端
装置:Digital Service Unit)を介して、ベースバンド
伝送方式のデジタル回線(例えば、ISDN回線)に接
続するようにしてもよい。
【0023】以上のように構成された本実施形態のファ
クシミリ装置20のファクシミリ通信機能において、画
像読取部2により読み取られたドットイメージデータは
ファクシミリ通信の規格で定められているMH,MR,
MMR等の符号化方式に従ってソフトウェアにより符号
化された後、ゲートウェイ装置60A,60B又は相手
先のファクシミリ装置に送信される一方、逆に相手先の
ファクシミリ装置又はゲートウェイ装置60A,60B
から受信した符号化データもソフトウェアによりイメー
ジデータに復号化されて画像記録部3からハードコピー
として出力される。
【0024】図3は、図1のゲートウェイ装置60(6
0A,60B)の構成を示すブロック図である。
【0025】図3において、ゲートウェイ装置60は、
例えばパーソナルコンピュータやワークステーションな
どのディジタル計算機で構成され、主制御部101は、
図1の発信元のファクシミリ装置20Aから、公衆電話
網50及び公衆電話回線L2を介して、ファクシミリの
画像データを受信し、受信したファクシミリの画像デー
タを画像データのパケットデータに変換した後、ルータ
装置109及びインターネット40を介して、ゲートウ
ェイ装置60Bに送信し、このとき、図4に図示するフ
ロー制御処理を実行する。一方、主制御部101は、図
1のゲートウェイ装置60Aから、インターネット40
及びルータ装置109を介して、画像データのパケット
データを受信し、受信した画像データのパケットデータ
を通常のファクシミリ通信用の画像データに逆変換した
後、公衆電話回線L2及び公衆電話網50Bを介して、
相手先のファクシミリ装置20Bに送信し、このとき、
図5に図示するフロー制御処理を実行する。なお、ファ
クシミリ装置20Aからゲートウェイ装置60A及び6
0Bを介してファクシミリ装置20Bにファクシミリの
画像データを送信するときに、ITU−T勧告T.30
のファクシミリの通信手順での手順信号を、ファクシミ
リ装置20Aと、ファクシミリ装置20Bとの相互間で
交換を行う。
【0026】ここで、主制御部101は具体的にはCP
Uで構成されており、バス13を介して以下のハードウ
ェア各部と接続されていてそれらを制御するほか、後述
する種々のソフトウェアの機能を実行する。表示部10
4は、液晶表示装置(LCD)又はCRTディスプレイ
等の表示装置であり、当該ゲートウェイ装置60の動作
状態を表示する。操作部105は、当該ゲートウェイ装
置60を操作するために必要な文字キー、ダイヤル用テ
ンキー、短縮ダイヤルキー、ワンタッチダイヤルキー、
及び各種のファンクションキー等を備える。
【0027】ROM106は、当該ゲートウェイ装置6
0の動作に必要であって主制御部101によって実行さ
れる種々のソフトウェアのプログラムを予め格納し、こ
こで、当該プログラムは、少なくとも図4及び図5のフ
ロー制御処理のプログラムを含む。また、これらのプロ
グラムは、例えば、フロッピーディスク、MO、DVD
−RAMなどの記録媒体に記録して、必要に応じてその
ドライブ装置を介してRAM107にロードして当該プ
ログラムを実行してもよい。RAM107は、SRAM
で構成され、主制御部101のワーキングエリアとして
使用されてプログラムの実行時に発生する一時的なデー
タを記憶する。ハードディスクドライブ108は、例え
ば記録再生用ハードディスクを内蔵する記憶装置であっ
て、送受信されるファクシミリメッセージのデータなど
を格納する。
【0028】さらに、ファックスモデム110及びNC
U111はそれぞれ、ファクシミリ装置10のファック
スモデム10及びNCU11と同様に構成され、NCU
111は公衆電話回線L2を介して公衆電話網50に接
続される。また、ルータ装置109はインターネット4
0を介して相手先のゲートウェイ装置60A又は60B
(図1)に接続される。ここで、ゲートウェイ装置60
Aから送信されるパケットデータは、ゲートウェイ装置
60Aのルータ装置109から転送されて、インターネ
ット40を介して相手先のゲートウェイ装置60Bに送
られる。逆に、ゲートウェイ装置60Bから送信される
パケットデータは、ゲートウェイ装置60Bのルータ装
置109から転送されて、インターネット40を介して
相手先のゲートウェイ装置60Aに送られる。なお、ル
ータ装置109からインターネット40への回線接続
は、専用回線などに限らず、公衆電話回線L2を用いた
ダイヤルアップ接続でもよい。
【0029】図1のリアルタイム型インターネットファ
クシミリ通信システムにおいて、ファクシミリ通信を行
うときに、例えば、送信側の公衆電話網50Aのファク
シミリ通信では19.2kbpsの速度でネゴシエーシ
ョンが成立する一方、受信側の公衆電話網50Bのファ
クシミリ通信では33.6kbpsの速度でネゴシエー
ションが成立したとする。その場合、受信側のゲートウ
ェイ装置60Bでは画像データの受信時に、ゲートウェ
イ装置60Aからの画像データの受信よりも、ファクシ
ミリ装置20Bへの画像データ送出の方が速いためアン
ダーフローになることがある。そこで、受信側のファク
シミリ送信20Bが、画像データの受信時にタイムアウ
トあるいはデコードエラーなどにならないように、ゲー
トウェイ装置60Bが適切にフレーム間フラグ又はフィ
ルビットを画像データに追加する(図5のステップS1
5)。また、そのために、ゲートウェイ装置60Bは画
像データ中のフレームの区切り、あるいは1ラインの区
切りなどを解析する必要があるので、インターネット4
0経由で送信されてくるデータの受信、画像データの復
号化及び符号化、フィルビットの付加又はフレーム間フ
ラグの送出などを並行して行う。
【0030】また、図1のリアルタイム型インターネッ
トファクシミリ通信システムにおいて、ファクシミリ通
信を行うときに、例えば、送信側の公衆電話網50Aの
ファクシミリ通信では33.6kbpsの速度でネゴシ
エーションが成立し、受信側の公衆電話網50Bのファ
クシミリ通信では19.2kbpsの速度でネゴシエー
ションが成立したとする。その場合、受信側のゲートウ
ェイ装置60Bでは画像データの受信時にファックス装
置20Bへの画像データの送出より、ゲートウェイ装置
60Aからの画像データの受信の方が速いためオーバー
フローになる。そこで、ファクシミリ装置20Bに対し
て送り出しきれない画像データは、ゲートウェイ装置6
0B内のハードディスクドライブ108に蓄積しつつフ
ァクシミリ装置20Bへ画像データを送出する(図5の
ステップS13)ことにより、オーバーフローによるデ
ータの損失を防止する。また、上記のネゴシエーション
の通信速度の場合において、送信側のゲートウェイ装置
60Aでは画像データの受信時にゲートウェイ装置60
Bへの画像データの送出より、発信元のファクシミリ装
置20Aからの画像データの受信の方が速いためオーバ
ーフローになる。そこで、ゲートウェイ装置60Bに対
して送り出しきれない画像データは、ゲートウェイ装置
60A内のハードディスクドライブ108に蓄積しつつ
ゲートウェイ装置60Bへ画像データを送出する(図4
のステップS3)ことにより、オーバーフローによるデ
ータの損失を防止する。
【0031】図4は、図3のゲートウェイ装置60Aの
主制御部101によって実行される画像データ送信中の
フロー制御処理を示すフローチャートである。図4のス
テップS1において、まず、ファクシミリ装置20Aか
ら画像データを受信したか否かが判断され、YESとな
るまでステップS1の処理を繰り返し、YESとなった
ときは、ステップS2においてゲートウェイ装置60B
へ画像データを送信中か否かが判断され、YESのとき
はステップS4において受信した画像データを画像デー
タのパケットデータに変換してハードディスクドライブ
108に一時的に格納し現在の送信が終了次第すぐにゲ
ートウェイ装置60Bに送信し、ステップS1に戻る。
一方、ステップS2でNOであるときは、ステップS4
において受信した画像データを画像データのパケットデ
ータに変換してゲートウェイ装置60Bに送信し、ステ
ップS1に戻る。
【0032】図5は、図3のゲートウェイ装置60Bの
主制御部101によって実行される画像データ送信中の
フロー制御処理を示すフローチャートである。図5のス
テップS11において、まず、ゲートウェイ装置60A
からパケットデータを受信したか否かが判断され、YE
SのときはステップS12に進む一方、NOのときはス
テップS15に進む。ステップS12では、ファクシミ
リ装置20Bへデータを送信中か否かが判断され、YE
SのときはステップS13に進む一方、NOのときはス
テップS14に進む。ステップS13において受信した
パケットデータをファクシミリ通信用の画像データに逆
変換してハードディスクドライブ108に格納し現在の
送信が終了次第すぐに相手先のファクシミリ装置20B
に送信し、ステップS11に戻る。また、ステップS1
4では、受信したパケットデータをファクシミリ通信用
の画像データに変換してファクシミリ装置20Bに送信
し、ステップS11に戻る。さらに、ステップS15で
は、フレーム間フラグ又はフィルビットを送信中の画像
データ挿入してファクシミリ装置20Bに送信し、ステ
ップS11に戻る。
【0033】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、2つの公衆電話網50A,50Bにおける通信速度
に差があり、このとき、ゲートウェイ装置60Aにおい
て公衆電話網50Aとインターネット40との間で通信
速度に差があっても、もしくは、ゲートウェイ装置60
Bにおいてインターネット40と公衆電話網50Bとの
間で通信速度に差があっても、通信手順上で速度差を吸
収することができ、2つの公衆電話網50A,50Bに
おける通信速度を合わせるための交渉を必要とせずに、
すなわち、複雑な通信手順を必要とせずに、リアルタイ
ムでファクシミリ通信を行うことができる。
【0034】<第2の実施形態>図6(a)は本発明に
係る第2の実施形態である、リアルタイム型インターネ
ットファクシミリ通信システムにおいて、ゲートウェイ
装置60Bとファクシミリ装置20Bとの間で通信エラ
ーが発生した場合を示すタイミングチャートであり、図
6(b)は上記通信エラーが発生してから所定時間経過
後の処理を示すタイミングチャートである。第2の実施
形態においても、第1の実施形態に係るリアルタイム型
インターネットファクシミリ通信システム、図2のファ
クシミリ装置20及び図3のゲートウェイ装置60を用
いるが、図6に示すように、公衆電話網50Bにおける
通信が中断したとき、ゲートウェイ装置60Bは、ゲー
トウェイ装置60Aからのファクシミリメッセージの受
信を継続し受信したファクシミリメッセージをハードデ
ィスクドライブ108に格納した後、相手先のファクシ
ミリ装置20Bに再発呼して上記格納したファクシミリ
メッセージを送信することを特徴としている。
【0035】第2の実施形態においては、第1の実施形
態のリアルタイム型インターネットファクシミリ通信シ
ステムにおいて、ゲートウェイ装置60Bは、通信中の
ファクシミリメッセージのデータをゲートウェイ装置6
0Aから受信したときにハードディスクドライブ108
に格納した後、通常のファクシミリ通信用のデータに変
換して相手先のファクシミリ装置20Bに転送する。こ
こで、図6に示すように、例えば受信側のファクシミリ
装置20Bが通信中に例えば画像記録部3のトラブルな
どで異常をきたし、もしくは公衆電話網50Bの回線障
害により、通信エラーが発生してゲートウェイ装置60
Bとファクシミリ装置20Bとの間の通信を中断する場
合に、ゲートウェイ装置60Bはゲートウェイ装置60
Aとの通信を中断せずにそのまま継続し、すなわちゲー
トウェイ装置60Aからのファクシミリメッセージのデ
ータを受信してハードディスクドライブ108に格納す
ることを継続し、正常にゲートウェイ装置60Aとの通
信を完了する。その後、例えば5分など所定の時間経過
後に、ゲートウェイ装置60Bは、ファクシミリ装置2
0Bに対して発呼し、通信エラーで送信できなかったフ
ァクシミリメッセージを再送信する再送信処理を行うこ
とにより、わざわざファクシミリ装置20Aから再送信
をする必要が無くなる。この場合、ゲートウェイ装置6
0Bは、ゲートウェイ装置60Aから受信してハードデ
ィスクドライブ108に格納したデータと、ファクシミ
リ装置20Bの電話番号を関連づけた管理テーブルを生
成してRAM107に記憶しておく。
【0036】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、途中の公衆電話網50Bの回線障害により通信が中
断しても、発信元のファクシミリ装置20Aから再送す
る必要がなく、送信すべき画像データを確実に相手先の
ファクシミリ装置20Bに送信できる。
【0037】なお、第2の実施形態においては、ファク
シミリ装置20Aでの送信時刻とファクシミリ装置20
Bでの受信時刻には差異が生じる。これが問題となる場
合には、設定によりこの機能をオフできるように構成し
てもよい。
【0038】<第3の実施形態>図7(a)は本発明に
係る第3の実施形態である、リアルタイム型インターネ
ットファクシミリ通信システムにおいて、ゲートウェイ
装置60Aとゲートウェイ装置60Bとの間で通信エラ
ーが発生した場合を示すタイミングチャートであり、図
7(b)は上記通信エラーが発生してから所定時間経過
後の処理を示すタイミングチャートである。第3の実施
形態においても、第1の実施形態に係るリアルタイム型
インターネットファクシミリ通信システム、図2のファ
クシミリ装置20及び図3のゲートウェイ装置60を用
いるが、図7に示すように、インターネット40におけ
る通信が中断したとき、ゲートウェイ装置60Aは、発
信元のファクシミリ装置20Aからのファクシミリメッ
セージの受信を継続し受信したファクシミリメッセージ
をハードディスクドライブ108に格納した後、ゲート
ウェイ装置60Bに上記格納したファクシミリメッセー
ジを送信することを特徴としている。
【0039】第3の実施形態においては、第1の実施形
態のリアルタイム型インターネットファクシミリ通信シ
ステムにおいて、ゲートウェイ装置60Aは、通信中の
ファクシミリメッセージのデータをファクシミリ装置2
0Aから受信したときにハードディスクドライブ108
に格納した後、インターネット通信用のパケットデータ
に変換してゲートウェイ装置60Bに転送する。ここ
で、図7に示すように、例えば受信側のゲートウェイ装
置60Bがトラブルなどで異常をきたし、もしくはイン
ターネット40の回線障害により、通信エラーが発生し
てゲートウェイ装置60Aとゲートウェイ装置60Bと
の間の通信を中断する場合に、ゲートウェイ装置60A
はファクシミリ装置20Aとの通信を中断せずにそのま
ま継続し、すなわちファクシミリ装置20Aからのファ
クシミリメッセージのデータを受信して画像メモリ8や
RAM7に格納することを継続し、正常にファクシミリ
装置20Aとの通信を完了する。その後、例えば5分な
ど所定の時間経過後に、ゲートウェイ装置60Aは、ゲ
ートウェイ装置60Bに対して呼び出し信号を送信し、
通信エラーで送信できなかったファクシミリメッセージ
を再送信する再送信処理を行うことにより、わざわざフ
ァクシミリ装置20Aから再送信をする必要が無くな
る。この場合、ゲートウェイ装置60Aは、ファクシミ
リ装置20Aから受信して画像メモリ8やRAM7に格
納したデータと、ゲートウェイ装置60Bの宛先識別情
報(IPアドレス又は電話番号等)を関連づけた管理テ
ーブルを生成してRAM107に記憶しておく。
【0040】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、途中のインターネット40の回線障害により通信が
中断しても、発信元のファクシミリ装置20Aから再送
する必要がなく、送信すべき画像データを確実に相手先
のファクシミリ装置20Bに送信できる。
【0041】なお、第3の実施形態においては、ファク
シミリ装置20Aでの送信時刻とファクシミリ装置20
Bでの受信時刻には差異が生じる。これが問題となる場
合には、設定によりこの機能をオフできるように構成し
てもよい。
【0042】<第4の実施形態>図8(a)は本発明に
係る第4の実施形態である、リアルタイム型インターネ
ットファクシミリ通信システムにおいて、ゲートウェイ
装置60Aとゲートウェイ装置60Bとの間で通信エラ
ーが発生した場合を示すタイミングチャートであり、図
8(b)は上記通信エラーが発生してから所定時間経過
後の処理を示すタイミングチャートである。第4の実施
形態においても、第1の実施形態に係るリアルタイム型
インターネットファクシミリ通信システム、図2のファ
クシミリ装置20及び図3のゲートウェイ装置60を用
いるが、図8に示すように、インターネット40におけ
る通信が中断したとき、ゲートウェイ装置60Aは、発
信元のファクシミリ装置20Aからのファクシミリメッ
セージの受信を継続し受信したファクシミリメッセージ
をハードディスクドライブ108に格納した後、相手先
のファクシミリ装置20Bに直接に再発呼して上記格納
したファクシミリメッセージを送信することを特徴とし
ている。
【0043】第4の実施形態においては、第1の実施形
態のリアルタイム型インターネットファクシミリ通信シ
ステムにおいて、ゲートウェイ装置60Aは、通信中の
ファクシミリメッセージのデータをファクシミリ装置2
0Aから受信したときにハードディスクドライブ108
に格納した後、インターネット通信用のパケットデータ
に変換してゲートウェイ装置60Bに転送する。ここ
で、図8に示すように、例えば受信側のゲートウェイ装
置60Bがトラブルなどで異常をきたし、もしくはイン
ターネット40の回線障害により、通信エラーが発生し
てゲートウェイ装置60Aとゲートウェイ装置60Bと
の間の通信を中断する場合に、ゲートウェイ装置60A
はファクシミリ装置20Aとの通信を中断せずにそのま
ま継続し、すなわちファクシミリ装置20Aからのファ
クシミリメッセージのデータを受信して画像メモリ8や
RAM7に格納することを継続し、正常にファクシミリ
装置20Aとの通信を完了する。その後、例えば5分な
ど所定の時間経過後に、ゲートウェイ装置60Aは、フ
ァクシミリ装置20Bに対して直接に(ゲートウェイ装
置60Bではなく)再発呼して、通信エラーで送信でき
なかったファクシミリメッセージを再送信する再送信処
理を行うことにより、わざわざファクシミリ装置20A
から再送信をする必要が無くなる。この場合、ゲートウ
ェイ装置60Aは、ファクシミリ装置20Aから受信し
て画像メモリ8やRAM7に格納したデータと、ファク
シミリ装置20Bの電話番号を関連づけた管理テーブル
を生成してRAM107に記憶しておく。
【0044】従って、本実施形態によれば、途中のイン
ターネット40の回線障害により通信が中断しても、発
信元のファクシミリ装置20Aから再送する必要がな
く、送信すべき画像データを確実に相手先のファクシミ
リ装置20Bに送信できる。
【0045】<変形例>以上の実施形態においては、公
衆電話網50A,50B及びインターネット40を用い
ているが、本発明はこれに限らず、公衆電話網50A,
50Bは互いに同一の公衆電話網やその他の種々の回線
交換網であってもよいし、また、インターネット40は
種々のパケット交換網又は専用回線であってもよい。
【0046】以上の実施形態においては、ファクシミリ
装置20の例について述べているが、本発明はこれに限
らず、公衆電話網又は公衆デジタル通信網などの公衆網
に接続された、例えば電話機、データ通信装置などを含
む通信端末装置に適用することができる。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように本願の第1の発明に
係るリアルタイム型インターネットファクシミリ通信シ
ステムによれば、発信元の通信端末装置からのファクシ
ミリの画像データを、第1の通信網、上記画像データを
パケットデータに変換する第1のゲートウェイ装置、第
2の通信網、上記パケットデータを画像データに逆変換
する第2のゲートウェイ装置、及び第3の通信網を介し
て、相手先の通信端末装置に送信するリアルタイム型イ
ンターネットファクシミリ通信システムにおいて、第3
の通信網における通信が中断したとき、第2のゲートウ
ェイ装置は、第1のゲートウェイ装置からのファクシミ
リメッセージの受信を継続し受信したファクシミリメッ
セージを記憶装置に格納した後、相手先の通信端末装置
に再発呼して上記格納したファクシミリメッセージを送
信する。従って、例えば途中の通信網の回線障害により
通信が中断しても、発信元の通信端末装置から再送する
必要がなく、送信すべき画像データを確実に相手先の通
信端末装置に送信できる。
【0048】また、本願の第2の発明に係るリアルタイ
ム型インターネットファクシミリ通信システムによれ
ば、発信元の通信端末装置からのファクシミリの画像デ
ータを、第1の通信網、上記画像データをパケットデー
タに変換する第1のゲートウェイ装置、第2の通信網、
上記パケットデータを画像データに逆変換する第2のゲ
ートウェイ装置、及び第3の通信網を介して、相手先の
通信端末装置に送信するリアルタイム型インターネット
ファクシミリ通信システムにおいて、第2の通信網にお
ける通信が中断したとき、第1のゲートウェイ装置は、
発信元の通信端末装置からのファクシミリメッセージの
受信を継続し受信したファクシミリメッセージを記憶装
置に格納した後、第2のゲートウェイ装置に上記格納し
たファクシミリメッセージを送信する。従って、例えば
途中の通信網の回線障害により通信が中断しても、発信
元の通信端末装置から再送する必要がなく、送信すべき
画像データを確実に相手先の通信端末装置に送信でき
る。
【0049】さらに、本願の第3の発明に係るリアルタ
イム型インターネットファクシミリ通信システムによれ
ば、発信元の通信端末装置からのファクシミリの画像デ
ータを、第1の通信網、上記画像データをパケットデー
タに変換する第1のゲートウェイ装置、第2の通信網、
上記パケットデータを画像データに逆変換する第2のゲ
ートウェイ装置、及び第3の通信網を介して、相手先の
通信端末装置に送信するリアルタイム型インターネット
ファクシミリ通信システムにおいて、第2の通信網にお
ける通信が中断したとき、第1のゲートウェイ装置は、
発信元の通信端末装置からのファクシミリメッセージの
受信を継続し受信したファクシミリメッセージを記憶装
置に格納した後、相手先の通信端末装置に直接に再発呼
して上記格納したファクシミリメッセージを送信する。
従って、例えば途中の通信網の回線障害により通信が中
断しても、発信元の通信端末装置から再送する必要がな
く、送信すべき画像データを確実に相手先の通信端末装
置に送信できる。
【0050】また、本願の第4の発明に係るゲートウェ
イ装置によれば、発信元の通信端末装置からのファクシ
ミリの画像データを、第1の通信網、上記画像データを
パケットデータに変換する第1のゲートウェイ装置、第
2の通信網、上記パケットデータを画像データに逆変換
する第2のゲートウェイ装置、及び第3の通信網を介し
て、相手先の通信端末装置に送信するリアルタイム型イ
ンターネットファクシミリ通信システムのための第2の
ゲートウェイ装置であるゲートウェイ装置において、第
3の通信網における通信が中断したとき、第1のゲート
ウェイ装置からのファクシミリメッセージの受信を継続
し受信したファクシミリメッセージを記憶装置に格納し
た後、相手先の通信端末装置に再発呼して上記格納した
ファクシミリメッセージを送信する。従って、例えば途
中の通信網の回線障害により通信が中断しても、発信元
の通信端末装置から再送する必要がなく、送信すべき画
像データを確実に相手先の通信端末装置に送信できる。
【0051】さらに、本願の第5の発明に係るゲートウ
ェイ装置によれば、発信元の通信端末装置からのファク
シミリの画像データを、第1の通信網、上記画像データ
をパケットデータに変換する第1のゲートウェイ装置、
第2の通信網、上記パケットデータを画像データに逆変
換する第2のゲートウェイ装置、及び第3の通信網を介
して、相手先の通信端末装置に送信するリアルタイム型
インターネットファクシミリ通信システムのための第1
のゲートウェイ装置であるゲートウェイ装置において、
第2の通信網における通信が中断したとき、発信元の通
信端末装置からのファクシミリメッセージの受信を継続
し受信したファクシミリメッセージを記憶装置に格納し
た後、第2のゲートウェイ装置に上記格納したファクシ
ミリメッセージを送信する。従って、例えば途中の通信
網の回線障害により通信が中断しても、発信元の通信端
末装置から再送する必要がなく、送信すべき画像データ
を確実に相手先の通信端末装置に送信できる。
【0052】またさらに、本願の第6の発明に係るゲー
トウェイ装置によれば、発信元の通信端末装置からのフ
ァクシミリの画像データを、第1の通信網、上記画像デ
ータをパケットデータに変換する第1のゲートウェイ装
置、第2の通信網、上記パケットデータを画像データに
逆変換する第2のゲートウェイ装置、及び第3の通信網
を介して、相手先の通信端末装置に送信するリアルタイ
ム型インターネットファクシミリ通信システムのための
第1のゲートウェイ装置であるゲートウェイ装置におい
て、第2の通信網における通信が中断したとき、発信元
の通信端末装置からのファクシミリメッセージの受信を
継続し受信したファクシミリメッセージを記憶装置に格
納した後、相手先の通信端末装置に直接に再発呼して上
記格納したファクシミリメッセージを送信する。従っ
て、例えば途中の通信網の回線障害により通信が中断し
ても、発信元の通信端末装置から再送する必要がなく、
送信すべき画像データを確実に相手先の通信端末装置に
送信できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る第1の実施形態である、リアル
タイム型インターネットファクシミリ通信システムの構
成を示すブロック図である。
【図2】 図1のファクシミリ装置20(20A,20
B)の構成を示すブロック図である。
【図3】 図1のゲートウェイ装置60(60A,60
B)の構成を示すブロック図である。
【図4】 図3のゲートウェイ装置60Aの主制御部1
01によって実行される画像データ送信中のフロー制御
処理を示すフローチャートである。
【図5】 図3のゲートウェイ装置60Bの主制御部1
01によって実行される画像データ送信中のフロー制御
処理を示すフローチャートである。
【図6】 (a)は本発明に係る第2の実施形態であ
る、リアルタイム型インターネットファクシミリ通信シ
ステムにおいて、ゲートウェイ装置60Bとファクシミ
リ装置20Bとの間で通信エラーが発生した場合を示す
タイミングチャートであり、(b)は上記通信エラーが
発生してから所定時間経過後の処理を示すタイミングチ
ャートである。
【図7】 (a)は本発明に係る第3の実施形態であ
る、リアルタイム型インターネットファクシミリ通信シ
ステムにおいて、ゲートウェイ装置60Aとゲートウェ
イ装置60Bとの間で通信エラーが発生した場合を示す
タイミングチャートであり、(b)は上記通信エラーが
発生してから所定時間経過後の処理を示すタイミングチ
ャートである。
【図8】 (a)は本発明に係る第4の実施形態であ
る、リアルタイム型インターネットファクシミリ通信シ
ステムにおいて、ゲートウェイ装置60Aとゲートウェ
イ装置60Bとの間で通信エラーが発生した場合を示す
タイミングチャートであり、(b)は上記通信エラーが
発生してから所定時間経過後の処理を示すタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
1…主制御部、 2…画像読取部、 3…画像記録部、 4…表示部、 5…操作部、 6…ROM、 7…RAM、 8…コンパクトフラッシュ、 8a…画像データメモリ領域、 10…ファックスモデム、 11…NCU、 13…バス、 20,20A,20B…ファクシミリ装置、 40…インターネット、 50,50A,50B…公衆電話網、 60,60A,60B…ゲートウェイ装置、 101…主制御部、 104…表示部、 105…操作部、 106…ROM、 107…RAM、 108…画像メモリ、 109…ルータ装置、 110…ファックスモデム、 111…NCU、 113…バス、 L1,L2…公衆電話回線。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 302 H04L 11/20 101C H04N 1/00 107 13/00 307A 1/32 Fターム(参考) 5C062 AA02 AA22 AA29 AA30 AB42 AB46 AC43 AE15 5C075 AB90 CA14 CE04 CE09 5K030 GA12 HA08 HB04 HD03 JT05 KA01 KA03 KA06 KA13 KA19 LB02 LC02 LD11 5K034 AA05 BB06 CC04 DD01 EE11 EE12 FF13 HH01 HH02 HH17 HH18 HH56 MM28 5K101 KK01 MM04 MM05 NN21 SS07 TT04 UU19 UU20 VV01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信元の通信端末装置からのファクシミ
    リの画像データを、第1の通信網、上記画像データをパ
    ケットデータに変換する第1のゲートウェイ装置、第2
    の通信網、上記パケットデータを画像データに逆変換す
    る第2のゲートウェイ装置、及び第3の通信網を介し
    て、相手先の通信端末装置に送信するリアルタイム型イ
    ンターネットファクシミリ通信システムにおいて、第3
    の通信網における通信が中断したとき、第2のゲートウ
    ェイ装置は、第1のゲートウェイ装置からのファクシミ
    リメッセージの受信を継続し受信したファクシミリメッ
    セージを記憶装置に格納した後、相手先の通信端末装置
    に再発呼して上記格納したファクシミリメッセージを送
    信することを特徴とするリアルタイム型インターネット
    ファクシミリ通信システム。
  2. 【請求項2】 発信元の通信端末装置からのファクシミ
    リの画像データを、第1の通信網、上記画像データをパ
    ケットデータに変換する第1のゲートウェイ装置、第2
    の通信網、上記パケットデータを画像データに逆変換す
    る第2のゲートウェイ装置、及び第3の通信網を介し
    て、相手先の通信端末装置に送信するリアルタイム型イ
    ンターネットファクシミリ通信システムにおいて、第2
    の通信網における通信が中断したとき、第1のゲートウ
    ェイ装置は、発信元の通信端末装置からのファクシミリ
    メッセージの受信を継続し受信したファクシミリメッセ
    ージを記憶装置に格納した後、第2のゲートウェイ装置
    に上記格納したファクシミリメッセージを送信すること
    を特徴とするリアルタイム型インターネットファクシミ
    リ通信システム。
  3. 【請求項3】 発信元の通信端末装置からのファクシミ
    リの画像データを、第1の通信網、上記画像データをパ
    ケットデータに変換する第1のゲートウェイ装置、第2
    の通信網、上記パケットデータを画像データに逆変換す
    る第2のゲートウェイ装置、及び第3の通信網を介し
    て、相手先の通信端末装置に送信するリアルタイム型イ
    ンターネットファクシミリ通信システムにおいて、第2
    の通信網における通信が中断したとき、第1のゲートウ
    ェイ装置は、発信元の通信端末装置からのファクシミリ
    メッセージの受信を継続し受信したファクシミリメッセ
    ージを記憶装置に格納した後、相手先の通信端末装置に
    直接に再発呼して上記格納したファクシミリメッセージ
    を送信することを特徴とするリアルタイム型インターネ
    ットファクシミリ通信システム。
  4. 【請求項4】 発信元の通信端末装置からのファクシミ
    リの画像データを、第1の通信網、上記画像データをパ
    ケットデータに変換する第1のゲートウェイ装置、第2
    の通信網、上記パケットデータを画像データに逆変換す
    る第2のゲートウェイ装置、及び第3の通信網を介し
    て、相手先の通信端末装置に送信するリアルタイム型イ
    ンターネットファクシミリ通信システムのための第2の
    ゲートウェイ装置であるゲートウェイ装置において、第
    3の通信網における通信が中断したとき、第1のゲート
    ウェイ装置からのファクシミリメッセージの受信を継続
    し受信したファクシミリメッセージを記憶装置に格納し
    た後、相手先の通信端末装置に再発呼して上記格納した
    ファクシミリメッセージを送信することを特徴とするゲ
    ートウェイ装置。
  5. 【請求項5】 発信元の通信端末装置からのファクシミ
    リの画像データを、第1の通信網、上記画像データをパ
    ケットデータに変換する第1のゲートウェイ装置、第2
    の通信網、上記パケットデータを画像データに逆変換す
    る第2のゲートウェイ装置、及び第3の通信網を介し
    て、相手先の通信端末装置に送信するリアルタイム型イ
    ンターネットファクシミリ通信システムのための第1の
    ゲートウェイ装置であるゲートウェイ装置において、第
    2の通信網における通信が中断したとき、発信元の通信
    端末装置からのファクシミリメッセージの受信を継続し
    受信したファクシミリメッセージを記憶装置に格納した
    後、第2のゲートウェイ装置に上記格納したファクシミ
    リメッセージを送信することを特徴とするゲートウェイ
    装置。
  6. 【請求項6】 発信元の通信端末装置からのファクシミ
    リの画像データを、第1の通信網、上記画像データをパ
    ケットデータに変換する第1のゲートウェイ装置、第2
    の通信網、上記パケットデータを画像データに逆変換す
    る第2のゲートウェイ装置、及び第3の通信網を介し
    て、相手先の通信端末装置に送信するリアルタイム型イ
    ンターネットファクシミリ通信システムのための第1の
    ゲートウェイ装置であるゲートウェイ装置において、第
    2の通信網における通信が中断したとき、発信元の通信
    端末装置からのファクシミリメッセージの受信を継続し
    受信したファクシミリメッセージを記憶装置に格納した
    後、相手先の通信端末装置に直接に再発呼して上記格納
    したファクシミリメッセージを送信することを特徴とす
    るゲートウェイ装置。
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