JP2002158466A - 筒状合成保持体 - Google Patents

筒状合成保持体

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JP2002158466A
JP2002158466A JP2000353344A JP2000353344A JP2002158466A JP 2002158466 A JP2002158466 A JP 2002158466A JP 2000353344 A JP2000353344 A JP 2000353344A JP 2000353344 A JP2000353344 A JP 2000353344A JP 2002158466 A JP2002158466 A JP 2002158466A
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JP
Japan
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cylindrical
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substrate
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Application number
JP2000353344A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Otani
仁 大谷
Naoya Yamashita
直也 山下
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント基板のような角形基板を同一形状の
2枚の保持体により互いに嵌合して簡易に且つ強く保持
させた合成保持体を提供すること。 【解決手段】 保持体2枚10、20を互いに嵌合すると
き、嵌合部は互い違いの形状となるように、保持体を同
一金型で同一形状に成形し、前記2枚を嵌合すると全体
が筒状となるように合成できる。筒状合成保持体は強固
であって、小型カメラに適用するとき好都合である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリント基板のよう
な角形基板を2枚の保持体により嵌合して形成した筒状
合成保持体に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平11−186760号公報におい
ては、平板状の棚板に設けた係止穴を介して2枚のガイ
ドレールを背中合わせに取り付けるとき、各ガイドレー
ルには係止用凸部体と係止用凹部体を植設しておき、前
記係止穴を介して凸部体と凸部体とを結合し装着するこ
とが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では、ガイドレールに対し係止用凸部と係止用に要
する時間の減少が望めないのと、接着による組立精度に
限度があり、また接着作業のための特別な作業環境を必
要とすると言った問題があった。また、ネジ止めや、接
着のスペースを設けると小型化できないという問題もあ
った。
【0004】また、ガイドレールに対し係止用凸部と係
止用凹部を植設する必要があった。そして、棚板におけ
る係止穴の位置と、上記係止用凸部体・同凹部体の位置
が全て対応して正確に設けられている必要があった。そ
のため棚板をガイドレールによって保持するための所要
作業工程が莫大な量を必要とする欠点があった。
【0005】本発明は、上記の課題を解決するため、同
一形状の2枚の保持体が角形基板を狭持し形成した筒状
合成保持体を形成することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本願の請求項1に係る発明では、2枚の保持体が
基板を挟持して保持する合成保持体において、前記保持
体2枚を互いに嵌合するとき、嵌合部は互い違いの形状
となるように保持体は同一形状に成形され、前記基板は
角形であって、前記保持体2枚を嵌合すると、全体が筒
状となることを特徴とする。
【0007】この構成としたことにより、同一形状の2
枚の保持体を使用して角形基板を挟込するのみで基板を
容易に固定することができる。
【0008】また、請求項2に係る発明では、前記保持
体は、その一方端において、短辺方向へ設けられたスリ
ットの外側形状が長辺方向への弾性を具備する構成を更
に具備することを特徴とする。
【0009】この構成としたことにより、スリットの外
側部分が長辺方向への弾性を有しているから外側からの
挿入物などにより圧力を加えるとき、基板と保持体との
挟持はより強くなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形
態を説明するための分解斜視図、図2は保持体の嵌合突
起・スリットを説明するための図、図3は筒状合成保持
体の斜視図、図4は図3の保持体の前後に略同一外径の
円筒を置いた時の保持断面図、図5は嵌合した状態を説
明する図である。
【0011】図1乃至図3に示す実施の形態において、
保持体は合成樹脂製または軽金属製の板状体で半円形に
曲げることに適したもの、角形基板はプリント基板を示
す。即ち、この実施の形態では筒状は円筒状として示さ
れている保持体10、20はプリント基板30を狭持して合成
する。そのため、保持体10、20は同じ金型で同一形状に
製作される。その形状はプリント基板30を挟持して保持
体10、20が嵌合するための突起部11、12、13、21、22、
23と、後述するスリット15、25と、弾性片17、27とを有
する。
【0012】図2は、例えば保持体10の上方半分を示し
ていて、実際はこの図の下方にほぼ線対称の形状を有す
るものが保持体20である。ここでほぼ線対称と記載した
理由は、保持体10、20をプリント基板30の嵌合場所31、
32において、突起部11と21、12と22、13と23がそれぞれ
隣接し、互いに接合する状態となるように突起部の位置
を若干ずらしていることである。
【0013】次にそれら保持体10、20の2枚を上下逆方
向に円筒状に曲げながら、図1に示すようにプリント基
板30を上下から挟み込む。プリント基板30の嵌合場所3
1、32において保持体10、20の各突起部11と21などが接
合状態となっている。この状態では、プリント基板30は
2枚の保持体10、20によって充分な強度を有して筒状に
合成保持体となっている。従来技術におけるようなネジ
止め或いは接着剤を使用することが無く、さらに係止用
凹凸部を新設する必要がなく、簡便に製作することがで
きる。
【0014】次に、図2、図4、図5を用いて、スリッ
ト15、25と弾性片17、27について説明する。図2におい
て、スリット15と示す切り欠き部と、弾性片17が示され
ている。スリット15は保持体10を製作するとき、保持体
10の短辺方向に切り欠いて得る。弾性辺17はスリット15
の保持体長辺方向外側に位置し、短辺方向の先端は嵌合
用突起部12となっている。
【0015】弾性片の図2に示す形状から判断してスリ
ット15側へ、図の右方から弾性片17を押し曲げようとす
る力に対して反抗する力が働く。図2に示す形状におい
て、保持体10の半円形状上端の軸方向長さL1と弾性片
17の開放端・突起部12より保持体10の右方端までの軸方
向長さL2とを比較すると、一般的には L1<L2 である。それはスリット15を形成したため、弾性片17が
図2において、保持体10の右方へ若干拡がっているから
である。
【0016】次に、図5に示す保持体の嵌合状態におけ
る長さを検討する。弾性片17がプリント基板30の嵌合場
所32においてプリント基板30内に入り込んでいるから、
そのときのL2’はL2よりやや小さくなるが L2≒L2’ である。但し、L1<L2’の関係は継続していると言
える。
【0017】また、図4においては、合成保持体を円筒
6内に挿入し、円筒軸方向の前後に他の円筒7、8を円
筒6の前後から挿入したことを示している。図4では、
円筒6と円筒7、8とは合成保持体の両端付近において
ネジ止めしている。図4に示す弾性片17、27の基部付近
には円筒7の端面7a、7aが接しているから、円筒7
が円筒6にネジ止めされた状態では弾性片17の前記L
2’の大きさはL2”となってL1と等しくなってい
る。即ち L1=L2”
【0018】この状態でスリット15の穴先端部は弾性片
17の弾性支点となり、弾性片17が円筒7の端面7aによ
り円筒の軸方向に図4の左方向への力が生じるから、保
持体10、20は円筒8の端面8aに押し当てられ、位置が
固定して非常に安定した状態となる。
【0019】弾性片17、27を使用した組立て状態として
は、下記2つの場合がある。その一つは保持体10、20を
プリント基板30に嵌合して合成保持体を得るとき弾性片
17、27の弾性を使用し、嵌合場所32において確実に嵌合
させる。次いで円筒6内に合成保持体を収納すると、図
4に示す端面7a、8aが保持体10、20の円弧状端面全
体を平均的に押圧している場合である。
【0020】他の場合は、基板保持体10、20の嵌合場所
32で弾性片17、27の弾性を使用せずL2の長さのままで
合成保持体とする。次いで円筒6内に収納した状態で
は、円筒7、8を更に挿入するから、弾性片17、27が円
筒7の端面7aに当接して安定させている場合とであ
る。
【0021】なお、図4において、半導体撮像部40、レ
ンズ部50が示されている。この構成により、図4は円筒
状の小型カメラであるから、人間の口内や、機械や装置
で目視できない場所や、パイプ状の構造内部の状態を映
像で確認する手段として使用されており、カメラの大き
さとして人間の指ほどの太さで商品化されている。その
ため、本発明によりプリント基板を円筒内に挿入し、安
定に固定することができるので、カメラを小型・高性能
化することに極めて有効である。
【0022】以上、筒形保持体として円筒状のものにつ
いて説明して来たが、本発明は四角柱状の保持体などと
しても良いことは勿論である。
【0023】
【発明の効果】このようにして本発明によれば、角型基
板に対し2枚の同一形状に成形された保持体を使用する
ため、一つの金型からの成形部品を使用するから、金型
コストを半減させることができ、また角型基板を挟持す
るとき、ネジや接着剤が不要であるから、安価な筒状合
成保持体を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明するための図、
【図2】保持体の嵌合突起・スリットを説明するための
図、
【図3】筒状保持合成体の斜視図、
【図4】図3の保持体の前後に略同一外径の円筒を置い
たときの保持断面図、
【図5】嵌合した状態を説明するための図である。
【符号の説明】
6、7、8 円筒 10、20 保持体 11、12、13、21、22、23 突起部 15、25 スリット 17、27 弾性片 30 プリント基板 31、32 嵌合場所 30 半導体撮像部 50 レンズ部
フロントページの続き Fターム(参考) 4E353 AA06 AA16 AA18 BB02 BB05 CC18 CC32 CC33 DD05 DD08 DR03 DR13 DR22 DR29 DR32 DR34 DR36 DR44 DR53 DR56 GG09 GG21 5E348 AA31

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の保持体が基板を挟持して保持する
    合成保持体において、前記保持体2枚を互いに嵌合する
    とき、嵌合部は互い違いの形状となるように前記保持体
    は同一形状に成形され、 前記基板は角形であって、前記保持体2枚を嵌合する
    と、全体が筒状となることを特徴とする基板の筒状合成
    保持体。
  2. 【請求項2】 前記保持体は、その一方端において、短
    辺方向へ設けられたスリットの外側形状が長辺方向への
    弾性を具備することを特徴とする請求項1記載の筒状合
    成保持体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6366779B1 (ja) * 2017-05-23 2018-08-01 三菱電機株式会社 電子制御装置およびその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6366779B1 (ja) * 2017-05-23 2018-08-01 三菱電機株式会社 電子制御装置およびその製造方法
JP2018198238A (ja) * 2017-05-23 2018-12-13 三菱電機株式会社 電子制御装置およびその製造方法

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