JP2002158222A - 成膜方法および装置 - Google Patents
成膜方法および装置Info
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Abstract
つ成膜を行なえるようにする。 【解決手段】 成膜装置10は、放電ユニット12を有
する。放電ユニット12は、第1水バブリングユニット
22において水分を含ませたCF4 を、気体放電によっ
て水分と反応させて反応性フッ素系ガスを生成してハロ
ゲン供給管28に送り出す。ハロゲン供給管28には、
原料ガス供給部36の窒素ガス供給源38、酸素ガス供
給源48が接続してある。ハロゲン供給管28に供給さ
れる窒素ガスは、第2水バブリングユニット44によっ
て水分を添加できるようにしてある。酸素ガス供給源4
8からの酸素ガスは、一部がオゾン発生器50によって
オゾンに変えられる。これらのガスは、ガス混合部52
において混合され、反応性フッ素系ガスによって活性化
されて処理室60に供給され、シリコンウエハ62の表
面にシリコン酸窒化膜を形成する。
Description
反応させてワークの表面に膜を形成する方法に係り、特
にシリコンウエハなどの表面にシリコン酸化膜やシリコ
ン窒化膜などの絶縁膜を形成するのに好適な成膜方法お
よび装置に関する。
成する場合、素子と素子との分離や素子と配線層との絶
縁を図るためにシリコン酸化膜やシリコン窒化膜などの
絶縁膜が用いられる。シリコン酸化膜やシリコン窒化膜
を形成する場合、酸素が存在する酸化雰囲気や、窒素ガ
スやアンモニアなどの窒化雰囲気にシリコンウエハを配
置し、雰囲気高温に保持してシリコンと酸素、シリコン
と窒素とを直接反応させて形成する方法がある。また、
特開昭62−99463号公報には、シランガスとフッ
素ガスと酸素ガスまたは/および四酸化二窒素ガスとを
減圧した真空チャンバ内に導入し、真空チャンバ内に配
置したワークの表面にシリコン、酸素または/および窒
素、水素、フッ素からなる絶縁膜を堆積する方法が記載
されている。
膜の成膜方法は、原料ガスであるシランガスと、酸化剤
としてのフッ素ガスと、酸素ガスまたは/四酸化二窒素
ガスとを三重のガス導入管によって同時に真空チャンバ
内に供給するようにしている。このため、真空チャンバ
に導入した各ガスが充分に混合されずにワークと接触
し、一部のガスが活性化される前にワークと反応し、絶
縁膜の堆積に不必要な、あるいは好ましくない成分が生
成され、この成分が絶縁膜に取り込まれる可能性があ
り、膜質を低下させるおそれがある。また、各ガスが充
分に混合されない状態でワークに接触することになり、
ガスの一部が活性化されないため、活性種の量が真空チ
ャンバに導入するガス量に比較して少なく、成膜効率が
低下するとともに、ガスの使用効率が低下する。さら
に、前記公報に記載の成膜方法は、真空状態で反応させ
るとともに、高価なシランガスを原料ガスとして使用し
ており、設備費やランニングコストがかかり、成膜コス
トを上昇させる。
する場合、一般に成膜工程の前に、フッ酸などを主成分
とした洗浄液でシリコンウエハの表面に存在する自然酸
化膜を除去している。しかし、洗浄後のシリコンウエハ
を乾燥したりする工程において、再び自然酸化膜が形成
されたり、洗浄液の存在する水素やフッ素がシリコンウ
エハの表面に残存する。このため、洗浄後のシリコンウ
エハに上記公報に記載のようにして絶縁膜を堆積したと
しても、成膜した絶縁膜の下部に自然酸化膜や、水素や
フッ素などが存在し、これらがシリコンと結合して水素
やフッ素を含んだ縁特性の充分でない膜が自然に形成さ
れ、成膜した絶縁膜の特性を悪化させるおそれがある。
ためになされたもので、自然に形成された好ましくない
膜を除去しつつ成膜を行なえるようにすることを目的と
している。また、本発明は、ワークと反応させる原料ガ
スの活性種の量を増加させることを目的としている。さ
らに、本発明は、特性の優れた膜を形成することなどを
目的としている。
めに、本発明に係る成膜方法は、ワークと原料ガスの活
性種とを反応させて前記ワークの表面に膜を形成する方
法において、前記原料ガスに反応性ハロゲン系ガスを添
加して前記ワークに接触させることを特徴としている。
反応性ハロゲン系ガス、例えばフッ素ガスやフッ化水素
ガスを添加すると、これらの反応性ハロゲンガスが原料
ガスと反応し、原料ガスを分解して活性種にするととも
に、反応性ハロゲン系ガスが、洗浄後にワークの表面に
残存した水素やフッ素などと結合した自然に形成された
膜(自然形成膜)と反応して気化し、自然形成膜を除去
する。このため、原料ガスの活性種による成膜と自然形
成膜の除去とが同時に進行し、ワークの表面に形成され
る膜は、その下部に望ましくない自然形成膜を有しない
ので、特性の優れたものとすることができる。
合、ワークに接触させる前に原料ガスと反応性ハロゲン
系ガスとの混合ガスを生成し、この混合ガスをワークと
接触させるとよい。原料ガスと反応性ハロゲン系ガスと
の混合ガスを生成してからワークに接触させると、ガス
がワークに接触する前に充分に混合されて原料ガスの活
性種の量が多くなり、成膜速度を高めることができる。
また、ワークを加熱して原料ガスの活性種と接触させる
と、ワークと活性種との反応が促進されて成膜速度を大
きくすることができる。
(非反応性)ハロゲン系ガスの気体放電により、反応性
ハロゲン系ガスを生成すると、取扱いが容易であって安
全性を高めることができる。気体放電は、安定なハロゲ
ン系ガスを大気圧またはその近傍の圧力下に保持して行
なうとよい。このように大気圧またはその近傍の圧力下
における放電(いわゆる大気圧放電)によって反応性ハ
ロゲン系ガスを生成すると、高価な真空チャンバや真空
ポンプを必要とせず、設備費を低減することができると
ともに、真空にする必要がないため、エネルギーを節減
できるところから、環境負荷の低減が図れ、ランニング
コストを低減することができる。また、安定なハロゲン
系ガスは、水分を含ませるとよい。水分を含ませた状態
で安定なハロゲン系ガスを放電させると、安定なハロゲ
ン系ガスと水とが反応してFやF 2 、HFなどの反応性
ハロゲン系ガスを効率よく生成することができる。
ある場合、原料ガスは酸素またはオゾン、あるいは両者
の混合ガスであると、酸素、オゾンが反応性ハロゲン系
ガスによって分解され、活性種である酸素原子がシリコ
ンと反応し、シリコンの表面に絶縁性に優れた良質のシ
リコン酸化膜を形成することができる。しかも、シリコ
ンの熱酸化などと異なり、比較的低温で成膜することが
可能であるため、成膜エネルギーを低減でき、コストを
削減することができる。
コンであって、原料ガスが窒素である場合、窒素ガスが
反応性ハロゲン系ガスによって分解され、活性種である
窒素原子がシリコンと反応し、シリコンの表面に絶縁性
に優れた良質のシリコン窒化膜を形成することができ
る。この場合も、熱窒化などのようにワークを高温に保
持することなくシリコン窒化膜を形成することができ、
エネルギーの低減が図れる。そして、ワークはシリコン
であり、原料ガスは酸素または/およびオゾンと、窒素
との混合ガスである場合、これらのガスが反応性ハロゲ
ン系ガスによって分解され、活性な酸素原子、窒素原子
がシリコンと反応してシリコンと酸素と窒素とからな
る、いわゆるシリコン酸窒化膜を形成することができ
る。このシリコン酸窒化膜も、その下部に自然形成膜が
存在しないため、絶縁性に優れた膜とすることができ、
成膜に要するエネルギーを低減することができる。窒素
は、水分を添加してもよい。窒素に水分を添加すると、
水分が反応性ハロゲン系ガスと反応して活性な酸素が生
成され、いわゆるシリコン酸窒化膜を形成することがで
きる。
た混合ガスは、昇圧させてワークに接触させることがで
きる。このように昇圧したガスをワークに接触させる
と、単位時間にワークに接触する活性種の量を多くする
ことができ、成膜速度を向上することができる。
係る成膜装置は、大気圧またはその近傍の圧力下にある
安定なハロゲン系ガスを介した放電により反応性ハロゲ
ン系ガスを生成する放電部と、この放電部の生成した反
応性ハロゲン系ガスと原料ガスとを混合するガス混合部
と、ワークが配置され、前記ガス混合部より供給された
前記混合ガスを前記ワークに接触させる処理室とを有す
ることを特徴としている。
を高めるために、ワークを加熱する加熱手段を設けるこ
とができる。また、ガス混合部に攪拌手段を設けると、
原料ガスと反応性ハロゲン系ガスとを効率よく混合する
ことができ、活性種の生成効率が向上してその量が増大
し、成膜速度を高めることができる。そして、放電部に
安定なハロゲン系ガスを供給するハロゲン系ガス供給部
と放電部との間に、安定なハロゲン系ガスに水分を添加
する水分供給手段を設け、水分を含ませた安定なハロゲ
ン系ガスを放電部に供給すると、反応性ハロゲン系ガス
の生成効率を向上することができる。
混合部との間に、原料ガスに水分を添加する第2水分供
給手段を設けると、例えば原料ガスが窒素のように酸素
を含んでいない場合、水分から酸素を供給することがで
き、ワークに窒素と酸素とを有する膜を形成することが
できる。また、ガス混合部と処理室との間に昇圧手段を
設け、、混合ガスを昇圧させてワークと接触させると、
ワークに接触する活性種の量が多くなって成膜速度を高
めることができる。
の好ましい実施の形態を、添付図面にした従って詳細に
説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る成膜装置
の説明図である。図1において、成膜装置10は、放電
部である放電ユニット12を備えている。そして、放電
ユニット12のガス導入口14には、ガス供給管16を
介して安定ハロゲン供給部18が接続してある。この安
定ハロゲン供給部18は、CF4 やC2 F6 などの安定
な(非反応性の)ハロゲン系ガス(この実施形態ではC
F4 )を、ガス供給管16を介して放電ユニット12に
供給する。また、ガス供給管16には、流量制御弁20
が設けてあり、放電ユニット12に供給するガスの量を
任意に制御できるようになっている。
給部18側)と下流側とには、他端を第1水バブリング
ユニット22に接続した分岐管24、26の一端が接続
してあって、安定ハロゲン供給部18からのCF4 の一
部を第1水バブリングユニット22に導入できるように
してある。そして、分岐管24には、流量制御弁27が
設けてあって、第1水バブリングユニット22に供給す
るCF4 の量を制御できるようにしてある。
ニット12にCF4 とともに水分を供給する水分供給手
段であって、第1水バブリングユニット22に供給され
たCF4 を分岐管26介してガス供給管16に戻すこと
ができるようになっている。そして、放電ユニット12
は、後述するように、気体放電によってCF4 と水分
(H2 O)とを反応させ、FやF2 、HFなどの反応性
ハロゲン系ガスを生成し、ガス流出口27に接続したハ
ロゲン供給管28に送り出す。
と酸素供給管32とアルゴン供給管34とが接続してあ
る。窒素供給管30は、基端側が原料ガス供給部36を
構成している窒素ガス供給源38に接続してあって、窒
素ガス供給源38に蓄えてある窒素ガスをハロゲン供給
管28に流入させる。また、窒素供給管30には、それ
ぞれの一端が接続された分岐管40、42を介して、第
2水分供給手段である第2水バブリングユニット44が
並列に接続してある。そして、第2水バブリングユニッ
ト44には、窒素ガス供給源38からの窒素ガスの一部
が流入し、この窒素ガスに水分を添加してハロゲン供給
管28に供給できるようになっている。また、窒素供給
管30の、分岐管40、42の接続部の間には、窒素ガ
スの流量を制御する流量制御弁46が設けてある。さら
に、分岐管40には、流量制御弁47が設けてあって、
第2水バブリングユニット44に供給する窒素ガスの量
を調整できるようにしてある。
8とともに酸素ガス供給源48を有している。そして、
酸素ガス供給源48とハロゲン供給管28とを接続する
酸素供給管32には、流量制御弁49とオゾン発生器5
0とが配設してあって、酸素ガス供給源48から酸素供
給管32に送り出した酸素ガスをオゾン発生器50に供
給し、酸素ガスの一部をオゾンに変えるようにしてあ
る。なお、酸素供給管32とハロゲン供給管28との接
続部は、ガス混合部52となっていて、放電ユニット1
2からの反応性ハロゲン系ガスと、窒素ガス供給源38
からの窒素ガスと、オゾン発生器50を通過した酸素ガ
スおよびオゾンとを充分に混合させるようにしてある。
このガス混合部52は、通常の配管の接続構造であって
もよい。
54を介してアルゴンガス供給源56に接続してあっ
て、希釈ガスであるアルゴンガスを、ガス混合部52の
下流側のハロゲン供給管28に供給する。そして、ハロ
ゲン供給管28は、先端が成膜処理を行なうための処理
室60に接続してある。処理室60は、内部にワークと
なるシリコンウエハ62を配置する処理ステージ64を
備えている。また、処理室60には、内部を加熱するた
めの加熱器(加熱手段)66が設けてあって、シリコン
ウエハ62を所定の温度に加熱することができるように
してある。さらに、処理室60には、排気管68を介し
て除害装置72とHFスクラバ74とが接続してあっ
て、処理室60に供給された成膜用処理ガスの使用され
なかったガスを無害化できるようにしている。なお、処
理ステージ64に加熱手段となるヒータを内蔵させ、シ
リコンウエハ62を直接加熱するようにしてもよい。
ように、ガス導入口14を設けたガス分配部76と、ガ
ス流出口27を設けたガス集合部78とを有する。そし
て、ガス分配部76とガス集合部78との間が放電部8
0となっている。この放電部80は、同図(2)に示し
たように、上部電極82と下部電極84とが設けてあっ
て、実施形態の場合、上部電極82が高周波電源(図示
せず)に接続してあり、下部電極84が接地してある。
また、放電部80は、上部電極82と下部電極84との
間に、セラミック(Al2 O3 )からなる絶縁板86が
介装してある。上部電極82と下部電極84とは、実施
形態の場合、アルミニウムからなっていて、両者の対向
部が複数の電極歯88、90を設けた櫛歯状に形成して
ある。さらに、上部電極82と下部電極84とは、それ
ぞれの電極歯88と電極歯90とが千鳥状をなして配置
され、電極歯88、90の先端が絶縁板86に接触して
いる。そして、上部電極82は隣接する電極歯88、8
8間が放電空間となるガス流路92となっており、下部
電極84は隣接する電極歯90、90間が放電空間とな
るガス流路94になっていて、図2(2)の紙面に直交
した方向にCF4が流れるようになっている。
置10によるシリコンウエハ62への成膜は、次のよう
にして行う。 《シリコン酸化膜の形成》シリコンウエハ62を希釈フ
ッ酸などによってウエット洗浄して乾燥させたのち、処
理室60の処理ステージ64の上に配置し、加熱器66
によって処理室60内を加熱してシリコンウエハ62を
所望の成膜処理温度に保持する。この成膜処理温度は、
室温であってもよいが、加熱した方が成膜速度を高める
ことができる。シリコンウエハ62の加熱温度は、実施
形態の場合、200〜300度であるが、これ以上高温
であっても差し支えない。
膜を形成する場合、安定ハロゲン供給部18から安定な
ハロゲン系ガスであるCF4 を、ガス供給管16を介し
て放電ユニット12に大気圧状態で供給する。また、酸
素ガス供給源48から原料ガスである酸素を、酸素供給
管32に設けてあるオゾン発生器50を介してハロゲン
供給管28のガス混合部52に供給する。これにより、
酸素ガスは、一部が分解しやすいオゾンとなり、ガス混
合部52に酸素ガスとオゾンとの混合ガスが供給され
る。さらに、希釈ガスであるアルゴンを、アルゴンガス
供給源56からアルゴン供給管34を介してハロゲン供
給管28に供給する。
の一部を第1水バブリングユニット22に導入して水分
を含ませ、その水分(水)をCF4 とともに放電ユニッ
ト12に供給する。放電ユニット12は、上部電極82
と下部電極84との間に所定の高周波電圧が印加される
と、ガス流路92、94を流れるCF4 と水との混合ガ
スを介した放電を発生する。実施形態の場合、ガス流路
92、94の隅部、すなわち電極歯88、90と絶縁板
86とが接触する側の隅部が放電領域96、98となっ
て、CF4 と水分(H2 O)とを介した沿面放電が発生
し、CF4 とH 2 Oとを反応させ、HFやF2 やCOF
2 などの反応性のハロゲン系ガス(フッ素系ガス)を生
成する。また、F2 やCOF2 などの一部は、さらに水
と反応してHFとなる。このため、
て生成された反応性フッ素系ガスは、酸素供給管32を
介してガス混合部52に流入する酸素ガス(O2 )、オ
ゾン(O3 )と混合し、これらを次のように分解する。
子(O)は、希釈ガスのアルゴンや他のガス成分ととも
に処理室60に、成膜用ガスとして大気圧状態で供給さ
れる。この成膜用ガスは、処理ステージ64上のシリコ
ンウエハ62と接触し、活性な酸素が、
の表面にシリコン酸化膜(SiO2 膜)を形成する。ま
た、この際、ラジカルな酸素原子とともに処理室60に
流入したHFは、シリコンウエハ62の表面に存在する
水素、フッ素などと結合した自然形成膜と反応してこれ
らを除去する。
表面に存在する[SiX 、SiY 、Si(OH)Z ]か
らなる膜と、
好ましくない自然形成膜を除去する。このため、活性な
酸素と反応して形成されたシリコン酸化膜は、自然形成
膜が除去されているために絶縁性能の高い良質の絶縁膜
となる。
ロゲン系ガスである反応性のフッ素系ガスと、原料ガス
である酸素、オゾンとを、シリコンウエハ62を配置し
た処理室60に供給する前に、ガス混合部52において
混合させているため、両者が充分に混合されて原料ガス
の分解が促進され、処理室60に供給される原料ガスの
活性種であるラジカルな酸素の量が増大し、成膜速度を
高めることができる。そして、実施の形態においては、
大気圧下における成膜をすることができ、真空を形成す
る必要がないために設備費やランニングコストを削減す
ることができ、環境負荷を低減することができる。ま
た、実施の形態においては、従来の熱酸化に比較して非
常に低い温度で成膜が可能であって、設備の簡素化とエ
ネルギーの低減を図ることができる。さらに、実施形態
においては、反応性の乏しい安定なCF4 を用いて放電
ユニット12において反応性のフッ素系ガスを得るよう
にしているため、取扱いが容易で作業の安全性を高める
ことができる。しかも、放電ユニット12において生成
した反応性フッ素系ガスを、放電ユニット12とは異な
る処理室60に輸送して成膜しているため、シリコンウ
エハ62に放電による損傷を与えるおそれがない。さら
に、処理室60を加熱しているため、処理室60に導入
された水分は、処理室60内の反応によって生じた水分
が結露するのを防止することができ、成膜を安定して行
なえ、良質のシリコン酸化膜が得られる。
酸化膜の形成の場合と同様に、洗浄したシリコンウエハ
62を処理ステージ64の上に配置し、所定の温度に保
持する。そして、安定ハロゲン供給部18から放電ユニ
ット12にCF4 を供給する。このCF4 の一部は、前
記と同様に第1水バブリングユニット22を介して供給
し、放電ユニット12において反応性フッ素系ガスを生
成する。また、窒素供給管30を介して窒素ガス供給源
38から原料ガスである窒素ガスをハロゲン供給管28
に供給する。ただし、窒素ガス供給源38からの窒素ガ
スの一部は、第2水バブリングユニット44を通過さ
せ、水分を添加してハロゲン供給管28に流入させる。
さらに、シリコン酸化膜の形成の場合と同様に、酸素ガ
ス供給源48からの原料ガスとなる酸素ガスをオゾン発
生器50に供給して一部をオゾンにしたのち、ハロゲン
供給管28のガス混合部52に供給する。また、アルゴ
ンガス供給源56からアルゴンガスを希釈ガスとしてハ
ロゲン供給管28に供給する。
性フッ素系ガスは、ガス混合部52において酸素やオゾ
ンと次のような反応をする。
窒素ガスと、
は、活性な酸素(O)とともに処理室60に流入し、
る。このとき、前記と同様に処理室60に供給されたH
Fがシリコンウエハ62の表面に存在する自然形成膜と
反応してこれを除去する。したがって、前記シリコン酸
化膜の形成と同様の効果を得ることができる。
てシリコンウエハ62を処理ステージ64の上に配置す
る。そして、放電ユニット12にCF4 と水(水分)と
を供給して反応性フッ素系ガスを生成する。また、ハロ
ゲン供給管28への酸素ガス、オゾンの供給を行なわ
ず、窒素ガスとアルゴンガスのみを供給する。なお、窒
素ガスは、第2水バブリングユニット44を通さず、ハ
ロゲン供給管28に水分を供給しないようにする。これ
により、化学式1に示したHFとCO2 とが窒素ガスと
次のように反応し、活性種である窒素単原子が生成され
る。
合においても、前記と同様の効果が得られる。
がシリコンウエハ62である場合について説明したが、
ワークは多結晶シリコンやアモルファスシリコン、ゲル
マニウムなどの半導体であってもよく、さらにアルミニ
ウムや銅、タンタルなどの各種金属、各種セラミックな
どの絶縁体であってもよい。そして、前記実施形態にお
いては、シリコンウエハ62に絶縁膜を形成する場合に
ついて説明したが、例えばITO(Indium Ti
n Oxide)などの製作や磁性体薄膜などの各種デ
バイス薄膜の製作に適用することができる。また、前記
実施形態においては、シリコンウエハ62を処理室60
内に配置して成膜する場合について説明したが、シリコ
ンウエハ62を処理室外の開放系に配置して成膜処理を
行なってもよい。さらに、前記実施形態においては、ハ
ロゲン系ガスがフッ素系ガスである場合について説明し
たが、ワークの材質によっては塩素系ガスや臭素系ガス
などの他のハロゲン系ガスを用いることができる。
たものである。この実施形態に係るガス混合部100
は、攪拌手段が設けてある。すなわち、ガス混合部10
0は、混合室106の内部にモータ102によって回転
駆動されるファン104が配設してあり、混合室106
に流入したガスを攪拌できるようにしてある。このよう
になっているガス混合部100においては、反応性フッ
素系ガスと原料ガス(窒素ガスまたは/および酸素ガ
ス、オゾン)との混合をより迅速、充分に行なうことが
でき、原料ガスの活性種をさらに多くすることができ
る。
である。図4に示した成膜装置110は、ハロゲン供給
管28のアルゴン供給管34との接続部112より下流
側に、ブロアや圧縮機などの昇圧手段114が設けてあ
って、処理室60に供給する成膜用の処理ガスを昇圧で
きるようにしてある。また、処理室60に接続した排気
管68には、圧力制御弁116が設けてあって、処理室
60内の圧力を所定の値に保持できるようになってい
る。さらに、処理室60には、圧力センサ118が設け
てあって、処理室60内の圧力を検出できるようにして
ある。この圧力センサ118の出力信号は、昇圧手段1
14を駆動するモータ120を制御するコントローラ1
22に入力するようになっている。このコントローラ1
22は、圧力センサ118が出力する検出信号に基づい
て、処理室60内の圧力が設定値となるようにモータ1
20を介して昇圧手段114を駆動する。
置110は、処理室60の内部を大気圧より高い圧力に
することができ、処理室60に供給される成膜用処理ガ
スの活性種の量を多くすることが可能で、成膜速度をよ
り高めることができる。
いて成膜実験を行なった。成膜実験に使用した処理室6
0は、アルミニウムによって円筒状に形成した容積が8
0mLである。そして、処理室60内に配置したワーク
は、一辺が20mmの単結晶シリコン(試料)を用い
た。また、放電ユニット12は、図2に示した放電部8
0の長さLが40mm、放電部80の幅Dが70mmで
あって、上下の電極82、84の電極歯88、90の厚
さtが1mm、高さhが3mmであって、図2(2)の
紙面に直交した方向の長さが40mmである。さらに、
ガス流路92、94は幅が3mm、高さが3mmの断面
正方形である。また、絶縁板86は、アルミナ(Al2
O3 )によって形成してあり、厚さdが1mmである。
そして、上部電極82と下部電極84との間に印加した
電圧は、周波数が15〜20kHzであり、電圧値がp
−p値で10kVである。
に示したように、室温から200℃まで内部を昇温し
た。昇温速度は35〜40℃/minである。そして、
処理室60の内部が200℃に達した段階で、処理室内
に乾燥した窒素ガスを10L/minの割合で10分間
供給し、窒素ガスによる置換を行なった。その後、窒素
ガスの供給を停止し、後述する成膜用の処理ガスを90
分間供給し、試料の表面に酸化膜、酸窒化膜、窒化膜を
成膜した。そして、90分間の成膜試験が終了した段階
で、再び窒素ガスを10L/minの割合で処理室60
に供給し、室温まで放冷しながら窒素ガスによる置換を
10分間行なった。なお、放電ユニット12における放
電と、処理室60における成膜処理は、いずれも大気圧
状態で行なっている。そして、これらの条件は、下記の
各実施例について適用した。
の内部を窒素ガスによる置換を行なったのち、放電ユニ
ット12に100mL/minのCF4 を供給した。た
だし、半分の50mL/minは、第1水バブリングユ
ニット22に導入し、水分を含ませて放電ユニット12
に供給した。また、酸素ガス供給源48から200mL
/minの酸素ガスをオゾン発生器50に供給し、酸素
ガスの一部をオゾンにしてハロゲン供給管28のガス混
合部52に供給した。したがって、供給された酸素およ
びオゾンとF4 との比は、(O2 /O3 ):CF4 =
2:1である。
供給管28に窒素ガスの供給は行なわなかった。なお、
オゾン発生器50によるオゾンの生成割合は、100%
の酸素ガスである場合、2.3体積%であった。
理室60に供給し、試料の成膜処理を90分間行なった
ところ、試料の表面にシリコン酸化膜が形成された。そ
して、このシリコン酸化膜を分析したところ、ウエット
洗浄に伴う水素やフッ素を含んだ自然形成膜が除去され
ていて、非常に高品質のシリコン酸化膜を形成すること
ができた。
供給源48から酸素ガスを、オゾン発生器50を介して
ハロゲン供給管28に設けた混合部52に200mL/
min供給するとともに、安定ハロゲン供給部18から
CF4 を放電ユニット12に50mL/min供給し、
窒素ガス供給源38から窒素ガスをハロゲン供給管28
に50mL/min供給した。したがって、各ガスの流
量割合は、(O2 /O3 ):N2 :CF4 =4:1:1
である。ただし、CF4 と窒素ガスとは、供給量の半分
の25mL/minが水バブリングユニットを通さない
ドライなガスであり、残り半分の25mL/minが第
1水バブリングユニット22または第2水バブリングユ
ニット44に通して水分を含ませたウエットなガスであ
る。
を処理室60に供給して90分の成膜処理を行なったと
ころ、単結晶シリコンからなる試料の表面にシリコン
(Si)、酸素(O)、窒素(N)からなるシリコン酸
窒化膜を形成することができた。この場合においても、
洗浄の影響による自然形成膜が除去され、絶縁特性に優
れた絶縁膜を得ることができた。
放電ユニット12に安定なフッ素系ガスであるCF4 を
供給し、放電によって反応性フッ素系ガスを生成した。
放電ユニット12に供給したCF4 は、水分を含ませな
いドライなガスが50mL/min、第1水バブリング
ユニット22を通した水分を含ませたウエットなガスが
50mL/minである。また、窒素ガス供給源38か
ら200mL/minの第2水バブリングユニット44
を通さないドライな窒素ガスをハロゲン供給管28に供
給した。したがって、原料ガスである窒素ガスとCF4
との比は、N2:CF4=2:1である。
スを処理室60に供給して成膜処理を90分間行なった
ところ、単結晶シリコンからなる試料の表面にシリコン
(Si)と窒素(N)とからなるシリコン窒化膜が形成
された。また、このようにして行なった成膜は、前記の
実施例と同様に試料表面の自然形成膜が除去されてお
り、成膜されたシリコン窒化膜が優れた絶縁性を示し
た。
類と成膜速度との関係を示したものである。なお、使用
した装置および温度条件、試料などは前記各実施例と同
様であって、成膜用ガスだけが異なっている。
素ガス供給源48からの酸素ガスを、オゾン発生器50
を介してガス混合部に200mL/min供給し、アル
ゴンガス供給源56から100mL/minのアルゴン
ガスをハロゲン供給管28に供給し、これらの混合ガス
を処理室60に導入して成膜処理を行なった結果であ
る。ただし、安定ハロゲン供給部18からのCF4 の供
給と、窒素ガス供給源38からの窒素ガスの供給とは行
なっていない。この場合、90分の成膜処理を行なった
が、測定の誤差の範囲であって成膜は行なわれなかっ
た。
およびオゾンと窒素ガスとによる成膜処理の結果を示し
たものである。すなわち、窒素ガス供給源38から10
0mL/minの窒素ガスをハロゲン供給管に供給し、
酸素ガス供給源48からオゾン発生器50を介して20
0mL/minの酸素ガスをハロゲン供給管28に供給
し、ガス混合部52で混合したのち、処理室60に導入
した。ただし、窒素ガスは、第2水バブリングユニット
44を介してウエットの状態で供給した。この場合、9
0分の成膜処理を行なったが、ほとんど測定の誤差の範
囲であって、約0.1オングストローム/分(min)
の成膜速度が得られた。
は、安定ハロゲン供給部18から放電ユニット12に乾
燥したCF4 を100mL/min供給し、放電ユニッ
ト12における気体放電によりF2 などの反応性フッ素
系ガスを生成するとともに、酸素ガス供給源48から2
00mL/minの酸素ガスを、オゾン発生器50を介
してハロゲン供給管28に供給し、これらの混合ガスを
成膜用ガスとして処理室60に供給し、90分間の成膜
処理をしたときの結果である。この場合においても、図
から明らかなように、ほぼ測定の誤差範囲内であって、
約0.2オングストローム/分の成膜速度であった。
ものは、放電ユニット12に、第1水バブリングユニッ
ト22を介したウエットなCF4 を50mL/min供
給し、放電によって反応性フッ素系ガスを生成するとと
もに、窒素ガス供給源38から第2水バブリングユニッ
ト44を介したウエットな窒素ガスを50mL/min
ハロゲン供給管28に供給し、さらに酸素ガス供給源4
8から200mL/minの酸素ガスをオゾン発生器5
0に供給し、酸素ガスとオゾンとの混合ガスにしてガス
混合部52に流入させ、これらの混合ガスによる成膜用
ガスを処理室60に導入し、90分間の成膜処理を行な
った結果を示したものである。この場合、シリコン酸窒
化膜が形成され、成膜速度が大幅に上昇して約1.45
オングストローム/分の成膜速度を得ることができた。
ただし、希釈ガスであるアルゴンを供給していない。
は、放電ユニット12に、第1水バブリングユニット2
2を通過させたウエットなCF4 を100mL/min
供給して反応性フッ素系ガスを生成するとともに、酸素
ガス供給減48からの酸素ガス200mL/minを、
オゾン発生器50を介して酸素ガスとおよびオゾンの混
合ガスにし、ハロゲン供給管28に供給して得た成膜用
ガスを処理室60に導入し、90分間の成膜処理を行な
った結果である。なお、窒素ガスとアルゴンガスとは、
成膜用ガスに添加していない。この場合、シリコンから
なる試料の表面にシリコン酸化膜が形成された。また、
シリコン酸化膜の成膜速度は、約1.6オングストロー
ム/分であった。
ば、ワークと反応させてワークの表面に膜を形成する原
料ガスに反応性ハロゲン系ガスを添加したことにより、
原料ガスが反応性ハロゲンガスによって活性化されると
ともに、ワークの表面に存在するウエット洗浄時の残存
物である水素やフッ素と結合した膜が反応性ハロゲン系
ガスによって除去されるため、これらの自然に形成され
た膜の除去と、原料ガスの反応による成膜とを同時に行
なうことができ、品質の優れた膜を形成することができ
る。
ある。
ある。
る。
ある。
る。
を示す図である。
ユニット)、18………ハロゲン系ガス供給部(安定ハ
ロゲン供給部)、22………水分供給手段(第1水バブ
リングユニット)、36………原料ガス供給部、38…
……窒素ガス供給源、44………第2水分供給手段(第
2水バブリングユニット)、48………酸素ガス供給
源、50………オゾン発生器、52、100………ガス
混合部、60………処理室、62………ワーク(シリコ
ンウエハ)、66………加熱手段(加熱器)、104…
……攪拌手段(ファン)、114………昇圧手段、11
6………圧力制御弁、118………圧力センサ、120
………モータ、122………コントローラ。
Claims (17)
- 【請求項1】 ワークと原料ガスの活性種とを反応させ
て前記ワークの表面に膜を形成する方法において、前記
原料ガスに反応性ハロゲン系ガスを添加して前記ワーク
に接触させることを特徴とする成膜方法。 - 【請求項2】 前記原料ガスと前記反応性ハロゲン系ガ
スとの混合ガスを生成し、この混合ガスを前記ワークと
接触させることを特徴とする請求項1に記載の成膜方
法。 - 【請求項3】 前記ワークは、加熱してあることを特徴
とする請求項1または2に記載の成膜方法。 - 【請求項4】 前記反応性ハロゲン系ガスは、安定なハ
ロゲン系ガスの気体放電により生成することを特徴とす
る請求項1ないし3のいずれかに記載の成膜方法。 - 【請求項5】 前記気体放電は、前記安定なハロゲン系
ガスを大気圧またはその近傍の圧力下に保持して行なう
ことを特徴とする請求項4に記載の成膜方法。 - 【請求項6】 前記安定なハロゲン系ガスは、水分を含
ませてあることを特徴とする請求項4または5に記載の
成膜方法。 - 【請求項7】 前記ワークはシリコンであり、前記原料
ガスは酸素または/およびオゾンであることを特徴とす
る請求項1ないし6のいずれかに記載の成膜方法。 - 【請求項8】 前記ワークはシリコンであり、前記原料
ガスは窒素であることを特徴とする請求項1ないし6の
いずれかに記載の成膜方法。 - 【請求項9】 前記ワークはシリコンであり、前記原料
ガスは酸素または/およびオゾン、と窒素との混合ガス
であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに
記載の成膜方法。 - 【請求項10】 前記窒素は、水分が添加してあること
を特徴とする請求項8または9に記載の成膜方法。 - 【請求項11】 前記原料ガスと前記反応性ハロゲン系
ガスとを混合したガスは、昇圧させて前記ワークに接触
させることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか
に記載の成膜方法。 - 【請求項12】 大気圧またはその近傍の圧力下にある
安定なハロゲン系ガスを介した放電により反応性ハロゲ
ン系ガスを生成する放電部と、この放電部の生成した反
応性ハロゲン系ガスと原料ガスとを混合するガス混合部
と、ワークが配置され、前記ガス混合部より供給された
前記混合ガスを前記ワークに接触させる処理室とを有す
ることを特徴とする成膜装置。 - 【請求項13】 前記処理室は、前記ワークを加熱する
加熱手段を有していることを特徴とする請求項12に記
載の成膜装置。 - 【請求項14】 前記ガス混合部は、攪拌手段を有して
いることを特徴とする請求項12または13に記載の成
膜装置。 - 【請求項15】 前記放電部に前記安定なハロゲン系ガ
スを供給するハロゲン系ガス供給部と前記放電部との間
には、前記安定なハロゲン系ガスに水分を添加する水分
供給手段が設けてあることを特徴とする請求項12ない
し14のいずれかに記載の成膜装置。 - 【請求項16】 前記ガス混合部に原料ガスを供給する
原料ガス供給部と前記ガス混合部との間には、前記原料
ガスに水分を添加する第2水分供給手段が設けてあるこ
とを特徴とする請求項12ないし15のいずれかに記載
の成膜装置。 - 【請求項17】 前記ガス混合部と前記処理室との間に
は、前記混合ガスを昇圧する昇圧手段が設けてあること
を特徴とする請求項12ないし16のいずれかに記載の
成膜装置。
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JP2008124461A (ja) * | 2006-11-06 | 2008-05-29 | Hynix Semiconductor Inc | リセスゲートを有する半導体素子の製造方法 |
JP2009010351A (ja) * | 2007-06-01 | 2009-01-15 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 半導体基板、及び半導体装置の作製方法 |
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