JP2002157456A - 入札管理システム - Google Patents

入札管理システム

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JP2002157456A
JP2002157456A JP2000354338A JP2000354338A JP2002157456A JP 2002157456 A JP2002157456 A JP 2002157456A JP 2000354338 A JP2000354338 A JP 2000354338A JP 2000354338 A JP2000354338 A JP 2000354338A JP 2002157456 A JP2002157456 A JP 2002157456A
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JP2000354338A
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English (en)
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Soichi Shinada
聡一 品田
Koji Soeda
幸次 添田
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RODEMU KK
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RODEMU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発注者による入札のための発注条件が、発注
対象に応じて入札に対してより適切なものとなるように
することで、入札の安全と確実性を向上した入札管理シ
ステムを提供する。 【解決手段】 発注者と、該発注者による発注条件に基
づいて受注を希望する入札参加者との間での、コンピュ
ータネットワークシステムを利用した入札を管理する入
札管理システムにおいて、発注者がアクセスし、仮発注
条件を入力することで、該仮発注条件に対して発注対象
に応じた入札適合性を判断し、入札のための適正な発注
条件が作成されるようアドバイスを与える発注条件自動
処理アドバイス手段を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発注者と、発注者
による発注条件に基づいて受注を希望する入札参加者と
の間での、コンピュータネットワークシステムを利用し
た入札を管理する入札管理システムにおいて、発注者が
コンピュータネットワークシステムを介して入力した所
定発注対象に対する発注条件に、発注対象に応じた入札
適合性診断処理を行い、入札のための適正な発注条件を
作成して入札に供することで、安全かつ公正な入札を行
わせる入札管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】パソコンの急速な普及を背景に、一般消
費者を含めた不特定多数の人がネットワーク上で取引を
行う電子商取引が現在広まりつつある。このような電子
商取引での取引内容は、単に受発注データのやりとりだ
けではなく、宣伝、広告、契約、資金決済などの商行為
全般に及んでいる。例えば、コンピュータネットワーク
システムを利用したオークションシステムとして、発注
者(消費者)が希望する商品(例えば往復航空券等)の
発注条件(希望条件等)を仲介者に送信し、仲介者は消
費者の希望条件等を販売各社(入札参加者)に伝え、各
入札参加者は発注条件に対する入札条件(見積もり等)
を仲介者へ送信することで、仲介者は各社の入札条件を
対比して、発注者の希望条件に合致する商品を選択し、
その内容を発注者に連絡するといったシステム(以下
“逆オークションシステム”という)が知られている
(米国特許番号5、794、207)。
【0003】図1は入札データの伝達媒体としてインタ
ーネットを利用した逆オークションシステムの一例を示
す概念図である。
【0004】図1中、符号HJ1は発注者から仲介者へ
インターネットを通して送信された発注条件であり、符
号HJ2は仲介者から販売社(A社、B社、C社)へ伝
達された発注者の発注条件であり、実質的に符号HJ1
と同一内容である。また、符号aはA社より発注条件H
J2に対して仲介者へ送信されたA社入札条件(見積も
り)を、符号bはB社より発注条件HJ2に対して仲介
者へ送信されたB社入札条件(見積もり)を、さらに符
号cはC社より発注条件HJ2に対して仲介者へ送信さ
れたC社入札条件(見積もり)を各々表している。仲介
者はA社、B社、C社からのこれらの入札条件a,b,
cを対比して、発注者の希望条件に合致する商品(入札
条件)を選択し、この内容を発注者に連絡する。これに
より発注者は本人の希望する条件に見合った商品を購入
することが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の逆オークション
システムでは、発注者の希望する商品(発注対象)は航
空券等の既製商品の購入を目的とするものであり、発注
条件自体が単純なものであり(例えば商品に対する購入
価格等)、仲介者は発注者からの発注条件に実質的に手
を加えることなく複数の販売者(入札参加者)へ伝達
し、これらの入札参加者からの入札条件を発注条件に照
らして取捨し、選択入札条件のみを発注者に伝えるとい
った業務を行っている。しかしながら、発注者の希望す
る発注対象(または発注条件)によっては、そのまま発
注条件を入札参加者に伝達するだけでは不都合が生じる
場合がある。
【0006】例えば、発注対象が専門知識を必要とする
ような対象(商品)に対して、発注者に専門知識がない
ために発注条件自体に不備があり、入札に対して不適切
な発注条件となり、入札自体が成立しなくなる可能性が
ある。また、仮に入札が行われ、任意の入札参加者によ
り落札されたとしても、落札後に発注者と落札者との間
で不適切な発注条件に起因して何らかのトラブルが発生
する可能性がある。
【0007】また、入札成立後には入札結果に関して何
の情報も公開されることがないため、落札できなかった
入札参加者ばかりでなく、他の発注希望者にたいしても
今後の入札に対する参考にもならず、入札システムの安
全と質的な向上を図ることができない。
【0008】そこで、本発明の目的は、上述した電子商
取引における問題を解消し、発注者による入札のための
発注条件が、発注対象に応じて入札に対してより適切な
ものとなるようにすることで、入札の安全と確実性を向
上した入札管理システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、発注者と、該発注者によ
る発注条件に基づいて受注を希望する入札参加者との間
での、コンピュータネットワークシステムを利用した入
札を管理する入札管理システムにおいて、発注者がアク
セスし、仮発注条件を入力することで、該仮発注条件に
対して発注対象に応じた入札適合性を判断し、入札のた
めの適正な発注条件が作成されるようアドバイスを与え
る発注条件自動処理アドバイス手段を備えたことを特徴
としている。
【0010】また、請求項2記載の発明は、前記発注条
件処理アドバイス手段は適正な発注条件作成のための自
己診断処理手段を有することを特徴としている。
【0011】また、請求項3記載の発明は、前記発注条
件処理アドバイス手段は、該発注者による発注対象に応
じた専門組織ウェブ群へのリンク手段を有し、該専門組
織ウェブ群によるアドバイスに基づいて該発注者による
仮発注条件をより入札に適した発注条件にすることを特
徴としている。
【0012】また、請求項4記載の発明は、前記専門組
織ウェブ群によるアドバイスを受けた前記発注者は、該
アドバイスに基づいて更なる仮発注条件を作成し、該仮
発注条件を再度該発注条件処理アドバイス部での入札適
合性判断処理に供することで、該発注者、該発注条件処
理アドバイス部並びに該専門組織ウェブ群間で循環リン
クを形成し、入札に対する適合性がより高められた発注
条件を形成することを特徴としている。
【0013】また、請求項5記載の発明は、発注者と、
該発注者による発注条件に基づいて受注を希望する入札
参加者との間での、コンピュータネットワークシステム
を利用した入札を管理する入札管理システムにおいて、
該発注者が、該発注条件に基づいて入札を決定したとき
に、入札を決定した該発注者に対して割り当てられ、且
つ受注を希望した入札参加者の入札条件を受け付ける入
札ボックスを備え、該入札ボックス内の情報は、所定期
間経過後に公開されることを特徴とするものである。
【0014】また、請求項6記載の発明は、前記発注者
への入札ボックスの割り当ては、該発注者の発注対象毎
に割り当てられることを特徴とするものである。
【0015】また、請求項7記載の発明は、前記入札ボ
ックス内の情報の公開は、入札期間満了後に行われるこ
とを特徴とするものである。
【0016】また、請求項8記載の発明は、前記発注者
には、前記入札ボックスを開錠するためのオープン鍵が
与えられ、該オープン鍵により前記入札ボックスを開錠
することで、前記入札参加者の入札条件の内容を確かめ
ることが可能となることを特徴とするものである。
【0017】さらに、請求項9記載の発明は、発注者
と、発注者による発注条件に基づいて受注を希望する入
札参加者との間での、コンピュータネットワークシステ
ムを利用した入札を管理する入札管理システムにおい
て、前記発注者並びに前記入札参加者によりアクセスさ
れ、入札対象に関する情報を公開することで該発注者と
該入札参加者とによる入札を促す公開入札部と、公開入
札部を介して入力された仮発注条件に対して、入札に適
した適合発注条件を作成するための自己診断機能を有す
る自動発注条件作成部と、前記発注者が、該自動発注条
件作成部により作成された該発注者による適合発注条件
に基づいて入札を決定した時に、該発注者に割り当てら
れ、且つ該発注者の適合発注条件に対して、受注を希望
した入札参加者の入札条件を受け付ける入札ボックスと
からなり、該発注者により該入札ボックスから最適な入
札条件が選択されることで入札を完了することを特徴と
するものである。
【0018】また、請求項10記載の発明は、前記自動
発注条件作成部は、前記仮発注条件に対して発注対象に
応じた入札適合性を判断し、入札のための適正な発注条
件が作成されるようアドバイスを与える発注条件自動処
理アドバイス手段と、該アドバイスを受けた仮発注条件
に基づいて、入札に適した発注条件を作成する発注条件
作成手段とからなることを特徴とするものである。
【0019】また、請求項11記載の発明は、前記入札
ボックス内の情報は、所定期間経過後に公開されること
を特徴とするものである。
【0020】また、請求項12記載の発明は、前記発注
者への入札ボックスの割り当ては、該発注者の発注対象
毎に割り当てられることを特徴とするものである。
【0021】また、請求項13記載の発明は、前記入札
ボックス内の情報の公開は、入札期間満了後に行われる
ことを特徴とするものである。
【0022】また、請求項14記載の発明は、前記発注
者には、前記入札ボックスを開錠するためのオープン鍵
が与えられ、該オープン鍵により前記入札ボックスを開
錠することで、前記入札参加者の入札条件の内容を確か
めることが可能となることを特徴とするものである。
【0023】また、請求項15記載の発明は、前記発注
者と、該発注者により選択された入札条件を提示した落
札者とによる落札結果は、前記入札公開部で公開される
ことを特徴とするものである。
【0024】また、請求項16記載の発明は、前記発注
者による発注対象が建築物件であること特徴とするもの
である。
【0025】これらの発明によれば、発注者からの発注
条件は直接入札参加者へ伝達されるのではなく、入札管
理センターにて発注対象に応じたデータ処理を受けるこ
とで、より入札に適した発注条件として入札参加者へ伝
達されることになる。従って、入札参加者と発注者との
間での発注条件の不備によるトラブルを引き起こすこと
がなく、また、発注条件自体入札に適した形態となって
いることから、入札参加者による入札条件の設定がより
容易に行え、しかも入札が公正にかつ円滑に行われる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
した図面を参照して説明する。
【0027】図2は本発明の実施の形態における入札管
理システムの基本的な概念を示したブロック図である。
【0028】本発明の実施の形態では、図2で示される
ように、発注者と入札参加者とによるコンピュータネッ
トワークシステムを利用した入札の管理は、入札管理者
(仲介者)側に設けられた入札管理部(以下”入札管理
センター”という)AMCにより行われる。入札管理セ
ンターAMCには、任意の発注希望者1(フリーエント
リ)や任意の入札参加希望者2(フリーエントリー)が
インターネット等のネットワークを介してアクセス可能
な入札広場3が設けられている。入札広場3にアクセス
した発注希望者並びに入札参加希望者は、この入札広場
3内の情報に基づいて所定の入力操作を行い、これらの
入力データに対して入札のためのデータ処理が自動的・
人為的に行われる。
【0029】入札広場3は、インターネット等のネット
ワークを介して公開されているものであり、例えば、入
札管理者のホームページがこれに当たる。発注希望者1
並びに入札参加希望者2はこの入札広場3を介して発注
者側データ管理部4と入札参加者側データ管理部5の各
々へ接続され、入札に必要なデータ入力を行う。これら
のデータのうち発注希望者により入力された発注条件に
対しは、発注対象に応じた所定のデータ処理が自動的・
人為的に行なわれ(詳細は後述する)、入札に適した最
終発注条件が作成されて入札参加者による閲覧に供され
る。この最終発注条件に対して入札参加希望者が入札を
希望した場合、各入札参加者は入札管理センターAMC
に設けられた入札ボックスAB内へそれぞれの入札条件
を提示する。一方、物件発注者は、入札ボックスAB内
の内容(各入札参加者により提示された入札条件)に基
づいて発注条件と合致する(もしくは最適な)入札条件
を選択し、これにより発注対象が落札されることにな
る。また、落札後には入札結果を入札広場3で公開する
等により、インターネットを介して一般に公開すること
で入札の公正さを示すことができる。
【0030】最終発注条件がより入札に適したものにす
るために、入札管理センター内のデータ処理以外に、補
助的に入札管理センター外の、発注対象に対して専門知
識を有する専門家又は専門団体(以下専門職ウェブ群と
称する)へ紹介するか、又は自動的にリンクさせること
も可能である。
【0031】以上の様に本発明の実施形態では、発注者
からの発注条件は直接入札参加者へ伝達されるのではな
く、入札管理センターAMCにて発注対象に応じたデー
タ処理を受けることで、より入札に適した発注条件とし
て入札参加者へ提示されることになる。従って、入札参
加者と発注者との間での発注条件の不備によるトラブル
を引き起こすことがなく、また、発注条件自体入札に適
した形態となっていることから、入札参加者による入札
条件の設定がより容易に行え、しかも入札が公正にかつ
円滑に行われる。
【0032】以下、本発明の実施形態である入札管理シ
ステムを、家屋等の建物の建築を発注する物件発注者
(個人、会社等)と、入札を希望する入札参加者(建築
会社、工務店等)との入札に適応した場合の入札管理シ
ステム内の具体的な処理の流れを図3及び図4を参照し
て説明する。なお、以下の説明を簡単にするために、物
件発注者が一人(A)で、入札参加者が二人(B、C)
であると仮定して処理手順を説明する。また、図3は発
注希望者並びに入札参加希望者者が実際に登録を行い、
各登録者コードナンバーを取得するまでの処理手順を示
すものであり、図4は登録者コードナンバーを取得後入
札が成立し、入札結果を公開するまでの処理手順を示し
たものである。なお、図2と同様な機能を有するものに
ついては同じ符号を付している。
【0033】本実施形態での入札広場3には、入札広場
3の利用形態(性格、約束事等)の紹介、入札物件の概
略紹介、過去の物件のデータの提示(内容、落札者指
名、落札者の意見、発注者の満足度等)、違反者(フリ
ー会員等)の提示、入札参加者・物件提供者(物件発注
者)とのトラブル回避、処理等に対するアドバイス(専
門職(団体)のウェブ群へのリンク)、入札物件等に関
する様々な質問の提示(専門職(団体)ウェブ群とのや
りとり)、所望物件の発注を希望する物件発注希望者の
ための発注条件入力ステップ(自動処理アドバイスボッ
クスへのリンク)、入札参加を希望する入力参加希望者
のための入札参加登録ステップ(入力管理部自動処理ベ
ースへのリンク)等の情報が与えられている。
【0034】図3で示されるように、所望物件(例えば
家屋の建築)の発注を希望する物件発注希望者(フリー
エントリー)1は入札広場3にアクセスし、所望発注物
件に対する発注条件(価格、間取り、建築素材等)(以
下“仮発注条件”と称す)等の発注情報を発注条件入力
ステップに従って入力する。また、入札広場3内に紹介
された入札物件に対して入札を希望する入札参加希望者
(フリーエントリー)2も入札登録のための入札登録情
報を入札参加登録ステップに従って入力する。物件発注
希望者による仮発注条件の入力は入札広場3にリンクさ
れた発注者側データ管理部4(鎖線)で行われ、入札参
加希望者2による入札登録の入力は入札広場にリンクさ
れた入札参加者側データ管理部5(一点鎖線)で行われ
るが、これらの入力操作を入札広場3内で直接行い、こ
れらのデータが入札広場3にリンクされた発注者側デー
タ管理部4及び入札参加者側データ管理部5の各々へ送
信されるようにすることも可能である。
【0035】図3で示されるように、発注者側データ管
理部4は、発注者による仮発注条件(発注物件)を具体
的に入札できる資料にするためのアドバイスを自動処理
により与えるための発注条件自動処理アドバイス部(自
動アドバイスボックス)6と、入札に適した発注条件を
作成するための発注条件自動データ作成部7とから構成
されている。
【0036】発注条件自動処理アドバイス部6は、物件
発注希望者により入力された発注情報に基づいて、物件
発注希望者の仮登録を行い(以後“物件発注者”と称す
る)、また、物件発注者へ発注条件作成に関する概略説
明(概念)と理解を促す(発注条件:発注環境、必要な
図面等、発注項目の決定、コメント等)。さらに、発注
条件自動処理アドバイス部6は、仮発注条件が発注対象
(発注物件)に応じて入札として適正なものかどうかを
判断する(適合性の判断)ための自己診断処理を仮発注
条件に対して行う。例えば、発注対象が家屋等の建物の
建築を目的とする物件の様にその物件に対する専門知識
を必要とするとき、発注希望者が専門知識がない場合、
仮発注条件自体が建築物件の入札に対して不適合なもの
となり、入札自体が成立しなくなる可能性がある。この
ような不都合をなくすために、仮発注条件に対して発注
物件に応じた発注条件診断処理が行われる。
【0037】この発注条件診断処理は、所定のプログラ
ムにより物件発注者に入札に至る必要条件の提示を行わ
せる(すなわち、物件発注者に、発注条件の作成に関す
る説明の為に何が必要なのかを理解させ、これを満たす
ためにしなければならないことを認識させる)、発注者
自身による自動自己診断処理と、さらには、これを補う
ために専門家(団体)(以下”専門職ウェブ群”とい
う)8の紹介や自動リンクを行い適切なアドバイスを行
わせる、専門職ウェブ群8による補助診断処理とを含む
ものである。
【0038】発注者による自動自己診断処理の後、物件
発注者は、アドバイザー(技術的、法律的等の専門知識
を有する個人又は機関)の紹介を受けるか(又はアドバ
イス機関としての専門団体ウェブを利用する)か、もし
くは仮発注条件の不足分を補う為の入札(段階的入札)
のうちのいずれかの進行を選択することになる。物件発
注者は専門職ウェブ群8等のアドバイスにるフィードバ
ックに基づいてより適切な発注条件の作成を行うことが
可能となるが、これらの自動自己診断処理並びに補助診
断処理ループを繰り返せばより最適な発注条件を形成す
ることが可能となる。専門職ウェブ群8は、物件発注者
ばかりでなく入札参加者に対しても専門的なアドバイス
を与えており、入札に伴う発注者と入札参加者とのトラ
ブルの回避や、データ処理のための相談等も行うもので
ある。
【0039】発注条件自動処理アドバイス部6による診
断処理を受けた後、入札に適した最終発注条件の作成が
行われる。この最終発注条件作成処理は、発注条件自動
処理アドバイス部6に接続された発注条件データ作成部
7において行われる。また、発注条件データ作成部7は
専門職ウェブ群8に接続されていてもよく、この場合、
専門職ウェブ群8による診断結果に基づいて、入札によ
り適した最終発注条件の作成処理を行うことも可能であ
る。この最終発注条件の作成処理は、物件発注者Aの登
録手続き(本登録:物件発注者Aの会員登録9と登録者
基本データ入力10)に伴う登録者コードナンバーの発
注者への割り当て21後に行われるものである。なお、
物件発注者の登録手続きは、具体的物件のない発注希望
者11(例えば、仮発注条件の提示のない発注希望者、
発注条件の未定の発注希望者等)にも行われるものであ
り、このような発注希望者に対しては、発注対象の確定
や発注条件作成のアドバイス等を行うことも可能であ
る。
【0040】発注条件データ作成部7では、自動処理に
より最終発注条件の設定、発注項目・範囲の選択(A〜
Zアイテムによる条件の作成)、添付書類の作成が行わ
れ、さらには最終発注条件作成の為のアドバイスが例え
ば専門職ウェブ群8等を利用してなされ、最終的に入札
に適した最終発注条件が作成される。
【0041】以後図4で示されるように、最終発注条件
の決定処理12を経て、この決定された最終発注条件に
基づいて自動処理・人的処理による発注条件のデータ化
処理13が行われる。データ化された発注条件は入札参
加者への閲覧に供されるべくチェック並びに修正が施さ
れる。これらの処理を受けた発注条件データのうち詳細
部分は入札物件詳細ボックス15内に送信され、入札物
件として入札参加登録者(後述)の閲覧に供される。一
方、発注条件データのうち概略的な部分は入札広場3に
送信され、入札広場の閲覧者に入札物件として紹介され
ることになる。
【0042】以上の処理手順は、特に発注希望者の発注
条件に対するものであったが、次に、入札参加希望者に
対する処理手順について述べる。
【0043】上述したように、入札広場3内に紹介され
た入札物件に対して入札を希望する入札参加希望者2
は、入札参加登録のための入札登録情報を入札参加登録
ステップに従って入札参加者側データ管理部5で行う。
図3に示されているように、入札参加者側データ管理部
5では、自動処理に基づて入札参加希望者に対して入札
の説明が行われ、さらに、入札希望者に対して登録会員
として登録すべきか、もしくはお試しフリー会員として
今回のみ登録するかの選択を行わせる処理16がなされ
る。この選択結果に基づいて、登録会員として希望する
入札参加希望者Bに対しては入札参加者会員登録処理1
7が行われ、登録基本データの入力18がなされる。ま
た、フリー会員として希望する入札参加希望者Cに対し
てはフリー会員登録処理19が行われ、登録基本データ
の入力20がなされる。これらの処理の後、各入札参加
希望者B、Cには処理22,23により各々入札参加登
録者コードナンバーが割り当てられる。これらの情報は
発注者の登録情報と共に入札管理センターAMCにて管
理されることになる。また、この入札参加登録者コード
ナンバーの割り当てにより、各入札参加希望者(以後
“入札参加者”と称す)は、入札物件詳細ボックス15
内の情報への閲覧が可能となる。なお、フリー会員登録
された入札参加者に対しては、入札物件詳細ボックス1
5内の閲覧可能な物件数が限定されている。なお、フリ
ー会員登録者は入札参加登録回数も制限されている。
【0044】登録者コードナンバーが付与された物件発
注者Aは、発注条件提示枠取得の為の支払いを行う(課
金処理24)ことで、処理25により物件コードナンバ
ーが割り当てられ、入札参加者により入札条件が提示さ
れる入札ボックスABへのオープン鍵が付与される。な
お、この場合の課金処理24は必ずしも必要なものでは
なく、課金処理そのものを省略してもよい。オープン鍵
を付与することで、他人による入札ボックスへの進入を
防ぐことができる。一方、登録者コードナンバーが割り
当てられた入札参加者B、Cは、参加希望物件の紹介が
行われた後、入札物件詳細ボックス15(及び入札広場
3)への閲覧(27,28)を行い、入札希望物件の詳
細情報(最終発注条件)を確認して入札に参加するかど
うかを決定する。入札参加者が詳細情報の確認により入
札の参加を決定した場合、各入札参加者は入札管理セン
ターAMCへの入札参加料の支払い(課金処理29)を
行い、処理30により参加コードナンバーを取得する。
ここで、課金処理29は必ずしもこの段階で行われる必
要がなく、必要に応じて何れの段階でも課金処理29を
行う(即ち、入札参加者に対して入札参加料の支払いを
要求する)ことができる。参加コードナンバーの取得に
より、入札ボックスABへの入札条件の提示が可能とな
る。なお、入札ボックスABの設置は各物件毎に行われ
るものであり、これに伴い、コードナンバーの割り当て
等も物件毎に行われる。
【0045】参加コードナンバーを取得した入札参加者
は、入札物件毎に各々の入札条件を入札ボックスのシス
テムに対応する入札書式に合致させるための入札書式3
1を受け、更に入札書類の作成32をした後、最終的に
入札条件を入札ボックスAB内へ提示する。入札書式設
定処理により悪戯な入札が排除され、さらには入札参加
者(入札条件)としての適合性についての管理も可能と
なる。このようにして入札ボックスAB内へ提示された
入札書式に適合した入札条件(見積書等)は、物件発注
者による分解・整理に基づく情報整理の為の処理を受
け、物件発注者の入札判断が容易な形態に修正される。
【0046】物件発注者は、自由に(逐一若しくは入札
満了期間後に)オープン鍵により入札ボックスABを開
錠し、独自な判断により、入札ボックス自動システムを
利用して入札参加者を絞り込み、入札管理センターAM
Cの管理情報を利用して絞り込んだ入札参加者の信用デ
ータを入手し、さらには独自の調査、検討、入札参加者
との面接等を行うことで、最終的に落札者の決定26を
行う。なお、落札者の決定は落札者の存在しない場合も
含む。
【0047】前述したように、入札期間満了後の入札ボ
ックスABは全ての入札参加者に対して公開33される
ように設定されている。ただし、必要に応じてフリー会
員登録者には公開33をしないようにすることも可能で
ある。入札ボックスABを公開させることで、落札でき
なかった入札参加者は入札の公正さを判断することがで
き、また、落札者との入札条件の違いを比較すること
で、自乗努力が促されるからである(例えば、品質、価
格、納期、設備、会社の規模、独自の技術、宣伝等)。
また、同時に発注者と落札者の名前も公開されることに
なるので、発注者に対しては発注(支払い、発注の仕
方)に対する責任を持たせ、落札者に対しては納品に対
する責任を持たせることが可能となり、双方のレベルア
ップといった効果が得られるからである。なお、公開情
報としては、全ての情報を直接開示せずに、入札状況を
統計的に整理したデータを開示するようにしてもよく、
これにより入札ボックスのシステム化を図ることができ
る。
【0048】なお、発注者並びに落札者は、その落札結
果並びに落札物件の納品結果を入札管理センターAMC
に報告する義務があり、この報告に基づいて入札に関す
る落札情報を含む新規情報の作成処理34がなされ、こ
の情報が入札広場に掲載されることになる。これによ
り、入札広場3にアクセスした発注希望者や入札希望者
は、発注者の満足度、落札者の信頼度等の関する判断が
容易となり、後の入札に対する手助けとなる。
【0049】入札管理センターAMCでは、上述した発
注者(発注希望者)並びに入札参加者(入札参加希望
者)に関する情報や、発注条件、入札条件に関わる全て
の情報の管理を行っており、これらの管理情報に基づい
て入札管理が行われている。また、上述した入札管理セ
ンターAMCの処理は自動処理をベースとするものであ
ったが、これに加え、人的処理をベースとする処理も行
われている。例えば、発注者に発注条件作成の為の簡易
なアドバイスを与え、作成発注条件のチェック、入札ボ
ックスのチェック・編集を行い、落札結果の報告に基づ
いて落札情報を作成し入札広場の掲示板に掲載し、物件
対応の入札書式を発行し、発注条件の詳細をデータ化
し、入札広場の運営管理等を行うことがあげられる。
【0050】図5は図2で示される入札管理システムの
第二の実施態様を示したものである。
【0051】本実施態様は基本的に図3,4で示される
実施態様と同様な構成であるが、特に、発注条件自動処
理アドバイス部6並びに発注条件データ作成部7とを一
体に構成した点が大きく異なる。その他若干の構成上の
相違があり、これらの相違も含めて、特に図3,4で示
される実施態様と構成上異なる部分に関してのみ説明す
る。なお、図3,4の実施態様と同様な構成に関しては
同一の符号を付しており、重複説明は省略する。
【0052】図5で示されるように、本実施態様では、
発注条件自動処理アドバイス部6と発注条件データ作成
部7とが一体化した発注条件自動処理アドバイス部35
として構成されている。図3,4で示される実施態様で
は、発注希望者への登録コードナンバー付与後に発注条
件を作成していたが、本実施態様では発注条件作成まで
を段階的アドバイスの中で行い、その後に発注希望者に
登録してもらうように設定されている。また、本実施態
様では、専門ウェブ群8へのリンク先への選択は自動処
理アドバイスの中で行うことで、自分に適したリンク先
の選択を容易に行うことができる。また、専門ウェブ群
8でも、本システムが準備した発注条件作成のフォーマ
ットを共有することで発注条件の作成を容易にしてい
る。発注希望者の専門ウェブ群(専門ウェブ、専門家)
8への紹介は発注条件自動処理アドバイス部35で発注
条件作成のフォーマットでアドバイスされているが、こ
の専門ウェブ群8へのリンクには登録が必要であるが、
この場合の料金は無料とすることが好ましい。
【0053】また、図3,4で示される実施態様では、
物件発注者会員登録9と登録者基本データ入力処理10
とが別処理で行われていたが、本実施態様では、物件発
注者会員登録とその登録者基本データ入力とが一体で行
われている(36)。同様、図3,4で示される実施態
様で別処理として行われていた入札参加者会員登録17
(19)と登録者基本データ入力18(20)とが、本
実施態様では一体で行われている(37,38)。ここ
で、物件発注者の会員登録は基本的には無料とすること
が好ましいが、入札参加登録希望者は各々有料とするこ
とが好ましい。また、入札参加物件会員登録とは入札参
加する物件毎に参加料を払う登録スタイルをいい、ま
た、入札参加月会員とは会員の月額料金の中に物件入札
の参加費が含まれる登録スタイルをいう。なお、図5で
は、入札参加者Bが月極の入札参加登録を行っている
(入札参加月会員登録)場合を示しているが、月極に限
らず所定期間(例えば、一週間、半年、一年等)の料金
支払いの会員登録としてもよい。
【0054】また、図3,4で示される実施態様では、
具体的に物件が無い登録希望者も物件発注者として登録
されていたが、そのような者は除外され、物件発注希望
者は必ず発注条件自動アドバイス部を通過後に登録され
るよう制限してもよい。
【0055】図3,4で示される実施態様では、入札物
件詳細ボックス15は登録コードナンバー取得後の入札
参加者に公開していたが、本実施態様では、入札物件詳
細ボックス15内の詳細情報を入札広場にアクセスした
任意の者(発注希望者、入札参加希望者等)等に公開し
ている点で異なる。但し、プライバシーの問題等が予想
されることもあり、物件発注者名、工事物件の場合の物
件名等の公開は、物件発注者の意向に基づき非公開にす
ることもできる。
【0056】本実施態様では、図3,4で示される実施
態様の最終発注条件の決定処理12と発注条件のデータ
化処理12とが一体化され、物件確定の為の時度言う処
理・人的処理ベース処理39として構成されており、こ
の処理39の後段に課金処理24が行われている。な
お、課金処理24に続く物件コードナンバー付与25の
後、物件情報(物件詳細情報も含む)は入札広場3,入
札物件詳細ボックス15で一般に公開40されるだけで
なく、入札参加月会員へもメールとしてその情報が発信
されている。なお、この情報は月会員全てに無作為に発
信されるのではなく、登録基本データ入力の際に職種、
希望物件種等によって分類され、このデータに基づいて
公開物件に関係のある月会員だけに発信されることが好
ましい。
【0057】また、入札参加登録者コードナンバーの付
与後各登録入札参加登録者(特に月会員B)は、物件参
加の意思表示41を入札管理センターAMCに行い、場
合によっては入札参加物件会員Cと同様に参加料の支払
い42を行った後に、物件参加コードナンバーが付与4
3される。これは、月会員でも場合(物件発注者の意志
等)により新たに参加料を必要とする物件もあり得るか
らである。物件参加コードナンバー付与43の後、物件
毎の入札書式が取得31され、ここで物件発注者名、物
件名等の詳細情報が入札参加者に提示される。その後、
入札書類の作成32が行われ、入札ボックスABへ入札
条件が提示される。
【0058】入札期限満了後の入札ボックスAB内の情
報は、落札者以外の入札参加者によりアクセス44され
ることで公開され、後の検討材料として提供される。
【0059】なお、物件発注者が入札ボックスAB内の
入札条件を検討して落札者を決定26する段階で、物件
発注者は入札参加者との直接面談に加え、入札管理セン
ターの管理する入札参加者データの照会することで落札
者決定の参考にすることができる。また、落札者の決定
は落札者の存在しない場合も含むことは前述したとおり
である。
【0060】なお、本発明の実施形態における発注対象
としては、特に建築物等のものに限定されることはな
く、例えば家具等であってもよく、有形無形を問わず様
々な商取引対象に対して適応することが可能である。ま
た、発注形態としても、オーダー又はセミオーダーの入
札であってもよい。さらに、本発明の実施形態では、発
注対象として専門知識が必要な場合に特に有効である
が、専門知識をあまり必要としない発注対象であって
も、発注者が具体的な発注対象を有さない場合のように
発注条件自体が無いか、若しくは発注条件が発注対象に
対し著しく不適切な場合に、発注者に対して入札管理セ
ンターAMC等によりアドバイスを行うことで、入札に
適した発注条件の作成の手助けとなる。
【0061】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の実施態様に
よれば、民間(企業、一般)の為のより安全で公正な入
札を確立できる自動入札管理システムが提供される。ま
た、入札参加者と発注者との間での発注条件の不備によ
るトラブルを引き起こすことがなく、また、発注条件自
体入札に適した形態となっていることから、入札参加者
による入札条件の設定がより容易に行え、しかも入札が
公正にかつ円滑に行われる。さらに、自由競争入札によ
り安く、高品質なものを得ることを目的とするため、品
質の向上と、低価格の高品質の商品の供給に役に立つこ
とができる。加えて、オーダー・セミオーダ単位の入札
が可能なので、中小、零細、個人の埋もれた技術の発掘
に役立つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のコンピュータネットワークシステムを利
用した逆オークションシステムの概略図である。
【図2】本発明のコンピュータネットワークシステムを
利用した入札管理システムの第一の実施態様の基本的な
概念図である。
【図3】本発明の入札管理システムの第一の実施態様
を、建築物の建築請負入札に適応した場合の発注者と入
札参加者に対する入札管理システム内の具体的な処理の
流れ(前半)を示したものである。
【図4】本発明の入札管理システムの第一の実施態様
を、建築物の建築請負入札に適応した場合の発注者と入
札参加者に対する入札管理システム内の具体的な処理の
流れ(後半)を示したものである。
【図5】本発明の入札管理システムの第二の実施態様
を、建築物の建築請負入札に適応した場合の発注者と入
札参加者に対する入札管理システム内の具体的な処理の
流れを示したものである。
【符号の説明】
1 物件発注者 2 入札希望者 3 入札広場 4 発注者側データ管理部 5 入札参加者側データ管理部 6 発注条件自動処理アドバイス部 7 発注条件自動データ作成部 8 専門職ウェブ群 AMC 入札管理センター AB 入札ボックス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 514 G06F 17/60 514 Fターム(参考) 5B049 AA02 BB05 DD01 EE05 FF03 GG02 GG04 GG07

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発注者と、該発注者による発注条件に基
    づいて受注を希望する入札参加者との間での、コンピュ
    ータネットワークシステムを利用した入札を管理する入
    札管理システムにおいて、発注者がアクセスし、仮発注
    条件を入力することで、該仮発注条件に対して発注対象
    に応じた入札適合性を判断し、入札のための適正な発注
    条件が作成されるようアドバイスを与える発注条件自動
    処理アドバイス手段を備えたことを特徴とする入札管理
    システム。
  2. 【請求項2】 前記発注条件処理アドバイス手段は適正
    な発注条件作成のための自己診断処理手段を有すること
    を特徴とする請求項1記載の入札管理システム。
  3. 【請求項3】 前記発注条件処理アドバイス手段は、該
    発注者による発注対象に応じた専門組織ウェブ群へのリ
    ンク手段を有し、該専門組織ウェブ群によるアドバイス
    に基づいて該発注者による仮発注条件をより入札に適し
    た発注条件にすることを特徴とする請求項1記載の入札
    管理システム。
  4. 【請求項4】 前記専門組織ウェブ群によるアドバイス
    を受けた前記発注者は、該アドバイスに基づいて更なる
    仮発注条件を作成し、該仮発注条件を再度該発注条件処
    理アドバイス部での入札適合性判断処理に供すること
    で、該発注者、該発注条件処理アドバイス部並びに該専
    門組織ウェブ群間で循環リンクを形成し、入札に対する
    適合性がより高められた発注条件を形成することを特徴
    とする請求項3記載の入札管理システム。
  5. 【請求項5】 発注者と、該発注者による発注条件に基
    づいて受注を希望する入札参加者との間での、コンピュ
    ータネットワークシステムを利用した入札を管理する入
    札管理システムにおいて、該発注者が、該発注条件に基
    づいて入札を決定したときに、入札を決定した該発注者
    に対して割り当てられ、且つ受注を希望した入札参加者
    の入札条件を受け付ける入札ボックスを備え、該入札ボ
    ックス内の情報は、所定期間経過後に公開されることを
    特徴とする入札管理システム。
  6. 【請求項6】 前記発注者への入札ボックスの割り当て
    は、該発注者の発注対象毎に割り当てられることを特徴
    とする請求項5記載の入札管理システム。
  7. 【請求項7】 前記入札ボックス内の情報の公開は、入
    札期間満了後に行われることを特徴とする請求項5記載
    の入札管理システム。
  8. 【請求項8】 前記発注者には、前記入札ボックスを開
    錠するためのオープン鍵が与えられ、該オープン鍵によ
    り前記入札ボックスを開錠することで、前記入札参加者
    の入札条件の内容を確かめることが可能となることを特
    徴とする請求項5記載の入札管理システム。
  9. 【請求項9】 発注者と、発注者による発注条件に基づ
    いて受注を希望する入札参加者との間での、コンピュー
    タネットワークシステムを利用した入札を管理する入札
    管理システムにおいて、前記発注者並びに前記入札参加
    者によりアクセスされ、入札対象に関する情報を公開す
    ることで該発注者と該入札参加者とによる入札を促す公
    開入札部と、公開入札部を介して入力された仮発注条件
    に対して、入札に適した適合発注条件を作成するための
    自己診断機能を有する自動発注条件作成部と、前記発注
    者が、該自動発注条件作成部により作成された該発注者
    による適合発注条件に基づいて入札を決定した時に、該
    発注者に割り当てられ、且つ該発注者の適合発注条件に
    対して、受注を希望した入札参加者の入札条件を受け付
    ける入札ボックスとからなり、該発注者により該入札ボ
    ックスから最適な入札条件が選択されることで入札を完
    了することを特徴とする入札管理システム。
  10. 【請求項10】 前記自動発注条件作成部は、前記仮発
    注条件に対して発注対象に応じた入札適合性を判断し、
    入札のための適正な発注条件が作成されるようアドバイ
    スを与える発注条件自動処理アドバイス手段と、該アド
    バイスを受けた仮発注条件に基づいて、入札に適した発
    注条件を作成する発注条件作成手段とからなることを特
    徴とする請求項9記載の入札管理システム。
  11. 【請求項11】 前記入札ボックス内の情報は、所定期
    間経過後に公開されることを特徴とする請求項9入札管
    理システム。
  12. 【請求項12】 前記発注者への入札ボックスの割り当
    ては、該発注者の発注対象毎に割り当てられることを特
    徴とする請求項9記載の入札管理システム。
  13. 【請求項13】 前記入札ボックス内の情報の公開は、
    入札期間満了後に行われることを特徴とする請求項9記
    載の入札管理システム。
  14. 【請求項14】 前記発注者には、前記入札ボックスを
    開錠するためのオープン鍵が与えられ、該オープン鍵に
    より前記入札ボックスを開錠することで、前記入札参加
    者の入札条件の内容を確かめることが可能となることを
    特徴とする請求項9記載の入札管理システム。
  15. 【請求項15】 前記発注者と、該発注者により選択さ
    れた入札条件を提示した落札者とによる落札結果は、前
    記入札公開部で公開されることを特徴とする請求項9記
    載の入札管理システム。
  16. 【請求項16】 前記発注者による発注対象が建築物件
    等のオーダー物件であることを特徴とする請求項9記載
    の入札管理システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013164671A (ja) * 2012-02-09 2013-08-22 Nomura Research Institute Ltd チケット入札システム、仲介サーバ
JP2014134941A (ja) * 2013-01-10 2014-07-24 Hidetake Yomogiyama 物件・物品の取引システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013164671A (ja) * 2012-02-09 2013-08-22 Nomura Research Institute Ltd チケット入札システム、仲介サーバ
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