JP2013164671A - チケット入札システム、仲介サーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】チケット不足時、効率的かつ合理的に、チケット希望者とチケット提供者をマッチングすることが可能なチケット入札システム等を提供する。
【解決手段】チケット管理サーバ7は、仲介依頼情報を仲介サーバ6に送信する(S1)。仲介サーバ6は、チケット管理サーバ7から仲介依頼情報を受け付けて、調達情報を端末8bに提供する(S2)。チケット提供者5が入札金額を入力すると、端末8bは、入札金額及びチケット提供者5のチケット情報を仲介サーバ6に送信する(S4)。仲介サーバ6は、チケット提供者5の中から落札者を決定し(S5)、落札情報をチケット管理サーバ7に送信する(S6)。
【選択図】図3

Description

本発明は、チケット不足時のチケット希望者にチケットを提供することを支援するチケット入札システム等に関するものである。
近年、航空券のチケット発券業務では、チケットレスシステムが導入されている。チケットレスシステムでは、顧客は予約段階においてクレジットカード等により予約及び決済を完了し、搭乗日にチェックイン窓口においてクレジットカード番号や与えられた予約番号に従ってチェックインを行い、搭乗券を得る。例えば、特許文献1には、チケットレスシステムにおいて、旅客が簡便に予定便の運航状況を確認することが可能な予約便情報供給システムが開示されている。
ところで、チケット発券業務では、ダブルブッキング(オーバーブッキングとも言う。)が発生したり、天変地異(台風、地震、洪水等)により運航(運行)ダイヤが乱れたりすることによって、チケットが不足することがある。チケットの不足時には、どうしてもその便に乗りたいという顧客(以下、「チケット希望者」という。)も多い。例えば、飛行機の搭乗券が不足すると、航空会社の社員は、別便への振替等を条件として、搭乗券が不足している便の搭乗券を譲ってもらう顧客(以下、「チケット提供者」という。)を募集する。航空会社は、譲ってもらうときの特典として、チケット提供者に対して、マイレージサービスのマイルを付与したり、振替の便においてビジネスクラスへのアップグレードを行ったりする。
特開2003−223489号公報
しかしながら、対面によってチケット提供者を募集することは、非常に効率が悪い。航空会社の人的負荷がかかるだけでなく、人的負荷をかけたとしても、チケット提供者を探すことができない場合もある。また、特典内容が曖昧になりがちであり、チケット提供者は合理的な判断ができない。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすることは、チケット不足時、効率的かつ合理的に、チケット希望者とチケット提供者をマッチングすることが可能なチケット入札システム等を提供することである。
前述した目的を達成するために第1の発明は、チケット管理サーバ、仲介サーバ及び端末がネットワークを介して接続され、チケット不足時のチケット希望者にチケットを提供することを支援するチケット入札システムであって、前記仲介サーバは、チケットの調達情報を前記端末に提供する調達情報提供手段と、チケット提供者によって入力される入札金額を前記端末から受け付けて、前記チケット提供者の中から落札者を決定する落札者決定手段と、前記落札者のチケット情報を含む落札情報を、前記チケット管理サーバ又は前記端末に送信する落札情報通知手段と、を具備するチケット入札システムである。第1の発明によって、チケット不足時、効率的かつ合理的に、チケット希望者とチケット提供者をマッチングすることが可能となる。
例えば、第1の発明における前記調達情報提供手段は、前記チケット管理サーバから仲介依頼情報を受け付けて、前記調達情報を生成する。これによって、航空会社等の事業者が仲介会社に対してチケット仲介を依頼するケースにおいて、効率的かつ合理的に、チケット希望者とチケット提供者をマッチングすることが可能となる。
また、例えば、第1の発明における前記調達情報提供手段は、チケット希望者によって入力される仲介依頼情報を前記端末から受け付けて、前記調達情報を生成し、第1の発明は、更に、チケット希望者によって入力される前記落札情報に対する承諾メッセージを前記端末から受け付けて、チケット再発行依頼情報を前記チケット管理サーバに送信する再発行依頼手段、を具備する。これによって、チケット希望者が、仲介会社に対してチケット仲介を依頼するケースにおいて、効率的かつ合理的に、チケット希望者とチケット提供者をマッチングすることが可能となる。
また、第1の発明における前記調達情報提供手段は、座席交換希望者によって入力される仲介依頼情報を前記端末から受け付けて、座席交換希望情報を生成し、生成される前記座席交換希望情報を前記端末に提供し、前記落札者決定手段は、座席交換提供者によって入力される入札金額を前記端末から受け付けて、前記座席交換提供者の中から前記落札者を決定し、第1の発明は、更に、座席交換希望者によって入力される承諾メッセージを前記端末から受け付けて、座席交換情報を前記チケット管理サーバに送信する座席交換依頼手段、を具備する。これによって、家族や同僚等と一緒に搭乗する場合、並び座席に座りたいという要望を満たす為に、チケットを確保した顧客同士でチケットを交換する仕組みを提供することができる。
第2の発明は、チケット管理サーバ及び端末とネットワークを介して接続され、チケット不足時のチケット希望者にチケットを提供することを支援するチケット入札システムにおける仲介サーバであって、チケットの調達情報を前記端末に提供する調達情報提供手段と、チケット提供者によって入力される入札金額を前記端末から受け付けて、前記チケット提供者の中から落札者を決定する落札者決定手段と、前記落札者のチケットに関する情報を含む落札情報を、前記チケット管理サーバ又は前記端末に送信する落札情報通知手段と、を具備する仲介サーバである。第2の発明によって、チケット不足時、効率的かつ合理的に、チケット希望者とチケット提供者をマッチングすることが可能となる。
本発明により、チケット不足時、効率的かつ合理的に、チケット希望者とチケット提供者をマッチングすることが可能なチケット入札システム等を提供することができる。
チケット入札システム1の概要を示す図 仲介サーバ6、チケット管理サーバ7、端末8a、8bのハードウエア構成図 第1実施形態におけるチケット入札処理の流れを示すフローチャート 第2実施形態におけるチケット入札処理の流れを示すフローチャート
以下図面に基づいて、本発明の実施形態を詳細に説明する。以下では、チケット発券業務として、特に、航空会社におけるチケット発券業務を例に挙げて説明する。但し、本発明の適用範囲は航空会社におけるチケット発券業務に限らない。本発明は、前述した課題があるチケット発券業務に対して適用すれば、同様の効果を奏する。前述した課題があるチケット発券業務としては、例えば、新幹線、列車及び長距離バス等の乗車券、映画、コンサート、レストラン及びスポーツ観戦等の入場券、並びに、ホテル及び旅館等の宿泊券、等に関するチケットを発券する業務が挙げられる。
最初に、図1及び図2を参照しながら、全ての実施形態において共通する本発明の構成を説明する。
図1は、チケット入札システム1の概要を示す図である。図1に示すように、チケット入札システム1は、仲介サーバ6、チケット管理サーバ7、及び端末8a、8b等が、ネットワーク9を介して接続されて構成されている。
仲介サーバ6は、仲介会社2が所有するサーバである。チケット管理サーバ7は、航空会社3が所有するサーバである。端末8aは、チケット希望者4が操作する端末である。端末8bは、チケット提供者5が操作する端末である。端末8a、8bは、航空会社3が空港等において提供する据置型端末でも良いし、チケット希望者4やチケット提供者5が所有する据置型端末又は携帯型端末であっても良い。チケット管理サーバ7は、航空会社3ごとに存在する。つまり、複数の航空会社3がチケット入札システム1を共同利用する場合、チケット管理サーバ7は複数である。また、端末8a、8bも複数である。
仲介サーバ6及びチケット管理サーバ7は、典型的には、サーバ用OS(Operating
System)やDBMS(DataBase Management System)等がインストールされている1又は複数のコンピュータによって構成される。端末8a、8bは、ボックス型専用受付端末、デスクトップ型PC(Personal Computer)、ノート型PC、スマートフォン、タブレット型端末、携帯電話端末、ゲーム端末等、様々なコンピュータが考えられる。
仲介サーバ6は、チケット不足時のチケット希望者にチケットを提供することを支援する。仲介サーバ6は、例えば、以下の機能を備える。
・チケットの調達情報を端末8bに提供する調達情報提供機能
・チケット提供者5によって入力される入札金額を端末8bから受け付けて、チケット提供者5の中から落札者を決定する落札者決定機能
・落札者のチケットに関する情報を含む落札情報を、チケット管理サーバ7又は端末8aに送信する落札情報通知機能
チケット管理サーバ7は、例えば、空席情報提供機能、チケット予約機能、チケット発券機能、決済機能、チケット再発行機能等を備える。これらの機能は公知であるため、説明を省略する。
端末8a、8bは、仲介サーバ6及びチケット管理サーバ7等から受信するデータを表示したり、チケット希望者4及びチケット提供者5等によって入力されるデータを仲介サーバ6及びチケット管理サーバ7等に送信したりする。
図2は、仲介サーバ6、チケット管理サーバ7、端末8a、8bのハードウエア構成図である。尚、図2のハードウエア構成は一例であり、用途、目的に応じて様々な構成を採ることが可能である。
仲介サーバ6、チケット管理サーバ7、端末8a、8bを実現するコンピュータは、制御部11、記憶部12、入力部13、表示部14、通信制御部15等が、バス16を介して接続される。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成される。CPUは、記憶部12、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス16を介して接続された各装置を駆動制御し、コンピュータが行う後述する処理を実現する。ROMは、不揮発性メモリであり、コンピュータのブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持している。RAMは、揮発性メモリであり、記憶部12、ROM、記録媒体等からロードしたプログラム、データ等を一時的に保持するとともに、制御部11が各種処理を行う為に使用するワークエリアを備える。
記憶部12は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリであり、制御部11が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS(Operating System)等が格納される。プログラムに関しては、OSに相当する制御プログラムや、後述する処理をコンピュータに実行させるためのアプリケーションプログラムが格納されている。これらの各プログラムコードは、制御部11により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて各種の手段として実行される。
入力部13は、データの入力を行い、例えば、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、テンキー等の入力装置を有する。ユーザは、入力部13を介して、コンピュータに対して、操作指示、動作指示、データ入力等を行うことができる。表示部14は、液晶パネル、有機EL等のディスプレイ装置、ディスプレイ装置と連携してコンピュータのビデオ機能を実現するための論理回路等(ビデオアダプタ等)を有する。尚、入力部13及び表示部14は、タッチパネルディスプレイのように、一体となっていても良い。
通信制御部15は、通信制御装置、通信ポート等を有し、コンピュータとネットワーク9間の通信を媒介する通信インタフェースであり、ネットワーク9を介して、他のコンピュータ間との通信制御を行う。ネットワーク9は、有線、無線を問わない。バス16は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
<第1実施形態>
次に、図3を参照しながら、本発明の第1実施形態について説明する。第1実施形態は、航空会社3が、仲介会社2に対してチケット仲介を依頼するケースである。このようなケースは、例えば、航空会社3がダブルブッキング(オーバブッキング)の予約を受け付けてしまった場合や、天変地異により運航ダイヤが乱れている中で特別な顧客にチケットを準備する必要がある場合等が考えられる。
図3は、第1実施形態におけるチケット入札処理の流れを示すフローチャートである。図3に示すように、チケット管理サーバ7は、仲介依頼情報を仲介サーバ6に送信する(S1)。仲介依頼情報は、チケット希望者4が希望するチケット情報や落札希望情報である。チケット情報は、例えば、搭乗日、搭乗時間帯、出発地、到着地、搭乗クラス、搭乗人数等である。落札希望情報は、例えば、落札金額の上限、座席の位置や並び(複数名の場合、並び席を希望するか否か等)等である。
仲介サーバ6は、チケット管理サーバ7から仲介依頼情報を受け付けて、調達情報を生成し、端末8bに提供する(S2)。調達情報は、仲介依頼情報に含まれるチケット情報や落札希望情報の他に、入札条件情報等が含まれる。入札条件情報は、例えば、入札制限時間等である。入札制限時間は、出発予定時刻の所定時間前(例えば、1時間前)である。仲介サーバ6は、チケット管理サーバ7に出発予定時刻を問い合わせて入札制限時間を計算しても良いし、チケット管理サーバ7から仲介依頼情報として入札制限時間を受信しても良い。
端末8bは、チケット提供者5の操作に応じて、調達情報を表示する(S3)。チケット提供者5が入札制限時間までに入札金額を入力すると、端末8bは、入札金額及びチケット提供者5のチケット情報を仲介サーバ6に送信する(S4)。S3及びS4の処理は、1又は複数の端末8bにおいて実行される。
仲介サーバ6は、1又は複数の端末8bから入札金額を受信し、入札制限時間になると、チケット提供者5の中から落札者を決定する(S5)。仲介サーバ6は、例えば、入札金額が最も高いチケット提供者5を落札者とする。そして、仲介サーバ6は、落札情報をチケット管理サーバ7に送信する(S6)。落札情報は、落札金額及び落札者のチケット情報である。
チケット管理サーバ7は、仲介サーバ6から受信する落札情報を端末8aに提供する(S7)。端末8aは、チケット希望者4の操作に応じて、落札情報を表示する(S8)。チケット希望者4が承諾する旨を入力すると、端末8bは、承諾メッセージをチケット管理サーバ7に送信する(S9)。
チケット管理サーバ7は、チケット再発行処理を行う(S10)。チケット再発行処理は、落札者のチケット情報を消去し、チケット希望者4のチケット情報を発行する処理である。チケット再発行処理は公知である為、説明を省略する。
チケット管理サーバ7は、入金処理を行い(S11)、入金情報を仲介サーバ6に送信する(S12)。S11の入金処理では、入金額=落札金額+仲介手数料の合計、入金元=航空会社3、入金先=仲介会社2、である。
仲介サーバ6は、入金処理を行い(S13)、入金情報を落札者が操作する端末8bに送信する(S14)。S13の入金処理では、入金額=落札金額、入金元=仲介会社2、入金先=落札者、である。従って、仲介手数料が仲介サーバ6の利益となる。
端末8bは、落札者の操作に応じて、仲介サーバ6から受信する入金情報を表示する(S15)。落札者は、入金情報を確認するとともに、必要に応じて所望の便を予約するための操作を行う。
以上の通り、第1実施形態におけるチケット入札システム1(仲介サーバ6)によれば、航空会社3が仲介会社2に対してチケット仲介を依頼するケースにおいて、効率的かつ合理的に、チケット希望者4とチケット提供者5をマッチングすることが可能となる。つまり、航空会社3は人的負荷をかけることなくチケット希望者4にチケットを準備することができ、かつチケット提供者5はチケット提供の恩恵を合理的に判断することができる。
尚、前述の説明では、提供したチケットの代替となり得るチケットについては、落札者自らが改めて予約するものとしたが、本発明はこの例に限定されない。例えば、仲介サーバ6が、振替便の情報を落札者に提供しても良いし、振替便を代理予約しても良い。振替便の条件は、例えば、同一の搭乗日、搭乗時間帯、出発地及び到着地の便である。このような条件を満たす便としては、例えば、以下のケースが考えられる。
・同一の航空会社の異なる出発時刻の便
・コードシェア便
・同一又は別の航空会社の乗り継ぎ便
仲介サーバ6は、例えば、各航空会社3のチケット管理サーバ7に対して、上記の条件を満たす便における空席状況を問い合わせて、空席がある便の情報を落札者に提供する。又は、仲介サーバ6は、予めチケット提供者5から代理予約の依頼を受け付けて、空席がある便を振替便として代理予約する。
<第2実施形態>
次に、図4を参照しながら、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態は、チケット希望者4が、仲介会社2に対してチケット仲介を依頼するケースである。このようなケースは、例えば、チケット希望者4の都合によりチケットを入手したい場合等が考えられる。
図4は、第2実施形態におけるチケット入札処理の流れを示すフローチャートである。チケット希望者4が入手したいチケット情報を入力すると、端末8aは、仲介依頼情報を仲介サーバ6に送信する(S21)。仲介依頼情報の内容は、第1実施形態と同様である。
仲介サーバ6は、端末8aから仲介依頼情報を受け付けて、調達情報を生成し、端末8bに提供する(S22)。調達情報は、第1実施形態と同様である。
端末8bは、チケット提供者5の操作に応じて、調達情報を表示する(S23)。チケット提供者5が入札制限時間までに入札金額を入力すると、端末8bは、入札金額及びチケット提供者5のチケット情報を仲介サーバ6に送信する(S24)。S23及びS24の処理は、1又は複数の端末8bにおいて実行される。
仲介サーバ6は、1又は複数の端末8bから入札金額を受信し、入札制限時間になると、チケット提供者5の中から落札者を決定する(S25)。そして、仲介サーバ6は、落札情報を端末8aに送信する(S26)。落札情報は、第1実施形態と同様である。
端末8aは、チケット希望者4の操作に応じて、落札情報を表示する(S27)。チケット希望者4が承諾する旨を入力すると、端末8bは、承諾メッセージを仲介サーバ6に送信する(S28)。
仲介サーバ6は、チケット再発行依頼情報をチケット管理サーバ7に送信する(S29)。チケット再発行依頼情報は、落札者のチケット情報及びチケット希望者4の顧客情報である。顧客情報は、例えば、氏名、性別、国籍、年齢等である。
チケット管理サーバ7は、チケット再発行処理を行う(S30)。チケット再発行処理は、第1実施形態と同様である。
チケット管理サーバ7は、請求処理を行う(S31)。S31の請求処理では、請求額=再発行手数料、請求元=航空会社3、請求先=仲介会社2、である。これに対して、仲介サーバ6は、第1の入金処理を行う(S32)。S32の入金処理では、入金額=再発行手数料、入金元=仲介会社2、入金先=航空会社3、である。
次に、仲介サーバ6は、第2の入金処理を行い(S33)、入金情報を落札者が操作する端末8bに送信する(S34)。S33の入金処理では、入金額=落札金額、入金元=仲介会社2、入金先=落札者、である。
端末8bは、落札者の操作に応じて、仲介サーバ6から受信する入金情報を表示する(S35)。落札者は、入金情報を確認するとともに、必要に応じて所望の便を予約するための操作を行う。
また、仲介サーバ6は、請求処理を行う(S35)。S35の請求処理では、請求額=落札金額+再発行手数料+仲介手数料、請求元=仲介会社2、請求先=チケット希望者4、である。これに対して、チケット希望者4によって操作される端末8aは、入金処理を行う(S36)。S36の入金処理では、入金額=再落札金額+再発行手数料+仲介手数料、入金元=チケット希望者4、入金先=仲介会社2、である。従って、仲介手数料が仲介サーバ6の利益となる。
以上の通り、第2実施形態におけるチケット入札システム1(仲介サーバ6)によれば、チケット希望者4が、仲介会社2に対してチケット仲介を依頼するケースにおいて、効率的かつ合理的に、チケット希望者4とチケット提供者5をマッチングすることが可能となる。つまり、航空会社3は人的負荷をかけることなくチケット希望者4にチケットを準備することができ、かつチケット提供者5はチケット提供の恩恵を合理的に判断することができる。
<変形例>
以下では、第1実施形態及び第2実施形態の変形例について説明する。例えば、OPENチケット(利用日が決まっていないチケット)は、当日まで座席が決まらず、並び座席に座ることができない場合がある。しかし、家族や同僚等と一緒に搭乗する場合、並び座席に座りたいという要望がある。そこで、変形例では、この要望を満たす為に、チケットを確保した顧客同士でチケットを交換する仕組みを提供する。
具体的には、本発明のチケット入札システム1において、仲介サーバ6が以下の機能を有する。
・座席交換希望者(チケット希望者4に対応)によって入力される仲介依頼情報を端末8aから受け付けて、座席交換希望情報(調達情報に対応)を生成し、生成される座席交換希望情報を端末8bに提供する機能
・座席交換提供者(チケット提供者5に対応)によって入力される入札金額を端末8bから受け付けて、座席交換提供者の中から落札者を決定する機能
・座席交換希望者によって入力される承諾メッセージを端末8aから受け付けて、座席交換情報(落札情報に対応)をチケット管理サーバ7に送信する機能
ここで、座席交換希望情報は、例えば、希望する座席群を識別する座席番号群である。また、座席交換情報は、例えば、座席交換希望者及び座席交換提供者の顧客情報である。
<利用例>
前述の説明では、航空会社におけるチケット発券業務を例にしたが、その他の利用例も考えられる。例えば、交通機関の乗車券、エンターテイメント業界の入場券、宿泊施設等の宿泊券では、航空券と比較して、ダブルブッキングが少ない。理由としては、以下のことが考えられる。
・バッファに余裕を持たせておき、余った分は格安料金で販売している。
・チケットの事前予約販売を行う場合であっても、別途本予約を必須とすることによってダブルブッキングを回避している。
・旅行代理店では、旅行の直前まで旅行者にホテル名を明かさないことによって、ダブルブッキングを回避している。
そこで、チケット不足時に限らずに本発明のチケット入札システム1を適用し、チケット購入者同士のチケットの流通を促進することによって、以下の効果を得ることができる。
・バッファを持たせる必要がない。従って、業者側は、余った分を格安料金で販売する必要がない。
・別途本予約が不要となり、利用者の利便性が向上する。チケットの所有者が変更になったときは、再発行手数料を徴収することによって、業者側も余計なコストがかからない。
・チケットの融通が容易なので、旅行代理店は旅行者にホテル名を明かすことができる。
また、本発明は、共同購入の仕組みによる格安クーポンに対しても効果がある。例えば、ホテルの宿泊券として5000円のクーポンを買い、事前予約まで行ったものとする。また、当日ホテルの空室状況を確認したところ、満室だったとする。このような場合、本発明のチケット入札システム1を利用することによって、チケット所有者は、例えば、7000円でクーポンを売って、別のホテルに宿泊することができる。
また、本発明のチケット入札システム1を利用することによって、クーポンの融通が容易となるので、業者は枚数未確定でクーポンを発行することができる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係るチケット入札システム等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………チケット入札システム
2………仲介会社
3………航空会社
4………チケット希望者
5………チケット提供者
6………仲介サーバ
7………チケット管理サーバ
8a、8b………端末
9………ネットワーク

Claims (5)

  1. チケット管理サーバ、仲介サーバ及び端末がネットワークを介して接続され、チケット不足時のチケット希望者にチケットを提供することを支援するチケット入札システムであって、
    前記仲介サーバは、
    チケットの調達情報を前記端末に提供する調達情報提供手段と、
    チケット提供者によって入力される入札金額を前記端末から受け付けて、前記チケット提供者の中から落札者を決定する落札者決定手段と、
    前記落札者のチケット情報を含む落札情報を、前記チケット管理サーバ又は前記端末に送信する落札情報通知手段と、
    を具備するチケット入札システム。
  2. 前記調達情報提供手段は、前記チケット管理サーバから仲介依頼情報を受け付けて、前記調達情報を生成する
    請求項1に記載のチケット入札システム。
  3. 前記調達情報提供手段は、チケット希望者によって入力される仲介依頼情報を前記端末から受け付けて、前記調達情報を生成し、
    更に、チケット希望者によって入力される前記落札情報に対する承諾メッセージを前記端末から受け付けて、チケット再発行依頼情報を前記チケット管理サーバに送信する再発行依頼手段、を具備する
    請求項1に記載のチケット入札システム。
  4. 前記調達情報提供手段は、座席交換希望者によって入力される仲介依頼情報を前記端末から受け付けて、座席交換希望情報を生成し、生成される前記座席交換希望情報を前記端末に提供し、
    前記落札者決定手段は、座席交換提供者によって入力される入札金額を前記端末から受け付けて、前記座席交換提供者の中から前記落札者を決定し、
    更に、座席交換希望者によって入力される承諾メッセージを前記端末から受け付けて、座席交換情報を前記チケット管理サーバに送信する座席交換依頼手段、を具備する
    請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のチケット入札システム。
  5. チケット管理サーバ及び端末とネットワークを介して接続され、チケット不足時のチケット希望者にチケットを提供することを支援するチケット入札システムにおける仲介サーバであって、
    チケットの調達情報を前記端末に提供する調達情報提供手段と、
    チケット提供者によって入力される入札金額を前記端末から受け付けて、前記チケット提供者の中から落札者を決定する落札者決定手段と、
    前記落札者のチケットに関する情報を含む落札情報を、前記チケット管理サーバ又は前記端末に送信する落札情報通知手段と、
    を具備する仲介サーバ。
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