JP2002157278A - ディレクトリ編集型情報検索装置、情報検索方法及びディレクトリ編集型情報検索プログラムを格納した記録媒体 - Google Patents

ディレクトリ編集型情報検索装置、情報検索方法及びディレクトリ編集型情報検索プログラムを格納した記録媒体

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JP2002157278A
JP2002157278A JP2000350395A JP2000350395A JP2002157278A JP 2002157278 A JP2002157278 A JP 2002157278A JP 2000350395 A JP2000350395 A JP 2000350395A JP 2000350395 A JP2000350395 A JP 2000350395A JP 2002157278 A JP2002157278 A JP 2002157278A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来は、ディレクトリ内容が利用者にとって
わかり難く、同じジャンルの複数のディレクトリに共通
に含まれているサブディレクトリは、検索結果の適合率
を悪化させ、また、利用者のニーズに応じた順序の表示
などができない。 【解決手段】 目的検索手段241は入力手段21から
利用者が入力したキーワードと一致するものが、目的デ
ータ記憶部231の中あるか検索し、一致する目的デー
タが存在するときには、キーワードと目的データの組み
合わせを整形して表示する。利用者が表示された目的の
一覧を見て、適切な目的を選択すると、目的検索手段2
41は、キーワードと目的から決定される表示文書リス
トを文書検索手段242に渡す。これにより、文書検索
手段242は、表示文書リストについて文書データ記憶
部232から文書タイトル、文書格納場所、文書説明文
などの文書データを検索し、得られた情報を利用者に提
示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディレクトリ編集型
情報検索装置、情報検索方法及びディレクトリ編集型情
報検索プログラムを格納した記録媒体に係り、特に利用
者が入力した目的に応じたディレクトリを検索する情報
検索装置、情報検索方法及びディレクトリ編集型情報検
索プログラムを格納した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のインターネットの普及により、ハ
イパーリンクで構造化された電子化文書を容易に検索す
ることが可能になっている。この電子化文書を検索する
手段の一つにディレクトリ検索がある。ディレクトリ検
索とは、予め文書を階層構造を持つディレクトリに分類
しておき、利用者は階層構造の最上位のディレクトリ
(以下、ルートディレクトリという)から関連するサブ
ディレクトリを辿ることによって、所望の文書に辿りつ
く方法である。
【0003】また、利用者が直接キーワードを入力し
て、そのキーワードがディレクトリ名に含まれるディレ
クトリを検索したり、キーワードが出現する文書とその
文書が含まれるディレクトリを検索することも可能であ
る。
【0004】また、従来のディレクトリ検索方法の一例
として、検索結果としてルートディレクトリからの経路
と、指定されたディレクトリの上下の階層のディレクト
リ内容を表示するディレクトリ検索装置が知られている
(特開平8−36512号公報)。
【0005】すなわち、この従来のディレクトリ検索装
置は、各々階層レベルが予め定められると共に、階層レ
ベルが異なり、かつ、互いに関連するディレクトリがリ
ンクされた複数のディレクトリを表すディレクトリ情報
を記憶した記憶手段と、複数の階層レベルに跨る検索範
囲を指定するための指定手段と、前記指定手段によって
指定された検索範囲内に存在するディレクトリを前記記
憶手段に記憶されたディレクトリ情報より検索する検索
手段と、前記検索手段によって検索されたディレクトリ
及び検索されたディレクトリのリンク状態を表示する表
示手段とを有し、所望のディレクトリを短時間で検索し
ようとするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
のディレクトリ検索装置には、以下の課題がある。第1
の課題は、ルートディレクトリからの経路やその上下の
階層のディレクトリ内容は情報が冗長であるため、利用
者にとってわかりにくく効率が悪いということである。
【0007】例えば、ディレクトリ名が「地域情報>日
本の地方>関東>茨城>旅行、交通>宿泊施設>ホテ
ル」のような非常に深い階層のディレクトリの場合、利
用者は冗長なディレクトリ名を読んでその意味を理解す
る必要がある。ディレクトリ名「地域情報>日本の地方
>関東>茨城>旅行、交通>宿泊施設>ホテル」の場
合、注意深く読めば「茨城のホテル」のことであると理
解できるが、「茨城」「ホテル」以外の余計な文字列も
読まなければならず、効率が悪い。
【0008】この問題を回避するために、ディレクトリ
の階層を浅く設計することによって冗長な名前のディレ
クトリを排除できるが、登録文書数が非常に多くなった
場合に各ディレクトリ内の文書数が多くなりすぎてしま
う。このように、第1の課題を回避してディレクトリ構
造を設計することは困難である。その原因は、従来のデ
ィレクトリ検索には、各階層のディレクトリの意味を端
的に表現する仕組みがなく、ルートディレクトリからの
経路によってそのディレクトリの意味を表現しようとし
ているからである。
【0009】第2の課題は、同じジャンルの複数のディ
レクトリに共通に含まれているサブディレクトリは、検
索結果の適合率を悪化させることである。例えば、図3
のディレクトリ103、104、105、106のよう
に「地域情報>北海道」「地域情報>東京」「地域情報
>大阪」「地域情報>沖縄」など地名のディレクトリの
下に、それぞれ共通な名前のディレクトリ「ホテル」が
含まれる場合、キーワードとして「ホテル」が入力され
ると検索結果には「地域情報>北海道>ホテル「地域情
報>東京>ホテル」「地域情報>大阪>ホテル」「地域
情報>沖縄>ホテル」などすべての地名の下のディレク
トリ「ホテル」が表示されてしまい、利用者の目的と関
係ない結果が多く並ぶことになる。
【0010】この問題を回避するために、ディレクトリ
の階層を制限して検索結果を表示するとしても、図3で
は「地域情報>大阪>ホテル」のような地名の下のディ
レクトリ「ホテル」の階層と「趣味>旅行>ホテル」の
階層は同じであるため、表示すべきディレクトリを区別
できない。一方、地名の下のディレクトリ「ホテル」を
削除すれば表示するディレクトリの数を制限できるが、
ルートディレクトリから階層をたどって「地域情報」の
中のホテル情報へ辿りつけなくなる。
【0011】このように、第2の課題を回避してディレ
クトリ構造を設計することは困難である。その原因は、
従来のディレクトリ検索では、入力キーワードに対する
利用者の目的を考慮せず、単純にキーワードに一致した
ディレクトリを検索結果に表示しているからである。
【0012】第3の課題は、検索結果に複数のディレク
トリを表示させる場合に、利用者のニーズに応じた順序
で表示できないことである。その原因は、従来のディレ
クトリ検索では、検索結果の表示順序について何ら考慮
されていないからである。
【0013】第4の課題は、検索結果の表示順序を利用
者のニーズの変遷に追従して変化させることができない
ことである。その原因は、第3の課題の原因と同様に従
来のディレクトリ検索では、検索結果の表示順序につい
て何ら考慮されていないからである。
【0014】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
各階層のディレクトリの意味を端的に表現し、入力キー
ワードに対して、不要な検索結果の表示を防ぎ、利用者
の目的の候補に限定した検索結果を提示し得るディレク
トリ編集型情報検索装置、情報検索方法及びディレクト
リ編集型情報検索プログラムを格納した記録媒体を提供
することを目的とする。
【0015】本発明の他の目的は、検索結果の表示件数
を制限し得るディレクトリ編集型情報検索装置、情報検
索方法及びディレクトリ編集型情報検索プログラムを格
納した記録媒体を提供することにある。
【0016】また、本発明の他の目的は、利用者のニーズ
に応じた検索結果を表示し得るディレクトリ編集型情報
検索装置、情報検索方法及びディレクトリ編集型情報検
索プログラムを格納した記録媒体を提供することにあ
る。
【0017】更に、本発明の他の目的は、利用者のニーズ
の変遷に追従して検索結果の表示順序を変更し得るディ
レクトリ編集型情報検索装置、情報検索方法及びディレ
クトリ編集型情報検索プログラムを格納した記録媒体を
提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するため、本発明は、利用者からの検索要求を受け付け
て適合する文書群を返答するディレクトリ編集型情報検
索装置であって、検索要求に関連した利用者の目的及び
結果の出力文を格納した目的データ記憶部と、検索要求
に関連した目的データを目的データ記憶部から検索し、
その検索した目的データのうち、利用者の目的と一致す
る目的データを出力文に変換して利用者に提示する目的
検索手段とを有する構成としたものである。
【0019】また、上記の第1の目的を達成するため、本
発明は、利用者からの検索要求を受け付けて適合する文
書群を返答するディレクトリ編集型情報検索方法であっ
て、入力された検索要求から利用者の目的を、目的及び
結果の出力文を格納した目的データ記憶部から検索する
第1のステップと、第1のステップによる検索の結果、
目的データ記憶部に利用者の目的と一致する目的データ
が存在する場合に、利用者にその一致する目的データを
提示する第2のステップと、各文書の文書データが記憶
されている文書データ記憶部から、第2のステップによ
る目的データの提示に応じた、利用者からの目的の指定
に適合する文書データを検索する第3のステップとを含
むことを特徴とする。
【0020】上記の本発明装置及び方法では、利用者の
目的と一致する目的データを出力文に変換して利用者に
提示するようにしたため、利用者が入力した目的データ
に応じて階層のディレクトリの意味を端的に表現した出
力文を利用者に提示することができる。
【0021】また、上記の第2の目的を達成するため、
本発明装置は、利用者からの検索要求を受け付ける入力
手段と、利用者が入力すると予測されるキーワード、利
用者がキーワードを入力する時に求めている情報群であ
る目的データ及び結果の出力文が記憶されている目的デ
ータ記憶部と、各文書の文書データが記憶されている文
書データ記憶部と、入力手段により受け付けた検索要求
中のキーワードに基づき、目的データ記憶部から検索要
求に対応した目的データを検索し、その検索した目的デ
ータのうち、利用者の目的と一致する目的データを出力
文に変換し、出力文に関連して入力手段を介して入力さ
れた目的データに応じて文書データ参照用データを生成
して出力する目的検索手段と、目的検索手段から受け取
った文書データ参照用データに基づいて、又は目的検索
手段により検索した目的データ中に利用者の目的と一致
する目的データが無かったときには検索要求中のキーワ
ードに基づいて、文書データ記憶部から所望の文書デー
タを検索する文書検索手段と、目的検索手段により変換
された出力文を利用者に提示し、文書検索手段による検
索結果を出力して利用者に提示する出力手段とを有する
構成としたものである。
【0022】また、上記の第2の目的を達成するため、
本発明方法は、第1のステップによる検索の結果、目的
データ記憶部に利用者の目的と一致する目的データが存
在しない場合に、入力された検索要求に基づき、各文書
の文書データが記憶されている文書データ記憶部から利
用者からの目的の指定に適合する文書データを直接に検
索する第4のステップと、第3のステップ又は第4のス
テップにより検索された文書データを出力する第5のス
テップを更に含むことを特徴とする。
【0023】上記の本発明装置及び方法では、目的デー
タ記憶部に利用者の目的と一致する目的データが存在し
ない場合に、入力された検索要求に基づき、各文書の文
書データが記憶されている文書データ記憶部から利用者
からの目的の指定に適合する文書データを直接に検索す
るようにすることで、目的データ記憶部には目的データ
の数を制限して格納でき、これにより利用者の目的に基
づいて検索結果として表示する項目を制限する。
【0024】また、本発明装置は上記の第3の目的を達
成するため、利用者からの検索要求を受け付ける入力手
段と、利用者が入力すると予測されるキーワード、利用
者がキーワードを入力する時に求めている情報群である
目的データ、目的の重要度及び結果の出力文が記憶され
ている第2の目的データ記憶部と、各文書の文書データ
が記憶されている文書データ記憶部と、入力手段により
受け付けた検索要求中のキーワードに基づき、第2の目
的データ記憶部から検索要求に対応した目的データを検
索し、その検索した目的データのうち、利用者の目的と
一致する目的データを重要度に応じた順番の出力文に変
換し、出力文に関連して入力手段を介して入力された目
的データに応じて文書データ参照用データを生成して出
力する目的検索手段と、目的検索手段から受け取った文
書データ参照用データに基づいて、又は目的検索手段に
より検索した目的データ中に利用者の目的と一致する目
的データが無かったときには検索要求中のキーワードに
基づいて、文書データ記憶部から所望の文書データを検
索する文書検索手段と、目的検索手段により変換された
出力文を重要度の順で利用者に提示し、文書検索手段に
よる検索結果を出力して利用者に提示する出力手段とを
有する構成としたものである。
【0025】また、上記の第3の目的を達成するため、本
発明の情報検索方法は、入力された検索要求から利用者
の目的を、検索要求に関連した利用者の目的及び結果の
出力文及び目的の重要度を格納した第2の目的データ記
憶部から検索する第1のステップと、第1のステップよ
る検索の結果、目的データ記憶部に利用者の目的と一致
する目的データが存在する場合に、利用者にその一致す
る目的データを第2の目的データ記憶部に格納された重
要度順に整列する第2のステップと、第2のステップに
より整列した順番で利用者に目的データを提示する第3
のステップと、各文書の文書データが記憶されている文
書データ記憶部から、第3のステップによる目的データ
の提示に応じた、利用者からの目的の指定に適合する文
書データを検索する第4のステップと、第1のステップ
による検索の結果、第2の目的データ記憶部に利用者の
目的と一致する目的データが存在しない場合に、文書デ
ータ記憶部から利用者からの目的の指定に適合する文書
データを直接に検索する第5のステップと、第4のステ
ップ又は第5のステップにより検索された文書データを
出力する第6のステップとを含むことを特徴とする。
【0026】本発明装置及び方法では、目的データ記憶
部に利用者の目的と一致する目的データが存在する場合
に、利用者にその一致する目的データを第2の目的デー
タ記憶部に格納された重要度順に整列した順番で利用者
に目的データを提示するようにしたため、目的データの
重要度、すなわち、利用者のニーズが大きい目的を検索
結果の上位に表示し、利用者の傾向を記録して検索結果
の表示順序に反映させることができる。
【0027】また、第4の目的を達成するため、本発明装
置は、利用者が選択した目的について、第2の目的デー
タ記憶部内の重要度を更新する目的スコア更新手段を更
に設けたことを特徴とする。また、第4の目的を達成す
るため、本発明方法は、第3のステップによる目的デー
タの提示に応じて、利用者から指定された目的の重要度
を更新する第7のステップを更に含むことを特徴とす
る。
【0028】上記の本発明装置及び方法では、利用者か
ら指定された目的の重要度を更新することにより、次回
からの目的データの提示順及び検索結果の表示順を決定
することができる。
【0029】更に、上記の目的を達成するため、本発明
の記録媒体は、上記の本発明装置又は方法をコンピュー
タに実現させるためのプログラムを記録した点に特徴を
有し、利用者からの検索要求を受け付けて適合する文書
群を返答するためのディレクトリ編集型情報検索プログ
ラムを記録した記録媒体であって、検索要求に関連した
利用者の目的及び結果の出力文を格納した目的データ記
憶部と、検索要求に関連した利用者の目的を目的データ
記憶部から検索し、その検索した目的データのうち、利
用者の目的と一致する目的データを出力文に変換して利
用者に提示する目的検索手段とをコンピュータに実現さ
せるディレクトリ編集型情報検索プログラムを記録した
ことを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)まず、本発
明の第1の実施の形態について図面を参照して詳細に説
明する。図1は本発明になるディレクトリ編集型情報検
索装置の第1の実施の形態のブロック図を示す。この実
施の形態の情報検索装置は、キーボード等の入力手段2
1と、ディスプレイ装置や印刷装置等の出力手段22
と、情報を記憶する記憶装置23aと、プログラムの制
御により動作するデータ処理装置24aとから構成され
ている。
【0031】記憶装置23aは、目的データ記憶部23
1と、文書データ記憶部232とを備えている。目的デ
ータ記憶部231には、図2に示すように、キーワー
ド、目的、表示文書リストが記憶されている。ここでキ
ーワードとは、利用者が入力すると予測されるキーワー
ドである。このキーワードは、複数の利用者の過去の検
索履歴から自動的に抽出することができる。目的とは、
利用者がそのキーワードを入力する時に求めている情報
群のことである。この目的は、複数の利用者の過去の検
索履歴から、キーワードとその共起語を抽出し、共起語
をグループ化することによって特定することができる。
この時、グループを階層化しておけば、階層を調整する
ことによって表示する目的の数を調整することができ
る。
【0032】表示文書リストとは、文書データ記憶部2
32に格納されている文書データへのポインタである。
この表示文書リストには、キーワードと目的の組み合わ
せに適合する文書群を指定する。図2では、表示文書リ
ストはある階層のディレクトリへのポインタとして表現
されている。この場合、表示文書リスト内のディレクト
リの意味を、キーワードと目的の組み合わせで端的に表
現していることになる。
【0033】文書データ記憶部232には、各文書の文
書タイトル、文書格納場所、文書説明文などの文書デー
タが記憶されている。文書データを従来のディレクトリ
構造で管理する場合、図3の各ディレクトリに文書タイ
トル、文書格納場所、文書説明文などの文書データのリ
ストが格納される。例えば、ディレクトリ100の名前
は「グルメ>レストラン>ホテル」である。格納される
文書データのリストの例を図4に示す。図4をみると、
ディレクトリ「グルメ>レストラン>ホテル」に格納さ
れている文書は「グルメファン」「口コミグルメ」「ネ
ットミシュラン」の3つであることがわかる。
【0034】データ処理装置24aは目的検索手段24
1と、文書検索手段242とを備えている。目的検索手
段241は、利用者から入力されたキーワードについ
て、目的データ記憶部231からキーワードに対応した
目的と表示文書リストを検索し、キーワード、目的、表
示文書リストを文書検索手段242に渡す。文書検索手
段242は、目的検索手段241から受け取ったキーワ
ード、目的、表示文書リストについて、文書データ記憶
部232から文書タイトル、文書格納場所、文書説明文
などの文書情報を検索する。
【0035】次に、図1及び図5を参照して本実施の形
態の動作について詳細に説明する。目的検索手段241
は入力手段21から利用者が入力したキーワードを受け
取り、目的データ記憶部231から目的データを検索す
る(図5のステップS11)。検索した目的データの中
にキーワードと一致する目的データが存在するかどうか
判定し(図5のステップS12)、一致する目的データ
が存在するときには、目的検索手段241はキーワード
と目的データの組み合わせを整形して表示する(図5の
ステップS13)。
【0036】続いて、利用者は表示された目的の一覧を
見て、適切な目的を選択する。目的検索手段241は利
用者からの目的の指定を受け取って、キーワードと目的
から決定される表示文書リストを文書検索手段242に
渡す(図5のステップS14)。文書検索手段242は
表示文書リストについて文書データ記憶部232から文
書タイトル、文書格納場所、文書説明文などの文書デー
タを検索し(図5のステップS15)、得られた情報を
利用者に提示する(図5のステップS16)。
【0037】また、図5のステップS12において、検
索した目的データ中にキーワードに一致する目的データ
が存在しなかった場合、文書検索手段242は目的検索
手段241からキーワードのみを受け取って、文書デー
タ記憶部232中のキーワードに一致するディレクトリ
または文書を直接検索し(図5のステップS15)、結
果を表示する(図5のステップS16)。
【0038】なお、本実施の形態では、あるキーワード
に対する利用者の目的を過去の検索履歴における共起語
から決定する方法について述べたが、他にも検索対象文
書中でのキーワードの共起語から決定する方法もあり、
本実施の形態で述べた方法に限定されない。
【0039】また、本実施の形態では、目的データ記憶
部231内の表示文書リストを文書データ記憶部232
内のディレクトリへのポインタとしたが、他にも表示文
書リストを文書番号のリストとし、文書データ記憶部2
32で文書データとして文書番号を追加して管理しても
よく、本実施の形態で述べた形式に限定されない。ま
た、その場合、文書データ記憶部232は従来のディレ
クトリ構造で文書データを管理する必要はなく、文書番
号、文書タイトル、文書格納先、文書説明文の項目から
なる二次元の表形式でもよく、本実施の形態で述べた形
式に限定されない。
【0040】また、本実施の形態では、文書データ記憶
部232内の文書データの項目として文書タイトル、文
書格納先、文書説明文として説明したが、他にも文書デ
ータの項目に文書本体のデータや文書スコアを追加し、
結果表示の際に文書スコア順に表示することなども考え
られ、本実施の形態で述べた形式に限定されない。
【0041】また、本実施の形態では、目的検索手段2
41が目的の一覧を表示した後、利用者が自分の検索要
求に適合する目的を選択する場合の動作について述べた
が、目的の一覧を表示する前に文書検索手段242を使
って文書データ記憶部232を検索し、目的とディレク
トリ内の文書の一部を検索結果として表示してもよい。
この場合、利用者は検索結果から直接文書を選択するこ
とができる。
【0042】次に、本実施の形態の効果について説明す
る。本実施の形態では、キーワードと目的の組み合わせ
に適合するディレクトリを検索結果として表示する。そ
のため、各ディレクトリの意味を端的に表現した検索結
果を利用者に提示することが可能であり、利用者は検索
結果の理解が容易になる。
【0043】また、本実施の形態では、利用者の目的を
キーワードの共起語をグループ化することによって特定
し、グループ化の階層(粒度)を調整することによって
検索結果の表示件数を制限している。そのため、入力キ
ーワードに対して、不要な検索結果の表示を防ぎ、利用
者の目的の候補に限定した検索結果を提示することがで
きる。
【0044】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図6は本発明になるディレクトリ編集型情報検索装置の
第2の実施の形態のブロック図を示す。同図中、図1と
同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略す
る。図6に示す第2の実施の形態の情報検索装置は、キ
ーボード等の入力手段21と、ディスプレイ装置や印刷
装置等の出力手段22と、情報を記憶する記憶装置23
bと、プログラムの制御により動作するデータ処理装置
24bとから構成されている。
【0045】本実施の形態は図1に示した第1の実施の
形態と比較すると、記憶装置23bが、図1に示した記
憶装置23aの目的データ記憶部231に代わって、第
2の目的データ記憶部233に置換されている点で異な
る。また、データ処理装置24bが、図1に示したデー
タ処理装置24aの目的検索手段241と文書検索手段
242の構成に加え、目的スコア更新手段243を有す
る点で異なる。
【0046】第2の目的データ記憶装置233は、図7
に示すようにキーワード、目的、目的スコア、表示文書
リストを対応付けて記憶している。ここでキーワード、
目的、表示文書リストは図2に示した目的データと同一
である。目的スコアとは、目的を作成した時に得られる
共起語の頻度であり、利用者のニーズの大きさを表して
いる。目的スコア更新手段243は、利用者によってあ
る目的が選択されたとき、その目的の目的スコアを更新
する。
【0047】次に、図6及び図8を参照して本実施の形
態の動作について詳細に説明する。なお、図8のフロー
チャート中、図5のフローチャートと同一処理ステップ
には同一符号を付し、その説明を適宜省略する。目的検
索手段241は、第2の目的データ記憶部233から検
索した目的データの中に、入力手段21から利用者が入
力したキーワードと一致する目的データが存在するかど
うか判定し(図8のステップS12)、一致する目的デ
ータが存在しないときには、第1の実施の形態と同様の
処理を行うが、一致する目的データが存在するときの動
作が第1の実施の形態と異なる。
【0048】すなわち、第1の実施の形態では、検索さ
れた目的はそのまま表示され、利用者が目的を選択した
後は文書データ記憶部232を検索して結果を表示する
のみであった。これに対し、本実施の形態では、第2の
目的データ記憶部233から検索した目的データ中に、
キーワードと一致する目的データが存在するときには、
目的検索手段241がそれを第2の目的データ記憶部2
33に記憶されている目的スコアの順に目的データを整
列し(図8のステップS21)、整列した目的データと
キーワードとの組み合わせを整形して表示する(図8の
ステップS13)。
【0049】続いて、利用者は表示された目的の一覧を
見て、適切な目的を選択する。目的検索手段241は利
用者からの目的の指定を受け取って、キーワードと目的
から決定される表示文書リストを文書検索手段242に
渡す(図8のステップS14)。また、利用者が選択し
た目的について、目的スコア更新手段243が第2の目
的データ記憶部233内の目的スコアを更新する(図8
のステップS22)。
【0050】以下、第1の実施の形態と同様に、文書検
索手段242は表示文書リストについて文書データ記憶
部232から文書タイトル、文書格納場所、文書説明文
などの文書データを検索し(図8のステップS15)、
得られた情報を利用者に提示する(図8のステップS1
6)。
【0051】次に、本実施の形態の効果について説明す
る。本実施の形態では、キーワードの共起語の頻度を目
的スコアとして検索結果の順序を決定している。そのた
め、利用者のニーズに応じた検索結果を表示することが
できる。また、本実施の形態では、利用者が選択した目
的のスコアを加算して、次回からの検索結果に反映させ
ることができる。これにより、利用者のニーズの変遷に
追従して検索結果の表示順序を変更することができる。
【0052】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3
の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図9は本発明になるディレクトリ編集型情報検索装置の
第3の実施の形態のブロック図を示す。同図中、図1と
同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略す
る。図9に示す第3の実施の形態の情報検索装置は、キ
ーボード等の入力手段21と、ディスプレイ装置や印刷
装置等の出力手段22と、情報を記憶する記憶装置23
aと、プログラムの制御により動作するデータ処理装置
24aと、ディレクトリ編集型検索プログラムを記録し
た記録媒体25とから構成されている。この記録媒体2
5は、磁気ディスク、半導体メモリ、CD−ROM、D
VD−ROM、その他の記録媒体であってよい。
【0053】ディレクトリ編集型検索プログラムは記録
媒体25からデータ処理装置24aに読み込まれ、デー
タ処理装置24aの動作を制御し、記憶装置23aに目
的データ記憶部231と文書データ記憶部232とを生
成する。データ処理装置24aはディレクトリ編集型検
索プログラムの制御により第1の実施の形態におけるデ
ータ処理装置24aによる処理と同一の処理を実行す
る。
【0054】なお、図9において、データ処理装置24
aの代わりに図6の構成のデータ処理装置24bを、記
憶装置23aの代わりに図6の構成のデータ処理装置2
3bを用いることもでき、この場合は、ディレクトリ編
集型検索プログラムは記録媒体25からデータ処理装置
24bに読み込まれ、データ処理装置24bの動作を制
御し、記憶装置23bに第2の目的データ記憶部233
と文書データ記憶部232とを生成する。データ処理装
置24bはディレクトリ編集型検索プログラムの制御に
より第2の実施の形態におけるデータ処理装置24bに
よる処理と同一の処理を実行する。
【0055】
【実施例】次に、本発明の第1の実施例を図面を参照し
て説明する。かかる実施例は図1の第1の実施の形態に
対応するものである。本実施例は、入力手段21として
キーボードを、データ処理装置24aとしてパーソナル
コンピュータを、記憶装置23aとしてハードディスク
を、出力手段22としてディスプレイを備えている。
【0056】パーソナルコンピュータは、目的検索手段
241、文書検索手段242として機能する中央演算処
理装置(CPU)を有している。またハードディスク
は、目的データ記憶部231に記憶されている目的デー
タ、及び文書データ記憶部232に記憶されている文書
データが記憶されている。
【0057】目的データの形式を図2に示す。図2に
は、キーワード「ホテル」の目的として「国内_の_」
「海外_の_」「_の_宴会場」「_の_グルメ」の4
つが登録されており、表示文書リストにそれぞれ適合す
るディレクトリが指定されている。また、キーワード
「沖縄」の目的として「_の_宿泊施設」「_の_グル
メ」「_の_求人情報」「_の_不動産」の4つが登録
されており、表示文書リストにそれぞれ適合するディレ
クトリが指定されている。
【0058】なお、本実施例では、目的の数を4つとし
たが、検索結果に表示する項目を5つまで許すことにす
ると、キーワード「ホテル」の目的は「国内_の_」の
階層(粒度)を細かくして「東日本_の_」「西日本_
の_」とし、表示文書リストにそれぞれ適合するディレ
クトリを指定してもよい。また、キーワード「沖縄」の
目的は、「_の_宿泊施設」の階層(粒度)を細かくし
て「_の_ホテル」「_の_旅館」とし、表示文書リス
トにそれぞれ適合するディレクトリを指定してもよい。
【0059】このように、本発明の第1の実施例では、
目的の階層(粒度)を調整することによって、検索結果
に表示する目的の数を制限することが可能である。ま
た、適合するディレクトリが存在しない場合は、適合す
る文書群を集めて新たにディレクトリを作成してもよい
し、表示文書リストに適合するディレクトリ群または文
書群を直接指定してもよい。
【0060】また、文書データは図3に示すようなディ
レクトリ構造で管理する。各ディレクトリの名前はルー
トディレクトリからの経路によって指定される。例え
ば、ディレクトリ100の名前は「グルメ>レストラン
>ホテル」である。各ディレクトリには、文書タイト
ル、文書格納場所、文書説明文などの文書データがリス
トになって格納されている。文書データの形式を図4に
示す。図4を見ると、ディレクトリ「趣味>旅行>ホテ
ル>国内」には、文書「全国ホテル検索」「全国旅館連
合」「温泉宿マップ」が格納されていることがわかる。
【0061】今、キーワード「ホテル」がキーボードか
ら入力されたとする。中央演算処理装置内部の目的検索
手段は「ホテル」をキーとしてハードディスク内部にあ
る図2の目的データを検索する。本実施例では、結果と
して表示すべき目的と表示文書リストとして目的「国内
_の_」ではディレクトリ「趣味>旅行>ホテル>国
内」を、目的「海外_の_」ではディレクトリ「趣味>
旅行>ホテル>海外」を、目的「_の_宴会場」ではデ
ィレクトリ「ビジネス>結婚式>式場」を、目的「_の
_グルメ」では「グルメ>レストラン>ホテル」を表示
すればいいことがわかる。
【0062】次に、中央演算処理装置内部の目的検索手
段はキーワードと目的を接続して整形し、ディスプレイ
に表示する。検索結果の例を図10(a)に示す。ディ
スプレイ3には、プルダウンメニュー31と、BING
Oボタン32と、LISTボタン33が配置されてい
る。プルダウンメニュー31には整形された目的の候補
がリスト表示されている。今、利用者が「海外の『ホテ
ル』を選択したとする。
【0063】次に、利用者がBINGOボタン32ある
いはLISTボタン33のいずれかを押した場合、中央
演算処理装置内部の文書検索手段は目的検索手段から表
示文書リストを受け取って、図4のハードディスク内部
の文書データを検索する。選択された目的が「海外の
『ホテル』」の場合、表示文書リストはディレクトリ
「趣味>旅行>ホテル>海外」であるので該当文書は、
「海外ホテルナビ」「地球の周り方」「ホテルファイン
ダー」の3つであることがわかる。
【0064】ここで、利用者がBINGOボタン32を
押した場合、中央演算処理装置内部の文書検索手段は
「海外ホテルナビ」「地球の周り方」「ホテルファイン
ダー」のいずれかをランダムに選んで直接その文書へ利
用者をアクセスさせる。これによって、利用者はディレ
クトリの内部をいちいち吟味することなく、所望の文書
にアクセスすることができる。ここで、文書データの項
目に文書スコアがあれば、そのスコアに応じて選択する
文書の確率分布を変えることも可能である。文書スコア
とは、ある文書について、その文書への利用者のアクセ
ス数や、その文書を引用している他の文書の数や、その
文書に対して契約された広告形態などによって決まる値
である。
【0065】一方、利用者がLISTボタン33を押し
た場合、中央演算処理装置内部の文書検索手段はディレ
クトリ「趣味>旅行>ホテル>海外」に格納されている
「海外ホテルナビ」「地球の周り方」「ホテルファイン
ダー」の文書情報及び「趣味>旅行>ホテル>海外」以
下のサブディレクトリを利用者に表示する。これによっ
て、利用者は自分で見たい文書を選択することができ、
また、ディレクトリのさらに下の階層を辿ることが可能
となる。
【0066】なお、本実施例では、目的の候補をプルダ
ウンメニュー形式で表示したが、インターフェース部品
としてリスト形式やテキストボックス形式を使う場合も
考えられ、本実施例で述べた形式に限定されない。
【0067】なお、本実施例では、検索結果に目的のリ
ストをメニュー形式で表示し、それを選択してボタンを
押すことによって直接文書にアクセスしたり、文書情報
のリストを表示する方法について述べたが、中央演算処
理装置内部の目的検索手段がハードディスク内部の目的
データを検索した直後に、表示文書リストの文書データ
を文書検索手段が検索することによって、図11(a)
のように検索結果に目的のリストと文書情報の一部を両
方表示する方法もある。
【0068】図11(a)では、ディスプレイ3に、キ
ーワード「ホテル」の目的の候補と、それに適合する表
示文書リストから選ばれた一件の文書のタイトルが表示
されている。図11(a)の下線がついている文字列は
リンクであることを示す。ここで、文書データの項目に
文書スコアがあれば、そのスコアに応じて選択する文書
の確率分布を変えることも可能である。
【0069】ここで、利用者がリンク「海外ホテルナ
ビ」を選択すると、文書「海外ホテルナビ」にアクセス
することができる。また、リンク「海外の『ホテル』」
を選択すると、中央演算処理装置内部の文書検索手段は
ディレクトリ「趣味>旅行>ホテル>海外」に格納され
ている「海外ホテルナビ」「地球の周り方」「ホテルフ
ァインダー」の文書情報及び「趣味>旅行>ホテル>海
外」以下のサブディレクトリを利用者に表示する。これ
によって、利用者は自分で見たい文書を選択することが
でき、また、ディレクトリのさらに下の階層を辿ること
が可能となる。
【0070】次に本発明の第2の実施例を、図面を参照
して説明する。かかる実施例は図6の第2の実施の形態
に対応するものである。本実施例は第1の実施例と構成
を同じとするが、ハードディスクの目的データ記憶部2
31が第2の目的データ記憶部233に置換されている
点と、パーソナルコンピュータの中央演算処理装置が目
的検索手段241、文書検索手段242に加え、目的ス
コア更新手段243として機能する点で第1の実施例と
異なる。
【0071】第2の目的データの形式を図7に示す。第
2の目的データのキーワード、目的、表示文書リストの
データ項目は、第1の実施例のデータ項目と同一である
が、目的が選択された頻度を目的スコアとして登録する
点が第1の実施例と異なる。
【0072】今、キーワード「ホテル」がキーボードか
ら入力されたとする。中央演算処理装置内部の目的検索
手段は「ホテル」をキーとしてハードディスク内部にあ
る図7の第2の目的データを検索する。本実施例では、
結果として表示すべき目的と目的スコア、及び表示文書
リストとして目的「国内_の_」の目的スコアは190
0でディレクトリ「趣味>旅行>ホテル>海外」を、目
的「海外_の_」の目的スコアは840でディレクトリ
「趣味>旅行>ホテル>海外」を、目的「_の_宴会
場」の目的スコアは600でディレクトリ「ビジネス>
結婚式>式場」を、目的「_の_グルメ」の目的スコア
は460で「グルメ>レストラン>ホテル」を表示すれ
ばいいことがわかる。
【0073】次に、中央演算処理装置内部の目的検索手
段はキーワードと目的を接続して整形し、目的スコアの
順に整列してディスプレイに表示する。これによって、
利用者のニーズの高い目的を上位に表示させることがで
きる。検索結果の例を図10(b)に示す。ディスプレ
イ3には、プルダウンメニュー31と、BINGOボタ
ン32と、LISTボタン33が配置されている。プル
ダウンメニュー31には目的がリスト表示されている。
今、利用者が「海外の『ホテル』」を選択したとする。
【0074】次に、利用者がBINGOボタン32ある
いはLISTボタン33のいずれかを押した場合、中央
演算処理装置内部の文書検索手段は目的検索手段から表
示文書リストを受け取って図4のハードディスク内部の
文書データを検索する。選択された目的が「海外の『ホ
テル』」の場合、表示文書リストはディレクトリ「趣味
>旅行>ホテル>海外」であるので該当文書は「海外ホ
テルナビ」「地球の周り方」「ホテルファインダー」の
3つであることがわかる。
【0075】ここで、利用者がBINGOボタン32を
押した場合、中央演算処理装置内部の文書検索手段は
「海外ホテルナビ」「地球の周り方」「ホテルファイン
ダー」のいずれかをランダムに選んで直接その文書へ利
用者をアクセスさせる。これによって、利用者はディレ
クトリの内部をいちいち吟味することなく、所望の文書
にアクセスすることができる。ここで、文書データの項
目に文書スコアがあれば、そのスコアに応じて確率分布
を変えることも可能である。文書スコアとは、ある文書
について、その文書への利用者のアクセス数や、その文
書を引用している他の文書の数や、その文書に対して契
約された広告形態などによって決まる値である。
【0076】一方、利用者がLISTボタン33を押し
た場合、中央演算処理装置内部の文書検索手段はディレ
クトリ「趣味>旅行>ホテル>海外」に格納されている
「海外ホテルナビ」「地球の周り方」「ホテルファイン
ダー」の文書情報及び「趣味>旅行>ホテル>海外」以
下のサブディレクトリを利用者に表示する。これによっ
て、利用者は自分で見たい文書を選択することができ、
また、ディレクトリのさらに下の階層を辿ることが可能
となる。
【0077】同時に、中央演算処理装置内部の目的スコ
ア更新手段は、選択された目的「海外の『ホテル』」が
該当する目的スコアを”1”増加させる。ある時、目的
「『ホテル』のグルメ」が非常に多く選択され、目的ス
コアが他の目的の目的スコアよりも高くなると、キーワ
ード「ホテル」に対する検索結果は図10(c)のよう
になる。図10(c)では「『ホテル』のグルメ」がプ
ルダウンメニュー31の最上位に表示されている。
【0078】なお、本実施例では、目的の候補をプルダ
ウンメニュー形式で表示したが、インターフェース部品
としてリスト形式やテキストボックス形式を使う場合も
考えられ、本実施例で述べた形式に限定されない。
【0079】なお、本実施例では、検索結果に目的のリ
ストをメニュー形式で表示し、それを選択してボタンを
押すことによって直接文書にアクセスしたり、文書情報
のリストを表示する方法について述べたが、中央演算処
理装置内部の目的検索手段がハードディスク内部の目的
データを検索した直後に、表示文書リストの文書データ
を文書検索手段が検索することによって、図11(b)
のように検索結果に目的のリストと文書情報の一部を両
方表示する方法もある。
【0080】図11(b)では、ディスプレイ3に、キ
ーワード「ホテル」の目的の候補と、それに適合する表
示文書リストから選ばれた一件の文書のタイトルが表示
されている。この時、各目的は図7の目的スコアにした
がって並び替えられている。図11(b)の下線がつい
ている文字列はリンクであることを示す。ここで、文書
データの項目に文書スコアがあれば、そのスコアに応じ
て選択する文書の確率分布を変えることも可能である。
【0081】ここで、利用者がリンク「海外ホテルナ
ビ」を選択すると、文書「海外ホテルナビ」にアクセス
することができる。また、リンク「海外の『ホテル』」
を選択すると、中央演算処理装置内部の文書検索手段は
ディレクトリ「趣味>旅行>ホテル>海外」に格納され
ている「海外ホテルナビ」「地球の周り方」「ホテルフ
ァインダー」の文書情報及び「趣味>旅行>ホテル>海
外」以下のサブディレクトリを利用者に表示する。これ
によって、利用者は自分で見たい文書を選択することが
でき、また、ディレクトリのさらに下の階層を辿ること
が可能となる。
【0082】また、利用者がリンク「海外ホテルナビ」
あるいはリンク「海外の『ホテル』」を選択した場合、
中央演算処理装置内部の目的スコア更新手段は、目的
「海外の『ホテル』」が該当する目的スコアを”1”増
加させる。ある時、目的「『ホテル』のグルメ」が非常
に多く選択され、目的スコアが他の目的スコアよりも高
くなると、キーワード「ホテル」に対する検索結果は図
11(c)のようになる。図11(c)では「『ホテ
ル』のグルメ」がプルダウンメニュー31の最上位に表
示されている。
【0083】なお、本実施例において、目的スコアを目
的が選択された頻度とし、目的スコアの増分を”1”と
して説明したが、他にも最後に選択された時刻をスコア
としておき、最近選択された順に目的を並べる場合も考
えられ、本実施例で述べた方法に限定されない。
【0084】また、本発明の第1及び第2の実施例にお
いて、入力手段21をキーボード、出力手段22をディ
スプレイ、データ処理装置24a、24bをパーソナル
コンピュータが有する中央演算処理装置として説明した
が、本発明は入力手段21及び出力手段22を通信網と
し、データ処理装置24a、24bを通信網に接続され
たサーバーが有する中央演算処理装置としてもよく、第
1及び第2の実施例の記述に限定されない。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
利用者の目的と一致する目的データを出力文に変換して
利用者に提示することにより、利用者が入力した目的デ
ータに応じて階層のディレクトリの意味を端的に表現し
た出力文を利用者に提示することができ、この結果、利
用者に検索結果を容易に理解させることができる。
【0086】また、本発明によれば、利用者の目的に基づ
いて検索結果として表示する項目の数を制限するように
したため、利用者から入力された検索要求に対して、不
要な検索結果の表示を防ぎ、利用者の目的の候補に限定
した検索結果を提示することができる。
【0087】また、本発明によれば、利用者の検索要求の
共起語の頻度を目的データの重要度として検索結果の表
示の順序を決定しているため、利用者のニーズが大きい
目的を検索結果の上位に表示し、利用者の傾向を記録し
て検索結果の表示順序に反映させることができる。
【0088】更に、本発明によれば、利用者から指定さ
れた目的の重要度を更新することにより、次回からの目
的データの提示順及び検索結果の表示順を決定するよう
にしたため、利用者のニーズの変遷に追従して検索結果
の表示順序を変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における目的データ
記憶部が記憶する目的データの一例を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における文書データ
記憶部が管理する文書データのディレクトリ構造の一例
を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における文書データ
記憶部が管理するディレクトリ内の文書データの一例を
示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態の動作を示すフロー
チャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態における第2の目的
データ記憶部が記憶する目的データの一例を示す図であ
る。
【図8】本発明の第2の実施の形態の動作を示すフロー
チャートである。
【図9】本発明の第3の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図10】本発明の第1及び第2の実施例におけるメニ
ュー表示による検索結果の各例を示す図である。
【図11】本発明の第1及び第2の実施例におけるリン
ク表示による検索結果の各例を示す図である。
【符号の説明】
3 ディスプレイ 21 入力手段 22 出力手段 23a、23b 記憶装置 24a、24b データ処理装置 25 記憶媒体 31 プルダウンメニュー 32、33 ボタン 100〜110 ディレクトリ 231 目的データ記憶部 232 文書データ記憶部 233 第2の目的データ記憶部 241 目的検索手段 242 文書検索手段 243 目的スコア更新手段

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者からの検索要求を受け付けて適合
    する文書群を返答するディレクトリ編集型情報検索装置
    であって、 検索要求に関連した利用者の目的及び結果の出力文を格
    納した目的データ記憶部と、 検索要求に関連した目的データを前記目的データ記憶部
    から検索し、その検索した目的データのうち、前記利用
    者の目的と一致する目的データを出力文に変換して利用
    者に提示する目的検索手段とを有することを特徴とする
    ディレクトリ編集型情報検索装置。
  2. 【請求項2】 利用者からの検索要求を受け付ける入力
    手段と、 利用者が入力すると予測されるキーワード、前記利用者
    が該キーワードを入力する時に求めている情報群である
    目的データ及び結果の出力文が記憶されている目的デー
    タ記憶部と、 各文書の文書データが記憶されている文書データ記憶部
    と、 前記入力手段により受け付けた検索要求中のキーワード
    に基づき、前記目的データ記憶部から該検索要求に対応
    した目的データを検索し、その検索した目的データのう
    ち、前記利用者の目的と一致する目的データを出力文に
    変換し、前記出力文に関連して前記入力手段を介して入
    力された目的データに応じて文書データ参照用データを
    生成して出力する目的検索手段と、 前記目的検索手段から受け取った文書データ参照用デー
    タに基づいて、又は前記目的検索手段により検索した目
    的データ中に前記利用者の目的と一致する目的データが
    無かったときには前記検索要求中のキーワードに基づい
    て、前記文書データ記憶部から所望の文書データを検索
    する文書検索手段と、 前記目的検索手段により変換された前記出力文を前記利
    用者に提示し、前記文書検索手段による検索結果を出力
    して前記利用者に提示する出力手段とを有することを特
    徴とするディレクトリ編集型情報検索装置。
  3. 【請求項3】 利用者からの検索要求を受け付けて適合
    する文書群を返答するディレクトリ編集型情報検索装置
    であって、 検索要求に関連した利用者の目的及び結果の出力文及び
    目的の重要度を格納した第2の目的データ記憶部と、 検索要求に関連した利用者の目的を前記第2の目的デー
    タ記憶部から検索し、その検索した目的データのうち、
    前記利用者の目的と一致する目的データを出力文に変換
    して利用者に提示する目的検索手段とを有することを特
    徴とするディレクトリ編集型情報検索装置。
  4. 【請求項4】 前記利用者が選択した目的について、前
    記第2の目的データ記憶部内の前記重要度を更新する目
    的スコア更新手段を更に設けたことを特徴とする請求項
    3記載のディレクトリ編集型情報検索装置。
  5. 【請求項5】 利用者からの検索要求を受け付ける入力
    手段と、 利用者が入力すると予測されるキーワード、前記利用者
    が該キーワードを入力する時に求めている情報群である
    目的データ、目的の重要度及び結果の出力文が記憶され
    ている第2の目的データ記憶部と、 各文書の文書データが記憶されている文書データ記憶部
    と、 前記入力手段により受け付けた検索要求中のキーワード
    に基づき、前記第2の目的データ記憶部から該検索要求
    に対応した目的データを検索し、その検索した目的デー
    タのうち、前記利用者の目的と一致する目的データを前
    記重要度に応じた順番の出力文に変換し、前記出力文に
    関連して前記入力手段を介して入力された目的データに
    応じて文書データ参照用データを生成して出力する目的
    検索手段と、 前記目的検索手段から受け取った文書データ参照用デー
    タに基づいて、又は前記目的検索手段により検索した目
    的データ中に前記利用者の目的と一致する目的データが
    無かったときには前記検索要求中のキーワードに基づい
    て、前記文書データ記憶部から所望の文書データを検索
    する文書検索手段と、 前記目的検索手段により変換された前記出力文を前記重
    要度の順で利用者に提示し、前記文書検索手段による検
    索結果を出力して前記利用者に提示する出力手段とを有
    することを特徴とするディレクトリ編集型情報検索装
    置。
  6. 【請求項6】 前記利用者が選択した目的について、前
    記第2の目的データ記憶部内の前記重要度を更新する目
    的スコア更新手段を更に設けたことを特徴とする請求項
    5記載のディレクトリ編集型情報検索装置。
  7. 【請求項7】 前記出力手段は、前記目的検索手段によ
    り変換された前記出力文を、予め定めた表示形式で表示
    される複数の目的の候補と、該複数の目的の候補から選
    択された目的に適合する文書をランダムに選んで呼び出
    すための第1のボタンと、該複数の目的の候補から選択
    された目的に適合する文書の一覧を表示するための第2
    のボタンとして表示することを特徴とする請求項2、5
    又は6記載のディレクトリ編集型情報検索装置。
  8. 【請求項8】 前記出力手段は、前記文書検索手段によ
    る検索結果として目的の候補及び目的に適合する文書の
    候補を表示すると共に、選択した文書を呼び出すための
    第1のボタンと、選択した目的に適合する文書の一覧を
    表示するための第2のボタンを表示することを特徴とす
    る請求項2、5又は6記載のディレクトリ編集型情報検
    索装置。
  9. 【請求項9】 利用者からの検索要求を受け付けて適合
    する文書群を返答するディレクトリ編集型情報検索方法
    であって、 入力された検索要求から利用者の目的を、目的及び結果
    の出力文を格納した目的データ記憶部から検索する第1
    のステップと、 前記第1のステップによる検索の結果、前記目的データ
    記憶部に前記利用者の目的と一致する目的データが存在
    する場合に、利用者にその一致する目的データを提示す
    る第2のステップと、 各文書の文書データが記憶されている文書データ記憶部
    から、前記第2のステップによる前記目的データの提示
    に応じた、前記利用者からの目的の指定に適合する文書
    データを検索する第3のステップとを含むことを特徴と
    するディレクトリ編集型情報検索方法。
  10. 【請求項10】 前記第1のステップによる検索の結
    果、前記目的データ記憶部に前記利用者の目的と一致す
    る目的データが存在しない場合に、前記入力された検索
    要求に基づき、各文書の文書データが記憶されている文
    書データ記憶部から前記利用者からの目的の指定に適合
    する文書データを直接に検索する第4のステップと、前
    記第3のステップ又は前記第4のステップにより検索さ
    れた文書データを出力する第5のステップを更に含むこ
    とを特徴とする請求項9記載のディレクトリ編集型情報
    検索方法。
  11. 【請求項11】 利用者からの検索要求を受け付けて適
    合する文書群を返答するディレクトリ編集型情報検索方
    法であって、 入力された検索要求から利用者の目的を、検索要求に関
    連した利用者の目的及び結果の出力文及び目的の重要度
    を格納した第2の目的データ記憶部から検索する第1の
    ステップと、 前記第1のステップよる検索の結果、前記目的データ記
    憶部に前記利用者の目的と一致する目的データが存在す
    る場合に、利用者にその一致する目的データを前記第2
    の目的データ記憶部に格納された前記重要度順に整列す
    る第2のステップと、 第2のステップにより整列した順番で利用者に前記目的
    データを提示する第3のステップと、 各文書の文書データが記憶されている文書データ記憶部
    から、前記第3のステップによる前記目的データの提示
    に応じた、前記利用者からの目的の指定に適合する文書
    データを検索する第4のステップと、 前記第1のステップによる検索の結果、前記第2の目的
    データ記憶部に前記利用者の目的と一致する目的データ
    が存在しない場合に、前記文書データ記憶部から前記利
    用者からの目的の指定に適合する文書データを直接に検
    索する第5のステップと、 前記第4のステップ又は前記第5のステップにより検索
    された文書データを出力する第6のステップとを含むこ
    とを特徴とするディレクトリ編集型情報検索方法。
  12. 【請求項12】 前記第3のステップによる前記目的デ
    ータの提示に応じて、前記利用者から指定された目的の
    重要度を更新する第7のステップを更に含むことを特徴
    とする請求項11記載のディレクトリ編集型情報検索方
    法。
  13. 【請求項13】 利用者からの検索要求を受け付けて適
    合する文書群を返答するためのディレクトリ編集型情報
    検索プログラムを記録した記録媒体であって、 検索要求に関連した利用者の目的及び結果の出力文を格
    納した目的データ記憶部と、検索要求に関連した利用者
    の目的を前記目的データ記憶部から検索し、その検索し
    た目的データのうち、前記利用者の目的と一致する目的
    データを出力文に変換して利用者に提示する目的検索手
    段とをコンピュータに実現させるディレクトリ編集型情
    報検索プログラムを記録したことを特徴とする記録媒
    体。
  14. 【請求項14】 利用者からの検索要求を受け付ける入
    力手段と、 利用者が入力すると予測されるキーワード、前記利用者
    が該キーワードを入力する時に求めている情報群である
    目的データ及び結果の出力文が記憶されている目的デー
    タ記憶部と、各文書の文書データが記憶されている文書
    データ記憶部と、前記入力手段により受け付けた検索要
    求中のキーワードに基づき、前記目的データ記憶部から
    該検索要求に対応した目的データを検索し、その検索し
    た目的データのうち、前記利用者の目的と一致する目的
    データを出力文に変換し、前記出力文に関連して前記入
    力手段を介して入力された目的データに応じて文書デー
    タ参照用データを生成して出力する目的検索手段と、前
    記目的検索手段から受け取った文書データ参照用データ
    に基づいて、又は前記目的検索手段により検索した目的
    データ中に前記利用者の目的と一致する目的データが無
    かったときには前記検索要求中のキーワードに基づい
    て、前記文書データ記憶部から所望の文書データを検索
    する文書検索手段と、前記目的検索手段により変換され
    た前記出力文を前記利用者に提示し、前記文書検索手段
    による検索結果を出力して前記利用者に提示する出力手
    段とをコンピュータに実現させることを特徴とするディ
    レクトリ編集型情報検索プログラムを記録した記録媒
    体。
  15. 【請求項15】 利用者からの検索要求を受け付けて適
    合する文書群を返答するディレクトリ編集型情報検索プ
    ログラムを記録した記録媒体であって、 検索要求に関連した利用者の目的及び結果の出力文及び
    目的の重要度を格納した第2の目的データ記憶部と、検
    索要求に関連した利用者の目的を前記第2の目的データ
    記憶部から検索し、その検索した目的データのうち、前
    記利用者の目的と一致する目的データを出力文に変換し
    て利用者に提示する目的検索手段とをコンピュータに実
    現させるディレクトリ編集型情報検索プログラムを記録
    したことを特徴とする記録媒体。
  16. 【請求項16】 前記利用者が選択した目的について、
    前記第2の目的データ記憶部内の前記重要度を更新する
    目的スコア更新手段を更に前記コンピュータに実現させ
    るディレクトリ編集型情報検索プログラムを記録した請
    求項15記載の記録媒体。
  17. 【請求項17】 利用者からの検索要求を受け付ける入
    力手段と、利用者が入力すると予測されるキーワード、
    前記利用者が該キーワードを入力する時に求めている情
    報群である目的データ、目的の重要度及び結果の出力文
    が記憶されている第2の目的データ記憶部と、各文書の
    文書データが記憶されている文書データ記憶部と、前記
    入力手段により受け付けた検索要求中のキーワードに基
    づき、前記第2の目的データ記憶部から該検索要求に対
    応した目的データを検索し、その検索した目的データの
    うち、前記利用者の目的と一致する目的データを前記重
    要度に応じた順番の出力文に変換し、前記出力文に関連
    して前記入力手段を介して入力された目的データに応じ
    て文書データ参照用データを生成して出力する目的検索
    手段と、前記目的検索手段から受け取った文書データ参
    照用データに基づいて、又は前記目的検索手段により検
    索した目的データ中に前記利用者の目的と一致する目的
    データが無かったときには前記検索要求中のキーワード
    に基づいて、前記文書データ記憶部から所望の文書デー
    タを検索する文書検索手段と、前記目的検索手段により
    変換された前記出力文を前記重要度の順で利用者に提示
    し、前記文書検索手段による検索結果を出力して前記利
    用者に提示する出力手段とをコンピュータに実現させる
    ディレクトリ編集型情報検索プログラムを記録したこと
    を特徴とする記録媒体。
  18. 【請求項18】 前記利用者が選択した目的について、
    前記第2の目的データ記憶部内の前記重要度を更新する
    目的スコア更新手段を更に前記コンピュータに実現させ
    るディレクトリ編集型情報検索プログラムを記録した請
    求項17記載の記録媒体。
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