JP2002157090A - 電子ディスク装置用シーズ制御回路 - Google Patents

電子ディスク装置用シーズ制御回路

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JP2002157090A
JP2002157090A JP2000355263A JP2000355263A JP2002157090A JP 2002157090 A JP2002157090 A JP 2002157090A JP 2000355263 A JP2000355263 A JP 2000355263A JP 2000355263 A JP2000355263 A JP 2000355263A JP 2002157090 A JP2002157090 A JP 2002157090A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シーズ処理時のアクセスタイムを効果的に短
縮し得る電子ディスク装置用シーズ制御回路を提供する
こと。 【解決手段】 この制御回路は、外部の複数のホストコ
ンピュータ(HC)との接続を行うホストインタフェー
ス手段6と、インタフェース手段6を介して各HCのう
ちの特定のものからアクセスされて伝送された入出力指
令を受け取って解析するコマンドデコード手段1と、そ
の解析の結果に応じてデータ転送の制御に先立ってシー
ズ処理の実行要求を送出するデータ転送制御手段4とを
備える他、シーズ処理の実行の成否状況を示すシーズ情
報が記憶されるシーズ情報記憶手段3と、データ転送制
御手段4からのシーズ処理の実行要求に応じてシーズ処
理の制御をシーズ情報を参照して行うシーズ制御手段2
とがシーズ処理を実行するシーズ実行手段として備えら
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として複数のホ
ストコンピュータと接続可能な電子ディスク装置にあっ
てのアクセスタイムが高速化されたシーズ機能を有する
電子ディスク装置用シーズ制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複数のホストコンピュータと接
続可能な電子ディスク装置では、各ホストコンピュータ
のうちのアクセスがあった特定のものと電子ディスク装
置との間の通信処理に際して制御用に供される記憶デー
タの一貫性を保証するため、各種手段を構築することに
よって電子ディスク装置の一時的な占有機能(所謂シー
ズ機能,或いはリザーブ機能と呼ばれるもの)を持たせ
るためのシーズ処理を実行している。
【0003】このようなシーズ処理では、一般的にホス
トコンピュータや、又はこれと電子ディスク装置の間に
入って詳細な制御を行う制御手段(ディレクタと呼ばれ
る)がデータ転送の指令の実行に先立って独立したシー
ズ指令を実行し、その結果をホストコンピュータやディ
レクタ自体が判断し、引き続くデータ転送の指令を発行
するか否かの制御を行うようになっている。
【0004】因みに、このような電子ディスク装置及び
それに対する外部装置の間での通信制御に関連した周知
技術としては、例えば特開昭61−208534号公報
に開示された半導体ディスク制御方式や特開平6−75
704号公報に開示された半導体ディスク装置のデバイ
スアクセス排他制御方法等が挙げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したシーズ処理の
場合、通常ホストコンピュータやディレクタと電子ディ
スク装置との間における各種手段による通信に要する所
用時間は、ホストコンピュータやディレクタの内部での
データ処理時間、或いは電子ディスク装置の内部での各
種手段によるデータ処理時間と比べて非常に大きなもの
であり、シーズ処理時のオーバーヘッドによるアクセス
タイムの増加(即ち、シーズ処理に要するアクセスタイ
ムが増加することを示す)を招く傾向にあるが、こうし
たシーズ処理時のアクセスタイムの増加が特に高速アク
セスをその大きな特徴としている電子ディスク装置にあ
っての基本性能上において大きな問題となっている。
【0006】因みに、機械的な動作を伴う一般の磁気デ
ィスク装置の場合には、そのアクセスタイムの大部分を
シーク時間と回転待ち時間とが占めているため、電子デ
ィスク装置の場合のようにシーズ処理に要する所用時間
が問題視される(大きな問題となる)ことはない。
【0007】本発明は、このような問題点を解決すべく
なされたもので、その技術的課題は、シーズ処理時のア
クセスタイムを効果的に短縮し得る電子ディスク装置用
シーズ制御回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数の
ホストコンピュータと接続可能な電子ディスク装置にあ
っての一時的な占有機能であるシーズ機能としてシーズ
処理を実行可能な電子ディスク装置用シーズ制御回路に
おいて、複数のホストコンピュータとの接続を行うため
のインタフェースとしてのホストインタフェース手段
と、ホストインタフェース手段を介して複数のホストコ
ンピュータのうちの特定のものからアクセスされて伝送
された入出力指令を受け取って解析するコマンドデコー
ド手段と、コマンドデコード手段による解析の結果に応
じてデータ転送の制御を行うと共に、該データ転送の制
御に先立ってシーズ処理の実行要求を送出するデータ転
送制御手段と、シーズ処理の実行要求に応じて該シーズ
処理を実行するシーズ実行手段とを備えた電子ディスク
装置用シーズ制御回路が得られる。
【0009】又、本発明によれば、上記電子ディスク装
置用シーズ制御回路において、コマンドデコード手段
は、入出力指令がデータ転送の指令であるか否かを判定
し、該判定の結果が該データ転送の指令である場合にデ
ータ転送制御手段に対して該データ転送の実行要求を送
出するもので、データ転送制御手段は、データ転送の実
行要求に応じてシーズ実行手段に対してシーズ処理の実
行要求を送出する電子ディスク装置用シーズ制御回路が
得られる。
【0010】更に、本発明によれば、上記電子ディスク
装置用シーズ制御回路において、シーズ実行手段は、デ
ータ転送制御手段からのシーズ処理の実行要求に応じて
該シーズ処理の制御を行うシーズ制御手段と、シーズ処
理の実行の成否状況を示すシーズ情報が記憶されるシー
ズ情報記憶手段とを備えて成り、シーズ制御手段は、シ
ーズ処理の制御をシーズ情報を参照して行う電子ディス
ク装置用シーズ制御回路が得られる。
【0011】加えて、本発明によれば、上記電子ディス
ク装置用シーズ制御回路において、シーズ制御手段は、
シーズ情報を参照した結果がシーズ処理の実行の成立状
況を示すときに該シーズ処理の制御を行い、且つ該制御
に要する固有な制御情報を新規なシーズ情報としてシー
ズ情報記憶手段に書き込むと共に、該シーズ処理の制御
を行った旨のシーズ処理済み情報をデータ転送制御手段
へ送出する電子ディスク装置用シーズ制御回路が得られ
る。
【0012】一方、本発明によれば、上記電子ディスク
装置用シーズ制御回路において、シーズ制御手段は、シ
ーズ情報を参照した結果がシーズ処理の実行の否定状況
を示すときに該シーズ処理の制御を行わず、該シーズ処
理の制御を行わない旨のシーズ非処理情報をデータ転送
制御手段へ送出する電子ディスク装置用シーズ制御回路
が得られる。
【0013】他方、本発明によれば、上記電子ディスク
装置用シーズ制御回路において、複数のホストコンピュ
ータのうちの特定のものからのアクセスに応じてデータ
転送を行うときに要する転送情報を記憶する記憶メディ
ア手段を備え、データ転送制御手段は、シーズ制御手段
によりシーズ処理の制御が行われたシーズ成功時にシー
ズ処理済み情報に応じて複数のホストコンピュータのう
ちの特定のもの及び記憶メディア手段の間での転送情報
を授受することでデータ転送の処理を行い、且つ該シー
ズ処理の制御が行われないシーズ失敗時にシーズ非処理
情報に応じて該複数のホストコンピュータのうちの特定
のものへ該シーズ失敗の旨を示す異常応答を送出する電
子ディスク装置用シーズ制御回路が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に実施例を挙げ、本発明の電
子ディスク装置用シーズ制御回路について、図面を参照
して詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施例に係る電子ディ
スク装置用シーズ制御回路の基本構成を示した機能ブロ
ック図である。この電子ディスク装置用シーズ制御回路
は、外部に設置された図示されない複数のホストコンピ
ュータと接続可能な電子ディスク装置にあっての一時的
な占有機能であるシーズ機能としてシーズ処理を実行可
能なもので、各ホストコンピュータとの接続を行うため
のインタフェースとしてのホストインタフェース手段6
と、ホストインタフェース手段6を介して各ホストコン
ピュータのうちの特定のものからアクセスされて伝送さ
れた入出力(I/O)指令を受け取って解析するコマン
ドデコード手段1と、コマンドデコード手段1による解
析の結果に応じてデータ転送の制御を行うと共に、デー
タ転送の制御に先立ってシーズ処理の実行要求を送出す
るデータ転送制御手段4と、各ホストコンピュータのう
ちの特定のものからのアクセスに応じてデータ転送を行
うときに要する転送情報を記憶する記憶メディア手段5
とを備える他、シーズ処理の実行要求に応じてシーズ処
理を実行するシーズ実行手段であって、シーズ処理の実
行の成否状況を示すシーズ情報が記憶されるシーズ情報
記憶手段3と、データ転送制御手段4からのシーズ処理
の実行要求に応じてシーズ処理の制御をシーズ情報を参
照して行うシーズ制御手段2とを備えている。
【0016】このうち、コマンドデコード手段1は、各
ホストコンピュータのうちの特定のものからアクセスさ
れて伝送された入出力指令がデータ転送の指令であるか
否かを判定し、その判定の結果がデータ転送の指令であ
る場合にデータ転送制御手段4に対してデータ転送の実
行要求を送出する。データ転送制御手段4は、データ転
送の実行要求に応じてシーズ実行手段のシーズ制御手段
2に対してシーズ処理の実行要求を送出する。シーズ制
御手段2は、上述したようにデータ転送制御手段4から
のシーズ処理の実行要求に応じてシーズ処理の制御をシ
ーズ情報を参照して行うが、シーズ情報を参照した結果
がシーズ処理の実行の成立状況を示すときにシーズ処理
の制御を行い、且つ制御に要する固有な制御情報をシー
ズ情報としてシーズ情報記憶手段3に書き込むと共に、
シーズ処理の制御を行った旨のシーズ処理済み情報をデ
ータ転送制御手段4へ送出する。又、シーズ制御手段2
は、シーズ情報を参照した結果がシーズ処理の実行の否
定状況を示すときにシーズ処理の制御を行わず、シーズ
処理の制御を行わない旨のシーズ非処理情報をデータ転
送制御手段4へ送出する。データ転送制御手段4は、シ
ーズ制御手段2によりシーズ処理の制御が行われたシー
ズ成功時にシーズ処理済み情報に応じて各ホストコンピ
ュータのうちの特定のもの及び記憶メディア手段5の間
での転送情報を授受することでデータ転送の処理を行
い、且つシーズ処理の制御が行われないシーズ失敗時に
シーズ非処理情報に応じて各ホストコンピュータのうち
の特定のものへシーズ失敗の旨を示す異常応答を送出す
る。
【0017】従って、この電子ディスク装置用シーズ制
御回路の場合、データ転送制御手段4によるデータ転送
の指令の冒頭でシーズ制御手段2がシーズ処理の実行要
求に応じてシーズ情報記憶手段3に記憶されたシーズ情
報を参照した上でシーズ処理の制御を行うことで電子デ
ィスク装置内でシーズ処理を自動的に実行するため、電
子ディスク装置におけるシーズ処理に要するアクセスタ
イム、即ち、入出力指令を受けてからデータ転送が開始
されるまでの時間を短縮することができる。
【0018】具体的に言えば、この電子ディスク装置用
シーズ制御回路におけるホストインタフェース手段6
は、電子ディスク装置を複数のホストコンピュータから
共有して使用することを可能としており、各ホストコン
ピュータの特定の一つのものが電子ディスク装置との間
でデータ転送を実施する場合、最初にホストインタフェ
ース手段6に対してその旨の入出力指令を発行する。
【0019】そこで、電子ディスク装置では、ホストイ
ンタフェース手段6が入出力指令を受け付けてコマンド
デコード手段1へ引き渡す。コマンドデコード手段1で
は、受け取った入出力指令を解析判定し、それがデータ
転送の指令に関するものであれば、データ転送制御手段
4に対してデータ転送の実行要求を送出する。因みに、
本発明で対象とする電子ディスク装置のように、一般に
各ホストコンピュータと接続可能なストレージ装置で
は、通信処理に際して制御用に供される記憶データの一
貫性を保証するため、装置毎か或いはインタフェース規
格毎に定められた入出力指令の単位でストレージ装置全
体をこれを使用しようとするホストコンピュータが一時
的に占有するためのシーズ機能を有する。
【0020】この電子ディスク装置用シーズ制御回路で
は、データ転送を実行要求を入出力指令により受け取っ
たデータ転送制御手段4がデータ転送の制御に先立って
シーズ制御手段2に対してシーズ処理の実行要求を送出
する。シーズ処理の実行要求を受けたシーズ制御手段2
では、シーズ情報記憶手段3に記憶されたシーズ情報を
参照して例えば入出力指令を発行したホストコンピュー
タが既に電子ディスク装置をシーズしているか、或いは
他のホストコンピュータから電子ディスク装置がシーズ
されていないか否かを調べることでシーズ処理の実行の
否定状況(入出力指令の実行の可否とみなすこともでき
る)を判断し、その結果をデータ転送制御手段4へ送出
する。
【0021】この結果には、シーズ制御手段2において
シーズ情報を参照した結果、シーズ処理の実行の成立状
況を示すときにシーズ処理の制御を行った旨として送出
したシーズ処理済み情報か、或いはシーズ処理の実行の
否定状況を示すときにシーズ処理の制御を行わない旨と
して送出したシーズ非処理情報の何れかが含まれる。
又、シーズ制御手段2でシーズ処理の制御を行ったと
き、その制御に要した固有な制御情報はシーズ情報とし
てシーズ情報記憶手段3に書き込まれる。
【0022】これを受けてデータ転送制御手段4は、デ
ータ転送が可能な場合、即ち、入出力指令を発行したホ
ストコンピュータが電子ディスク装置のシーズに成功し
た場合、引き続いてシーズ処理済み情報に応じてそのホ
ストコンピュータ及び記憶メディア手段5の間で転送情
報を授受することでデータ転送の処理を行い、指令の内
容に従ってデータ転送を開始して指令を実行する。逆
に、データ転送が不可能な場合、即ち、入出力指令を発
行したホストコンピュータが電子ディスク装置のシーズ
に失敗した場合、データ転送制御手段4は、引き続いて
シーズ非処理情報に応じてそのホストコンピュータに対
してホストインタフェース手段6を介してシーズ失敗の
旨(データ転送を実行できない旨)を示す異常応答を送
出する。
【0023】要するに、このような構成の電子ディスク
装置用シーズ制御回路では、データ転送の制御のために
具備されるデータ転送制御手段4によりデータ転送の制
御に先立ってシーズ処理の実行要求を送出するものと
し、このシーズ処理の実行要求に応じてシーズ制御手段
4がシーズ処理を実行する構成であるため、制御用に供
される記憶データの一貫性を保証するために行われるシ
ーズ処理をデータ転送の指令中に隠蔽した上で実行する
ことが可能になり、これによってシーズ処理時のアクセ
スタイムが効果的に短縮され、結果として記憶メディア
手段5へアクセスするデータ転送時に要する全所用時間
が短縮される。
【0024】
【発明の効果】以上に述べた通り、本発明の電子ディス
ク装置用シーズ制御回路によれば、複数のホストコンピ
ュータと接続可能な電子ディスク装置にあって、各ホス
トコンピュータのうちのアクセスがあった特定のものと
の間におけるデータ転送の制御のために具備されるデー
タ転送制御手段によりデータ転送の制御に先立ってシー
ズ処理の実行要求を送出するものとし、このシーズ処理
の実行要求に応じてシーズ実行手段がシーズ処理を実行
する構成としているため、制御用に供される記憶データ
の一貫性を保証するために行われるシーズ処理をデータ
転送の指令中に隠蔽して実行することが可能になり、こ
れによってシーズ処理時のアクセスタイムが効果的に短
縮され、結果としてデータ転送時に要する全所用時間の
短縮化が図られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電子ディスク装置用シ
ーズ制御回路の基本構成を示した機能ブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 コマンドデコード手段 2 シーズ制御手段 3 シーズ情報記憶手段 4 データ転送制御手段 5 記憶メディア手段 6 ホストインタフェース手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のホストコンピュータと接続可能な
    電子ディスク装置にあっての一時的な占有機能であるシ
    ーズ機能としてシーズ処理を実行可能な電子ディスク装
    置用シーズ制御回路において、前記複数のホストコンピ
    ュータとの接続を行うためのインタフェースとしてのホ
    ストインタフェース手段と、前記ホストインタフェース
    手段を介して前記複数のホストコンピュータのうちの特
    定のものからアクセスされて伝送された入出力指令を受
    け取って解析するコマンドデコード手段と、前記コマン
    ドデコード手段による前記解析の結果に応じてデータ転
    送の制御を行うと共に、該データ転送の制御に先立って
    前記シーズ処理の実行要求を送出するデータ転送制御手
    段と、前記シーズ処理の実行要求に応じて該シーズ処理
    を実行するシーズ実行手段とを備えたことを特徴とする
    電子ディスク装置用シーズ制御回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子ディスク装置用シー
    ズ制御回路において、前記コマンドデコード手段は、前
    記入出力指令が前記データ転送の指令であるか否かを判
    定し、該判定の結果が該データ転送の指令である場合に
    前記データ転送制御手段に対して該データ転送の実行要
    求を送出するもので、前記データ転送制御手段は、前記
    データ転送の実行要求に応じて前記シーズ実行手段に対
    して前記シーズ処理の実行要求を送出することを特徴と
    する電子ディスク装置用シーズ制御回路。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電子ディスク装置用シー
    ズ制御回路において、前記シーズ実行手段は、前記デー
    タ転送制御手段からの前記シーズ処理の実行要求に応じ
    て該シーズ処理の制御を行うシーズ制御手段と、前記シ
    ーズ処理の実行の成否状況を示すシーズ情報が記憶され
    るシーズ情報記憶手段とを備えて成り、前記シーズ制御
    手段は、前記シーズ処理の制御を前記シーズ情報を参照
    して行うことを特徴とする電子ディスク装置用シーズ制
    御回路。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の電子ディスク装置用シー
    ズ制御回路において、前記シーズ制御手段は、前記シー
    ズ情報を参照した結果が前記シーズ処理の実行の成立状
    況を示すときに該シーズ処理の制御を行い、且つ該制御
    に要する固有な制御情報を前記シーズ情報として前記シ
    ーズ情報記憶手段に書き込むと共に、該シーズ処理の制
    御を行った旨のシーズ処理済み情報を前記データ転送制
    御手段へ送出することを特徴とする電子ディスク装置用
    シーズ制御回路。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の電子ディスク装置用シー
    ズ制御回路において、前記シーズ制御手段は、前記シー
    ズ情報を参照した結果が前記シーズ処理の実行の否定状
    況を示すときに該シーズ処理の制御を行わず、該シーズ
    処理の制御を行わない旨のシーズ非処理情報を前記デー
    タ転送制御手段へ送出することを特徴とする電子ディス
    ク装置用シーズ制御回路。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の電子ディスク装置用シー
    ズ制御回路において、前記複数のホストコンピュータの
    うちの特定のものからのアクセスに応じて前記データ転
    送を行うときに要する転送情報を記憶する記憶メディア
    手段を備え、前記データ転送制御手段は、前記シーズ制
    御手段により前記シーズ処理の制御が行われたシーズ成
    功時に前記シーズ処理済み情報に応じて前記複数のホス
    トコンピュータのうちの特定のもの及び前記記憶メディ
    ア手段の間での前記転送情報を授受することで前記デー
    タ転送の処理を行い、且つ該シーズ処理の制御が行われ
    ないシーズ失敗時に前記シーズ非処理情報に応じて該複
    数のホストコンピュータのうちの特定のものへ該シーズ
    失敗の旨を示す異常応答を送出することを特徴とする電
    子ディスク装置用シーズ制御回路。
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