JP2002156771A - 感光ドラム用基体及び該基体を用いた感光ドラム - Google Patents

感光ドラム用基体及び該基体を用いた感光ドラム

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宗紀 飯塚
Takahiro Suzuki
隆弘 鈴木
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邦郎 町田
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な機械的強度を有し、かつ良好な表面平
滑性を有する樹脂製の感光ドラム用基体を提供すること
を目的目的とする。 【解決手段】 補強用無機質充填材を配合した導電性樹
脂組成物からなる円筒状の感光ドラム用基体において、
上記補強用無機質充填材として、微小球状物質、フレー
ク状物質又はこれらの双方を配合したことを特徴とする
感光ドラム用基体を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の電子写真装置の感光ドラムに、円
筒状の基体として用いられる感光ドラム用基体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファクシミリ、プリンター等に
おける静電記録プロセスでは、まず、感光ドラムの表面
を一様に帯電させ、この感光ドラム表面に光学系から映
像を投射して光の当たった部分の帯電を消去することに
よって静電潜像を形成し、次いで、この静電潜像にトナ
ーを供給してトナーの静電的付着によりトナー像を形成
し、これを紙,OHP,印画紙等の記録媒体へと転写す
ることにより、プリントする方法が採られている。
【0003】このような静電記録プロセスに用いられる
感光ドラムとしては、従来、図1に示した構造のものが
一般に用いられている。
【0004】即ち、良導電性を有する円筒状基体1の両
端にフランジ2a,2bを嵌合固定すると共に、該円筒
状基体1の外周面に感光層3を形成したものが一般に用
いられており、通常、この感光ドラムは、図1に示され
ているように、電子写真装置の本体aに設けられた支持
軸4,4が両フランジ2a,2bに設けられた軸孔5,
5に挿入されて回転自在に支持され、一方のフランジ2
bに形成された駆動用ギア6にモータ等の駆動源と連結
されたギア7を歯合させ、回転駆動されるようになって
いる。
【0005】この場合、上記円筒状基体1を形成する材
料としては、比較的軽量で機械加工性にも優れ、かつ良
好な導電性を有することから、アルミニウム合金が従来
から用いられている。
【0006】しかしながら、アルミニウム合金からなる
円筒状基体は、厳しい寸法精度に対する要求や所定の表
面粗さを満足するために、個々に高精度の機械加工を施
す必要があり、また両端に上記フランジ2a,2bを嵌
合固定させるための加工を施す必要もあり、更に場合に
よっては表面の酸化などを防止するための加工を要する
場合もある。このため、製造工数が多くなって製造コス
トが高くなるという問題を有しており、アルミニウム合
金は、感光ドラムを構成する円筒状基体用の材料として
必ずしも満足し得るものではない。
【0007】一方、樹脂基材にカーボンブラック等の導
電剤を混合分散した導電性樹脂組成物を用いて、樹脂製
の円筒状基体1を形成することも提案されており、これ
によれば、より軽量な円筒状基体1を射出成形法等によ
り比較的容易に成形することが可能であり、また上記フ
ランジ2a,2bのいずれか一方を同樹脂組成物によっ
て円筒状基体1と一体に成形することも可能である。
【0008】このような、導電性樹脂組成物により感光
ドラム用基体を形成する場合、補強や増量の目的で、カ
ーボン繊維、ウィスカー、ガラス繊維等の繊維状物質を
補強用充填材として適量配合することが一般に行われて
いる。
【0009】
【発明に解決しようとする課題】しかしながら、上記補
強用充填材の配合は、得られる成形物の表面平滑性を低
下させることとなり、感光ドラム用基体の場合このよう
な表面平滑性の低下は、感光ドラムの生産性や性能の低
下に直接的に影響することとなる。
【0010】即ち、円筒状樹脂基体の外周に感光層を塗
工形成して感光ドラムを得る場合、基体の表面平滑性が
劣ると、感光剤の塗布工程で塗工不良が発生したり、ま
た表面に微小凹凸により得られる感光ドラムに帯電特性
の異常が生じて画像劣化などの深刻な問題を生じること
となる。
【0011】このように、補強用充填材の配合は、感光
ドラム用基体の表面平滑性を低下させる原因となるが、
その一方で、補強用充填材の配合を省略若しくは減量す
ると、感光ドラム用基体として十分な機械的強度を得る
ことが困難となってしまう。
【0012】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、導電性樹脂組成物からなる感光ドラム用基体におい
て、表面平滑性の向上と十分な機械的強度の確保という
二律背反的な課題を解決して、十分な機械的強度を有
し、かつ良好な表面平滑性を有する感光ドラム用基体、
及び該基体を用いた感光ドラムを提供することを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結
果、導電性樹脂組成物に補強用の無機質充填材を配合し
て、円筒状の感光ドラム用基体を形成する場合に、上記
無機質充填材として、微小球状物質及び/又はフレーク
状物質を用いることにより、表面平滑性と機械的強度と
を両立し得ることを見出した。
【0014】即ち、ガラスビーズ,シリカバルーン,フ
ライアッシュなどの微小球状物質は、樹脂中に混合分散
させた場合、樹脂中に微小に分散して凝集が少なく、こ
のため得られる樹脂成形物の表面平滑性を低下させるこ
とが非常に少なく、またアルミニウムフレーク,Niコ
ートマイカ,マスコバイト,フロコバイトなどのフレー
ク状物質は、そのアスペクト比が大きいため樹脂中に混
合分散させた場合その機械的強度の向上効果が大きく、
比較的少ない充填量で表面平滑性をさほど低下させるこ
となく、十分な機械的強度の向上を図ることができ、こ
れら微小球状物、フレーク状物質又はこれらの双方を補
強用充填材として用いることにより、十分な機械的強度
を有し、かつ良好な表面平滑性を有する感光ドラム用基
体が得られることを見出し、本発明を完成したものであ
る。
【0015】従って、本発明は、補強用無機質充填材を
配合した導電性樹脂組成物からなる円筒状の感光ドラム
用基体において、上記補強用無機質充填材として、微小
球状物質、フレーク状物質又はこれらの双方を配合した
ことを特徴とする感光ドラム用基体、及び、円筒状基体
の外周面に感光層を形成してなる感光ドラムにおいて、
円筒状基体として上記本発明の感光ドラム用基体を用い
たことを特徴とする感光ドラムを提供する。
【0016】以下、本発明につき、更に詳しく説明す
る。本発明の感光ドラム用基体は、上述のように、補強
用無機質充填材として、微小球状物質及び/又はフレー
ク状物質を配合した導電性樹脂組成物により形成したも
のである。
【0017】上記導電性樹脂組成物を構成する樹脂基材
としては、特に制限されるものではないが熱可塑性樹脂
が好適に用いられる。この熱可塑性樹脂としては、従来
から感光ドラム用の基体に用いられている公知の樹脂材
料を用いることができるが、特に感光層を形成するに良
好な表面平滑性を有し、かつ耐薬品性及び機械的強度に
優れることから、各種ナイロン等のポリアミド樹脂が好
ましく用いられる。具体的には、ナイロン11、ナイロ
ン12、ナイロン46、ナイロン6、ナイロン66、ナ
イロンMXD6、ナイロン610、ナイロン612、ナ
イロン1212、及びこれらの共重合物などの他のポリ
アミド樹脂が例示され、これらの1種又は2種以上を混
合して用いることができる。
【0018】また、吸湿による成形物の寸法変化、即ち
得られる感光ドラム用基体の吸湿による寸法変化を抑制
するため、非吸湿性の樹脂を上記ポリアミド樹脂に添加
混合することもできる。この非吸湿性の樹脂としては、
ポリプロピレン、ポリフェニレンエーテル、ポリフェニ
レンサルファイドなどが例示され、上記ポリアミド樹脂
との相溶性などを考慮して適宜選択すればよい。
【0019】上記導電性樹脂組成物は、通常上記樹脂基
材に導電剤を添加して導電性を付与したものであるが、
この場合、導電剤としては、上記樹脂中に均一に分散さ
せることが可能なものであればいずれのものでもよく、
例えばカーボンブラック、グラファイト、アルミニウ
ム,銅,ニッケル等の金属粉、導電性ガラス粉などが挙
げられるが、特にカーボンブラックを用いることが好ま
しい。導電剤の添加量は、特に制限されるものではない
が、組成物の5〜30重量%、特に5〜20重量%とす
ることが好ましく、これにより成形物の表面抵抗値を1
4Ω/□(オーム/スクエア)以下、特に102Ω/□
以下とすることが好ましい。
【0020】本発明の感光ドラム用基体は、上記導電性
樹脂組成物に補強用充填材を配合して、機械的強度を向
上されたものであるが、この場合本発明では、この補強
用充填材として、微小球状物質、フレーク状物質又はこ
れらの双方を用いるものである。
【0021】上記微小球状物質としては、ガラスビー
ズ、シリカバルーン、フライアッシュ等が例示され、こ
れらの1種又は2種以上を用いることができる。これら
の微小球状物質は、分散性に優れ上記樹脂基材に混合し
た場合、微細に分散して凝集が非常に少なく、得られる
感光ドラム用基体の表面平滑性を低下させることなく機
械的強度を効果的に向上させることができる。この場
合、特に制限されるものではないが、この微小球状物質
の大きさは、平均粒子径で50μm以下であることが好
ましく、平均粒子径が50μmを超えると、表面平滑性
が低下する場合がある。
【0022】この微小球状物質は、上述のように良好か
つ微細に分散して凝集しにくいため、比較的大量に配合
しても、得られる感光ドラム用基体の表面平滑性を低下
させることがなく、十分な配合量により良好な強度向上
効果を得ることができる。具体的には、導電性樹脂組成
物全体に対して10〜25重量%、特に15〜20重量
%を配合することができる。
【0023】次に、上記フレーク状物質としては、アル
ミニウムフレーク、Niコートマイカ、マスコバイト、
フロコバイト等が例示され、これらの1種又は2種以上
を用いることができる。これらフレーク状物質は、アス
ペクト比(長さ/厚さ)が大きいために強度向上効果に
優れ、このため充填量の減量によって十分な機械的強度
を維持しつつ、良好な表面平滑性を得ることが可能であ
る。この場合、特に制限されるものではないが、このフ
レーク状物質のアスペクト比は、長さ/厚さ=10〜7
0、特に20〜65であることが好ましい。この場合、
上記アスペクト比が10未満であると、少ない配合量で
十分な強度を得ることが困難になり、このため十分な強
度が得られなかったり強度確保のための増量により表面
平滑性が損なわれる場合があり、一方上記アスペクト比
が70を超えると、良好な表面平滑性を得ることが困難
になる場合がある。
【0024】このフレーク状物質は、上述のように、強
度向上効果に優れ、このため比較的少量の配合により、
得られる感光ドラム用基体の表面平滑性を低下させるこ
となく、十分な機械的強度を得ることができる。具体的
には、導電性樹脂組成物全体に対して10〜25重量
%、特に15〜20重量%を配合することができる。
【0025】本発明で用いる導電性樹脂組成物は、補強
用無機質充填材として、上記微小球状物質又はフレーク
状物質を配合したものであるが、場合によってはこの微
小球状物質とフレーク状物質とを併用することもでき
る。これにより両者の欠点を補うと共に、上述の効果の
相乗によって、より高度な表面平滑性及び機械的強度を
達成することも可能である。
【0026】また、場合によっては、上記微小球状物質
又は/及びフレーク状物質と、通常補強用無機質充填材
として用いられている繊維状無機物とを併用することも
できる。この場合、この繊維状無機物としては、繊維長
8〜50μm,直径0.1〜5μm、好ましくは繊維長
8〜50μm,直径0.1〜5μmの微細なものを用い
ることが好ましく、このような繊維状無機物としては、
例えばガラス繊維、炭素繊維、チタン酸カリウム、ホウ
酸アルミニウム、炭化ケイ素、塩基性硫酸マグネシウ
ム、酸化亜鉛、硫酸カルシウム、ホウ酸マグネシウム、
ケイ酸カルシウムなどが例示される。
【0027】これら繊維状無機物質は、上記微小球状物
質又は/フレーク状物質による補強効果の補助として用
いられ、その配合量は少量とすることが好ましい。具体
的には、組成物の5〜30重量%程度、特に8〜20重
量%程度とすることが好ましい。
【0028】なお、この導電性樹脂組成物には、必要に
応じて上記導電剤及び補強用充填材の他に、ポリテトラ
フルオロエチレン(PTFE)、シリコーン、二硫化モ
リブデン(MoS2)、各種金属石鹸等の公知の添加剤
を適量添加することができる。また、通常用いられるシ
ランカップリング剤やチタネートカップリング剤などを
用いて、上記導電剤や充填材に表面処理を施してもよ
い。
【0029】本発明の感光ドラム用基体は、上記導電性
樹脂組成物を円筒状に成形したものであり、この場合そ
の成形方法は、特に制限されるものではないが、射出成
形法を採用することが好ましい。なお、成形温度や射出
圧力などの成形条件は、導電性樹脂組成物を構成する樹
脂成分の種類等に応じた通常の条件とすることができ
る。
【0030】次に、本発明の感光ドラムは、例えば図1
に示された感光ドラムのように、円筒状基体1の外周面
に感光層3を形成したものであり、本発明ではその円筒
状基体1として、上記本発明の感光ドラム用基体を用い
たものである。
【0031】この場合、図1の感光ドラムでは、円筒状
基体1の両端面に別体に形成したフランジ2a,2bを
嵌着固定しているが、本発明では、フランジ2a,2b
の少なくとも一方を上記導電性樹脂組成物を用いて円筒
状基体1と一体に成形することもできる。この場合、本
発明導電性樹脂組成物は、上記補強用の無機充填材を添
加することにより、強度,剛性に優れた成形物を得るこ
とができるので、フランジと共に、駆動用ギア6を本発
明導電性樹脂組成物で一体に成形することもできる。
【0032】ここで、上記円筒状基体1の外周面、即ち
本発明感光ドラム用基体の外周面は、特に制限されるも
のではないが、その表面粗さを中心線平均粗さRaで
0.2μm以下、特に0.1μm以下、最大高さRma
xで0.8μm以下、特に0.6μm以下とすることが
好ましく、これらRa及びRmaxが大きいと円筒状基
体1表面の凹凸が感光層3上に現れて、これが画像不良
の原因となる場合があるが、上記本発明の円筒状基体に
よれば、補強用無機質充填材として、上記微小球状物質
又は/及びフレーク状物質を用いたことにより、十分な
機械的強度を保持した上で、上記Ra及びRmaxを容
易に達成することができる。
【0033】上記円筒状基体1の外周面に感光層3を形
成することにより、本発明の感光ドラムが構成される
が、この場合、感光層3は、公知の材料,組成により形
成することができ、またその層構成も公知の構成とする
ことができる。
【0034】なお、本発明の感光ドラム用基体及び感光
ドラムは、図1に示されたものに限定されるものではな
く、例えば両フランジ2a,2bに、軸孔5ではなく、
外方へと突出する軸体(支持軸)を突設し、この軸体を
用いて電子写真装置の本体に回転可能に取り付けること
もできる。更に、各フランジ2a,2bの形状や感光ド
ラムの回転駆動方法など、その他の構成についても本発
明の要旨を逸脱しない限り適宜変更することができる。
【0035】
【実施例】以下、実施例,比較例を示し、本発明をより
具体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限される
ものではない。
【0036】〔実施例1〜3,比較例1,2〕表1に示
した、組成の導電性樹脂組成物を調製し、この導電性樹
脂組成物を用いて、外径30mm,長さ230mm,周
壁の厚さ2mmの感光ドラム用の円筒状基体を射出成形
法により成形した。得られた各基体の表面平滑性及び機
械的強度を下記方法により評価した。結果を表1に示
す。表面平滑性 東京精密(株)製の表面粗さ測定器「サーフコム」で中
心線平均高さRa(μm)と最大高さRmax(μm)
を測定した。機械的強度 JIS K7203(ASTM−D790)に従って、
厚さ4mm、幅10mm、長さ800mmのプラスチッ
ク曲げ試験用試験片を作製し、インストロン試験機によ
って3点曲げ試験を実施した。
【0037】
【表1】 1:ナイロン66 2:ポリフェニレンエーテル 3:平均粒径45μm 4:アスペクト比(長さ/厚さ)36 5:アスペクト比(長さ/厚さ)45
【0038】表1に示されているように、補強用無機質
充填材として、微小球状物質やフレーク状物質を用いる
ことにより、表面平滑性を低下させることなく、機械的
強度の向上を図ることができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
導電性樹脂組成物からなる感光ドラム用基体において、
表面平滑性の向上と十分な機械的強度の確保という二律
背反的な課題を解決して、十分な機械的強度を有し、か
つ良好な表面平滑性を有する感光ドラム用基体、及び該
基体を用いた感光ドラムを確実に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】感光ドラムの一例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 円筒状基体 2a,2b フランジ 3 感光層 4 支持軸 5 軸孔 6 駆動用ギア
フロントページの続き Fターム(参考) 2H035 CA07 CB02 2H068 AA52 AA54 AA59 CA06 CA32 CA46 CA52 CA60 4J002 AA001 AA002 BB122 CH072 CL011 CL031 CN012 DA006 DA096 DE106 DE186 DG046 DG056 DJ006 DJ016 DJ056 DK006 DL006 FA016 FA046 FA086 FA106 FB076 FD016 FD110 GM00 GQ00

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補強用無機質充填材を配合した導電性樹
    脂組成物からなる円筒状の感光ドラム用基体において、
    上記補強用無機質充填材として、微小球状物質、フレー
    ク状物質又はこれらの双方を配合したことを特徴とする
    感光ドラム用基体。
  2. 【請求項2】 上記微小球状物質が、平均粒子径50μ
    m以下の球状物である請求項1記載の感光ドラム用基
    体。
  3. 【請求項3】 上記微小球状物質がガラスビーズ、シリ
    カバルーン、フライアッシュから選ばれた1種又は2種
    以上である請求項1又は2記載の感光ドラム用基体。
  4. 【請求項4】 上記微小球状物質の配合量が、10〜2
    5重量%である請求項1〜3のいずれか1項に記載の感
    光ドラム用基体。
  5. 【請求項5】 上記フレーク状物質が、アスペクト比
    (長さ/厚さ)10〜70のものである請求項1〜4の
    いずれか1項に記載の感光ドラム用基体。
  6. 【請求項6】 上記フレーク状物質が、アルミニウムフ
    レーク、Niコートマイカ、マスコバイト、フロコバイ
    トから選ばれる1種又は2種以上である請求項1〜5の
    いずれか1項に記載の感光ドラム用基体。
  7. 【請求項7】 上記フレーク状物質の配合量が、10〜
    25重量%である請求項1〜6のいずれか1項に記載の
    感光ドラム用基体。
  8. 【請求項8】 円筒状基体の外周面に感光層を形成して
    なる感光ドラムにおいて、上記円筒状基体として請求項
    1〜7のいずれか1項に記載の感光ドラム用基体を用い
    たことを特徴とする感光ドラム。
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