JP2002156144A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2002156144A
JP2002156144A JP2001294592A JP2001294592A JP2002156144A JP 2002156144 A JP2002156144 A JP 2002156144A JP 2001294592 A JP2001294592 A JP 2001294592A JP 2001294592 A JP2001294592 A JP 2001294592A JP 2002156144 A JP2002156144 A JP 2002156144A
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JP
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compressor
illuminance
air conditioner
humidity
refrigeration cycle
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JP2001294592A
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Inventor
Yoshihiko Maeda
好彦 前田
Torahiko Nonogami
寅彦 野々上
Yoshihiro Nomura
好弘 野村
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周囲が暗くなったときに、圧縮機の騒音を低
減でき、省エネルギーで運転する空気調和機を提供する
ことを課題とする。 【解決手段】 本体1内に圧縮機3および送風ファン2
等から構成される冷凍サイクルを内蔵し、吸気口5から
吸い込まれた室内空気を該冷凍サイクルにて除湿および
乾燥した後、排気口6から吐出し、周囲の照度が所定照
度以下になったことを光センサが検知したとき、前記圧
縮機3は、除湿能力を下げて運転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周囲の照度に応じ
て室内空気を除湿及び乾燥させる除湿機等の空気調和機
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、除湿機の除湿能力を変化させる方
法として、特開平11−230605号公報に、室内が
暗くなるのに応じて空調機器の送風ファンの回転数を低
下させるように制御する除湿機が記載されている。しか
し、除湿機の騒音の大部分は、圧縮機が発生するもので
あり、送風ファンの回転数を低下させても騒音低減の効
果が低く、またエネルギーを多く消費するという問題が
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、周囲が暗く
なったときに、圧縮機の騒音を低減でき、省エネルギー
で運転する空気調和機を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、本体内に圧縮
機および送風ファン等から構成される冷凍サイクルを内
蔵し、前記本体に形成した吸気口から排気口に向かい通
風する室内空気を前記冷凍サイクルによって除湿および
乾燥させて吐出し、周囲の照度を検知する光センサの検
知に応じて前記冷凍サイクルを制御する運転を行う空気
調和機において、前記光センサが所定照度以下になった
ことを検知したとき、前記圧縮機の除湿能力を下げて運
転することを特徴とする。
【0005】上記構成によって、前記吸気口から吸い込
まれた室内空気は、前記冷凍サイクルにて除湿及び乾燥
された後、前記排気口から排気される。そして、前記光
センサが所定照度以下になったことを検知した場合、例
えば、就寝時に消灯した時には、前記圧縮機は、除湿能
力を下げて運転されるので、就寝時における前記圧縮機
の騒音を低減でき、過乾燥を防止し、さらに、省エネル
ギーを達成することができる。
【0006】また、前記光センサが所定照度以下を検知
した後、周囲の照度が所定照度を越えたとき、前記圧縮
機は、再び除湿能力を上げて運転することを特徴とする
ので、周囲の照度が明るい時と暗い時に応じて、前記圧
縮機の除湿能力を自動的に切り換えることができ、使い
勝手が向上する。
【0007】また、本体内に圧縮機および送風ファン等
から構成される冷凍サイクルを内蔵し、前記本体に形成
した吸気口から排気口に向かい通風する室内空気を前記
冷凍サイクルによって除湿および乾燥させて吐出し、周
囲の湿度を検知する湿度センサの検知に応じて前記冷凍
サイクルを制御する運転を行う空気調和機において、周
囲の照度を検知する光センサを設け、該光センサが所定
照度以下になったことを検知したとき、予め設定された
設定湿度よりも高い設定値に変更して前記圧縮機を運転
することを特徴とする。
【0008】上記構成によって、前記光センサが所定照
度以下になったことを検知した場合、例えば、就寝時に
消灯した時には、予め設定された設定湿度よりも高い設
定値に湿度が変更されて、前記圧縮機の除湿能力を下げ
る運転となるので、就寝時における前記圧縮機の騒音を
低減でき、過乾燥を防止し、さらに、省エネルギーを達
成することができる。
【0009】また、前記光センサが所定照度以下を検知
した後、周囲の照度が所定照度を越えたとき、前記圧縮
機は、再び予め設定された設定湿度に戻して運転するこ
とを特徴とするので、周囲の照度が明るい時と暗い時に
応じて、前記圧縮機の除湿能力を自動的に切り換えるこ
とができ、使い勝手が向上する。
【0010】また、前記圧縮機は、インバータにて制御
されることを特徴とするので、除湿能力の調整が容易
で、省エネルギーを達成することがことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】つぎに図面を参照しながら本発明
の空気調和機をさらに詳細に説明する。図1は本発明の
空気調和機の一実施の形態を示す空気調和機の正面図、
図2は図1の空気調和機のII-II線断面図、図3は図1
の空気調和機に内蔵されたバックライト用LEDの制御
回路の回路図、図4は図1の空気調和機における湿度変
化に対応するバックライトの制御方法を示すフローチャ
ート、図5は図1の空気調和機における温度変化に対応
するバックライトの制御方法を示すフローチャート、図
6は本発明の空気調和機の他の実施の形態を示す制御部
を概略的に示すブロック図、図7は図6の制御部を用い
た空気調和機の制御方法を示すフローチャート、図8は
図6の表示部に表示された除湿量サインの一例を示す説
明図、図9は図6の表示部に表示された除湿量サインの
他の例を示す説明図、図10は図6の表示部に表示され
た除湿能力レベルの一例を示す説明図、図11は図6の
表示部に表示された騒音レベルの一例を示す説明図、図
12は図6の表示部に表示されたコンプレッサ駆動周波
数レベルの一例を示す説明図、図13は本発明の空気調
和機のさらに他の実施の形態を示す空気調和機のコンプ
レッサの能力または風量を室内の明るさに対応させて制
御する方法を示すフローチャートおよび図14は本発明
の空気調和機のさらに他の実施の形態を示す空気調和機
を室内の明るさに対応させて所定の湿度になるように制
御する方法を示すフローチャートである。
【0012】本発明の空気調和機の一実施の形態とし
て、図1〜2に示される除湿機は、本体1の内部に送風
ファン2、コンプレッサ3および凝縮水タンク4が内蔵
されたものである。本体1背面の吸気口5から吸入され
た空気は、コンプレッサ3によって空気中に含有される
水分が除去されたのち、送風ファン2を経由して本体1
上面の排気口6から除湿された空気が排気される。
【0013】また、図示されていないが、本体1の適宜
の位置(たとえば、本体内部の左側面など)には、室内
の湿度を測定するための湿度センサ、および室温を測定
するための温度センサが設けられている。
【0014】さらに、本体1の前面には、前記センサで
測定された湿度や温度などの情報を表示するための液晶
表示パネル7が設けられている。この液晶表示パネル7
の後面側には、液晶表示パネル7を後方から照らすため
のバックライト8が設けられている。
【0015】バックライト8は、複数の色、少なくとも
3色以上発光できるものであれば、種々の発光手段を採
用することができる。たとえば、図3に示されるよう
に、赤色LED9と緑色LED10とを光源として、拡
散フィルム(図示せず)などを通して液晶表示パネル7
全体を一様に照らすことができるバックライトを採用す
るのが好ましい。
【0016】赤色LED9および緑色LED10は、図
3に示される制御回路で制御される。図3において、R
1〜R4は抵抗、Q1〜Q4はスイッチング用トランジス
タ、CPUはLED制御用CPUである。CPUから各
トランジスタQ1〜Q4へ制御信号を送ることにより、L
ED9、10に直列接続された抵抗R1〜R4のうちの少
なくとも1つに選択的に電流を流してLED9、10の
それぞれの輝度を調節することができる。その結果、L
ED9、10を明るい赤、暗い赤、明るい緑および暗い
緑に発光させることができる。また、赤色LED9およ
び緑色LED10を両方発光させれば、黄色の光を得る
ことができる。なお、CPUの出力は、LED9、10
の点灯および消灯のために、ハイレベルとローレベルの
2種類ある。
【0017】以上のように構成された除湿機は、図4に
示されるように、湿度センサによって室内の湿度を測定
し、湿度センサからの信号が図3のCPUに入力され
る。このとき、湿度センサからの入力信号が異常の場合
(すなわち、通常の湿度ではありえない出力電圧、たと
えば、湿度センサが故障して出力電圧が0Vとなると
き、または制御回路の一部が短絡して出力電圧が異常に
高くなるときなどの場合)には、前記液晶パネル7の後
方のバックライト8を高輝度の赤で発光させることによ
り、液晶表示パネル7の表示が見えないほどの遠距離や
視野角から外れた斜めの位置でも使用者に対して容易か
つ迅速に除湿機の異常を知らせることができる。
【0018】湿度センサからの入力信号が正常の場合に
は、湿度が第1の湿度範囲、たとえば50〜60%程度
の範囲内にあるか否か判定する。湿度が50〜60%程
度の範囲内の場合には、除湿機は正常に動作しているこ
とを示すためにバックライト8を低輝度の緑で発光させ
る。
【0019】ついで、湿度が50〜60%程度の範囲か
ら少し外れている範囲である第2の湿度範囲、たとえば
40〜50%または60〜70%程度にあるか否か判定
する。湿度が40〜50%または60〜70%程度の範
囲内にある場合には、快適な湿度範囲から少し外れてい
ることを示すためにバックライト8を低輝度の黄色(前
記赤色および緑色LEDの両方を発光)で発光させる。
【0020】また、前記第1および第2の湿度範囲のい
ずれについても範囲外にあるときには、快適な湿度範囲
から大きく外れていることを示すために、バックライト
8を低輝度の赤で発光させる。
【0021】なお、前記実施の形態では、低輝度の状態
で湿度の変化に応じて色を緑、黄および赤に変化させて
いるが、本発明はこれに限定されるものではなく、湿度
の変化に応じて色および/または輝度を変化させれば、
使用者は湿度の変化を容易に確認することができる。
【0022】同様に、前記温度センサを用いて、図5の
フローチャートに示されるように、室内温度の変化に応
じてバックライト8の色を変化させるようにしてもよ
い。
【0023】図5に示されるように、温度センサによっ
て室内の温度を測定し、温度センサからの信号が図3の
CPUに入力される。このとき、温度センサからの入力
信号が異常の場合(すなわち、通常の温度ではありえな
い出力電圧、たとえば、温度センサが故障して出力電圧
が0Vとなるとき、または制御回路の一部が短絡して出
力電圧が異常に高くなるときなどの場合)には、前記液
晶パネル7の後方のバックライト8を高輝度の赤で発光
させることにより、液晶表示パネル7の表示が見えない
ほどの遠距離や視野角から外れた斜めの位置でも使用者
に対して容易かつ迅速に除湿機の異常を知らせることが
できる。
【0024】温度センサからの入力信号が正常の場合に
は、温度が第1の温度範囲、たとえば15〜25℃程度
の範囲内にあるか否か判定する。温度が15〜25℃程
度の範囲内の場合には、除湿機は正常に動作しているこ
とを示すためにバックライト8を低輝度の緑で発光させ
る。
【0025】ついで、温度が15〜25℃程度の範囲か
ら少し外れている範囲である第2の温度範囲、たとえば
0〜15℃または25〜30℃程度にあるか否か判定す
る。温度が0〜15℃または25〜30℃程度の範囲内
にある場合には、快適な温度範囲から少し外れているこ
とを示すためにバックライト8を低輝度の黄色(前記赤
色および緑色LEDの両方を発光)で発光させる。
【0026】また、前記第1および第2の温度範囲のい
ずれについても範囲外にあるときには、快適な温度範囲
から大きく外れていることを示すために、バックライト
8を低輝度の赤で発光させる。
【0027】なお、前記実施の形態では、低輝度の状態
で温度の変化に応じて色を緑、黄および赤に変化させて
いるが、本発明はこれに限定されるものではなく、温度
の変化に応じて色および/または輝度を変化させれば、
使用者は温度の変化を容易に確認することができる。
【0028】また、本発明の空気調和機の他の実施の形
態として、図6〜12に示されるように、前期除湿機の
本体1に設けられる湿度センサ11および温度センサ1
2(図6参照)からの入力値によって、前記コンプレッ
サ3および送風ファン2を回転駆動させるファンモータ
13(図2参照)の制御を行ない、それとともに現在の
湿度、温度、コンプレッサ3の運転状態およびファンモ
ータ13の風量から現在の除湿能力を算出し、かかる除
湿能力を図8〜12に示される液晶表示パネル14のよ
うに表示するようにしてもよい。
【0029】ここで、従来の除湿機では、運転モード
(除湿、送風、ランドリー、空気清浄など)の切換機能
はあったが、同一モードにおいて、現在の室内の湿度お
よび温度の状態に応じて除湿能力を切りかえることがで
きなかった。たとえば、ランドリーモードでは、コンプ
レッサを常時ON、自動モードでは設定温度以上または
以下でONまたはOFFといったON/OFF制御のみ
であり、除湿能力を細かく調整できなかった。
【0030】そこで、図6〜8に示されるように、本実
施の形態の除湿機では、モード切換操作部15からの運
転モード信号、湿度センサ11からの湿度信号、および
温度センサ12からの温度信号を、運転制御用CPU1
6に入力し、これらの入力に応じてCPU16がコンプ
レッサ3およびファンモータ13を作動させ、このとき
の除湿能力を液晶表示パネル14(図8〜12参照)に
表示するようにした。しかも、このような運転制御を、
所定時間ごとに図7に示される制御フローチャートに基
づいて行なうことにより、自動的に運転制御を行なうこ
とができる。
【0031】また、除湿能力を算出する代わりにテーブ
ルデータ(表やグラフ)を利用し、算出のための演算を
簡略化してもよい。さらに、現在の除湿能力をメータな
どによる数値表示、液晶表示、LED表示などで表示し
てもよい。
【0032】したがって、図6〜12に示される実施の
形態では、衣類乾燥の目的で除湿機を使用する際、短
時間で乾かしたいとき(すなわち、運転音や電気代を気
にしない場合)、夕方までに乾かしたい場合(すなわ
ち、静かに8時間ぐらいで乾燥させる場合)、および
1日かけて乾かす場合(静かに安い電気代で乾燥させる
場合)の使い分けができ、除湿能力の調整が可能にな
る。
【0033】また、最強モード〜最弱モードにした場
合、視覚で使用者に理解できるようにする。数値表示で
除湿効果を明確にできる。たとえば、急激な湿度変化に
対し、除湿機を操作し、これに対応するように、除湿能
力をアップさせることができる。また、使用者が視覚で
除湿効果を確認できる。
【0034】さらに、夜間に定量的に除湿する場合で
も、音を静かにし、ゆっくりと運転させ、少量づつ連続
的に一晩かけて除湿することができる。また、一晩で凝
縮水タンク4(図2参照)が満水にならないように、除
湿機の能力を100%使用するのではなく、寝苦しくな
い程度に除湿するように除湿能力を制御することができ
る。
【0035】さらに、除湿能力を複数段で切り換えるた
めには、風量の切換え、またはコンプレッサ能力の
切換えが必要である。は従来から公知の技術であり、
は従来から公知のエアコンのように、コンプレッサを
インバータ制御することで実現することができる。な
お、従来の除湿機では、ON/OFF制御のみで、コン
プレッサをインバータ制御する除湿機はなかった。ま
た、コンプレッサの周波数をたとえば、10Hz〜10
0Hzまで可変できるようにすれば、除湿能力の複数段
の変化は可能である。前述の風量の切換えおよびコ
ンプレッサ能力の切換えを並列制御すれば、より細分化
した除湿能力の調整が可能である。
【0036】以上のように、除湿能力の切換えを、メー
タなどによる数値表示、液晶表示、LED表示などで表
示することにより、使用者はこの表示を見て所望の除湿
能力に調整することができる。しかも、除湿能力を複数
段で切換えできるようにし、それを視覚で確認できるよ
うにしたことにより、使用方法の自由度が増え、使い
やすくなり、除湿の効果が一目で視認できるなどの効
果がある。
【0037】さらに、本発明のさらに他の実施の形態と
して、図13〜14に示されるように、インバータコン
プレッサなどにより、除湿能力を変化することができ、
CdSなどの光センサを有する除湿機において、所定の
照度以下になったときには、除湿能力を下げたり、
設定湿度を上げる制御を行なうのが好ましい。
【0038】除湿機の除湿能力を変化させる方法として
は、コンプレッサ能力を変化させたり、送風ファン
の風量を変化させることが考えられる。ここで、室内が
暗くなるのに応じて空調機器の送風ファンの回転数を低
下させるように制御する除湿機はすでに公知である(特
開平11−230605号公報)。しかし、除湿機の騒
音の大部分は、コンプレッサが発生するものであり、送
風ファンの回転数を低下させても騒音低減の効果が低か
った。
【0039】そこで、本実施の形態では、図13〜14
に示されるように、除湿機の本体1の適宜の位置(たと
えば、本体上面など)に、光センサを設け、この光セン
サからの照度信号の入力が、所定の値以下になったこと
を検出した場合には、以下のように、コンプレッサを制
御する。
【0040】たとえば、図13に示されるように、連続
運転モードの場合、部屋の明るさが所定の明るさである
と判定されたときには、コンプレッサの能力または風量
を低レベルにして除湿能力を下げる制御を行なう。一
方、図14に示されるように、自動運転の場合、部屋の
明るさが所定の明るさであると判定されたときには、湿
度設定値を上げる制御を行なう。さらに、これら図13
〜14に示される制御において、従来の送風ファンの風
量低下も併行して行なうように制御してもよい。
【0041】以上の図13〜14に示されるように、コ
ンプレッサを制御することにより、室内の明るさが所定
値以下の場合(たとえば、就寝時)に除湿能力を下げる
ことで、騒音を低減でき、過乾燥を防止し、さらに、省
エネルギーを達成することができる。
【0042】
【発明の効果】本発明の請求項1によると、光センサが
所定照度以下になったことを検知したとき、前記圧縮機
の除湿能力を下げて運転するので、就寝時における前記
圧縮機の騒音を低減でき、過乾燥を防止し、さらに、省
エネルギーを達成することができる等の効果を奏する。
【0043】本発明の請求項2によると、前記光センサ
が所定照度以下を検知した後、周囲の照度が所定照度を
越えたとき、前記圧縮機は、再び除湿能力を上げて運転
するので、周囲の照度が明るい時と暗い時に応じて、前
記圧縮機の除湿能力を自動的に切り換えることができ、
使い勝手を向上させることができる等の効果を奏する。
【0044】本発明の請求項3によると、光センサが所
定照度以下になったことを検知したとき、予め設定され
た設定湿度よりも高い設定値に変更して前記圧縮機を運
転するので、就寝時における前記圧縮機の騒音を低減で
き、過乾燥を防止し、さらに、省エネルギーを達成する
ことができる等の効果を奏する。
【0045】本発明の請求項4によると、前記光センサ
が所定照度以下を検知した後、周囲の照度が所定照度を
越えたとき、前記圧縮機は、再び予め設定された設定湿
度に戻して運転するので、周囲の照度が明るい時と暗い
時に応じて、前記圧縮機の除湿能力を自動的に切り換え
ることができ、使い勝手を向上させることができる等の
効果を奏する。
【0046】本発明の請求項5によると、前記圧縮機
は、インバータにて制御されるので、除湿能力の調整が
容易で、省エネルギーを達成することがことができる等
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気調和機の一実施の形態を示す空気
調和機の正面図である。
【図2】図1の空気調和機のII-II線断面図である。
【図3】図1の空気調和機に内蔵されたバックライト用
LEDの制御回路の回路図である。
【図4】図1の空気調和機における湿度変化に対応する
バックライトの制御方法を示すフローチャートである。
【図5】図1の空気調和機における温度変化に対応する
バックライトの制御方法を示すフローチャートである。
【図6】本発明の空気調和機の他の実施の形態を示す制
御部を概略的に示すブロック図である。
【図7】図6の制御部を用いた空気調和機の制御方法を
示すフローチャートである。
【図8】図6の表示部に表示された除湿量サインの一例
を示す説明図である。
【図9】図6の表示部に表示された除湿量サインの他の
例を示す説明図である。
【図10】図6の表示部に表示された除湿能力レベルの
一例を示す説明図である。
【図11】図6の表示部に表示された騒音レベルの一例
を示す説明図である。
【図12】図6の表示部に表示されたコンプレッサ駆動
周波数レベルの一例を示す説明図である。
【図13】本発明の空気調和機のさらに他の実施の形態
を示す空気調和機のコンプレッサの能力または風量を室
内の明るさに対応させて制御する方法を示すフローチャ
ートである。
【図14】本発明の空気調和機のさらに他の実施の形態
を示す空気調和機を室内の明るさに対応させて所定の湿
度になるように制御する方法を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】 1 本体 3 コンプレッサ(圧縮機) 2 送風ファン 5 吸気口 6 排気口
フロントページの続き (72)発明者 野村 好弘 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3L060 AA07 CC19 DD02 EE04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内に圧縮機および送風ファン等から
    構成される冷凍サイクルを内蔵し、前記本体に形成した
    吸気口から排気口に向かい通風する室内空気を前記冷凍
    サイクルによって除湿および乾燥させて吐出し、周囲の
    照度を検知する光センサの検知に応じて前記冷凍サイク
    ルを制御する運転を行う空気調和機において、前記光セ
    ンサが所定照度以下になったことを検知したとき、前記
    圧縮機の除湿能力を下げて運転することを特徴とする空
    気調和機。
  2. 【請求項2】 前記光センサが所定照度以下を検知した
    後、周囲の照度が所定照度を越えたとき、前記圧縮機
    は、再び除湿能力を上げて運転することを特徴とする請
    求項1記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 本体内に圧縮機および送風ファン等から
    構成される冷凍サイクルを内蔵し、前記本体に形成した
    吸気口から排気口に向かい通風する室内空気を前記冷凍
    サイクルによって除湿および乾燥させて吐出し、周囲の
    湿度を検知する湿度センサの検知に応じて前記冷凍サイ
    クルを制御する運転を行う空気調和機において、周囲の
    照度を検知する光センサを設け、該光センサが所定照度
    以下になったことを検知したとき、予め設定された設定
    湿度よりも高い設定値に変更して前記圧縮機を運転する
    ことを特徴とする空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記光センサが所定照度以下を検知した
    後、周囲の照度が所定照度を越えたとき、前記圧縮機
    は、再び予め設定された設定湿度に戻して運転すること
    を特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】 前記圧縮機は、インバータにて制御され
    ることを特徴とする請求項1乃至4記載の空気調和機。
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