JP2002154775A - エスカレーター等の外装体 - Google Patents

エスカレーター等の外装体

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エスカレーター等の外装体に関するものであ
って、その作製作業が円滑で効率的に行われ、且つ強度
大にできる。 【解決手段】 下フレームにスタットボルトを打込み固
定する。スタットボルトに長螺子を調整自在に設ける。
長螺子には側面固定用ブラケットを設ける。側面固定用
ブラケットの一方の折立爪には2枚の側面板用の隣接端
を夫々当てて係止固定させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレーター等
の外装体に関し、その外装たる側面板を従来の溶接加工
を用いずにエスカレーターのトラスに極めて容易に取付
けうる機構及び底面板を同様に容易に取付け可能にする
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のエスカレーターにおいて、ステッ
プ及びライザーが軌道上を循環して人を運ぶ構成にし
て、その軌道部、駆動部等を函型に形成するトラスに収
納し、その外装を鉄板、ステンレス板その他の板体にて
装飾的に被覆している。然して、その外装板の取付けに
際して、トラスに板体を直接又は間接に溶接していたも
のである。
【0003】この溶接作業を避けて他の固定方法を提案
したものに特開平10−236755がある。これは、
側方板をその上方部には位置決めとトラスを形成する上
部ビームに機械的固定が可能な上部取付手段を持ち、下
部にはトラスを形成する下部ビームに対する位置決めと
機械的固定が可能な下部取付手段を有する側面外装体を
備えたエスカレーター外装体が提案されている。
【0004】又、特許第2909896号は、側面板体
の上部は、上部ビームの上方に配置される外装部材に係
止され、下部ビームには上下及び横方向の位置決めが可
能な側面板連結支持手段を以って側面板下部を下部ビー
ムに取付ける如くしたエスカレーター用外装体が提案さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記においては、共に
一枚の側面板を上部は上部ビームに、下部は下部ビーム
に夫々取付けるものであるが、前者においては、側面板
上部は機械的固定が可能な上部取付手段を用いるのに対
し、後者は、上部ビーム上方に配置される外装部材に係
止されるものである。又、下部は共に位置決めと機械的
固定が可能な取付手段を設けて下部ビームに取付けるも
のである。
【0006】このため、該公知例においては、一枚の側
面板の固定は確実に行われるが、これが何枚も続くとき
でも同様に固定して行く構成であり、少なくとも上下2
箇所計4箇所を夫々別個に固定しなければならない。従
って、相隣る側面板の高低、左右の隙間、接合具合等夫
々を見極め、調整しながら夫々固定して行く必要があ
る。この作業は側面板を面一に固定して行く際の極めて
面倒な作業となり、調整に手間取るものである。又、側
面板下部両端を連結手段を介して下部ビームに固定的に
設ける際に、L字状アングルとCチャンネルに挿通自在
としたボルトにより固定するものであり、外側よりの圧
力に対抗力が弱い点がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで本発明において
は、相隣る側面板の連結固定が極めて容易に確実に行わ
れ、作業が円滑で迅速に行われると共に、強度が大なる
側面板固定が可能にするものであって、下フレームに植
立したスタットボルトに長螺子を調整自在に固定し、該
長螺子に、少なくとも折立片を設けた側面板固定用ブラ
ケットを調整自在に設ける一方、側面板固定用ブラケッ
トの折立片には両側面板の隣接端を当てて、各側面板を
係止固定させることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。1はエスカレータートラスで上フレーム1
1と下フレーム12を有して構成され、エスカレーター
の両側骨格を形成してある。下フレーム12下部にはス
タットボルト2を打込み固定し、該スタットボルト2に
は取付ブラケット3を取付けてある。取付ブラケット3
はL字板31と、その位置側に固定した長螺子32によ
り構成され、L字板31に穿設した長孔33をスタット
ボルト2に挿通しナット21にて固定してある。
【0009】取付ブラケット3の長螺子32には、側面
板固定用ブラケット4が位置調整自在に取付けられる。
該側面板固定用ブラケット4は両側に折立片41,42
を折り立てた板43よりなり、該板43には長孔44を
前記L字板31の長孔33と交叉する方向に穿設し折立
片41には2つの通孔45,46を並列して形成し、折
立片42には透孔47を穿設してある。L字板31の長
孔33と板43の長孔44は、その方向が交叉する方向
であればどちらが縦、横の方向でもよい。
【0010】5は支承板で、エスカレータートラス1,
1の両下フレーム12,12間に固定してあり、該支承
板5には、スタットボルト51を打込み固定しスタット
ボルト51によりフレーム固定用ブラケット52を固定
し、該フレーム固定用ブラケット52には、エスカレー
タートラス1と平行方向にフレーム6を固定してある。
該フレーム6には、長螺子61が挿通固定してあり、該
長螺子61は前記側面板固定用ブラケット4の折立片4
2の透孔47に挿通し長さ調節自在に固定可能とし、ブ
ラケット支持機構を構成してある。
【0011】7は側面板で、その外側には函状の補強板
71を設けてある。該補強板71は互いの折立片72が
重なり、且つその先端が函状部に当たるように形成する
ことは推奨される。又、側面板の外端73は、折曲して
他の側面板7の外端73と重なり合う如く構成されるこ
とは推奨される。74は補強板71に設けた固定板で、
ブラケット4の折立片41の通孔45,46に対応し、
ボルト48,49にて折立片41間を固定自在としてあ
る。
【0012】8は底面板で、その両端には側面板7と同
様に補強板81を固定し、その折立片82,82が重な
り合い、かつ底面板8の外端83が折曲され、他の底面
板8の外端83と重なり合う如く構成されるのは推奨さ
れる。底面板8には略中央に例えば補強板81に長螺子
87を固定し、支承板5に設けた取付フレーム53又は
その取付バー54に長螺子87を長さ調節自在に固定す
る。又、底面板7の外側端84は側面板7の下端折曲縁
75上に載置させるのがよい。又、同時にL字ブラケッ
ト85にて底面板8と側面板7を螺子86,86により
固定するのがよい。
【0013】9は押出金具で、上フレーム11への跨座
部91とその上の植立片92、該植立片92に螺通した
押螺子93により構成される。10はアウターデッキ
で、エスカレーター本体よりエスカレータートラス1上
に張出させてある。
【0014】
【実施例】次いでその使用態様について説明する。先
ず、予め取付ブラケット3を所望位置にナット21にて
スタットボルト2に仮止し、側面板取付用ブラケット4
を長螺子32に挿通して仮止する。この際、側面板取付
用ブラケット4の折立片41が側面板7の取付位置に近
づくように取付ブラケット3と側面体取付用ブラケット
4を夫々長孔33、長孔44を利用して前後左右に移動
させておく。そこで側面板7をエスカレータートラス1
外側に持来す。そして、補強板71又その固定板74を
折立片41に当て、ボルト48を通孔45を介して固定
板74裏面のナットにて締付け、側面板7が適正な位置
に来たときに、取付ブラケット3、側面板取付用ブラケ
ット4を夫々固定させ、側面体7を固定させる。
【0015】次いで、側面板7の上端は側面板7の固定
に際し、アスターデッキ10内側に持来されており、押
出金具9の押螺子93を螺出させることにより側面板7
の補強板76を介して、側面板7上端はアウターデッキ
10に押付け固定される。斯して、側面板7はその上下
が固定支承される。又、側面板取付用ブラケット4の位
置固定後、側面板取付用ブラケット4の折立片42の透
孔47に挿通した長螺子61と折立片42をナット6
2,62により位置固定し、側面板取付用ブラケット4
を支承板5にも支承させる。
【0016】続いて固定した側面板7に隣接位置させ側
面板7を持来し、固定した側面板7の補強板71の折立
片72に固定すべき側面板7の補強板71の折立片72
を滑らせて重ね、且つ側面板7の外端73同志を重ね合
わせる。これと同時に補強板71及び固定板74を側面
板取付用ブラケット4の折立片41に当て、ボルト49
により側面板7を固定させる。この際、必要に応じ、側
面板取付用ブラケット4の位置を前記側面板7の取付時
に際し、調整したと同様の操作を繰返す。勿論、今回の
調整は前に取付けた側面板7程の調整程大きくなく、微
調整で済むはずである。又、側面板7の上端は押出金具
9により、アウターデッキ10に押圧固定すること前述
の通りである。
【0017】このようにして側面板7と側面板7とを1
つの側面板取付用ブラケット4にて連接固定して行き、
上端と下端は折立片41の通孔45,46の1つを使用
し、或いは通孔1つのみの折立片41を有する側面取付
用ブラケット4を使用して側面板7を固定する。又、底
面板8はその外側端84を側面板7の下端折曲縁75上
に載置し、L字ブラケット65及び螺子86,86によ
り両者を固定する。又、補強板81に設けた長螺子87
により支承板5に取付けた取付フレーム53又はその取
付カバー54に固定することにより底面板8の略中央を
吊下げ支承する。側面板7に載置、且つ固定させること
前記と同様であるが、底面板8と隣接の底面板8とは、
その両端の補強板81,81を合わせるとき、その折立
片82を重ね合わせ、且つ底面板8の外端83,83を
重ね合わせて、底面板8,8同志の継目の強化を図って
いる。斯して、エスカレーターの外側を側面板7、底面
板8にて被覆して外装を形成させている。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように本発明の請求項1によ
れば、下フレームに植立したスタットボルトに長螺子を
調整自在に固定し、該長螺子に、少なくとも折立片を設
けた側面板固定用ブラケットを調整自在に設ける一方、
側面板固定用ブラケットの折立片には両側面板の隣接端
を当てて、各側面板を係止固定させるようにしたので、
相隣る側面板の取付が1つの側面板取付用ブラケットに
当接させて両側面板の高低、左右の隙間、接合具合が極
めて容易であり、その微調整等取付と同時に、且つ1箇
所にて出来る。このため、側面板の取付作業が極めて迅
速、且つ円滑に行われ、効率的な作業が為される。
【0019】又、請求項2によれば、側面板外側には補
強板を設け、両側面板の固定時、両補強板と両側面板外
側が重ね合うように構成したので、請求項1の有する効
果の他に、側面板の隣接する側端が補強板の側面板によ
り互いに重なり合い、確実に係止されると共に、係止部
分の強度が大幅に補強され、側面板自体の強度と相俟っ
て両側面板の取付部分の強度も確保され、係止強度も大
となる。
【0020】更に、請求項3によれば、一側に折立片を
有する側面板固定用ブラケット、他側には長螺子を螺通
し下フレーム間に設けた支承板に固定したフレームに調
整自在に螺通したブラケット支持機構を有するので、側
面板取付用ブラケットの一端を支承板に長螺子、フレー
ムを介して支承させたので、下フレームに設けた長螺子
と相俟って、側面固定用ブラケットが強固に支承され側
面板の取付が確実、且つ強固に為される効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例断面説明図
【図2】同上斜面説明図
【図3】同上一部側面説明図
【符号の説明】
1 エスカレータートラス 2 スタットボルト 3 取付ブラケット 4 側面板取付用ブラケット 5 支承板 6 フレーム 7 側面板 8 底面板 9 押出金具 10 アウターデッキ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下フレームに植立したスタットボルトに長
    螺子を調整自在に固定し、該長螺子に、少なくとも折立
    片を設けた側面板固定用ブラケットを調整自在に設ける
    一方、側面板固定用ブラケットの折立片には両側面板の
    隣接端を当てて、各側面板を係止固定させることを特徴
    とするエスカレーター等の外装体。
  2. 【請求項2】側面板外端には補強板を設け、両側面板の
    固定時、両補強板と両側面板外端が重ね合うように構成
    したことを特徴とする請求項1に記載のエスカレーター
    等の外装体。
  3. 【請求項3】一側に折立片を有する側面板固定用ブラケ
    ットの他側には長螺子を螺通し下フレーム間に設けた支
    承板に固定したフレームに調整自在に螺通したブラケッ
    ト支持機構を有する請求項1又は請求項2に記載のエス
    カレーター等の外装体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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