JP2002154653A - 管路切替装置 - Google Patents

管路切替装置

Info

Publication number
JP2002154653A
JP2002154653A JP2000347728A JP2000347728A JP2002154653A JP 2002154653 A JP2002154653 A JP 2002154653A JP 2000347728 A JP2000347728 A JP 2000347728A JP 2000347728 A JP2000347728 A JP 2000347728A JP 2002154653 A JP2002154653 A JP 2002154653A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
end plate
switching
rotating body
casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000347728A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuko Nakayama
雄行 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2000347728A priority Critical patent/JP2002154653A/ja
Publication of JP2002154653A publication Critical patent/JP2002154653A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29BPREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
    • B29B9/00Making granules
    • B29B9/16Auxiliary treatment of granules

Landscapes

  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉粒体輸送やスラリー輸送に使用しても、圧
力損失の少ない管路切替装置を提供する。 【解決手段】 管路切替装置10は、同一円周上に配設
された複数の分岐管13a、13b、13cが取り付け
られた端板11aとこれに対向し統合管17が接続され
ている他端板11bとを具えたケーシング11、ケーシ
ング11内に回転自在に設けられ端板11aに隣接対向
する回転体21、回転体21に一端が貫通接続されると
共に他端が他端板11bに回転自在に設けられた曲がり
切替管19及び他端板11bに設けられ回転体21及び
切替管19を一体的に回転駆動する回転駆動・位置制御
ユニット28を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管路切替装置に関
し、特に空気搬送設備やスラリー輸送設備に用いられて
有効な管路切替装置に関する。
【0002】
【従来の技術】粉粒体を空気輸送する場合やスラリー状
物質をパイプ輸送する場合、設備が大型化して管路の数
が増えると、管路切替装置を設けて管路網をできるだけ
単純化するのが好ましい。しかしながら、このような管
路切替装置の具体的な提案は従来見られない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、通常の液体など
を輸送する設備においては、実開平6−35746号公
報に記載のような「管路切換器」が提案されている。こ
れは、複数のU字管を背面に備えた回転板を選択回転さ
せて、複数の管路の接続相手を所望により転換するもの
である。このような管路切換器のU字管は、選択された
組合せをなす管同士が形成する管路の部分管路として使
用され、所期の目的、即ち複雑な配管網に使用される弁
の数の削減や洗浄効果の向上を果たし得るものである
が、上述の粉粒体の空気輸送やスラリー輸送には、次の
ような問題があり、そのままの形では適用できない。即
ち、U字管を使用するために複数の管と1本の統合管と
の間の管路選択は不可能である。又、U字管を使用する
ため、流体の流れ方向が急激に変わるから、単純な液体
の場合はともかく、粉体輸送やスラリー輸送では摩耗が
大きくなったり、圧力損失が大きくなったり、又は輸送
物の堆積が生じたりする問題がある。従って、本発明の
課題は、粉粒体の空気輸送やスラリー輸送設備におい
て、多数の分岐輸送管と1本の統合輸送管の間の管路切
替に使用でき、大きな圧力損失(降下)や被輸送物の堆
積が発生せず、内外シールが完全で切替時の位置決めが
適切に行われる管路切替装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】如上の課題を解決するた
め、本発明によれば、管路切替装置は、複数の分岐管の
各端部が開口状態で接続される端板と1本の統合管が開
口状態で接続される対向他端板とを有するケーシング、
このケーシング内に端板の内面に隣接対向しこれに沿っ
て動く可動体、可動体に一端が貫通接続され他端が他端
板に接続される切替管及び前記可動体を駆動して位置決
めする駆動・位置制御ユニットを有して構成される。可
動体は好適には、回転体又はスライド部材として構成さ
れ、駆動・位置制御ユニットはそれに対応して、回転駆
動・位置制御ユニット又はスライド駆動・位置制御ユニ
ットとして構成される。切替管は、回転体と共に使用さ
れるときは、剛体の曲がり切替管として構成され、スラ
イド部材と共に使用されるときは可撓切替管として構成
される。更に、本発明によれば、如上の管路切替装置の
各構成部材を統合管との接続位置を中心にして対称配置
すればそれぞれ複数の分岐管からなる第1分岐管群と第
2分岐管群との間の管路切替装置として構成される。
【0005】
【発明の実施の形態】以下添付の図面を参照して、本発
明の実施形態を説明する。尚、全図に亘り同一又は対応
する部分には、同一の符号を付している。先ず図1を参
照するに、本発明による管路切替装置10のケーシング
11の一端板11aには、4本の分岐管13a、13
b、13c(1本は図法の関係で見えない。)が接続さ
れ、その内面に開口している。分岐管13a、13b、
13cのそれぞれの開口端は、中心軸Aを中心とした同
一円周上にあり、更に端板11aの内面の円周溝に充填
された分岐管シール15により、それぞれ囲まれてい
る。尚、分岐管の本数は適宜変更でき、図示のものに制
限されるものではない。一方、端板11aに対向する他
の端板11bには中心部の外面にボス11cが形成され
ており、ボス11cの穴に統合管17の一端が密に嵌合
している。ボス11c及び統合管17の中心軸はケーシ
ング11の中心軸Aと同軸であり、更にケーシング11
の中に切替管19付き回転体21が設けられている。回
転体21の一面は分岐管シール15に接しており、この
面に開口する切替管19の開口端は、それぞれの選択位
置で分岐管13a、13b、13cの一つに同軸的に対
向整列するようになっている。切替管19の他端は、ケ
ーシング11の内側からボス11cの穴内に延びてお
り、ボス11cの内部の溝内に設けられた切替管シール
23に摺動自在に接している。更には、回転体21の外
周面は、ケーシング11の内周面に設けられた回転体シ
ール25に流体密に接している。加えて、切替管19の
ボス寄りには歯車27が設けられ、ケーシング11の端
板11bに設けられた回転駆動・位置制御ユニット28
のピニオン29が噛み合っている。
【0006】次に如上の構成を有する管路切替装置10
の作用を説明する。分岐管13a、13b、13cの円
周位置は決まっているから、その円周位置に切替管19
の他端が来るように、回転駆動・位置制御ユニット28
を駆動すると分岐管の一つと統合管17との連通が完成
する。これを例を引いて説明する。今、分岐管13cを
統合管17に連通するとする。分岐管13cの円周位置
は決まっているから、この位置に切替管19の連結端
(図において上方)が来るように回転駆動・位置制御ユ
ニット28を作動せしめる。そうすると、図示のよう
に、分岐管13cは切替管19を介して統合管17に連
通する。この際、切替管19と切替管シール23との流
体密接触、回転体21と回転体シール25との流体密接
触及び回転体21と分岐管シール15との流体密接触は
維持されたままとなり、切替管19を流れる流体の漏れ
は発生しない。更に切替管19は鈍角をなして曲がって
いるだけで、切替管19と分岐管13cとは滑らかに接
続されているから、ここに粉流体などを流しても円滑に
流れ、大きな圧力降下、摩耗などの発生が無い。次に、
分岐管13bと統合管17とを連通したい場合には、切
替管19の連結端が分岐管13bの開口端の円周位置に
来るように回転駆動・位置制御ユニット28を作動せし
めれば、分岐管13cの場合と同様に分岐管13bと切
替管19の連結端は整列対向するから、分岐管13bと
統合管17とは切替管19を介して連通される。
【0007】次に図2を参照して、前記実施形態の変形
例を説明する。図において、管路切替装置30のケーシ
ング31の一端板31aは、截頭円錐状に形成されてい
て、その円錐面部に8本の分岐管33a、33b、33
c、33d、33e(3本は図法の関係で見えない。)
が接続されている。これらの分岐管33a、33b、3
3c、33d、33eの開口端は端板31aの内面に開
口し、前述の場合と同様にシール15によりそれぞれ囲
まれている。ケーシング31の反対側端板31bに形成
されたボス31cの穴には、統合管17が密に嵌合して
いる。ケーシング31内に設けられた回転体41の一面
は、端板31aと相補的に截頭円錐状に形成され、切替
管19と同様な曲がり形状の切替管39が貫設されてい
る。切替管39の基端は統合管17に同軸的に配置さ
れ、その端面に対向しているがシール23により外周面
とボス31cの穴との間がシールされている。回転体4
1の外周面も、ケーシング31の内周面に設けられた回
転体シール45により封止されている。
【0008】更に、端板31bの外側には回転駆動・位
置制御ユニット48が設けられ、その駆動ピニオン49
が、回転体41に一体的に形成された駆動円板47の外
歯にシフト自在に噛み合っている。更に、端板31bに
は回転体押し付け・切り離しユニット51が設けられ、
その駆動フォーク53が駆動円板47を挟み込んであ
る。そして、駆動フォーク53の内面に位置決め突起5
5が形成され、これに対応する凹みが駆動円板47の一
面に、分岐管33a、33b、33c、33d、33e
の位置に対応して形成されている。
【0009】次に管路切替装置30の作用を説明する。
図1の管路切替装置10の構造と対比すれば容易に予測
できるように、管路切替装置30の作用は前述の管路切
替装置10と殆ど同じである。異なる部分のみを説明す
れば、回転体41を回転駆動・位置制御ユニット48に
より軸回りに回転するに先立ち、回転体押し付け・切り
離し駆動ユニット51により回転体41を図において下
方に引いて、端板31a乃至分岐管シール15から離
す。このため、回転時における回転体41とシール15
との接触は無くなるから、回転駆動力が小さくてすむ。
そして、所定の回転が完了したら、回転体押し付け・切
り離し駆動ユニット51により駆動円板47即ち回転体
41を図において上向きに押して、回転体41をシール
15に押し付ける。この際、位置決め突起55が駆動円
板47の凹みに嵌合するから、分岐管と切替管39との
整列状態を強制的に修正して位置決め精度が向上され
る。
【0010】更に図3を参照して、本発明の別の実施形
態を説明する。図において、管路切替装置60のケーシ
ング61は、管接続板63により閉じられている。管接
続板63には分岐管65a、65b、65cが密に接続
固定され、内面側に設けた円板状凹み67にそれぞれ開
口している。凹み67の各々は円周溝に囲まれ、その中
に設けられた分岐管シール15によってシールされるよ
うになっている。管接続板63に対向するケーシング6
1の端板61bには、中心部に統合管17が接続されて
いる。
【0011】一方、ケーシング61の側部にはスライド
駆動・位置制御ユニット69が設けられ、ケーシング6
1の内部を横切って架設されたスライド板71がスライ
ド駆動・位置制御ユニット69に連絡され、更にケーシ
ング61の内面に設けられた上下駆動ユニット73がス
ライド板71に連絡している。従って、スライド板71
は、図において横方向にスライドできると共に、上下方
向にも矢印に示すようにシフトされる。そのスライド板
71には、中央部にガイド75付きの穴が設けられ、可
撓切替管77の上端部が貫通している。可撓切替管77
の上端部には、接続リング79が嵌着され、その外周面
の円周溝に切替管シール78が嵌着されている。他方、
可撓切替管77の下端部は統合管17に整列して端板6
1bの内面に取付固定されている。
【0012】以上のような管路切替装置60の作用を説
明する。分岐管65aを統合管17に連通させる場合を
例に取ると、スライド駆動・位置制御ユニット69を作
動せしめて可撓切替管77の上端部が分岐管65aと整
列するようにスライド板71を右方に(図において)移
動する。この移動により整列が完了したら、上下駆動ユ
ニット73を作動せしめて、接続リング79が凹み67
に入るようにする。このようにすると、凹み67の内周
面と切替管シール78とが接触し、封止状態が達成され
る。即ち、分岐管65aと統合管17とは可撓切替管7
7を介して漏れなしに連通する。統合管17を他の分岐
管65b、65cに連結し直す、即ち管路を切り替える
には、前述の操作を遡行すればよい。即ち、上下駆動ユ
ニット73によりスライド板71を下げて接続リング7
9を凹み67から出し、その後スライド板71を左方に
動かし、目的の分岐管65b又は65cに位置合せした
ら、スライド板71を上昇させる。可撓切替管77は曲
げ及び伸縮が自由であるから、前記の切替は格別の抵抗
無く行われ、又スライド板71の下側に取り付けられた
ガイド75は、可撓切替管77の局部的な曲げを規制し
て良好な変形を確保する。
【0013】前記図1に示す実施形態においては、複数
の分岐管の一つと1本の統合管との間の管路切替を行う
が、複数の分岐管からなる2つの分岐管群の間で管路切
替を行う場合は、図1の管路切替装置10を対称的配置
でタンデム的に配置すれば良い。但し、統合管などの設
置を省略して図4に示すような簡略構造とすると尚好適
である。このような管路切替装置を図4を参照して説明
する。図4において、管路切替装置80のケーシング8
1は対向する端板81a,81bを具えた概して円筒形
の形をしている。端板81aには、第1の分岐管群を形
成する上流分岐管83a、83b、83c、83d、8
3eが接続され、内面に開口した各開口端は、それぞれ
のシール15により囲まれている。上流分岐管83a、
83b、83c、83d、83eは図示しないものを含
め同一円周上に位置している。一方、第2の分岐管群を
形成する下流側分岐管87a、87b、87cは端板8
1bに接続し、その開口端は同様にシール15により個
別に囲まれている。
【0014】そして、端板81aの内面に対向する円板
状回転体91は、ケーシング81の内部に設けられた回
転駆動・位置制御ユニット93により回転自在に支持さ
れ、回転体91から延びた曲がり切替管95の端部は、
中心軸部に支持された切替管軸受97により回転自在に
支持されている。切替管軸受97と切替管95との間は
切替管シール23により封止されている。回転体91の
外周面には回転体シール89が設けられ、回転体91と
ケーシング81との間がシールされている。
【0015】端板81bの内面に対向する回転体99の
外周面にも、回転体シール89が設けられ、更に回転駆
動・位置制御ユニット94により回転自在に設けられて
いる。回転体99に接続された曲がり切替管96の端部
も切替管軸受97により回転自在に支持され、その外周
面は切替管シール23によりシールされている。当然の
ことながら、切替管95、96の回転体側端部は、それ
ぞれ上流分岐管及び下流側分岐管と同じ円周上に位置し
て、整列可能となっている。そして、分岐管83a、8
3b、83c、83d、83eの一つと切替管95の整
列、及び下流側分岐管87a、87b、87cの一つと
切替管96との整列は、図1の管路切替装置10の場合
と同様に行われ、例えば上流分岐管83aと下流側分岐
管87cとの連通が達成される。このような連通管路の
切替は、回転体91、99とを別個に回転、位置決めす
ることによって行われる。
【0016】図4の管路切替装置80の回転体91、9
9はシール15に接したまま回転されるから必要駆動力
が大きくなる嫌いがある。これを小さくするものとして
図5に示すような改変がなされうる。図5に示す管路切
替装置100が、管路切替装置80と異なる部分のみを
説明すると、回転体101、103は基本的には回転体
91、99と同じであるが回転軸方向即ち図において上
下方向に少しシフトされうる構造となっている。回転駆
動・位置制御ユニット105、107も回転駆動・位置
制御ユニット93、94と基本的に同機能であるが、回
転体101、103の前述の軸方向シフトを許容するも
のとなっている。切替管軸受97は同じものが使用され
ているが、切替管96、97の軸方向シフトを吸収しう
る構造となっている。更には、回転体101、103に
はそれぞれ、押し付け切り離しユニット108、109
が設けられ、所定量だけ軸方向にシフトされて回転体1
01,103がそれぞれ端板81a,81bに向かって
押し付けられたり、離されたりする。押し付け切り離し
ユニット108、109による回転体101、103の
押し付け切り離しは、図2の管路切替装置30の場合と
同様に切替管95、96と各分岐管との整列位置で行わ
れるから、回転体101、103と押し付け切り離しユ
ニット108、109の間に、位置決め用咬合機構が設
けられると好適である。このようにして、管路切替装置
100においては、回転体101、103の回転に先立
ち、押し付け切り離しユニット108、109により、
これらがシール15から離され、位置合せ後に押し付け
られて回転駆動力が削減される。
【0017】更に、本発明の別の実施形態を説明する。
本実施形態は、可撓切替管を用い、分岐管群間の管路切
替を行うものである。図6において、管路切替装置11
0のケーシング111は、対向する管接続板113、1
15により閉じられている。管接続板113には、第1
の分岐管群を形成する上流分岐管117a、117b、
117cが流体密に接続され、その開口端はシール15
により囲まれている。同様に、管接続板115には第2
の分岐管群を形成する下流側分岐管119a、119
b、119cが接続され、それぞれの開口端はシール1
5により囲まれている。管接続板113、115にそれ
ぞれ対向するスライドロッド121、123がケーシン
グ111の内部に設けられ、それぞれスライド駆動・位
置制御ユニット125、127に連絡している。このた
め、スライドロッド121、123がケーシング111
内を横切って横方向(図において)に動かされる。その
スライドロッド121、123にはそれぞれ開口が設け
られ、これに可撓切替管129の両端が接続固定されて
いる。この可撓切替管129の中央部は、曲がり緩和ガ
イド131に支持され、更には両端部もスライドロッド
121、123にそれぞれ固定されたガイド132、1
33によって案内されている。
【0018】そして、スライド駆動・位置制御ユニット
125、127によって横方向に動くスライドロッド1
21、123の開口が目的の上流分岐管と下流側分岐
管、例えば上流分岐管117aと下流側分岐管119a
に位置合せされれば、上流分岐管117aと下流側分岐
管119aは可撓切替管129を介して連通され、管路
を形成する。管路を切り替えるには、同様にスライドロ
ッド121、123を別個に動かして可撓切替管129
の両端開口を別の上流分岐管と下流側分岐管とに整列さ
せればよい。スライドロッド121、123の移動の
際、シール15に接しているから抵抗即ち駆動力は大き
くなるが漏れは発生しない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
穏やかな曲がりを有する曲がり切替管乃至可撓切替管を
使用するので、粉粒体及びスラリー状物質を流す管路を
大きな圧力損失や堆積を発生させずに切り替えることが
できる。そして、可動部材と静止部材との間には切替管
シール、回転体シール又は分岐管シールを配設するので
流体の漏れを効率よく防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す断面図である。
【図2】前記実施形態の一部を改変した改変実施形態の
断面図である。
【図3】本発明の別の実施形態を示す断面図である。
【図4】本発明の更に別の実施形態を示す断面図であ
る。
【図5】図4の実施形態の一部を改変した改変実施形態
の断面図である。
【図6】本発明の更に別の実施形態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
10 管路切替装置 11 ケーシング 11a 端板 11b 他端板 13a、13b、13c 分岐管 15 分岐管シール 17 統合管 19 切替管 21 回転体 23 切替管シール 25 回転体シール 28 回転駆動・位置制御ユニット 30 管路切替装置 31 ケーシング 31a 端板 31b 他端板 33a、33b、33c、33d、33e 分岐管 39 切替管 41 回転体 45 回転体シール 48 回転駆動・位置制御ユニット 51 回転体押し付け・切り離しユニット 60 管路切替装置 61 ケーシング 61b 端板 63 管接続板 65a、65b、65c 分岐管 69 スライド駆動・位置制御ユニット 71 スライド板 77 可撓切替管

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一円周上に配設された複数の分岐管が
    取り付けられた端板と同端板に対向し統合管が接続され
    ている他端板とを具えたケーシング、同ケーシング内に
    回転自在に設けられ前記端板に隣接対向する回転体、同
    回転体に一端が貫通接続されると共に他端が前記他端板
    に回転自在に設けられた曲がり切替管及び前記他端板に
    設けられ前記回転体及び切替管を一体的に回転駆動する
    回転駆動・位置制御ユニットを有し、前記分岐管の開口
    端は前記回転体の対向面に接する分岐管シールによりシ
    ールされ、前記回転体と前記ケーシングとの間は回転体
    シールによりシールされ、前記統合管に対向する前記切
    替管の他端部は切替管シールによりシールされ、前記分
    岐管、前記切替管及び前記統合管は全体として緩やかな
    曲がり通路を選択的に形成する管路切替装置。
  2. 【請求項2】 前記回転体及び切替管を軸方向に動かす
    回転体押し付け・切り離しユニットを更に有し、前記切
    替管及び前記回転体は軸方向にシフト自在に構成され、
    前記回転駆動・位置制御ユニットは前記シフトを可能と
    している請求項1記載の管路切替装置。
  3. 【請求項3】 複数の分岐管が並んで取り付けられた端
    板と同端板に対向し統合管が接続されている他端板とを
    具えたケーシング、同ケーシング内にスライド自在に設
    けられ前記端板に隣接対向するスライド部材、同スライ
    ド部材に一端が貫通接続されると共に他端が前記統合管
    に連通して前記他端板に固定された可撓切替管、前記ス
    ライド板に設けられ前記可撓切替管の曲がりを規制する
    ガイド及び前記ケーシングに設けられ前記スライド部材
    を駆動するスライド駆動・位置制御ユニットを有し、前
    記分岐管の開口端と前記可撓切替管とは整列時に水密に
    連通される管路切替装置。
  4. 【請求項4】 同一円周上に配設され第1の分岐管群を
    形成する複数の分岐管が取り付けられた端板と同端板に
    対向し、同一円周上に配設され第2の分岐管群を形成す
    る複数の分岐管が取り付けられた他端板とを具えたケー
    シング、同ケーシング内に回転自在に設けられ前記端板
    及び前記他端板にそれぞれ隣接対向する一対の回転体、
    同回転体の各々に一端が貫通接続されると共に他端部が
    切替管軸受によって回転自在に支持された一対の曲がり
    切替管及び前記ケーシングに設けられ前記回転体を個別
    に回転駆動する一対の回転駆動・位置制御ユニットを有
    し、前記分岐管の開口端は前記回転体の対向面に接する
    分岐管シールによりシールされ、前記回転体と前記ケー
    シングとの間は回転体シールによりシールされ、前記切
    替管軸受と前記切替管の他端部は切替管シールによりシ
    ールされ、前記分岐管と前記切替管とは全体として緩や
    かな曲がり通路を形成する管路切替装置。
  5. 【請求項5】 前記回転体及び切替管を軸方向に動かす
    一対の回転体押し付け・切り離しユニットを更に有し、
    前記切替管及び前記回転体は軸方向にシフト自在に構成
    され、前記回転駆動・位置制御ユニットは前記シフトを
    可能としている請求項4記載の管路切替装置。
  6. 【請求項6】 第1の分岐管群を形成する複数の分岐管
    が並んで取り付けられた端板と同端板に対向し、第2の
    分岐管群を形成する複数の分岐管が並んで取り付けられ
    た他端板とを具えたケーシング、同ケーシング内にスラ
    イド自在に設けられ前記端板と前記他端板にそれぞれ隣
    接対向する一対のスライド部材、同スライド部材の各に
    一端が貫通接続されると共に中央部が支持された可撓切
    替管、前記スライド部材に設けられ前記可撓切替管の曲
    がりを規制するガイド及び前記ケーシングに設けられ前
    記スライド部材を駆動する一対のスライド駆動・位置制
    御ユニットを有し、前記分岐管の開口端と前記可撓切替
    管とは整列時に水密に連通される管路切替装置。
JP2000347728A 2000-11-15 2000-11-15 管路切替装置 Withdrawn JP2002154653A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000347728A JP2002154653A (ja) 2000-11-15 2000-11-15 管路切替装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000347728A JP2002154653A (ja) 2000-11-15 2000-11-15 管路切替装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002154653A true JP2002154653A (ja) 2002-05-28

Family

ID=18821412

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000347728A Withdrawn JP2002154653A (ja) 2000-11-15 2000-11-15 管路切替装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002154653A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007240283A (ja) * 2006-03-07 2007-09-20 Aichi Tokei Denki Co Ltd 水道メータシステム及びこれを利用した異物除去方法、漏水検査方法、水質検査方法
DE102012224061A1 (de) * 2012-12-20 2014-06-26 Henkel Ag & Co. Kgaa Weiche für einen Betriebsstoff
CN108996243A (zh) * 2018-09-03 2018-12-14 华电重工股份有限公司 气力输送交换站结构、气力输送系统及气力输送站
EP3505321A1 (en) * 2017-12-27 2019-07-03 Piovan S.P.A. Distributing apparatus for solid particles like granules
EP3505322A1 (en) * 2017-12-27 2019-07-03 Piovan S.P.A. Distributing apparatus for solid particles like granules
CN110217596A (zh) * 2019-07-09 2019-09-10 银川东方气力运输设备有限公司 气动管道转换器
CN111924545A (zh) * 2020-07-29 2020-11-13 章丘丰源机械有限公司 一种多端口气力输送装置
CN113060555A (zh) * 2021-02-08 2021-07-02 上海智质科技有限公司 管路并路器组合装置及其控制方法
CN113719639A (zh) * 2020-05-26 2021-11-30 苏州旭创科技有限公司 管路切换装置
CN114632925A (zh) * 2022-03-16 2022-06-17 浙江凯顺铸造有限公司 铸件成型浇注装置及其造型浇注工艺
CN115624698A (zh) * 2022-10-26 2023-01-20 江苏海拓科技有限公司 一种封闭调节通气路径的长管空气呼吸装置
CN115634382A (zh) * 2022-10-26 2023-01-24 江苏海拓科技有限公司 一种旋转拉动式长管空气呼吸器
CN117030950A (zh) * 2023-09-28 2023-11-10 潍柴动力股份有限公司 测量装置、排气系统及车辆
WO2024076239A1 (en) * 2022-10-02 2024-04-11 Searas As Device for transferring liquid

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007240283A (ja) * 2006-03-07 2007-09-20 Aichi Tokei Denki Co Ltd 水道メータシステム及びこれを利用した異物除去方法、漏水検査方法、水質検査方法
DE102012224061A1 (de) * 2012-12-20 2014-06-26 Henkel Ag & Co. Kgaa Weiche für einen Betriebsstoff
CN104870342A (zh) * 2012-12-20 2015-08-26 汉高股份有限及两合公司 用于物料的切换装置
JP2016506481A (ja) * 2012-12-20 2016-03-03 ヘンケル・アクチェンゲゼルシャフト・ウント・コムパニー・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェンHenkel AG & Co.KGaA 動作材料のためのスイッチ
EP2935057B1 (de) * 2012-12-20 2017-07-26 Henkel AG & Co. KGaA Weiche für einen betriebsstoff
US9732865B2 (en) 2012-12-20 2017-08-15 Henkel Ag & Co. Kgaa Switch for an operating material
EP3789173A3 (en) * 2017-12-27 2021-06-16 Piovan S.P.A. Distributing apparatus
EP3505321A1 (en) * 2017-12-27 2019-07-03 Piovan S.P.A. Distributing apparatus for solid particles like granules
EP3505322A1 (en) * 2017-12-27 2019-07-03 Piovan S.P.A. Distributing apparatus for solid particles like granules
CN108996243A (zh) * 2018-09-03 2018-12-14 华电重工股份有限公司 气力输送交换站结构、气力输送系统及气力输送站
CN110217596A (zh) * 2019-07-09 2019-09-10 银川东方气力运输设备有限公司 气动管道转换器
CN113719639B (zh) * 2020-05-26 2024-05-17 苏州旭创科技有限公司 管路切换装置
CN113719639A (zh) * 2020-05-26 2021-11-30 苏州旭创科技有限公司 管路切换装置
CN111924545A (zh) * 2020-07-29 2020-11-13 章丘丰源机械有限公司 一种多端口气力输送装置
CN111924545B (zh) * 2020-07-29 2021-10-08 章丘丰源机械有限公司 一种多端口气力输送装置
CN113060555A (zh) * 2021-02-08 2021-07-02 上海智质科技有限公司 管路并路器组合装置及其控制方法
CN114632925A (zh) * 2022-03-16 2022-06-17 浙江凯顺铸造有限公司 铸件成型浇注装置及其造型浇注工艺
WO2024076239A1 (en) * 2022-10-02 2024-04-11 Searas As Device for transferring liquid
CN115624698A (zh) * 2022-10-26 2023-01-20 江苏海拓科技有限公司 一种封闭调节通气路径的长管空气呼吸装置
CN115634382A (zh) * 2022-10-26 2023-01-24 江苏海拓科技有限公司 一种旋转拉动式长管空气呼吸器
CN115624698B (zh) * 2022-10-26 2023-05-12 江苏海拓科技有限公司 一种封闭调节通气路径的长管空气呼吸装置
CN115634382B (zh) * 2022-10-26 2023-05-12 江苏海拓科技有限公司 一种旋转拉动式长管空气呼吸器
CN117030950A (zh) * 2023-09-28 2023-11-10 潍柴动力股份有限公司 测量装置、排气系统及车辆
CN117030950B (zh) * 2023-09-28 2024-01-12 潍柴动力股份有限公司 测量装置、排气系统及车辆

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002154653A (ja) 管路切替装置
KR100221450B1 (ko) 4포트 밸브
CN103174844A (zh) 具有改进的连接的阀门组件
CN103851225A (zh) 一种旋转多通换向阀
JPH0742850A (ja) ロータリーディスク弁
CN101375136B (zh) 双腔节流装置隔离阀
SE420758B (sv) Spjellventil
EP1021670B1 (en) Multi-way stop or diverter valve
US4108199A (en) Isolating valves
CN101418865B (zh) 旋转集成阀
JP2013036483A (ja) 多方弁
JPH0842721A (ja) シャットオフバルブ
CN113586748B (zh) 一种可定量调节流体流量的阀门及其调节方法
KR101922223B1 (ko) 다중 디스크 타입 밸브
CN202338651U (zh) 套式蝶阀
CN104048079B (zh) 压力平衡单元
JP2014025522A (ja) 管接続手段
CN216687486U (zh) 一种无阀门多通道转料装置
CN220396575U (zh) 大口径三通切换向蝶阀
CN219529909U (zh) 一种集成式热管理模块
EP0194378A1 (en) Fluid flow reverser assembly
CN211852900U (zh) 双水路电磁阀阀芯
CN216789312U (zh) 一种转盘式多路连续分配阀
CN216867597U (zh) 一种新型调节两种液体混合比例的阀门结构
CN219102099U (zh) 单手柄双控阀

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060609

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070606

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070607

A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080205