JP2002153703A - 有機塩素化合物の捕集用凝集剤 - Google Patents

有機塩素化合物の捕集用凝集剤

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JP2002153703A JP2000348912A JP2000348912A JP2002153703A JP 2002153703 A JP2002153703 A JP 2002153703A JP 2000348912 A JP2000348912 A JP 2000348912A JP 2000348912 A JP2000348912 A JP 2000348912A JP 2002153703 A JP2002153703 A JP 2002153703A
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Katsuhisa Honda
克久 本田
Masazumi Yamashita
正純 山下
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裕史 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 採水場所における試料の採水と分析用抽出物
の分離とを同時に行うことが可能な有機塩素化合物の捕
集用凝集剤を提供する。 【解決手段】 凝結剤と、助沈成分と、高分子凝集剤
と、界面活性抑制剤とからなる凝集剤に、さらに有機塩
素化合物を吸着する吸着剤を含有させることを特徴とし
ている。また、前記吸着剤がODS樹脂(ODS),ポ
リスチレン樹脂(PS),ポリエチレン樹脂(PE),
ポリプロピレン樹脂(PP),ポリウレタン樹脂(P
U),XAD樹脂(XAD),アルミナおよびシリカか
らなる群から選択された少なくとも1つであることを特
徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水中に存在する
ダイオキシン類(平成11年法律第105号「ダイオキ
シン類対策特別措置法」第2条に規定された「ダイオキ
シン類」のことであり、「ポリ塩化ジベンゾフラン,ポ
リ塩化ジベンゾ−パラ−ジオキシン,コプラナ−ポリ塩
化ビフェニル」を総称する表現として使用する。以下同
じ)等の有機塩素化合物の含有濃度を測定するために、
有機塩素化合物を捕集する凝集剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、河川水,湖沼水,海水,排水等に
含まれている有機塩素化合物,たとえばダイオキシン類
の含有濃度測定は、採水場所において、所定量の試料を
採水する採取工程と、採取された試料をろ過し、ろ過残
留物を抽出するとともに、ろ液について固相抽出あるい
は液−液抽出を行う,すなわち分析用抽出物を分離する
分離工程と、分離工程で得られた抽出物に対するソック
スレー抽出によるクリーンアップ工程と、クリーンアッ
プ工程で得られた抽出物に対するガスクロマトグラフ−
質量分析計による質量分析を行う分析工程等により行わ
れている。
【0003】ところで、前記分離工程において一般的に
実施されている固相抽出は、一般に、図1に示すような
固相抽出装置によって行われている。この固相抽出装置
は、ファンネル1とベース2の間にディスク形固相3
(オクタデシル基を化学的に結合させたシリカゲルを固
定したもので、以下、「ODS3」と云う),サポート
スクリーン4,ガスケット5等を設けた装置で、これを
クランプ6で挟持している。この装置は、ファンネル1
へ試料を流入し、ベース2の下流側から吸引装置(図示
省略)で吸引することにより、試料がODS3,サポー
トスクリーン4,ガスケット5,ベース2へ流入し、こ
のときODS3でSS粒子およびコロイド粒子等を捕集
している。
【0004】すなわち、前記分離工程のろ過において、
採取された試料をろ過することにより、ろ紙の保留粒子
径(約0.5μm)より大きい懸濁態画分(SS粒子
等)が捕集される。その後、前記固相抽出装置を用いて
前記ODS3に吸着させることにより、溶存態画分のコ
ロイド粒子等を捕集している。しかし、前記コロイド粒
子は、前記ODS3の孔径よりも大きい粒子も存在して
いるため目詰まりを起こし易くなり、処理流量の低下に
よる捕集時間の長期化や前記ODS3の交換が必要にな
る。
【0005】また、前記ODS3の代わりにポリウレタ
ンフォーム(以下、「PUF」と云う。)を用いたもの
に試料を通過させる方法を用いても、前記ODS3を用
いた場合と同じく、目詰まりを起こし易くなり、処理流
量の低下による捕集時間の長期化や前記PUFの交換が
必要になる。
【0006】さらに、前記採取工程で採水した試料は、
一般的に、所定容量の採水器に入れて前記分離工程以降
の処理を行う分析室へ運搬されている。そのため、試料
の大量輸送(環境水(河川水,海水等)の場合、最低採
水量の目安は20リットルとなっている。)を必要とす
るため輸送コストが高く、また輸送中にダイオキシン類
がガラスビン等に吸着するといった課題があり、これに
伴うガラスビン等の洗浄作業等が付加され、さらに輸送
中のガラスビンの破損も考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、前記課題
に鑑み、水中に存在する有機塩素化合物を捕集部の目詰
まりを起こすことなく捕集可能とするとともに、捕集時
間の短縮化を図り、さらに採水場所における分析用抽出
物の分離を可能にする有機塩素化合物の捕集用凝集剤を
提供することを目的としている。すなわち、採水場所に
おける試料の採水と分析用抽出物の分離とを同時に行う
ことが可能な有機塩素化合物の捕集用凝集剤を提供する
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するためになされたものであって、請求項1に記載
の発明は、凝結剤と、助沈成分と、高分子凝集剤と、界
面活性抑制剤とからなる凝集剤に、さらに有機塩素化合
物を吸着する吸着剤を含有させることを特徴としてい
る。
【0009】さらに、請求項2に記載の発明は、前記吸
着剤がODS樹脂(ODS),ポリスチレン樹脂(P
S),ポリエチレン樹脂(PE),ポリプロピレン樹脂
(PP),ポリウレタン樹脂(PU),XAD樹脂(X
AD),アルミナおよびシリカからなる群から選択され
た少なくとも1つであることを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態に
ついて説明する。この発明は、ダイオキシン類を凝集沈
澱処理により採取する際に好適に用いることができる。
この発明は、凝結剤と、助沈成分と、高分子凝集剤と、
界面活性剤とからなる凝集剤に、さらに有機塩素化合物
を吸着する吸着剤を含有させることにより、水中に存在
する有機塩素化合物を吸着し、有機塩素化合物の捕集効
果を高める。
【0011】まず、前記凝結剤について説明する。前記
凝結剤は、水中で分散している懸濁物質のゼータ電位を
マイナス側からゼロまたはプラス側へ変化させる働きに
よって微細フロックを形成する。前記凝結剤としては、
ポリ塩化アルミニウム(PAC),硫酸バンド,塩化
鉄,ポリ硫酸第二鉄,有機凝結剤,アルミン酸ナトリウ
ム(NaAlO2)等があげられる。この中でも、凝集
効果が優れているポリ塩化アルミニウムまたは硫酸バン
ドがとくに好ましい。
【0012】つぎに、前記助沈成分について説明する。
この成分は、前記凝結剤の作用により、フロック形成時
に核となり、懸濁物質を巻き込んで、比重の大きいフロ
ックとなる。前記助沈成分としては、ケイ酸アルミニウ
ム化合物の粘土,Ca型人工ゼオライト,石膏類(Ca
SO4)等が挙げられる。この中でも、水中のダイオキ
シン類の含有濃度の測定のために懸濁物質を凝集させ、
前記ダイオキシン類を捕集する場合には、ダイオキシン
類を含有しない前記助沈成分を用いることが好ましく、
ケイ酸アルミニウム化合物の粘土,とくにカオリンが好
ましい。
【0013】つぎに、前記高分子凝集剤について説明す
る。前記高分子凝集剤は、前記凝結剤と前記助沈成分の
作用により形成されたフロック同士を架橋し、巨大フロ
ックを形成させ、沈澱させる。前記高分子凝集剤として
は、とくに制限がなく、ポリアクリルアミド系高分子,
ポリアクリル酸ソーダ系高分子、アクリル酸エステル系
高分子等が挙げられる。
【0014】つぎに、前記界面活性抑制剤について説明
する。前記界面活性抑制剤は、界面活性剤により生成し
た泡を破壊するあるいは発泡を抑制する。前記界面活性
抑制剤としては、アルカリ土類金属の塩,長鎖アルコー
ル,炭化水素,動植物油およびアルキルポリシロキサン
が挙げられ、この中でも好ましくは前記アルカリ土類金
属の塩である。前記アルカリ土類金属の塩は、水中では
アルカリ土類金属イオンとして存在し、水中に存在する
界面活性剤の親水性部分に前記アルカリ土類金属イオン
を付着させ、溶解度の低い塩となる。これにより、界面
活性剤の界面活性は抑制され、凝集効果が向上する。ま
た、前記アルカリ土類金属の塩としては、カルシウム
塩,マグネシウム塩が好ましく、とくに塩化カルシウ
ム,炭酸カルシウム,塩化マグネシウムまたは炭酸マグ
ネシウムが好ましく、この中でもさらに好ましくは、溶
解度の高い塩化カルシウムである。
【0015】つぎに、前記吸着剤について説明する。前
記吸着剤は、水中や水中の有機物に溶解した有機塩素化
合物を主に吸着することにより、捕集可能な大きさに
し、捕集する。前記吸着剤としては、ODS樹脂(OD
S),ポリスチレン樹脂(PS),ポリエチレン樹脂
(PE),ポリプロピレン樹脂(PP),ポリウレタン
樹脂(PU),XAD樹脂(XAD),アルミナおよび
シリカ等が挙げられる。また、これらを組合せて用いて
も同様な効果が得られる。
【0016】つぎに、適用方法について説明する。この
発明の捕集凝集剤は、とくに水中の有機塩素化合物の含
有濃度を測定のための採取に好適に用いることができ
る。水中の有機塩素化合物は、SS粒子やコロイド粒子
等に付着した状態で存在し、このSS粒子やコロイド粒
子を凝集させて捕集する。そして、有機塩素化合物を含
んだコロイド粒子等の捕集を促進させるために、前記凝
結剤,前記助沈成分および前記高分子凝集剤等を用いて
いる。また、水中には、凝集を抑制する界面活性剤が含
まれており、この界面活性剤による凝集の抑制を抑える
ために、前記界面活性抑制剤が用いられている。さら
に、前記吸着剤を用いることにより、水中や水中の有機
物に溶解している有機塩素化合物を吸着し、捕集する。
【0017】
【実施例】つぎに、この発明の具体的実施例について説
明する。これらは例示であって、この発明の範囲を何ら
限定するものではない。
【0018】実施例1 河川水20リットル(SS濃度:34mg/リットル)に
ダイオキシン類の標準物質を添加し(1成分当り10ng
で、全17成分の合計170ng)、凝集剤25g(PA
C:0.49g,カオリン:3.5g,XAD樹脂:
1.0g,アクリルアミド系粉末高分子凝集剤:0.0
1gおよび塩化カルシウム:20g)を添加し、20分
間攪拌後、吸引装置と円筒ろ紙(ろ過精度:100μ
m,ろ過面積:0.2m2)を用い、平均流速5リット
ル/分で吸引ろ過した。ろ過したろ過残留物を塩酸で溶
解後、アセトンで脱水した後乾燥させた。これを抽出,
分離したところ99.5%以上の回収率を得た。
【0019】実施例2 河川水20リットル(SS濃度:34mg/リットル)に
ダイオキシン類の標準物質を添加し(1成分当り10ng
で、全17成分の合計170ng)、凝集剤25g(PA
C:0.49g,カオリン:3.5g,ODS樹脂:
1.0g,アクリルアミド系粉末高分子凝集剤:0.0
1gおよび塩化カルシウム:20g)を添加し、20分
間攪拌後、吸引装置と円筒ろ紙(ろ過精度:100μ
m,ろ過面積:0.2m2)を用い、平均流速5リット
ル/分で吸引ろ過した。ろ過したろ過残留物を塩酸で溶
解後、アセトンで脱水した後乾燥させた。これを抽出,
分離したところ99.5%以上の回収率を得た。
【0020】実施例3 河川水20リットル(SS濃度:34mg/リットル)に
ダイオキシン類の標準物質を添加し(1成分当り10ng
で、全17成分の合計170ng)、凝集剤25g(PA
C:0.49g,カオリン:3.5g,ポリスチレン樹
脂:1.0g,アクリルアミド系粉末高分子凝集剤:
0.01gおよび塩化カルシウム:20g)を添加し、
20分間攪拌後、吸引装置と円筒ろ紙(ろ過精度:10
0μm,ろ過面積:0.2m2)を用い、平均流速5リ
ットル/分で吸引ろ過した。ろ過したろ過残留物を塩酸
で溶解後、アセトンで脱水した後乾燥させた。これを抽
出,分離したところ99.5%以上の回収率を得た。
【0021】実施例4 河川水20リットル(SS濃度:34mg/リットル)に
ダイオキシン類の標準物質を添加し(1成分当り10ng
で、全17成分の合計170ng)、凝集剤25g(PA
C:0.49g,カオリン:3.5g,ポリエチレン樹
脂:1.0g,アクリルアミド系粉末高分子凝集剤:
0.01gおよび塩化カルシウム:20g)を添加し、
20分間攪拌後、吸引装置と円筒ろ紙(ろ過精度:10
0μm,ろ過面積:0.2m2)を用い、平均流速5リ
ットル/分で吸引ろ過した。ろ過したろ過残留物を塩酸
で溶解後、アセトンで脱水した後乾燥させた。これを抽
出,分離したところ99.5%以上の回収率を得た。
【0022】実施例5 河川水20リットル(SS濃度:34mg/リットル)に
ダイオキシン類の標準物質を添加し(1成分当り10ng
で、全17成分の合計170ng)、凝集剤25g(PA
C:0.49g,カオリン:3.5g,ポリプロピレン
樹脂:1.0g,アクリルアミド系粉末高分子凝集剤:
0.01gおよび塩化カルシウム:20g)を添加し、
20分間攪拌後、吸引装置と円筒ろ紙(ろ過精度:10
0μm,ろ過面積:0.2m2)を用い、平均流速5リ
ットル/分で吸引ろ過した。ろ過したろ過残留物を塩酸
で溶解後、アセトンで脱水した後乾燥させた。これを抽
出,分離したところ99.5%以上の回収率を得た。
【0023】実施例6 河川水20リットル(SS濃度:34mg/リットル)に
ダイオキシン類の標準物質を添加し(1成分当り10ng
で、全17成分の合計170ng)、凝集剤25g(PA
C:0.49g,カオリン:3.5g,ポリウレタン樹
脂:1.0g,アクリルアミド系粉末高分子凝集剤:
0.01gおよび塩化カルシウム:20g)を添加し、
20分間攪拌後、吸引装置と円筒ろ紙(ろ過精度:10
0μm,ろ過面積:0.2m2)を用い、平均流速5リ
ットル/分で吸引ろ過した。ろ過したろ過残留物を塩酸
で溶解後、アセトンで脱水した後乾燥させた。これを抽
出,分離したところ99.5%以上の回収率を得た。
【0024】実施例7 河川水20リットル(SS濃度:34mg/リットル)に
ダイオキシン類の標準物質を添加し(1成分当り10ng
で、全17成分の合計170ng)、凝集剤25g(PA
C:0.49g,カオリン:3.5g,アルミナ:1.
0g,アクリルアミド系粉末高分子凝集剤:0.01g
および塩化カルシウム:20g)を添加し、20分間攪
拌後、吸引装置と円筒ろ紙(ろ過精度:100μm,ろ
過面積:0.2m2)を用い、平均流速5リットル/分で
吸引ろ過した。ろ過したろ過残留物を塩酸で溶解後、ア
セトンで脱水した後乾燥させた。これを抽出,分離した
ところ99.5%以上の回収率を得た。
【0025】実施例8 河川水20リットル(SS濃度:34mg/リットル)に
ダイオキシン類の標準物質を添加し(1成分当り10ng
で、全17成分の合計170ng)、凝集剤25g(PA
C:0.49g,カオリン:3.5g,シリカ:1.0
g,アクリルアミド系粉末高分子凝集剤:0.01gお
よび塩化カルシウム:20g)を添加し、20分間攪拌
後、吸引装置と円筒ろ紙(ろ過精度:100μm,ろ過
面積:0.2m2)を用い、平均流速5リットル/分で吸
引ろ過した。ろ過したろ過残留物を塩酸で溶解後、アセ
トンで脱水した後乾燥させた。これを抽出,分離したと
ころ99.5%以上の回収率を得た。
【0026】比較例1 河川水20リットル(SS濃度:34mg/リットル)に
ダイオキシン類の標準物質を添加し(1成分当り10ng
で、全17成分の合計170ng)、吸引装置,グラスフ
ァイバおよびODS/PUFを用い、平均流速1リット
ル/分で吸引ろ過した。ろ過したろ過残留物を塩酸で溶
解後、アセトンで脱水した後乾燥させた。これを抽出,
分離したところ80%の回収率を得た。
【0027】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、水中
に存在する有機塩素化合物を捕集部の目詰まりを起こす
ことなく捕集可能とするとともに、捕集時間の短縮化を
図り、さらに採水場所における分析用抽出物の分離を可
能にする。すなわち、採水場所における試料の採水と分
析用抽出物の分離とを同時に行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の固相抽出装置(抽出部)の説明図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 1/10 G01N 1/10 D 33/18 33/18 B Fターム(参考) 4D015 BB08 BB12 BB18 CA01 CA14 DA04 DA05 DA08 DA13 DA16 DA22 DA25 DA32 DA35 DB02 DB12 DB14 EA35 4D024 AA04 AA05 AB11 BA01 BA13 BA17 BC04 CA06 4D062 BB08 BB12 CA01 CA14 DA04 DA05 DA08 DA13 DA16 DA22 DA25 DA32 DA35 DB02 DB12 DB14 EA35

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凝結剤と、助沈成分と、高分子凝集剤
    と、界面活性抑制剤とからなる凝集剤に、さらに有機塩
    素化合物を吸着する吸着剤を含有させることを特徴とす
    る有機塩素化合物の捕集用凝集剤。
  2. 【請求項2】 前記吸着剤がODS樹脂(ODS),ポ
    リスチレン樹脂(PS),ポリエチレン樹脂(PE),
    ポリプロピレン樹脂(PP),ポリウレタン樹脂(P
    U),XAD樹脂(XAD),アルミナおよびシリカか
    らなる群から選択された少なくとも1つであることを特
    徴とする請求項1に記載の有機塩素化合物の捕集用凝集
    剤。
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