JP2002153308A - インテリジェント傘及び傘カバー - Google Patents
インテリジェント傘及び傘カバーInfo
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- JP2002153308A JP2002153308A JP2001044051A JP2001044051A JP2002153308A JP 2002153308 A JP2002153308 A JP 2002153308A JP 2001044051 A JP2001044051 A JP 2001044051A JP 2001044051 A JP2001044051 A JP 2001044051A JP 2002153308 A JP2002153308 A JP 2002153308A
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Abstract
忘れてしまうことを防止することができる、(2)ユー
ザーが店の前に置かれた傘立てに傘を置いたまま、置き
忘れてしまうことを防止することができる、(3)ユー
ザーが店の前に置かれた傘立てに置いた傘を他人が不法
に持ち去ってしまうことを防止することができる、傘及
び傘カバーを提供する。 【構成】外部からの天候情報を受信するための天候情報
受信手段と、ユーザーが傘の前方を移動している又は傘
の近傍に存在していることを検出するためのユーザー検
出手段と、前記天候情報受信手段からの天候情報により
傘が必要な日又は時間帯に、前記ユーザー検出手段によ
りユーザーの移動又は存在が検出されたとき、ユーザー
に傘の存在を知らせるためのアラーム発生手段と、を備
えたものである。
Description
に自己の存在をアラームすることができる傘及び傘カバ
ー、ユーザーが傘を置き忘れることをアラームを発する
ことにより防止することができる傘及び傘カバー、及
び、ユーザーの傘が他人により不法に持ち去られること
をアラームにより防止することができる傘及び傘カバ
ー、に関する。
きなど、ユーザーはいちいち戸外の天候を見る暇がない
ため、自宅の玄関に傘立てがあるのに、それに何らの注
意を払うことなく、傘を持たないまま、自宅を出て、し
ばらくしてから、「雨が降りそうだな、傘を持って出れ
ばよかった」と後悔することが少なくない。また、従来
は、コンビニエンスストアやレコードショップなどの店
の入口に「傘立て」が置いてあるとき、ユーザーは、い
ったん、その傘立てに傘を入れてから店内に入るが、そ
の後、雨が上がった後にユーザーが店を出るときは、戸
外は既に雨が上がっているため、ユーザーは「傘立てに
傘を入れたこと」を忘れてしまい、傘をそのまま置き忘
れてしまうことが少なくない。また、従来は、コンビニ
エンスストアやレコードショップなどの店の入口に「傘
立て」が置いてあるとき、ユーザーは、いったん、その
傘立てに傘を入れてから店内に入るが、その後、店内に
居るーザーが知らないまま、他人が不法にその傘を「傘
立て」から持ち去ってしまう(窃盗)ことが少なくな
い。
来技術の問題点に着目してなされたもので、(1)ユー
ザーが自宅から外出するときに傘を忘れてしまうことを
防止することができる、(2)ユーザーが店の前に置か
れた傘立てに傘を置いたまま、置き忘れてしまうことを
防止することができる、(3)ユーザーが店の前に置か
れた傘立てに置いた傘を他人が不法に持ち去ってしまう
ことを防止することができる、傘及び傘カバーを提供す
ることを目的とする。
いて、「天候情報受信手段」は、例えば、インターネッ
トに接続されたサーバーから配信された本日の天気予報
情報を、又は、住宅に備えられたテレビ受信機で受信さ
れたデータ放送による本日の天気予報情報を、無線で受
信するものである。本発明において、「アラーム発生手
段」は、例えば、音、光、振動などの方法により、傘の
存在、傘が不法に持ち去られようにしていること、など
をユーザー又は周囲に知らせるためのものである。本発
明において、前記「天候情報発生手段」「ユーザー検出
手段」「アラーム発生手段」などは、傘又は傘カバーに
「内蔵」されていてもよいし、「外付け」されていても
よい(「内蔵」も「外付け」も、「備えられている」と
いう概念の一つの態様である)。
書の特許請求の範囲に記載したとおりのものである。よ
って、本明細書の特許請求の範囲の内容を、ここに援用
することとする(前記特許請求の範囲の記載をここに転
写することによる重複記載は省略する)。なお、本発明
においては、本明細書の特許請求の範囲の中に記載され
ているシステム(装置)のアイデアは、全て、「方法」
「プログラム」としても捉えることができる。すなわ
ち、本発明においては、本明細書の特許請求の範囲の中
において「システム(装置)」の形で記載された発明の
内容は、全て、「方法」「プログラム」の形でも記載す
ることができ、「方法」「プログラム」の形でも実現す
ることができる。すなわち、本発明においては、本明細
書の特許請求の範囲の中において、末尾に「システム
(装置)」という文字が記載された発明は、その全て
が、末尾に「方法」「プログラム」という文字で把握・
記載される発明とすることができる。すなわち、本明細
書の特許請求の範囲の内容は、その全てが「方法の発
明」「プログラムの発明」としても構成することがで
き、そのように「方法の発明」「プログラムの発明」と
して構成される発明も、本発明の範囲内である。なお、
本発明のプログラムは、例えば、コンピュータのハード
ディスクなどの記録媒体に記録されてCPUにより実行
されるものであり、また、ASP(アプリケーションサ
ービスプロバイダ)によりインターネットなどのネット
ワーク経由でユーザー側の情報端末に送信(譲渡・貸
与)されるものである。
傘) 図1は本発明の実施形態1による天気予報機能付き傘を
示す図である。図1において、1は傘、2は傘の柄、3
はこの柄2の先端部2aに取り付けられたアラーム装置
の筐体、である。前記アラーム装置の筐体3は、前記柄
2の先端部2aの穴2bに挿通された紐4により、前記
柄2に取り付けられている。前記アラーム装置の筐体3
の表面には、ユーザー又は周囲へのアラーム(警告)用
の音(音響又は音声メッセージ)を出力するためのスピ
ーカ5a、及び、同アラーム用の光を発生するためのL
ED(発光ダイオード)が備えられている。
気的構成を図2に基づいて説明する。図2において、1
1は外部(例えば、インターネットに接続されたサーバ
ー11a、テレビ局11bなど)からインターネット経
由で送信される又はテレビ電波(番組が放送される放送
電波の隙間を利用して送信されるデータ放送など)によ
り放送される天候情報(天気予報情報)を受信するため
の天候情報受信部である。前記天候情報受信部11は、
例えば、インターネット上のサーバー11aから配信さ
れる天気予報情報を、インターネットら接続されたパソ
コン11cや携帯電話機でいったん受信して、その天気
予報情報を、パソコン11cや携帯電話機からブルート
ゥースなどの無線通信手段により、無線で受信する。ま
た、前記天候情報受信部11は、例えば、テレビ局11
bから放送されるデータ放送に含まれる天気予報情報
を、テレビ放送電波を受信することにより、テレヒ受信
機11dでいったん受信して、その天気予報情報を、テ
レビ受信機11dからブルートゥースなどの無線通信手
段により、無線で受信する。
信した天候情報を記録するための天候情報記録部(フラ
ッシュメモリなどで構成される)、13は時計の時刻情
報を発生するための時刻情報発生部、14は傘の前方に
存在するか又は傘の前方を移動しているユーザーを検出
するためのユーザー検出部、である。前記ユーザー検出
部14は、例えば、光センサ(レーザー光を発信する発
光部とその反射光を受信する受光部とにより構成され
る)と赤外線センサとにより構成されている。前記光セ
ンサは、ユーザーの住宅の玄関の傘立てに立てられた傘
1に備えられた(図1の筐体3に内蔵されている)発光
部から発せられる光が、傘の前方を移動する(又は存在
する)物体により反射されて帰ってくる反射光を、受光
部で受光することにより、「傘の前方にある物体が移動
している(又は、ある物体が存在している)こと」を検
出する。また、前記赤外線センサは、人体などから発す
る熱線(赤外線)を受信することにより、「傘の前方に
熱を発するもの(人体)が存在又は移動していること」
を検出する。前記ユーザー検出部14は、前記光センサ
からの出力と前記赤外線センサからの出力とに基づい
て、「傘の前方に人体(ユーザー)が存在又は移動して
いること」を検出し、それを検出したときは、そのこと
を示す信号を、後述の制御部18に入力する。
の温度を検出するための温度センサ、16は戸外又は玄
関の湿度を検出するための湿度センサ、17は前記温度
センサ15及び前記湿度センサ16からの信号に基づい
て現在又は本日の天候を推論するための天候推論部、で
ある。この天候推論部17が推論した天候情報も、前記
天候情報記録部12に記録される。また、図2におい
て、18は制御部(CPUなどにより構成される)であ
る。この制御部18は、前記の天候情報記録部12に記
録された「前記天候情報受信部11からの天候情報(例
えば、本日の何時ごろから雨が降る確率が高いなどの情
報)」又は「前記天候推論部17からの天候情報(例え
ば、本日は、これから数時間後に雨が降る確率が高いな
どの情報)」と、前記時刻情報発生部13からの時刻情
報と、前記ユーザー検出部14からのユーザーが傘の前
方を移動している又は傘の近傍に存在していること」を
示す信号とに基づいて、「ユーザーに対して傘の存在を
知らせて、外出するときは傘を持って外出するようにユ
ーザーの注意を換気する必要がある」と判断した場合
は、前記アラーム発生部5を制御して、前記スピーカ5
a(図1参照)と前記LED5b(図1参照)から、そ
れぞれ所定の音響と光(光の点滅)を出力させる。
のように、本実施形態1では、図1のアラーム装置(図
1の符号3はこのアラーム装置の筐体である)を外付け
された傘1がユーザーの玄関の傘立ての中に立てかけら
れているとき、前記天候情報受信部11は、所定時間毎
に(例えば、15分、30分、又は1時間毎に)、イン
ターネット経由で又はテレビ電波経由で、天候情報(天
気予報情報)を受信して、前記天候情報記録部12に記
録する。また、これと共に、前記天候情報推論部17
は、所定時間毎に(例えば、15分、30分、又は1時
間毎に)、前記温度センサ15及び湿度センサ16から
の情報に基づいて天候情報を推論し、この推論した天候
情報を前記天候情報記録部12に記録する。これによ
り、前記天候情報記録部12には、インターネットやテ
レビで配信・放送される天気予報情報や、ユーザーの自
宅の近傍の温度・湿度などから得られる天候情報など
が、随時、記録されるようになる。
時、現在の時刻情報が前記制御部18に送信される。な
お、この時刻情報発声部13は、クゥオーツを内蔵する
時計でもよいが、標準時刻情報を電波で受信する電波時
計でもよい。また、前記ユーザー検出部14は、所定時
間毎に(例えば、1秒、3秒、5秒、又は10秒毎
に)、前記光センサ及び赤外線センサを作動させて、傘
の前方又は周囲にユーザーが移動又は存在しているかど
うかを検出し、それを検出したときは、直ちに、そのこ
とを示す信号を前記制御部18に出力する。
情報記録部12からの天候情報を随時読み取ると共に、
前記時刻情報発生部13からの時刻情報を随時受信し
て、「これから数時間内に雨が降る確率が高いかどうか
(ユーザーが外出するときは、傘を持って出た方がよい
かどうか)」を判断する。そして、この判断がYESと
なっている場合で、且つ、前記ユーザー検出部14から
ユーザーが傘の前方を移動している又は傘の近傍に存在
しているという可能性が高い場合は、ユーザーに対し
て、所定の音響及び光でアラームを発して、ユーザーに
対して、「傘の存在を知らせて、これから外出するとき
は、傘を持参した方がよい」ということを知らせるよう
にする。よって、本実施形態1によれば、ユーザーは、
急いで(テレビやインターネットなどで天気予報を見る
暇もなく)玄関から外出する場合でも、「これから雨が
降る確率が高い」という場合は、前記傘1に備えられた
アラーム装置(図2のブロック図の装置)がアラーム発
生部5により、光又は音で警告してくれるので、傘を持
って行くのを忘れてしまうことが防止されるようにな
る。
示す図である。前記の実施形態1では、前記のアラーム
装置(図2のブロック図のもの)を収容した筐体3が、
傘1の柄2の先端部2aに紐4で外付けされていたが、
この実施形態2では、図3に示すように、前記のアラー
ム装置(図2のブロック図で構成されるもの)がそれを
収容する筐体3と共に、傘1の柄(プラスチック製)2
の中に、内蔵されている。なお、この実施形態2では、
前記アラーム装置のアラーム発生部5を構成するスピー
カ5aとLED5bだけは、前記柄2の表面に露出され
ている。この実施形態2と前記の実施形態1の違いは、
前記アラーム装置(図2のブロック図の構成のもの)が
傘1の柄2に外付けされているか内臓されているかの違
いだけで、それ以外の構成は同一である。よって、実施
形態2によっても、実施形態1と同様の作用効果を奏す
ることができる。
係る傘カバーを示す図である。図4において、21は傘
カバー、22は傘カバーの開口部21aを狭めたり広げ
たりするためのファスナー、23は前記傘カバーの表面
の一部に装着されたアラーム装置の筐体、である。前記
筐体23は、前記傘カバー21に対して、例えば、縫製
又は接着用面テープ(「マジックテープ」の商標で販売
されているもの)などにより、固定されている。前記筐
体23の表面には、図1及び図2で説明したスピーカ5
aとLED5bが露出されている。また、前記筐体の2
3の内部には、図2のブロック図で示すアラーム装置が
収容されている。本実施形態3の傘カバー21は、ユー
ザーの自宅では、玄関の傘立ての中などに、傘と共に置
かれているので、この本実施形態3の傘カバーを使用す
るときも、前記の実施形態1の傘を使用するときと同様
の効果を得ることができる。
説明するための図である。図5(a)において、31は
ユーザー、32はこのユーザー31が携帯している携帯
型情報端末(携帯電話でもよい)、33はコンビニエン
スストアやレコードショップの店の入口に置かれている
傘立て、34はこの傘立て33にユーザーが入れた傘の
柄、35はこの傘の柄34に固定されたアラーム装置
(内部的構成は図5(b)で後述する)、である。
構成を示すブロック図である。図5(b)において、4
0は人体(ユーザー)が傘の前方又は近傍に来たひとを
光センサや赤外線センサなどにより検出するための人体
検知部、41は傘が場所的に移動(変位)しているかど
うかを検出するための変位センサ(振動センサやジャイ
ロセンサなどを使用して構成される)、42は前記のユ
ーザーが携帯している携帯端末32に記録されたユーザ
ーIDを記録しているID記録部(フラッシュメモリな
どで構成される)である。また、43は前記のユーザー
が携帯している情報端末32から無線で近距離に向けて
発信される(例えば5mなどの近距離にしか届かないよ
うな微弱な電波で発信される)ID信号を受信するため
の「ID受信待ち受けモード」に、前記アラーム装置3
5をユーザーが設定するためのID受信待ち受けモード
設定部である。また、44は前記のユーザーが携帯して
いる情報端末32から無線で近距離に向けて発信される
(例えば5mなどの近距離にしか届かないような微弱な
電波で発信される)ID信号を受信するためのID受信
部である。また、45は、前記人体検知部40、前記変
位センサ41、前記ID記録部42、前記ID受信待ち
受けモード設定部、及び前記ID受信部44などからの
入力を受け付けて所定の情報処理を行うための制御部、
46は前記制御部45からの信号に基づいて傘のユーザ
ー又は周囲の人たちに所定のアラームを発生するための
アラーム発生部(図1のスピーカ5a,LED5bなど
で構成される)である。
の制御部45の動作の一例を、図6のフローチャートに
基づいて説明する。雨の中をユーザーが傘をさして歩い
てコンビニエンスストアに行き、その店の入口にある傘
立てに傘を置いて店内に入った場合を想定する。この場
合、前記の傘の場所的移動の有無を検出する変位センサ
41からは、傘が傘立てに入れられることにより、「傘
が移動(変位)状態から停止状態に移行したこと」を示
す信号が、前記制御部45に出力される。前記制御部4
5は、この前記変位センサ41からの信号を受けた後に
所定時間後(例えば10〜30秒後)が経過したとき
は、図6のステップS1(傘が移動状態から停止状態に
移行した所定時間が経過したかどうか)の判定につい
て、YESの判定を行い、ステップS2に進む。
記ID受信部44を作動させて、前記の「ユーザー側の
携帯端末32から無線で送信されるID信号」を受信し
たかどうかを判定する。なお、前記ステップS1からこ
のステップS2に進む前に、前記制御部45は、アラー
ム装置35側から前記のユーザーが携帯する情報端末3
2に向けて所定の命令信号を無線送信することにより、
前記のユーザーが携帯する情報端末32が、「前記のユ
ーザーが携帯する情報端末32から、所定時間毎に(例
えば数秒間毎に)、その情報端末のID(ユーザーI
D)を示す信号を無線で近距離(例えば、10〜5m以
内)に向けて発信する状態」となるように、前記情報端
末32の作動状態を設定しておくようにするものとす
る。図6のステップS2において、例えば、ユーザーが
コンビニエンスストアでの買い物を終えて店から出てき
たとき、ユーザーが携帯する情報端末32からのID信
号が、前記傘立て33(図5(a)参照)内のアラーム
装置35のID受信部44(図5(b)参照)により受
信される。このとき、前記制御部45は、前記ID受信
部44からの入力を受けて、前記ステップS2の判定に
ついて、YESと判定し、次のステップS3に進む。ス
テップS3では、前記制御部45は、「傘の前方をユー
ザーが移動しているか又は傘の近傍にユーザーが居る」
と判断し、「傘の存在をユーザーに知らせて置き忘れ防
止のためにユーザーに注意を喚起するためのアラーム」
(例えば、所定の楽曲のメロディ音)をスピーカ5aか
ら出力させる。
で、前記変位センサ41からの信号を受信して、傘の場
所的移動(変位)があったかどうかを判定する。制御部
45は、このステップS4の判定がYESのときは、
「ユーザーが、傘を置き忘れることなく、無事に、傘を
持って店を出たもの」と判断し、ステップS5に進み、
前記ID受信部44によるID信号の受信動作を停止
(中止)させると共に、前記のユーザーが携帯する情報
端末32にも命令信号を無線送信して、前記のユーザー
が携帯する情報端末32に「ID信号の所定時間毎の無
線送信」を停止させる。
る間は、前記制御部45は、ステップS6に進み、傘の
場所的移動(変位)があったかどうか前記変位センサ4
1からの信号に基づいて判定し、移動(変位)がなかっ
た(NO)と判定したときは、「ユーザーはまだ店内で
買い物をしているのだろう」と判断し、前記ステップS
2に戻る。また、前記制御部45は、このステップS6
の判定で傘の場所的移動(変位)があった(YES)と
判定したときは、「ユーザーIDが受信されない(ステ
ップS2の判定がNOである)状態のまま、傘が場所的
に移動されているため、傘が盗難(置き引き)されてい
る可能性がある」と判断し、ステップS7に進んで、盗
難防止用のアラーム(ピーピー音など)をスピーカ5a
から出力し、前記ステップS2に戻る。
6のステップS4及びS6においては、「傘が場所的に
移動(変位)されたかどうか」だけで、「傘をユーザー
が移動させたか、又は、他人が移動させた(盗難し
た)」と判定するようにしているが、本発明では、図5
(b)の人体検知部からの出力をも採り入れて、「傘の
周囲に人体(ユーザー又は他人)が存在しており、且
つ、傘が場所的に移動された」かどうかにより、「傘を
ユーザーが移動させたか、又は、他人が移動させた(盗
難した)」と判定するようにしてもよい。
1において、傘が場所的に移動している状態から停止し
た状態に移行したとき(ステップS1の判定がYESの
とき)は自動的に、前記ID受信部44による情報端末
32からのID信号の受信を開始させているが、本発明
では、図5(b)のID受信待ち受けモード設定部43
(例えば、その設定部43は、図5(a)の前記アラー
ム装置34の筐体にボタンで設置されているとする)を
ユーザーがボタン操作することにより、前記ID受信部
44による情報端末32からのID信号の受信を開始さ
せる(つまり、図6のステップS1の判定をする代わり
に、「ユーザーによるID受信待ち受けモード設定部4
3の操作があったかどうか」を判定する)ようにしても
よい。
ザーが携帯する情報端末32から所定時間毎にID信号
を無線送信させ、このID信号をアラーム装置35側の
ID受信部44が受信するという構成しているが、本発
明においては、例えば、アラーム装置35側から「ID
送信要求信号」を所定時間毎に近距離(例えば5〜10
m以内)に向けて無線送信しておき、前記のユーザーが
携帯する情報端末32は、このアラーム装置35側から
の「ID送信要求信号」を受信したときだけID信号を
近距離に向けて無線送信するようにし、このID信号を
前記ID受信部44が受信したかどうかを前記の図6の
ステップS2で判定するようにしていもよい。
ユーザーが自宅から外出するときに傘を忘れてしまうこ
とを防止することができる、(2)ユーザーが店の前に
置かれた傘立てに傘を置いたまま、置き忘れてしまうこ
とを防止することができる、(3)ユーザーが店の前に
置かれた傘立てに置いた傘を他人が不法に持ち去ってし
まうことを防止することができる、傘及び傘カバーを提
供することができる。
Claims (8)
- 【請求項1】 外部からの天候情報を受信するための天
候情報受信手段と、 ユーザーが傘の前方を移動している又は傘の近傍に存在
していることを検出するためのユーザー検出手段と、 前記天候情報受信手段からの天候情報により傘が必要と
判断されるときであって、前記ユーザー検出手段により
ユーザーの移動又は存在が検出されたとき、ユーザーに
傘の存在を知らせるアラームを発生するためのアラーム
発生手段と、を備えたことを特徴とするインテリジェン
ト傘。 - 【請求項2】 外部からの天候情報を受信するための天
候情報受信手段と、 ユーザーが傘の前方を移動している又は傘の近傍に存在
していることを検出するためのユーザー検出手段と、 前記天候情報受信手段からの天候情報により傘が必要と
判断されるときであって、前記ユーザー検出手段により
ユーザーの移動又は存在が検出されたとき、ユーザーに
傘の存在を知らせるアラームを発生するためのアラーム
発生手段と、を備えたことを特徴とするインテリジェン
ト傘カバー。 - 【請求項3】 戸外の天候情報を湿度又は温度などで検
出するための天候情報検出手段と、 ユーザーが傘の前方を移動している又は傘の近傍に存在
していることを検出するためのユーザー検出手段と、 前記天候情報検出手段からの天候情報により傘が必要と
判断されるときであって、前記ユーザー検出手段により
ユーザーの移動又は存在が検出されたとき、ユーザーに
傘の存在を知らせるアラームを発生するためのアラーム
発生手段と、を備えたことを特徴とするインテリジェン
ト傘。 - 【請求項4】 戸外の天候情報を湿度又は温度などで検
出するための天候情報検出手段と、 ユーザーが傘の前方を移動している又は傘の近傍に存在
していることを検出するためのユーザー検出手段と、 前記天候情報検出手段からの天候情報により傘が必要と
判断されるときであって、前記ユーザー検出手段により
ユーザーの移動又は存在が検出されたとき、ユーザーに
傘の存在を知らせるアラームを発生するためのアラーム
発生手段と、を備えたことを特徴とするインテリジェン
ト傘カバー。 - 【請求項5】 傘の場所的な移動の有無を検出するため
の移動検出手段と、 傘の場所的な移動が停止してから所定時間後に「ユーザ
ーが再び傘の前方を移動するか又はその近傍に存在する
こと」を検出するためのユーザー検出手段と、 前記ユーザー検出手段によりユーザーの移動又は存在が
検出されたとき、ユーザーに傘の存在を知らせるアラー
ムを発生するためのアラーム発生手段と、を備えたこと
を特徴とするインテリジェント傘。 - 【請求項6】 傘の場所的な移動の有無を検出するた
めの移動検出手段と、 傘の場所的な移動が停止してから所定時間後に「ユーザ
ーが再び傘の前方を移動するか又はその近傍に存在する
こと」を検出するためのユーザー検出手段と、 前記ユーザー検出手段によりユーザーの移動又は存在が
検出されたとき、ユーザーに傘の存在を知らせるアラー
ムを発生するためのアラーム発生手段と、を備えたこと
を特徴とするインテリジェント傘カバー。 - 【請求項7】 傘の場所的な移動の有無を検出するため
の場所移動検出手段と、 現在から所定時間後に「ユーザーが再び傘の前方を移動
するか又は傘の近傍に存在すること」の検出をするため
のユーザー検出手段と、 前記ユーザー検出手段により前記のユーザーの存在が検
出されないまま、前記場所移動検出手段からの信号によ
り傘が場所的に移動したことが検出されたとき、傘のユ
ーザー又は周囲の人に「傘が不法に移動された可能性が
あること」を知らせるアラームを発生するためのアラー
ム発生手段と、を備えたことを特徴とするインテリジェ
ント傘。 - 【請求項8】 傘の場所的な移動の有無を検出するため
の場所移動検出手段と、 現在から所定時間後に「ユーザーが再び傘の前方を移動
するか又は傘の近傍に存在すること」の検出をするため
のユーザー検出手段と、 前記ユーザー検出手段により前記のユーザーの存在が検
出されないまま、前記場所移動検出手段からの信号によ
り傘が場所的に移動したことが検出されたとき、傘のユ
ーザー又は周囲の人に「傘が不法に移動された可能性が
あること」を知らせるアラームを発生するためのアラー
ム発生手段と、を備えたことを特徴とするインテリジェ
ント傘カバー。
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---|---|---|---|
JP2001044051A JP2002153308A (ja) | 2001-02-20 | 2001-02-20 | インテリジェント傘及び傘カバー |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001044051A JP2002153308A (ja) | 2001-02-20 | 2001-02-20 | インテリジェント傘及び傘カバー |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011146910A Division JP2011183229A (ja) | 2011-06-30 | 2011-06-30 | 傘アラームシステム及び傘アラーム方法 |
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