JP2002153282A - トランスケトラーゼ活性を有するタンパク質、それをコードするdna、それを含む組換えdna、形質転換体及びそれを用いたシキミ酸の製造方法 - Google Patents

トランスケトラーゼ活性を有するタンパク質、それをコードするdna、それを含む組換えdna、形質転換体及びそれを用いたシキミ酸の製造方法

Info

Publication number
JP2002153282A
JP2002153282A JP2000356706A JP2000356706A JP2002153282A JP 2002153282 A JP2002153282 A JP 2002153282A JP 2000356706 A JP2000356706 A JP 2000356706A JP 2000356706 A JP2000356706 A JP 2000356706A JP 2002153282 A JP2002153282 A JP 2002153282A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ala
protein
gly
leu
glu
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000356706A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoko Maeda
具子 前田
Satoshi Sasaki
聡 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP2000356706A priority Critical patent/JP2002153282A/ja
Publication of JP2002153282A publication Critical patent/JP2002153282A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】微生物を用いる効率的なシキミ酸の製造方法の
提供。 【解決手段】 トランスケトラーゼ活性を有するタンパ
ク質、該タンパク質をコードするCitrobacte
r freundii由来のDNA、それを含む組換え
DNA、それによりを形質転換した微生物を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】シキミ酸などの芳香族生合成
経路の化合物及び該経路を経て生合成されるキナ酸など
の化合物の生合成系においてD−リボース5リン酸及び
D−キシロース5リン酸からD−グリセロアルデヒド3
リン酸に変換する酵素がトランスケトラーゼである。本
発明は該酵素をコードするDNAとそのDNAを含む組
換えDNA並びに形質転換体に関するものであり、シキ
ミ酸の微生物による生産能を向上させるために有効な技
術である。シキミ酸は不斉炭素を3個もつ光学活性体で
あり、具体的には医薬原料などに利用される。
【0002】
【従来の技術】従来シキミ酸は植物からの抽出、キナ酸
あるいは糖類を原料とした合成(ケミカルレビュー(C
hemical Review)65,435(196
5))、大腸菌を用いて発酵で生成させる方法(ジャー
ナルオブバイオケミカルケミストリー(Journal
of Biochemical Chemistr
y)191,315(1951))、特開2000−7
6967等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】植物からの抽出法は植
物中のシキミ酸含量が低く、精製が困難である。キナ酸
あるいは糖類を原料とした合成法は原料価格が高いこ
と、さらに合成ステップも長い問題がある。さらに大腸
菌を用いた発酵による生産法は、シキミ酸の蓄積濃度が
低い問題があり、工業的、経済的にも問題点が多い。本
発明は微生物を用いたシキミ酸の製造において高い蓄積
濃度でシキミ酸を得ることを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため、大腸菌以外にシキミ酸を生産する潜在
能力を持つ微生物を探索し、シトロバクター属に属する
微生物の変異株がシキミ酸を菌体外に分泌することを見
出した(特願平10−187464)。さらに一連のシ
キミ酸生合成反応の中から、トランスケトラーゼが律速
反応であると推定し、該酵素をコードするDNAを単離
し、このシトロバクター属に属する微生物に形質転換し
たところ、トランスケトラーゼ活性が上昇し、シキミ酸
の生産能力が上昇することを見出した。
【0005】すなわち本発明は 「配列番号1に示すアミノ配列または配列番号1におい
て1もしくはそれ以上のアミノ酸が欠失、置換もしくは
付加されたアミノ酸配列からなり、かつトランスケトラ
ーゼ活性を有するタンパク質。」 「上記トランスケトラーゼ活性を有するタンパク質をコ
ードするDNA。」 「上記トランスケトラーゼ活性を有するタンパク質をコ
ードするDNAと自立複製可能なベクターを含む組換え
DNA。」 「上記組換えDNAを宿主に導入してなる形質転換
体。」 「上記形質転換体を培養することを特徴とするシキミ酸
の製造方法。」である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、配列番号1に示すアミ
ノ配列または配列番号1において1もしくはそれ以上の
アミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列
からなり、かつトランスケトラーゼ活性を有するタンパ
ク質に関する。ここで、トランスケトラーゼ活性の測定
法としては、池田・岡本・勝亦らの方法(アプライド・
マイクロバイオロジカル・バイオテクノロジー(App
lied Microbiological Biot
echnology)、50、375−378(199
8))があげられる。
【0007】トランスケトラーゼ活性を有するタンパク
質は、シトロバクター属に属する微生物に由来するもの
が好ましく、さらに好ましくはシトロバクター属フロイ
ンディー種に属する微生物に由来するものである。配列
番号1に示すアミノ酸配列を持つものが特に好ましい。
【0008】本発明で用いられるシキミ酸分泌株に特に
制限はないが、シキミ酸は芳香族アミノ酸の代謝中間体
であるために、本発明で用いる微生物は芳香族アミノ酸
の生合成能力の高いものが望ましい。このようなシキミ
酸分泌微生物としては、例えば本発明で用いたシトロバ
クター・フロインディー HSK10(FERM BP
−6712)株をあげることができる。
【0009】トランスケトラーゼ活性を有するタンパク
質をコードする遺伝子(以下、トランスケトラーゼ遺伝
子)をクローニングするための染色体DNAの精製方法
は特に制限はなく、目的細胞に応じた方法が採用され
る。例えば、シトロバクター・フロインディーの染色体
DNAの精製方法は大腸菌と同様の方法が使用できる。
具体的にはマーマーの方法(生化学実験講座2、46−
47、1975、東京同人社)があげられる。
【0010】トランスケトラーゼ遺伝子の単離方法に特
に制限はない。大腸菌トランスケトラーゼ遺伝子の塩基
配列を元にしたPCR法、大腸菌トランスケトラーゼ遺
伝子をプローブとしたコロニーハイブリダイゼイション
法、大腸菌トランスケトラーゼ欠損株を用いたショット
ガンクローニング法などを用いることが可能である。
【0011】より具体的には、例えば上記シトロバクタ
ー・フロインディーをトランスケトラーゼ遺伝子の分離
源とする場合、シトロバクター・フロインディーは大腸
菌の近縁であり遺伝子間の相同性が高く、PCR法を用
いることが可能と考えられる。このような場合、大腸菌
トランスケトラーゼ遺伝子の塩基配列を元にPCR用プ
ライマーを設計し、シトロバクター・フロインディーの
染色体DNAを鋳型としてPCRを行う。増幅されたD
NA断片は抽出・精製後、適当な大腸菌用ベクター中に
クローニングする。
【0012】クローニングした増幅配列は常法により塩
基配列の解析を行う。
【0013】次に、クローニングしたトランスケトラー
ゼ遺伝子を適当な発現用ベクターに組み込み、宿主細胞
を形質転換する。
【0014】発現用ベクターは宿主細胞中で安定に維持
されるものであれば良く、自立複製可能なものであれば
いずれでも良いが、シトロバクター属フロインディー種
に属する微生物の染色体DNAに組み込むことが可能な
ベクターであることがこのましい。
【0015】クローニングしたトランスケトラーゼ遺伝
子を適当なプロモーター配列の下流の適当な位置に連結
する。この際用いられるプロモーターは、宿主細胞中で
機能するものであれば特に制限はない。本発明中のシト
ロバクター・フロインディーの例では、大腸菌のlac
プロモーターを用いているが、これに限定されるもので
はない。
【0016】作製したベクターは適当な手段により宿主
細胞中に導入する。導入方法に特に制限はなく、例えば
シトロバクター・フロインディーを形質転換する場合、
塩化カルシウム法、エレクトロポレーション法などを用
いることが可能である。
【0017】形質転換体はベクターに組み込まれている
選択マーカーに応じて適宜選択される。通常は薬剤耐
性、栄養要求性などによって選択される。例えばシトロ
バクター・フロインディーにおいて、カナマイシン、ク
ロラムフェニコールなどの薬剤に対する耐性で選択する
ことが可能である。
【0018】得られた形質転換体が上記ベクターにより
トランスケトラーゼ遺伝子を導入されたかどうかは、例
えばPCR法などによって確認する。
【0019】また、宿主細胞中で導入した発現ベクター
によりトランスケトラーゼ遺伝子が発現していること
は、ノーザンブロッティング法、トランスケトラーゼ酵
素の活性測定などで確認する。例えばトランスケトラー
ゼ酵素の活性測定法としては、池田・岡本・勝亦らの方
法(アプライド・マイクロバイオロジカル・バイオテク
ノロジー(Applied Microbiologi
cal Biotechnology)、50、375
−378(1998))があげられる。
【0020】本発明の発酵法における培養方法について
説明する。シキミ酸生産用の培地は、炭素源、窒素源、
無機イオンおよび必要に応じてその他の有機微量成分を
含有する通常の培地が使用できる。
【0021】炭素源としては、グルコース、フラクトー
ス、でんぷんおよびセルロースの加水分解物、糖蜜など
の糖類、フマール酸、クエン酸、コハク酸のごとき有機
酸、メタノール、エタノール、グリセロールのごときア
ルコール類などを1〜15%、窒素源として、酢酸アンモ
ニウムのごとき有機アンモニウム塩、硫酸アンモニウ
ム、塩化アンモニウム、リン酸アンモニウム、硝酸アン
モニウム、のごとき無機アンモニウム塩、アンモニアガ
ス、アンモニア水、尿素等を0.1〜4.0%、有機微量成分
としては、ビオチン等の被要求性物質が0.000001%〜0.
1%、また必要に応じて、コーンスティープリカー、ペ
プトン、酵母エキス等0〜5%をそれぞれ適当に含有する
培地が好ましく用いられる。これらの他に、リン酸カリ
ウム、硫酸マグネシウム、塩化カルシウム、塩化ナトリ
ウム、等が微量成分として添加されるのが好ましい。ま
た好ましくは消泡剤なども添加し、培養条件の安定化を
はかる。
【0022】培養は通常、好気条件で行う。培養の間、
培地のpH3〜8に、温度は20〜40℃に調節し、24〜144時
間振とうまたは通気撹拌培養すれば好ましい結果が得ら
れる。
【0023】培養液あるいは反応液からシキミ酸を単離
採取するには公知の方法で可能である。例えば、菌体を
遠心分離などで除去した後、カチオンおよびアニオン交
換樹脂でイオン性の物質を除き、ヘプタノールなどの有
機溶媒で抽出した後濃縮すれば結晶を取得することがで
きる。
【0024】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳細の説明
するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。
【0025】実施例1 トランスケトラーゼ遺伝子断片
の増幅 シトロバクター・フロインディーHSK10株よりマー
マーの方法により染色体DNAを抽出・精製した。
【0026】公知である大腸菌トランスケトラーゼ遺伝
子の塩基配列(IDナンバーかACナンバー)を元にし
て、PCRプライマーを作製した(プライマーA、プラ
イマーB)。 これらのプライマーは大腸菌トランスケ
トラーゼ遺伝子のオープン・リーディング・フレームの
それぞれ5’末端部分及び3’末端部分に相当する配列
若しくはそれと相補的な配列である。また、プライマー
Aの5’末端にはXhoI切断配列、プライマーBの
5’末端にはEcoT22I切断配列が付加してある。
さらにそれぞれの5’末端に適当な3塩基を付加してい
る。
【0027】次に、これらのプライマーを用いて、シト
ロバクター・フロインディーHSK10株の染色体DN
Aを鋳型として、PCRを行った。
【0028】PCRの結果、約2000bpの増幅断片
が確認されたが、これは大腸菌トランスケトラーゼ遺伝
子から推定される大きさとほぼ等しかった。増幅された
DNA断片はアガロース電気泳動より精製した。
【0029】実施例2 トランスケトラーゼ遺伝子のク
ローニングと発現ベクターの作製 実施例1で得られたトランスケトラーゼ遺伝子断片をベ
クターpSTV28(宝酒造社製)のHincII切断
部位に挿入し、発現ベクターpSTKC26を作製し
た。
【0030】実施例3 塩基配列の決定 pSTKC26中のトランスケトラーゼ遺伝子の塩基配
列はDNAシークエンサー(Model 373,S、
Applied Biossystems社製)を用い
て決定した。その結果得られたDNAの塩基配列及び塩
基配列から推定されるアミノ酸配列を配列表1、及び配
列表2に示した。
【0031】実施例4 シトロバクター・フロインディ
ーへの発現ベクターの導入 実施例2で作製した発現ベクターpSTKC26をシト
ロバクター・フロインディーHSK10株に導入した。
ベクターの導入方法は塩化カルシウム法を用いた。
【0032】形質転換操作後、培養液をカナマイシン5
0ug/mlを含む平板培地に塗布後、30℃で培養
し、カナマイシン耐性株を得た。
【0033】得られて形質転換体は、発現ベクターpS
TKC26によってトランスケトラーゼ遺伝子が細胞中
に導入されていることを、PCRを用いて確認した。
【0034】実施例5 トランスケトラーゼ活性の測定 シトロバクター・フロインディーHSK10株、大腸菌
JM109株、及びそれぞれの菌株に上記pSTKC2
6を導入した株は、それぞれIPTGによる誘導(培養
開始後4時間、0.2g/l)を行った後、細胞内トラ
ンスケトラーゼ活性を池田・岡本・勝亦らの方法に従っ
て測定した。
【0035】その結果を表1に示した。これらの結果か
ら、発現ベクターpSTKC26を持つ菌株ではトラン
スケトラーゼ活性が有意に上昇していることが確認され
た。
【0036】
【表1】
【0037】実施例6 シキミ酸の生産 シトロバクター・フロインディーHSK10株(FER
M BP−6712)及びpSTKC26を導入した株
のシキミ酸生産能を測定した。
【0038】これらの菌株をそれぞれ表2に示した培地
で30℃、48時間振盪し、前培養した。次に同じ培地
50mlを含む500ml容三角フラスコに1%植菌
し、30℃、180rpm、振幅30cmの条件下で7
2時間振盪培養を行った。
【0039】
【表2】
【0040】培養終了後、菌体、炭酸カルシウムを遠心
分離にて除去し、濾液中のシキミ酸濃度をHPLC法
(カラム:島津SCR−101H、移動相:0.1M
リン酸、流量1ml/min、検出波長:254nm)
で定量した。その結果を表3に示した。
【0041】
【表3】
【0042】この結果から、トランスケトラーゼ遺伝子
を導入した株はより高濃度のシキミ酸を培地中に蓄積す
ることが分かった。
【0043】
【発明の効果】本発明のトランスケトラーゼ活性を有す
るタンパク質をコードするDNAを組み込むことでシキ
ミ酸の蓄積濃度が向上した菌株が取得でき、そのような
形質転換体を用い、既存の方法と比較してより経済的な
シキミ酸の生産が可能となる。
【0044】
【配列表】 SEQUENCE LISTING <110>東レ株式会社 <120>トランスケトラーゼ活性を有するタンパク質、それをコードするDNA、 それを含む組換えDNA、形質転換体及びそれを用いたシキミ酸の製造方法 <130>51E15290 <160>2 <210>1 <211>663 <212>PRT <213>Citrobacter freundii <400>1 Met Ser Ser Arg Lys Glu Leu Ala Asn Ala Ile Arg Ala Leu Ser 1 5 10 15 Met Asp Ala Val Gln Lys Ala Lys Ser Gly His Pro Gly Ala Pro 20 25 30 Met Gly Met Ala Asp Ile Ala Glu Val Leu Trp Arg Asp Phe Leu 35 40 45 Asn His Asn Pro Thr Asn Pro Ser Trp Ala Asp Arg Asp Arg Phe 50 55 60 Val Leu Ser Asn Gly His Gly Ser Met Leu Ile Tyr Ser Leu Leu 65 70 75 His Leu Thr Gly Tyr Asp Leu Pro Met Ser Glu Leu Gln Asn Phe 80 85 90 Arg Gln Leu His Ser Lys Thr Pro Gly His Pro Glu Val Gly Tyr 95 100 105 Thr Ala Gly Val Glu Thr Thr Thr Gly Pro Leu Gly Gln Gly Ile 110 115 120 Ala Asn Ala Val Gly Met Ala Ile Ala Glu Lys Thr Leu Ala Ala 125 130 135 Gln Phe Asn Arg Pro Gly His Asp Ile Val Asp His Phe Thr Tyr 140 145 150 Ala Phe Met Gly Asp Gly Cys Met Met Glu Gly Ile Ser His Glu 155 160 165 Val Cys Ser Leu Ala Gly Thr Leu Lys Leu Gly Lys Leu Val Ala 170 175 180 Phe Tyr Asp Asp Asn Gly Ile Ser Ile Asp Gly His Val Glu Gly 185 190 195 Trp Phe Thr Asp Asp Thr Ala Lys Arg Phe Glu Ala Tyr Gly Trp 200 205 210 His Val Ile Arg Gly Val Asp Gly His Asp Ala Asp Ala Ile Lys 215 220 225 Arg Ala Val Glu Glu Ala Arg Ala Val Thr Asp Lys Pro Ser Leu 230 235 240 Leu Met Cys Lys Thr Ile Ile Gly Phe Gly Ser Pro Asn Lys Ala 245 250 255 Gly Thr His Asp Ser His Gly Ala Pro Leu Gly Asp Ala Glu Ile 260 265 270 Ala Leu Thr Arg Glu Gln Leu Gly Trp Lys Tyr Ala Pro Phe Glu 275 280 285 Ile Pro Ser Glu Ile Tyr Ala Gln Trp Asp Ala Lys Glu Ala Gly 290 295 300 Gln Ala Lys Glu Ala Ala Trp Asn Glu Lys Phe Ala Ala Tyr Ala 305 310 315 Lys Ala Phe Pro Gln Glu Ala Ala Glu Phe Thr Arg Arg Met Lys 320 325 330 Gly Glu Met Pro Ser Asp Phe Asp Ala Lys Ala Asn Glu Phe Ile 335 340 345 Ala Lys Leu Gln Ala Asn Pro Ala Lys Ile Ala Ser Arg Lys Ala 350 355 360 Ser Gln Asn Ala Ile Glu Ala Phe Gly Pro Leu Leu Pro Glu Phe 365 370 375 Leu Gly Gly Ser Ala Asp Leu Ala Pro Ser Asn Leu Thr Leu Trp 380 385 390 Ser Gly Ser Lys Ala Ile Asn Glu Asp Thr Ala Gly Asn Tyr Ile 395 400 405 His Tyr Gly Val Arg Glu Phe Gly Met Thr Ala Ile Ala Asn Gly 410 415 420 Ile Ser Leu His Gly Gly Phe Leu Pro Tyr Thr Ser Thr Phe Leu 425 430 435 Met Phe Val Glu Tyr Ala Arg Asn Ala Val Arg Met Ala Ala Leu 440 445 450 Met Lys Gln Arg Gln Val Met Val Tyr Thr His Asp Ser Ile Gly 455 460 465 Leu Gly Glu Asp Gly Pro Thr His Gln Pro Val Glu Gln Val Ala 470 475 480 Ser Leu Arg Val Thr Pro Asn Met Ser Thr Trp Arg Pro Cys Asp 485 490 495 Gln Val Glu Ser Ala Val Ala Trp Lys Tyr Gly Val Glu Arg Gln 500 505 510 Asp Gly Pro Thr Ala Leu Ile Leu Ser Arg Gln Asn Leu Ala Gln 515 520 525 Gln Glu Arg Thr Ala Glu Gln Leu Ala Asn Ile Ala Arg Gly Gly 530 535 540 Tyr Val Leu Lys Asp Cys Ala Gly Gln Pro Glu Leu Ile Phe Ile 545 550 555 Ala Thr Gly Ser Glu Val Glu Leu Ala Val Ala Ala Trp Asp Lys 560 565 570 Leu Thr Ala Glu Gly Val Lys Ala Arg Val Val Ser Met Pro Ser 575 580 585 Thr Asp Ala Phe Asp Lys Gln Asp Ala Ala Tyr Arg Glu Ser Val 590 595 600 Leu Pro Lys Ala Val Ser Ala Arg Val Ala Ile Glu Ala Gly Ile 605 610 615 Ala Asp Tyr Trp Phe Lys Tyr Val Gly Leu Asn Gly Ala Ile Val 620 625 630 Gly Met Thr Thr Phe Gly Glu Ser Ala Pro Ala Glu Leu Leu Phe 635 640 645 Glu Glu Phe Gly Phe Thr Val Asp Asn Val Val Ala Lys Ala Lys 650 655 660 Glu Leu Leu <210>2 <211>1992 <212>DNA <213>Citrobacter freundii <400>2 atg tcc tca cgt aaa gag ctt gcc aat gct att cgt gcg ctg agc 45 atg gac gca gta cag aaa gcc aaa tcc ggt cac ccg ggt gcc ccg 90 atg ggt atg gct gac att gcc gaa gtc ctg tgg cgt gat ttc ctg 135 aac cac aac ccg act aac ccg tcc tgg gct gac cgt gac cgt ttc 180 gta ctg tct aac ggc cac ggt tca atg ctg att tac agc ctg ctg 225 cac ctc acc ggc tat gat ctg ccg atg tcc gag ctg cag aac ttc 270 cgt cag ctg cac tcc aaa acg ccg ggt cac ccg gaa gtg ggt tac 315 acc gcg ggt gtt gaa acc acg acc ggt cct ttg ggt cag ggc att 360 gcg aat gca gtg ggt atg gct atc gct gaa aaa acg ctg gcg gcg 405 cag ttt aac cgt cct ggt cac gac atc gtt gac cac ttc acc tat 450 gct ttc atg ggc gac ggc tgc atg atg gaa ggt atc tct cac gag 495 gta tgt tcc ctg gcc ggt acg ctg aaa ctg ggt aaa ctg gtt gcg 540 ttc tac gat gac aac ggc atc tct atc gat ggc cac gtt gaa ggc 585 tgg ttc acc gat gac acc gcg aag cgt ttc gaa gct tac ggc tgg 630 cac gtg att cgt ggt gta gat ggt cac gat gct gac gcg att aaa 675 cgc gct gtt gaa gaa gca cgc gca gtg acc gac aaa ccg tcc ctg 720 ctg atg tgc aaa acc atc atc ggt ttc ggt tct ccg aac aaa gcc 765 ggt acc cac gac tct cac ggt gca ccg ctg ggc gat gca gaa atc 810 gca ctg acc cgt gaa cag ctg ggc tgg aaa tac gcg ccg ttc gaa 855 atc ccg tct gaa atc tac gcg cag tgg gat gcg aaa gaa gcc ggc 900 cag gca aaa gaa gcc gca tgg aac gag aag ttc gct gct tat gcc 945 aaa gct ttc ccg cag gaa gct gct gaa ttc acc cgt cgt atg aaa 990 ggt gaa atg ccg tct gac ttc gac gca aaa gcc aac gag ttc att 1035 gct aag ctg cag gct aac ccg gcg aaa atc gcc agc cgt aaa gcg 1080 tct cag aac gcg att gaa gcc ttc ggt cct ctg ctg cct gaa ttc 1125 ctc ggc ggc tct gct gac ctg gca ccg tct aac ctg act ctg tgg 1170 tct ggt tct aag gcc atc aac gaa gat act gcc ggt aac tac atc 1215 cat tac ggt gta cgt gaa ttc ggt atg acc gcg att gcc aac ggt 1260 att tcc ctg cat ggt ggt ttc ctg ccg tac acc tcc acc ttc ctg 1305 atg ttc gtg gaa tat gcc cgt aac gcg gtg cgt atg gct gcg ctg 1350 atg aaa cag cgt cag gtg atg gtc tat act cac gac tcc atc ggt 1395 ctg ggt gaa gat ggt ccg act cac cag ccg gta gag cag gtt gct 1440 tct ctg cgt gtg acc ccg aac atg agc aca tgg cgt ccg tgt gac 1485 cag gtt gaa tcc gca gta gca tgg aaa tac ggt gtt gag cgt cag 1530 gac ggc ccg acc gcg ctg atc ctc tcc cgt cag aac ctg gca cag 1575 cag gaa cgt act gca gag caa ctg gcg aac atc gct cgc ggt ggc 1620 tac gtg ctg aaa gat tgc gcg ggt cag ccg gag ttg atc ttc atc 1665 gcc acc ggt tct gaa gtt gaa ctt gcc gtg gct gcc tgg gac aaa 1710 ctg acc gct gaa ggc gtg aaa gcg cgc gtg gtt tcc atg ccg tct 1755 act gat gca ttc gac aag cag gat gcg gct tac cgt gaa tcc gta 1800 ctg ccg aaa gcc gtc tct gct cgc gtc gct atc gaa gct ggc att 1845 gct gac tac tgg ttc aag tac gtg ggc ctg aac ggc gct att gtt 1890 ggt atg act acc ttt ggt gag tct gca ccg gcg gaa ctg ctg ttt 1935 gaa gaa ttc ggc ttc acc gta gac aac gtg gtc gcg aaa gca aaa 1980 gaa ctg ctg taa 1992
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C12R 1:01) C12R 1:01) (C12N 1/21 (C12N 9/10 C12R 1:01) C12R 1:01) (C12N 9/10 (C12P 7/42 C12R 1:01) C12R 1:01) (C12P 7/42 C12N 15/00 ZNAA C12R 1:01) C12R 1:01) Fターム(参考) 4B024 AA05 BA10 BA80 CA03 DA05 EA04 GA11 4B050 CC01 CC03 DD02 LL02 LL05 4B064 AD42 CA02 CA19 CC24 DA10 4B065 AA01X AA01Y AB01 AC14 BA02 CA10 CA29 CA41 CA44

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配列番号1に示すアミノ配列または配列番
    号1において1もしくはそれ以上のアミノ酸が欠失、置
    換もしくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつトラ
    ンスケトラーゼ活性を有するタンパク質。
  2. 【請求項2】シトロバクター属に属する微生物に由来す
    る請求項1記載のトランスケトラーゼ活性を有するタン
    パク質。
  3. 【請求項3】シトロバクター属フロインディー種に属す
    る微生物に由来する請求項2記載のトランスケトラーゼ
    活性を有するタンパク質。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1項記載のトラン
    スケトラーゼ活性を有するタンパク質をコードするDN
    A。
  5. 【請求項5】配列番号2に示す塩基配列、または配列番
    号2に示す塩基配列の1つまたは2つ以上を他の塩基で
    置換した請求項4記載のトランスケトラーゼ活性を有す
    るタンパク質をコードするDNA。
  6. 【請求項6】請求項4または5に記載のトランスケトラ
    ーゼ活性を有するタンパク質をコードするDNAと自立
    複製可能なベクターを含む組換えDNA。
  7. 【請求項7】自立複製可能なベクターが、シトロバクタ
    ー属フロインディー種に属する微生物の染色体DNAに
    組み込むことが可能なベクターである請求項6記載の組
    換えDNA。
  8. 【請求項8】請求項6または7に記載の組換えDNAを
    宿主に導入してなる形質転換体。
  9. 【請求項9】宿主がシトロバクター属に属する微生物で
    あることを特徴とする請求項8記載の形質転換体。
  10. 【請求項10】宿主がシトロバクター属フロインディー
    種に属する微生物であることを特徴とする請求項9記載
    の形質転換体。
  11. 【請求項11】請求項8〜10のいずれか1項記載の形
    質転換体を培養することを特徴とするシキミ酸の製造方
    法。
JP2000356706A 2000-11-22 2000-11-22 トランスケトラーゼ活性を有するタンパク質、それをコードするdna、それを含む組換えdna、形質転換体及びそれを用いたシキミ酸の製造方法 Pending JP2002153282A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000356706A JP2002153282A (ja) 2000-11-22 2000-11-22 トランスケトラーゼ活性を有するタンパク質、それをコードするdna、それを含む組換えdna、形質転換体及びそれを用いたシキミ酸の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000356706A JP2002153282A (ja) 2000-11-22 2000-11-22 トランスケトラーゼ活性を有するタンパク質、それをコードするdna、それを含む組換えdna、形質転換体及びそれを用いたシキミ酸の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002153282A true JP2002153282A (ja) 2002-05-28

Family

ID=18828890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000356706A Pending JP2002153282A (ja) 2000-11-22 2000-11-22 トランスケトラーゼ活性を有するタンパク質、それをコードするdna、それを含む組換えdna、形質転換体及びそれを用いたシキミ酸の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002153282A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Hanson et al. Preparation of (R)‐amines from racemic amines with an (S)‐amine transaminase from Bacillus megaterium
JP4510351B2 (ja) 新規カルボニル還元酵素、その遺伝子、およびその利用法
US7582454B2 (en) 5-substituted hydantoin racemase, DNA coding for the racemase, and processes for producing optically active amino acids
JP2003024074A (ja) D−ヒダントインハイドロラーゼをコードするdna、n−カルバミル−d−アミノ酸ハイドロラーゼをコードするdna、該遺伝子を含む組み換えdna、該組み換えdnaにより形質転換された細胞、該形質転換細胞を用いるタンパク質の製造方法、および、d−アミノ酸の製造方法
Wiese et al. Hydantoin racemase from Arthrobacter aurescens DSM 3747: heterologous expression, purification and characterization
AU2003221082B2 (en) Novel carbonyl reductase, gene encoding it and process for producing optically active alcohols using the same
JP4529338B2 (ja) ヒダントイナーゼをコードするdna、n−カルバミル−l−アミノ酸ハイドロラーゼをコードするdna、組み換えdna、形質転換された細胞、タンパク質の製造方法および光学活性アミノ酸の製造方法
CN111019982B (zh) 一种利用羟基酸脱氢酶制备l-草铵膦的方法
US20070015265A1 (en) Novel gluconate dehydratase
JP4561009B2 (ja) D−ヒダントインハイドロラーゼをコードするdna、n−カルバミル−d−アミノ酸ハイドロラーゼをコードするdna、該遺伝子を含む組み換えdna、該組み換えdnaにより形質転換された細胞、該形質転換細胞を用いるタンパク質の製造方法、および、d−アミノ酸の製造方法
JP4205496B2 (ja) 新規カルボニル還元酵素及びこれをコードするdna、ならびにこれらを利用した光学活性アルコールの製造方法
CN113913399B (zh) 来源于Candida maltosa Xu316的酮基泛解酸内酯还原酶
JP2002153282A (ja) トランスケトラーゼ活性を有するタンパク質、それをコードするdna、それを含む組換えdna、形質転換体及びそれを用いたシキミ酸の製造方法
JP4880859B2 (ja) 新規カルボニル還元酵素、その遺伝子、およびその利用法
JPH09220093A (ja) イノシトール−1−リン酸合成酵素をコードするdna、それを含む組換えdna、形質転換体およびそれを用いたイノシトールの製造方法
WO2005123921A1 (ja) 新規グリセロール脱水素酵素、その遺伝子、及びその利用法
CN112592913B (zh) 一种热稳定的苏氨酸脱氨酶及其应用
CN112522335B (zh) 一种高温生物转化制备l-2-氨基丁酸的方法
CN112538472B (zh) 一种苏氨酸脱氨酶突变体及其在l-2-氨基丁酸制备中的应用
CN116855473A (zh) 一种多聚磷酸激酶突变体及其在制备胞二磷胆碱中的应用
JPH10271995A (ja) グルコース存在下で活性を持つキャンディダ属酵母のプロモーターdna、それを含む組換えdna、形質転換体およびそれを用いたイノシトールの製造方法
CN116286696A (zh) 一种l-泛解酸内酯脱氢酶及其共表达工程菌在合成d-泛解酸内酯中的应用
CN116286698A (zh) 一种l-泛解酸内酯脱氢酶、其表达载体以及其共表达工程菌在d-泛解酸内酯合成中的应用
JP2003210176A (ja) 5置換ヒダントインラセマーゼ、これをコードするdna、組み換えdna、形質転換された細胞および光学活性アミノ酸の製造方法
JP2008194037A (ja) 生体触媒による4−ハロ−3−ヒドロキシ酪酸エステルの光学分割法