JP2002152997A - 高周波形リモート電源供給装置 - Google Patents

高周波形リモート電源供給装置

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JP2002152997A JP2000341306A JP2000341306A JP2002152997A JP 2002152997 A JP2002152997 A JP 2002152997A JP 2000341306 A JP2000341306 A JP 2000341306A JP 2000341306 A JP2000341306 A JP 2000341306A JP 2002152997 A JP2002152997 A JP 2002152997A
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resonance circuit
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Yoshiaki Gonda
美明 権田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベース部からリモート部へワイヤレス伝送す
る電源電力の低下を抑え、高い伝送効率を維持する。 【解決手段】 ベース部9のドライブ制御回路11は伝
送するための電源用高周波信号を発生し、位相反転回路
13はその高周波信号の位相をそのまま又は反転させて
各々ドライブ回路15、17へ出力する。トランジスタ
Q1、Q2は交互にオンオフ動作して第1の共振回路1
9をその電源用高周波信号で共振させ、ベース部9から
外部へ電源用高周波信号を電磁的に発射する。リモート
部21の第2の共振回路23は、第1の共振回路19よ
り2倍高い共振周波数に選定され、電源用高周波信号を
誘起する。整流平滑回路25は誘起された電源用高周波
信号を整流平滑し、安定化回路27はそれを安定化して
リモート部21の負荷側へ駆動電源として供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高周波形リモート電
源供給装置に係り、被検出物の検出やこの検出結果に対
応した種々の動作をさせるリモート部に対し、ベース部
からワイヤレスで電源電力をリモート伝送する高周波形
リモート電源供給装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば組立てラインにおいては、移動す
るコンテナやトレーに部品や部材を配置、取付けて製品
を組立ててゆくが、それら配置や取付けられた部品や部
材をコンテナやトレー上で検知したり検査する場合、リ
モート部としてのそれらコンテナやトレーに対してベー
ス部からワイヤレスで電源電力をリモート伝送する必要
がある。
【0003】従来、この種の用途に使用される電源供給
装置としては、図7に示すように高周波形リモート電源
供給装置が用いられている。
【0004】すなわち、ベース部1にて例えば20KH
zのパルス信号を発振し、コイルL1とコンデンサC1
からなりその20KHzに共振させた共振回路3からそ
の20KHzの電源用高周波信号を電磁的に外部へ発射
するとともに、リモート部5ではベース部1から電磁的
に伝送された電源用高周波信号をコイルL2とコンデン
サC2からなりその20KHzに共振させた共振回路7
で誘起させるとともに、この誘起させた電源用高周波信
号を整流平滑してリモート部5(コンテナやトレー)の
駆動電源として利用するものである。
【0005】そして、リモート部5は、ベース部1から
ワイヤレス伝送された電源電力により、例えば部品や部
材をスイッチSW1、SW2、……SWnで検出したと
き発光ダイオードD1〜Dnを発光駆動させたり、図示
しないアームなどの機械的動作をさせる訳である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た構成の高周波形リモート電源供給装置では、電源電力
を効率良くベース部1からリモート部5へ伝送させるた
めに、図8Aに示すように、ベース部1及びリモート部
5の共振回路3、7の共振周波数を共に同一周波数(f
0:20KHz)に一致させ又は可能な限り近づけてい
るが、ベース部1及びリモート部5の共振回路3、7を
互いに接近させると、同図Bに示すように、予め設定し
たベース部1及びリモート部5の共振回路3、7の共振
周波数がずれ易い。
【0007】しかも、例えばベース部1の共振回路3の
共振周波数がリモート部5の共振回路7の共振周波数に
対して低い場合には、共振回路3の共振周波数がより低
い周波数f1(f1<f0)方向にずれる一方、リモー
ト部5の共振回路7の共振周波数はより高い周波数f2
(f0<f2)方向へずれ易く、互いに共振周波数の隔
たりが大きくなり易い。
【0008】その結果、ベース部1側において、20K
Hzの高周波信号を共振回路3に印加して共振ドライブ
させても、共振回路3のインピーダンスが上昇して共振
電流があまり効率的に流れず、ワイヤレス伝送される電
源電力が低下する。
【0009】他方、リモート部5の共振回路7において
も、同様の理由から伝送される高周波の誘起レベルが低
下し、ベース部1側からリモート部5側へ効率良く電源
電力を伝送し難い難点がある。
【0010】特に、最近のリモート部5では、部品や部
材を検出するスイッチSW1、SW2、……SWnの数
が増加したり、ロボットアームその他機械的動作をさせ
る機構が豊富化される傾向にあり、リモート部5へワイ
ヤレス伝送する電力の増大や損失低下が望まれている。
【0011】本発明はこのような状況の下になされたも
ので、ベース部からリモート部へワイヤレス伝送する電
源電力の低下を抑え、効率の良好な電源電力伝送を確保
できる高周波形リモート電源供給装置の提供を目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明の高周波形リモート電源供給装置は、所
定の高周波信号に共振する第1の共振回路を有し、この
第1の共振回路をその高周波信号で共振させて外部へ電
源用高周波信号を発射するベース部と、このベース部の
第1の共振回路に電磁的に結合する第2の共振回路、及
びこの第2の共振回路に誘起した電源用高周波信号を整
流平滑して駆動電源を供給する整流平滑回路を有すると
ともにその駆動電源によって電子的動作をするリモート
部とを具備し、特に、そのリモート部側の第2の共振回
路の共振周波数を、そのベース部側の第1の共振回路の
共振周波数の整数倍の関係に選定したものである。
【0013】また、本発明では、上記ベース部側の第1
の共振回路をコイルとコンデンサからなる直列共振回路
で形成することが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1において、ベース部9は、ド
ライブ制御回路11、位相反転回路13、第1のドライ
ブ回路15、第2のドライブ回路17、スイッチ素子と
してのトランジスタQ1、Q2及び第1の共振回路19
を有して形成されている。なお、第1及び第2のドライ
ブ回路15、17は図ではドライブ回路と略称する。
【0015】図1中の符号EはトランジスタQ1及びベ
ース部9を形成する回路に接続された電源であり、商用
交流電源から得られた直流電源又は電源電池である。
【0016】リモート部21は、第2の共振回路23、
整流平滑回路25及び安定化回路27を有して形成され
ている。リモート部21における各種の動作をする負荷
の図示は省略した。
【0017】ベース部9のドライブ制御回路11は、ベ
ース部9からリモート部21へ電源電力を伝送するため
の電源用高周波信号、例えば20KHzのPWM信号
(図2A参照)を作成するとともに、入力した制御信号
Sに基づきそのPWM信号のデューティ比を可変させる
機能を有し、位相反転回路13に接続されている。
【0018】制御信号Sは、外部から手動で可変設定入
力させたり、リモート部21側にて基準電圧と後述する
駆動電圧とを比較した偏差量を小さくする制御量を適当
な手段でベース部9側へ高周波信号に乗せてワイヤレス
伝送して検出した信号であり、伝送させる電源電力を増
加させる場合にはPWM信号のデューティ比(オン期
間)を長くし、伝送させる電源電力を減少させる場合に
はPWM信号のデューティ比(オン期間)を短く制御さ
れる。
【0019】位相反転回路13は、例えば図3に示すよ
うに、ドライブ制御回路11の出力側と第1のドライブ
回路15の入力側との間に接続された抵抗R1及びダイ
オードd1の並列回路と、抵抗R1及びダイオードd1
の出力側と接地間に接続されたコンデンサC3と、ドラ
イブ制御回路11の出力側に接続されたインバータI
と、このインバータIの出力側と第2のドライブ回路1
7の入力側との間に接続された抵抗R2及びダイオード
d2の並列回路と、抵抗R2及びダイオードd2の出力
側と接地間に接続されたコンデンサC4とを有して形成
されている。なお、ダイオードd1、d2は逆方向接続
されている。
【0020】そのため、位相反転回路13は、図2Bに
示すように、ドライブ制御回路11から出力されたPW
M信号をそのまま第1のドライブ回路15へ出力すると
ともに、同図Cに示すように、反転させたPWM信号を
第2のドライブ回路17へ出力する一方、第2のドライ
ブ回路17へ出力されるPWM信号の立下がりタイミン
グより第1のドライブ回路15へ出力されるPWM信号
の立上がりタイミングをt分だけ遅らせる一方、第1の
ドライブ回路15へ出力されるPWM信号の立下がりタ
イミングより第2のドライブ回路17へ出力されるPW
M信号の立上がりタイミングをt分だけ遅らせ、後述す
るように、トランジスタQ1、Q2におけるオンオフの
タイミングを一致させないようにしている。
【0021】第1及び第2のドライブ回路15、17
は、図1に示すように、位相反転回路13から出力され
たPWM信号のHレベル期間にてトランジスタQ1、Q
2をオンドライブするものであり、スイッチ素子として
のトランジスタQ1、Q2のベースに各々接続されてい
る。
【0022】トランジスタQ1のコレクタは電源Eに接
続されており、エミッタはトラジンスタQ2のコレクタ
に直列接続されている。
【0023】トラジンスタQ2のエミッタは接地されて
おり、コレクタとエミッタ間にはコンデンサC5とコイ
ルL3からなる直列共振形の第1の共振回路19が接続
されている。
【0024】この第1の共振回路19の共振周波数は、
図4に示すように、上述したPWM信号の周波数f0で
ある20KHzに選定されている。
【0025】リモート部21の第2の共振回路23は、
コイルL4とコンデンサC6の並列共振回路であり、図
4に示すように、その共振周波数f3がPWM信号の周
波数(20KHz)すなわちベース部9の第1の共振回
路19の共振周波数f0の2倍(40KHz)に選定さ
れており、整流平滑回路25に接続されている。
【0026】整流平滑回路25は、第2の共振回路23
に誘起された電源用高周波信号を整流平滑して直流電圧
を出力するもので、安定化回路27に接続されている。
【0027】整流平滑回路25は、例えば図5に示すよ
うに、第2の共振回路23の一端に順方向接続されたダ
イオードd3と、第2の共振回路23の他方の接地側端
からダイオードd3のカソードに順方向接続されたダイ
オードd4と、ダイオードd3、d4の接続点に接続さ
れたチョークコイルCHと、チョークコイルCHの出力
側と接地間に接続された平滑コンデンサC7とを有して
形成されており、チョークコイルCHと平滑コンデンサ
C7の接続点が安定化回路27に接続されている。
【0028】安定化回路27は、これが接続された負荷
回路(図示せず。)が変動しても整流平滑回路25から
の直流電圧を一定に保つ従来公知の回路である。
【0029】次に本発明に係る高周波形リモート電源供
給装置の動作を簡単に説明する。図1のベース部9にお
いて、ドライブ制御回路11が図2Aのような20KH
zのPWM信号を位相反転回路13へ出力すると、位相
反転回路13ではそのPWM信号をHレベルとLレベル
の位相関係をそのままにして第1のドライブ回路15へ
出力する一方、HレベルとLレベルの関係を反転させた
PWM信号を第2のドライブ回路17へ出力する。
【0030】これらのPWM信号の間では、第2のドラ
イブ回路17へ出力されたPWM信号の立下がりタイミ
ングより第1のドライブ回路15へ出力されるPWM信
号の立上がりタイミングがtだけ遅れる一方、第1のド
ライブ回路15へ出力されるPWM信号の立下がりタイ
ミングより第2のドライブ回路17へ出力されるPWM
信号の立上がりタイミングがtだけ遅れる。
【0031】第1及び第2のドライブ回路15、17
は、位相反転回路13から出力されたPWM信号に基づ
きトランジスタQ1、Q2を交互にオンオフする。
【0032】そのため、トランジスタQ1がオン動作す
る期間ではトランジスタQ2がオフ動作し、電源Eから
の電源電流がトランジスタQ1からコンデンサC5へ流
れてこれを充電する。
【0033】トランジスタQ2がオン動作する期間では
トランジスタQ1がオフ動作し、コンデンサC5から充
電電流がトランジスタQ2を経て接地へ流れ、この繰り
返しによって第1の共振回路19が基本周波数である2
0KHzで共振するとともに、整数倍の高調波でも共振
する。
【0034】図6は、第1の共振回路19の近傍におい
て実験的に検出された基本周波数f0及びその高調波f
3……の概略波形である。
【0035】なお、トランジスタQ2のオン動作期間が
長いほど第1の共振回路19に流れる共振電流が大きく
なる。
【0036】しかも、リモート部21の第2の共振回路
23の共振周波数f3が第1の共振回路19の共振周波
数f0より2倍高く離れているから、第1の共振回路1
9に第2の共振回路23が接近しても第1の共振回路1
9の共振周波数f0が変化し難い。
【0037】他方、リモート部21の第2の共振回路2
3は、ベース部9の共振回路19の共振周波数f0の2
倍である40KHzに選定されているから、この共振回
路23には40KHzの高周波数信号が誘起される。
【0038】この場合でも、第2の共振回路23の共振
周波数f3は、ベース部9の第1の共振回路19の共振
周波数f0より2倍高く離れているから、それが接近し
ても共振周波数f3が変化し難いし、基本の周波数f0
である20KHzに比べて誘起電圧が若干低下するもの
の大きく低下することはない。
【0039】第2の共振回路23で誘起された40KH
zの電源用高周波信号は、整流平滑回路25のダイオー
ドd3、d4で全波整流されるとともにチョークコイル
CHと平滑コンデンサC7で平滑され、直流電圧が駆動
電源電圧として安定化回路27に加えられる。
【0040】安定化回路27は、整流平滑回路25から
の直流電圧を安定化させた状態で負荷側へ駆動電源電圧
として供給する。
【0041】このように本発明の高周波形リモート電源
供給装置では、ベース部9において、電源電力を伝送す
るための電源用高周波信号をドライブ制御回路11で形
成し、位相反転回路13にてその高周波信号のHレベル
とLレベルをそのままにしたドライブ信号とHレベルと
Lレベルを反転させたドライブ信号とを形成して各々ド
ライブ回路15、17へ出力してトランジスタQ1、Q
2を交互にオンオフ動作させ、トランジスタQ1、Q2
にて第1の共振回路19をその電源用高周波信号で共振
動作させて外部へ電源用高周波信号を発射する一方、こ
の第1の共振回路19に電磁的に結合する第2の共振回
路23であって第1の共振回路19の共振周波数より2
倍高く選定された第2の共振回路23にその電源用高調
波信号を誘起させ、その誘起した電源用高周波信号を整
流平滑回路25で整流平滑するとともに、安定化回路2
7にて安定化した駆動電源を負荷側へ供給する構成とし
た。
【0042】そのため、ベース部9の第1の共振回路1
9とリモート部21の第2の共振回路23が互いに接近
しても、互いの共振周波数が変化し難く、ベース部9の
第1の共振回路19から発射される磁力が低下し難くな
る一方、リモート部21の第2の共振回路23に誘起す
る電源用高周波信号も低下し難く、リモート部21側で
得られる電源電力の低下を小さく抑えることが可能とな
る。
【0043】もっとも、リモート部21の第2の共振回
路23で誘起される電源用高周波信号はベース部9側の
第1の共振回路19の共振周波数の2倍であって基本と
なる周波数f0の高周波信号ではないから、図6に示す
ように、基本となる周波数信号f0を誘起する場合に比
べて若干レベルが低くなり易い。
【0044】しかし、ベース部9の第1の共振回路19
の共振周波数が変化して磁力が低下したり、リモート部
21の第2の共振回路23の共振周波数が変化して電源
用高周波信号の誘起レベルが低下する場合に比べて、そ
の低下ははるかに小さく、伝送損失を低く抑えて高い電
源伝送効率を維持できる利点がある。
【0045】しかも、第1の共振回路19は、直列共振
回路であるから並列共振回路に比べて共振電流が多く流
れ易くて発生する磁力も強くなり、この観点からも伝送
する電源電力の低下を小さく抑えることができる。
【0046】上述した本発明に係る構成では、ドライブ
制御回路11、位相反転回路13、ドライブ回路15、
17及びトランジスタQ1、Q2でベース部9を形成し
たし、リモート回路21も整流平滑回路25及び安定化
回路27を有して形成したが、本発明におけるベース部
9及びリモート回路21の構成は任意であり、第1の共
振回路19と第2の共振回路23を有しそれらの共振周
波数を互いに整数倍に離せば本発明の目的達成が可能で
ある。
【0047】もっもと、ベース部9から強い磁力を発生
させる観点から、第1の共振回路19の共振周波数は、
ベース部9で形成する基本的な発振周波数f0に合わせ
ることが好ましい。
【0048】さらに、第1の共振回路19は直列共振形
に限定されるものではなく、並列共振形を採用しても良
いが、共振時の共振電流が大きくベース部9から強い磁
力を発生できる観点から、直列共振回路を採用すること
が好ましい。
【0049】さらにまた、第2の共振回路23の共振周
波数は第1の共振回路1のそれより2倍高く選定する必
要はなく、整数倍高く選定すれば本発明の目的達成が可
能であるものの、互いの共振周波数が変動せず第2の共
振回路23で高いレベルの電源用高周波信号を誘起させ
る観点から、第2の共振回路23の共振周波数を第1の
共振回路19のそれより2倍高く選定することが好まし
い。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る高周波
形リモート電源供給装置は、ベース部に所定の高周波信
号に共振する第1の共振回路を設け、この第1の共振回
路を共振させて外部へ電源用高周波信号を発射し、リモ
ート部にはその第1の共振回路に電磁的に結合する第2
の共振回路、及びこの第2の共振回路に誘起した電源用
高周波信号を整流平滑して駆動電源を供給する整流平滑
回路を設け、特に、そのリモート部側の第2の共振回路
の共振周波数をベース部側の第1の共振回路のそれに対
して整数倍高く選定したから、ベース部からリモート部
へワイヤレス伝送する電源電力の低下を抑え、電源電力
を効率良く伝送できる。また、上記ベース部側の第1の
共振回路をコイルとコンデンサからなる直列共振回路で
形成する構成では、ベース部からリモート部へワイヤレ
ス伝送する電源電力をより一層低下させずに高く維持で
きる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高周波形リモート電源供給装置の実施
の形態を示す概略ブロック図である。
【図2】図1の高周波形リモート電源供給装置の動作を
説明する波形図である。
【図3】図1中の位相反転回路の構成を示す回路図であ
る。
【図4】図1の第1及び第2の共振回路の共振周波数の
関係を示す図である。
【図5】図1のリモート部の概略構成を示すブロック回
路図である。
【図6】本発明の高周波形リモート電源供給装置の動作
を説明する波形図である。
【図7】従来の高周波形リモート電源供給装置を示すブ
ロック図である。
【図8】図7の高周波形リモート電源供給装置における
第1及び第2の共振回路の共振周波数の関係を示す図で
ある。
【符号の説明】
1、9 ベース部 3、7 共振回路 5、21 リモート部 11 ドライブ制御回路 13 位相反転回路 15 第1のドライブ回路(ドライブ回路) 17 第2のドライブ回路(ドライブ回路) 19 第1の共振回路 23 第2の共振回路 25 整流平滑回路 27 安定化回路 C1、C2、C3、C4、C5、C6、C7 コンデン
サ CH チョークコイル D1〜Dn 発光ダイオード d1、d2、d3、d4 ダイオード E 電源 L1、L2、L3、L4 コイル Q1、Q2 トランジスタ(スイッチ素子) SW1〜SWn スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の高周波信号に共振する第1の共振
    回路を有し、この第1の共振回路を前記高周波信号で共
    振させて外部へ電源用高周波信号を発射するベース部
    と、 このベース部の前記第1の共振回路に電磁的に結合する
    第2の共振回路と、この第2の共振回路に誘起した前記
    電源用高周波信号を整流平滑して駆動電源を供給する整
    流平滑回路とを有し、前記駆動電源によって電子的動作
    をするリモート部と、 を具備する高周波形リモート電源供給装置において、 前記リモート部側の前記第2の共振回路の共振周波数
    を、前記ベース部側の前記第1の共振回路の共振周波数
    の整数倍に選定したことを特徴とする高周波形リモート
    電源供給装置。
  2. 【請求項2】 前記ベース部側の前記第1の共振回路
    は、コイルとコンデンサからなる直列共振回路で形成さ
    れた請求項1記載の高周波形リモート電源供給装置。
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