JP2002152844A - 通信システム及びその方法、並びに通信端末 - Google Patents

通信システム及びその方法、並びに通信端末

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JP2002152844A
JP2002152844A JP2000348603A JP2000348603A JP2002152844A JP 2002152844 A JP2002152844 A JP 2002152844A JP 2000348603 A JP2000348603 A JP 2000348603A JP 2000348603 A JP2000348603 A JP 2000348603A JP 2002152844 A JP2002152844 A JP 2002152844A
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Katsutoshi Ito
克俊 伊東
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0083Determination of parameters used for hand-off, e.g. generation or modification of neighbour cell lists
    • H04W36/0085Hand-off measurements
    • H04W36/0094Definition of hand-off measurement parameters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • H04W28/06Optimizing the usage of the radio link, e.g. header compression, information sizing, discarding information

Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動通信においてハンドオフするようなシス
テムにおいて、基地局及び端末側で複雑な処理を実行す
ることなく、また、周辺基地局監視を実現することによ
り発生する干渉を抑える。 【解決手段】 無線端末10は、圧縮データフレームの
受信により得られる送信停止期間を利用して、周波数の
異なる周辺基地局の信号強度を計測する機能、その機能
による測定結果に基づいて、送受信手段を制御して、実
データを送受信する基地局を切り替える機能を有する受
信部13と、非移動状態であることを検出して、非移動
状態である旨を基地局に送信するCPU15を備える。
基地局は、無線端末10からの非移動状態である旨の情
報により、送信停止期間を設けることなく、無線データ
フレームを連続して無線端末10に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信システム及び
その方法、並びに通信端末に関し、詳しくは、基地局を
切り替えながら通信を行うハンドオフにより複数の基地
局間で通信を行う通信システム及びその方法、並びに通
信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】基地局を切り替えながら通信を行う移動
通信に特有のハンドオフを実現するには、周辺の他の基
地局からの信号強度を端末側で測定し、信号強度が強い
基地局へのハンドオフを要求することが必要になる。第
3世代移動通信システムに適用されるW−CDMA(Wi
de band−Code Division Multiple Access)のような符
号多重を用いた無線アクセス方式では、同一周波数で信
号が送信される基地局からの信号強度と、別周波数で信
号が送信される基地局からの信号強度を両方測定する必
要がある。
【0003】同一周波数上の基地局信号強度を測定する
場合には、現在通信を行っている基地局からの信号を受
けながら、周辺の他の基地局の信号強度を測定すること
が可能とされているが、別の周波数上で送信している基
地局に対しては、受信周波数を切り替える必要が生じる
ため、端末側では、現在受信している基地局との通信を
一旦停止する必要がある.現在受信している基地局のデ
ータを失うことなく、別の周波数上の基地局信号強度を
測定する手法として、圧縮モード(コンプレスドモー
ド)による方式がある。ここで、圧縮モードにより可能
とされる基地局信号強度の測定手法について図8を用い
て説明する。
【0004】基地局から端末へのデータ送信について
は、通常、図8中(A)に示すように、無線データフレ
ームが連続して基地局から端末に送信されている。圧縮
モードでは、特定の無線データフレームの圧縮を行う。
具体的には、図8中(B)に示すように、フレーム番号
(SFN)がN+1番目の無線データフレームを圧縮
し、圧縮(コンプレスド)フレームとして端末に送信す
る。ここで行う圧縮は、圧縮対象とされた無線データフ
レームにおける符号化利得を削減してデータを詰め込む
ものであり、これにより、送信の停止が一時的に可能と
なる圧縮データフレームが生成される。
【0005】これにより、端末側には、圧縮データフレ
ームの直後において所定期間が送信が停止された期間
(以下、送信停止期間という。)が到来されるようにな
る。このように送信が停止されるフレーム番号を、基地
局が端末側に予め通達しておくことで、端末側では、所
定のタイミングとして送信停止期間の到来を検出するこ
とができ、これにより、端末側では、この送信停止期間
を利用して別の周波数上の基地局信号強度を測定するこ
とが可能とされている。すなわち、端末側では、所定の
フレーム番号(本例の場合においては、SFN=N+
1)におけるデータの送信が停止される部分的な区間を
利用して、別の周波数上の基地局の信号強度を測定して
いることになる。
【0006】例えば、このような圧縮モード(コンプレ
スドモード)の技術としては、3rdGeneration Partner
Ship Project,3G TS25.212 version 3.1.0 Multiplexi
ngand Channel Coding, TS25.213 version 3.1.0 Sprea
ding and Modulation,TS25.214 version 3.1.0 Physica
l Layer Procedures(FDD)、及びTS25.215 version3.1.0
Physical Layer Measurements (FDD)に開示されている
技術が挙げられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した圧
縮モードを採用した場合、送信停止期間が設定された圧
縮データフレームでは、符合化利得が他のフレームとは
異なるように処理されていることから、端末側では、こ
の圧縮データフレームに対する受信処理については、通
常処理とは異なる符号化利得により受信処理を実施する
必要がある。さらに、端末自身の送信も停止する必要が
ある。このように、圧縮モードを実現するためには、複
雑な処理が必要とされている。
【0008】一方で、送信を部分的に停止するフレーム
を生成する場合には、基地局において符号化利得を削減
する処理がなされるが、その符号化利得を削減する手法
として拡散利得を下げる手法がある。この手法では、図
9中(A)及び(B)に示すように、通常用いる符号の
半分の拡散率を持つ符号を用いた場合には、同一時間で
2倍の情報が送信可能になる。
【0009】しかし、この手法を採用した圧縮モードに
使用する符号は、通常用いる符号とは直交する関係にな
いため、圧縮モードのフレームが他ユーザヘの干渉源と
なってしまう。これでは、システムが収容可能なユーザ
数が減少してしまうといった問題を招来してしまう。
【0010】このような理由から、圧縮データフレーム
によるデータ送信をする機会をできるだけ少なくする必
要がある。すなわち別の周波数上で通信を行う基地局の
検索を最小限に留める必要がある。
【0011】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みてな
されたものであり、移動通信においてハンドオフするよ
うなシステムにおいて、基地局及び端末側で複雑な処理
を実行することなく、また、周辺基地局監視を実現する
ことにより発生する干渉を抑えることができる通信シス
テム及びその方法を、並びに通信端末を提供することを
目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る通信システ
ムは、上述の課題を解決するために、データフレーム
と、データ無送信期間を設けるために、必要に応じてデ
ータフレームを圧縮して得た圧縮データフレームとを連
続して送信する複数の中継基地局を備える。また、通信
システムは、一の周波数により中継基地局との間で実デ
ータを送受信する送受信手段と、送受信手段を介した圧
縮データフレームの受信により得られるデータ無送信期
間を利用して、周波数の異なる周辺の中継基地局の信号
強度を測定する信号強度測定手段と、信号強度測定手段
による測定結果に基づいて送受信手段の送受信周波数を
制御して、実データを送受信する中継基地局を切り替え
る制御手段と、略非移動状態であることを検出する検出
手段と、検出手段により検出された略非移動状態である
旨を送受信手段を介して、実データを送受信する中継基
地局に送信する非移動状態情報送信手段とを備えた移動
自在とされている通信端末を備える。そして、この通信
システムにおいて、中継基地局は、通信端末からの略非
移動状態である旨の情報により、データ無送信期間を設
けることなく、データフレームを連続して送信する。
【0013】このような構成を備えた通信システムにお
いて、通信端末では、検出手段により検出された略非移
動状態である旨を送受信手段を介して実データを送受信
する中継基地局に送信し、中継基地局では、通信端末か
らの略非移動状態である旨の情報により、データ無送信
期間を設けることなく、データフレームを連続して送信
する。
【0014】これにより、通信端末が略非移動状態にあ
る場合には、中継基地局では、データ無送信期間を有し
ないデータフレームにてデータを通信端末にデータを送
信し、通信端末では、信号強度測定手段及び制御手段を
動作させることなく、中継基地局から送信されるデータ
を受信する。
【0015】また、本発明に係る通信方法は、 上述の
課題を解決するために、データフレームと、データ無送
信期間を設けるために、必要に応じてデータフレームを
圧縮して得た圧縮データフレームとを連続して中継基地
局から送信する送信工程と、一の周波数により中継基地
局との間で実データを送受信する送受信手段を介した圧
縮データフレームの受信により得られるデータ無送信期
間を利用して、周波数の異なる周辺の中継基地局の信号
強度を通信端末にて測定する信号強度測定工程と、信号
強度測定工程における測定結果に基づいて通信端末の送
受信手段の送受信周波数を制御して、実データを送受信
する中継基地局を切り替える基地局選択工程とを有し、
通信端末では、通信端末が略非移動状態であることを通
信端末にて検出して、その検出した略非移動状態である
旨を送受信手段を介して、実データを送受信する中継基
地局に送信し、中継基地局では、通信端末からの略非移
動状態である旨の情報により、送信工程にてデータ無送
信期間を設けることなく、データフレームを連続して送
信する。
【0016】これにより、通信端末が略非移動状態にあ
る場合には、中継基地局では、データ無送信期間を有し
ないデータフレームにてデータを通信端末にデータを送
信し、通信端末では、信号強度測定手段及び制御手段を
動作させることなく、中継基地局から送信されるデータ
を受信する。
【0017】また、本発明に係る通信端末は、データフ
レームと、データ無送信期間を設けるために、必要に応
じてデータフレームを圧縮して得た圧縮データフレーム
とを連続して送信する複数の中継基地局の内の一の基地
局との間でデータの送受信をする通信端末である。そし
て、通信端末は、一の周波数により中継基地局との間で
実データを送受信する送受信手段と、送受信手段を介し
た圧縮データフレームの受信により得られるデータ無送
信期間を利用して、周波数の異なる周辺の中継基地局の
信号強度を測定する信号強度測定手段と、信号強度測定
手段による測定結果に基づいて送受信手段の送受信周波
数を制御して、実データを送受信する中継基地局を切り
替える制御手段と、略非移動状態であることを検出する
検出手段と、検出手段により検出された略非移動状態で
ある旨を送受信手段を介して、実データを送受信する中
継基地局に送信する非移動状態情報送信手段とを備え
る。そして、中継基地局では、略非移動状態である旨の
情報の受信により、データ無送信期間を設けることな
く、データフレームを連続して送信する。
【0018】このような構成を備えた通信端末では、検
出手段により検出された略非移動状態である旨を送受信
手段を介して実データを送受信する中継基地局に送信す
る。中継基地局では、通信端末からの略非移動状態であ
る旨の情報により、データ無送信期間を設けることな
く、データフレームを連続して送信する。
【0019】これにより、通信端末が略非移動状態にあ
る場合には、中継基地局では、データ無送信期間を有し
ないデータフレームにてデータを通信端末にデータを送
信し、通信端末では、信号強度測定手段及び制御手段を
動作させることなく、中継基地局から送信されるデータ
を受信する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。この実施の形態は、無
線端末と基地局との間で無線通信を行う無線通信システ
ムである。ここで、無線通信とは、例えば、電話やデー
タ通信等である。
【0021】実施の形態の無線通信システムは、例え
ば、W−CDMA(Wide band−CodeDivision Multiple
Access)のような符号多重を用いた無線アクセス方式
を採用しており、無線端末側において、同一周波数で信
号が送信される基地局からの信号強度と、別周波数で信
号が送信される基地局からの信号強度を両方測定してい
る。
【0022】図1には、無線端末10の構成例を示して
いる。無線端末10は、図1に示すように、送受信アン
テナ11、信号分離部12、受信部13、送信部14、
CPU15、メモリ16及びユーザインターフェース1
7を備えている。
【0023】このような構成を備える無線端末10にお
いて、アンテナ11、信号分離部12、受信部13及び
送信部14は、一の周波数により基地局との間で実デー
タを送受信する送受信手段として機能する。
【0024】また、受信部13は、上述の送受信手段を
介した圧縮データフレームの受信により得られるデータ
無送信期間を利用して、周波数の異なる周辺の図示しな
い基地局の信号強度を計測する信号強度測定手段として
の機能、信号強度測定手段としての機能による測定結果
に基づいて、上述の送受信手段を制御して、実データを
送受信する基地局を切り替える制御手段としての機能を
有する。そして、CPU15は、略非移動状態であるこ
とを検出する検出手段としての機能及び検出手段の機能
により検出された略非移動状態である旨を上述の送受信
手段を介して、実データを送受信する基地局に送信する
非移動状態情報送信手段としての機能を有している。
【0025】また、無線端末10において、ユーザイン
ターフェース17は、外部入力がなされる操作手段であ
り、CPU15は、このユーザインターフェース17に
よりユーザにより入力された略非移動状態である旨の情
報を検出する。例えば、ユーザインターフェース17に
は、当該無線端末10が非移動状態であることを入力す
る専用の入力部があり、CPU15では、ここへの入力
を検出して当該無線端末10が非移動状態にある情報を
得ている。
【0026】一方、無線通信システムにおいて、図示し
ない基地局は、図8に示したように、無線データフレー
ムと、データ無送信期間を設けるために、必要に応じて
無線データフレームを圧縮して得た圧縮データフレーム
とを連続して送信する中継基地局である。そして、この
基地局は、無線端末10からの略非移動状態である旨の
情報により、データ無送信期間を設けることなく、圧縮
データフレームを含まない無線データフレームを連続し
て送信している。
【0027】このような無線通信システムにおける一般
的な処理について、図2に示すような処理シーケンスを
用いて説明する。
【0028】無線端末10は、待ち受け状態に通話要求
が発生すると、接続要求を出す(ステップS1)。通常
この処理は、共通チャンネルを用いて現在基地局1に送
信される。現在基地局1は、接続要求を受けて、通話に
使用するためのチャンネルを、接続要求(接続情報)に
基づいて無線端末10に割り当てる(ステップS2)。
そして、無線端末10は、この情報をもとに、共通チャ
ンネルから個別チャンネルにチャンネルを切り替え、個
別チャンネルによる送信を開始する。無線端末10は、
通信設定・条件要求により、受けたいサービス(音声、
データ、パケット等)、通信速度等を要求する(ステッ
プS3)。現在基地局1は、通話設定・条件要求から、
実際に使用する通話設定・条件を決定し、通話設定・条
件設定により無線端末10に指示する(ステップS
4)。現在基地局1及び無線端末10は、通話設定・条
件設定の内容に従って、データ通信又は通話を開始する
(ステップS5)。
【0029】そして、無線端末10は、現在基地局1か
ら圧縮モードにより生成された圧縮データフレームが送
信されてきた場合には、それを利用して、他の基地局の
信号強度を測定して、場合によっては当該他の基地局へ
の通信に切り替えてデータの送受信を行う。
【0030】このような無線通信システムの処理シーケ
ンスにより通信が確立され、データ通信又は通話が可能
とされている。ここで、無線端末10における処理は次
のようになる。
【0031】受信部13では、送受信アンテナ11によ
り受信され、信号分離部12を経由されたデータをCP
U15に送信する。さらに、受信部13では、送受信ア
ンテナ11で受けた図示しない現在通信中の基地局(以
下、現在基地局という。)からの信号と、図示しないそ
の周辺の他の基地局 (以下、周辺基地局という。)か
らの信号強度測定を行う。具体的には、受信部13で
は、CPU15からの指示に従い、圧縮(コンプレス
ド)モード処理、受信周波数切り替え、及び周辺基地局
信号強度測定を行う。
【0032】ここで、圧縮モード処理とは、現在基地局
から所定のタイミングで送信されてくる圧縮データフレ
ームを処理するためのものである。信号強度測定をする
ために圧縮モードによる方式が採用された場合には、上
述したように、符合化利得が他のフレームとは異なるよ
うに処理がなされ、データ無送信期間とされる信号停止
期間が設定された圧縮データフレームが到来するように
なる。このようなことから、無線端末10は、圧縮モー
ド処理として、この圧縮データフレームに対して、通常
処理とは異なる符号化利得により受信処理を実施してい
る。
【0033】また、受信周波数切り替えとは、圧縮デー
タフレームに続く送信停止期間を利用して別の周波数上
の周辺基地局の信号強度を測定するために当該他の周波
数に切り替えることである。そして、周辺基地局信号強
度測定とは、このような受信周波数の切り替えにより周
辺基地局に合致された他の周波数によって当該周辺基地
局の信号強度を測定することである。
【0034】現在基地局1から圧縮モードによる送信が
なされた場合には、無線端末10は、このような各処理
が実行されるようになる。そして、このような各処理
は、現在基地局1から送信が停止されるフレーム番号
(SFN)の情報が送られてきた場合に、その情報に基
づいたタイミングで開始するようになされている。例え
ば、このような処理は、CPU15からの指示により所
定のタイミングで開始されるようになる。また、換言す
れば、無線端末10は、そのような送信が停止されるフ
レームの情報が送られてこない限り、実施されることは
ない。
【0035】また、現在基地局1にデータを送信する場
合には、CPU15で生成したデータが送信部14にて
無線信号に変換されて信号分離部12を介して送信され
る。ユーザインターフェース17は、キーパッド、ジョ
グダイヤル等の操作部からなり、操作部が操作されるこ
とによりユーザからの入力がなされる。このユーザイン
ターフェース17により、ユーザは、無線端末10の動
作を操作することが可能となり、このユーザインターフ
ェース17により入力されたユーザからの指示は、CP
U15を経由してメモリ16に蓄えられる。
【0036】無線通信システムでは、このような無線端
末10により、現在基地局1で実行されている圧縮モー
ドによる送信を制御することが可能とされている。すな
わち、無銭通信システムでは、現在基地局1における圧
縮モードの適用と非適用とが無線端末10において設定
可能とされている。これを、図3に示すような無線通信
システムの処理シーケンスを用いて説明する。
【0037】無線端末10のユーザは、自分が無線端末
10を移動しない状態で使用すると判断した場合、ユー
ザインターフェース17を操作して、その旨を設定する
ことができる(ステップS11)。例えば、ユーザイン
ターフェース17では、表示部にメニュー画面を表示す
るようにもなされており、ユーザは、このメニュー画面
を操作してその旨を設定する。ユーザインターフェース
17にて設定された情報は、条件設定としてメモリ16
に蓄えられる。
【0038】その後、無線端末10は、ユーザからの通
話要求が発生すると(ステップS12)、無線インター
フェース20を介して接続要求を現在基地局1に要求す
る(ステップS1)。ここで、無線インターフェース2
0とは、例えば、受信部13、送信部14、信号分離部
12及び送受信アンテナ11等によって構成されている
部分である。また、通常この接続要求は、共通チャネル
を用いて現在基地局1に送信される。
【0039】現在基地局1では、接続要求を受けると、
通話に使用するための無線チャネルを接続情報にて無線
端末10に通達する(ステップS2)。無線端末10
は、無線インターフェース20を介して接続情報を受信
して、この情報をもとに、チャンネルを切り替えて、通
話チャネルを設定し、データの送受信を開始する。
【0040】無線端末10は、条件確認にて、通常設
定、条件要求の内容をメモリ16から参照し、その内容
を通話設定・条件要求にて送信する(ステップS3)。
このとき送信される設定・要求内容は、通常に行われる
サービス内容(音声、データ、パケット等)、通信速度
等に加えて、別の周波数の周辺基地局を検索する必要性
があるか否かを示す情報(以下、検索要求情報とい
う。)が含まれている。
【0041】検索要求情報は、上述の条件設定(ステッ
プS11)にて移動しない状態で使用すると設定した場
合にのみ検索の必要なしと報告する情報からなる。
【0042】無線端末11から現在基地局1によってな
される通話設定・条件要求の情報は、従来より用意され
ている部分としては、図4に示すように、通信速度指定
等の情報からなるフィールド1と、サービス指定等の情
報からなるフィールド2とがある。このような従来から
用意されているフィールドに、新たなフィールド3を設
けて検索要求情報を付加することで、当該検索要求情報
を無線端末10から現在基地局1に送信することができ
る。例えば、検索要求情報の内容を、1ビットを利用し
て表現するものとして、”0”の場合には通常の処理
(検索要)を示し、”1”の場合には検索不要であるこ
とを示すようにする。
【0043】このようにすることで、従来の通話設定・
条件要求の情報(メッセージ)を拡大する(フィールド
3の1ビットを使用する)だけで検索要求情報を無線端
末10から現在基地局1に送信することが可能となり、
新たなメッセージを追加することなく上述したような機
能を実現することができる。
【0044】現在基地局1では、無線端末10からの通
話設定・条件要求に従って、実際に使用する通話設定を
決定し、その情報を通話設定・条件設定にて無線端末1
0に通達する(ステップS4)。以上のような処理が正
常に行われた時点で、データ通信が開始されるようにな
る(ステップS5)。
【0045】そして、通話設定・条件要求において、検
索要求情報により通常の処理としての検索要求がなされ
ていた場合には、現在基地局1は、所定のタイミングに
おいて圧縮モードにより、圧縮データフレームを生成し
て、無線端末10では、現在基地局1からの圧縮データ
フレームの送信により到来する送信停止期間を利用し
て、周辺基地局の信号強度を測定して、場合によっては
当該周辺基地局への通信に切り替えてデータの送受信を
行うようになる。
【0046】以上のような手順として実行されている処
理シーケンスにおいて、無線端末10から現在基地局1
に検索要求情報が送信されるようになり、現在基地局1
では、この検索要求情報に応じて、別の周波数上の周辺
基地局を検索するようになる。すなわち、無線通信シス
テムでは、現在基地局1で実行される圧縮モードによる
送信が無線端末10により制御可能となる。
【0047】これにより、無線端末10を非移動状態と
して使用している時には、別の周波数の周辺基地局を検
索しないようにすることができる。すなわち、ユーザ
は、歩行時や、無線端末10をパーソナルコンピュータ
等に接続して使用するなど端末自体が移動しないような
使い方をする場合には、圧縮モードを非適用するように
無線端末10にて設定することができ、別の周波数上の
基地局監視を停止し、常に通常モードでの動作が可能に
なる。
【0048】よって、このような場合においては、現在
基地局1及び無線端末10での周辺基地局の検索のため
の処理が不要となり、無線通信システム全体としての負
担減少により、当該無線通信システムのキャパシティー
を増大させることが可能になる。さらに、圧縮モードに
よりデータを送信する機会を少なくすることができるの
で、他ユーザヘの干渉源となってしまうような圧縮デー
タフレームの発生頻度を抑えることがき、例えば、これ
により、システムに収容可能なユーザ数が減少してしま
うようなことを防止することができる。
【0049】次に、無線端末がドッキングステーション
に装着されることで上述したような機能を実現する無線
通信システムの実施の形態について説明する。
【0050】この実施の形態の無線通信システムでは、
無線端末10が、図5に示すように、新たにI/Oポー
ト18を備えている。このような構成により、無線端末
10は、パーソナルコンピュータ等の固定外部端末に接
続されたことを自動的に検出し、固定外部端末と接続中
に通話が発生した場合には、現在基地局に対して圧縮モ
ードを非適用するように要求する。
【0051】図6には、固定外部端末とされているいわ
ゆるデスクトップ型のパーソナルコンピュータ30と、
パーソナルコンピュータ30に接続されているいわゆる
ステーション31とを示しており、ステーション31に
無線端末10が装着されている状態を示している。ここ
で、ステーション31は、無線端末10が着脱自在とさ
れるように構成されている。
【0052】このようにステーション31に無線端末1
0が装着された状態により、パーソナルコンピュータ3
0は、当該無線端末10を介して無線通信システム上に
無線接続することが可能となる。このとき、無線端末1
0のI/Oポート18を介してステーション31との間
でデータの送受信がなされる。そして、無線端末10の
CPU15は、このI/Oポート18がステーション3
1に接続されているか否かを検出する機能を有してお
り、これにより、無線端末10側での現在基地局1にお
ける圧縮モードの制御を可能にしている。これについ
て、図7に示すような通信システムの処理シーケンスを
用いて説明する。基本的には、上述の実施の形態の処理
シーケンス(図3に示した処理シーケンス)と同じであ
り、以下の部分で異なっている。
【0053】無線端末10は、通信設定・条件要求(ス
テップS2)を送信する前に、CPU15がI/Oポー
ト18の状態を接続状態確認にて確認している(ステッ
プS22)。この確認により、ステーション31への接
続を確認した場合には、検索要とする検索要求情報を無
線インターフェース20を介して現在基地局1に送信す
るようにする。なお、無線端末10は、I/Oポート1
8からの通話要求により通話を開始するようになされて
いる(ステップS21)。
【0054】以上のような処理シーケンスにおいて、無
線端末10から現在基地局1に当該無線端末10のステ
ーション31への接続状態に応じた検索要求情報が送信
されるようになり、現在基地局1では、この検索要求情
報に応じて、別の周波数の周辺基地局を検索するように
なる。すなわち、無線通信システムでは、無線端末10
により、現在基地局1で実行されている圧縮モードの適
用と非適用とを制御することが可能となる。
【0055】これにより、無線端末10がステーション
31に装着されている場合には、無線端末10のモビリ
ティが制限されるものとして、当該無線端末10が移動
しないと自動的に判断して、別の周波数上の周辺基地局
を検索しないようにすることができる。このような場
合、現在基地局1及び無線端末10での周辺基地局の検
索のための処理が不要となり、無線通信システム全体と
しての負担減少により、当該無線通信システムのキャパ
シティーを増大させることが可能になる。さらに、圧縮
モードによりデータを送信する機会を少なくすることが
できるので、他ユーザヘの干渉源となってしまうような
圧縮データフレームの発生頻度を抑えることがき、例え
ば、これにより、システムに収容可能なユーザ数が減少
してしまうようなことを防止することができる。
【0056】
【発明の効果】本発明に係る通信システムは、データフ
レームと、データ無送信期間を設けるために、必要に応
じてデータフレームを圧縮して得た圧縮データフレーム
とを連続して送信する複数の中継基地局を備え、また、
一の周波数により中継基地局との間で実データを送受信
する送受信手段と、送受信手段を介した圧縮データフレ
ームの受信により得られるデータ無送信期間を利用し
て、周波数の異なる周辺の中継基地局の信号強度を測定
する信号強度測定手段と、信号強度測定手段による測定
結果に基づいて送受信手段の送受信周波数を制御して、
実データを送受信する中継基地局を切り替える制御手段
と、略非移動状態であることを検出する検出手段と、検
出手段により検出された略非移動状態である旨を送受信
手段を介して、実データを送受信する中継基地局に送信
する非移動状態情報送信手段とを備えた移動自在とされ
ている通信端末を備える。
【0057】そして、この通信システムにおいて、中継
基地局は、通信端末からの略非移動状態である旨の情報
により、データ無送信期間を設けることなく、データフ
レームを連続して送信する。
【0058】このような構成を備えた通信システムにお
いて、通信端末では、検出手段により検出された略非移
動状態である旨を送受信手段を介して実データを送受信
する中継基地局に送信し、中継基地局では、通信端末か
らの略非移動状態である旨の情報により、データ無送信
期間を設けることなく、データフレームを連続して送信
することができ、これにより、通信端末が略非移動状態
にある場合には、中継基地局では、データ無送信期間を
有しないデータフレームにてデータを通信端末にデータ
を送信し、通信端末では、信号強度測定手段及び制御手
段を動作させることなく、中継基地局から送信されるデ
ータを受信することができる。
【0059】また、本発明に係る通信方法は、 データ
フレームと、データ無送信期間を設けるために、必要に
応じてデータフレームを圧縮して得た圧縮データフレー
ムとを連続して中継基地局から送信する送信工程と、一
の周波数により中継基地局との間で実データを送受信す
る送受信手段を介した圧縮データフレームの受信により
得られるデータ無送信期間を利用して、周波数の異なる
周辺の中継基地局の信号強度を通信端末にて測定する信
号強度測定工程と、信号強度測定工程における測定結果
に基づいて通信端末の送受信手段の送受信周波数を制御
して、実データを送受信する中継基地局を切り替える基
地局選択工程とを有し、通信端末では、通信端末が略非
移動状態であることを通信端末にて検出して、その検出
した略非移動状態である旨を送受信手段を介して、実デ
ータを送受信する中継基地局に送信し、中継基地局で
は、通信端末からの略非移動状態である旨の情報によ
り、送信工程にてデータ無送信期間を設けることなく、
データフレームを連続して送信する。
【0060】これにより、通信端末が略非移動状態にあ
る場合には、中継基地局では、データ無送信期間を有し
ないデータフレームにてデータを通信端末にデータを送
信することができ、信号強度測定手段及び制御手段を動
作させることなく、中継基地局から送信されるデータを
受信することができる。
【0061】また、本発明に係る通信端末は、一の周波
数により中継基地局との間で実データを送受信する送受
信手段と、送受信手段を介した圧縮データフレームの受
信により得られるデータ無送信期間を利用して、周波数
の異なる周辺の中継基地局の信号強度を測定する信号強
度測定手段と、信号強度測定手段による測定結果に基づ
いて送受信手段の送受信周波数を制御して、実データを
送受信する中継基地局を切り替える制御手段と、略非移
動状態であることを検出する検出手段と、検出手段によ
り検出された略非移動状態である旨を送受信手段を介し
て、実データを送受信する中継基地局に送信する非移動
状態情報送信手段とを備える。そして、中継基地局で
は、略非移動状態である旨の情報の受信により、データ
無送信期間を設けることなく、データフレームを連続し
て送信する。
【0062】このような構成を備えた通信端末では、検
出手段により検出された略非移動状態である旨を送受信
手段を介して実データを送受信する中継基地局に送信
し、中継基地局では、通信端末からの略非移動状態であ
る旨の情報により、データ無送信期間を設けることな
く、データフレームを連続して送信するすることがで
き、これにより、通信端末が略非移動状態にある場合に
は、中継基地局では、データ無送信期間を有しないデー
タフレームにてデータを通信端末にデータを送信するこ
とができ、通信端末では、信号強度測定手段及び制御手
段を動作させることなく、中継基地局から送信されるデ
ータを受信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の無線通信システムの無線
端末の構成を示すブロック図である。
【図2】上述の無線通信システムにおける一般的な処理
シーケンスを示す図である。
【図3】上述の無線通信システムにおいて、無線端末の
操作により基地局の圧縮モードの適用及び非適用が制御
される場合の処理シーケンスを示す図である。
【図4】無線端末から基地局になされる通話設定・条件
要求の情報の内容に検索要求情報が付加されることの説
明に使用した図である。
【図5】本発明の実施の形態の無線通信システムの他の
無線端末の構成を示すブロック図である。
【図6】無線端末がパーソナルコンピュータのステーシ
ョンに装着されている状態を示す正面図である。
【図7】上述の無線通信システムにおいて、無線端末が
ステーションに装着されていることの有無により基地局
の圧縮モードの適用及び非適用が制御される場合の処理
シーケンスを示す図である。
【図8】圧縮モードにより圧縮データフレームが生成さ
れた場合を示す図である。
【図9】圧縮モードにおいて符号化利得を削減する一手
法であり、拡散利得を下げる手法の説明に使用した図で
ある。
【符号の説明】
1 基地局、10 無線端末、11 送受信アンテナ、
12 信号分離部、13 受信部、14 送信部、15
CPU、16 メモリ、17 ユーザインターフェー
ス、18 I/Oポート、31 ステーション

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データフレームと、データ無送信期間を
    設けるために、必要に応じて上記データフレームを圧縮
    して得た圧縮データフレームとを連続して送信する複数
    の中継基地局と、 一の周波数により上記中継基地局との間で実データを送
    受信する送受信手段と、上記送受信手段を介した上記圧
    縮データフレームの受信により得られる上記データ無送
    信期間を利用して、周波数の異なる周辺の上記中継基地
    局の信号強度を測定する信号強度測定手段と、上記信号
    強度測定手段による測定結果に基づいて上記送受信手段
    の送受信周波数を制御して、実データを送受信する中継
    基地局を切り替える制御手段と、略非移動状態であるこ
    とを検出する検出手段と、上記検出手段により検出され
    た略非移動状態である旨を上記送受信手段を介して、実
    データを送受信する中継基地局に送信する非移動状態情
    報送信手段とを備えた移動自在とされている通信端末と
    を備え、 上記中継基地局は、上記通信端末からの略非移動状態で
    ある旨の情報により、上記データ無送信期間を設けるこ
    となく、データフレームを連続して送信することを特徴
    とする通信システム。
  2. 【請求項2】 上記中継基地局は、圧縮(コンプレス
    ド)モードにより、上記データフレームから上記圧縮デ
    ータフレームを生成することを特徴とする請求項1記載
    の通信システム。
  3. 【請求項3】 上記非移動状態情報送信手段は、実デー
    タの送受信を開始する前に、略非移動状態である旨を中
    継基地局に送信することを特徴とする請求項1記載の通
    信システム。
  4. 【請求項4】 略非移動状態である旨が外部入力される
    操作手段を備え、 上記検出手段は、上記操作手段よりなされる略非移動状
    態である旨の入力を検出することを特徴とする請求項1
    記載の通信システム。
  5. 【請求項5】 上記検出手段は、固定装置への装着を検
    出することにより、略非移動状態である旨を検出するこ
    とを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  6. 【請求項6】 上記固定装置は、上記通信端末が着脱自
    在とされ、固定設置されているパーソナルコンピュータ
    に接続されており、装着された通信端末とパーソナルコ
    ンピュータとの間でデータの転送を行うステーションで
    あることを特徴とする請求項5記載の通信システム。
  7. 【請求項7】 上記通信端末は、携帯型の電話装置であ
    って、 上記実データが、通話データであることを特徴とする請
    求項1記載の通信システム。
  8. 【請求項8】 データフレームと、データ無送信期間を
    設けるために、必要に応じて上記データフレームを圧縮
    して得た圧縮データフレームとを連続して中継基地局か
    ら送信する送信工程と、 一の周波数により上記中継基地局との間で実データを送
    受信する送受信手段を介した上記圧縮データフレームの
    受信により得られる上記データ無送信期間を利用して、
    周波数の異なる周辺の上記中継基地局の信号強度を通信
    端末にて測定する信号強度測定工程と、 上記信号強度測定工程における測定結果に基づいて上記
    通信端末の送受信手段の送受信周波数を制御して、実デ
    ータを送受信する中継基地局を切り替える基地局選択工
    程とを有し、 上記通信端末では、上記通信端末が略非移動状態である
    ことを通信端末にて検出して、その検出した略非移動状
    態である旨を上記送受信手段を介して、実データを送受
    信する中継基地局に送信し、 上記中継基地局では、上記通信端末からの略非移動状態
    である旨の情報により、上記送信工程にて上記データ無
    送信期間を設けることなく、データフレームを連続して
    送信することを特徴とする通信方法。
  9. 【請求項9】 データフレームと、データ無送信期間を
    設けるために、必要に応じて上記データフレームを圧縮
    して得た圧縮データフレームとを連続して送信する複数
    の中継基地局の内の一の中継基地局との間でデータの送
    受信をする通信端末であって、 一の周波数により上記中継基地局との間で実データを送
    受信する送受信手段と、 上記送受信手段を介した上記圧縮データフレームの受信
    により得られる上記データ無送信期間を利用して、周波
    数の異なる周辺の上記中継基地局の信号強度を測定する
    信号強度測定手段と、 上記信号強度測定手段による測定結果に基づいて上記送
    受信手段の送受信周波数を制御して、実データを送受信
    する中継基地局を切り替える制御手段と、 略非移動状態であることを検出する検出手段と、 上記検出手段により検出された略非移動状態である旨を
    上記送受信手段を介して、実データを送受信する中継基
    地局に送信する非移動状態情報送信手段とを備え、 上記中継基地局が、略非移動状態である旨の情報の受信
    により、上記データ無送信期間を設けることなく、デー
    タフレームを連続して送信することを特徴とする通信端
    末。
  10. 【請求項10】 上記中継基地局が、圧縮(コンプレス
    ド)モードにより、上記データフレームから上記圧縮デ
    ータフレームを生成することを特徴とする請求項9記載
    の通信端末。
  11. 【請求項11】 上記非移動状態情報送信手段は、実デ
    ータの送受信を開始する前に、略非移動状態である旨を
    中継基地局に送信することを特徴とする請求項9記載の
    通信端末。
  12. 【請求項12】 略非移動状態である旨が外部入力され
    る操作手段を備え、 上記検出手段は、上記操作手段よりなされる略非移動状
    態である旨の入力を検出することを特徴とする請求項9
    記載の通信端末。
  13. 【請求項13】 上記検出手段は、固定装置への装着を
    検出することにより、略非移動状態である旨を検出する
    ことを特徴とする請求項9記載の通信端末。
  14. 【請求項14】 上記固定装置に着脱自在とされ、 上記固定装置が、固定設置されているパーソナルコンピ
    ュータに接続されており、装着された通信端末とパーソ
    ナルコンピュータとの間でデータの転送を行うステーシ
    ョンであることを特徴とする請求項13記載の通信端
    末。
  15. 【請求項15】 上記通信端末は、携帯型の電話装置で
    あって、 上記実データが、通話データであることを特徴とする請
    求項9記載の通信端末。
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