JP2002152706A - 動画の観賞及び評価をリアルタイムで行う動画評価方法 - Google Patents

動画の観賞及び評価をリアルタイムで行う動画評価方法

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JP2002152706A
JP2002152706A JP2000346352A JP2000346352A JP2002152706A JP 2002152706 A JP2002152706 A JP 2002152706A JP 2000346352 A JP2000346352 A JP 2000346352A JP 2000346352 A JP2000346352 A JP 2000346352A JP 2002152706 A JP2002152706 A JP 2002152706A
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moving picture
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Shingo Minato
伸悟 湊
Akira Hikima
晃 引間
Hironobu Shimizu
広信 清水
Tadashi Sato
忠 佐藤
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Network Community Creation Inc
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NEC Corp
Network Community Creation Inc
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネット等のネットワークを利用して
動画を各モニタに配信し、実際に動画を観賞する環境下
においてモニタに動画の評価を行わせる方法を提供する
こと。 【解決手段】 モニタ40がサーバ20にアクセスする
と、サーバ20はネットワーク70を介して動画ファイ
ル21を配信する。モニタ40は、ユーザ端末41を利
用して、予めダウンロードした動画評価プログラムによ
って動画ファイル21を再生し、リアルタイムでユーザ
端末41に評価データを入力する。動画評価プログラム
23は、入力を動画の時間軸に関連付けて評価データを
記憶する。評価が完了すると、動画評価プログラム23
は、評価データをサーバ20に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、モニタの評価対象
となる動画ファイルを配信し、実際に視聴する環境下に
おいて動画を評価させ、時間軸上で動画ファイルと評価
ファイルを関連付けた動画評価方法に関する。より詳細
には、本発明は、実際に視聴する環境下で動画を観賞
し、動画を観賞しながらリアルタイムでその動画を評価
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コマーシャルビデオやドラマダイジェス
トのような映像(以下、「動画」という。)は、公開前
にモニタに観賞させ、動画再生中の印象度を評価し、そ
の評価に基づき動画に修正を加えたり再編集したりする
ことで、最終的に放映するバージョンが決定される。従
来、モニタによって動画を評価するには、モニタを募集
し、そのモニタを会場に収集し、会場に集まったモニタ
全員で動画を観賞する。または、通行中の人に動画を見
せる。観賞後、動画を構成する静止画を提示し、静止画
毎の印象度について好感度等の有無をチェックするアン
ケート方式で評価する方法が行われていた。評価結果
は、静止画毎に表計算ソフト等で集計され、動画を構成
する静止画毎に印象度が評価され、その評価結果に基づ
き、最終的に放映される動画が決定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
評価方法には次のような問題がある。 (1)評価結果の信頼性が低いという問題がある。コマ
ーシャルビデオやドラマダイジェストのような映像は、
家庭でリラックスをして観賞する性質のものである。1
箇所の会場に集められた状況、又は、通行人であれば移
動中の状況で評価を求められても、動画を観賞する環境
が異なるため、評価結果の信頼性が落ちるという問題が
ある。特に、モニタが会場に集められた状態では、大人
数が1箇所に集合して評価を行うため、1人のモニタの
感嘆等の反応に他のモニタが影響を受け、1人のモニタ
の評価に他のモニタの評価が引きづられやすく、評価結
果の信頼性が落ちるという問題がある。また、コマーシ
ャルビデオやドラマダイジェストのような映像は、放映
する曜日や時間帯がある程度決まっている場合が多く、
大人数が1箇所に集合して評価を行うと、実際に動画を
観賞する環境が異なるため、評価結果の信頼性が落ちる
という問題がある。 (2)動画を観賞した後、静止画毎の好感度等の印象度
について評価を行うため、印象度をリアルタイムで評価
できないという問題がある。感情や印象を記憶から蘇ら
せて評価を行うと、最初の印象や最後の印象のように部
分的な印象に全体の印象が支配されやすい。また、印象
の低い画像は、実際の印象以下に評価されやすい。した
がって、記憶に基づく方法では、評価結果の信頼性が落
ちるという問題がある。 (3)評価が、段階的になるという問題がある。動画観
賞後に、静止画毎に評価を行う際、例えば、その静止画
の好き嫌いの評価を行う際、好き、やや好き、どちらで
もない、やや嫌い、嫌いといった段階的な評価になりが
ちである。人の感情は、画面の移り変りによって連続的
に変化するにもかかわらず、段階的な評価しかできない
となると、上記と同様に、評価結果の信頼性が落ちると
いう問題がある。 (4)モニタに評価を求める側として、会場設定等の無
駄が多いという問題がある。大人数のモニタを集めて、
動画の評価を行うとなると、募集、会場手配、案内等に
ついて、多大な時間、多大な費用及び多大な労働力を要
するという問題がある。また、決まった時間に決まった
場所で評価を行うため、モニタを募集しようとしても、
モニタ側の時間的制約及び地理的制約のために、老若男
女の広範囲なモニタを集めるのに、多大な労力を費やす
問題もある。 (5)一方、モニタ側として、決まった時間に決まった
場所で評価を行うため、時間的制約及び地理的制約のた
めに、希望してもモニタに参加することができない問題
がある。
【0004】本発明の目的は、インターネット等のネッ
トワークを利用して動画を各モニタに配信し、実際に動
画を観賞する環境下においてモニタに動画の評価を行わ
せる方法を提供することである。本発明の他の目的は、
リアルタイムで動画を評価する方法を提供することであ
る。本発明のさらに他の目的は、連続的な数値で動画を
評価する方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ネットワーク
を介したモニタのアクセスにより動画ファイルを配信
し、前記モニタから前記動画ファイルの時間軸に関連付
けられた評価データを含む評価ファイルを受信すること
よりなる動画評価方法により前記課題を解決するもので
ある。
【0006】モニタに動画ファイルを送信することで、
モニタは家庭内で自由な時間を利用して動画を再生す
る。動画ファイルを再生するには、前記動画ファイルの
動画を構成する画像を時間軸に関連付けて再生する処理
と、モニタ側で入力される前記評価データを前記時間軸
に関連付けて記憶する処理と、前記評価ファイルを送信
する処理とを行う、動画評価プログラムを利用する。モ
ニタ側で初めて動画ファイルを再生するには、サーバ側
からモニタに動画評価プログラムを配信し、ユーザ端末
の主記憶装置にダウンロードしておく。
【0007】送信された動画ファイルは、動画評価プロ
グラムの処理によって、主記憶装置やキャッシュファイ
ルにダウンロードされる。モニタは、動画評価プログラ
ムによって動画を再生し、その動画を観賞する。モニタ
は、動画を観賞しながらユーザ端末のキーボードやマウ
スからアクションを入力する。
【0008】動画がコマーシャルビデオの場合には、例
えば、コマーシャルのコンテンツがわかった段階でアク
ションを入力したり、動画を観賞しながら好感度等の印
象度について単位時間当りの複数アクションを入力した
りする。前者の場合、動画評価プログラムは、動画の時
間軸に沿って初回アクションを評価データとして記憶す
る。後者の場合、前記評価データが、モニタ側のユーザ
端末で入力される単位時間当りのアクション回数、若し
くは、モニタ側のユーザ端末で入力される、動画の時間
軸に沿って繰り返されるON・OFFデータである。具
体的には、このような評価データは、動画の時間軸に沿
って、単位時間当りのアクション回数とボタンの種類と
を組み合せた評価データ、動画の時間軸に沿って、動画
再生時刻と押されたボタンの種類とを組み合せた評価デ
ータ、動画の時間軸に沿って、例えば、好感を示すボタ
ンの種類と押され続けた時間とを組み合わせた評価デー
タである。動画評価プログラムは、これらの評価データ
を評価ファイル内に記憶してサーバに送信する。大人数
のモニタから評価ファイルを受信したサーバは、動画の
時間軸に関連付けられた評価データから、コンテンツ判
別時間の統計をとったり、動画を構成する時間軸上の画
像毎に印象度の統計をとったりする。この発明では、動
画と評価データを時間軸で関連付けており、コンテンツ
判別時間における画像を瞬時に再生したり、好感度等の
それぞれの印象度が最大値又は最小値であるときの画像
を瞬時に再生したりすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明によ
る動画評価方法の実施の形態を詳細に説明する。図1
は、動画評価方法を実施する概略図を示している。ま
ず、動画評価方法の概略を説明すると、動画評価の発注
主10からモニタによる評価の依頼を受け、動画評価サ
ーバ20を保有する者が、モニタ40,50,60に対
して動画評価の業務が発生した広告を出す。この広告
は、サーバ20のWebサイトに掲載したり、予め登録
したモニタ40,50,60にメールを送信したりする
こと行われる。モニタ40,50,60がサーバ20に
アクセスすると、サーバ20はネットワーク70を介し
て動画ファイル21を配信する。モニタ40,50,6
0は、ユーザ端末41,51,61を利用して、予めダ
ウンロードした動画評価プログラムによって動画ファイ
ル21を再生し、リアルタイムでユーザ端末41,5
1,61に評価データを入力する。評価データはネット
ワーク70を介してサーバ20が受信する。サーバ20
は、モニタ40,50,60から受信した評価データを
集計及び加工する。その後、評価ファイルは発注主10
にネットワーク70を介して納品されるか、記録媒体変
換端末80でCD−R等の記録媒体82で納品される。
【0010】動画は、例えば、コマーシャルビデオやド
ラマダイジェストであり、公開前の事前評価を行い、修
正を加えたり、再編集することで最終的に放映するバー
ジョンが決定される。通常、動画には音声が加わってお
り、サーバ20において、音声ファイルに関するプログ
ラム等が準備される。
【0011】サーバ20は、インターネットのようなネ
ットワーク70を介して、モニタ40,50,60のユ
ーザ端末41,51,61に接続されている。サーバ2
0は、動画ファイル21を記憶した第1記憶手段22、
動画ファイル21を再生及び評価するための動画評価プ
ログラム23を記憶した第2記憶手段24を備えてい
る。動画配信装置25は、モニタ40,50,60のア
クセスによって、特定の動画ファイル21を送信する。
動画評価プログラム23を持っていないモニタからアク
セスがあった場合、動画評価プログラム配信装置26
が、動画評価プログラム23を配信する。また、サーバ
20は、動画置き換え装置27を備えており、この装置
27は、公開前のモニタリングのために、モニタ40,
50,60がユーザ端末41,51,61のキャッシュ
ファイルの動画ファイルをダミーファイルに置き換え
て、評価後に動画ファイルを消去するための装置であ
る。さらに、サーバ20は、評価結果としての評価デー
タを記憶する第3記憶手段28を備えている。評価で受
信装置29は、モニタ40,50,60から評価でを受
信し、第3記憶装置28に評価ファイルを記憶する。サ
ーバ20は、加工後の評価ファイルを発注主10に送信
する動画評価配信装置30を備えている。セイキュリテ
ィーを考慮して、インターネットを介することなく、評
価ファイルを納品するために、サーバ20と別体又は一
体に、記録媒体変換端末80を備えている。サーバ20
と別体の記録媒体変換端末80は、動画評価配信装置3
0から評価データをダウンロードし、その評価データを
CD−R等の記録媒体82に格納する記録媒体変換装置
81を備えている。
【0012】発注主10のユーザ端末11は、ネットワ
ーク70を介してサーバ20に接続されている場合と、
ネットワーク70に接続されていない場合がある。ネッ
トワーク70に接続されている場合は、ユーザ端末11
の主記憶装置には、動画の時間軸に関連付けられた評価
データを再生する動画評価再生プログラムがダウンロー
ドされている。ネットワーク70に接続されていない場
合には、記録媒体変換端末80の記録媒体変換装置81
で記録媒体82に格納された評価データが納品された
後、ユーザ端末11で評価データが読み込まれる。納品
された評価ファイルは、例えば、動画の時間軸に沿っ
て、印象度の変化を連続的に表示する。
【0013】モニタ側のシステムにおいて、ユーザ端末
41,51,61は、各家庭にあるパーソナルコンピュ
ータ等の情報処理装置である。Webブラウザによって
動画評価プログラム23をネットワーク70を介して予
め主記憶装置にダウンロードされている。動画評価プロ
グラム23がダウンロードされていない場合は、サーバ
20にアクセスして、主記憶装置にダウンロードする。
動画評価プログラム23を起動すると、自動的にサーバ
20にアクセスし、評価データ送信まで一連の動作で処
理が行われる。公開前の動画は、一連の処理の中で消去
される。動画評価プログラム23は、サーバ20にアク
セウした後、動画ファイル21を主記憶装置にダウンロ
ードする。動画ファイル21は、動画評価プログラム2
3によってユーザ端末41,51,61で再生される。
それぞれのモニタ40,50,60は、それぞれの家庭
で自由な時間に動画ファイル21を再生する。モニタ4
0,50,60は、実際にテレビ番組を見るようなリラ
ックスした環境で動画を観賞しながら、ユーザ端末のキ
ーボードやマウスによって所定の入力を行う。動画評価
プログラム23は、入力を動画の時間軸に関連付けて評
価データを記憶する。評価が完了すると、動画評価プロ
グラム23は、評価データをサーバ20に送信する。
【0014】次に、図2及び図3のフローチャートに従
って、動画のダウンロードまでの順序を説明する。例え
ば1人のモニタ40は、ユーザ端末41を利用して、自
由な時間に家庭からネットワーク70を介してサーバ2
0にアクセスする(ステップS10)。モニタ40は、
ユーザ端末41に動画評価プログラムがあるかないかの
問い合わせに対し(ステップS20)、「ない」場合は
動画評価プログラム配信装置26にアクセスする(ステ
ップS30)。サーバ20がユーザ端末41に動画評価
プログラム23を配信すると、ユーザ端末41は主記憶
装置に動画評価プログラム23をダウンロードする(ス
テップS40)。ダウンロードが完了すると、自動的に
プログラム23が起動してサーバ20の動画配信装置2
5にアクセスする(ステップS50)。動画配信装置2
5は、動画ファイル21をネットワーク70を介してモ
ニタ40のユーザ端末41に配信し、動画ファイル21
はユーザ端末41の主記憶装置にダウンロードされる
(ステップS60)。既に動画評価プログラム23が主
記憶装置にダウンロードされている場合、図3のフロー
チャートに示されるように、モニタ40は、その動画評
価プログラム23を起動する(ステップS110)。動
画評価プログラム23は、自動的にサーバ20の動画配
信装置25にアクセスする(ステップS120)。動画
配信装置25は、動画ファイル21をネットワーク70
を介してモニタ40のユーザ端末41に配信し、動画フ
ァイル21はユーザ端末41の主記憶装置にダウンロー
ドされる(ステップS130)。
【0015】次に、モニタが行う動画評価について、図
4乃至図7の画面レイアウトを参照して説明する。動画
評価プログラム23は、動画ファイルを主記憶装置にダ
ウンロードした後、評価ファイルを作成する。そして、
動画評価プログラム23は、動画ファイルの種類と評価
種類を評価ファイルに記憶する。引き続いて、性別及び
年令の入力を促す表示する(図示せず)。動画評価プロ
グラム23は、性別及び年令の入力があると、そのデー
タを評価ファイルに記憶する。その後、ユーザ端末41
の画面上に評価種類の選択を促す表示を行う。モニタ4
0は、ユーザ端末41のキーボード又はポインティング
デバイスにより、ボタン1、ボタン2又はボタン3を選
択する。動画評価は、例えば、図5のように何のコマー
シャルか分かった段階でリアルタイムでアクションを行
う評価(ボタン1)、図6のように動画再生時のインパ
クトに応じてリアルタイムで単位時間当りに複数回のア
クションを行う印象度評価(ボタン2)、図7のように
動画再生時の情緒性の+−の評価(ボタン3)に分かれ
ている。ボタンの内容は、モニタに送信する動画ファイ
ルの種類によって、異なる動画について同じ評価を行う
こともある。
【0016】図5に示されたコンテンツ判別時間評価に
ついて、図8のフローチャートを参照して説明する。ボ
タン1を選択すると、動画評価プログラム23が、画面
上に「何のコマーシャルかわかった段階で入力下さ
い。」「スタートを押すと、動画の再生が始まりま
す。」と表示する(ステップS210)モニタ40が、
「スタート」を押すと(ステップS220)、動画再生
の時間軸上に始点が記憶処理され(ステップS23
0)、動画の再生が始まる(ステップS240)。モニ
タ40が、コンテンツを判別でき「分かった」を押すと
(ステップS250)、動画再生の時間軸上に終点が記
録され、評価ファイルに始点から終点までの時間が記憶
される(ステップS260)。動画再生が終了すると
(ステップS270)、動画評価プログラム23は、サ
ーバ20にアクセスしてネットワーク70を介して評価
ファイルを送信する(ステップS280)。その後、動
画評価プログラム23は自動的に強制終了する(ステッ
プS290)。
【0017】図6に示されたインパクト評価について、
図9のフローチャートを参照して説明する。図6の評価
は、動画の時間軸上のインパクトについて評価を求めて
いるが、情緒性や斬新性などの印象度についても評価す
ることができる。ボタン2を選択すると、動画評価プロ
グラム23が、画面上に「インパクトが強いときは、そ
の強さに応じて何回でもキーを叩いて下さい。」「スタ
ートを押すと、動画の再生が始まります。」と表示する
(ステップS310)モニタ40が、「スタート」を押
すと(ステップS320)、動画再生の時間軸上に始点
が記憶処理され(ステップS330)、動画の再生が始
まる(ステップS340)。モニタ40は、動画を観賞
しながら、インパクトある画面ではキーを叩く。また、
マウスを利用するときには、インパクトある画面で短い
間隔でクリックを続ける。インパクトが弱くなると、キ
ーを叩く間隔が長くする。あるいは、モニタ40は、動
画を観賞しながら、インパクトある画面では所定のキー
又はマウスの右若しくは左をボタンを押し続ける。この
方法によると、動画再生の時間軸に沿って、入力の有無
のみでインパクトの有無の評価を行うことができるの
で、非常に有効である。動画評価プログラム23は、動
画再生の時間軸上に入力の有無を記憶する(ステップS
350)。動画再生が終了すると(ステップS36
0)、動画評価プログラム23は、サーバ20にアクセ
スしてネットワーク70を介して評価ファイルを送信す
る(ステップS370)。その後、動画評価プログラム
23は自動的に強制終了する(ステップS380)。
【0018】図7に示された情緒性評価について、図1
0のフローチャートを参照して説明する。ボタン3を選
択すると、動画評価プログラム23が、画面上に「情緒
があるときは、右クリックを続けて下さい。情緒がない
ときは、左クリックを続けて下さい。」「スタートを押
すと、動画の再生が始まります。」と表示する(ステッ
プS410)。あるいは、動画評価プログラム23が、
画面上に「情緒があるときは、+を押し続けて下さい。
情緒がないときは、−を押しを続けて下さい。」「スタ
ートを押すと、動画の再生が始まります。」と表示する
(ステップS410)。モニタ40が、「スタート」を
押すと(ステップS420)、動画再生の時間軸上に始
点が記憶処理され(ステップS430)、動画の再生が
始まる(ステップS440)。モニタ40は、動画を観
賞しながら、情緒を感じている間は右クリックを続け、
情緒を感じていない間は左クリックを続ける。動画評価
プログラム23は、動画再生の時間軸上に入力の有無を
記憶する(ステップS450)。動画再生が終了すると
(ステップS460)、動画評価プログラム23は、サ
ーバ20にアクセスしてネットワーク70を介して評価
ファイルを送信する(ステップS470)。その後、動
画評価プログラム23は自動的に強制終了する(ステッ
プS480)。
【0019】ダウンロードされた動画ファイルに関し、
キャッシュファイルの動画ファイルは既にダミーファイ
ルに置き換えられおり、主記憶装置にダウンロードされ
た動画ファイルは動画評価プログラム23の終了により
消滅する。動画評価の場合、実際の映像との同一性が要
求される。ストリーミング方式は、公開前の動画をメモ
リに残さずモニタに提供できる点で秘密性を担保するに
は好都合である。しかし、サーバが混雑するなどによ
り、映像や音声が乱れたり途切れたりして実際と異なる
映像に基づき、評価が行われる恐れがある。一方、ダウ
ンロード方式で公開前の動画をネットワークを介してモ
ニタに送信すると、ファイルコピーにより斬新性が失わ
れる恐れがある。そのため、動画評価プログラム23に
よって、キャッシュファイルにダミーファイルをダウン
ロードするとともも、プログラムの強制終了により主記
憶装置から動画ファイルを消去することで、信頼性の高
い評価と秘密性の両方を担保してる。
【0020】サーバ20が受信した評価ファイルには、
動画ファイル種類、評価種類、モニタの性別、モニタの
年令、評価データが記録されている。さらには、モニタ
の地域等のモニタ属性情報が記憶されている。動画ファ
イル種類及び評価種類に基づき、評価データが加工され
る。評価ファイルは、その後、発注主にネットワーク7
0を介して送信される。しかし、発注主のユーザ端末1
1がネットワーク70に接続されていない場合、記録媒
体変換端末80の記録媒体変換装置81で評価データを
格納した記録媒体82が、発注主に郵送等により送付さ
れる。発注主10のユーザ端末11においては、性別や
年令等の条件を入力した後、動画を再生することによ
り、コンテンツ判別時間、インパクトの強弱、情緒性の
有無がそれぞれ同一画面上に表示される。それぞれの評
価結果は、グラフによる複数モニタの分布としても表さ
れる。逆に、それぞれの評価結果のピーク値を入力する
ことにより、そのときの画像も表示されうる。評価デー
タは動画の時間軸上で関連付けられているので、スクロ
ールバーを利用して、スクロールバーのポジション別に
動画及び評価結果もそれそれ表示されうる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、動画をモニタに送信し
て、リラックスできる環境で、しかも、自由な時間と場
所を利用できるので、実際に動画が放映される環境下で
評価を行うことができる。モニタそれぞれが、他のモニ
タの影響を受けることなく、単独した環境で、動画を評
価を行うことができ、評価結果の信頼性が向上する。ま
た、動画を見ながらリアルタイムで評価データを入力で
きるので、これによっても評価結果の信頼性が向上す
る。評価データを、動画の時間軸に沿って、単位時間当
りのアクション回数とボタンの種類とを組み合せた評価
データとしたり、動画の時間軸に沿って、動画再生時刻
と押されたボタンの種類を組み合わせた評価データとし
たり、動画の時間軸に沿って、例えば、好感を示すボタ
ンの種類と押され続けた時間をを組み合わせた評価デー
タとすることにより、連続的に変化する感情や情緒まで
も数値で表すことができる。さらに、ネットワークを介
してモニタを募集でき、ネットワークを介して動画を配
信してモニタが各家庭で評価を行うので、会場設定等に
要する時間、費用及び労働力も不要であり、モニタとし
ても時間的制約及び地理的制約を受けることなく、評価
に参加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 評価方法を示す概念図。
【図2】 動画ファイルをダウンロードする手順を示
すフローチャート。
【図3】 動画ファイルをダウンロードする手順を示
すフローチャート。
【図4】 動画再生前の準備処理表示画面。
【図5】 コンテンツ判別時間評価の入力画面。
【図6】 インパクト強弱評価の入力画面。
【図7】 情緒性+−評価の入力画面。
【図8】 コンテンツ判別時間評価の手順を示すフロ
ーチャート。
【図9】 インパクト強弱評価の手順を示すフローチ
ャート。
【図10】 情緒性+−評価の手順を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
10 発注主 20 サーバ 21 動画ファイル 22 記憶装置 23 動画評価プログラム 24 記憶装置 25 動画配信装置 26 動画評価プログラム配信装置 27 動画置き換え装置 28 記憶装置 29 評価ファイル受信装置 30 動画評価配信装置 40,50,60 モニタ 41,51,61 ユーザ端末
フロントページの続き (72)発明者 引間 晃 東京都港区芝浦二丁目13番7号 株式会社 エヌイーシー情報システムズ内 (72)発明者 清水 広信 東京都港区芝浦二丁目13番7号 株式会社 エヌイーシー情報システムズ内 (72)発明者 佐藤 忠 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 Fターム(参考) 5C025 CA02 CA09 CB10 DA05 5C064 BA01 BB10 BC04 BC18 BC23 BC25 BD02 BD03 BD08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介したモニタのアクセス
    により動画ファイルを配信し、前記モニタから前記動画
    ファイルの時間軸に関連付けられた評価データを含む評
    価ファイルを受信することよりなる、動画評価方法。
  2. 【請求項2】 前記動画ファイルを配信する前に、前記
    動画ファイルを再生するための動画評価プログラムを配
    信し、 前記動画評価プログラムが、前記動画ファイルの動画を
    構成する画像を時間軸に関連付けて再生する処理と、モ
    ニタ側で入力される前記評価データを前記時間軸に関連
    付けて記憶する処理と、前記評価ファイルを送信する処
    理とを行う、請求項1記載の動画評価方法。
  3. 【請求項3】 前記評価データが、モニタ側のユーザ端
    末で入力される単位時間当りのアクション回数、若しく
    は、動画の時間軸に沿って繰り返されるON・OFFデ
    ータである、請求項2記載の動画評価方法。
  4. 【請求項4】 サーバがネットワークを介したモニタの
    アクセスにより動画ファイルを配信し、前記モニタが前
    記ユーザ端末で動画を再生し、前記モニタが再生中の動
    画を観賞しながらリアルタイムでユーザ端末に評価デー
    タを入力し、前記動画の時間軸に関連付けて前記評価デ
    ータを入力した評価ファイルをサーバが受信することよ
    りなる、動画評価方法。
  5. 【請求項5】 前記評価データが、モニタ側のユーザ端
    末で入力される単位時間当りのアクション回数、若しく
    は、動画の時間軸に沿って繰り返されるON・OFFデ
    ータである、請求項4記載の動画評価方法。
JP2000346352A 2000-11-14 2000-11-14 動画の観賞及び評価をリアルタイムで行う動画評価方法 Pending JP2002152706A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004013242A (ja) * 2002-06-04 2004-01-15 Hitachi Ltd ユーザビリティ評価支援方法
JP2018025947A (ja) * 2016-08-09 2018-02-15 ヤフー株式会社 算出装置、算出方法及び算出プログラム

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