JP2002152212A - 放送型サービスシステム及びその通信方法 - Google Patents

放送型サービスシステム及びその通信方法

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JP2002152212A JP2000333615A JP2000333615A JP2002152212A JP 2002152212 A JP2002152212 A JP 2002152212A JP 2000333615 A JP2000333615 A JP 2000333615A JP 2000333615 A JP2000333615 A JP 2000333615A JP 2002152212 A JP2002152212 A JP 2002152212A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】Bluetooth仕様の制限を越えた台数の受信装置
に対して放送型サービスの提供を行う。 【解決手段】受信情報提供装置Oは、送信装置Tとの間
で通信を行って、送信装置Tの接続の確立に必要な受信
確立情報を取得して保持する。受信装置Rは、受信情報
提供装置Oとの間でBluetooth仕様に従って通信を行っ
て、受信確立情報を含む情報を入手する。受信装置R
は、入手した情報を用いて送信装置Tが送信するアプリ
ケーションデータを傍受する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Bluetooth技術を
用いた無線ネットワークにおける放送型サービスシステ
ム及びその通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像や音声等のデータを交換する
標準ワイヤレス技術として、Bluetooth(bluetooth)が
開発されている。Bluetoothは、携帯電話やノートパソ
コン、デジタル家電等のデジタル機器に搭載されて、相
互間で近距離無線通信を実現する。
【0003】Bluetoothは、2.4GHz帯の搬送波周
波数を利用しており、周波数ホッピング方式のスペクト
ラム拡散方式を用いる。即ち、Bluetoothでは、1MH
z幅の79チャンネルを用いており、これらのチャンネ
ルを1秒間に最大で1600回切換えることにより、他
の無線通信との干渉を防止するようになっている。
【0004】従って、Bluetooth対応機器(以下、Bluet
oothユニットという)同士を接続させる場合には、周波
数ホッピングパターンを相互に一致させる必要がある。
周波数ホッピングパターンを決定するBluetoothユニッ
ト(以下、マスタという)とマスタが決定したホッピン
グパターンに従って通信を行うBluetoothユニット(以
下、スレーブという)とは、インクワイアリ(inquiry
)及びページ(page)という過程を経て通信可能な状
態となる。
【0005】ところで、各Bluetoothユニット同士は、
ポイント・ツー・ポイント方式で接続することもでき、
また、ポイント・ツー・マルチポイント方式で接続する
こともできる。マスタに接続されたスレーブは、マスタ
との通信に際して3ビットのアクティブ・メンバー・ア
ドレス(active member address )が割り当てられる。
従って、ポイント・ツー・マルチポイント接続では、1
マスタに対して7台のスレーブを接続することができ
る。
【0006】しかしながら、ポイント・ツー・マルチポ
イント接続におけるスレーブの接続数が7台に制限され
ていることから、マスタによる放送型サービスの提供は
困難であるという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来、Bl
uetooth技術を用いて無線ネットワークを構築した場合
には、スレーブの接続数が7台に制限されることから、
放送型サービスを提供することができないという問題点
があった。
【0008】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、ポイント・ツー・マルチポイント接続の接
続数の制限に拘わらず、充分な数の機器に放送型サービ
スの提供を可能にすることができる放送型サービスシス
テム及びその通信方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
放送型サービスシステムは、Bluetooth仕様に基づいた
通信が可能な送信装置、受信情報提供装置、受信装置か
らなる放送型サービスシステムにおいて、前記送信装置
は、アプリケーションデータを1つ以上の前記受信装置
宛てに送信する第1の送信手段と、前記アプリケーショ
ンデータを受信するために前記受信装置が必要とする受
信確立情報を送信する第2の送信手段とを有し、前記受
信情報提供装置は、前記送信装置から送信された前記受
信確立情報を受信する第1の受信手段と、この受信確立
情報を所定の前記受信装置宛に送信する受信確立情報送
信手段とを有し、前記受信装置は、前記受信情報提供装
置から送信された前記受信確立情報を受信する受信確立
情報受信手段と、この受信確立情報に基づいて前記送信
装置から送信された前記アプリケーションデータを受信
する第2の受信手段とを有するものであり、本発明の請
求項4に係る放送型サービスシステムは、Bluetooth仕
様に基づいた通信が可能な送信装置及び受信装置からな
る放送型サービスシステムにおいて、前記送信装置は、
アプリケーションデータを1つ以上の前記受信装置宛て
に送信する第1の送信手段と、前記アプリケーションデ
ータを受信するために前記受信装置が必要とする受信確
立情報を送信する第2の送信手段とを有し、前記受信装
置は、前記送信装置との間でBluetooth仕様に基づいた
アクティブモードの通信時に前記送信装置から送信され
た前記受信確立情報を受信する受信確立情報受信手段
と、前記送信装置との間で前記アクティブモードの通信
から、Bluetooth仕様に基づいたパークモードの通信に
移行した際には、前記アクティブモード時に前記受信確
立情報受信手段で受信した前記受信確立情報に基づい
て、前記アプリケーションデータを受信する受信手段と
を具備するものであり、本発明の請求項8に係る放送型
サービス通信方法は、Bluetooth仕様に基づいた通信が
可能な送信装置、受信情報提供装置、受信装置からなる
放送型サービスシステムの通信方法において、前記送信
装置は、アプリケーションデータを1つ以上の前記受信
装置宛てに送信し、前記アプリケーションデータを受信
するために前記受信装置が必要とする受信確立情報を送
信し、前記受信情報提供装置は、前記送信装置から送信
された前記受信確立情報を受信し、この受信確立情報を
所定の前記受信装置宛に送信し、前記受信装置は、前記
受信情報提供装置から送信された前記受信確立情報を受
信し、この受信確立情報に基づいて前記送信装置から送
信された前記アプリケーションデータを受信するもので
あり、本発明の請求項9に係る放送型サービス通信方法
は、Bluetooth仕様に基づいた通信が可能な送信装置及
び受信装置からなる放送型サービスシステムの通信方法
において、前記送信装置は、アプリケーションデータを
1つ以上の前記受信装置宛てに送信し、前記アプリケー
ションデータを受信するために前記受信装置が必要とす
る受信確立情報を送信し、前記受信装置は、前記送信装
置との間でBluetooth仕様に基づいたアクティブモード
の通信時に前記送信装置から送信された前記受信確立情
報を受信し、前記送信装置との間で前記アクティブモー
ドの通信から、Bluetooth仕様に基づいたパークモード
の通信に移行した際には、前記アクティブモード時に前
記受信確立情報受信手段で受信した前記受信確立情報に
基づいて、前記アプリケーションデータを受信するもの
である。
【0010】本発明の請求項1において、送信装置はBl
uetooth仕様に従ってアプリケーションデータを送信す
る。受信情報提供装置は、送信装置との接続を確立する
ために必要な受信確立情報を通信装置から取得する。受
信装置は、受信情報提供装置との間で通信を行って、受
信情報提供装置が送信する受信確立情報を取得し、この
受信確立情報を用いて送信装置から送信されるアプリケ
ーションデータを受信する。
【0011】本発明の請求項4において、受信装置は、
Bluetooth仕様に基づいたアクティブモードの通信時
に、送信装置との接続を確立するために必要な受信確立
情報を通信装置から取得して保持する。受信装置はパー
クモード移行後に取得した受信確立情報を用いて送信装
置が送信するアプリケーションデータを受信する。
【0012】本発明の請求項8において、受信情報提供
装置は、送信装置との接続を確立するために必要な受信
確立情報を送信装置から取得する。受信確立情報は受信
装置に送信され、受信装置は、配布された受信確立情報
を用いて、送信装置から送信されるアプリケーションデ
ータを受信する。
【0013】本発明の請求項9において、受信装置は、
Bluetooth仕様に従って送信装置との間で通信を行って
送信装置との接続を確立するために必要な受信確立情報
を取得する。受信装置は、パークモード移行後に、取得
した受信確立情報を用いて送信装置が送信するアプリケ
ーションデータを受信する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係る
放送型サービスシステムの一実施の形態を示すブロック
図である。また、図2乃至図4は夫々図1中の送信装
置、受信情報提供装置及び受信装置の具体的な構成を示
すブロック図である。
【0015】図1において、送信装置T、受信装置R及
び受信情報提供装置Oは、いずれもBluetooth仕様に従
った通信機能をもつBluetoothユニットである。なお、
図1では、説明を簡略化するために、1台の受信装置R
のみを示したが、受信装置Rの数は限定されない。ま
た、送信装置Tも複数台設けられていてもよい。
【0016】先ず、Bluetoothにおける接続方法につい
て説明する。接続の開始時には、サービスを提供しよう
とする機器又はサービスを獲得しようとする機器が接続
のためのインクワイアリ・メッセージを送信する。例え
ば、インクワイアリ・メッセージをマスタが送信するも
のとする。スレーブがインクワイアリ・スキャン(inqu
iry scan)状態の場合に、マスタからのインクワイアリ
・メッセージを受信すると、スレーブは、自己のBlueto
oth・デバイス・アドレス(Bluetooth DeviceAddress)
(以下、BD−ADDRという)を含むパケット(FH
Sパケット)をインクワイアリ・レスポンス・メッセー
ジ(inquiry response message )として返す。
【0017】マスタは、インクワイアリ・レスポンス・
メッセージによって応答したBluetoothユニットのBD
−ADDRを取得し、このBD−ADDRを含むページ
・メッセージ(page message)を送信する。自機のBD
−ADDRを含むページ・メッセージを受信したスレー
ブは、これに応答してページ・レスポンス・メッセージ
(page response message )を送信する。これにより、
接続はアクティブとなり、マスタは、スレーブに対して
FHSパケットを送信する。
【0018】なお、接続に際して、マスタとスレーブと
は、ホッピングパターンを一致させる必要がある。マス
タからのインクワイアリ・メッセージは、所定のホッピ
ングパターンでチャンネルを変更している。スレーブは
所定時間後に同期をとりインクワイアリ・レスポンス・
メッセージを返す。これにより、マスタはスレーブを認
識する。マスタが自機のBD−ADDRを送信すると、
スレーブは、マスタのBD−ADDRと信号のクロック
とを用いた演算によって、ホッピングパターン及びその
フェーズを算出することができる。算出したホッピング
パターンを用いて、マスタとスレーブとは同期しながら
通信を行う。スレーブは、以後、受信したFHSパケッ
トや他のデータパケットを利用してマスタ・スレーブ間
の同期をとる。
【0019】図1において、送信装置Tは、所定のアプ
リケーションデータ(以下、放送サービスデータともい
う)をBluetooth仕様に従って送信することができるよ
うになっている。受信装置Rは送信装置Tからのアプリ
ケーションデータをBluetooth仕様に従って受信するこ
とができる。この場合において、送信装置Tとの間でBl
uetoothにより接続を行う受信装置R1 ,R2 ,…(以
下、総称して受信装置Rという)の総数がBluetooth仕
様上の制限(Version1.0では、アクティプ・モード・ア
ドレスの領域の制約によって7台)を超えない限り、各
受信装置Rは、送信装置Tとの間でBluetooth仕様に従
って接続及び通信を行う。
【0020】即ち、各受信装置Rは、送信装置Tからの
送信信号を受信するために必要な情報(以下、受信確立
情報という)を取得することで、受信可能な状態にし、
これにより、送信装置Tが送信するアプリケーションデ
ータを受信するようになっている。
【0021】なお、受信確立情報としては、例えば、送
信装置TのBD−ADDR及びクロックがある。更に、
受信データを利用するためには、ベースバンド、L2C
AP(Logical Link Control adn Adaptation Protoco
l)からアプリケーションに至るまでの、種々のサービ
ス定義も必要である。
【0022】受信装置Rは、送信装置TのBD−ADD
Rとクロックとを入手すると、自機内の情報によってチ
ャンネル・ホッピング・シーケンス(ホッピング・パタ
ーン)及びそのフェーズを算出する。受信装置は、算出
したホッピングパターンの該当フェーズから始めて、以
後シーケンスに従って受信周波数をホッピングさせるこ
とにより、送信装置TからBluetoothの情報パケットを
受信することが可能になる。
【0023】受信装置Rは、受信したBluetoothの情報
パケットから、各プロトコル・レイヤの定義に基づいて
ベースバンドやL2CAPのヘッダを取り除き、アプリ
ケーションデータが暗号化されている場合にはこの暗号
を解除し、アプリケーションデータのコーデックのパラ
メータに従ってデコード処理を行って、アプリケーショ
ンデータを抽出する。
【0024】しかしながら、送信装置Tとの間で通信を
行おうとする受信装置Rの総数がBluetooth仕様上の制
限を超えると、送信装置Tと受信装置とをBluetooth仕
様に従って接続することはできず、アプリケーションデ
ータを送受することができない。そこで、本実施の形態
においては、受信装置Rの総数の制約を受けずに送信装
置Tのアプリケーションデータを受信可能とするため
に、受信情報提供装置Oを導入している。
【0025】受信情報提供装置Oは、受信装置Rが送信
装置からの信号受信を可能とするための受信確立情報を
受信装置Rに提供することができるようになっている。
即ち、本実施の形態においては、受信装置Rは、受信確
立情報については送信装置T以外の第三者である受信情
報提供装置Oから取得し、取得した受信確立情報に基づ
いて送信装置Tからの送信信号の受信可能状態にし、こ
れにより、無線空間に放出されている電波を傍受してア
プリケーションデータを受信する。
【0026】即ち、この場合には、受信装置Rは、送信
装置Tからアクティブモードアドレスを取得することな
く、即ち、Bluetoothの送受信装置としては非接続の状
態で、単に物理的に電波を受信するという方法によっ
て、送信装置Tが送信するアプリケーションデータを受
信する。
【0027】受信情報提供装置Oは、送信装置Tとの間
及び受信装置Rとの間で、Bluetooth仕様に従って、接
続及び通信を行うことができるようになっている。即
ち、受信情報提供装置Oは、送信装置Tとの間でBlueto
oth仕様に従って接続及び通信を行うことで、送信装置
Tとの接続に必要な受信確立情報を取得することができ
る。
【0028】受信情報提供装置Oは、メモリを有してお
り、送信装置Tとの接続に必要な受信確立情報を記憶保
持することができるようになっている。受信情報提供装
置Oは、保持している受信確立情報を受信装置Rに対し
て送信することができるようになっている。
【0029】本実施の形態における受信装置Rは、受信
情報提供装置Oとの間でBluetooth仕様に従って接続及
び通信を行って、送信装置Tとの接続に必要な受信確立
情報を取得し、取得した受信確立情報を用いて、ホッピ
ングパターン及びフェーズを変更する。受信装置Rは、
受信周波数を適切なホッピング・パターンのフェーズに
合わせてBluetoothの情報パケットを受信し、各プロト
コル・レイヤの定義に基づいてベースバンドやL2CA
Pのヘッダを情報パケットから取り除き、暗号を解除
し、コーデックのパラメータに従ってデコードすること
により、アプリケーションデータの受信を行う。
【0030】このように、本実施の形態における受信装
置Rは、送信装置Tが他の受信装置Rに対して送信中の
アプリケーションデータを傍受することができるように
なっている。
【0031】この方法によれば、受信装置Rと送信装置
Tは、直接Bluetooth仕様に従って接続されている訳で
はないので、受信総数の制限は受けない。
【0032】受信装置Rは、受信情報提供装置OとBlue
tooth仕様に従い接続・通信を行い、受信確立情報を取
得する。受信確立情報の取得後には、受信装置Rは受信
情報提供装置Oとの接続は終了しても構わない。
【0033】なお、受信情報提供装置Oは、受信確立情
報を保持しているので、送信装置Tからの情報の受信を
希望する受信装置に受信確立情報を配布する機能以外
に、自機が受信装置となって、送信装置Tからアプリケ
ーションデータを受信する機能も有している。しかし、
受信情報提供装置Oは、受信確立情報を提供する機能だ
けを果たす場合には、アプリケーションデータを必ずし
も受信している必要はない。
【0034】なお、送信装置Tは、接続中の受信装置R
が存在しない場合でもアプリケーションデータの送信を
実施する機能を有した方がよい。
【0035】なお、受信情報提供装置Oと送信装置Tと
は、必ずしもBluetooth接続される必要はなく、例えば
有線で接続されていてもよい。この場合には、受信情報
提供装置Oは、独自の方法で受信確立情報を取得すれば
よい。
【0036】受信情報提供装置Oは、受信確立情報を及
びアプリケーションデータを有効に受信するために必要
な各種情報をメモリに保持する。受信情報提供装置Oが
メモリに保持する受信確立情報としては、上述したよう
に、送信装置が使用するチャンネル周波数のホッピング
・パターンのシーケンス及びそのフェーズがある。チャ
ンネル周波数のホッピング・パターンは、送信装置のB
D−ADDRとクロックとを用いて、受信装置側の情報
により算出可能である。
【0037】また、受信情報提供装置Oがメモリに格納
する情報としては、送信装置が採用している物理層、ベ
ースパンド、L2CAPからアプリケーションに至るま
でのプロトコル・レイヤ構造と、各プロトコルのパラメ
ータ、ペイロード部分を解読するのに必要な情報、例え
ば、暗号解読方法や鍵、映像のコーデックの手法並びに
パラメータ等がある。
【0038】なお、受信情報提供装置Oのメモリには、
送信装置Oについて送信装置自身又は受信情報提供者が
自由に記述できる内容も重要な情報である。また、SD
P(service discovery protocol)で定義されているサ
ービス・レコードや、アプリケーションデータを提供す
る側又はユーザーが自由に記述することができユーザー
から見てアプリケーションデータを識別する手がかりに
なる情報としてのサービス・レコード等のサービス選択
に有効な情報も受信情報提供装置Oのメモリに格納する
ことができる。
【0039】図5はこれらの受信に必要な情報を格納す
るパケット・フォーマットの例を示す説明図である。
【0040】図5に示すように、パケットフォーマット
には、BD−ADDR、ホップシーケンス及びフェーズ
の情報、サービス・レコードの情報及びコーデック・パ
ラメータ等の情報が配置されている。
【0041】図2は図1中の送信装置Tの具体的な構成
を示すブロック図である。
【0042】図2において、送信装置Tは、Bluetooth
仕様に従った通信機能を有する機器である。送信装置T
は、Bluetooth入出力制御部1を有している。Bluetooth
入出力制御部1は、送信制御部2に制御されて、Blueto
oth仕様に従い、送信制御部2からの情報を所定のホッ
ピングパターンで図示しないアンテナから無線送信する
と共に、図示しないアンテナに誘起した高周波信号に含
まれる情報を抽出して送信制御部2に出力する。
【0043】コンテンツ格納部3には送信装置Tがサー
ビスするアプリケーションデータ(以下、コンテンツと
もいう)が格納される。送信制御部2は、Bluetooth入
出力制御部1と協働して、接続状態がアクティブとなっ
た受信装置Rに対してコンテンツを送信させると共に、
接続状態がアクティブとなった受信装置Rについての情
報を受信装置情報保持部4に供給するようになってい
る。受信装置装置情報保持部4は、各受信装置について
の情報を蓄積保持する。
【0044】送信制御部2及びBluetooth入出力制御部
1は、Bluetooth仕様に従って送信装置Tに接続する受
信装置Rが存在するか否かに拘わらず、アプリケーショ
ンデータを送信する機能を備えることもできるようにな
っている。また、送信装置T自身とBluetooth仕様に従
って接続している受信装置Rとのモード移動や接続切断
等を実施するために、送信装置T自身とBluetooth仕様
に従って接続している受信装置Rの数とモードと、受信
装置のモードを変更させる機能、あるいは受信装置との
接続を切断する機能を有する。
【0045】更に、本実施の形態においては、送信制御
部2及びBluetooth入出力制御部1は、接続された受信
装置が傍受可能な装置であるか否かの情報も保持する機
能を有している。
【0046】図3は図1中の受信情報提供装置Oの具体
的な構成を示すブロック図である。
【0047】図3において、受信情報提供装置Oは、Bl
uetooth仕様に従った通信機能を有する機器である。受
信情報提供装置OもBluetooth入出力制御部5を有して
いる。Bluetooth入出力制御部5は、Bluetooth入出力制
御部1と同様の構成である。中央制御部6は、送信装置
Tとの間の通信によって受信確立情報を含む各種情報を
取得する。受信情報提供装置Oは受信情報格納部7を有
しており、受信情報格納部7は、中央制御部6によって
取得された情報を記憶する。
【0048】本実施の形態においては、中央制御部6
は、Bluetooth入出力制御部5と連携して動作して、ア
プリケーションデータの提供サービスを行う送信装置が
複数ある場合には、各送信装置と順次接続及び通信を行
って、受信確立情報を含む各種情報を取得するようにな
っており、受信情報格納部7は、各送信装置毎に取得し
た情報を記憶するようになっている。受信情報格納部7
には、例えば、ホッピング・パターン、フェーズ、暗号
解読法、コーデック・パラメータ等の情報が記憶され
る。
【0049】中央制御部6は、受信装置Rが接続された
場合には、受信確立情報を含む各種情報を受信情報格納
部7から読出し、Bluetooth入出力制御部5を介して受
信装置Rに送信することができるようになっている。こ
の場合には、中央制御部6は、受信装置の要求に応じた
送信装置についての情報を送信する。
【0050】なお、中央制御部6は、送信装置が送信す
るコンテンツに課金を行う場合には、1つ又は複数の送
信装置から委託を受けて課金処理、例えば受信装置の認
証、課金情報の提示、鍵通知、課金等を代理する機能を
有するようにしてもよい。
【0051】また、Bluetooth入出力制御部5は、送信
装置Tから放送サービスデータを受信することもでき
る。受信された放送サービスデータは機能選択部8に供
給される。機能選択部8は、受信した放送サービスデー
タを各機能毎に分離し、例えば、映像データについては
映像表示部9に与え、音声データについては音声再生部
10に与える。
【0052】映像表示部9は、入力された映像データに
対して所定の信号処理を施して、図示しない表示部に供
給する。音声再生部10は、入力された音声データに対
して所定の信号処理を施して、図示しない音声出力部に
供給する。こうして、図示しない表示部及び音声出力部
によって、放送サービスデータの視聴が可能となる。
【0053】なお、図2及び図3の例では、送信装置T
と受信情報提供装置Oとの間はBluetoothによって情報
の授受を行うようになっているが、上述したように、他
のインターフェースを利用してもよいことは明らかであ
る。
【0054】図4は図1中の受信装置Rの具体的な構成
を示すブロック図である。
【0055】図4において、受信装置Rは、Bluetooth
仕様に従った通信機能を有する機器である。受信装置R
もBluetooth入出力制御部11を有している。Bluetooth
入出力制御部11は、Bluetooth入出力制御部1,5と
同様の構成である。中央制御部12は、送信装置Tとの
間の通信によって受信確立情報を含む各種情報を取得す
るだけでなく、受信情報提供装置Oとの間の通信によっ
ても、送信装置Tとの間の通信に必要な受信確立情報を
含む各種情報を取得することができるようになってい
る。
【0056】即ち、中央制御部6は、通常のBluetooth
仕様に従った各種制御を実行することができる。更に、
中央制御部6は、装置情報通知制御、同期制御、継続受
信制御等の各種制御も可能である。また、中央制御部6
は、受信情報格納部13を備えており、受信情報提供装
置Oとの間の通信によって取得した所定の通信装置Tと
の間の通信に必要な受信確立情報を含む各種情報を受信
情報格納部13に記憶保持させるようになっている。
【0057】上述したように、所定の通信装置Tとの間
の通信に必要な受信確立情報を含む各種情報としては、
例えばホッピング・パターン、フェーズ、暗号解読法、
コーデック・パラメータ等の情報が含まれる。
【0058】本実施の形態においては、中央制御部6
は、所定の送信装置Tから放送サービスデータを受信し
ようとする場合において、送信装置Tと接続されている
受信装置の数が既に7を越えている場合には、先ず、受
信情報提供装置Oとの間で通信を行って、受信確立情報
を含む各種情報を取得し、受信情報格納部13に記憶さ
せる。中央制御部6は、記憶した受信確立情報、即ち、
所定の送信装置Tのホッピングパターン及びフェーズを
受信情報格納部13に格納すると共に、受信周波数をホ
ッピング・パターンの該当フェーズに合わせる同期制御
を行う。
【0059】これにより、受信装置Rは、送信装置Tが
他の受信装置に対して無線送信中の放送サービスデータ
の電波を傍受することができる。Bluetooth入出力制御
部11は、傍受した放送サービスデータを機能選択部1
4に出力する。機能選択部14、映像表示部15及び音
声再生部16の構成は、夫々機能選択部8、映像表示部
9及び音声再生部10と同一である。
【0060】なお、放送サービスデータが暗号化されて
いる場合、符号化されている場合等には、中央制御部1
2から暗号解読法又はコーデック・パラメータ等の情報
を読出すことで暗号を解除し、復号化を行うことができ
る。
【0061】なお、中央制御部12は、自機が送信装置
が他の受信装置に対して送信中の電波を傍受可能な装置
であるか否かの情報を送信装置に伝達する装置情報通知
機能を有している。
【0062】また、中央制御部12は、送信装置からパ
ークモードに移行させられたり、Bluetooth仕様に従っ
た接続を切断された場合でも、送信を傍受するように切
換えることによって、継続した受信を可能にする継続受
信機能を有する。
【0063】なお、受信情報提供装置Oは、送信装置T
のホッピングパターン及びフェーズを記憶するのでな
く、所定の送信装置TのBD−ADDR及びクロック並
びにそれら2つの情報を受信装置が受信した時の自受信
情報提供装置Oのクロックの値を記憶保持し、受信装置
Rにおいて、受信情報提供装置Oから配布された送信装
置TのBD−ADDR及びクロックから送信装置Tのホ
ッピングパターン及びフェーズを算出するようにしても
よい。
【0064】次に、このように構成された実施の形態の
動作について図6を参照して説明する。図6は実施の形
態の動作を説明するためのフローチャートである。
【0065】いま、Bluetoothを利用した無線ネットワ
ークエリア内に、1つ以上の送信装置T(T1 ,T2 ,
…)、1つ以上の受信装置R(R1 ,R2 ,…)及び受
信情報提供装置Oが存在するものとする。各送信装置T
は、夫々独自の放送データサービスを送信することがで
きる。
【0066】先ず、受信情報提供装置Oは、送信装置T
(T1 )について受信確立情報を含む受信に必要な情報
を取得するために、送信装置T1 との接続を確立する。
受信情報提供装置Oは、例えばBluetooth仕様に従っ
て、送信装置T1 との接続を確立する。即ち、受信情報
提供装置Oは、図6のステップS1 において、インクワ
イアリメッセージを送信装置T1 に対して送信する。送
信装置T1 はこのインクワイアリメッセージに対してイ
ンクワイアリレスポンスを返す(ステップS2 )。更
に、受信情報提供装置Oは、ページメッセージを送信装
置T1 に送信し(ステップS3 )、送信装置T1 はペー
ジレスポンスを受信情報提供装置Oに返す(ステップS
4 )。
【0067】受信情報提供装置Oは、Bluetooth仕様に
従って送信装置T1 と接続を確立することにより、送信
装置T1 との接続に必要な受信確立情報を取得すること
ができる。受信情報提供装置Oは、送信装置T1 につい
ての受信確立情報を受信情報格納部7に格納する。
【0068】更に、送信装置T1 は、その他の受信に必
要な情報についても受信情報提供装置Oに送信する(ス
テップS5 )。受信情報提供装置Oは、取得した情報を
受信情報格納部7に格納する。
【0069】同様にして、受信情報提供装置Oは、他の
送信装置T2 ,T3 ,…についても夫々接続及び通信を
行って、各送信装置T2 ,T3 ,…の受信に必要な情報
を取得して、受信情報格納部7に格納する。なお、受信
情報提供装置Oが受信に必要な情報を記憶することがで
きる送信装置Tの数は、受信情報格納部7の記憶容量に
依存し、Bluetooth仕様には依存しないことは明らかで
ある。
【0070】なお、受信情報提供装置Oが送信装置Tと
の間でBluetooth仕様に従った通信を行わない場合に
は、受信確立情報についてもステップS5 の受信に必要
な情報として取得すればよい。
【0071】いま、受信装置Rを使用するユーザーが送
信装置T1 から放送データサービスの提供を受けようと
するものとする。ユーザーの操作によって、受信装置R
は、Bluetooth仕様に従って、送信装置T1 に対して接
続を確立しようとする。この場合に、送信装置T1 が既
に通信を行っている受信装置の総数がBluetooth仕様上
の制限に到達していない場合には、受信装置Rは通常の
Bluetooth仕様に従って、送信装置T1 から放送データ
サービスを受信することができる。
【0072】次に、受信装置Rを使用するユーザーが送
信装置T2 から放送データサービスの提供を受けようと
した場合において、送信装置T2 が既に通信を行ってい
る受信装置の総数がBluetooth仕様上の制限に到達して
いるものとする。この場合には、受信装置Rは、送信装
置T2 との接続を確立するために、先ず、受信情報提供
装置Oとの間で通信を行う。
【0073】図6のステップS6 において、受信装置R
はインクワイアリメッセージを受信情報提供装置Oに出
力する。受信情報提供装置Oはこのインクワイアリメッ
セージに対してインクワイアリレスポンスを返す(ステ
ップS7 )。次に、受信装置Rは、ページメッセージを
受信情報提供装置Oに送信し(ステップS8 )、受信情
報提供装置Oはページレスポンスを受信装置Rに返す
(ステップS9 )。
【0074】こうして、受信装置Rは、Bluetooth仕様
に従って受信情報提供装置Oと接続を確立する。次に、
ステップS10において、受信情報提供装置Oは、送信装
置T2 の受信に必要な情報を受信装置Rに送信する。受
信装置Rは、ステップS10において、受信確立情報を含
む各種情報を受信すると、受信した情報を受信情報格納
部13に格納する。
【0075】次に、受信装置Rは、受信情報格納部13
に格納した受信確立情報、例えば、送信装置T2 のBD
−ADDRとクロックとから、送信装置T2 との接続を
確立するために必要なチャンネル・ホッピング・シーケ
ンス(ホッピング・パターン)及びそのフェーズを算出
する。受信装置Rの中央制御部12は、算出した情報を
受信情報格納部13に格納すると共に、Bluetooth入出
力制御部11を制御して、ホッピング・パターンの該当
フェーズから始めて、シーケンスに従って受信周波数を
ホッピングさせる。
【0076】こうして、受信装置Rは、送信装置T2 が
他の受信装置に対して送信中の放送サービスデータを傍
受する(ステップS11)。受信装置Rは、受信情報格納
部13に格納した情報に基づいて、傍受受信した放送サ
ービスデータの情報パケットから、各プロトコル・レイ
ヤの定義に基づいてベースバンドやL2CAPのヘッダ
を取り除き、暗号を解除し、更にコーデックのパラメー
タに従ってデコードすることにより、アプリケーション
データを取り出す。
【0077】受信装置Rの機能選択部14は、アプリケ
ーションデータのうち映像データを映像表示部15に与
え、音声データを音声再生部16に与える。こうして、
映像表示部15からの映像信号及び音声再生部16から
の音声信号によって、受信装置Rの図示しない表示部及
び音声出力部において、送信装置T2 が放送中のサービ
スを視聴することができる。
【0078】このように、本実施の形態においては、無
線ネットワークエリア内の各送信装置が受信装置と接続
を確立して通信するための情報を、受信情報提供装置が
取得して記憶し、各受信装置は、受信情報提供装置から
各送信装置との接続及び通信を可能とするための情報を
入手するようになっており、送信装置に接続されている
受信装置の数がBluetooth仕様の制限によって接続可能
とされた数を越えた場合でも、各受信装置は、希望する
送信装置の送信を傍受して、そのサービスを受けること
ができる。
【0079】図6の例では、無線ネットワークエリア内
の受信情報提供装置Oに対して、受信装置R側からイン
クワイアリメッセージを送出する例について説明した
が、受信情報提供装置Oから各受信装置Rに対してイン
クワイアリメッセージを送信するようにしてもよい。
【0080】図7のこの場合のフローチャートを示して
いる。
【0081】図7の例は図6のステップS6 乃至ステッ
プS9 に代えて、ステップS6 ′乃至ステップS9 ′を
採用したものである。ステップS6 乃至ステップS9 と
ステップS6 ′乃至ステップS9 ′とは、送信者と受信
者とが逆になった点が異なるのみである。この場合で
も、各受信装置Rは、所望の送信装置Tからの送信信号
を受信するために必要な情報を取得することができるこ
とは明らかである。
【0082】なお、受信装置Rは、送信装置Tが既に通
信を行っている受信装置の総数がBluetooth仕様上の制
限に到達していない場合に、受信情報提供装置Oから受
信確立情報等を入手するものとして説明したが、受信装
置Rは、接続数の制限に拘わらず、最初から受信確立情
報等を受信情報提供装置Oから入手するようにしてもよ
い。この場合には、受信装置Rは送信装置Tの送信信号
を傍受することになるので、送信装置Tは必ず1つ以上
の受信装置との間で通信を行っている必要がある。つま
り、受信情報提供装置Oが、送信装置Tからの情報を受
信する受信装置として機能していない場合には、送信装
置Tが受信装置の有無に拘わらず、放送サービスデータ
を送信する機能を備えるようにすればよい。
【0083】図8は本発明の他の実施の形態を示すブロ
ック図である。
【0084】本実施の形態は、Bluetoothの接続状態の
1つであるパークモード(Park Mode)を利用すること
により、Bluetooth仕様の接続数の制限を回避するよう
にしたものである。これにより、本実施の形態において
は受信情報提供装置を省略可能にしている。
【0085】Bluetoothにおいては、マスタはパークモ
ード状態のスレーブを接続されているスレーブ数にカウ
ントしない。本実施の形態はこれを利用したものであ
る。送信装置TAは、図2の送信装置Tと同様の構成で
あり、送信制御部が接続状態がアクティブとなった受信
装置に対して、アクティブとなった直後にLMP_pa
rkコマンドを用いることにより、受信装置をパークモ
ードに移行させることが可能な点が異なるのみである。
【0086】受信装置RAは、通常のBluetooth仕様の
装置と同様の機能を有すると共に、パークモード移行後
においても、接続がパークモードとなっている送信相手
である送信装置TBのホッピングパターン及びフェーズ
に受信周波数を切換えて、送信装置TBからの電波を傍
受可能にした点が通常のBluetooth仕様の装置と異な
る。なお、受信装置RAは、通常のBluetooth仕様の装
置と同様に、自らパークモードに移行することも可能で
ある。
【0087】なお、図8では1台の送信装置と1台の受
信装置のみを示したが、複数台の送信装置及び受信装置
にる無線ネットワークにも適用可能であることは明らか
である。
【0088】次に、このように構成された実施の形態の
動作について図9のフローチャートを参照して説明す
る。
【0089】図9のステップS21乃至S24は通常のBlue
tooth仕様の接続を示している。即ち、送信装置TAは
インクワイアリメッセージを送信し、受信装置RAはイ
ンクワイアリレスポンスを返す。次に、送信装置TAは
ページメッセージを送信し、受信装置RAはページレス
ポンスを送信する。こうして、送信装置TAと受信装置
RAとの間で接続が確立し、通信が可能となる。次のス
テップS25では、送信装置TAはアプリケーションデー
タの受信に必要な情報を受信装置RAに送信する。
【0090】なお、図9では、送信装置TAからインク
ワイアリメッセージを送信する例を示したが、受信装置
RAからインクワイアリメッセージを送信するようにし
てもよいことは明らかである。
【0091】受信装置RAが受信確立情報を含みアプリ
ケーションデータを受信するのに必要な全ての情報を入
手すると、送信装置TAは受信装置RAに対してLMP
_parkコマンドを送信して、受信装置RAをパーク
モードに移行させる(ステップS26)。
【0092】なお、パークモードへの移行は、受信装置
RAがLMP_park_reqコマンドを送信装置T
Aに送り、これに応答して送信装置TAが受信装置RA
に対してLMP_parkコマンドを送信することで実
現してもよい。この場合には、送信装置TAは、接続状
態がアクティブとなった直後において受信装置をパーク
モードに移行させるという機能を有していない通常のBl
uetooth仕様の装置であってもよい。
【0093】受信装置RAは、入手した受信確立情報を
含む各種情報を用いて、パークモード移行後において、
受信周波数を適切なホッピング・パターンの適切なフェ
ーズから始めてシーケンスに従ってホッピングさせ、送
信装置TAから無線で空間に放出されている電波を傍受
する(ステップS27)。以後、傍受した受信データによ
って放送サービスの視聴等を行うことは通常のBluetoot
h仕様の受信装置と同様である。
【0094】このように、本実施の形態においては、受
信装置はパークモードの状態で、送信装置からの送信信
号を傍受することで放送サービスデータを受信してお
り、受信装置総数の制約を受けることなく、放送サービ
スを利用することができる。
【0095】なお、本実施の形態においても、送信装置
TAは、接続状態がアクティブとなっている受信装置の
有無に拘わらず、アプリケーションデータを送信する機
能を有していた方がよい。
【0096】図10は本発明の他の実施の形態を示すブ
ロック図である。図10において図1及び図8と同一の
構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
【0097】図10において、受信情報提供装置O及び
受信装置Rは、夫々図3及び図4と同一の構成及び機能
を有し、受信装置RNは通常のBluetooth仕様の受信装
置である。
【0098】本実施の形態における送信装置TBは、図
2と同様の構成を有すると共に、送信制御部が受信装置
の機能に応じた処理を行う点が図2と異なる。即ち、送
信装置TBは、Bluetooth仕様に従って接続されている
受信装置の数及びモード並びに受信装置が傍受によって
送信装置からの放送サービスデータを受信できるか否か
の情報を保持する保持部(図示せず)を有している。送
信装置TBは、保持部の情報を読出すことで、接続総数
がBluetooth仕様を越える場合に、接続されている受信
装置のモードの移行や接続状態の切断等実行する機能を
有する。
【0099】次に、このように構成された実施の形態の
動作について説明する。
【0100】送信装置TBからサービスの提供を受けよ
うとする受信装置は、送信装置TBに対してインクワイ
アリメッセージを送信するか又は送信装置TBからのイ
ンクワイアリメッセージに答えることによって、送信装
置TBにアクセスする。
【0101】送信装置TBは、受信装置の情報を保持部
から読出し、受信装置が送信装置のホッピング・パター
ンを始めとした受信確立情報を提供されても傍受するこ
とができない装置であることを検出した場合、又は、送
信装置TBとBluetooth仕様に従って接続している受信
装置の総数がBluetooth仕様上の制限を超えていない場
合等には、送信装置TBは、Bluetooth仕様に従って受
信装置に接続する。従って、通常のBluetooth仕様の受
信装置RNは、Bluetooth仕様に従って、送信装置TB
からアプリケーションデータを受信する。
【0102】受信装置Rは、接続状態の受信装置の総数
がBluetooth仕様上の制限を超えている場合、例えば、
インクワイアリメッセージに送信装置TBが答えない場
合等には、先ず、受信情報提供装置Oにアクセスして、
接続及び通信に必要な情報を取得し、取得した情報を利
用して、送信装置TBから送信されるアプリケーション
データを傍受する。
【0103】しかし、受信装置RがBluetooth仕様で送
信装置TBに接続された場合には、接続可能な受信装置
の残りの台数が少なくなってしまう。そこで、送信装置
TBは、保持部の情報を読出すことによって、接続中の
受信装置が、傍受によって受信可能な受信装置Rである
ことを検出した場合、或いは、パークモードでの傍受が
可能な図8に示す受信装置RAであることを検出した場
合には、これらの受信装置を接続切断状態又はパークモ
ードに移行させる。
【0104】これにより、通常のBluetooth仕様での接
続を行う状態(以下、アクティブモードという)に移行
することにより、傍受による放送サービスデータの受信
が不能な通常のBluetooth仕様の受信装置RNが接続可
能な残り台数を増やすことが可能である。
【0105】このように、本実施の形態においては、送
信装置が受信装置の情報に基づいて、接続状態を変更し
て、傍受が可能な受信装置については傍受によって放送
サービスを提供するようにしているので、放送サービス
を提供可能な受信装置RNの数を増やすことができる。
【0106】なお、本実施の形態においては、少なくと
も受信装置R(又は受信装置RA)は、自己が傍受によ
って放送サービスを受信可能な装置であることを送信装
置に伝達する機能を有する必要がある。また、通常のBl
uetooth仕様の接続状態から、パークモード又は接続切
断の状態に移行された場合でも、傍受に切換えて放送サ
ービスを受信可能な機能を備える必要もある。
【0107】図11は本発明の他の実施の形態を示すブ
ロック図である。本実施の形態は、パークモードで通信
を傍受可能な受信装置と通常のBluetooth仕様の受信装
置とが混在する無線ネットワークエリアに適用した例で
ある。図11において図8及び図10と同一の構成要素
には同一符号を付して説明を省略する。
【0108】送信装置TBは各受信装置の情報を保持部
に保持して、アクティブモードでの受信可能な残り台数
を増やすようになっている。即ち、送信装置TBは通常
のBluetooth仕様に従って受信装置RAと間で接続及び
通信を行って、受信確立情報等を受信装置RAに送信し
た後に、受信装置RAをパークモードに設定する。これ
により、通常のBluetooth仕様の受信装置RNの接続可
能台数を増加させる。
【0109】例えば、送信装置TBは、アクティブモー
ドでの受信装置の受け入れを停止した際に、最低1つの
受信装置をパークモードに移行させて、常に1台以上の
受信装置を受け入れられるようにしておくことも可能で
ある。
【0110】他の構成及び作用並びに効果等は図10の
実施の形態と同様である。
【0111】ところで、上述したように、受信情報提供
装置Oは複数台の送信装置の受信確立情報等を保持可能
である。図12は1台の受信情報提供装置Oに3台の装
置装置T1 ,T2 ,T3 の受信確立情報等を保持するよ
うにした例を示している。
【0112】受信情報提供装置Oは、送信装置T1 ,T
2 ,T3 の各受信確立情報等を記憶するメモリ21乃至
23を有しており、送信装置T1 乃至T3 と接続して通
信を行うことにより取得した情報をメモリ21乃至23
に格納するようになっている。また、受信情報提供装置
Oは、図示しない受信装置の要求に応じて、メモリ21
乃至23の内容を読出して送信するようになっている。
【0113】なお、送信装置と受信情報提供装置とは1
対1に対応してもよいし、多対1で対応していてもよ
い。
【0114】ところで、上記各実施の形態は種々の応用
が可能である。例えば、上述したように、放送サービス
に対する課金処理を行うこともできる。
【0115】即ち、送信装置が送信するコンテンツに課
金を行う場合には、送信装置毎に課金メカニズムを組込
んで処理をすることも可能であるが、1又は複数の送信
装置から受信情報提供装置が委託を受けて課金処理を代
理することも可能である。
【0116】受信装置は、受信情報提供装置とBluetoot
h仕様に従って接続し、受信装置の認証を実施する。受
信装置は、課金情報提示を受けると、受信を希望する送
信コンテンツを選択し、選択したコンテンツに対する代
金の支払いを承諾し、課金手続きを終了後に初めて鍵も
含めた受信確立情報を通知されるようにする。
【0117】ところで、上述した放送型サービスシステ
ムは、各種の用途に利用することができる。
【0118】たとえば、体育館のような広い場所をいく
つもの小さなブースに区切って出展各社が製品のデモン
ストレーションを行うような展示会を開催する場合に、
Bluetoothが利用されることが考えられる。
【0119】このような展示会において、各ブースから
製品説明用の音声等を出力すると、相互の影響によって
各ブースの音が聞き取りにくくなってしまう。
【0120】そこで、各ブースの音をBluetoothを介し
てプロードキャストし、Bluetooth仕様のヘッドフォン
を利用することで、各ユーザーはヘッドフォンを利用し
て所望のブースからの音声等を聞くことが可能である。
ヘッドフォンにブースを選択する(チャンネルを選択す
る)ためのスイッチを設けることで、ブース相互の影響
を受けることなく、当該ブース内だけでなく、無線ネッ
トワークエリア内の他のブース内においても所望のブー
スからの音声等を聞くことができる。
【0121】しかし、通常のBluetooth仕様の送信装置
及び受信装置(ヘッドフォン)のみを使用した場合に
は、1ブースに7人までの聴衆にしかブロードキャスト
することはできない。
【0122】これに対し、上記各実施の形態の放送型サ
ービスシステムを用いた場合には、聴衆の総数の制限を
受けることなく、各ブースからの音声等を希望するユー
ザーに対して提供することが可能である。
【0123】ところで、上述したように、受信装置Rに
おいては、送信装置TのBD−ADDR及びクロックか
ら送信装置Tのホッピングパターン及びフェーズを算出
することができる。以下に、送信装置TのBD−ADD
R及びクロックを受信装置Rに供給する方法について更
に詳細に説明する。
【0124】先ず、送信装置Tと受信情報提供装置Oと
がBluetooth仕様に従って接続されている場合について
説明する。
【0125】送信装置Tと受信情報提供装置OとがBlue
tooth仕様に従って接続している場合には、受信情報提
供装置Oは、送信装置TからFHSパケットによって通
知された送信装置TのBD−ADDRを保持している。
【0126】また、受信情報提供装置Oは、FHSパケ
ットによって通知された送信装置Tのクロックと受信情
報提供装置O自身のクロックとの差(以下、クロックオ
フセットという)を一旦記憶し、送信装置Tからパケッ
ト送信がある度にオフセットの見直しを実施し、常に最
新のクロックオフセットを保持している。
【0127】この場合には、受信情報提供装置Oは、受
信装置Rに対して、以下の3つの情報(A1)〜(A
3)を送信する。
【0128】(A1)送信装置TのBD−ADDR (A2)送信装置Tと受信情報提供装置Oのクロックオ
フセットCKT-O (A3)受信装置に情報を提供する時点の受信情報提供
装置OのクロックCKO 図13はこれらの情報(A1)〜(A3)の情報の伝送
を説明するための説明図である。
【0129】図13に例示するように、受信情報提供装
置Oは、送信装置TのBD−ADDRを48ビットに配
列し、次に、クロックオフセットCKT-O を28ビット
に配列し、最後にクロックCKO を28ビットで配列し
て、受信装置Rに伝送する。
【0130】なお、図13のパケット内の情報の配置は
一例であり、各情報の配列順及びビット数等は図13の
例に限定されるものではなく、例えば、各情報のビット
数を図13の例よりも小さくすることも可能である。
【0131】一方、受信装置Rは、情報提供時点の受信
情報提供装置OのクロックCKT-Oとクロックオフセッ
トCKT-O との加算によって、現在の送信装置Tのクロ
ックCKT を知ることができる。即ち、クロックCKT
は、CKT =CKT-O +CKO によって表される。更
に、受信装置Rは、受信情報提供装置Oから送信装置T
のBD−ADDRも提供されるので、これらの情報によ
って、送信装置Tのホッピングパターンとフェーズを算
出可能である。
【0132】なお、受信装置Rは、情報(A1)〜(A
3)の情報の受信時と同時に、送信装置Tのホッピング
パターンとフェーズを算出するとは限らない。そこで、
受信装置Rは、受信情報提供装置Oから情報を提供され
た時点における自身のクロックCKR を用いて、送信装
置Tと受信装置RとのクロックオフセットCKT-R を算
出して保持するようになっている。クロックオフセット
CKT-Rは、CKT-R=CKT-O +CKO −CKR で与え
られる。
【0133】送信装置Tのホッピングパターンとフェー
ズを算出する場合には、その時点における自信のクロッ
クCKR 、送信装置Tと受信情報提供装置Oのクロック
オフセットCKT-O 及び送信装置Tと受信装置Rとのク
ロックオフセットCKT-R を用いて、現時点での送信装
置TのクロックCKT を算出する。算出したクロックC
KT と送信装置TのBD−ADDRを用いて送信装置T
のホッピングパターンとフェーズを算出する。
【0134】このように、受信情報提供装置Oが上記情
報(A1)〜(A3)を受信装置Rに伝送することで、
受信装置Rは、送信装置Tのホッピングパターンとフェ
ーズを算出することができる。
【0135】ところで、上述したように、送信装置Tに
Bluetooth仕様に従って接続可能な端末数は制限があ
る。従って、受信情報提供装置OがBluetooth仕様に従
って送信装置Tに常時接続可能であるとは限らない。次
に、このような場合、即ち、送信装置TとBluetooth仕
様に従って接続されていた受信情報提供装置Oが、現時
点では送信装置Tに接続されていない場合について説明
する。
【0136】受信情報提供装置Oは、過去に送信装置T
から入手した情報を保存しておく。現時点では、受信情
報提供装置Oは、送信装置TにBluetooth仕様に従って
接続されていないが、受信情報提供装置Oは、過去に送
信装置Tから入手した情報を受信装置Rに提供するよう
になっている。
【0137】即ち、受信情報提供装置Oは、送信装置T
から過去にBluetooth仕様に従って接続されていた際
に、FHSパケットによって通知された送信装置TのB
D−ADDRとその接続時点での送信装置Tのクロック
CKTBと、その時点の受信情報提供装置O自身のクロッ
クCKOBとを併せて保持しておく。
【0138】なお、受信情報提供装置Oは、独自のプロ
トコルに従って、これらの情報を入手するようにしても
よい。
【0139】この場合には、受信情報提供装置Oは、受
信装置Rに対して、以下の4つの情報(B1)〜(B
4)を送信する。
【0140】(B1)送信装置TのBD−ADDR (B2)送信装置TのクロックCKTB (B3)クロックCKTB取得時の受信情報提供装置Oの
クロックCKOB (B4)受信装置に情報を提供する時点の受信情報提供
装置OのクロックCKO 図14はこれらの情報(B1)〜(B4)の情報の伝送
を説明するための説明図である。
【0141】図14に例示するように、受信情報提供装
置Oは、送信装置TのBD−ADDRを48ビットに配
列し、次に、過去に接続した時点における送信装置のク
ロックCKTBを28ビットに配列し、次に、過去に接続
した時点における受信情報提供装置のクロックCKOBを
28ビットに配列し、最後にクロックCKO を28ビッ
トで配列して、受信装置Rに伝送する。
【0142】なお、図14のパケット内の情報の配置は
一例であり、各情報の配列順及びビット数等は図14の
例に限定されるものではなく、例えば、各情報のビット
数を図14の例よりも小さくすることも可能である。
【0143】この場合には、受信装置Rは、受信情報提
供装置Oが送信装置Tと接続した時点に取得したクロッ
クCKOBとそのときのクロックCKOBとによって、送信
装置Tと受信情報提供装置OとのクロックオフセットC
KT-O (=CKTB−CKOB)を得る。更に、受信装置R
は、算出したクロックオフセットCKT-O と受信情報提
供装置Oとの接続によって得た受信情報提供装置のクロ
ックCKO との加算によって、現在の送信装置Tのクロ
ックCKT =(CKTB−CKOB+CKO )を得る。
【0144】以後、動作は上述した例と同様であり、受
信装置Rは、算出したクロックCKT と受信情報提供装
置Oから提供された送信装置TのBD−ADDRとによ
って、送信装置Tのホッピングパターンとフェーズを算
出する。
【0145】また、受信装置Rが送信装置Tと受信装置
RとのクロックオフセットCKT-Rを算出して保持する
ことにより、所定のタイミングにおいて、送信装置Tの
ホッピングパターンとフェーズを算出することができる
ことも同様である。。
【0146】次に、送信装置Tと受信情報提供装置Oと
がBluetooth仕様以外の方法に基づいて接続されている
場合について説明する。
【0147】例えば、送信装置Tと受信情報提供装置O
とが有線で接続されている場合等のように、送信装置T
と受信情報提供装置OとがBluetooth仕様以外の方法に
基づいて接続されているときには、送信装置Tと受信情
報提供装置O間の通信に送信装置TのBD−ADDR及
びクロックが必要でないこともある。
【0148】そこで、受信情報提供装置Oは、送信装置
TのBD−ADDR及びクロックについて、独自プロト
コル等の何らかの方法によって、送信装置Tから直接情
報提供を受ける。そして、受信情報提供装置Oは、送信
装置Tから情報提供を受けた時の情報提供装置O自身の
クロックと共に、送信装置Tから受けた情報を保持して
おく。
【0149】この場合には、受信装置Rは、上述した情
報(A1)〜(A3)を受けた場合と同様の処理によっ
て、送信装置Tのホッピングパターンとフェーズを算出
することができる。
【0150】また、受信情報提供装置Oは、送信装置T
のクロックに代えて、送信装置Tのクロックと情報提供
を受けた時の情報提供装置自身のクロックとの差をクロ
ックオフセットとして、独自プロトコル等の何らかの方
法によって、直接受信して保持するようにしてもよいこ
とは明らかである。
【0151】この場合には、受信装置Rは、上述した情
報(B1)〜(B4)を受けた場合と同様の処理によっ
て、送信装置Tのホッピングパターンとフェーズを算出
することができる。
【0152】ところで、このように、受信装置Rは、送
信装置TのBD−ADDRとクロック等を用いること
で、装置装置Tの送信内容を受信することが可能であ
る。しかしながら、受信装置Rが傍受した送信内容から
上位のサービスを受けるためには、受信装置R側に上位
のサービス仕様を受け入れる準備が必要である。
【0153】そこで、受信情報提供装置Oは、受信装置
Rへ受信情報を提供する際に、受信装置Rのサービス仕
様をチェックする方法が考えられる。なお、ここでいう
サービス仕様の中には、上位レイヤの使用するプロトコ
ル、プロファイルも含まれる。
【0154】サービス仕様を事前にチェックすること
で、受信装置Rが送信装置Tのサービスを利用不能な場
合に、無駄なデータ伝送が行われてしまうことを防止す
ることができる。
【0155】図15はこの場合における傍受までの情報
の送受を説明するためのフローチャートである。
【0156】図15に示すように、受信情報提供装置O
は、Bluetooth仕様等に従って送信装置Tとの間で通信
を行って、受信確立情報を入手した後、送信装置Tから
のSDP等を用いて送信装置Tが提供するサービス仕様
を入手しておく。
【0157】受信情報提供装置Oは、送信装置TのBD
−ADDRやクロックの情報を受信装置Rに送信する前
に、受信装置RからSDP等を用いて受信装置Rの受け
入れ可能なサービス仕様を入手する。そして、受信情報
提供装置Oは、送信装置Tが提供するサービス仕様と受
信装置Rが受け入れ可能なサービス仕様とを比較し、送
信装置Tの提供するサービスを受信装置Rが受け入れ可
能か否かを判断する。
【0158】受信装置Rが送信装置Tのサービスを受け
入れ可能である場合には、受信情報提供装置Oは、送信
装置TのBD−ADDRとクロックに加えて、サービス
仕様の詳細を受信装置Rに送信する。逆に、受信装置R
が送信装置Tのサービスを受け入れ不能である場合に
は、受信情報提供装置Oは、受信装置Rの情報の提供を
行わない。これにより、無駄にデータが伝送されること
を防止することができる。
【0159】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ポ
イント・ツー・マルチポイント接続の接続数の制限に拘
わらず、充分な数の機器に放送型サービスの提供を可能
にすることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る放送型サービスシステムの一実施
の形態を示すブロック図。
【図2】図1中の送信装置の具体的な構成を示すブロッ
ク図。
【図3】図1中の受信情報提供装置Oの具体的な構成を
示すブロック図。
【図4】図1中の受信装置の具体的な構成を示すブロッ
ク図。
【図5】受信に必要な情報を格納するパケット・フォー
マットの例を示す説明図。
【図6】実施の形態の動作を説明するためのフローチャ
ート。
【図7】実施の形態の動作を説明するためのフローチャ
ート。
【図8】本発明の他の実施の形態を示すブロック図。
【図9】図8の実施の形態の動作を説明するためのフロ
ーチャート。
【図10】本発明の他の実施の形態を示すブロック図。
【図11】本発明の他の実施の形態を示すブロック図。
【図12】1台の受信情報提供装置Oに3台の装置装置
T1 ,T2 ,T3 の受信確立情報等を保持するようにし
た例を示す説明図。
【図13】受信情報提供装置Oが受信装置Rに伝送する
情報を説明するための説明図。
【図14】受信情報提供装置Oが受信装置Rに伝送する
情報を説明するための説明図。
【図15】傍受までの情報の送受を説明するためのフロ
ーチャート。
【符号の説明】
T…送信装置、O…受信情報提供装置O、R…受信装
置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 HC14 JL01 LB01 LD04 LD07 5K033 CA01 CB13 DA17 5K034 DD02 EE03 HH01 HH02 LL01 NN22

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Bluetooth仕様に基づいた通信が可能な
    送信装置、受信情報提供装置、受信装置からなる放送型
    サービスシステムにおいて、 前記送信装置は、 アプリケーションデータを1つ以上の前記受信装置宛て
    に送信する第1の送信手段と、 前記アプリケーションデータを受信するために前記受信
    装置が必要とする受信確立情報を送信する第2の送信手
    段とを有し、 前記受信情報提供装置は、 前記送信装置から送信された前記受信確立情報を受信す
    る第1の受信手段と、 この受信確立情報を所定の前記受信装置宛に送信する受
    信確立情報送信手段とを有し、 前記受信装置は、 前記受信情報提供装置から送信された前記受信確立情報
    を受信する受信確立情報受信手段と、 この受信確立情報に基づいて前記送信装置から送信され
    た前記アプリケーションデータを受信する第2の受信手
    段とを有することを特徴とした放送型サービスシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記受信情報提供装置は、 前記第1の受信手段で受信した前記受信確立情報を前記
    送信装置毎に記憶保持する記憶手段を更に具備したこと
    を特徴とする請求項1記載の放送型サービスシステム。
  3. 【請求項3】 前記受信情報提供装置は、 前記第1の受信手段で受信した前記受信確立情報を前記
    送信装置が送信する前記アプリケーションデータ毎に記
    憶保持する記憶手段を更に具備したことを特徴とする請
    求項1記載の放送型サービスシステム。
  4. 【請求項4】 Bluetooth仕様に基づいた通信が可能な
    送信装置及び受信装置からなる放送型サービスシステム
    において、 前記送信装置は、 アプリケーションデータを1つ以上の前記受信装置宛て
    に送信する第1の送信手段と、 前記アプリケーションデータを受信するために前記受信
    装置が必要とする受信確立情報を送信する第2の送信手
    段とを有し、 前記受信装置は、 前記送信装置との間でBluetooth仕様に基づいたアクテ
    ィブモードの通信時に前記送信装置から送信された前記
    受信確立情報を受信する受信確立情報受信手段と、 前記送信装置との間で前記アクティブモードの通信か
    ら、Bluetooth仕様に基づいたパークモードの通信に移
    行した際には、前記アクティブモード時に前記受信確立
    情報受信手段で受信した前記受信確立情報に基づいて、
    前記アプリケーションデータを受信する受信手段とを具
    備することを特徴とする放送型サービスシステム。
  5. 【請求項5】 前記送信装置は、 自送信装置との間でBluetooth仕様に基づいたアクティ
    ブモードの通信を行っている前記受信装置が存在しない
    場合でも、アプリケーションデータを送信する機能を更
    に具備したことを特徴とする請求項1又は4のいずれか
    一方に記載の放送型サービスシステム。
  6. 【請求項6】 前記送信装置は、 自送信装置との間で前記アクティブモードにて通信して
    いる前記受信装置が、前記パークモードによる通信に移
    行できる受信装置であるか否かを前記受信装置に問い合
    わせる問合せ手段と、 この問い合わせに対する応答情報を前記受信装置から受
    信し、この応答情報を記憶する応答情報記憶手段と、 前記応答情報記憶手段に記憶された応答情報に基づい
    て、前記受信装置との通信を前記アクティブモードから
    前記パークモードに移行する切替手段とを更に具備した
    ことを特徴とする請求項4記載の放送型サービスシステ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記受信装置は、 前記送信装置との間でBluetooth仕様に基づいたアクテ
    ィブモードの通信ができない場合のみ、前記受信情報提
    供装置から受信した受信確立情報に基づいて前記送信装
    置から送信された前記アプリケーションデータを受信す
    ることを特徴とする請求項1記載の放送型サービスシス
    テム。
  8. 【請求項8】Bluetooth仕様に基づいた通信が可能な送
    信装置、受信情報提供装置、受信装置からなる放送型サ
    ービス通信方法において、 前記送信装置は、 アプリケーションデータを1つ以上の前記受信装置宛て
    に送信し、 前記アプリケーションデータを受信するために前記受信
    装置が必要とする受信確立情報を送信し、 前記受信情報提供装置は、 前記送信装置から送信された前記受信確立情報を受信
    し、 この受信確立情報を所定の前記受信装置宛に送信し、 前記受信装置は、 前記受信情報提供装置から送信された前記受信確立情報
    を受信し、この受信確立情報に基づいて前記送信装置か
    ら送信された前記アプリケーションデータを受信するこ
    とを特徴とした放送型サービス通信方法。
  9. 【請求項9】Bluetooth仕様に基づいた通信が可能な送
    信装置及び受信装置からなる放送型サービス通信方法に
    おいて、 前記送信装置は、 アプリケーションデータを1つ以上の前記受信装置宛て
    に送信し、 前記アプリケーションデータを受信するために前記受信
    装置が必要とする受信確立情報を送信し、 前記受信装置は、 前記送信装置との間でBluetooth仕様に基づいたアクテ
    ィブモードの通信時に前記送信装置から送信された前記
    受信確立情報を受信し、 前記送信装置との間で前記アクティブモードの通信か
    ら、Bluetooth仕様に基づいたパークモードの通信に移
    行した際には、前記アクティブモード時に前記受信確立
    情報受信手段で受信した前記受信確立情報に基づいて、
    前記アプリケーションデータを受信することを特徴とし
    た放送型サービス通信方法。
  10. 【請求項10】 前記受信装置が受信する前記受信確立
    情報は、前記送信装置のホッピングパターン及びフェー
    ズの情報であることを特徴とする請求項1乃至7のいず
    れか1つに記載の放送型サービスシステム。
  11. 【請求項11】 前記受信装置が受信する前記受信確立
    情報は、前記送信装置のBluetoothデバイスアドレス及
    び前記送信装置のクロックであることを特徴とする請求
    項1乃至7のいずれか1つに記載の放送型サービスシス
    テム。
  12. 【請求項12】 前記受信情報提供装置が前記受信装置
    に供給する前記受信確立情報は、前記送信装置のBlueto
    othデバイスアドレス、前記送信装置と前記受信情報提
    供装置とのクロックオフセット、及び前記受信装置に情
    報を提供する時点の前記受信情報提供装置のクロックで
    あることを特徴とする請求項1に記載の放送型サービス
    システム。
  13. 【請求項13】 前記受信情報提供装置が前記受信装置
    に供給する前記受信確立情報は、前記送信装置のBlueto
    othデバイスアドレス、前記受信情報提供装置が前記送
    信装置から情報を受信した時点における前記送信装置の
    クロック、前記受信情報提供装置が前記送信装置から情
    報を受信した時点における前記受信情報提供装置のクロ
    ック、前記受信装置に情報を提供する時点の前記受信情
    報提供装置のクロックであることを特徴とする請求項1
    に記載の放送型サービスシステム。
  14. 【請求項14】 前記受信情報提供装置が前記受信装置
    に供給する前記受信確立情報は、前記受信情報提供装置
    が前記送信装置との間でBluetooth仕様に従って通信す
    ることによって取得したことを特徴とする請求項12又
    は13のいずれか一方に記載の放送型サービスシステ
    ム。
  15. 【請求項15】 前記受信情報提供装置が前記受信装置
    に供給する前記受信確立情報は、前記受信情報提供装置
    が前記送信装置との間でBluetooth仕様以外の方法に従
    って通信することによって取得したことを特徴とする請
    求項12又は13のいずれか一方に記載の放送型サービ
    スシステム。
  16. 【請求項16】 前記受信情報提供装置は、前記送信装
    置から前記送信装置が提供するサービスの仕様を入手す
    る手段と、 前記送信装置から入手したサービスの仕様と前記受信装
    置が受け入れ可能なサービスの仕様とを比較する比較手
    段と、 前記比較手段によって前記受信装置が前記送信装置のサ
    ービスを受け入れ可能であると判断された場合にのみ前
    記送信装置の情報を前記受信装置に提供する提供手段と
    を具備したことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか
    1つに記載の放送型サービスシステム。
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