JP2002152080A - タグ及びそれに用いる半導体集積回路 - Google Patents

タグ及びそれに用いる半導体集積回路

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JP2002152080A
JP2002152080A JP2000345456A JP2000345456A JP2002152080A JP 2002152080 A JP2002152080 A JP 2002152080A JP 2000345456 A JP2000345456 A JP 2000345456A JP 2000345456 A JP2000345456 A JP 2000345456A JP 2002152080 A JP2002152080 A JP 2002152080A
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mos
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diode
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Mitsuo Usami
光雄 宇佐美
Takahiro Hamagishi
孝博 浜岸
Morohisa Yamamoto
師久 山本
Kazuki Watanabe
一希 渡邊
Toshiaki Okuma
利昭 大熊
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Hitachi Ltd
Hitachi Information Technology Co Ltd
Hitachi Solutions Technology Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi ULSI Systems Co Ltd
Hitachi Communication Systems Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子ID認証タグを実現するための所定の回路
機能を半導体チップに実現し、タグとしての紙などの曲
がりやすい材料に半導体チップをすき込めるようにす
る。 【解決手段】半導体チップの形成に際し、標準のCMO
Sプロセスを用いて、回路駆動用電源電圧発生用の整流
回路を容量結合MOSダイオードクランプ回路付きMO
Sダイオード整流回路で構成し、該整流回路と同一の回
路形式でかつ負荷電流比に比例して回路定数が設定され
たクロック復調回路と、該整流回路の入力端子と該クロ
ック復調回路の入力端子を同一端子とすることで、入力
信号レベルの変動に対してクロック復調回路の出力特性
を安定なものにする。さらに、データ送信用変調回路に
該電源発生用の整流回路に用いられた同一タイプのMO
Sトランジスタを用いてデータ送信用変調回路を構成す
ることで、整流電圧に比例した変調負荷電流を発生し、
安定な変調動作としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リーダ装置から電
力兼クロック用信号として送信されたAM変調RF(Rad
io Frequency)信号を受けて、AC電源や電池及びクロ
ックや搬送波などの信号発生源を持たないID認証用の
タグ及びそれに用いられる半導体集積回路に関する。特
に、チップに内蔵したアンテナまたは、チップに接続し
た外付けアンテナあるいはコイルから得られる信号か
ら、論理回路やメモリ回路などの信号処理回路を動作さ
せるための電力及びクロックを取り出し、受信したデー
タに応じて当該メモリの内容の一部を送信データとして
アンテナあるいはコイルを介してリーダ装置に送信する
送受信回路を有する半導体集積回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】高周波信号を用いたRFID(Radio Fre
quency Identification)タグは、アンテナで受信した例
えば100%AM変調RF信号から、ダイオードとコン
デンサをそれぞれ複数用いた回路で、データ、クロック
及び電力を取り出し、送信時には該ダイオード及び該コ
ンデンサ、アンテナを含む回路のインピーダンスを変化
させる回路を用いてデータを送信する受動型タグが一般
的である。 このような受動型タグを従来ディスクリー
ト部品であるショットキーダイオードを用い、かつメモ
リや論理回路は異なるチップを用いるというように複数
の部品で構成していた実施例として、特開平10−32
2250に示されている。この実施例における電力及び
データの取り出しを行う送受信回路の構成を図6に示
す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の送受
信回路では、整流回路とクロック復調回路にその高周波
特性からショットキーダイオードというディスクリート
部品を用いるため、それらの体積にもとづく部品配置の
ために、製流回路とクロック復調回路のそれぞれの入力
端子を同一にして同一レベルを入力することができな
い。逆に上記2つの入力端子はマイクロストリップ線路
等によるインピーダンス素子を用いて高週波における整
合を個別に最適化することができ、それぞれの入力端子
での高周波信号振幅を高めて検波効率を上げることがで
きる。しかし、複数の整合回路及びディスクリート部品
のため、タグ全体としては大きなものになり、紙にすき
込むには問題になる。
【0004】送受信回路の最小化を考えた場合、ひとつ
の半導体集積回路化が考えられ、チップ厚さと同等サイ
ズの大きさ、例えば0.3mm□程度のチップ面積を想定す
るとチップ内部にインピーダンス整合回路を設けること
は、大きさの問題から物理的に困難である。
【0005】標準的なCMOSプロセスを用いて上記送受信
回路を集積化することで面積の最小化を図り、インピー
ダンス素子を用いた複数の整合回路を設けずに、発生し
た電源電圧に対して安定なクロック復調を行い、該電源
電圧で動作する論理回路やメモリの信号処理回路を動作
させるクロック信号を供給することが必要である。さら
に送信時の変調動作においても、該電源電圧に対して安
定した動作を確保することが必要である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題に対して、
標準のCMOSプロセスを用いて、回路駆動用電源発生
用の整流回路をN(2≦Nで、Nは整数)段構成の容量
結合MOSダイオードクランプ回路付きMOSダイオー
ド整流回路で構成し、該整流回路と同一の回路形式でか
つ負荷DC電流比に比例して回路定数が設定されたクロ
ック復調回路と、該整流回路の入力端子と該クロック復
調回路の入力端子を同一端子とすることで、入力信号レ
ベルの変動に対してクロック復調回路の出力特性を安定
にしている。さらに、データ送信用変調回路に該電源発
生用の整流回路に用いられた同一タイプのMOSトラン
ジスタを用いてデータ送信用変調回路を構成すること
で、整流電圧に比例した変調負荷電流を発生し、安定な
変調動作としている。該整流回路と該クロック復調回路
の負荷電流が所定の比例関係になるように該整流回路の
出力の電源電圧でバイアスされた電流源Aを基準に比例
した電流が流れる電流源Bを該クロック復調用回路の放
電電流としている。
【0007】該電源電圧には論理回路やメモリの信号処
理回路や該電流源Aや該電源電圧のリミッタ回路が接続
され、これらがすべて動作する場合には、該電流源Aに
流れる電流値より大きな電流が流れ、該クロック復調回
路の出力電圧の方が該電源電圧より大となることがある
ため、該クロック復調回路の出力と該整流回路の出力の
間に放電回路を設けた。これにより、エンベロープ復調
動作する該クロック復調回路の出力信号を、該電源電圧
を分割した電位でスライスして安定なクロック信号とし
て波形整形することができる。
【0008】また、データ送信用変調回路に該整流回路
の整流用MOSダイオードと同一のしきい値をもったM
OSトランジスタを用いて該整流回路のインピーダンス
可変動作を行う放電回路を設けた。これにより、送信時
の変調動作においても、安定した動作範囲が確保可能な
最適設計ができる。該クロック復調回路の出力端子か
ら、該整流回路の出力である電源端子に対して、MOS
ダイオードを用いて一方向の放電回路を設けて、該論理
回路や該メモリの信号処理回路の動作による該整流回路
の負荷が増大した時に該クロック復調回路の出力端子で
振幅制限している。この一方向の放電回路には、MOS
ダイオード以外に、PNダイオード、複数のMOSトラ
ンジスタを用いた組み合わせ回路等がある。
【0009】該整流回路の出力DC電圧を配線のみで直
接該論理回路や該メモリの信号処理回路に供給すると、
その配線を介して整流回路に流れる高周波電流の大部分
が流れることになり、回路機能動作に障害が生じること
を避ける必要がある。そこで、該整流回路と、該論理回
路や該メモリの信号処理回路の間に、電源リップル除去
用容量をタイル状に分割して配置し、該整流回路の出力
端子が該電源容量に接続された端子とは異なる該電源容
量の端子から該論理回路や該メモリの信号処理回路に電
力を供給するように配置することで、高周波電流を該電
源容量に流して対策している。尚、電源容量はそのシリ
ーズインピーダンスを下げるため、10um□以下のサ
イズのタイル状を複数個配置している。また、最少動作
電源電圧確保のためにも容量を増やすためにチップ周辺
にもタイル状に分割した容量を配置するが、この周辺容
量がコイル状の形状をもつと、アンテナとの結合が生
じ、アンテナ設計がし難くなるため、リング形状となら
ないように一部で分割する手段を適用する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のID認証タグ用チップを
用いたシステム構成図を図2に示す。ID認証タグ21
1はアンテナ207を内蔵した単一チップの場合と、ア
ンテナ207を外付けした単一チップで構成される場合
があり、該タグ211に電力兼クロック用信号を送り、
該チップでのインピーダンス変化によって送信される信
号を受け取るリーダ装置205により送信されたAM変
調RF(Radio Frequency)信号を受けるための該チップ
に内蔵されたアンテナ207または、該チップに接続さ
れた外部アンテナ207があって、該AM変調RF信号
からチップ内部回路を動作させる電力を発生する為の複
数の容量とダイオード接続された複数のMOSトランジ
スタからなる整流回路と該整流回路と同一回路形式のク
ロック復調回路と、該チップから該リーダ装置に通信す
る為の変調動作を行う変調回路とからなる送受信回路2
08と該送受信回路から該電力を供給されて動作するC
MOS論理回路209とメモリ210の信号処理回路を
有するID認証タグ用チップと通信を行う。
【0011】図3に本発明のID認証タグ用チップのブ
ロック図を示す。該リーダ装置から送信されたAM変調
RF信号を受けるための該チップに内蔵されたアンテナ
207または、該チップに接続される外部アンテナ20
7があって、該AM変調RF信号からチップ内部回路を
動作させる電力を発生する為の、複数の容量とダイオー
ド接続された複数のMOSトランジスタからなる整流回
路303と、クロックを復調するための該整流回路と同
一回路形式のクロック復調回路305と、該チップから
該リーダ装置に通信する為の変調動作を行う変調回路3
04とからなる送受信回路と該送受信回路から該電力と
該クロックを供給されて動作する論理回路やメモリの信
号処理回路を有するID認証タグ用チップにおいて、該
整流回路と該クロック復調回路は、共にN(2≦Nで、
Nは整数)段構成の容量結合MOSダイオードクランプ
回路付きMOSダイオード整流回路で構成され、各段の
該ダイオード整流回路の入力容量接続端子301はアン
テナ端子に接続され、1段目のクランプMOSダイオー
ドのアノードはサブストレートの電位に接続され、2段
目以降の各段のクランプMOSダイオードのアノードは
その前段の該容量結合MOSダイオードクランプ回路付
きMOSダイオード整流回路の出力端子でかつ整流用容
量に接続された端子に接続され、該整流回路と該クロッ
ク復調回路の対応する容量及びMOSサイズの回路定数
が、該整流回路と該クロック復調回路のそれぞれの負荷
DC電流源306と307の大きさに比例して設定さ
れ、かつ該整流回路の入力端子と該クロック復調回路の
入力端子を同一端子とし、該クロック復調回路の出力端
子から該整流回路の出力である電源端子に対して一方向
の放電回路308を設けて、該クロック復調回路の出力
端子での電圧制限している。これにより、クロック振幅
を十分そのスライスレベルを制限できるので、クロック
復調回路に接続されるCMOS論理回路に対して十分な
識別可能なクロック振幅を提供できる。
【0012】図1に本発明のID認証タグ用チップの具
体的な送受信回路でN=2での実施例を示す。アンテナ
の2端子のひとつはアンテナ接続端子101に接続さ
れ、他方はサブストレートと同電位のGNDに接続され
る。 2段構成の容量結合MOSダイオードクランプ回
路付きMOSダイオード整流回路の1段目の回路は、結
合容量102、クランプMOSダイオード103と整流
用MOSダイオード104で構成され、該整流用MOS
ダイオード104の出力側には1段目の整流出力容量1
05が接続される。2段目は結合容量110、クランプ
用MOSダイオード109と整流用MOSダイオード1
11で構成され、該整流用MOSダイオード111の出
力には、整流用容量112が接続される。これらが、上
述の整流回路303に相当する。一方、該クロック復調
回路305は、結合容量115と120、クランプ用M
OSダイオード116と119、整流用MOSダイオー
ド117と121で構成され、さらに整流用容量118
と122で構成される。
【0013】チップのP型サブストレートの電位に対し
て正負に変化する受信回路入力信号に対する寄生素子動
作対策として、1段目の容量結合クランプ回路のクラン
プ用MOSダイオード103、116にサブストレート
に対するPN接合がオンする電圧より低いしきい値電圧
を持つN型MOSトランジスタを用いている。回路図で
は示さないが、N型サブストレートに対してはP型MO
Sトランジスタになる。
【0014】2段構成の該MOSダイオード整流回路の
段間ノードに、該整流回路に用いられている整流用N型
MOSダイオード(もしくはP型MOS)と同型のN型M
OSトランジスタ106をダイオード接続してアノード
側を接続し、カソード側にN型MOSトランジスタ10
8のドレインを接続し、該N型MOSトランジスタのゲ
ートを変調信号入力端子107とし、該N型MOSトラ
ンジスタのソースを接地した放電回路を用いる。これに
より、整流電圧に比例した変調負荷電流を発生すること
で、安定な変調動作としている。
【0015】図1では、クランプ用MOSダイオード
(109、119)や整流用MOSダイオード(10
4、111、117、121)をN型MOSトランジス
タで示したが、P型MOSトランジスタでも実現できる
し、その場合には、変調用MOSダイオード106もP
型MOSトランジスタとすることで安定な変調動作とな
る。
【0016】また、図1で、MOSダイオード114
は、上述の放電回路308に相当するひとつの実施例で
ある。さらに、図1で該クロック復調回路の出力端子1
23に接続されたN型MOSトランジスタ125は、上
述の負荷DC電流源307に相当するひとつの実施例
で、該N型MOSトランジスタ125のゲート端子12
4に該整流回路の出力端子113に接続される負荷DC
電流回路306のバイアス電圧を供給することで、比例
した電流負荷を実現できる。この負荷DC電流の比で、
該整流回路の容量とMOSトランジスタと該クロック復
調回路の容量とMOSトランジスタの定数を設定するこ
とで安定な復調クロック信号を得ることができる。
【0017】図4及び図5に該チップのレイアウト配置
実施例を示す。図4が該整流回路と該クロック復調回路
の配置部分と該論理回路と該メモリの信号処理回路の配
置部分との間に、小容量値をもつタイル形状の電源容量
を複数配置した例であり、図5は、図4にさらにチップ
周辺部に同様な容量を配置した例である。アンテナ接続
端子401、402に対して、整流回路部分403とク
ロック復調部分404を近接対称配置して、同一端子か
ら高周波入力電流がバランス良く流れる配置としてい
る。
【0018】整流回路部分403の出力DC端子部分4
05、406を配線のみで直接論理回路やメモリの信号
処理回路417に供給するとその配線を介して整流回路
に流れる高周波電流の大部分が流れることになり、回路
機能動作に障害が生じる場合がある。そこで、整流回路
部403と処理回路部417の間に、電源リップル除去
用容量413をタイル状に分割して配置し、該整流回路
の出力端子405、406が該電源容量に接続された端
子とは異なる該電源容量の端子416から該信号処理回
路部417に電力を供給するように配置し、高周波電流
を該電源容量に流して対策している。整流回路部403
とクロック復調回路部404のGND端子407、40
8、409、410、411も同様に直接信号処理回路
部417に接続されるのではなく、該タイル状に分割配
置された容量を介して、高周波電流が信号処理回路部4
17に流れることを防いでいる。
【0019】図5のように機能回路が配置されたチップ
上にアンテナコイルを形成する場合でかつ、周辺容量4
19がコイルと同心のリング形状であると誘導電流の発
生による寄生相互インダクタンスが生じ、本来のアンテ
ナコイル設計がし難くなるという欠点があるため、図5
に示すようにタイル状の周辺容量を一部をカットし、リ
ング形状にならないようにしている。
【0020】上述の図4及び図5に関して、示した容量
配置は、タイル状の個々の容量の配列の数値まで限定す
るものでなく、該整流部分403、該クロック復調部分
404と該論理部分417の間に配置することを必要に
応じて配置することを示したものである。また、該整流
部分403、該クロック復調部分404と該信号処理回
路部417及びアンテナ端子401,402の配置を図
に示した一通りのみに限定するものでもなく、種々の組
み合わせがあり得るのはいうまでもない。
【0021】さらに、上記説明では100%AM変換と
限定して例で説明しているが、放電回路によるリミッタ
動作によりエンベローブ復調振幅精度をあけることが可
能で、100%未満のAM変調信号でもクロック復調可
能であり、タグとして実現できる。
【0022】さらに、上記説明では100%AM変調と
限定して例で説明しているが、放電回路によるリミッタ
動作によりエンベロープ復調振幅精度をあげることが可
能で、100%未満のAM変調信号でもクロック復調可
能であり、タグとして実現できる。
【0023】
【発明の効果】上述した構成の送受信回路をID認証用
タグチップに適用することで、電池やAC電源を持たな
い超小型なID認証タグ用チップが実現でき、さらに
は、超小型なID認証タグが実現できる。クロック振幅
を十分そのスライスレベルを制限できるので、クロック
復調回路に接続される論理回路等に対して十分な識別可
能なクロック振幅を提供できる。さらに、送信時の変調
動作範囲もID認証タグ用チップの受信電力の強弱に関
わらず広範囲に安定動作が可能であり、MOSトランジ
スタのしきい値ばらつきに対しても安定したデータ送信
用変調動作を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のID認証タグ用チップの具体的な送受
信回路の実施例を示した図である。
【図2】本発明のID認証タグ用チップを用いたシステ
ム構成図を示した図である。
【図3】本発明のID認証タグ用チップのブロック図を
示した図である。
【図4】 本発明のID認証タグ用チップの電源リップ
ル除去用容量(遮蔽容量)を示した図である。
【図5】本発明のID認証タグ用チップの電源リップル
除去用容量(周辺容量)を示した図である。
【図6】従来技術による送受信回路を示す図である。
【符号の説明】
100、101、301、302…アンテナ入力端子、
102、110、115、120、503、510、5
17…フライングコンデンサ、103、104、10
9、111、116、117、119、121…NMO
Sダイオード、105、112、118、122、50
6、514、519…コンデンサ、106…データ送信
用変調回路用NMOSダイオード、108…データ送信
用変調回路用NMOSスイッチ、107、513…デー
タ送信用変調信号入力端子、114…放電用NMOSダ
イオード、125…クロック復調用NMOS電流源、1
24…バイアス端子、113、310、520…駆動電
力出力端子、123、311…クロック復調回路の出力
端子、201、207…アンテナ、202…変調器、2
03…データ処理回路、204…復調器、205…リー
ダ装置、206…外部システム接続端子、208…送受
信回路、209…CMOS論理回路、210…メモリ、
211…ID認証タグ、212、213…通信信号、2
14…クロック復調信号、215、312…データ送信
用変調信号、216…電源電圧、217、218…CM
OS論理回路とメモリ間のデータ信号、303…整流回
路、304…変調回路、305…クロック復調回路、3
06…整流回路負荷電流源、307…クロック復調回路
負荷電流源、308…放電回路、309…論理回路及び
メモリ、401、402…アンテナ接続端子、403…
整流回路部、404…クロック復調部、405、406
…出力DC端子部、407、408、409、410、
411…GND端子部、412、416…VDD配線、
413…電源容量、414、415…GND配線、41
7…信号処理回路部、418…ID認証タグ用チップ、
419…周辺容量、500…高周波信号入力端子、50
1、502、508、515…インピーダンス素子、5
04、505、511、512、516、518…ショ
ットキバリアダイオード、507…抵抗器、509…ク
ロック/データの出力端子。
フロントページの続き (72)発明者 宇佐美 光雄 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 浜岸 孝博 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町180番地 日 立通信システム株式会社内 (72)発明者 山本 師久 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 渡邊 一希 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 大熊 利昭 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リーダ装置から送信される電力兼クロック
    信号を受けるためのアンテナと、前記電力兼クロック用
    信号からチップ内部回路を動作させる電力を発生するた
    めの整流回路と、前記電力兼クロック信号からクロック
    信号を復調するクロック復調回路と、所定の論理回路と
    を備えるタグであって、 前記整流回路及び前記クロック復調回路のそれぞれは、
    1つの半導体基板に形成されたMOSダイオード及び容
    量を含むタグ。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記整流回路及び前記クロック復調回路は、共にN(2
    ≦Nで、Nは整数)段構成の容量結合MOSダイオード
    クランプ回路付きMOSダイオード整流回路で構成さ
    れ、各段の該ダイオード整流回路の入力容量接続ノード
    は前記アンテナに接続され、1段目のクランプMOSダ
    イオードのアノードは前記半導体基板の電位に接続さ
    れ、2段目以降のクランプMOSダイオードのアノード
    はその前段の該容量結合MOSダイオードクランプ回路
    付きMOSダイオード整流回路の出力ノードでかつ整流
    用容量に接続されたノードに接続され、該整流回路と該
    クロック復調回路の対応する容量及びMOSサイズの回
    路定数が、該整流回路と該クロック復調回路の、それぞ
    れの負荷DC電流の大きさに比例して設定され、かつ該
    整流回路の入力端子と該クロック復調回路の入力端子を
    同一端子とし、該クロック復調回路の出力端子から、該
    整流回路の出力である電源ノードに対して、一方向の放
    電回路を設けて、該クロック復調回路の出力ノードでの
    電圧制限しているタグ。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記アンテナ
    端子に接続される1段目の容量結合クランプ回路のクラ
    ンプ用MOSダイオードに、サブストレートに対するP
    N接合がオンする電圧より低いしきい値電圧を持つMO
    Sトランジスタを用いるタグ。
  4. 【請求項4】請求項2において、 前記N段構成の該MOSダイオード整流回路の所定の段
    間ノードに、該整流回路に用いられている整流用ダイオ
    ード(N型MOSもしくはP型MOS)と同型の第1M
    OSトランジスタをダイオード接続してアノード側を接
    続し、カソード側にN型の第2MOSトランジスタのド
    レインを接続し、前記第2MOSトランジスタのゲート
    を変調信号入力ノードとし、前記第2MOSトランジス
    タのソースを接地した放電回路を有するタグ。
  5. 【請求項5】請求項1から4のいずれかにおいて、 前記タグは、前記整流回路と、前記クロック復調回路
    と、前記論理回路と、メモリの信号処理回路とが1つの
    半導体基板に形成された半導体チップを含み、 前記半導体チップは、前記論理回路と前記メモリの信号
    処理回路の間に、電源リップル除去用容量がタイル状に
    分割して配置され、該整流回路の出力ノードが該電源容
    量に接続されたノードとは異なる該電源容量のノードか
    ら該論理回路と該メモリの信号処理回路に電力を供給す
    るように配置されているタグ。
  6. 【請求項6】請求項1から4のいずれかにおいて、 前記タグは、前記整流回路と、前記クロック復調回路
    と、機能回路とが1つの半導体基板に形成された半導体
    チップを含み、前記半導体チップは、前記機能回路を配
    置した部分の周辺に、リング形状にならないように電源
    リップル除去用容量をタイル状に配置されているタグ。
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