JP2002152056A - ターボコード復号化装置、復号化方法および記録媒体 - Google Patents
ターボコード復号化装置、復号化方法および記録媒体Info
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- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ターボ符号の復号遅延を短縮し、良質の高速
マルチメディアサービスを安定的に提供することができ
るターボコード復号化装置、復号化方法とこの方法を実
現させるためのプログラムを記録したコンピュータで読
み出すことのできる記録媒体を提供する。 【解決手段】 本発明の復号化装置は、送信端から受信
される信号からチャネル状態を推定して、信号対干渉比
(SIR)を測定するためのチャネル推定手段210,211と、前
記チャネル推定手段から測定された信号対干渉比(SIR)
と既に設定されているしきい値とを比較して、繰り返し
復号回数を制御するための繰り返し復号回数の制御手段
240と、前記繰り返し復号回数の制御手段により制御さ
れた回数だけ繰り返し復号するための復号手段250とを
含む。
マルチメディアサービスを安定的に提供することができ
るターボコード復号化装置、復号化方法とこの方法を実
現させるためのプログラムを記録したコンピュータで読
み出すことのできる記録媒体を提供する。 【解決手段】 本発明の復号化装置は、送信端から受信
される信号からチャネル状態を推定して、信号対干渉比
(SIR)を測定するためのチャネル推定手段210,211と、前
記チャネル推定手段から測定された信号対干渉比(SIR)
と既に設定されているしきい値とを比較して、繰り返し
復号回数を制御するための繰り返し復号回数の制御手段
240と、前記繰り返し復号回数の制御手段により制御さ
れた回数だけ繰り返し復号するための復号手段250とを
含む。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、チャネル情報を用
いたターボコード復号化装置、復号化方法およびこの方
法を実現させるためのプログラムを記録したコンピュー
タで読み出すことのできる記録媒体に関する。特に、本
発明は、無線通信システムにおけるチャネル符号化器と
してターボ符号化器を用いる場合、無線通信システムで
繰り返し復号回数を制御して復号遅延を減らし、サービ
ス要求品質を維持することができる復号化装置、復号化
方法とこの方法を実現させるためのプログラムを記録し
たコンピュータで読み出すことのできる記録媒体に関す
る。
いたターボコード復号化装置、復号化方法およびこの方
法を実現させるためのプログラムを記録したコンピュー
タで読み出すことのできる記録媒体に関する。特に、本
発明は、無線通信システムにおけるチャネル符号化器と
してターボ符号化器を用いる場合、無線通信システムで
繰り返し復号回数を制御して復号遅延を減らし、サービ
ス要求品質を維持することができる復号化装置、復号化
方法とこの方法を実現させるためのプログラムを記録し
たコンピュータで読み出すことのできる記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、移動通信などの無線通信分野で
は、電波経路損失、多経路成分、陰影効果(shadowing)
のような複雑な現象により有線に比べて多くの誤りが発
生する。
は、電波経路損失、多経路成分、陰影効果(shadowing)
のような複雑な現象により有線に比べて多くの誤りが発
生する。
【0003】無線チャネルにより発生するこのようなラ
ンダム(random)性及びバースト(burst)型誤りを訂正
し、信頼度を向上させるための方法として、誤り訂正符
号(error correction codes)を用いる。
ンダム(random)性及びバースト(burst)型誤りを訂正
し、信頼度を向上させるための方法として、誤り訂正符
号(error correction codes)を用いる。
【0004】現在ターボコードは、次世代移動通信の誤
り訂正符号として、多くの研究が進められている。この
ターボコードの性能は、現在移動通信環境で多く用いら
れているコンボルーション符号(convolutional codes)
の性能よりさらに優れたものと知られている。
り訂正符号として、多くの研究が進められている。この
ターボコードの性能は、現在移動通信環境で多く用いら
れているコンボルーション符号(convolutional codes)
の性能よりさらに優れたものと知られている。
【0005】誤り訂正符号として用いられるターボコー
ドは、RSC(Recursive Systematic Convolutional)符号
を並列に連結した構造をしており、復号は準最適復号方
法である繰り返し復号を介して行われる。また、ターボ
コードは、インターリーバ(interleaver)の大きさが大
きくて、繰り返し復号が十分に行われた時、ビット誤り
率の観点からシャノンの性能限界(Shannon Limit)に近
接する優れた性能を示す。
ドは、RSC(Recursive Systematic Convolutional)符号
を並列に連結した構造をしており、復号は準最適復号方
法である繰り返し復号を介して行われる。また、ターボ
コードは、インターリーバ(interleaver)の大きさが大
きくて、繰り返し復号が十分に行われた時、ビット誤り
率の観点からシャノンの性能限界(Shannon Limit)に近
接する優れた性能を示す。
【0006】図1は、一般的な無線通信システムの送信
端において、ターボコードを符号化するための符号化装
置の構成図である。この装置は、入力される送信情報ビ
ットをインターリビング(Interleaving)して、相関性を
減らすインターリーバ111ないし11(n-1)と、入力される
送信情報ビットを符号化するための符号器121と、イン
ターリーバ111ないし11(n-1)中、該当インターリーバを
介してインターリビングされた信号を符号化するための
符号器122ないし12nと、符号器121ないし12nにより、符
号化されたパリティービット及び情報ビットを選択的に
送信するマルチプレクサ130とから構成される。
端において、ターボコードを符号化するための符号化装
置の構成図である。この装置は、入力される送信情報ビ
ットをインターリビング(Interleaving)して、相関性を
減らすインターリーバ111ないし11(n-1)と、入力される
送信情報ビットを符号化するための符号器121と、イン
ターリーバ111ないし11(n-1)中、該当インターリーバを
介してインターリビングされた信号を符号化するための
符号器122ないし12nと、符号器121ないし12nにより、符
号化されたパリティービット及び情報ビットを選択的に
送信するマルチプレクサ130とから構成される。
【0007】図1に示したように、送信情報ビットは、
符号化過程なしに直接情報ビットで伝送されるか、符号
器121ないし12nにより符号化されてパリティービットで
伝送される。また、符号化されたパリティービット及び
情報ビットは、マルチプレクサ130により選択的に伝送
されるため、コード率は1から1/nまで可能である。
符号化過程なしに直接情報ビットで伝送されるか、符号
器121ないし12nにより符号化されてパリティービットで
伝送される。また、符号化されたパリティービット及び
情報ビットは、マルチプレクサ130により選択的に伝送
されるため、コード率は1から1/nまで可能である。
【0008】また、無線通信システムで前記のような符
号化装置を用いた場合、その性能は繰り返し復号回数に
より決定される。もし無線フェージングチャネルの状態
が劣悪であるため、性能を改善させようとする場合に
は、繰り返し復号回数を増加させる必要がある。
号化装置を用いた場合、その性能は繰り返し復号回数に
より決定される。もし無線フェージングチャネルの状態
が劣悪であるため、性能を改善させようとする場合に
は、繰り返し復号回数を増加させる必要がある。
【0009】しかし、チャネルに対する情報がないた
め、復調端では既に設定されている繰り返し復号回数に
より復号を行わなければならない。この場合、無線通信
チャネルが劣悪であり、既に設定されている繰り返し復
号回数が小さければ、性能低下をもたらす。反対にチャ
ネル環境が良好であり、既に設定されている繰り返し復
号回数が多ければ、復号遅延をもたらすという問題点が
あった。
め、復調端では既に設定されている繰り返し復号回数に
より復号を行わなければならない。この場合、無線通信
チャネルが劣悪であり、既に設定されている繰り返し復
号回数が小さければ、性能低下をもたらす。反対にチャ
ネル環境が良好であり、既に設定されている繰り返し復
号回数が多ければ、復号遅延をもたらすという問題点が
あった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な問題点を解決するために案出されたもので、無線通信
システム等でターボコードを用いる場合、受信端で受信
されるチャネル情報(パイロットチャネル情報、または
パイロットシンボル情報)を用いて推定されたチャネル
の信号対干渉比(SIR:Signal to Interference Ratio)を
繰り返し復号回数制御に適用することによって、ターボ
符号の復号遅延を短縮し、良質の高速マルチメディアサ
ービスを安定的に提供するためのターボコード復号化装
置、復号化方法およびこの方法を実現させるためのプロ
グラムを記録したコンピュータで読み出すことのできる
記録媒体を提供することを目的とする。
な問題点を解決するために案出されたもので、無線通信
システム等でターボコードを用いる場合、受信端で受信
されるチャネル情報(パイロットチャネル情報、または
パイロットシンボル情報)を用いて推定されたチャネル
の信号対干渉比(SIR:Signal to Interference Ratio)を
繰り返し復号回数制御に適用することによって、ターボ
符号の復号遅延を短縮し、良質の高速マルチメディアサ
ービスを安定的に提供するためのターボコード復号化装
置、復号化方法およびこの方法を実現させるためのプロ
グラムを記録したコンピュータで読み出すことのできる
記録媒体を提供することを目的とする。
【0011】SIRが大きい場合は復号遅延を減らし、SIR
が小さい場合はサービス品質を維持するためにSIRに基
づいて繰り返し回数を制御する。
が小さい場合はサービス品質を維持するためにSIRに基
づいて繰り返し回数を制御する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の装置は、チャネ
ル情報を用いたターボコード復号化装置において、送信
端から受信される信号からチャネル状態を推定して、信
号対干渉比(SIR)を測定するためのチャネル推定手段
と、チャネル推定手段で測定された信号対干渉比(SIR)
と既に設定されているしきい値とを比較して、繰り返し
復号回数を制御するための繰り返し復号回数の制御手段
と、繰り返し復号回数の制御手段により制御された回数
だけ繰り返し復号するための復号化手段とを含むことを
特徴とする。
ル情報を用いたターボコード復号化装置において、送信
端から受信される信号からチャネル状態を推定して、信
号対干渉比(SIR)を測定するためのチャネル推定手段
と、チャネル推定手段で測定された信号対干渉比(SIR)
と既に設定されているしきい値とを比較して、繰り返し
復号回数を制御するための繰り返し復号回数の制御手段
と、繰り返し復号回数の制御手段により制御された回数
だけ繰り返し復号するための復号化手段とを含むことを
特徴とする。
【0013】また、本発明の他の装置は、チャネル情報
を用いたターボコード復号化装置において、送信端から
受信される信号からチャネル状態を推定して、信号対干
渉比(SIR)を測定するためのチャネル推定手段と、チャ
ネル推定手段で測定された信号対干渉比(SIR)に相応す
る電力制御ビット(TPC :Transmit Power Control)を発
生させるための電力制御ビット発生手段と、電力制御ビ
ット発生手段から発生された電力制御ビット値に応じ
て、繰り返し復号回数を制御するための繰り返し復号回
数の制御手段と、繰り返し復号回数の制御手段によって
制御された回数だけ繰り返し復号するための復号手段と
含むことを特徴とする。
を用いたターボコード復号化装置において、送信端から
受信される信号からチャネル状態を推定して、信号対干
渉比(SIR)を測定するためのチャネル推定手段と、チャ
ネル推定手段で測定された信号対干渉比(SIR)に相応す
る電力制御ビット(TPC :Transmit Power Control)を発
生させるための電力制御ビット発生手段と、電力制御ビ
ット発生手段から発生された電力制御ビット値に応じ
て、繰り返し復号回数を制御するための繰り返し復号回
数の制御手段と、繰り返し復号回数の制御手段によって
制御された回数だけ繰り返し復号するための復号手段と
含むことを特徴とする。
【0014】また、本発明は、チャネル情報を用いたタ
ーボコード復号化装置に適用されるターボコード復号化
方法において、送信端から受信される信号からチャネル
状態を推定して、信号対干渉比(SIR)を測定する第1ステ
ップと、測定された信号対干渉比(SIR)と既に設定され
ているしきい値とを比較して、繰り返し復号回数を決定
する第2ステップと、決定された繰り返し復号回数だけ
繰り返し復号する第3ステップとを含むことを特徴とす
る。
ーボコード復号化装置に適用されるターボコード復号化
方法において、送信端から受信される信号からチャネル
状態を推定して、信号対干渉比(SIR)を測定する第1ステ
ップと、測定された信号対干渉比(SIR)と既に設定され
ているしきい値とを比較して、繰り返し復号回数を決定
する第2ステップと、決定された繰り返し復号回数だけ
繰り返し復号する第3ステップとを含むことを特徴とす
る。
【0015】また、本発明は、チャネル情報を用いたタ
ーボコード復号化装置に適用されるターボコード復号化
方法において、送信端から受信される信号からチャネル
状態を推定して信号対干渉比(SIR)を測定する第11ステ
ップと、測定された信号対干渉比(SIR)に相応する電力
制御ビット(TPC:Transmit Power Control bit)を発生さ
せる第12ステップと、発生された電力制御ビット値に応
じて、繰り返し復号回数を決定する第13ステップと、決
定された繰り返し復号回数だけ繰り返し復号する第14ス
テップとを含むことを特徴とする。
ーボコード復号化装置に適用されるターボコード復号化
方法において、送信端から受信される信号からチャネル
状態を推定して信号対干渉比(SIR)を測定する第11ステ
ップと、測定された信号対干渉比(SIR)に相応する電力
制御ビット(TPC:Transmit Power Control bit)を発生さ
せる第12ステップと、発生された電力制御ビット値に応
じて、繰り返し復号回数を決定する第13ステップと、決
定された繰り返し復号回数だけ繰り返し復号する第14ス
テップとを含むことを特徴とする。
【0016】また、本発明は、プロセッサを備えたター
ボコード復号化装置において、送信端から受信される信
号からチャネル状態を推定して、信号対干渉比(SIR)を
測定する第1機能と、測定された信号対干渉比(SIR)と既
に設定されているしきい値とを比較して、繰り返し復号
回数を決定する第2機能と、決定された繰り返し復号回
数だけ繰り返し復号する第3機能とを実現させるための
プログラムを記録したコンピュータで読み出すことので
きる記録媒体を提供する。
ボコード復号化装置において、送信端から受信される信
号からチャネル状態を推定して、信号対干渉比(SIR)を
測定する第1機能と、測定された信号対干渉比(SIR)と既
に設定されているしきい値とを比較して、繰り返し復号
回数を決定する第2機能と、決定された繰り返し復号回
数だけ繰り返し復号する第3機能とを実現させるための
プログラムを記録したコンピュータで読み出すことので
きる記録媒体を提供する。
【0017】また、本発明は、プロセッサを備えたター
ボコード復号化装置において、送信端から受信される信
号からチャネル状態を推定して、信号対干渉比(SIR)を
測定する第1機能と、測定された信号対干渉比(SIR)に相
応する電力制御ビット(TPC :Transmit Power Control b
it)を発生する第2機能と、発生された電力制御ビット値
に応じて、繰り返し復号回数を決定する第3ステップ
と、決定された繰り返し復号回数だけ繰り返し復号する
第4機能とを実現させるためのプログラムを記録したコ
ンピュータで読み出すことのできる記録媒体を提供す
る。
ボコード復号化装置において、送信端から受信される信
号からチャネル状態を推定して、信号対干渉比(SIR)を
測定する第1機能と、測定された信号対干渉比(SIR)に相
応する電力制御ビット(TPC :Transmit Power Control b
it)を発生する第2機能と、発生された電力制御ビット値
に応じて、繰り返し復号回数を決定する第3ステップ
と、決定された繰り返し復号回数だけ繰り返し復号する
第4機能とを実現させるためのプログラムを記録したコ
ンピュータで読み出すことのできる記録媒体を提供す
る。
【0018】
【発明の実施の形態】添付した図面を用いて、本発明に
係る復号化装置および復号化方法について、好ましい実
施の形態を基に詳細に説明する。図2は、本発明に係る
チャネル情報を用いたターボコード復号化装置の一実施
の形態の構成図であり、チャネル情報を用いて推定した
信号対干渉比(SIR)をしきい値と比較して、繰り返し復
号回数を制御するターボコード復号化装置の一例を示し
ている。
係る復号化装置および復号化方法について、好ましい実
施の形態を基に詳細に説明する。図2は、本発明に係る
チャネル情報を用いたターボコード復号化装置の一実施
の形態の構成図であり、チャネル情報を用いて推定した
信号対干渉比(SIR)をしきい値と比較して、繰り返し復
号回数を制御するターボコード復号化装置の一例を示し
ている。
【0019】図2に示したように、本発明に係るチャネ
ル情報を用いたターボコード復号化装置は、送信端から
受信されるパイロットチャネル信号、またはパイロット
シンボル信号のチャネル状態を各々推定して、信号対干
渉雑音比(SIR)を測定するためのチャネル推定器210、21
1と、チャネル推定器210、211から測定されたチャネル
の信号対干渉比(SIR)と既に設定されているしきい値と
を比較して繰り返し復号回数の制御情報を出力するため
の比較器220と、比較器220からの繰り返し復号回数の制
御情報に応じて、繰り返し復号の回数を制御するための
繰り返し復号回数制御カウンター230と、繰り返し復号
回数制御カウンター230からの制御信号に応じて、繰り
返し復号の回数を制御するためのスイッチ240と、また
スイッチにより制御された回数だけ繰り返し復号するた
めの復号部250とを含む。
ル情報を用いたターボコード復号化装置は、送信端から
受信されるパイロットチャネル信号、またはパイロット
シンボル信号のチャネル状態を各々推定して、信号対干
渉雑音比(SIR)を測定するためのチャネル推定器210、21
1と、チャネル推定器210、211から測定されたチャネル
の信号対干渉比(SIR)と既に設定されているしきい値と
を比較して繰り返し復号回数の制御情報を出力するため
の比較器220と、比較器220からの繰り返し復号回数の制
御情報に応じて、繰り返し復号の回数を制御するための
繰り返し復号回数制御カウンター230と、繰り返し復号
回数制御カウンター230からの制御信号に応じて、繰り
返し復号の回数を制御するためのスイッチ240と、また
スイッチにより制御された回数だけ繰り返し復号するた
めの復号部250とを含む。
【0020】また、復号部250は、MAP1(Maximum A Post
eriori1)復号器251、インターリーバ252と、MAP2(Maxim
um A Posteriori2)復号器253と、そしてディインターリ
ーバ254、255とから構成される。これは、公知の技術で
あるため、ここでは詳細を省略する。
eriori1)復号器251、インターリーバ252と、MAP2(Maxim
um A Posteriori2)復号器253と、そしてディインターリ
ーバ254、255とから構成される。これは、公知の技術で
あるため、ここでは詳細を省略する。
【0021】上記のように構成された本発明に係るチャ
ネル情報を用いた復号化装置の動作について、図3を参
照し以下に詳細に説明する。図3は、本発明に係るチャ
ネル情報を用いたターボコード復号化方法に関する一実
施の形態を示すフローチャートであり、特にコード率が
1/3であるターボコードの繰り返し復号回数の制御方法
として信号対干渉比(SIR)測定分及び比較器を適用する
場合の一実施の形態に関するフローチャートである。
ネル情報を用いた復号化装置の動作について、図3を参
照し以下に詳細に説明する。図3は、本発明に係るチャ
ネル情報を用いたターボコード復号化方法に関する一実
施の形態を示すフローチャートであり、特にコード率が
1/3であるターボコードの繰り返し復号回数の制御方法
として信号対干渉比(SIR)測定分及び比較器を適用する
場合の一実施の形態に関するフローチャートである。
【0022】まず、ターボコードの繰り返し復号回数を
制御するための変数を設定する(300)。次いでターボ
コードの繰り返し復号回数を決定するため、チャネル推
定器210、211を用いてチャネルを推定して信号対干渉比
(SIR)を測定する(301:第1ステップ)。
制御するための変数を設定する(300)。次いでターボ
コードの繰り返し復号回数を決定するため、チャネル推
定器210、211を用いてチャネルを推定して信号対干渉比
(SIR)を測定する(301:第1ステップ)。
【0023】以後、上記の測定された信号対干渉比と既
に設定されているしきい値とを比較して(302)、もし測
定された信号対干渉比(SIR)がしきい値より高ければ、
繰り返し復号回数を計算するカウンター値Nを減少させ
(303)、反対に信号対干渉比(SIR)がしきい値より小さけ
れば、無線チャネル状態が劣悪であるため、繰り返し復
号回数を計算するカウンター値Nを増加させて(304)、要
求される性能を維持させる(第4ステップ)。
に設定されているしきい値とを比較して(302)、もし測
定された信号対干渉比(SIR)がしきい値より高ければ、
繰り返し復号回数を計算するカウンター値Nを減少させ
(303)、反対に信号対干渉比(SIR)がしきい値より小さけ
れば、無線チャネル状態が劣悪であるため、繰り返し復
号回数を計算するカウンター値Nを増加させて(304)、要
求される性能を維持させる(第4ステップ)。
【0024】次いで、前記決定された繰り返し復号回数
カウンター値Nが、最小性能要求条件を満足するための
繰り返し復号回数カウンター値Nmin〜Nmaxの範囲(例:2
〜18)内にあるか否かを比較器を用いて判断する過程を
経る。
カウンター値Nが、最小性能要求条件を満足するための
繰り返し復号回数カウンター値Nmin〜Nmaxの範囲(例:2
〜18)内にあるか否かを比較器を用いて判断する過程を
経る。
【0025】すなわち、増減された繰り返し復号回数カ
ウンター値Nが、ターボ復号器で可能な最大繰り返し復
号回数であるNmaxと比較して(305)、NがNmaxより大きけ
らば、NをNmaxに固定し(306)、NがNmaxより小さけれ
ば、再び所望の最低の性能を維持するために必要な最小
繰り返し復号回数Nminと比較する(307)。NとNminとを比
較した結果、NがNminより小さければ、NをNminに設定し
(308)、N値がNmin〜Nmax範囲内にあれば、その値に設定
する(第5ステップ)。
ウンター値Nが、ターボ復号器で可能な最大繰り返し復
号回数であるNmaxと比較して(305)、NがNmaxより大きけ
らば、NをNmaxに固定し(306)、NがNmaxより小さけれ
ば、再び所望の最低の性能を維持するために必要な最小
繰り返し復号回数Nminと比較する(307)。NとNminとを比
較した結果、NがNminより小さければ、NをNminに設定し
(308)、N値がNmin〜Nmax範囲内にあれば、その値に設定
する(第5ステップ)。
【0026】上記の過程によってN値が設定されれば、
図1の送信端でコード率が1/3である符号器1と符号器2と
により、符号化されたコードワードをMAP1及びMAP2によ
って復号化する(309、310)。この場合、適用される繰り
返し復号回数は前に決定されたカウンター値Nであり、
その回数だけ反復して復号する(第3ステップ)。
図1の送信端でコード率が1/3である符号器1と符号器2と
により、符号化されたコードワードをMAP1及びMAP2によ
って復号化する(309、310)。この場合、適用される繰り
返し復号回数は前に決定されたカウンター値Nであり、
その回数だけ反復して復号する(第3ステップ)。
【0027】繰り返し復号を一回するたびにカウンター
値を1ずつ減少させ(312)、N値を確認した結果(311)、最
終的に0となれば、繰り返し復号を止めて復調された最
終データを求める。上記全過程は、毎スロット、基本ス
ロットの整数倍、またはフレーム単位で反復される。な
お、第4ステップおよび第5ステップで構成されるのが、
第2ステップである。
値を1ずつ減少させ(312)、N値を確認した結果(311)、最
終的に0となれば、繰り返し復号を止めて復調された最
終データを求める。上記全過程は、毎スロット、基本ス
ロットの整数倍、またはフレーム単位で反復される。な
お、第4ステップおよび第5ステップで構成されるのが、
第2ステップである。
【0028】図4は、本発明に係るチャネル情報を用い
た復号化装置の別の実施の形態を示すブロック構成図で
あり、チャネル情報を用いて推定した信号対干渉比(SI
R)に相応する電力制御ビットを発生して、繰り返し復号
回数を制御するターボコード復号化装置の例を示してい
る。
た復号化装置の別の実施の形態を示すブロック構成図で
あり、チャネル情報を用いて推定した信号対干渉比(SI
R)に相応する電力制御ビットを発生して、繰り返し復号
回数を制御するターボコード復号化装置の例を示してい
る。
【0029】図4に示したように、本発明に係るチャネ
ル情報を用いた復号化装置は、送信端から受信されるパ
イロットチャネル信号、またはパイロットシンボル信号
のチャネル状態を推定して、信号対干渉比(SIR)を各々
測定するためのチャネル推定器410、411と、チャネル推
定器410、411から測定されたチャネルの信号対干渉比(S
IR)に相応する送信電力制御ビット(TPC:Transmit Power
Control bit)を発生するための送信電力制御ビット発
生器420と、送信電力制御ビット発生器420からの送信電
力制御ビット値に応じて繰り返し復号回数をカウントし
て、繰り返し復号回数の制御情報を出力するための繰り
返し復号回数制御カウンター430、繰り返し復号回数制
御カウンター430からの繰り返し復号回数の制御情報に
応じて、繰り返し復号の回数を制御するためのスイッチ
440と、そしてスイッチにより制御された回数だけ繰り
返し復号するための復号部450とを含む。
ル情報を用いた復号化装置は、送信端から受信されるパ
イロットチャネル信号、またはパイロットシンボル信号
のチャネル状態を推定して、信号対干渉比(SIR)を各々
測定するためのチャネル推定器410、411と、チャネル推
定器410、411から測定されたチャネルの信号対干渉比(S
IR)に相応する送信電力制御ビット(TPC:Transmit Power
Control bit)を発生するための送信電力制御ビット発
生器420と、送信電力制御ビット発生器420からの送信電
力制御ビット値に応じて繰り返し復号回数をカウントし
て、繰り返し復号回数の制御情報を出力するための繰り
返し復号回数制御カウンター430、繰り返し復号回数制
御カウンター430からの繰り返し復号回数の制御情報に
応じて、繰り返し復号の回数を制御するためのスイッチ
440と、そしてスイッチにより制御された回数だけ繰り
返し復号するための復号部450とを含む。
【0030】また、復号部450は、MAP1(Maximum A Post
eriori1)復号器451と、インターリーバ452と、MAP2(Max
imum A Posteriori2)復号器453と、そしてディインター
リーバ454、455とから構成される。これは、公知の技術
であるため、ここでは説明を省略する。
eriori1)復号器451と、インターリーバ452と、MAP2(Max
imum A Posteriori2)復号器453と、そしてディインター
リーバ454、455とから構成される。これは、公知の技術
であるため、ここでは説明を省略する。
【0031】上記のように構成された本発明に係るチャ
ネル情報を用いた別の復号化装置の動作について、以下
に図5を参照し詳細に説明する。図5は、本発明に係るチ
ャネル情報を用いた復号化方法に関する別の実施の形態
を示すフローチャートであり、コード率が1/3であるタ
ーボコードの繰り返し復号回数の制御方法として、送信
電力制御ビットを適用して繰り返し復号回数を制御する
場合の別の実施の形態を示すフローチャートである。
ネル情報を用いた別の復号化装置の動作について、以下
に図5を参照し詳細に説明する。図5は、本発明に係るチ
ャネル情報を用いた復号化方法に関する別の実施の形態
を示すフローチャートであり、コード率が1/3であるタ
ーボコードの繰り返し復号回数の制御方法として、送信
電力制御ビットを適用して繰り返し復号回数を制御する
場合の別の実施の形態を示すフローチャートである。
【0032】まず、ターボコードの繰り返し復号回数を
制御するための変数を設定する(501)。次いで、繰り返
し復号回数を制御するためにシステムから提供されるパ
イロットチャネル情報、またはパイロットシンボル情報
を用いてチャネルを推定して信号対干渉比(SIR)を求め
(502:第11ステップ)、前記測定された信号対干渉比(SI
R)に相応する送信電力制御ビット(TPC : Transmit Powe
r Control bit)を発生させる(503:第12ステップ)。
制御するための変数を設定する(501)。次いで、繰り返
し復号回数を制御するためにシステムから提供されるパ
イロットチャネル情報、またはパイロットシンボル情報
を用いてチャネルを推定して信号対干渉比(SIR)を求め
(502:第11ステップ)、前記測定された信号対干渉比(SI
R)に相応する送信電力制御ビット(TPC : Transmit Powe
r Control bit)を発生させる(503:第12ステップ)。
【0033】次いで、端末器から基地局、または基地局
から端末器に電力減少命令があったか否かを判断する(5
04)。電力減少命令を確認した結果、電力減少命令では
ない電力を増加させる命令(TPC)を端末器から基地局
に、または基地局から端末器に送信する場合、順方向閉
ループ電力制御をすることとなり、電力増加命令に応じ
てターボ復号器の繰り返し復号回数カウンター値を増加
させる(506)。
から端末器に電力減少命令があったか否かを判断する(5
04)。電力減少命令を確認した結果、電力減少命令では
ない電力を増加させる命令(TPC)を端末器から基地局
に、または基地局から端末器に送信する場合、順方向閉
ループ電力制御をすることとなり、電力増加命令に応じ
てターボ復号器の繰り返し復号回数カウンター値を増加
させる(506)。
【0034】電力減少命令を確認した結果、電力減少命
令をする場合、繰り返し復号回数カウンター値を減少さ
せる(505:第15ステップ)。
令をする場合、繰り返し復号回数カウンター値を減少さ
せる(505:第15ステップ)。
【0035】電力制御ビットによって決定されたカウン
ター値Nは、最小サービス品質要求事項(Nmin値)及び遅
延制限事項(Nmax)を満足しているか否かを判断する過程
である507ないし510を経て確認される。すなわち、増減
された繰り返し回数カウンター値Nを、ターボ復号器で
可能な最大繰り返し回数カウンター値であるNmaxと比較
して(507)、NがNmaxより大きければ、NをNmaxに固定し
(508)、NがNmaxより小さければ、再び所望の最低の性能
を維持するために必要な最小繰り返し回数Nminと比較す
る(509)。NとNminとを比較した結果、NがNminより小さ
ければ、NをNminに設定し(510)、N値がNmin〜Nmaxの範
囲内にあれば、その値に設定する(第16ステップ)。
ター値Nは、最小サービス品質要求事項(Nmin値)及び遅
延制限事項(Nmax)を満足しているか否かを判断する過程
である507ないし510を経て確認される。すなわち、増減
された繰り返し回数カウンター値Nを、ターボ復号器で
可能な最大繰り返し回数カウンター値であるNmaxと比較
して(507)、NがNmaxより大きければ、NをNmaxに固定し
(508)、NがNmaxより小さければ、再び所望の最低の性能
を維持するために必要な最小繰り返し回数Nminと比較す
る(509)。NとNminとを比較した結果、NがNminより小さ
ければ、NをNminに設定し(510)、N値がNmin〜Nmaxの範
囲内にあれば、その値に設定する(第16ステップ)。
【0036】上記過程によってN値が設定されれば、図1
の送信端でコード率が1/3である符号器1と符号器2とに
よって符号化されたコードワードを、MAP1及びMAP2によ
って復号化する(511、512)。この場合、適用される繰り
返し復号回数は前で決定されたカウンター値Nほど反復
して復号する(第14ステップ)。
の送信端でコード率が1/3である符号器1と符号器2とに
よって符号化されたコードワードを、MAP1及びMAP2によ
って復号化する(511、512)。この場合、適用される繰り
返し復号回数は前で決定されたカウンター値Nほど反復
して復号する(第14ステップ)。
【0037】繰り返し復号を一回するたびにカウンター
値を1ずつ減少させ(514)、N値を確認した結果(513)、最
終的に0となれば、繰り返し復号を止めて復調された最
終データを求める。上記の全過程は、毎スロット、基本
スロットの整数倍、またはフレーム単位で反復される。
なお、第15ステップと第16ステップで構成されるのが、
第13ステップである。
値を1ずつ減少させ(514)、N値を確認した結果(513)、最
終的に0となれば、繰り返し復号を止めて復調された最
終データを求める。上記の全過程は、毎スロット、基本
スロットの整数倍、またはフレーム単位で反復される。
なお、第15ステップと第16ステップで構成されるのが、
第13ステップである。
【0038】一方、上記の過程で用いられる最適のチャ
ネル推定方法は、用いられるパイロット構造に応じて異
なる。しかし、一般的なパイロットチャネル及びパイロ
ットシンボルに対するチャネル推定は、1次低域通過フ
ィルタ、または移動平均(Moving Average)を用いて推定
できる。
ネル推定方法は、用いられるパイロット構造に応じて異
なる。しかし、一般的なパイロットチャネル及びパイロ
ットシンボルに対するチャネル推定は、1次低域通過フ
ィルタ、または移動平均(Moving Average)を用いて推定
できる。
【0039】上述の本発明の技術思想は、上記の好まし
い実施の形態によって具体的に記述されたが、上記の実
施の形態はその説明のためのものであって、その制限の
ためのものでない。また、本発明の技術分野における通
常の専門家であれば、本発明の請求項に記載されている
技術的な範囲内で、その他の種々の実施の形態を想到す
ることが可能であり、それらも本発明に属する。
い実施の形態によって具体的に記述されたが、上記の実
施の形態はその説明のためのものであって、その制限の
ためのものでない。また、本発明の技術分野における通
常の専門家であれば、本発明の請求項に記載されている
技術的な範囲内で、その他の種々の実施の形態を想到す
ることが可能であり、それらも本発明に属する。
【0040】
【発明の効果】上述の本発明の復号化装置、復号化方法
および記録媒体によれば、無線通信システムから与えら
れるチャネルに対する情報を用いて、ターボ符号の繰り
返し復号回数を效率的に制御することにより、ターボ符
号が有する復号遅延問題を解決することができ、無線マ
ルチメディアサービスの品質を安定的に提供することが
できる。
および記録媒体によれば、無線通信システムから与えら
れるチャネルに対する情報を用いて、ターボ符号の繰り
返し復号回数を效率的に制御することにより、ターボ符
号が有する復号遅延問題を解決することができ、無線マ
ルチメディアサービスの品質を安定的に提供することが
できる。
【0041】また、本発明復号化装置、復号化方法およ
び記録媒体によれば、繰り返し復号遅延時間の短縮によ
る電力消耗を低減することによって、システム全体の容
量を増大させることができるという効果が得られる。
び記録媒体によれば、繰り返し復号遅延時間の短縮によ
る電力消耗を低減することによって、システム全体の容
量を増大させることができるという効果が得られる。
【図1】 一般的な無線通信システムの送信端における
ターボコードを符号化するための符号化装置の構成を示
すブロック図である。
ターボコードを符号化するための符号化装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】 本発明に係るチャネル情報を用いたターボコ
ード復号化装置の一実施の形態の構成を示すブロック図
である。
ード復号化装置の一実施の形態の構成を示すブロック図
である。
【図3】 本発明に係るチャネル情報を用いたターボコ
ード復号化方法に関する一実施の形態を示すフローチャ
ートである。
ード復号化方法に関する一実施の形態を示すフローチャ
ートである。
【図4】 本発明に係るチャネル情報を用いたターボコ
ード復号化装置の別の実施の形態の構成を示すブロック
図である。
ード復号化装置の別の実施の形態の構成を示すブロック
図である。
【図5】 本発明に係るチャネル情報を用いた復号化方
法に関する別の実施の形態を示すフローチャートであ
る。
法に関する別の実施の形態を示すフローチャートであ
る。
210、211 チャネル推定器 220 比較器 240 スイッチ 250 復号部
Claims (10)
- 【請求項1】 チャネル情報を用いたターボコード復号
化装置において、 送信端から受信される信号からチャネル状態を推定し
て、信号対干渉比(SIR)を測定するためのチャネル推定
手段と、 チャネル推定手段で測定された信号対干渉比(SIR)と既
に設定されているしきい値とを比較して、繰り返し復号
回数を制御するための繰り返し復号回数の制御手段と、 繰り返し復号回数の制御手段により制御された回数だけ
繰り返し復号するための復号化手段とを含むターボコー
ド復号化装置。 - 【請求項2】 前記繰り返し復号回数の制御手段は、 前記チャネル測定手段で測定された信号対干渉比(SIR)
と既に設定されているしきい値とを比較して、繰り返し
復号回数を増減させ、繰り返し復号回数を最小値及び最
大値と比較して、繰り返し復号回数を決定するための繰
り返し復号回数の決定手段と、 を含む請求項1に記載のターボコード復号化装置。 - 【請求項3】 チャネル情報を用いたターボコード復号
化装置において、 送信端から受信される信号からチャネル状態を推定し
て、信号対干渉比(SIR)を測定するためのチャネル推定
手段と、 チャネル推定手段で測定された信号対干渉比(SIR)に相
応する電力制御ビット(TPC :Transmit Power Control)
を発生させるための電力制御ビット発生手段と、 電力制御ビット発生手段から発生された電力制御ビット
値に応じて、繰り返し復号回数を制御するための繰り返
し復号回数の制御手段と、 繰り返し復号回数の制御手段によって制御された回数だ
け繰り返し復号するための復号手段と含むターボコード
復号化装置。 - 【請求項4】 前記繰り返し復号回数の制御手段は、 電力制御ビット発生手段から発生された電力制御ビット
値に応じた電力増減命令にしたがって繰り返し復号回数
を増減させ、増減された繰り返し復号回数を最小値及び
最大値と比較して、繰り返し復号回数を決定するための
繰り返し復号回数の決定手段と、 を含む請求項3に記載のターボコード復号化装置。 - 【請求項5】 チャネル情報を用いたターボコード復号
化装置に適用されるターボコード復号化方法において、 送信端から受信される信号からチャネル状態を推定し
て、信号対干渉比(SIR)を測定する第1ステップと、 測定された信号対干渉比(SIR)と既に設定されているし
きい値とを比較して、繰り返し復号回数を決定する第2
ステップと、 決定された繰り返し復号回数だけ繰り返し復号する第3
ステップとを含むターボコード復号化方法。 - 【請求項6】 前記第2ステップは、 前記測定された信号対雑音比(SIR)と既に設定されてい
るしきい値とを比較して、繰り返し復号回数を増減させ
る第4ステップと、 増減された繰り返し復号回数を最小値及び最大値と比較
して、繰り返し復号回数を決定する第5ステップとを含
む請求項5に記載のターボコード復号化方法。 - 【請求項7】 チャネル情報を用いたターボコード復号
化装置に適用されるターボコード復号化方法において、 送信端から受信される信号からチャネル状態を推定して
信号対干渉比(SIR)を測定する第11ステップと、 測定された信号対干渉比(SIR)に相応する電力制御ビッ
ト(TPC:Transmit PowerControl bit)を発生させる第12
ステップと、 発生された電力制御ビット値に応じて繰り返し復号回数
を決定する第13ステップと、 決定された繰り返し復号回数だけ繰り返し復号する第14
ステップとを含むターボコード復号化方法。 - 【請求項8】 前記第13ステップは、 前記発生された電力制御ビット値に応じた電力増減命令
にしたがって繰り返し復号回数を増減させる第15ステッ
プと、 増減された繰り返し復号回数を最小値及び最大値と比較
して、繰り返し復号回数を決定する第16ステップとを含
む請求項7に記載のターボコード復号化方法。 - 【請求項9】 プロセッサを備えたターボコード復号化
装置において、 送信端から受信される信号からチャネル状態を推定し
て、信号対干渉比(SIR)を測定する第1機能と、 測定された信号対干渉比(SIR)と既に設定されているし
きい値とを比較して、繰り返し復号回数を決定する第2
機能と、 決定された繰り返し復号回数だけ繰り返し復号する第3
機能と を実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ
で読み出すことのできる記録媒体。 - 【請求項10】 プロセッサを備えたターボコード復号化
装置において、 送信端から受信される信号からチャネル状態を推定して
信号対干渉比(SIR)を測定する第1機能と、 測定された信号対干渉比(SIR)に相応する電力制御ビッ
ト(TPC : Transmit Power Control bit)を発生する第2
機能と、 発生された電力制御ビット値に応じて、繰り返し復号回
数を決定する第3機能と、 決定された繰り返し復号回数だけ繰り返し復号する第4
機能とを実現させるためのプログラムを記録したコンピ
ュータで読み出すことのできる記録媒体。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR2000-62395 | 2000-10-23 | ||
KR1020000062395A KR20020031721A (ko) | 2000-10-23 | 2000-10-23 | 채널정보를 이용한 터보코드 복호화 장치 및 그 방법 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002152056A true JP2002152056A (ja) | 2002-05-24 |
Family
ID=19694950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000391542A Pending JP2002152056A (ja) | 2000-10-23 | 2000-12-22 | ターボコード復号化装置、復号化方法および記録媒体 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20020049948A1 (ja) |
JP (1) | JP2002152056A (ja) |
KR (1) | KR20020031721A (ja) |
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CN101248596B (zh) * | 2005-07-19 | 2011-11-16 | 日本电气株式会社 | turbo解码系统、发送功率控制方法和CDMA移动通信终端 |
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CN111049619A (zh) * | 2018-10-12 | 2020-04-21 | 瑞昱半导体股份有限公司 | 解码装置及解码方法 |
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2000
- 2000-10-23 KR KR1020000062395A patent/KR20020031721A/ko not_active Application Discontinuation
- 2000-12-15 US US09/739,541 patent/US20020049948A1/en not_active Abandoned
- 2000-12-22 JP JP2000391542A patent/JP2002152056A/ja active Pending
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