JP2002150984A - 試料ホルダー - Google Patents

試料ホルダー

Info

Publication number
JP2002150984A
JP2002150984A JP2000342426A JP2000342426A JP2002150984A JP 2002150984 A JP2002150984 A JP 2002150984A JP 2000342426 A JP2000342426 A JP 2000342426A JP 2000342426 A JP2000342426 A JP 2000342426A JP 2002150984 A JP2002150984 A JP 2002150984A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
observation
groove
sample holder
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000342426A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Suzuki
木 俊 明 鈴
Eiji Okunishi
西 英 治 奥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jeol Ltd
Original Assignee
Jeol Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Jeol Ltd filed Critical Jeol Ltd
Priority to JP2000342426A priority Critical patent/JP2002150984A/ja
Publication of JP2002150984A publication Critical patent/JP2002150984A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 追加加工等の加工が容易に出来る試料ホルダ
ーを提供する。 【解決手段】 試料ホルダー本体31の先端部に、直
方体状の支持穴32が形成されており、この穴に直方体
状の試料ベース33がセットされている。試料ベース3
3には、該試料ベース33の上面に対し、垂直に直方体
状の溝34が形成されている。該溝の縦及び横の各寸法
は観察用試料の縦及び横の各寸法より少し大きめに作ら
れており、溝の高さ(深さ)寸法は観察用試料の高さの
寸法より可成り大きめ(例えば、2倍以上)に作られて
いる。試料26を支持したピックアップ用プローブ28
を試料ホルダー本体31の先端部の支持穴32の方に向
かって移動させ、該支持穴32内にセットされている試
料ベース33に形成されている溝34内に試料26を挿
入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、荷電粒子ビーム装置等
における試料ホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】透過型電子顕微鏡は、試料の拡大観察や
試料の構造分析等を行うのに使用される。図1は透過型
電子顕微鏡の一概略例を示したものである。
【0003】図中1は電子光学系鏡筒で、その中に、電
子銃2、集束レンズ3、対物レンズ4、中間レンズ5、
投影レンズ6等が設けられている。7は観察室で、蛍光
板8等が設けられている。尚、9Aは先端部分に試料を
保持した試料ホルダーの本体で、ホルダー駆動機構9B
によってX方向及びY方向への移動や、ホルダーの中心
軸に対して回転が出来、又、試料ホルダー自体は鏡体1
に取り付けたり、該鏡体から外したり出来るようになっ
ている。
【0004】この様な透過型電子顕微鏡においては、電
子銃2からの電子ビームが集束レンズ3により集束され
て試料上に照射される。そして、該試料を透過した電子
ビームが対物レンズ4,中間レンズ5及び投影レンズ6
のレンズ作用を受けることにより、蛍光板8上に試料透
過部の拡大像或いは回折像が形成される。
【0005】さて、試料の作成及び該試料の試料ホルダ
ーへの取り付けは、例えば、次の様に行われている。
【0006】図2は、顕微鏡観察用の薄膜試料を作製す
るための集束イオンビーム装置の概略を示したもので、
10はイオン源、11はコンデンサレンズ、12はX方
向偏向器、13はY方向偏向器、14は対物レンズであ
る。又、15は加工室、16はX及びY方向に移動可能
に、且つ、何れか一方の方向に傾斜可能に構成されてい
るステージである。17はピックアップ用プローブ18
と、該プローブをX,Y及びZ方向に駆動させるための
駆動機構19から成るマニピュレータである。20はガ
スノズル21を備えたガス源、22は二次電子検出器で
ある。
【0007】尚、ピックアップ用プローブ18は、例え
ば、図4に示す様なピックアップ用プローブ作製装置に
より作製している。即ち、ガラス管40の中間部をヒー
タ41を通して、上端部を支持体42に取り付け、下端
部を、重力方向に移動可能に構成された荷重用支持体4
3に取り付ける(該取り付け時は、ネジ44をねじ込ん
で荷重用支持体43が移動しないようにしておく)。こ
の状態において、ネジ44を緩めて、荷重用支持体43
が重力方向に移動可能な状態にしておき、電源45を作
動させてヒータ41によりガラス管40の中間部を加熱
する。該加熱と荷重用支持体43の重力方向への移動に
より、該管の中央部が加熱され、細くなって下の方に伸
び、切れてしまう。
【0008】図5はピックアップ用プローブが作製され
る様子を示したもので、図5の(a)はガラス管の中間
部が加熱と荷重によって細くなって伸びている様子を示
している。図5の(b)は切れたガラス管の下部を示し
ており、その上端部が、別のヒーター(図示せず)によ
り加熱され、図5の(c)に示す様に、細管部の先端が
丸くなる。この様にして成形されたガラス管をピックア
ップ用プローブとして使用する。
【0009】先ず、ステージ16上の中心部の所定の位
置に、例えば、図3の(a)に示す如き試料23(以
後、原試料と称す)をセットする。そして、イオン源1
0からのイオンビームをコンデンサレンズ11と対物レ
ンズ14により原試料上に集束させ、X,Y方向偏向器
によりイオンビーム24で原試料上の矩形領域PとQで
走査し、図3の(b)に示す様に、原試料に2つの直方
体状の穴25P,25Qを形成する。
【0010】次に、穴25Pと25Qに挟まれた厚さの
薄い直方体状部分26(以後、観察試料と称す)のエッ
ジ部26Aをイオンビームで走査することにより、前記
両穴に面していない部分の一方側に前記穴と同じ深さの
溝を形成する。更に、ステージ16を傾斜させることに
より、原試料23を時計方向に、例えば70度程度傾
け、その状態において、前記観察試料26の穴底に沿っ
た部分26Bをイオンビームで走査することにより、前
記観察試料26に前記両穴25Pと25Qとが通じる底
穴を形成する。
【0011】次に、マニピュレータ駆動機構19を作動
させて、穴の中で支持されている状態になっている観察
試料26に、ピックアップ用プローブ18の先端部を近
づけ、ピックアップ用プローブ18の先端部を観察試料
26に接触させる。この状態において、観察試料26の
他のエッジ部26Cをイオンビームで走査することによ
り、前記両穴に面していない部分の他方側に前記穴と同
じ深さの溝を形成する。すると、観察試料26が原試料
23から完全に切り離されると同時に、ピックアップ用
プローブ18の先端部と観察試料26との間の静電力に
より、図6に示す様に、ピックアップ用プローブ18の
先端部に観察試料26がくっつく。
【0012】次に、駆動機構19によりピックアップ用
プローブ18を移動させ、加工室15に予め取り付けら
れている試料ホルダー本体9Aの先端部に形成されてい
る観察試料取り付け部に前記観察試料26を接近させ
る。この際、試料ホルダー本体9Aの先端部に形成され
ている観察試料取り付け部には試料支持膜(試料メッシ
ュにカーボンなどの膜が張られたもの)が設けられてお
り、該支持膜と極めて薄い観察試料26との間の静電力
は、ピックアップ用プローブ18と観察試料26との間
の静電力より大きく、その為に、該支持膜上に観察試料
26が水平に付着する。
【0013】そして、この様な試料ホルダー本体9A及
び駆動機構9Bから成る試料ホルダーを加工室15から
外し、図1に示す如き透過電子顕微鏡の鏡筒1に取り付
け、観察試料26の観察が行われる。尚、前記各加工等
の操作は、原試料23等の表面から発生した二次電子を
二次電子検出器22により検出し、該検出信号に基づく
画像を表示装置(図示せず)に表示させ、該像を観察し
ながら行うようにしている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】さて、前述の如く観察
試料26をピックアップ用プローブ18の先端にくっつ
け、該観察試料を試料ホルダ本体9Aの支持膜上に水平
に付着させる方式においては、薄膜の観察試料が支持膜
上に完全に密着状態にあるため、集束イオンビーム等に
よる追加加工等の加工は不可能である。
【0015】尚、マニピュレータのプローブとして、ガ
ラス製のピックアップ用プローブの代わりにプローブ針
を使用する方式がある。
【0016】この方式は、最初、原試料を、観察試料よ
り厚目の粗し上げ試料に加工し、穴25Pと25Qに挟
まれた粗し上げ試料26′(図3の26に対応)のエッ
ジ部26A′(図3の26Aに対応)をイオンビームで
走査することにより、前記両穴に面していない部分の一
方側に前記穴と同じ深さの溝を形成し、更に、ステージ
16を傾斜させることにより、原試料23を時計方向
に、例えば70度程度傾け、その状態において、前記粗
し上げ試料26′の穴底に沿った部分26B′(図3の
26Bに対応)をイオンビームで走査することにより、
前記粗し上げ試料26′に前記両穴25Pと25Qとが
通じる底穴を形成する。
【0017】次に、プローブ針の先端部を前記粗し上げ
試料26′に接触させ、その状態において、ガスノズル
21を通じてガス源20からのガスを供給しながらイオ
ンビームを前記プローブ針先端部を含む領域に照射す
る。その結果、粗し上げ試料26′の一部とプローブ針
先端部がデポジションによる堆積膜で接続されることに
なる。
【0018】次に、ステージ16の傾斜を元に戻し、そ
の状態にて、前記粗し上げ試料26′の他方のエッジ部
26C′(図3の26Cに対応)をイオンビームで走査
することにより、両穴に面していない部分の他方側にも
穴と同じ深さの溝を形成し、原試料23から粗し上げ試
料を切り離す。
【0019】次に、マニピュレータ駆動機構19を作動
させて、プローブ針18′先端部に接続されている粗し
上げ試料26′を、図7に示す様に、ステージ16上に
置かれているメッシュブロック体28(顕微鏡試料用メ
ッシュが備えられたブロック体)のメッシュ部分に接触
させ、その状態において、ガスノズル21を通じてガス
源20からのガスを供給しながらイオンビームを粗し上
げ試料26′とメッシュブロック体28の境界部を含む
周辺に照射する。その結果、粗し上げ試料26′はメッ
シュブロック体28のメッシュ部分にデポジションによ
る堆積膜29で接続されることになる。
【0020】次に、マニピュレータ駆動機構19を作動
させて、このメッシュブロック体28をステージ16上
の所定の位置に置き、集束イオンビームにより粗し上げ
試料26′の仕上げ加工を行う。この仕上げ加工された
ものが厚さの極めて薄い顕微鏡用観察試料となる。
【0021】そして、マニピュレータ駆動機構19を作
動させて、集束イオンビーム装置の加工室15に予め取
り付けられている試料ホルダーの本体9Aの先端部に形
成されている観察用試料取り付け部に前記顕微鏡用観察
試料30を取り付ける(図8)。
【0022】次に、ガスを供給しない状態で集束イオン
ビームをプローブ針18′の先端に照射し前記観察試料
26とプローブ針18′の接続を切断する。
【0023】この方式は、デポジションで粗し上げ試料
26′をメッシュブロック体28のメッシュ部分に取り
付けるようにしているので、粗し上げ試料26′が本当
にメッシュブロック体28に固定されたがどうかよく分
からず、且つ、粗し上げ試料26′がメッシュブロック
体28に一旦付いても離れてしまう場合がある。又、粗
し上げ試料26′がメッシュブロック体28に対し所定
の角度で固定する事は極めて困難な為、メッシュブロッ
ク体に固定した試料の位置制御や姿勢制御に支障を来
す。
【0024】更に、最初、原試料から粗し上げ試料を作
成し、デポジションでプローブ針に粗し上げ試料26′
接続し、デポジションによりこの粗し上げ試料26′を
メッシュブロック体28のメッシュ部分に取り付けてか
ら、仕上げ試料を作成し、該仕上げ試料(観察試料)を
試料ホルダーに取り付けてから、プローブ針と観察試料
の接続を切断する操作が必要であり、極めて操作が複雑
で時間が掛かる。
【0025】本発明はこの様に問題を解決することを目
的としたもので、新規な試料支持機構を提供するもので
ある。
【0026】
【課題を解決するための手段】 本発明に基づく試料ホ
ルダーは、試料が挿入されることにより該試料を支持す
る様に成した溝が形成された試料ベースを先端部近傍に
有する様に成したことを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0028】図9は本発明に基づく試料ホルダーの主要
部の1概略例を示したものである。
【0029】図中31は試料ホルダーの本体を示し、そ
の先端部には、直方体状の支持穴32が形成されてお
り、この穴に直方体状の試料ベース33がセットされて
いる。該試料ベース33はこの支持穴32に対して取り
付け及び取り外し可能になっている。
【0030】前記試料ベース33には、図11に示す様
に、この試料ベース33の上面に対し、垂直に直方体状
の溝34が形成されている。該溝の縦及び横の各寸法は
観察用試料26の縦及び横の各寸法より少し大きめに作
られており、溝の高さ(深さ)寸法は観察用試料26の
高さの寸法より可成り大きめ(例えば、2倍以上)に作
られている。
【0031】さて、この様な試料ホルダーへの試料の取
り付け、試料の加工及び試料の観察について次に説明す
る。
【0032】先ず、前記構成の試料ホルダー31を、例
えば、図2に示す如き集束イオンビーム装置の加工室1
5に取り付けておく。尚、この場合、例えば、加工室1
5にはピックアップ用プローブを備えたマニピュレータ
が取り付けられているとする。
【0033】先ず、ステージ16上の中心部の所定の位
置にセットされた図3の(a)に示す如き原試料23中
に、イオンビーム24により図3の(b)の26に示す
如き観察試料を作る。そして、穴25P,25Qに面し
ていない部分の一方側に前記穴と同じ深さの溝を形成す
る。次に、ステージ16を傾斜させることにより、原試
料23を時計方向に、例えば70度程度傾け、その状態
において、前記観察試料26の穴底に沿った部分26B
をイオンビームで走査することにより、前記観察試料2
6に前記両穴25Pと25Qとが通じる底穴を形成す
る。
【0034】次に、マニピュレータ駆動機構19を作動
させて、穴の中で支持されている状態になっている観察
試料26に、ピックアップ用プローブ28の先端を近づ
けて行き、ピックアップ用プローブ28の先端に観察試
料26を接触させる。
【0035】この状態において、観察試料26の他のエ
ッジ部26Cをイオンビームで走査することにより、前
記両穴に面していない部分の他方側に前記穴と同じ深さ
の溝を形成する。すると、観察試料26が原試料23か
ら完全に切り離されると同時に、プローブ28と観察試
料26との間の静電力により、図6に示す様に、ピック
アップ用プローブ18の先端に観察試料26がくっつ
く。
【0036】次に、駆動機構19により試料26を支持
したピックアップ用プローブ28を試料ホルダー本体3
1の先端部の支持穴32の方に向かって移動させ(図1
1)、図10及び図12に示す様に、該支持穴32内に
セットされている試料ベース33に形成されている溝3
4内に、試料26を挿入する。
【0037】そして、この様な試料ホルダー本体9A及
び駆動機構9Bから成る試料ホルダーを加工室15から
外し、図1に示す如き透過電子顕微鏡の鏡筒1に取り付
け、観察試料26の観察が行われる。
【0038】この観察により、試料の追加加工が必要な
らば、前記試料ホルダーを図2に示す如き集束イオンビ
ーム装置の加工室15に取り付け、試料26がイオンビ
ーム中心軸下に来るように駆動機構9Bを作動させて試
料ホルダ本体31(9Aに対応)を移動させ、試料26
の加工を行う。
【0039】又、試料を保管する場合には、試料ベース
33ごと試料ホルダーから取り外して行う。
【0040】この様な試料ホルダーにおいては、その上
面に対して所定角度(通常は、90度)を成す溝を形成
した試料ベースが備えられており、その試料ベースの溝
に試料を入れて試料を支持するようにしているので、試
料は確実に試料ホルダーに対し所定の角度で維持出来る
だけではなく、試料の追加加工等の加工が容易に出来、
観察試料が試料ホルダーにおいてどのような角度で支持
されているのかが分かるので、試料の位置制御や姿勢制
御が容易となる。
【0041】尚、前記例では、支持穴,試料ベース及び
試料ベースに形成される溝は、何れも直方体形状であっ
たが、この様な形状に限定されない。
【0042】又、前記例では試料を保持するために試料
ベースに形成される溝は1つであったが、例えば、それ
ぞれ極く薄い壁を隔てて平行に3つの溝を形成し、真ん
中の溝に試料を保持させるようにしても良い。この様に
すると、真ん中の溝を挟む両側の極く薄い壁の弾性力で
より強固に試料が保持可能となる。
【0043】又、図13に示す様に、試料ベース33に
形成されている溝34に交差する切り欠き35を形成
し、試料の観察若しくは分析領域の拡大を図るように成
しても良い。その場合、前記切り欠き35の試料26に
沿った幅の長さを試料26の切り欠き35に沿った長さ
より小さく成しておけば、切り欠き35の深さ方向の長
さは溝34の深さ方向の長さより長くても短くても、試
料26の支持が可能である。又、前記切り欠き35の深
さ方向の長さを溝34の深さ方向の長さより小さく成し
ておけば、切り欠き35の試料26に沿った幅の長さが
試料26の切り欠き35に沿った長さより大きくても、
試料26の支持が可能である。
【0044】又、前記例では、試料を集束イオンビーム
装置で作製する用にしたが、レーザー加工装置等、他の
放射線ビーム装置で作製する様にしても良い。
【0045】又、前記例では透過電子顕微鏡で観察され
る試料を保持するための試料ホルダーについて説明した
が、イオン顕微鏡や他の光学的顕微鏡に使用される試料
ホルダーにも応用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 透過型電子顕微鏡の一概略例を示す。
【図2】 集束イオンビーム装置の一概略例を示す。
【図3】 集束イオンビームによる原試料の加工の例を
示す。
【図4】 ピックアップ用プローブ作製装置の概略例を
示す。
【図5】 ピックアップ用プローブの作製の様子を示
す。
【図6】 ピックアップ用プローブが観察試料をくっつ
ける様子を示す。
【図7】 メッシュブロック体へ粗し上げ試料を接続す
る様子を示す。
【図8】 従来の試料ホルダーの主要部の一例を示す。
【図9】 本発明の主要部を成す試料ホルダー本体の概
略例を示している。
【図10】 試料を取り付けた時の本発明の試料ホルダ
ーの概略例を示す。
【図11】 本発明の主要部を成す試料ベースの概略を
示す。
【図12】 試料を取り付けた時の本発明の試料ベース
の一例を示す。
【図13】 試料を取り付けた時の本発明の試料ベース
の他の例を示す。
【符号の説明】
1…電子光学系鏡筒 2…電子銃 3…集束レンズ 4…対物レンズ 5…中間レンズ 6…投影レンズ 7…観察室 8…蛍光板 9A…試料ホルダー本体 9B…ホルダー駆動機構 10…イオン源 11…コンデンサレンズ 12…X方向偏向器 13…Y方向偏向器 14…対物レンズ 15…加工室 16…ステージ 17…マニピュレータ 18…ピックアップ用プローブ 18′…プローブ針 19…駆動機構 20…ガス源 21…ガスノズル 22…二次電子検出器 23…原試料 24…イオンビーム 25P,25Q…穴 26…観察試料 26′…粗し上げ試料 28…メッシュブロック体 29…堆積膜 31…ホルダー本体 32…支持穴 33…試料ベース 34…溝 35…切り欠き 40…ガラス管 41…ヒーター 42…支持体 43…荷重用支持体 44…ネジ 45…電源

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料が挿入されることにより該試料を支
    持する様に成した溝が形成された試料ベースを先端部近
    傍に有する試料ホルダー。
  2. 【請求項2】 前記試料ベースは、試料ホルダーに取り
    付け及び該試料ホルダーから取り外し出来るように成っ
    ている請求項1記載の試料ホルダー。
  3. 【請求項3】 前記溝は試料ホルダーの上面に対し試料
    を垂直に支持するように形成されている請求項1記載の
    試料ホルダー。
  4. 【請求項4】 前記溝はそれぞれ平行に3つ形成されて
    おり、真ん中の溝に試料を支持させるように成した請求
    項1記載の試料ホルダー。
  5. 【請求項5】 前記溝に交差する切り欠きが形成されて
    いる請求項1記載の試料ホルダー。
  6. 【請求項6】 前記切り欠きの試料に沿った幅の長さは
    試料の切り欠きに沿った長さより小さい請求項5載の試
    料ホルダー。
  7. 【請求項7】 前記切り欠きの深さ方向の長さは溝の深
    さ方向の長さより小さい請求項5記載の試料ホルダー。
JP2000342426A 2000-11-09 2000-11-09 試料ホルダー Withdrawn JP2002150984A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000342426A JP2002150984A (ja) 2000-11-09 2000-11-09 試料ホルダー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000342426A JP2002150984A (ja) 2000-11-09 2000-11-09 試料ホルダー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002150984A true JP2002150984A (ja) 2002-05-24

Family

ID=18816988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000342426A Withdrawn JP2002150984A (ja) 2000-11-09 2000-11-09 試料ホルダー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002150984A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005062130A (ja) * 2003-08-20 2005-03-10 Canon Inc 微小薄片作製装置
JP2005294182A (ja) * 2004-04-05 2005-10-20 Jeol Ltd バルク断面試料ホルダ
EP1782435A2 (en) * 2004-07-28 2007-05-09 Omniprobe, Inc. Method and apparatus for in-situ probe tip replacement inside a charged particle beam microscope
JP2009115582A (ja) * 2007-11-06 2009-05-28 Sii Nanotechnology Inc 透過電子顕微鏡用試料作製方法、透過電子顕微鏡用試料支持構造、試料ホルダ及び荷電粒子ビーム装置
JP2009216498A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Sii Nanotechnology Inc 薄片試料作製方法
CN102749346A (zh) * 2012-07-27 2012-10-24 上海华力微电子有限公司 提高提取聚焦离子束制备的透射电镜样品成功率的方法
CN102749347A (zh) * 2012-07-27 2012-10-24 上海华力微电子有限公司 提高提取聚焦离子束制备的透射电镜样品成功率的方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005062130A (ja) * 2003-08-20 2005-03-10 Canon Inc 微小薄片作製装置
JP2005294182A (ja) * 2004-04-05 2005-10-20 Jeol Ltd バルク断面試料ホルダ
EP1782435A2 (en) * 2004-07-28 2007-05-09 Omniprobe, Inc. Method and apparatus for in-situ probe tip replacement inside a charged particle beam microscope
EP1782435A4 (en) * 2004-07-28 2010-06-16 Omniprobe Inc METHOD AND DEVICE FOR IN-SITU PROBE CHANGING IN A MICROSCOPE WITH A BEAM OF LOADED PARTICLES
JP2009115582A (ja) * 2007-11-06 2009-05-28 Sii Nanotechnology Inc 透過電子顕微鏡用試料作製方法、透過電子顕微鏡用試料支持構造、試料ホルダ及び荷電粒子ビーム装置
JP2009216498A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Sii Nanotechnology Inc 薄片試料作製方法
CN102749346A (zh) * 2012-07-27 2012-10-24 上海华力微电子有限公司 提高提取聚焦离子束制备的透射电镜样品成功率的方法
CN102749347A (zh) * 2012-07-27 2012-10-24 上海华力微电子有限公司 提高提取聚焦离子束制备的透射电镜样品成功率的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10283317B2 (en) High throughput TEM preparation processes and hardware for backside thinning of cross-sectional view lamella
US6300631B1 (en) Method of thinning an electron transparent thin film membrane on a TEM grid using a focused ion beam
US7582885B2 (en) Charged particle beam apparatus
US8247785B2 (en) Particle beam device and method for use in a particle beam device
JP7340363B2 (ja) 顕微鏡試料を作製する装置および方法
US8581206B2 (en) Focused ion beam system and sample processing method using the same
US20080283748A1 (en) Electron microscope
JP4654216B2 (ja) 荷電粒子線装置用試料ホールダ
JP2005114578A (ja) 試料作製方法および試料作製装置ならびに試料観察装置
TWI813760B (zh) 試料加工觀察方法
JP2002150984A (ja) 試料ホルダー
JP2009216534A (ja) 薄膜試料作製方法
US8008635B2 (en) Method for sample preparation
KR20180109687A (ko) 하전 입자 빔 장치
JP2004087214A (ja) 荷電粒子線装置用試料ホールダ
JP2002150983A (ja) マニピュレータ
JP4016981B2 (ja) 試料作製装置および試料作製方法
JP4016969B2 (ja) 試料作製装置および試料作製方法
JP3106846U (ja) 荷電粒子線装置用試料ホールダ
JPH04106853A (ja) 走査電子顕微鏡
JP4016970B2 (ja) 試料作製装置および試料作製方法
JP2002148160A (ja) 試料支持用カートリッジ及び試料ホルダー
JP3746641B2 (ja) 透過型電子顕微鏡
US20240038489A1 (en) Method for attaching an object to a manipulator and for moving the object in a particle beam apparatus, computer program product, and particle beam apparatus
JP3471893B2 (ja) 透過型電子顕微鏡装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080205