JP2002150794A - 半導体記憶装置およびそのテスト方法並びにテスト回路 - Google Patents

半導体記憶装置およびそのテスト方法並びにテスト回路

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アドレスの組合せのワーストケースにおける
動作チェックを行うことができる半導体記憶装置および
そのテスト方法を提供する。 【解決手段】 テスト時には、まず、メモリセルアレイ
30に特定のデータを書き込む。次に、テスト信号TE
1を”1”とし、テストモードに設定する。次に、デー
タストア回路51内にテスト用リフレッシュアドレスを
記憶させる。次に、第1のテスト用アドレスをアドレス
端子21へ印加する。この印加により、第1のテスト用
アドレスに基づいて通常の読出または書込が行われる。
次に、第2のテスト用アドレスをアドレス端子21へ印
加する。この印加により、まず、テスト用リフレッシュ
アドレスに基づくリフレッシュが行われ、次いで、第2
のテスト用アドレスに基づく通常の読出または書込が行
われる。次に、メモリセルアレイ30のデータチェック
を行って異常の有無を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
およびそのテスト方法並びに該半導体記憶装置に内蔵さ
れたテスト回路に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置は、出荷前において種々
のテストが必要であり、このため、内部に予めテスト回
路が設けられる場合が多い。図7は、このようなテスト
回路を有する半導体記憶装置、具体的には、疑似SRA
M(疑似スタティックランダムアクセスメモリ)の構成
例を示すブロック図である。この従来の半導体記憶装置
の構成は、例えば特開平1−125796号に開示され
る。この半導体記憶装置は、以下の構成を有する。メモ
リアレイ1は、データを記憶する複数のメモリセルを有
する。センスアンプ2は、メモリアレイ1に接続され、
メモリアレイ1からのデータを増幅する。列I/O回路
3は、メモリアレイ1中のメモリセルのビット線に接続
され、このビット線を選択的にアクティブにする。列デ
コーダ4は、外部アドレスA8〜A15の入力を受けると
共に、列I/O回路3に接続され、この外部アドレスを
列I/O回路3に入力することで、列I/O回路3は、
この外部アドレスに基づきビット線を選択的にアクティ
ブにする。更に、データ書き込みまたは読み出し用のメ
インアンプ/書込バッファ5が設けられる。また、マル
チプレクサ8は、リフレッシュ制御回路12の出力側に
接続されると共に、アドレスカウンタ9の出力側に接続
され、リフレッシュ制御回路12からの出力信号に従っ
て、外部入力された外部アドレスA0〜A7またはアドレ
スカウンタ9から出力されたリフレッシュアドレスのい
ずれかを選択して出力する。マルチプレクサ8の出力側
は、行デコーダ7に接続され、選択した外部アドレスA
0〜A7またはリフレッシュアドレスのいずれかが行デコ
ーダ7に入力される。行デコーダ7は、ワードドライバ
6に接続され、外部アドレスA0〜A7またはリフレッシ
ュアドレスのいずれかが、ワードドライバ6に入力され
る。ワードドライバ6は、メモリアレイ1中のメモリセ
ルのワード線に接続され、外部アドレスA0〜A7または
リフレッシュアドレスに基づき、このワード線を選択的
にアクティブにする。
【0003】テストモード判定回路10は、/CE信号
(/は負論理の信号を示す)および/RFSH信号の入
力を受け、テストモードか否かを判定し、この判定結果
をテスト信号として出力する。出力コントロール回路1
4は、該テストモード判定回路10の出力側に接続さ
れ、該テストモード判定回路10から出力されたテスト
信号により制御され、I/O出力切換信号を出力する。
更に、出力コントロール回路14は、タイマ回路11お
よびI/O出力切換回路15に接続され、テスト時に
は、I/O出力切換回路15を制御して、タイマ回路1
1から出力された分周信号をI/O出力切換回路15を
介しI/O7端子から出力する。リフレッシュ制御回路
12は、/CE信号および/RFSH信号の入力を受
け、これら信号が一定の条件を満たす時、メモリセルの
リフレッシュ動作を行わせる回路である。上記タイマ回
路11は、一定時間毎にリフレッシュ要求信号を出力す
ると共に、リフレッシュ制御回路12に接続され、リフ
レッシュ要求信号がリフレッシュ制御回路12に入力さ
れる。タイミング発生回路13は、このリフレッシュ制
御回路12に接続され、リフレッシュ制御回路12から
出力されたリフレッシュ制御信号の入力を受けると共
に、/RE信号、/OE信号、およびCS信号の外部入
力を受け、内部同期信号を出力し回路全体の動作を制御
する。
【0004】このような構成において、/CE信号がハ
イレベル(H)からロウレベル(L)に変化した時、/
RFSH信号がロウレベル(L)であれば、テストモー
ド判定回路10によってテストモードであると判定され
る。この時、テストモード判定回路10は、出力コント
ロール回路14を介して信号を出力し、タイマ回路11
を発振させる。これにより、リフレッシュ制御回路12
はアドレスカウンタ9を動作させると共に、マルチプレ
クサ8を制御して該アドレスカウンタ9のリフレッシュ
アドレス(n番地)をメモリセルのロウアドレスとして
マルチプレクサ8から出力させる。なお、カラムアドレ
スとしては、外部アドレスA8〜A15が列デコーダ4に
入力される。
【0005】このようにして、ロウアドレスがn番地、
カラムアドレスがA8〜A15によって指定される所定の
番地のメモリセルが選択され、該セルのデータ内容の読
み出が行われる。従って、予めこれらの番地のセルに特
定のデータを書き込んでおき、テストモード時に直接セ
ルの内容を読み出すことにより、正しくデータが書き込
まれかつ読み出されているか否かを正確に判定すること
ができる。すなわち、タイマ回路11およびアドレスカ
ウンタ9が正常に動作しているか否かを正確に判定する
ことができる。また、テストモードに設定されるとき、
タイマ回路11が発振するが、該タイマ回路11の分周
出力が出力切換回路15を介してI/O7端子から出力
される。従って、この分周出力をチェックすることによ
り、タイマ回路11が正常に動作しているか否かを正確
に判断することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した疑似SRAM
は、DRAM(ダイナミックラム)と同様のメモリセル
構造を有し、SRAMと同様の使用条件を有する半導体
記憶装置であり、内部において一定時間が経過する毎に
メモリセルのセルフリフレッシュをする必要がある。と
ころで、このセルフリフレッシュを行うメモリセルのア
ドレスすなわちリフレッシュアドレスは、回路内部にお
いて生成される。したがって、外部から供給される読出
/書込アドレスと全く関係がない。このため、ワースト
ケースとして、例えば、ビット線を共通とし、相隣り合
う2本のワード線が連続して活性化される場合も発生す
る。そして、このような場合に、プリチャージ不足や、
フィールド絶縁膜下のわずかなリーク電流の影響で、記
憶動作に誤動作を生じる場合がある。
【0007】しかしながら、上述した半導体記憶装置が
行うテストは、単に、タイマ回路11の動作チェックを
すると共に、アドレスカウンタ9のカウント値を順次変
えてメモリセルのデータを読み出してみることを行うだ
けであり、上述した誤動作を生じる恐れのあるワースト
ケースにおける動作チェックすなわちテストを意図的に
行うことができない欠点があった。すなわち、上述した
半導体記憶装置は、ワーストケースに限らず任意の条件
下において、動作チェックすなわちテストを確実に行う
ことができない欠点があった。
【0008】本発明は、上述した事情を考慮してなされ
たもので、その目的は、任意の条件下における動作チェ
ックを行うことができる半導体記憶装置を提供すること
にある。更に、本発明の目的は、半導体記憶装置に内蔵
され、任意の条件下における動作チェックを行うことが
できるテスト回路を提供することにある。更に、本発明
の目的は、任意の条件下における半導体記憶装置の動作
チェックを行うことができるテスト方法を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決すべくなされたもので、リフレッシュを必要とする複
数のメモリセルを有する半導体記憶装置のテスト方法に
おいて、外部入力された第1のアドレスに基づき前記メ
モリセルの読出または書込を行う読出/書込処理と、外
部入力された第2のアドレスに基づき前記メモリセルの
リフレッシュを行うリフレッシュ処理との組み合わせ
を、テスト動作中に少なくとも1回行うことを特徴とす
る半導体記憶装置のテスト方法を提供する。
【0010】選択事項として、前記2つの処理の組み合
わせは、前記リフレッシュ処理の後に、前記読出/書込
処理を行うことが可能である。更に、選択事項として、
前記2つの処理の組み合わせは、前記読出/書込処理の
後に、前記リフレッシュ処理を行うことが可能である。
更に、選択事項として、前記2つの処理の組み合わせ
は、1サイクル中に行うことが可能である。更に、選択
事項として、前記読出/書込処理の後、前記リフレッシ
ュ処理を行い、その後さらに前記読出/書込処理を1サイ
クル中に行うことが可能である。
【0011】更に、選択事項として、前記2つの処理
は、カラムアドレスを共通にし、ロウアドレスは互いに
近接することが可能である。更に、選択事項として、前
記2つの処理は、カラムアドレスを共通にし、ロウアド
レスは互いに隣接することが可能である。更に、選択事
項として、前記半導体記憶装置がノーマル動作モードか
らテストモードに切り替わったことに応答して、前記半
導体記憶装置の内部で生成された第3のアドレスに基づ
く前記メモリーセルのリフレッシュを停止する処理を更
に含むことが可能である。
【0012】更に、選択事項として、外部入力されたモ
ード切り替え信号に基づき、前記半導体記憶装置がノー
マル動作モードからテストモードに切り替わることが可
能である。更に、選択事項として、外部入力されたモー
ド切り替え信号に基づき、ノーマル動作モードからテス
トモードに切り替わる際、前記第3のアドレスおよびテ
ストアドレスのうちテストアドレスを選択して第3のア
ドレスに基づく前記メモリーセルのリフレッシュを停止
することが可能である。
【0013】更に、選択事項として、前記テスト動作
は、カラムアドレスを固定し、ロウアドレスを順に変え
ることにより、複数のロウアドレスの組を、リフレッシ
ュ動作の対象とすることが可能である。更に、選択事項
として、前記テスト動作は、カラムアドレスを固定し、
ロウアドレスを順に変えることにより、全てのロウアド
レスの組を、その対象とすることが可能である。更に、
選択事項として、前記テスト動作は、カラムアドレスを
固定し、ロウアドレスを順に変えることにより、メモリ
セルアレイの分割された複数のブロックの各々において
全てのロウアドレスの組合せをその対象とすることが可
能である。
【0014】更に、選択事項として、ロウアドレスを変
更する毎に、前記第一のアドレス及び前記第二のアドレ
スの双方を外部入力することが可能である。更に、選択
事項として、前記第一のアドレスは、ロウアドレスを変
更する毎に外部入力し、一方、前記第二のアドレスは、
最初のアドレスのみを外部入力した後、予め定められた
一定の規則に従いロウアドレスを変更する毎に内部で自
動的に変更することが可能である。更に、選択事項とし
て、前記第二のアドレスを予め定められたインクリーメ
ントをロウアドレスを変更する毎に行うことが可能であ
る。更に、選択事項として、テストの対象となるメモリ
セルについて、予めホールド試験を行い、所定のテスト
パターンを書込んだ後に、前記2つの処理を行うことが
可能である。
【0015】また、本発明は、リフレッシュを必要とす
る複数のメモリセルと、第1のアドレスを供給する手段
と、アドレスに基づいて前記メモリセルのリフレッシュ
を行うアクセスアドレス制御手段とを有する半導体記憶
装置において、外部入力された第2のアドレスを保持す
る手段と、前記第1のアドレスを供給する手段と前記第
2のアドレスを保持する手段とに電気的に結合され、ノ
ーマル動作モードでは前記第1のアドレスを前記アクセ
スアドレス制御手段に供給し、テストモードでは前記第
2のアドレスを前記アクセスアドレス制御手段に供給す
るリフレッシュアドレス切換手段とを更に有することを
特徴とする半導体記憶装置を提供する。
【0016】選択事項として、前記リフレッシュアドレ
ス切換手段は、前記第1のアドレスを供給する手段と前
記データ保持手段とに電気的に結合され、ノーマル動作
モードでは前記第1のアドレスを選択し、テストモード
では前記第2のアドレスを選択する選択手段から構成し
ても良い。更に、選択事項として、前記選択手段は、前
記第1のアドレスを供給する手段と前記データ保持手段
とに電気的に結合されたマルチプレクサから構成しても
良い。更に、選択事項として、前記リフレッシュアドレ
ス切換手段に電気的に結合され、ノーマル動作モードと
テストモードとを切り替える制御信号を前記リフレッシ
ュアドレス切換手段に供給する制御手段を更に有するよ
う構成しても良い。
【0017】更に、選択事項として、前記制御手段は、
所定の外部信号に応答してノーマル動作モードとテスト
モードとを切り替えるテストエントリ手段からなるよう
構成しても良い。更に、選択事項として、前記第2のア
ドレスを保持する手段は、前記リフレッシュアドレス切
換手段に電気的に結合されるデータ記憶手段からなるよ
う構成しても良い。更に、選択事項として、前記データ
保持手段と前記リフレッシュアドレス切換手段との間に
電気的に結合され、前記データ記憶手段から出力された
第2のアドレスを反転して、前記リフレッシュアドレス
切換手段に供給するアドレス反転手段を更に有するよう
構成しても良い。更に、選択事項として、前記第1のア
ドレスを供給する手段は、前記リフレッシュアドレス切
換手段に接続されたリフレッシュアドレス発生回路から
なるよう構成しても良い。
【0018】また、本発明は、リフレッシュを必要とす
る複数のメモリセルと、内部信号に基づき第1のアドレ
スを供給する手段とを有する半導体記憶装置のテストを
行うためのテスト回路において、前記テスト回路は、外
部入力された第2のアドレスを保持する手段と、前記第
1のアドレスを供給する手段と前記第2のアドレスを保
持する手段とに電気的に結合され、ノーマル動作モード
では前記第1のアドレスを前記アクセスアドレス制御手
段に供給し、テストモードでは前記第2のアドレスを前
記アクセスアドレス制御手段に供給するリフレッシュア
ドレス切換手段とを有することを特徴とするテスト回路
を提供する。
【0019】選択事項として、前記リフレッシュアドレ
ス切換手段は、前記第1のアドレスを供給する手段と前
記データ保持手段とに電気的に結合され、ノーマル動作
モードでは前記第1のアドレスを選択し、テストモード
では前記第2のアドレスを選択する選択手段からなるこ
とを特徴とする請求項23に記載のテスト回路を提供す
る。更に、選択事項として、前記選択手段は、前記第1
のアドレスを供給する手段と前記データ保持手段とに電
気的に結合されたマルチプレクサからなるよう構成して
も良い。更に、選択事項として、前記リフレッシュアド
レス切換手段に電気的に結合され、ノーマル動作モード
とテストモードとを切り替える制御信号を前記リフレッ
シュアドレス切換手段に供給する制御手段を更に有する
よう構成しても良い。
【0020】更に、選択事項として、前記制御手段は、
所定の外部信号に応答してノーマル動作モードとテスト
モードとを切り替えるテストエントリ手段からなるよう
構成しても良い。更に、選択事項として、前記第2のア
ドレスを保持する手段は、前記リフレッシュアドレス切
換手段に電気的に結合されるデータ記憶手段からなるよ
う構成しても良い。更に、選択事項として、前記データ
保持手段と前記リフレッシュアドレス切換手段との間に
電気的に結合され、前記データ記憶手段から出力された
第2のアドレスを反転して、前記リフレッシュアドレス
切換手段に供給するアドレス反転手段を更に有するよう
構成しても良い。更に、選択事項として、前記テスト回
路は、半導体記憶装置に内蔵してもよく、また半導体記
憶装置とは分離して同一チップ上に搭載しても良い。い
ずれの構成でも、テスト回路が半導体記憶装置に電気的
に結合されて信号やアドレスがテスト回路と半導体記憶
装置との間での受け取りが可能であれば問題無い。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しこの発明の一
実施の形態について説明する。以下の実施の形態では、
テスト回路を半導体記憶装置に内蔵した場合の1構成例
を示す。図1は同実施の形態による半導体記憶装置(疑
似SRAM)の回路構成を示すブロック図である。図2
は、図1に示す半導体記憶装置の各回路からの出力信号
のタイミングチャートである。図1を参照して半導体記
憶装置(疑似SRAM)の回路構成を、図2を参照して
各回路からの出力信号を以下説明する。外部から読出/
書込アドレスAddがアドレス端子21に印加される。
端子22には、外部から第一のテスト信号TE1が印加
される。端子23には、外部から第二のテスト信号TE
2が印加される。ここで、端子22のみがテスト専用端
子であり、端子21はノーマル動作時に読出/書込アド
レスデータAddが印加される端子である。また、端子
23はノーマル動作時にアウトプットイネーブル信号O
Eが印加される端子であり、テスト信号用の端子と兼用
している。
【0022】アドレスデータ回路(ATD回路)25
は、端子21に接続され、外部から端子21に印加され
た読出/書込アドレスAddの入力を受け、このアドレ
スデータAddに含まれるロウアドレスデータAddR
(図2参照)の変化を検出する。ロウアドレスデータA
ddRの全ビットの内の少なくとも1ビットでも変化す
ると、アドレスデータ回路(ATD回路)25が、その
変化を検出してパルス信号ATDを出力する。ロウ制御
回路26は、アドレスデータ回路(ATD回路)25の
出力側に接続され、アドレスデータ回路(ATD回路)
25から出力されたパルス信号ATDに基づいて、ロウ
イネーブル信号RE、センスイネーブル信号SEおよび
カラム制御信号CCを生成し出力する。ここで、ロウイ
ネーブル信号REは、図2に示すように、パルス信号A
TDの立ち上がり時点および立ち下がり時点において各
々立ち上がり、これら時点から一定時間後に立ち下がる
パルス信号である。また、センスイネーブル信号SE
は、ロウイネーブル信号REを一定時間遅延させた信号
である。また、図示していないが、カラム制御信号CC
は、ロウイネーブル信号REの連続する2個のパルス信
号の内の後者のパルス信号、すなわち、信号ATDの立
ち下がりに基づくパルス信号を一定時間遅延させた信号
である。なお、このロウ制御回路26は、第二のテスト
信号TE2が”0”すなわちロウレベルの時は上述した
ロウイネーブル信号REの出力を行わない。カラム制御
回路27は、ロウ制御回路26に接続され、ロウ制御回
路26から出力されたカラム制御信号CCを受け、この
カラム制御信号CCをさらに遅延し、カラムイネーブル
信号CEとして出力する。
【0023】メモリセルアレイ30は、DRAMのメモ
リセルアレイと同様の構成を有する。メモリセルアレイ
30のワード線に接続されるロウデコーダ31は、ロウ
制御回路26にも接続され、このロウ制御回路26から
出力されたロウイネーブル信号REが”1”となるタイ
ミングにおいて、マルチプレクサ(MUX)32から出
力されるロウアドレスデータRA1に対応するメモリセ
ルアレイ30のワード線を選択的に活性化する。メモリ
セルアレイ30の各ビット線に接続されるセンスアンプ
33は、ロウ制御回路26にも接続され、このロウ制御
回路26から出力されたセンスイネーブル信号SEが”
1”となるタイミングにおいて、メモリセルアレイ30
の各ビット線を活性化する。カラムデコーダ35は、前
述の端子21およびカラム制御回路27に接続され、カ
ラム制御回路27から出力されたカラムイネーブル信号
CEが”1”となるタイミングにおいて、端子21に印
加されたアドレスデータAddに含まれるカラムアドレ
スデータAddCをデコードし、このデコード結果に応
じたセンスアンプをI/Oバッファ36を介してインプ
ット/アウトプットデータ端子37に接続する。
【0024】リフレッシュ制御回路40は、メモリセル
アレイ30のセルフリフレッシュを行うための回路であ
る。このリフレッシュ制御回路40は、アドレスデータ
回路(ATD回路)25の出力側に接続され、パルス信
号ATDを受け、その立ち下がり時においてパルス信号
およびリセット信号を出力する。リフレッシュ制御回路
40は、更に、タイマ42およびリフレッシュアドレス
発生回路41に接続され、パルス信号ATDの立ち下が
り時にリフレッシュ制御回路40が出力したパルス信号
は、リフレッシュアドレス発生回路41へ入力されると
共に、リセット信号がタイマ42へ入力される。リフレ
ッシュアドレス発生回路41は、このパルス信号を受
け、リフレッシュアドレスRFADを1つ進める。ま
た、上記リフレッシュ制御回路40は、アドレスデータ
回路(ATD回路)25からのパルス信号ATDの出力
が一定時間なかったことを、タイマ40からの計時信号
に基づき検知し、セルフリフレッシュ信号RFを出力す
る。リフレッシュ制御回路40の出力側は、ロウ制御回
路26へ接続され、出力したセルフリフレッシュ信号R
Fをロウ制御回路26へ入力する。更に、出荷前の完成
品テストを行うためのテスト回路50は、端子22、2
3にそれぞれ印加された第一及び第二のテスト信号の入
力を受け、出力信号T3およびリフレッシュアドレスR
Aを出力する。リフレッシュ制御回路40は、このテス
ト回路50に接続されて出力信号T3の入力を受けて、
信号Mおよびセルフリフレッシュ信号RFを出力する。
これにより、メモリセルアレイ30のセルフリフレッシ
ュが行われる。
【0025】テスト回路50は、データストア回路51
と、インバータ回路52と、テストエントリ回路53と
マルチプレクサ54とから構成されている。データスト
ア回路51は、端子21に印加されたアドレスデータA
ddに含まれるロウアドレスデータAddRを、テスト
エントリ回路53から出力される信号T1の立ち上がり
において取り込み、出力する。出力したロウアドレスデ
ータAddRは、インバータ回路52へ入力され、イン
バータ回路52はデータストア回路51の出力の各ビッ
トを反転し、テストアドレスTAとして出力する。テス
トエントリ回路53は、端子22及び23に接続され、
これら端子にそれぞれ印加された第一及び第二のテスト
信号TE1、TE2に基づいて、信号T1〜T3を出力
する。マルチプレクサ54は、インバータ回路52から
のテストアドレスTAまたはリフレッシュアドレス発生
回路41からのリフレッシュアドレスRFADのいずれ
か一方を、テストエントリ回路53からの信号T2に基
づいて選択し、信号RAを出力する。この信号RAは、
前述したマルチプレクサ32に入力される。
【0026】次に、上述した半導体記憶装置のテストモ
ード動作、およびノーマル動作を分けて説明する。最初
に、ノーマル動作を図2を参照して説明する。この場
合、テスト信号TE1が”0”に設定され、これによ
り、テストエントリ回路53から出力される信号T1〜
T3がいずれも”0”となる。すなわち、ノーマル動作
時には、テスト回路50は、動作しないので、テスト回
路を内蔵しない半導体記憶装置の動作と実質的に同じで
ある。この状態において、ロウアドレスデータAddR
としてデータ”A1”が端子21へ印加されると、AT
D回路25が、データ”A1”が印加されたことを検知
し、パルス信号ATD(”1”)がロウ制御回路26お
よびマルチプレクサ32へ入力される。マルチプレクサ
32はパルス信号ATD(”1”)を受け、マルチプレ
クサ54からのデータRAをロウアドレスデータRA1
として出力する。そして、このロウアドレスデータRA
1は、ロウデコーダ31へ入力される。ここで、信号T
2が”0”であることから、マルチプレクサ54は、リ
フレッシュアドレスRFADを出力し、このリフレッシ
ュアドレスRFADがマルチプレクサ32を介してロウ
デコーダ31へ印加される。このリフレッシュアドレス
RFADは、”R1”であったとする。
【0027】一方、ロウ制御回路26は、パルス信号A
TDを受け、ロウイネーブル信号REを出力し、このロ
ウイネーブル信号REは、ロウデコーダ31へ入力され
る。ロウデコーダ31は、このロウイネーブル信号RE
を受け、上述したロウアドレスデータ”R1”が指定す
るワード線を活性化する。次いで、ロウ制御回路26が
センスイネーブル信号SEを出力すると、この信号SE
がセンスアンプ33へ供給され、これにより、センスア
ンプ33が活性化される。そして、センスアンプ33が
活性化されると、上述したロウアドレスデータ”R1”
が指定するワード線に接続されたメモリセルがリフレ
ッシュされる。
【0028】次に、パルス信号ATDが立ち下がると、
リフレッシュ制御回路40からリフレッシュアドレス発
生回路41へパルス信号が供給され、これにより、リフ
レッシュアドレスRFADがインクリメントされ、”R
1+1”となる。同時に、タイマ42がリセットされ
る。また、パルス信号ATDが立ち下がると、マルチプ
レクサ32がデータAddR(この時点でデータ”A
1”)をロウアドレスデータRA1としてロウデコーダ
31へ供給する。また、パルス信号ATDが立ち下がる
と、ロウ制御回路26が再びロウイネーブル信号REを
ロウデコーダ31へ供給する。ロウデコーダ31は、こ
のロウイネーブル信号REを受け、マルチプレクサ32
から出力されているロウアドレスデータ”A1”が指定
するメモリセルアレイ30のワード線を活性化する。次
いで、ロウ制御回路26がセンスイネーブル信号SEを
出力すると、この信号SEがセンスアンプ33へ供給さ
れ、これにより、センスアンプ33のアドレスデータ”
A1”に対応するワード線が活性化される。
【0029】次に、カラム制御回路27がカラムイネー
ブル信号CEをカラムデコーダ35へ出力する。カラム
デコーダ35は、このカラムイネーブル信号CEを受
け、カラムアドレスデータAddCをデコードし、この
デコード結果に応じたセンスアンプをI/Oバッファ3
6を介してインプット/アウトプットデータ端子37に
接続する。これにより、読み出し動作の場合は、メモリ
セルアレイ30に記憶されたデータが、センスアンプ3
3、I/Oバッファ36を介してデータ端子37に送信
され、また、書き込み動作の場合は、データ端子37の
データがメモリセルアレイ30に書き込まれる。
【0030】このように、図1の半導体記憶装置は、読
出/書込アドレスデータAddがアドレス端子21へ印
加されると、まず、リフレッシュアドレスRFADに基
づいて指定されるワード線に接続されたメモリーセルの
リフレッシュが行われ、次いで、アドレスデータAdd
に基づくメモリセルアレイ30の読出/書込が行われ
る。
【0031】予め決められている一定時間内にメモリセ
ルアレイ30の読出/書込動作が行われなかった場合、
タイマ42からパルス信号がリフレッシュ制御回路40
へ供給される。そして、リフレッシュ制御回路40はこ
のパルス信号を受け、セルフリフレッシュを行う。すな
わち、リフレッシュ信号RFをロウ制御回路26へ供給
すると共に、信号Mとして”1”をマルチプレクサ32
へ供給する。マルチプレクサ32はこの信号Mを受け、
リフレッシュアドレスRFAD(データ”R1+1”と
する)をロウアドレスデータRA1としてロウデコーダ
31へ供給する。一方、リフレッシュ信号RFがロウ制
御回路26へ供給されると、ロウ制御回路26がロウイ
ネーブル信号REをロウデコーダ31へ供給し、次いで
センスイネーブル信号SEをセンスアンプ33へ供給す
る。これにより、前述した場合と同様にして、ロウアド
レスデータ”R1+1”に対応するワード線に接続され
たメモリーセルがリフレッシュされる。
【0032】以上が図1に示す半導体記憶装置のノーマ
ル動作である。次に、テスト回路50を用いた出荷前テ
スト動作について図3を参照して説明する。図3は、テ
スト時の動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。この出荷前テストのテストパターンとしては様々な
パターンが考えられるが、その1例として、読出或いは
書込の“アドレスB”を“X1”とし、“リフレッシュ
アドレスA”を“X1”の反転アドレス“/X1”で行
うことが要求される場合がある。以下の説明は、このよ
うに読出或いは書込みの“アドレスB”を“X1”と
し、“リフレッシュアドレスA”を反転アドレス“/X
1”とする場合を例にとり説明する。この出荷前テスト
においては、まず、時刻t1においてテスト信号TE1
を”1”に立ち上げる。これにより、テストエントリ回
路53がテストモードとなり、以後、端子23に印加さ
れた信号を第二のテスト信号TE2として認識する。次
に、アドレスデータ“X1”を端子21へ印加する。そ
して、時刻t2において、端子23へ印加する第二のテ
スト信号TE2を”0”に立ち下げる。
【0033】第二のテスト信号TE2が”0”に立ち下
がると、テストエントリ回路53がこれを検知し、信号
T1を”1”に立ち上げる。信号T1が”1”に立ち上
がると、この立ち上がりを受けて、データストア回路5
1がアドレス端子21に印加されたアドレスデータAd
dR、すなわちアドレスデータ”X1”を取り込み、こ
のアドレスデータ”X1”をインバータ回路52へ供給
する。インバータ回路52は、このアドレスデータ“X
1”を反転し、データ”/X1”として出力する。この
反転アドレスデータ”/X1”がテストアドレスデータ
TAとしてマルチプレクサ54へ供給される。
【0034】上記実施形態において、前述したように、
データストア回路51とマルチプレクサ54との間にイ
ンバータ52を挿入している。従って、アドレス端子2
1へ印加するアドレスデータ“X1”を変更せずに、反
転アドレス”/X1”でリフレッシュを行い、アドレス
“X1”で読出し或いは書込みを行うことが可能とな
る。すなわち、読出し或いは書込み動作時には、マルチ
プレクサ32は、アドレス端子21を介し入力されたア
ドレス“X1”を選択し、アドレス“X1”で読出し或
いは書込み動作を行い、一方リフレッシュ動作時には、
マルチプレクサ32は、アドレス端子21を介し入力さ
れたアドレス“X1”をインバータ52で反転した反転
アドレス”/X1”を選択するので、反転アドレス”/
X1”でリフレッシュ動作が行われる。
【0035】よって、外部テスタから供給される1つの
アドレスデータ“X1”は、読出し或いは書込み動作と
フレッシュ動作とに共通に使用することができるので、
テストパターンの作成を容易にすると共に、テストプロ
グラムをシンプルにすることが可能となる。もし、イン
バータ52を設けない場合は、リフレッシュアドレスと
して反転アドレスデータ”/X1”をアドレス端子21
へ印加することが必要となる。そして、読出し或いは書
込みアドレスを変える度に、それに合わせリフレッシュ
アドレスとして、反転アドレスをアドレス端子21へ印
加することが必要となる。その結果、テストプログラム
が複雑になる傾向にある。そしてこのことは、メモリセ
ルアレイの規模が大きくなるほどより顕著になる。
【0036】従って、インバータ52を設けてアドレス
端子21へ印加する1つのアドレスデータを読出し或い
は書込み動作とフレッシュ動作とに共通に使用すること
が好ましいが、インバータ52は、あくまで回路設計上
の選択事項であって、上記テスト回路に必須のものでは
ない。例えば、テストパターンによっては、読出し或い
は書込みのアドレスBを“X1”、リフレッシュアドレ
スAを“X1”の反転アドレス“/X1”とする必要が
ないことがある。このような場合には、インバータ52
をあえて設ける必要はない。
【0037】次に、時刻t3において、アドレス端子2
1へアドレスデータAddRとして読出/書込アドレ
ス”B”としてのアドレスデータ“X1”を印加する。
アドレス端子21へアドレスデータ”X1”が印加され
ると、前述したように、ATD回路25からパルス信号
ATDが出力され、この出力されたパルス信号ATDが
ロウ制御回路26へ入力される。しかし、この時テスト
信号TE2が”0”にあることから、ロウ制御回路26
からロウイネーブル信号REおよびセンスアンプイネー
ブル信号SEが出力されることはない。
【0038】次に、アドレスデータ”X1”を端子21
へ印加した時刻t3から一定時間(パルス信号ATDの
パルス幅より僅かに長い時間)が経過した時刻t4にお
いて、第二のテスト信号TE2を”1”に立ち上げる。
テスト信号TE2が”1”に立ち上がると、テストエン
トリ回路53がこれを検知し、信号T2および信号T3
を”1”に立ち上げる。信号T2が”1”に立ち上がる
と、マルチプレクサ54がテストアドレスデータTAを
アドレスデータRAとして出力する。
【0039】また、この時刻t4において、信号T3が
立ち上がると、リフレッシュ制御回路40がこれを検知
し、セルフリフレッシュ信号RFをロウ制御回路26へ
供給すると共に、信号Mをマルチプレクサ32へ供給す
る。信号Mがマルチプレクサ32へ入力されると、マル
チプレクサ32がアドレスデータAddR(この時デー
タ”X1”)をロウデコーダ31へ供給する。また、信
号RFがロウ制御回路26へ入力された時、第二のテス
ト信号TE2が既に”1”に立ち上がっていることか
ら、ロウ制御回路26からロウイネーブル信号REが出
力され、このロウイネーブル信号REがロウデコーダ3
1へ入力される。これにより、アドレスデータ”X1”
によって指定されるワード線が活性化される。次いで、
ロウ制御回路26からセンスアンプイネーブル信号SE
が出力されると、センスアンプ33が活性化され、アド
レスデータ”X1” によって指定されるワード線の読
出/書込が行われる。
【0040】次に、時刻t5において、アドレス端子2
1へアドレスデータ”C”を印加する。アドレスデー
タ”C”が端子21へ印加されると、ATD回路25が
これを検知し、パルス信号ATD(”1”)をマルチプ
レクサ32およびロウ制御回路26へ供給する。これに
より、マルチプレクサ32がマルチプレクサ54の出
力、すなわち、テストアドレスTA(この時リフレッシ
ュアドレスAとしてのアドレスデータ”/X1”)を選
択し、ロウデコーダ31へ供給する。また、パルス信号
ATDがロウ制御回路26へ供給されると、この時第二
のテスト信号TE2が”1”であることから、ロウ制御
回路26からロウイネーブル信号REが出力され、この
出力されたロウイネーブル信号REがロウデコーダ31
へ入力される。これにより、アドレスデータ”/X1”
によって指定されるワード線が活性化される。次いで、
ロウ制御回路26からセンスアンプイネーブル信号SE
が出力されると、センスアンプ33が活性化され、アド
レスデータ” /X1”が指定するワード線に接続され
たメモリーセルがリフレッシュされる。
【0041】次に、時刻t6において、パルス信号AT
Dが”0”に立ち下がると、マルチプレクサ32がアド
レスデータAddR(この時データ”C”)をロウデコ
ーダ31へ供給する。また、パルス信号ATDが”0”
に立ち下がると、ロウ制御回路26からロウイネーブル
信号REが出力され、この出力されたロウイネーブル信
号REがロウデコーダ31へ入力される。これにより、
アドレスデータ”C”によって指定されるワード線が活
性化される。次いで、ロウ制御回路26からセンスアン
プイネーブル信号SEが出力されると、センスアンプ3
3が活性化され、アドレスデータ”C”のワード線の読
出/書込が行われる。
【0042】このように、図1に示すテスト回路50
は、テスト用のリフレッシュアドレス(上記アドレスデ
ータ”A”)をデータストア回路51内に予め設定して
おくことができる。したがって、データストア回路51
内に予め設定しておくリフレッシュアドレス”A”が予
め認識できているため、このリフレッシュアドレスに近
接するテスト用読出/書込アドレス(上記アドレスデー
タ”B”、”C”)を外部から入力することにより、任
意の条件下、例えばワースト条件における試験を意図的
にかつ確実に行うことが可能となる。すなわち、リフレ
ッシュアドレス”A”に基づきワード線を指定してメモ
リーセルのリフレッシュ動作を行い、続いて、テスト用
読出/書込アドレスに基づき上記ワード線に隣接するワ
ード線を指定してテスト用読出/書込動作を行うこと
で、ビット線を共通とし、相隣り合う2本のワード線が
連続して活性化される場合を想定して試験を意図的に行
うことで、任意の条件下、例えばワースト条件における
プリチャージ不足や、フィールド絶縁膜下のわずかなリ
ーク電流の影響で、記憶動作に誤動作が生じるか否かを
確認することが可能となる。
【0043】次に、上記テスト回路50を用いた出荷前
テストについて図4に示すフローチャートを参照して説
明する。まず、チップに元々固定的な不良があったり、
ホールド特性の悪いメモリセルがあったりすると、リフ
レッシュ動作のテストを実施する意味がなくなるので、
事前にホールド試験を実施しておく(ステップS1)。
ホールド試験そのものは汎用DRAMで実施されている
試験と同様の既知のテスト手順に従って行えばよい。す
なわち、メモリセルアレイ30のメモリセルへのデータ
書き込みを行い、リフレッシュを禁止した状態を所定時
間継続した後、このメモリセルからのデータ読み出しを
行った時に、読み出されたデータが書き込んだデータと
一致するように当該所定時間(すなわち、リフレッシュ
サイクル)を調整することで、このメモリセルのホール
ド時間が決まる。この試験を全てのメモリセルに対し行
うことで、ホールド時間の最も短いメモリセルに合わせ
たリフレッシュサイクルの値が決まることになる。な
お、リフレッシュ動作の禁止は、リフレッシュ制御回路
40に外部から制御信号を入力することにより行う。
【0044】次に、メモリセルのリフレッシュ動作およ
び読出/書込動作が正しく行われたか否かをテストの後
に判定するため、メモリセルアレイ30に予めテストパ
ターンを書き込んでおく(ステップS2)。ここでは、
リフレッシュ動作および読出/書込動作の正常性を検証
するのが目的であることから、全てのビットが”1”の
テストパターンを用いる。次に、任意のホールド時間を
設定し(ステップS3)、次いで、第一のテスト信号T
E1を”1”に立ち上げることにより回路をテストモー
ドに設定する(ステップS4)。
【0045】次に、リフレッシュアドレスデータ(”
A”とする)をアドレス端子21へ印加し、そして、テ
スト信号TE2を”0”に立ち下げる。これにより、ア
ドレスデータ”A”がデータストア回路51に書き込ま
れる(ステップS5)。次に、アドレスデータ”A”が
指定するワード線とセンスアンプを同じくするワード線
を指示する任意のアドレスデータ(”B”とする)をア
ドレス端子21へ印加する(ステップS6)。次に、一
定時間の経過後、上記と同様に、アドレスデータ”A”
が指定するワード線とセンスアンプを同じくするワード
線を指示する任意のアドレスデータ(”C”とする)を
アドレス端子21へ印加する(ステップS7)。以上の
過程によって、図3に示すアドレスBへのノーマルアク
セス、アドレス”A”でのリフレッシュ動作、アドレス
Cへのノーマルアクセスが順次行われる。
【0046】次に、上記アドレス”A”,”B”,”
C”が指定する各ワード線に接続されたメモリセルのデ
ータを読み出し、データチェックを行う(ステップS
8)。そして、チェック結果が「NG」であった場合は
(ステップS9)、テストを終了しチップを破棄する
(ステップS10)。また、チェック結果が「PAS
S」であった場合は(ステップS9)、テストの全てが
終了したか否かを判断し(ステップS11)、この判断
結果が「NO」であった場合はステップS5へ戻る。以
後、テストの全てが終了したか否かの判断結果が「YE
S」となるまで、ステップS5〜S8が繰り返し実行さ
れ、これにより、センスアンプを共通とする全てのロウ
アドレスの組合せがテストされる。この全てのロウアド
レスの組合せをテストする方法としては、例えば、ある
ワード線をリフレッシュワード線として固定し、当該リ
フレッシュの前後でノーマルアクセスするワード線を順
次変えてテストする。例えば、あるワード線をリフレッ
シュワード線として固定し、当該リフレッシュの前後で
ノーマルアクセスするワード線を、一番上のワード線か
ら一番下のワード線まで順番に変えてテストする。そし
て、このテスト動作を、別のワード線を新たなリフレッ
シュワード線として固定して、前記動作を繰り返す。以
上のテスト動作を、全てのワード線がリフレッシュワー
ド線として選択されるまで繰り返し行うことで、全ての
パターンをテストする。
【0047】なお、メモリセルアレイ30が複数のブロ
ックに分割されていて、各ブロック毎にセンスアンプが
設けられているものの場合は、各ブロック内において全
てのロウアドレスの組合せをテストすればよい。また、
実際には、全パターンについてテストするとかなりの時
間がかかることから、規則性を持たせてテストすること
も可能である。すなわち、最初は全パターンを調べて、
ある傾向が出てくれば省略した形でテストを行う。DR
AMに限らず通常のメモリテスト技術において、不良を
見つけ易いパターンと呼ばれるものがあるので、マーチ
ングやギャロップといったテスト手法を組み合わせてテ
ストを行っても良い。ただし、勿論、全てのパターンを
テストすることが望ましい。
【0048】また、上記の実施形態はロウアドレスを様
々に変えてテストを行うようになっており、カラムアド
レスは基本的には関係ない。しかし、ノーマルアクセス
の場合にはカラムスイッチを通じてビット線とデータバ
スがつながるため、ビット線の開き方やプリチャージの
され方によってメモリセルのデータに影響を与える可能
性がある。したがって、カラムアドレスも変えてテスト
することがより望ましい。
【0049】この場合、図4において、ステップS5の
次に任意のカラムアドレスデータAddCを設定する処
理を加えればよい。図5は、ロウアドレスに加え、カラ
ムアドレスも変えてテストする際のフローチャートであ
る。すなわち、ステップS1乃至ステップS5は、前述
と同様に行う。その後、カラムアドレスデータAddC
としてデータ“D”をアドレス端子21へ印加し、カラ
ムデコーダ35により、カラムアドレスデータAddC
をデコードし、このデコード結果に応じたセンスアンプ
をI/Oバッファ36を介してインプット/アウトプッ
トデータ端子37に接続する。すなわち、カラムアドレ
スデータAddCに基づきビット線を指定する。(ステ
ップS12)。
【0050】次に、アドレスデータ”A”が指定するワ
ード線とセンスアンプを同じくするワード線を指定する
任意のアドレスデータ(”B”とする)をアドレス端子
21へ印加する(ステップS6)。次に、一定時間の経
過後、上記と同様に、アドレスデータ”A”が指定する
ワード線とセンスアンプを同じくするワード線を指示す
る任意のアドレスデータ(”C”とする)をアドレス端
子21へ印加する(ステップS7)。
【0051】以上の過程によって、カラムアドレスデー
タAddCに基づき指定されたビット線を固定し、ロウ
アドレスBへのノーマルアクセス、ロウアドレス”A”
でのリフレッシュ動作、ロウアドレスCへのノーマルア
クセスが順次行われる。そして、指定するビット線を変
え、同様のテストを繰り返す。すなわち、リフレッシュ
ロウアドレスに加え、カラムアドレスも変えてテスト
し、ビット線の開き方やプリチャージのされ方によって
メモリセルのデータに影響無いか調べる。
【0052】また、上記実施形態のように、アドレスを
チップ外部から任意に設定可能とすることで自由度が高
くなるが、逆に言うと全てのアドレスの指定を外部から
行うため手間がかかる。そこで、前記ノーマルアクセス
アドレスB,Cのみを外部から与え、一方、リフレッシ
ュアドレスAは回路内部で自動的にインクリメントする
よう構成することも可能である。これにより、テストプ
ログラムのプログラミングの手間が軽減される。この場
合、リフレッシュアドレス発生回路41内のアドレスカ
ウンタを利用してリフレッシュアドレスのインクリメン
トを行うことが可能である。
【0053】このように、テスト回路50の内部で、テ
スト用のリフレッシュアドレス(上記アドレスデータ”
A”)を自動的にインクリメントするよう構成した場合
であっても、予め定められた規則に従いインクリメント
されるため、インクリメントされたリフレッシュアドレ
ス(アドレスデータ“A+1”)を予め認識できる。よ
って、このインクリメントされたリフレッシュアドレス
に近接するテスト用読出/書込アドレス(上記アドレス
データ”B”、”C”)を外部から入力することが可能
となり、前述した方法により、任意の条件下、例えばワ
ースト条件における試験を意図的にかつ確実に行うこと
が可能となる。
【0054】すなわち、自動的にインクリメントされた
リフレッシュアドレスに基づきワード線を指定してメモ
リーセルのリフレッシュ動作を行い、続いて、テスト用
読出/書込アドレスに基づき上記ワード線に隣接するワ
ード線を指定してテスト用読出/書込動作を行うこと
で、全てのアドレスの指定を外部から行わなくても、任
意の条件下、例えばワースト条件でのテストを可能とす
る。
【0055】また、上記実施形態では、マルチプレクサ
54は、リフレッシュアドレス発生回路41から出力し
たリフレッシュアドレスRFADと、データストア回路
51から出力したテストアドレスTAとの入力を受け、
テストエントリ回路53からの制御信号T2に基づき、
ノーマル動作モードでは回路の内部で発生したリフレッ
シュアドレスRFADを選択し、テストモードでは外部
入力されたテストアドレスTAを選択することで、ノー
マル動作モードからテストモードへの変更に応答し、回
路の内部で発生したリフレッシュアドレスRFADの供
給を停止することで、テストモードでは、回路の内部で
発生したリフレッシュアドレスRFADに基づきリフレ
ッシュ動作が行われることを防止する。
【0056】上記マルチプレクサ54の回路構成の1例
を図6に示す。マルチプレクサ54は、第一のN型トラ
ンジスタN1及び第一のP型トランジスタP1とからな
る第一のゲートと、第二のN型トランジスタN2及び第
二のP型トランジスタP2とからなる第二のゲートと、
インバータINV1とを有する。さらに、マルチプレク
サ54は、データストア回路51から出力され、インバ
ータ52を介し入力されるテストアドレスTAを受ける
テストアドレス入力部と、リフレッシュアドレス発生回
路41から出力されたリフレッシュアドレスRFADの
入力を受けるリフレッシュアドレス入力部と、テストエ
ントリ回路53から出力された信号T2の入力を受ける
制御信号入力部と、回路の出力部とを有する。
【0057】上記第一のN型トランジスタN1及び第一
のP型トランジスタP1とからなる第一のゲートは、テ
ストアドレス入力部と出力部との間に設けられる。一
方、第二のN型トランジスタN2及び第二のP型トラン
ジスタP2とからなる第二のゲートは、リフレッシュア
ドレス入力部と出力部との間に設けられる。更に、制御
信号入力部は、第一のN型トランジスタN1のゲート、
及び第二のP型トランジスタP2のゲート、並びにイン
バータINV1の入力側に接続される。インバータIN
V1の出力側は、第一のP型トランジスタP1のゲー
ト、及び第二のN型トランジスタN2のゲートに接続さ
れる。よって、テストエントリ回路53から出力された
信号T2は、第一のN型トランジスタN1のゲート、及
び第二のP型トランジスタP2のゲートに入力され、信
号T2の反転信号が第一のP型トランジスタP1のゲー
ト、及び第二のN型トランジスタN2のゲートに入力さ
れる。
【0058】従って、ノーマル動作モードにおいて、信
号T2はインアクティブ状態すなわちロウレベル“L”
であり、第一のN型トランジスタN1及び第一のP型ト
ランジスタP1とからなる第一のゲートが閉じ、第二の
N型トランジスタN2及び第二のP型トランジスタP2
とからなる第二のゲートが開くことで、テストアドレス
TAは出力されず、リフレッシュアドレスRFADが出
力され、ノーマル動作モードでの回路内部で発生したリ
フレッシュアドレスRFADに基づくメモリセルのリフ
レッシュが行われる。一方、テストモードにおいて、信
号T2はアクティブ状態すなわちハイレベル“H”であ
り、第一のN型トランジスタN1及び第一のP型トラン
ジスタP1とからなる第一のゲートが開き、第二のN型
トランジスタN2及び第二のP型トランジスタP2とか
らなる第二のゲートが閉じることで、リフレッシュアド
レスRFADは出力されず、テストアドレスTAが出力
され、テストモードでの回路外部から入力したテストア
ドレスTAに基づくメモリセルのリフレッシュが前述の
ワースト条件下で行われる。
【0059】尚、上記マルチプレクサ54は、ノーマル
動作モード及びテストモード間の変更に伴い発生する制
御信号に基づき、テストアドレスTAとリフレッシュア
ドレスRFADのいずれか1方を選択する機能を有する
手段すなわち回路の一例であり、かならずしもこれに限
定する必要は無い。すなわち、テストモード中の読出し
または書込みでアクセスするロウアドレス及びリフレッ
シュ動作でアクセスするロウアドレスが、回路外部から
確実に制御できるよう構成すれば問題無い。
【0060】また、上記実施形態では、リフレッシュを
行った後、読出/書込を行う場合を説明したが、本発明
は、読出/書込を行った後リフレッシュを行う場合にも
適用することが可能である。前述したように、テスト用
のリフレッシュアドレス(上記アドレスデータ”A”)
をデータストア回路51内に予め設定しておくことがで
きるので、リフレッシュアドレス”A”が予め認識でき
ているため、このリフレッシュアドレスに近接するテス
ト用読出/書込アドレス(上記アドレスデータ”
B”、”C”)を外部から入力することにより、テスト
用読出/書込アドレスに基づき、リフレッシュアドレ
ス”A”が指定するワード線に隣接するワード線を指定
してテスト用読出/書込動作を行い、続いて、リフレッ
シュアドレス”A” に基づきワード線を指定してメモ
リーセルのリフレッシュ動作を行うことで、例えば、ビ
ット線を共通とし、相隣り合う2本のワード線が連続し
て活性化される場合を想定して、ワースト条件における
試験を意図的にかつ確実に行うことが可能となる。
【0061】尚、上記説明において、ワースト条件の1
例として、ビット線を共通とし、且つ相隣り合う2本の
ワード線が連続して活性化される場合を想定したが、必
ずしもこの場合がワースト条件になるとは限らない。例
えば、ビット線は共通とするが、2本のワード線は隣接
しない場合がワースト条件になることもある。また。ビ
ット線が異なる場合でも、ワースト条件になることもあ
る。更に、ワースト条件のみでなく、その他の悪条件下
でのテストが必要になることもある。従って、本発明の
ように、テスト動作時におけるリフレッシュアドレスが
外部のテスタ側で制御できるように構成すれば、如何な
る条件下でもテスト動作を確実に行うことが可能とな
る。
【0062】更に、上記実施形態では、テスト回路が半
導体記憶装置に内蔵された場合の1例を示したが、必要
に応じ、テスト回路を半導体記憶装置とは分離して同一
チップ上に搭載しても良い。いずれの構成でも、テスト
回路が半導体記憶装置に電気的に結合されて信号やアド
レスがテスト回路と半導体記憶装置との間での受け取り
が可能であれば問題無い。また、本発明は、上記実施形
態の構成に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々の変形が可能である。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、テスト時において、内部のデータ記憶手段内にテス
ト用リフレッシュアドレスを記憶させる。そして、この
テスト用リフレッシュアドレスが指定するワード線に隣
接するワード線に対応するテスト用アドレスを、アドレ
ス端子へ印加して、テスト用アドレスに基づく読出また
は書込を行い、次に、データ記憶手段に記憶されたテス
ト用リフレッシュアドレスに基づくメモリセルのリフレ
ッシュを行う。あるいは、先にメモリセルのリフレッシ
ュを行い、続いて読出または書込を行うようにしたの
で、任意のアドレスの組合せについてテストをすること
ができ、これにより、ワーストケースにおける動作チェ
ックが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の構成を示すブロック図
である。
【図2】同実施形態のノーマル動作を説明するためのタ
イミングチャートである。
【図3】同実施形態のテスト時の動作を説明するための
タイミングチャートである。
【図4】同実施形態のテスト時の動作を説明するための
フローチャートである。
【図5】同実施形態のテスト時の動作を説明するための
フローチャートである。
【図6】図1の回路構成に含まれるマルチプレクサの回
路構成の1例を示す回路図である。
【図7】従来の半導体記憶装置の構成例を示すブロック
図である。
【符号の説明】 21〜23 端子 25 ATD回路 26 ロウ制御回路 30 メモリセルアレイ 31 ロウデコーダ 40 リフレッシュ制御回路 50 テスト回路 51 データストア回路 52 インバータ回路 53 テストエントリ回路 54 マルチプレクサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲葉 秀雄 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 内田 祥三 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 園田 正俊 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 Fターム(参考) 2G132 AA08 AB02 AD06 AG08 AK15 AL31 5L106 AA01 DD11 DD23 EE02 FF02 FF04 FF05 GG03 5M024 AA91 BB07 BB08 BB10 BB30 BB35 BB36 BB39 DD80 EE12 EE30 KK22 MM04 MM05 MM10 PP01 PP02 PP07 PP10

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リフレッシュを必要とする複数のメモリ
    セルを有する半導体記憶装置のテスト方法において、 外部入力された第1のアドレスに基づき前記メモリセル
    の読出または書込を行う読出/書込処理と、 外部入力された第2のアドレスに基づき前記メモリセル
    のリフレッシュを行うリフレッシュ処理との組み合わせ
    を、テスト動作中に少なくとも1回行うことを特徴とす
    る半導体記憶装置のテスト方法。
  2. 【請求項2】 前記2つの処理の組み合わせは、前記リ
    フレッシュ処理の後に、前記読出/書込処理を行うこと
    を特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置のテスト
    方法。
  3. 【請求項3】 前記2つの処理の組み合わせは、前記読
    出/書込処理の後に、前記リフレッシュ処理を行うこと
    を特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置のテスト
    方法。
  4. 【請求項4】 前記2つの処理の組み合わせは、1サイ
    クル中に行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    かに記載の半導体記憶装置のテスト方法。
  5. 【請求項5】 前記読出/書込処理の後、前記リフレッ
    シュ処理を行い、その後さらに前記読出/書込処理を1サ
    イクル中に行うことを特徴とする請求項1に記載の半導
    体記憶装置のテスト方法。
  6. 【請求項6】 前記2つの処理は、カラムアドレスを共
    通にし、ロウアドレスは互いに近接することを特徴とす
    る請求項1乃至5のいずれかに記載の半導体記憶装置の
    テスト方法。
  7. 【請求項7】 前記2つの処理は、カラムアドレスを共
    通にし、ロウアドレスは互いに隣接することを特徴とす
    る請求項6に記載の半導体記憶装置のテスト方法。
  8. 【請求項8】 前記半導体記憶装置がノーマル動作モー
    ドからテストモードに切り替わったことに応答して、前
    記半導体記憶装置の内部で生成された第3のアドレスに
    基づく前記メモリーセルのリフレッシュを停止する処理
    を更に含むことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか
    に記載の半導体記憶装置のテスト方法。
  9. 【請求項9】 外部入力されたモード切り替え信号に基
    づき、前記半導体記憶装置がノーマル動作モードからテ
    ストモードに切り替わることを特徴とする請求項1乃至
    8のいずれかに記載の半導体記憶装置のテスト方法。
  10. 【請求項10】 外部入力されたモード切り替え信号に
    基づき、ノーマル動作モードからテストモードに切り替
    わる際、前記第3のアドレスおよびテストアドレスのう
    ちテストアドレスを選択して第3のアドレスに基づく前
    記メモリーセルのリフレッシュを停止することを特徴と
    する請求項8または9に記載の半導体記憶装置のテスト
    方法。
  11. 【請求項11】 前記テスト動作は、カラムアドレスを
    固定し、ロウアドレスを順に変えることにより、複数の
    ロウアドレスの組を、リフレッシュ動作の対象とするこ
    とを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の半
    導体記憶装置のテスト方法。
  12. 【請求項12】 前記テスト動作は、カラムアドレスを
    固定し、ロウアドレスを順に変えることにより、全ての
    ロウアドレスの組を、その対象とすることを特徴とする
    請求項11に記載の半導体記憶装置のテスト方法。
  13. 【請求項13】 前記テスト動作は、カラムアドレスを
    固定し、ロウアドレスを順に変えることにより、メモリ
    セルアレイの分割された複数のブロックの各々において
    全てのロウアドレスの組合せをその対象とすることを特
    徴とする請求項11に記載の半導体記憶装置のテスト方
    法。
  14. 【請求項14】 ロウアドレスを変更する毎に、前記第
    一のアドレス及び前記第二のアドレスの双方を外部入力
    することを特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記
    載の半導体記憶装置のテスト方法。
  15. 【請求項15】 前記第一のアドレスは、ロウアドレス
    を変更する毎に外部入力し、一方、前記第二のアドレス
    は、最初のアドレスのみを外部入力した後、予め定めら
    れた一定の規則に従いロウアドレスを変更する毎に内部
    で自動的に変更することを特徴とする請求項1乃至13
    のいずれかに記載の半導体記憶装置のテスト方法。
  16. 【請求項16】 前記第二のアドレスを予め定められた
    インクリーメントをロウアドレスを変更する毎に行うこ
    とを特徴とする請求項15に記載の半導体記憶装置のテ
    スト方法。
  17. 【請求項17】 テストの対象となるメモリセルについ
    て、予めホールド試験を行い、所定のテストパターンを
    書込んだ後に、前記2つの処理を行うことを特徴とする
    請求項1乃至16のいずれかに記載の半導体記憶装置の
    テスト方法。
  18. 【請求項18】 リフレッシュを必要とする複数のメモ
    リセルと、第1のアドレスを供給する手段と、アドレス
    に基づいて前記メモリセルのリフレッシュを行うアクセ
    スアドレス制御手段とを有する半導体記憶装置におい
    て、 外部入力された第2のアドレスを保持する手段と、 前記第1のアドレスを供給する手段と前記第2のアドレ
    スを保持する手段とに電気的に結合され、ノーマル動作
    モードでは前記第1のアドレスを前記アクセスアドレス
    制御手段に供給し、テストモードでは前記第2のアドレ
    スを前記アクセスアドレス制御手段に供給するリフレッ
    シュアドレス切換手段とを更に有することを特徴とする
    半導体記憶装置。
  19. 【請求項19】 前記リフレッシュアドレス切換手段
    は、前記第1のアドレスを供給する手段と前記データ保
    持手段とに電気的に結合され、ノーマル動作モードでは
    前記第1のアドレスを選択し、テストモードでは前記第
    2のアドレスを選択する選択手段からなることを特徴と
    する請求項18に記載の半導体記憶装置。
  20. 【請求項20】 前記選択手段は、前記第1のアドレス
    を供給する手段と前記データ保持手段とに電気的に結合
    されたマルチプレクサからなることを特徴とする請求項
    19に記載の半導体記憶装置。
  21. 【請求項21】 前記リフレッシュアドレス切換手段に
    電気的に結合され、ノーマル動作モードとテストモード
    とを切り替える制御信号を前記リフレッシュアドレス切
    換手段に供給する制御手段を更に有することを特徴とす
    る請求項18乃至20のいずれかに記載の半導体記憶装
    置。
  22. 【請求項22】 前記制御手段は、所定の外部信号に応
    答してノーマル動作モードとテストモードとを切り替え
    るテストエントリ手段からなることを特徴とする請求項
    21に記載の半導体記憶装置。
  23. 【請求項23】 前記第2のアドレスを保持する手段
    は、前記リフレッシュアドレス切換手段に電気的に結合
    されるデータ記憶手段からなることを特徴とする請求項
    18乃至22のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  24. 【請求項24】 前記データ保持手段と前記リフレッシ
    ュアドレス切換手段との間に電気的に結合され、前記デ
    ータ記憶手段から出力された第2のアドレスを反転し
    て、前記リフレッシュアドレス切換手段に供給するアド
    レス反転手段を更に有することを特徴とする請求項18
    乃至23のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  25. 【請求項25】 前記第1のアドレスを供給する手段
    は、前記リフレッシュアドレス切換手段に接続されたリ
    フレッシュアドレス発生回路からなる請求項18乃至2
    4のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  26. 【請求項26】 リフレッシュを必要とする複数のメモ
    リセルと、内部信号に基づき第1のアドレスを供給する
    手段とを有する半導体記憶装置のテストを行うためのテ
    スト回路において、 前記テスト回路は、外部入力された第2のアドレスを保
    持する手段と、 前記第1のアドレスを供給する手段と前記第2のアドレ
    スを保持する手段とに電気的に結合され、ノーマル動作
    モードでは前記第1のアドレスを前記アクセスアドレス
    制御手段に供給し、テストモードでは前記第2のアドレ
    スを前記アクセスアドレス制御手段に供給するリフレッ
    シュアドレス切換手段とを有することを特徴とするテス
    ト回路。
  27. 【請求項27】 前記リフレッシュアドレス切換手段
    は、前記第1のアドレスを供給する手段と前記データ保
    持手段とに電気的に結合され、ノーマル動作モードでは
    前記第1のアドレスを選択し、テストモードでは前記第
    2のアドレスを選択する選択手段からなることを特徴と
    する請求項26に記載のテスト回路。
  28. 【請求項28】 前記選択手段は、前記第1のアドレス
    を供給する手段と前記データ保持手段とに電気的に結合
    されたマルチプレクサからなることを特徴とする請求項
    27に記載のテスト回路。
  29. 【請求項29】 前記リフレッシュアドレス切換手段に
    電気的に結合され、ノーマル動作モードとテストモード
    とを切り替える制御信号を前記リフレッシュアドレス切
    換手段に供給する制御手段を更に有することを特徴とす
    る請求項26乃至28のいずれかに記載のテスト回路。
  30. 【請求項30】 前記制御手段は、所定の外部信号に応
    答してノーマル動作モードとテストモードとを切り替え
    るテストエントリ手段からなることを特徴とする請求項
    29に記載のテスト回路。
  31. 【請求項31】 前記第2のアドレスを保持する手段
    は、前記リフレッシュアドレス切換手段に電気的に結合
    されるデータ記憶手段からなることを特徴とする請求項
    26乃至30のいずれかに記載のテスト回路。
  32. 【請求項32】 前記データ保持手段と前記リフレッシ
    ュアドレス切換手段との間に電気的に結合され、前記デ
    ータ記憶手段から出力された第2のアドレスを反転し
    て、前記リフレッシュアドレス切換手段に供給するアド
    レス反転手段を更に有することを特徴とする請求項26
    乃至31のいずれかに記載のテスト回路。
  33. 【請求項33】 前記テスト回路は、前記半導体記憶装
    置に内蔵されることを特徴とする請求項26乃至32の
    いずれかに記載のテスト回路。
  34. 【請求項34】 前記テスト回路は、前記半導体記憶装
    置とは分離して同一チップ上に搭載されることを特徴と
    する請求項26乃至32のいずれかに記載のテスト回
    路。
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