JP2002150013A - 商品販売システム、仮想商店街の運営方法、及び仮想商店街 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 出来るだけ多くの顧客を仮想商店街に誘引で
きるようにする仮想商店街の運営方法を提供する。 【解決手段】 先ず、仮想商店街の運営会社は、仮想商
店街内にリフレッシュメント宅配店のホームページを開
設する（Ｓ₁ ）。仮想商店街を閲覧中の顧客は、リフレ
ッシュメント宅配店のホームページを開いて、リフレッ
シュメントを注文する（Ｓ₂ ）。コーヒー・チェーン店
運営会社は、リフレッシュメント宅配店のホームページ
を介してリフレッシュメントの注文を認識し、顧客に最
も近いコーヒー・チェーン店を選んで注文があった旨を
通知し、同時に、宅配便会社に選択したコーヒー・チェ
ーン店の住所等を通知する（Ｓ₃ ）。宅配便会社は、コ
ーヒー・チェーン店に赴き、リフレッシュメントを受け
取って顧客に配達し、代金を受け取り、仮想商店街運営
会社に納金する（Ｓ₄ 、Ｓ₅ 、Ｓ₆ ）。仮想商店街の運
営会社が、納金された代金から所定の対価をコーヒー・
チェーン店運営会社、及び宅配便会社を販売した仮想商
店街の出店商店に支払う（Ｓ₇ ）。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、仮想商店街の運営
方法及び仮想商店街に関し、更に詳細には、仮想商店街
を閲覧中の顧客にリフレッシュメントを提供して、快適
な環境で仮想商店街の閲覧を勧めることにより、顧客数
及び出店商店数を増大させ、仮想商店街の運営を経営的
に容易にする仮想商店街の運営方法、及びそのような仮
想商店街に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】インターネットの発達とともに、インタ
ーネットを介してアクセスできる仮想商店街（バーチャ
ル・ショッピング・モール）が盛んに開設されている。
顧客は、インターネットを介して仮想商店街にアクセス
し、仮想商店街に出店した商店のホームページに展示さ
れている商品を閲覧して、ホームページ上で所望の商品
を指定することにより、購入でき、所定の商品引き渡し
方式に従って指定した商品を受け取っている。

【０００３】仮想商店街は、通常、仮想商店街を開設し
た会社によって運営されていて、仮想商店街に出店した
商店、企業は、所定の対価を仮想商店街の運営費として
仮想商店街の運営会社に支払っている。つまり、仮想商
店街の運営会社は、仮想商店街に出店する商店、企業か
ら運営費を受け取ることによって、仮想商店街の経営を
成立させている。また、出店した商店、企業が仮想商店
街の運営会社に支払う対価は、通常、出店した商店、企
業のホームページを閲覧する顧客の数に依存している。
つまり、ホームページを閲覧する顧客の数が多いと、仮
想商店街の運営会社に支払う対価が高くなり、少ないと
対価が低くなる。従って、仮想商店街の運営会社は、出
来るだけ仮想商店街を閲覧する顧客の数を増やし、かつ
仮想商店街に出店する商店、企業の数を増やすことによ
り、仮想商店街の経営を容易にしようと努力している。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】ところで、仮想商店街
が盛んに開設されるようになるにつれて、仮想商店街の
間で商業的競争が激しくなっている。従って、仮想商店
街の運営では、仮想商店街に出来るだけ多くの顧客を誘
引し、出店商店のホームページを開かせ、閲覧させるこ
とが重要である。そこで、本発明の目的は、出来るだけ
多くの顧客を仮想商店街に誘引できるようにする仮想商
店街の運営方法、及び顧客が誘引されるような魅力のあ
る仮想商店街を提供することである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明者は、仮想商店街
に入って出店商店のホームページを開いて商品を購入す
る顧客の挙動を研究したことにより、以下のようなこと
を着想した。即ち、仮想商店街は多数の参加商店を擁
し、種々雑多な種類の商品を様々な価格で展示している
ので、顧客は、疲労を感じつつ時間の経過も忘れて、参
加商店を次々と閲覧して自分の欲しいものを探す。しか
し、顧客は疲れてくると、閲覧に対する興味を失って散
漫になり、終には商品の探索を放棄して仮想商店街から
離れることになる。

【０００６】そこで、本発明者は、仮想商店街の運営会
社が、仮想商店街内でショッピングしようとして商品を
探索している顧客にリフレッシュメントを廉価又は原価
に近い価格、場合によっては無料で宅配するリフレッシ
ュメント宅配店を仮想商店街内に開設することを考え
た。顧客は商品の探索で疲れた時点で、リフレッシュメ
ント宅配店のホームページを開き、リフレッシュメント
を注文し、宅配されたリフレッシュメントで疲労を回復
させることにより、更に探索する気力が湧き、所望の商
品に到達し、購入することができる。つまり、仮想商店
街を閲覧中の人にリフレッシュメントを提供できるなら
ば、顧客に大変喜ばれる筈である。

【０００７】しかし、このようなリフレッシュメントの
宅配サービスを提供しているような仮想商店街が未だ出
現していない。従って、リフレッシュメントの宅配サー
ビスを廉価で提供するならば、このようなリフレッシュ
メント・宅配サービスが評判になり、仮想商店街に顧客
が集まり、従って出店希望の商店、企業が増える。仮想
商店街に出店を希望する商店、企業が増加すれば、仮想
商店街の運営会社の利益が増大することになる。

【０００８】上記目的を達成するために、上述の知見に
基づいて、本発明に係る商品販売システムは、商店管理
会社によって運営され、通信回線を介してユーザー端末
と相互に情報を授受する商店管理会社のコンピュータ、
並びに、通信回線を介して商店管理会社のコンピュータ
との間で、及び相互間で情報を授受する商店端末、サー
ビス提供会社端末、及び配送センター端末を有する商品
販売システムであって、商店管理会社のコンピュータ
は、商店が提供する商品情報をユーザー端末に表示させ
る手段と、サービス提供会社が提供するサービス情報を
ユーザー端末に表示させる手段と、ユーザー端末から送
信された商品注文情報及びサービス要求情報を受信する
手段と、商品注文情報を商店端末に送信する手段と、サ
ービス要求情報をサービス提供会社の端末に送信する手
段とを有し、商店端末は、商店管理会社のコンピュータ
から受信した商品発注情報に基づいてユーザーに商品を
発送するための商品発送指示情報を配送センター端末に
送信する手段を有し、サービス提供会社端末は、商店管
理会社のコンピュータから受信したサービス要求情報に
基づいて、ユーザーにサービスを提供するためのサービ
ス提供指示情報を配送センター端末に送信する手段を有
し、配送センター端末は、商品発送指示情報及びサービ
ス提供指示情報に基づいて商品を発送し、サービスを実
施する手段を有することを特徴としている。

【０００９】本発明の好適な実施態様では、配送センタ
ーは、商品発送指示情報とサービス提供指示情報に基づ
いて、ユーザーに商品の配達およびサービスの実施を同
時に行う。配送センターが、商品発送指示情報及びサー
ビス提供指示情報に基づいて、ユーザーに、それぞれ、
商品の配達及びサービスの実施を同時に行うようにする
ことにより、配送の生産性が向上する。通信回線は、有
線又は無線の電話通信網、或いはインターネットであ
る。更には、ネット上の仮想商店を提供することもでき
る。サービスの種類に制約はなく、例えば飲食物の提供
であり、更には、懸賞応募サービスの提供であり、イン
ターネット上での会話グループへの参加である。

【００１０】また、上記目的を達成するために、本発明
に係る仮想商店街の運営方法は、インターネットを介し
てアクセスできる仮想商店街を開設し、リフレッシュメ
ントを宅配するリフレッシュメント宅配店のホームペー
ジを仮想商店街に設けるステップと、仮想商店街を閲覧
中の顧客に、リフレッシュメント宅配店のホームページ
を閲覧し、ホームページ上でリフレッシュメントを注文
するように顧客に勧めるステップと、注文されたリフレ
ッシュメントを代金引換え方式で顧客に宅配する宅配ス
テップとを有することを特徴としている。

【００１１】本発明方法のリフレッシュメントを注文す
るように顧客に勧めるステップでは、例えば、仮想商店
街のポータル・サイトでリフレッシュメント宅配店をリ
ンクさせることにより、勧誘効果を上げることができ
る。仮想商店街の運営会社が顧客から受け取るリフレッ
シュメントの代金は、本発明の目的に照らして、仮想商
店街の経営面から許される限り、出来るだけ廉価なもの
にする。

【００１２】好適には、リフレッシュメント宅配店の提
供サービスとして、リフレッシュメントの宅配サービス
に加えて、小物物品を販売し、かつ購入された小物を宅
配する小物販売／宅配サービス、リフレッシュメント宅
配店を閲覧中の顧客が自由にチャットできる談話室サー
ビス、及び仮想商店街の懸賞応募サービスの少なくとも
一つを提供するように、リフレッシュメント宅配店のホ
ームページを構成して、リフレッシュメント宅配店を閲
覧した顧客に少なくともいずれかのサービスを受けるよ
うに促しても良い。仮想商店街の懸賞応募サービスと
は、仮想商店街に出店した商店、企業が出す懸賞を一覧
表にし、かつ、リフレッシュメント宅配店のホームペー
ジを介して懸賞に応募できるようになっていて、顧客が
懸賞に応募し易いようにしたものである。更には、顧客
が仮想商店街の出店商店の販売商品を購入した際には、
宅配ステップで、リフレッシュメントと同時に購入商品
を宅配する。これにより、リフレッシュメント宅配店の
利便性が高まり、仮想商店街での顧客のショッピング頻
度が多くなるので、仮想商店街に出店する商店、企業の
数が増加する。

【００１３】実際のリフレッシュメントの宅配は、コー
ヒー・チェーン店運営業者及び宅配便業者と協業するこ
とにより、低コストでリフレッシュメントを宅配するこ
とができる。従って、好適には、リフレッシュメントの
宅配ステップでは、例えば特定のコーヒー・チェーン店
運営会社及び宅配便会社と契約し、顧客の近所のコーヒ
ー・ショップから、コーヒー、ジュース、ホットドッグ
等のリフレッシュメントを宅配便会社に宅配させる。こ
れにより、リフレッシュメント宅配店の運営経費を軽減
することができる。

【００１４】本発明に係る仮想商店街は、インターネッ
トを介してアクセスできるように開設された仮想商店街
において、リフレッシュメントの宅配サービスを行い、
合わせて、小物物品を販売し、かつ購入された小物を宅
配する小物販売／宅配サービス、リフレッシュメント宅
配店を閲覧した顧客が自由にチャットできる談話室サー
ビス、仮想商店街の懸賞応募サービス、及び顧客が仮想
商店街に出店した商店の販売商品を購入した際には、リ
フレッシュメントと共に購入商品を宅配するサービスの
少なくとも一つを提供するリフレッシュメント宅配店を
仮想商店街内に設けることを特徴としている。

【００１５】

【発明の実施の形態】以下に、添付図面を参照し、実施
形態例を挙げて本発明の実施の形態を具体的かつ詳細に
説明する。仮想商店街及びその運営方法の実施形態例 本実施形態例は、本発明に係る仮想商店街の運営方法及
び仮想商店街の実施形態の一例であって、図１は本実施
形態例の仮想商店街の運営方法を実施する運営システム
の構成を示すブロック図、及び図２は仮想商店街の運営
方法の実施に際し、リフレッシュメントの宅配手順を示
すフローチャートである。本実施形態例の仮想商店街の
運営方法を実施する運営システム１０は、図１に示すよ
うに、インターネット１２に接続され、仮想商店街に出
店した商店の商品展示ホームページ及びリフレッシュメ
ント宅配店のホームページを開設する仮想商店街サーバ
１４と、インターネット１２を介して仮想商店街サーバ
１４にアクセスできる顧客のコンピュータ１６と、出店
商店のホームページを介して顧客のコンピュータ１６と
交信する商店のコンピュータ１８と、リフレッシュメン
ト宅配店のホームページを介して顧客コンピュータ１６
と、それぞれ、交信するコーヒー・チェーン店運営会社
のコンピュータ２０及び宅配便会社のコンピュータ２２
とで構成されている。そして、コーヒー・チェーン店運
営会社のコンピュータ２０と宅配便会社のコンピュータ
２２とは、インターネット１２を介して、又は専用電話
線を介して相互に交信できるようになっている。

【００１６】本実施形態例では、リフレッシュメント宅
配店で注文されたリフレッシュメント、例えばコーヒー
は、コーヒー・チェーン店運営会社のコーヒー・チェー
ン店のうち顧客に近いコーヒー・チェーン店から、宅配
便会社によって代金引換え方式で宅配される。顧客から
受け取った代金は、一旦、仮想商店街の運営会社に納金
され、次いで所定の対価がコーヒー・チェーン店運営会
社及び宅配便会社に支払われる。

【００１７】また、リフレッシュメント宅配店は、ホー
ムページを介して小物物品を販売し、かつ宅配する小物
販売／宅配サービス、リフレッシュメント宅配店を閲覧
した顧客が自由にチャットできる談話室サービス、及び
仮想商店街の懸賞応募サービスの少なくとも一つを提供
する。リフレッシュメント宅配店が、小物商品を販売す
る場合には、ホームページ上の仮想店舗に加えて、倉庫
を備えた現実の店舗を設ける必要がある。

【００１８】図２を参照して、上述の仮想商店街の運営
システム１０によって運営されている仮想商店街閲覧中
の顧客にコーヒーの宅配サービスを提供する手順を説明
する。先ず、第１のステップＳ₁ で、仮想商店街の運営
会社は、仮想商店街内にリフレッシュメント宅配店のホ
ームページを開設する。第２のステップＳ₂ で、仮想商
店街を閲覧中の顧客は、リフレッシュメント宅配店のホ
ームページを開いて、ホームページ上でリフレッシュメ
ントを注文する。注文する際には、例えばコーヒー等の
リフレッシュメントの種類、数量、住所、電話番号等の
通信先を入力する。

【００１９】第３のステップＳ₃ で、コーヒー・チェー
ン店運営会社のコンピュータ２０は、リフレッシュメン
ト宅配店のホームページを介してリフレッシュメントの
注文を認識し、顧客に最も近いコーヒー・チェーン店を
選んでリフレッシュメントの注文があった旨を通知し、
同時に、宅配便会社のコンピュータ２２に選択したコー
ヒー・チェーン店の住所等を通知する。第４のステップ
Ｓ₄ で、宅配便会社のコンピュータ２２は、顧客が、リ
フレッシュメントに加えて、他の商品を仮想商店街で購
入し、宅配を希望しているかどうか仮想商店街のサーバ
１４に質問する。他の商品の宅配を希望していない時に
は、第５のステップＳ₅ に移行し、他の商品の宅配を希
望している時には、第６のステップＳ₆ に移行する。

【００２０】第５のステップＳ₅ では、宅配便会社は、
選択されたコーヒー・チェーン店に赴き、リフレッシュ
メントを受け取って顧客に配達し、代金を受け取り、仮
想商店街運営会社に納金する。第６のステップＳ₆ で
は、宅配便会社は、先ず、他の商品を販売した商店に行
って、商品を受け取り、次いで選択されたコーヒー・チ
ェーン店に赴き、リフレッシュメントを受け取った後、
商品とリフレッシュメントとを顧客に配達し、両方の代
金を受け取り、代金を仮想商店街運営会社に納金する。
第７のステップＳ₇ では、仮想商店街の運営会社が、納
金された代金から所定の対価をコーヒー・チェーン店運
営会社、宅配便会社、及び商品を販売した仮想商店街の
出店商店に支払う。仮想商店街の運営会社が顧客から受
け取るリフレッシュメントの代金は、仮想商店街の経営
面から許される限り、出来るだけ廉価なものにする。

【００２１】商品販売システムの実施形態例 本実施形態例は、本発明に係る商品販売システムの実施
形態の一例であって、図３は本実施形態例の商品販売シ
ステムの構成を示すブロック図である。本実施形態例の
商品販売システム３０は、図３に示すように、商店管理
会社によって運営され、通信回線、例えばインターネッ
ト３２を介してユーザー端末３４と相互に情報を授受す
るコンピュータ３６、並びに、通信回線３２を介して商
店管理会社のコンピュータ３６との間で、及び相互間で
情報を授受する商店端末３８、サービス提供会社端末４
０、及び配送センター端末４２を有する。ユーザー端末
３４は、例えば携帯電話、パーソナル・コンピュータで
ある。

【００２２】商店管理会社のコンピュータ３６は、サー
バであって、インターネット上の仮想商店を提供するこ
とにより、それぞれ、商店が提供する商品情報をユーザ
ー端末３４に表示させる第１表示手段４４、及びサービ
ス提供会社が提供するサービス情報をユーザー端末３４
に表示させる第２表示手段４６を備えている。更に、コ
ンピュータ３６は、ユーザー端末３４から送信された商
品注文情報及びサービス要求情報を受信する受信手段４
８と、商品注文情報を商店端末に送信する第１送信手段
５０と、サービス要求情報をサービス提供会社の端末に
送信する第２送信手段５２とを有する。

【００２３】商店端末３８は、商店管理会社のコンピュ
ータ３６から受信した商品発注情報に基づいてユーザー
に商品を発送するための商品発送指示情報を配送センタ
ー端末４２に送信する送信手段５４を有する。サービス
提供会社端末４０は、商店管理会社のコンピュータ３６
から受信したサービス要求情報に基づいて、ユーザーに
サービスを提供するためのサービス提供指示情報を配送
センター端末４２に送信する送信手段５６を有する。

【００２４】サービス提供会社が提供するサービスは飲
食物の提供であり、また懸賞応募サービスの提供であ
り、インターネット上での会話グループへの参加であ
る。配送センター端末４２は、商品発送指示情報及びサ
ービス提供指示情報に基づいて商品を発送し、サービス
を行う配送／サービス手段５８を有する。尚、配送セン
ターは、商品発送指示情報とサービス提供指示情報に基
づいて、ユーザーに商品の配達およびサービスの実施を
同時に行う。

【００２５】

【発明の効果】本発明方法によれば、リフレッシュメン
ト等を廉価で提供して、仮想商店街の閲覧者を増大させ
ることにより、仮想商店街に出店を希望する商店、企業
を増加させ、仮想商店街の運営を経営的に容易にするこ
とができる。また、本発明によれば、商店管理会社によ
って運営され、通信回線を介してユーザー端末と相互に
情報を授受する商店管理会社のコンピュータ、並びに、
通信回線を介して商店管理会社のコンピュータとの間
で、及び相互間で情報を授受する商店端末、サービス提
供会社端末、及び配送センター端末を有する商品販売シ
ステムを構成することにより、仮想商店街等を効率良く
運営する商品販売システムを実現している。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施形態例の仮想商店街の運営システムの構成
を示すブロック図である。

【図２】仮想商店街の運営方法の実施に際し、リフレッ
シュメントの宅配手順を示すフローチャートである。

【図３】実施形態例の商品販売システムの構成を示すブ
ロックである。

【符号の説明】

１０ 実施形態例の仮想商店街の運営方法を実施する運
営システム １２ インターネット １４ 仮想商店街サーバ １６ 顧客のコンピュータ １８ 商店のコンピュータ ２０ コーヒー・チェーン店運営会社のコンピュータ ２２ 宅配便会社のコンピュータ ３０ 実施形態例の商品販売システム ３２ 通信回線、例えばインターネット ３４ ユーザー端末 ３６ 商店管理会社のコンピュータ ３８ 商店端末 ４０ サービス提供会社端末 ４２ 配送センター端末 ４４ 第１表示手段 ４６ 第２表示手段 ４８ 受信手段 ５０ 第１送信手段 ５２ 第２送信手段 ５４、５６ 送信手段 ５８ 配送／サービス手段

Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 商店管理会社によって運営され、通信回
   線を介してユーザー端末と相互に情報を授受する商店管
   理会社のコンピュータ、並びに、通信回線を介して商店
   管理会社のコンピュータとの間で、及び相互間で情報を
   授受する商店端末、サービス提供会社端末、及び配送セ
   ンター端末を有する商品販売システムであって、 前記商店管理会社のコンピュータは、 商店が提供する商品情報を前記ユーザー端末に表示させ
   る手段と、 サービス提供会社が提供するサービス情報を前記ユーザ
   ー端末に表示させる手段と、 前記ユーザー端末から送信された商品注文情報及びサー
   ビス要求情報を受信する手段と、 前記商品注文情報を前記商店端末に送信する手段と、 前記サービス要求情報を前記サービス提供会社の端末に
   送信する手段とを有し、 前記商店端末は、前記商店管理会社のコンピュータから
   受信した前記商品発注情報に基づいて前記ユーザーに前
   記商品を発送するための商品発送指示情報を前記配送セ
   ンター端末に送信する手段を有し、 前記サービス提供会社端末は、前記商店管理会社のコン
   ピュータから受信した前記サービス要求情報に基づい
   て、前記ユーザーに前記サービスを提供するためのサー
   ビス提供指示情報を前記配送センター端末に送信する手
   段を有し、 前記配送センター端末は、前記商品発送指示情報及び前
   記サービス提供指示情報に基づいて商品を発送し、サー
   ビスを実施する手段を有することを特徴とする商品販売
   システム。
2. 【請求項２】 前記配送センターは、前記商品発送指示
   情報と前記サービス提供指示情報に基づいて、前記ユー
   ザーに前記商品の配達および前記サービスの実施を同時
   に行うことを特徴とする請求項１に記載の商品販売シス
   テム。
3. 【請求項３】 前記通信回線は、インターネットである
   ことを特徴とする請求項１に記載の商品販売システム。
4. 【請求項４】 前記商店管理会社は、インターネット上
   の仮想商店を提供することを特徴とする請求項１から３
   のうちのいずれか１項記載の商品販売システム。
5. 【請求項５】 前記サービスは飲食物の提供であること
   を特徴とする請求項１から４のうちのいずれか１項に記
   載の商品販売システム。
6. 【請求項６】 前記サービスは懸賞応募サービスの提供
   であることを特徴とする請求項１から５のうちのいずれ
   か１項に記載の商品販売システム。
7. 【請求項７】 前記サービスはインターネット上での会
   話グループへの参加であることを特徴とする請求項１か
   ら６のうちのいずれか１項に記載の商品販売システム。
8. 【請求項８】 インターネットを介してアクセスできる
   仮想商店街を開設し、リフレッシュメントを宅配するリ
   フレッシュメント宅配店のホームページを仮想商店街に
   設けるステップと、 前記仮想商店街を閲覧中の顧客に、前記リフレッシュメ
   ント宅配店のホームページを閲覧し、ホームページ上で
   前記リフレッシュメントを注文するように顧客に勧める
   ステップと、 注文されたリフレッシュメントを代金引換え方式で顧客
   に宅配する宅配ステップとを有することを特徴とする仮
   想商店街の運営方法。
9. 【請求項９】 前記リフレッシュメントの宅配サービス
   に加えて、小物物品を販売し、かつ購入された小物を宅
   配する小物販売／宅配サービス、リフレッシュメント宅
   配店を閲覧中の顧客が自由にチャットできる談話室サー
   ビス、及び仮想商店街の懸賞応募サービスの少なくとも
   一つを提供するように、リフレッシュメント宅配店のホ
   ームページを構成して、リフレッシュメント宅配店を閲
   覧した顧客に少なくともいずれかのサービスを受けるよ
   うに促すことを特徴とする請求項８に記載の仮想商店街
   の運営方法。
10. 【請求項１０】 前記顧客が仮想商店街に出店した商店
    の販売商品を購入した際には、前記宅配ステップで、前
    記リフレッシュメントと同時に購入商品を宅配すること
    を特徴とする請求項８又は９に記載の顧客への宅配サー
    ビス提供方法。
11. 【請求項１１】 前記リフレッシュメントの宅配ステッ
    プでは、リフレッシュメント・チェーン店運営会社及び
    宅配便会社と契約し、リフレッシュメント・チェーン店
    運営会社傘下の顧客の近所のリフレッシュメント・チェ
    ーン店から前記リフレッシュメントを宅配便会社に宅配
    させることを特徴とする請求項８に記載の仮想商店街の
    運営方法。
12. 【請求項１２】 インターネットを介してアクセスでき
    るように開設された仮想商店街において、 リフレッシュメントの宅配サービスを行い、合わせて、
    小物物品を販売し、かつ購入された小物を宅配する小物
    販売／宅配サービス、リフレッシュメント宅配店を閲覧
    した顧客が自由にチャットできる談話室サービス、仮想
    商店街の懸賞応募サービス、及び顧客が仮想商店街に出
    店した商店の販売商品を購入した際には、リフレッシュ
    メントと共に購入商品を宅配するサービスの少なくとも
    一つを提供するリフレッシュメント宅配店を仮想商店街
    内に設けることを特徴とする仮想商店街。