JP2002149707A - 情報端末装置および使用可能状況報知方法 - Google Patents

情報端末装置および使用可能状況報知方法

Info

Publication number
JP2002149707A
JP2002149707A JP2000341321A JP2000341321A JP2002149707A JP 2002149707 A JP2002149707 A JP 2002149707A JP 2000341321 A JP2000341321 A JP 2000341321A JP 2000341321 A JP2000341321 A JP 2000341321A JP 2002149707 A JP2002149707 A JP 2002149707A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
memory
function
external memory
data forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000341321A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Shiraishi
哲也 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2000341321A priority Critical patent/JP2002149707A/ja
Publication of JP2002149707A publication Critical patent/JP2002149707A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Memory System (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々の機能を実現するための複数のアプリケ
ーションで共通のデータ記憶用メモリを用いる場合に、
データ記憶用メモリの各アプリケーションに応じた残量
を正確に把握することが可能な情報端末装置を提供す
る。 【解決手段】 外部メモリスロット32に装着される外
部メモリ40は、カメラ機能を実現するアプリケーショ
ンと音楽データをダウンロードするアプリケーションに
おいて共用するようにされるが、カメラ機能を実現する
アプリケーションの開始時と終了時、および、音楽デー
タをダウンロードするアプリケーションの開始時と終了
時とにおいて、アプリケーションについての共用するメ
モリの利用可能状況を報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、カメラ
機能や音楽ダウンロード機能などの複数のアプリケーシ
ョンで共通のメモリを使用する情報端末装置および情報
端末装置のメモリの使用可能状況の報知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタルカメラが広く用いられる
ようになってきている。このデジタルカメラは、撮影し
た画像(入力画像)をデジタルデータとして、デジタル
カメラに内蔵されているメモリや、デジタルカメラに装
着された着脱可能な外部メモリ(外部半導体メモリ)な
どに記録するものである。
【0003】デジタルカメラでメモリに記録された画像
データは、パーソナルコンピュータで処理することが可
能である。このため、デジタルカメラで撮影するように
した画像の画像データを、パーソナルコンピュータを用
いて管理したり、あるいは、パーソナルコンピュータを
用いて加工するなどして利用することが行われるように
なってきている。
【0004】そして、デジタルカメラで用いられる画像
データ記憶用メモリの記憶容量は、数十メガバイトから
せいぜい数百メガバイト程度である。パーソナルコンピ
ュータで用いられるハードディスクの記憶容量が数十ギ
ガバイトであることと比較すると、その記憶容量は小さ
く限られたものである。
【0005】このため、撮影が繰り返し行われるにつ
れ、デジタルカメラの画像データ記憶用メモリの空き記
憶容量(以下、単に残量という。)が減少し、突然に撮
影不能になったりするなどの不都合を防止するため、例
えば、使用者からの指示入力に応じて、あるいは、常
時、画像データ記憶用メモリの残量をデジタルカメラの
LCD(Liquid Crystal Displ
y)に表示するなどして使用者に報知し、使用者が画像
データ記憶用メモリの残量をいつでも把握できるように
するなどのことが行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近では、
種々の機能を実現するために複数のアプリケーションを
搭載するようにした情報端末装置の提供が考えられるよ
うになってきている。例えば、デジタルカメラ機能、通
信ネットワークを通じて音楽データなどをダウンロード
できるようにするダウンロード機能、音楽データの再生
機能などを携帯電話端末に搭載するようにすることが考
えられている。
【0007】このように複数の機能が搭載される携帯電
話端末においては、各機能において共通のデータ記憶用
メモリを用いるようにすることが考えられる。搭載され
る機能に応じて携帯電話端末に複数のデータ記憶用メモ
リを搭載することは、小型化軽量化が要求される携帯電
話端末においては物理的に無理があるし、また、コスト
アップにつながることにもなるからである。
【0008】そこで、例えば、デジタルカメラ機能を用
いて撮影した画像の画像データと、ダウンロード機能を
用いてインターネット上のWebサーバ装置からダウン
ロードするようにした音楽データとを、画像データ記憶
用メモリであって音楽データ記憶用メモリである共通の
データ記憶用メモリに記憶保持するようにして利用する
ことが考えられる。
【0009】しかしながら、前述のようにデジタルカメ
ラ機能と音楽データのダウンロード機能とを備えた携帯
電話端末の使用者は、デジタルカメラ機能と音楽データ
のダウンロード機能とで同じデータ記憶用メモリを使用
していることを常に意識しているわけではないので、こ
れらの機能で共用されるデータ記憶メモリの残量を使用
者が常に正確に把握しておくことは難しい。
【0010】このため、例えば、データ記憶用メモリの
残量が、70枚分の静止画像データの記憶が可能であっ
たとしても、音楽データのダウンロードを行った場合に
は、データ記憶用メモリの残量が、いきなり静止画像デ
ータ2枚分に激減してしまうということが発生する可能
性がある。このような場合には、デジタルカメラ機能を
用いて画像を撮影しようとしたときに、データ記憶メモ
リの残量不足により充分に撮影ができなくなってしまう
可能性がある。
【0011】そこで、共通のデータ記憶用メモリを用い
るにしても、その記憶領域を各機能ごとに予め割り当て
しまい、各機能ごとにデータ記憶用メモリの残量を管理
するようにすることが考えられる。しかし、この方法で
は、利用しない機能のためにもデータ記憶用メモリの記
憶領域が割り当てられることになり、メモリの有効活用
という観点から考えると好ましくない。
【0012】以上のことにかんがみ、この発明は、種々
の機能を実現するための複数のアプリケーションにおい
て共通のデータ記憶用メモリを用いる場合に、各機能
(各アプリケーション)についてのデータ記憶用メモリ
の残量を常に正確に把握することが可能な情報端末装
置、および、メモリの使用可能状況報知方法を提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明の情報端末装置は、種々のデ
ータを記憶するメモリと、前記メモリに記録するデータ
を形成するようにする複数のデータ形成手段と、前記複
数のデータ形成手段のそれぞれにより形成するようにさ
れるデータを前記メモリに記録する記録手段と、前記複
数のデータ形成手段のうちのどのデータ形成手段を動作
させるようにするかの指示入力を受け付ける指示入力受
付手段と、前記指示入力受付手段を通じて前記複数のデ
ータ形成手段のうちのいづれかが動作するようにされた
ときに、動作するようにされたそのデータ形成手段につ
いての前記メモリの使用可能状況を報知する報知手段と
を備えることを特徴とする。
【0014】この請求項1に記載の発明の情報端末装置
によれば、複数のデータ形成手段のそれぞれにより形成
するようにされる種々のデータは、記録手段により共通
のメモリに記録するようにされている。そして、指示入
力受付手段を通じて、複数のデータ形成手段のうちのい
づれかか動作するようにされると、そのデータ形成手段
についてのメモリの使用可能状況が報知手段を通じて使
用者に報知される。
【0015】これにより、使用者は目的とするデータ形
成手段を動作させるようにした場合に、そのデータ形成
手段によって形成するようにされるデータをメモリに記
憶するようにする場合の使用可能状況を知ることができ
る。そして、メモリの使用可能状況が悪い場合には、適
切な対応を迅速に行うことができるようにされる。ま
た、メモリの使用可能状況が良好な場合には、メモリの
容量不足を心配することなく安心して情報端末装置を利
用することができる。
【0016】また、請求項2に記載の発明の情報端末装
置は、請求項1に記載の情報端末装置であって、前記指
示入力受付手段を通じて前記複数のデータ形成手段のう
ちのいづれかが動作するようにされたときに、動作する
ようにされたそのデータ形成手段についての前記メモリ
の使用可能状況が所定値以下になったか否かを検出する
検出手段と、前記検出手段により、前記使用可能状況が
所定値以下になったことが検出された場合に、これを通
知する通知手段とを備えることを特徴とする。
【0017】この請求項2に記載の情報端末装置によれ
ば、動作するようにされたデータ形成手段についてのメ
モリの使用可能状況が、予め決められた所定値以下か否
かが検出され、所定値以下であるときにはこれが通知さ
れる。すなわち、メモリの使用可能状況が所定値以下で
ある場合には警告するようにされる。
【0018】これにより、各データ形成手段についての
使用可能状況が、各データ形成手段ごとに定められるよ
うにされた所定値以下であるときには、これが使用者に
通知され、不要データの整理や、着脱可能なメモリを用
いている場合にはメモリの交換など、必要な対応を迅速
にとることができるようにされる。
【0019】また、請求項3に記載の発明の情報端末装
置は、請求項1または請求項2に記載の情報端末装置で
あって、前記複数のデータ形成手段の1つは、静止画
像、あるいは、動画像を撮影して前記メモリに記憶する
ようにする画像データを形成するカメラ機能を実現する
ものであり、前記複数のデータ形成手段の他の1つは、
通信ネットワークを通じて、目的とするデータを取得し
て前記メモリに記憶するようにするダウンロード機能を
実現するものであることを特徴とする。
【0020】この請求項3に記載の情報端末装置によれ
ば、複数のデータ形成手段のうちの1つは、カメラ機能
を実現するものであり、他の1つは、例えば、音楽デー
タなどのダウンロード機能を実現するためのものとされ
る。これにより、カメラ機能とデータのダウンロード機
能とで1つのメモリを共用するようにした場合であって
も、共用するメモリの残量を正確に把握し、不都合を生
じさせないようにすることができる。
【0021】また、請求項4に記載の発明の情報端末装
置は、種々のデータを記憶するメモリと、前記メモリに
記録するデータを形成する複数のデータ形成手段と、前
記複数のデータ形成手段のそれぞれにより形成するよう
にされるデータを前記メモリに記録する記録手段と、前
記メモリの残量が変化した場合に、前記複数のデータ形
成手段のそれぞれごとに、前記複数のデータ形成手段に
ついての前記メモリの使用可能状況を報知する報知手段
とを備えることを特徴とする。
【0022】この請求項4に記載の情報端末装置によれ
ば、メモリは、複数のデータ形成手段により共用され
る。そして、当該メモリの残量が変化したときには、複
数のデータ形成手段のそれぞれごとに、各データ形成手
段についてのメモリの使用可能状況が報知される。これ
により、どのデータ形成手段を用いた場合には、どの位
の処理が可能であるかを知ることができ、安心して情報
端末装置を使用することができるとともに、使用可能状
況に応じて、適切な対応をとることができる。
【0023】また、請求項5に記載の発明の情報端末装
置は、請求項4に記載の情報端末装置であって、前記メ
モリの残量が変化した場合に、前記複数のデータ形成手
段のそれぞれごとの前記メモリの前記使用可能状況が、
前記複数のデータ形成手段のそれぞれごとに定められた
所定値以下になったか否かを検出する検出手段と、前記
検出手段により、前記使用可能状況が、所定値以下にな
ったことが検出された場合に、これを通知する通知手段
とを備えることを特徴とする。
【0024】この請求項5に記載の情報端末装置によれ
ば、各データ形成手段についてのメモリの使用可能状況
が、各データ形成手段ごとに決められた所定値以下であ
る場合には、これが使用者に通知するようにされる。こ
れにより、例えば、次に動作させようとするデータ形成
手段に応じて、適切な対応をとることができる。
【0025】また、請求項6に記載の発明の情報端末装
置は、請求項4または請求項5に記載の情報端末装置で
あって、前記複数のデータ形成手段の1つは、静止画
像、あるいは、動画像を撮影して前記メモリに記憶する
ようにする画像データを形成するカメラ機能を実現する
ものであり、前記複数のデータ形成手段の他の1つは、
通信ネットワークを通じて、目的とするデータを取得し
て前記メモリに記憶するようにするダウンロード機能を
実現するものであることを特徴とする。
【0026】この請求項6に記載の情報端末装置によれ
ば、複数のデータ形成機能のうちの1つは、カメラ機能
を実現するものであり、他の1つは、例えば、音楽デー
タのダウンロード機能を実現するためのものとされる。
これにより、カメラ機能とデータのダウンロード機能と
で1つのメモリを共用するようにしても、各機能の終了
時点において、各機能についてのメモリの使用可能状況
を知ることができるので、メモリの使用可能状況の急激
な変化による問題を生じさせないようにすることができ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図を参照しながら、この発
明による情報端末装置および利用可能状況報知方法の一
実施の形態について説明する。以下に説明する実施の形
態においては、この発明による情報端末装置、利用可能
状況報知方法を、携帯電話機能と、音楽データのダウン
ロード機能と、音楽データの再生機能と、デジタルカメ
ラ機能(以下、カメラ機能という。)とを備えたを携帯
端末(携帯電話端末)に適用した場合を例にして説明す
る。
【0028】[第1の実施の形態] [携帯電話端末の構成]図1は、この実施の形態の携帯
電話端末を説明するためのブロック図である。この実施
の形態の携帯電話端末は、図1に示すように、通信機能
を実現する部分として、送受信アンテナ1、アンテナ共
用器2、受信部3、ベースバンド処理部4、音声コーデ
ックとし用いられるDSP(Digital Sign
al Processor)5、スピーカ(受話器)
6、マイクロホン(送話器)7、送信部8、周波数シン
セサイザ9を備えている。
【0029】また、図1に示すように、この携帯電話端
末には、当該携帯電話端末の各部を制御する制御部20
が設けられている。制御部20は、図1に示すように、
CPU(Central Processing Un
it)21と、ROM(Read Only Memo
ry)22と、SRAM(Static RadomA
ccess Memory)23と、フラッシュメモリ
24とが、CPUバス25を通じて接続されて形成され
たマイクロコンピュータである。
【0030】ここで、ROM22は、CPU21におい
て実行されるプログラムや、表示用のフォント等の必要
となるデータが予め記憶されたものである。また、SR
AM23は、主に作業領域として用いられるものであ
り、CPU21がプログラム実行中において、必要に応
じて計算途中のデータなどを必要に応じて記憶したり、
制御部20と、各部との間でやり取りするデータを一時
記憶したりするなどの場合に用いられる。
【0031】また、フラッシュメモリ24は、EEPR
OM(ElectricallyErasable a
nd Programmable ROM)の一種であ
り、携帯電話端末の電源がオフされても例えば直前の設
定条件などを記憶しておき、次の電源オン時に同じ設定
にするような使用方法をする場合に、それらの設定パラ
メータを記憶しておくものである。すなわち、フラッシ
ュメモリ24は、携帯電話端末の電源がオフにされても
これに記憶されているデータが消滅してしまうことのな
い不揮発性メモリである。
【0032】この制御部20には、図1に示すように、
外部メモリインターフェース(以下、外部メモリI/F
と略称する。)31を通じて、外部メモリスロット32
が接続されているとともに、キーインターフェース(以
下、キーI/Fと略称する。)33を通じて、キー操作
部34が接続されている。
【0033】外部メモリスロット32は、着脱可能とさ
れた外部メモリの着脱口を備え、装着された外部メモリ
40からデータを読み出して制御部20に供給したり、
制御部20からのデータを装着されている外部メモリ4
0に記録するいわゆるリーダ/ライタとしての機能を有
するものである。ここで、外部メモリ40は、例えばソ
ニー株式会社製のメモリスティックなどのいわゆるメモ
リカードであり、半導体メモリを利用した着脱可能な記
憶媒体である。
【0034】キー操作部34は、ダイヤルキー(テンキ
ー)や各種のファンクションキーなどの複数の操作キー
を有するものであり、このキー操作部34の操作キーを
通じて、使用者(ユーザ)からの各種の指示入力を受け
付けることができるようにされている。また、制御部2
0は、外部インターフェース(以下、外部I/Fと略称
する。)35、入出力端子36を通じて、例えば、パー
ソナルコンピュータなどの外部機器との間で、データの
送受を行うことができるようにされている。
【0035】そして、この実施の形態の携帯電話端末
は、自機が有する通信機能を用いて、通信回線を接続し
通話を可能にするとともに、例えばインターネットに接
続して、インターネット上に提供されている音楽(楽
曲)などの音楽データ(音声データ)をダウンロードし
てきて利用することもできるようにされている。
【0036】そして、この実施の形態の携帯電話端末に
おいては、ダウンロードしてきた音楽データなどのデジ
タルデータは、外部メモリスロット32に装着された外
部メモリ40に記憶保持し、必要に応じて読み出して利
用することができるようにされている。
【0037】そして、前述のようにダウンロードするこ
とにより、あるいは、パーソナルコンピュータなどを通
じて外部メモリに記憶するようにした音楽データの再生
機能を実現する部分として、音声データ再生処理部1
1、音声信号の出力端子12を備えている。また、この
実施の形態の携帯電話端末は、文字、図形、記号、静止
画像、動画像などの各種の画像情報を表示するため、L
CDコントローラ13、LCD14を備えている。
【0038】LCD14は、比較的に大きな表示画面を
備えたTFTカラー液晶ディスプレイ(Thin Fi
lm Ttansistor Color Liqui
Crystal Display)である。このLC
D14には、自機から電話をかけた相手先の電話番号や
名称、あるいは、自機に電話をかけてきた相手先の電話
番号や名称、各種のガイダンスメッセージなどを表示す
ることができるとともに、インターネットを通じて提供
を受けたWebページや電子メールなどの画像情報やテ
キスト情報をも表示することができるものである。
【0039】さらに、この実施の形態の携帯電話端末に
は、カメラ部15が搭載されており、いわゆるデジタル
カメラとしての機能をも有するようにされている。これ
により、外出先などにおいて、景色などの画像を画像デ
ータとして記録し、LCD14に表示して確認したりす
ることができるようにされている。このカメラ部15を
通じて撮影するようにした画像の画像データもまた、外
部メモリスロット32に装着される外部メモリ40に記
録し、必要に応じて読み出してLCD14に表示するこ
とができるようにされている。
【0040】このように、外部メモリスロット32に装
着される外部メモリ40などの外部メモリは、後述もす
るようにアプリケーションのデータ保存用の記録媒体で
あり、この実施の形態の携帯電話端末が有する音楽デー
タのダウンロード機能(ダウンロードアプリケーショ
ン)やカメラ機能(カメラアプリケーション)などによ
り共用するようにされている。
【0041】また、外部メモリ40の記憶容量は、例え
ば64メガバイトである。しかし、この実施の形態の携
帯電話端末において使用可能な外部メモリとして、数十
メガバイトから数百メガバイト、あるいは、それ以上の
各種の記憶容量のものも提供するようにされている。
【0042】なお、この実施の形態の携帯電話端末に搭
載されたカメラ機能は、静止画像だけでなく、携帯電話
端末の外部メモリスロット32に装着される外部メモリ
の記憶容量に応じて、数十秒間から数分間分の動画像の
撮影および記録を行うこともできるものである。
【0043】また、この実施の形態の携帯電話端末は、
着信を通知する着信音を放音したり、警告音を放音する
などのためにリンガ16が設けられているほか、図示し
ないが、着信通知のためのバイブレータをも有するもの
である。
【0044】[携帯電話端末の受信系の動作]次に、こ
の実施の形態の携帯電話端末の受信系について説明す
る。アンテナ1を通じて受信した受信信号は、アンテナ
共用器2を通じて受信部3に供給される。受信部3は、
受信信号が適正なレベルになるように、必要な帯域制
限、AGC(Automatic Gain Cont
rol)を行うとともに、周波数シンセサイザ(局発
部)9からの信号に基づいて、受信信号の周波数を一定
の周波数にするなどの処理を行って、処理後の信号をベ
ースバンド処理部4に供給する。
【0045】ベースバンド処理部4は、受信部3からの
信号をA/D変換し、フェージングなどの影響除去や、
受信した信号の種別判別、デ・インターリーブ、エラー
訂正を行い、適切な復号処理を行って、音声データとそ
の他の通信データとを分離する。そして、音声データ
は、DSP5に供給され、その他の通信データである、
例えば、各種の制御情報や文字データなどは、制御部2
0に供給される。
【0046】DSP5は、ベースバンド処理部4からの
音声データをD/A変換してアナログ音声信号を形成
し、これをスピーカ6に供給する。スピーカ6は、DS
P5からのアナログ音声信号により駆動され、これに応
じた音声がスピーカ6から放音される。
【0047】一方、ベースバンド処理部4から制御部2
0に供給された通信データは、この携帯電話端末用の制
御データや文字データなどの場合には、制御部20のS
RAM23に一時記憶されて、この携帯電話端末におい
て使用される。また、それ以外の通信データは、例え
ば、外部メモリI/F31を通じて、外部メモリスロッ
ト32に装着された着脱可能とされた外部メモリ40に
記録されたり、あるいは、外部I/F35、入出力端子
36を通じて、この携帯電話端末に接続されたパーソナ
ルコンピュータなどの外部装置に供給するようにされ
る。
【0048】[携帯電話端末の送信系の動作]次に、こ
の実施の形態の携帯電話端末の送信系について説明す
る。マイクロホン7は、収音した音声をアナログ音声信
号に変換し、これをDSP5に供給する。DSP5は、
マイクロホン7からのアナログ音声信号をA/D変換し
て、デジタル音声信号を形成し、これをベースバンド処
理部4に供給する。
【0049】ベースバンド処理部4は、DSP5からの
デジタル音声信号を所定の符号化方式で符号化して圧縮
し、所定のブロックにまとめる。またベースバンド処理
部4は、外部入出力端子36、外部I/F35を通じて
携帯電話端末に供給されたデジタルデータを所定のブロ
ックにまとめる。ベースバンド処理部4は、圧縮された
デジタル音声信号や外部装置からのデジタルデータをま
とめ、送信部8に供給する。
【0050】送信部8は、ベースバンド処理部4からの
デジタルデータから変調信号を形成し、この変調信号を
所定の送信周波数に変換するために、変調信号と、周波
数シンセサイザ9からの変換用の信号とを混合して、送
信用変調信号を形成する。この送信部8において形成さ
れた送信用変調信号は、アンテナ共用器2を経由して、
送受信アンテナ1から送信される。
【0051】このような受信系および送信系を備えたこ
の実施の形態の携帯電話端末においては、待ち受け受信
時においては、制御部20は、ベースバンド処理部4か
らの受信信号を監視することにより、自機への着信を検
出する。そして、制御部20は、自機への着信を検出し
た場合には、リンガ16を制御して、呼び出し音(リン
ガ音)を放音するようにして、自機への着信を携帯電話
端末の使用者に通知する。
【0052】そして、携帯電話端末の使用者が、キー操
作部34に設けられているオフフックキーを押下するな
どのオフフック操作を行うことにより、着信に応答した
場合には、制御部20は、送信系を通じて、接続応答を
送出するなどして通信回線を接続し、前述したように、
受信系、送信系の動作によって通話が可能となる。
【0053】また、この実施の形態の携帯電話端末から
発呼する場合には、キー操作部34のオフフックキーを
押下するなどのオフフック操作を行った後、キー操作部
34のダイヤルキーを通じて、また、予め登録された電
話番号リストから相手先の電話番号を選択することによ
り、ダイヤル動作を行うようにする。
【0054】これにより、制御部20は、発呼要求を形
成し、送信系を通じて送信することにより、目的とする
相手先の電話端末との間に通信回線を接続するようにす
る。そして、相手先からの着信応答が返信されてきて、
通信回線の接続を確認すると、前述したように、受信
系、送信系の動作によって通話が可能となる。
【0055】また、前述もしたように、この実施の形態
の携帯電話端末は、インターネットに接続が可能なもの
であり、電話会社が提供するプロバイダ機能を通じて、
電子メールの送受信を行ったり、URL(Unifor
m Resource Locators)を入力して
送信することにより、Webページなどの情報を得て、
LCD14に表示したり、音楽データをダウンロードし
て外部メモリI/F31、外部メモリスロット32を通
じて外部メモリ40に記録したり、あるいは、外部イン
ターフェース35、入出力端子36を通じて外部機器に
出力したりするなどのことができるようにされている。
【0056】[音楽データの再生について]次に、この
実施の形態の携帯電話端末が備える音楽(楽曲)などの
1まとまりの音楽データ(音声データ)を再生する音楽
再生機能(音声再生機能)について説明する。ここで
は、この実施の形態の携帯電話端末の外部メモリスロッ
ト32に装着される外部メモリ40に記録された音楽な
どの音楽データを再生する場合を例にして説明する。音
楽などの音楽データの場合、そのデータ量は圧縮方式に
もよるが、5分間分の音楽データで5メガバイト程度で
あり、複数の音楽データを外部メモリに記憶することが
できる。
【0057】この実施の形態の携帯電話端末の外部メモ
リスロット32に着脱可能とされた外部メモリ40は、
前述もしたように、主にアプリケーションのデータ保存
用の記録媒体として用いられるものであり、インターネ
ット上に設けられたWebサーバにアクセスして、この
Webサーバからダウンロードするようにした音楽デー
タや静止画像データ、動画像データなどの画像データを
格納することができるようにされている。
【0058】また、外部メモリ40は、着脱可能ないわ
ゆるリムーバブル(removable)なメディアで
あるので、パーソナルコンピュータを用いて、音楽デー
タや画像データを記録し、これを携帯電話端末において
利用するようにすることもできる。今後、記憶容量の大
容量化に伴い、CD(コンパクトディスク)のように、
音楽などの音声データが記録された外部メモリが製造さ
れ、流通するようになることも考えられるが、このよう
に流通する外部メモリの使用も可能である。
【0059】そして、上述のような方法により、音楽デ
ータが記録された外部メモリ40を、外部メモリスロッ
ト32に装着し、キー操作部34の操作キーを操作する
ことにより、音楽再生指示、および、再生する音楽の選
択指示を入力する。これらの指示は、キー操作部34か
らキーI/F33を通じて制御部20に供給される。
【0060】制御部20は、使用者からの指示入力に応
じて、外部メモリスロット32に装着された外部メモリ
40から、これに記憶されている音楽データであって、
使用者に指示された音楽の音楽データを読み出し、この
読み出した音楽データを音声データ再生処理部11に供
給する。
【0061】外部メモリ40に記録されている音楽デー
タは、通常、所定のデータ圧縮方式によりデータ圧縮さ
れており、音声データ再生処理部11は、これに供給さ
れた音楽データを圧縮解凍してデータ圧縮前の元の音楽
データに復元し、これをD/A変換してアナログ音声信
号を形成し、これを音声出力端子12を通じて出力する
ようにする。
【0062】音声出力端子12には、ヘッドホンが接続
するようにされる。これにより、外部メモリ40から読
み出され、音声データ再生処理部11において再生され
た音声信号による音声が、音声出力端子12に接続され
たヘッドホンから放音され、使用者は、これを聴取する
ことができる。
【0063】なお、この実施の形態において、音声デー
タ再生処理部11は、音声増幅回路(オーディオアン
プ)や音質調整回路などを備え、使用者からの指示入力
に応じた制御部20からの制御信号により、音量や音質
の調整を行い、調整後の音声信号を出力することができ
るようにされている。
【0064】また、この実施の形態においては、図1に
示したように、通話は受話器6、送話器7を用いて行
い、音楽などの再生された音声は、音声出力端子12に
接続されるヘッドホンを用いて聴取する構成であるもの
とた。しかし、通話時において、受話器6に変えてヘッ
ドホンを用いることも可能である。
【0065】この場合には、音声出力端子12の前段に
コーディック5からの音声信号を出力するのか、音声デ
ータ再生処理部11からの音声信号を出力するのかを切
り換えるスイッチ回路(出力選択回路)を設けることに
より実現することができるようにされる。
【0066】[デジタルカメラ機能について]次に、こ
の実施の形態の携帯電話端末が備えるカメラ機能につい
て説明する。図1に示したように、この実施の形態の携
帯電話端末は、カメラ部15を備えている、カメラ部1
5は、対物レンズ、CCD(Charge Coupl
edDevice)などを備えたものである。
【0067】そして、この実施の形態の携帯電話端末に
設けられるシャッターを押下操作した時点の画像をCC
Dに取り込んで電気信号に変換し、これを画像データと
して、この実施の形態においては、外部メモリスロット
32に装着された外部メモリ40に記録することができ
るようにされている。
【0068】また、携帯電話端末のキー操作部34の画
像データ再生キーを操作すると、これが制御部20に通
知される。制御部20は、このようにキー操作部34を
通じて画像データの再生指示入力を受け付けると、外部
メモリスロット32に装着された外部メモリ40に記録
されている画像データを読み出し、これをLCDコント
ローラ13に供給する。
【0069】これにより、LCDコントローラ13は、
制御部20からの画像データに応じた画像をLCD14
の表示画面に表示する。このように、この実施の形態の
携帯電話端末は、カメラ機能を備え、外出先などにおい
て、画像を撮影し、これをデジタルデータとして外部メ
モリ40に記憶保持するようにすることができるととも
に、必要に応じて撮影した画像を再生してLCD14の
表示画面に表示し、観視することができるようにしてい
る。
【0070】このように、この実施の形態の携帯電話端
末は、携帯電話機能と、音楽データなどのダウンロード
機能、音楽データなどの音楽再生機能、カメラ機能を備
えたものである。そして、この実施の形態の携帯電話端
末は、主電源が投入されると、携帯電話モードとなり、
携帯電話端末として用いることができるようにされる。
【0071】そして、ダウンロード機能や音楽再生機
能、あるいは、カメラ機能を用いるときには、LCD1
4に実行可能な機能のメニュー(一覧表)を表示し、目
的とする機能を選択して決定キーを押下操作することに
より、その選択した機能が実行され、所定の操作を行う
ことによって、データのダウンロードや音楽データの再
生、あるいは、画像の撮影を行うことができるようにさ
れる。
【0072】もちろん、各機能を実行するためのファン
クションキーを携帯電話端末に設けておき、目的とする
機能に対応するファンクションキーを操作することによ
って、その目的とする機能(目的とする機能を提供する
アプリケーション)を実行させるようにしてもよい。
【0073】[外部メモリの使用可能状況の報知につい
て]図2は、この実施の形態の携帯電話端末の外観を説
明するための図であり、図3、図4は、この実施の形態
の携帯電話端末のLCD14に表示される外部メモリの
使用可能状況の報知画面の表示例を説明するための図で
ある。
【0074】前述もしたように、この実施の形態の携帯
電話端末は、自機の通信機能を用いてインターネットに
接続し、インターネットから音楽データをダウンロード
してきて外部メモリスロット32に装着された外部メモ
リ40に記録し、利用することができるようにされたも
のである。
【0075】具体的には、図2に示すように、この実施
の形態の携帯電話端末においては、音声出力端子12に
ヘッドホン50を接続することにより、外部メモリスロ
ット32に装着された外部メモリ40に記録されている
音楽データを再生して、その音楽データに応じた音楽
(音声)をヘッドホン50を通じて聴取することができ
る。
【0076】また、図2に示すように、この実施の形態
の携帯電話端末の前面(LCD14の表示画面を有する
面)に対向する側から見ると、携帯電話端末の左上端部
にカメラ部15が設けられており、このカメラ部15を
通じて、画像を撮影し、その撮影した画像の画像データ
を外部メモリ40に記録することができるようにされて
いる。また、外部メモリ40に記録した画像データによ
る画像をLCD14に表示することもできるようにされ
ている。
【0077】カメラ部15は、携帯電話端末の前面から
背面(前面の裏側にあたる面)に向かう方向に例えば1
80度程度回転させることができるようにされており、
カメラ部15を通じて受け付けた入力画像をLCD14
に表示して確認しながら、画像の撮影を行うことができ
るようにされている。
【0078】なお、外部メモリを装着する外部メモリス
ロット32の装着口は、図示しないが、この実施の形態
の携帯電話端末の側面など、使用者による携帯電話端末
に対する操作の邪魔にならない部位に設けられている。
【0079】そして、前述したように、ダウンロード機
能とカメラ機能とにより、外部メモリ32に装着される
外部メモリ(この実施の形態の場合には、外部メモリ4
0)が共用される。このため、カメラ機能により画像の
撮影を全然行っていないときに、データのダウンロード
機能を用いて音楽データをダウンロードすると、音楽デ
ータが外部メモリに記録されることにより、外部メモリ
の記憶可能容量が少なくなるので、画像の撮影可能量も
減少する。この逆の場合もある。
【0080】このため、この実施の形態においては、デ
ータダウンロード機能の開始時と終了時、カメラ機能の
開始時と終了時とにおいて、外部メモリの使用可能状況
をLCD14に表示することにより使用者に報知するよ
うにしている。
【0081】具体的には、この実施の形態の携帯電話端
末のダウンロード機能を用いて音楽データをダウンロー
ドするようにした場合(ダウンロード機能の開始時)に
は、この実施の形態の携帯電話端末は、図3(A)に示
すように、ダウンロード機能についての外部メモリ40
の利用可能状況をLCD14に表示する。
【0082】この場合、この実施の形態の携帯電話端末
は、ダウンロード機能についての外部メモリ40の利用
可能状況として、外部メモリスロット32に装着された
外部メモリ40に記憶可能な音楽データのデータ容量を
音楽データのダウンロード時間に換算してLCD14に
表示するようにしている。
【0083】外部メモリ40には、外部メモリ40自身
の記憶容量を示す情報を記してあるエリアがあり、この
エリアの情報を参照することにより、携帯電話端末の制
御部20は、メモリ40の記憶容量を検知することがで
きる。また、外部メモリ40に既に記憶されているデー
タの容量についても外部メモリ40の持つ情報等から分
かるので、両者の差分をとることにより、外部メモリ4
0の残量(空き記憶容量)を求めることができる。
【0084】そして、音楽データの場合には、携帯電話
端末は、自機が交信する無線局を通じて音楽データをダ
ウンロードする場合には1秒当たり何バイトの音楽デー
タをダウンロードできるかを、伝送路の伝送速度等から
把握しているので、外部メモリ40の残量を音楽データ
の1秒当たりの伝送量で割り算することにより、ダウン
ロード可能な音楽データのデータ量に応じたダウンロー
ド時間を算出することができる。
【0085】つまり、上述のように簡単な割り算によ
り、外部メモリ40に記憶可能な音楽データのデータ量
を音楽データのダウンロード時間に換算することができ
る。図3(A)の場合には、ダウンロード時間が5分間
分の音楽データを外部メモリ40に記憶することができ
ることを表示している。
【0086】そして、音楽データのダウンロードの終了
時においては、この実施の形態の携帯電話端末は、音楽
データのダウンロード後における外部メモリ40の残量
を、外部メモリ40を共用する各機能(各アプリケーシ
ョン)についての使用可能状況として、LCD14に表
示するようにしている。
【0087】この実施の形態においては、外部メモリを
共用する機能は、ダウンロード機能とカメラ機能とがあ
るので、カメラ機能についての外部メモリ40の利用可
能状況と、ダウンロード機能についての外部メモリ40
の利用可能状況とをLCD14に表示するようにしてい
る。
【0088】具体的には、図3(B)に示すように、カ
メラ機能についての外部メモリ40の利用可能状況とし
て、外部メモリスロット32に装着された外部メモリ4
0に記憶可能な静止画像データのデータ量を記録可能な
静止画像の枚数に換算してLCD14に表示するととも
に、外部メモリ40に記憶可能な動画像データのデータ
量を記録可能な動画像の撮影可能時間に換算してLCD
14に表示するようにしている。
【0089】さらに、図3(B)に示すように、ダウン
ロード機能についての外部メモリ40の利用可能状況に
ついても、外部メモリスロット32に装着された外部メ
モリ40に記憶可能な音楽データのデータ量を音楽デー
タのダウンロード時間に換算してLCD14に表示する
ようにしている。
【0090】外部メモリ40に記憶可能な音楽データの
データ量を音楽データのダウンロード時間に換算するこ
とについては前述した通り、外部メモリ40の残量を1
秒間にダウンロード可能な音楽データのデータ量で割り
算することにより求めることができる。
【0091】また、静止画像データについても、1枚分
の静止画像データのデータ量は、データ圧縮の方式にも
よるが、どの程度であるかは予め分かっている。したが
って、予め分かっている静止画像1枚分の画像データ量
で、外部メモリ40の残量を割り算することにより、外
部メモリ40に記録可能な静止画像データの記録可能枚
数を求めることができる。
【0092】また、この実施の形態の携帯電話端末は、
動画像データについても、1秒間当たりに撮影(記録)
できる動画データは何バイトかを把握しているので、外
部メモリ40の残量を1秒間当たりに撮影できる動画デ
ータのデータ量で割り算することにより、動画データの
撮影可能時間を求めることができる。
【0093】そして、この図3(B)の場合には、音楽
データのダウンロード後においては、静止画像なら2枚
分、動画像なら約1秒分、音楽データなら約10秒分の
データであれば、外部メモリ40に記憶可能であること
を報知している場合の例である。この例の場合には、外
部メモリ40の残量は、ほとんどないことが報知され、
音楽データのダウンロードやカメラ機能を用いた画像の
撮影を行う場合には、外部メモリの交換や、外部メモリ
40内の不要データの削除などの必要な処理を行うこと
になる。
【0094】また、この実施の形態の携帯電話端末のカ
メラ機能を用いて画像を撮影するようにした場合(カメ
ラ機能の開始時時)には、この実施の形態の携帯電話端
末は、図4(A)に示すように、カメラ機能についての
外部メモリ40の利用可能状況をLCD14に表示す
る。
【0095】すなわち、この場合、この実施の形態の携
帯電話端末は、カメラ機能についての外部メモリ40の
利用可能状況として、外部メモリスロット32に装着さ
れた外部メモリ40に記憶可能な画像データのデータ量
を記録可能な静止画像の枚数に換算してLCD14に表
示するとともに、外部メモリ40に記憶可能な動画像デ
ータのデータ容量を動画像の撮影可能時間に換算してL
CD14に表示するようにしている。
【0096】この図4(A)の場合には、静止画像であ
れば60枚分、動画像であれば、約30秒分の画像デー
タを外部メモリ40に記憶可能であることが表示されて
いる場合の例である。そして、カメラ機能の利用が終了
すると、この実施の形態の携帯電話端末は、図4(B)
に示すように、カメラ機能利用終了後における外部メモ
リ40の残量を、外部メモリを共用する各機能(各アプ
リケーション)についての使用可能状況として、LCD
14に表示するようにしている。
【0097】この実施の形態においては、図3(B)に
示した場合と同様に、カメラ機能についての外部メモリ
40の利用可能状況と、ダウンロード機能についての外
部メモリ40の利用可能状況とをLCD14に表示する
ようにしている。すなわち、この図4(B)の場合に
は、カメラ機能の利用終了後においては、静止画像なら
50枚分、動画像なら約25秒間分、音楽データなら約
4分間分のデータであれば、外部メモリ40に記憶可能
であることが報知される。
【0098】このように、この実施の形態の携帯電話端
末においては、ダウンロード機能やカメラ機能を立ち上
げるようにしたときには、立ち上げた機能により利用可
能な外部メモリの残量が、その機能についての外部メモ
リの使用可能状況に換算されて使用者に報知される。
【0099】また、この実施の形態の携帯電話端末にお
いては、ダウンロード機能やカメラ機能を終了するよう
にしたときには、ダウンロード機能やカメラ機能の終了
後においての外部メモリの残量が、外部メモリを共用す
る各機能についての外部メモリの使用可能状況に換算さ
れて使用者に報知される。
【0100】これにより、各機能を用いる場合に、その
機能を用いて外部メモリにどれくらいのデータを記憶す
ることができるかを事前に使用者が知ることができる。
また、使用した機能の終了時、すなわち、外部メモリの
残量が変化するようにされたときには、実行可能な各機
能を用いて、どれくらいのデータを記憶させることがで
きるかを使用者が知ることができる。
【0101】したがって、外部メモリの残量が、使用者
が意識しないうちに急に少なくなっているなどというよ
うな不都合を防止することができる。そして、外部メモ
リの残量が急激に減少してしまった場合には、これを使
用者に迅速かつ適格に報知する。そして、使用者が、こ
の実施の形態の携帯電話端末に装着される外部メモリを
交換したり、この実施の形態の携帯電話端末に装着され
ている外部メモリから不要なデータを削除して、外部メ
モリ上に空き領域などを設けるようにするなどの適切な
対応を迅速に取ることができるようにされる。
【0102】[携帯電話端末において行われる使用可能
状況の報知処理について]次に、この実施の形態の携帯
電話端末において行われる使用可能状況の報知処理につ
いて、図5のフローチャートを参照しながら説明する。
この実施の形態の携帯電話端末において、図5に示す処
理は、前述したように実行する機能を選択するためのメ
ニューを表示して機能選択後、決定キーの押下操作が行
われた場合に制御部20において実行される処理であ
る。
【0103】上述のように機能選択後、決定キーの押下
操作を受け付けると、制御部20は、図5に示す処理を
実行し、カメラ機能がオンされたか否か、すなわち、カ
メラ機能の実行が選択されたか否かを判断する(ステッ
プS101)。ステップS101の判断処理において、
カメラ機能がオンするようにされたと判断したときに
は、制御部20は、前述もしたように、外部メモリスロ
ット32に装着された外部メモリ40の残量に応じて、
静止画像の撮影可能枚数と動画像の撮影可能時間とを求
め、これを図4(A)に示したようにカメラ機能による
利用可能状況としてLCD14に表示することにより使
用者に報知する(ステップS102)。
【0104】そして、制御部20は、カメラ機能をオフ
にするようにする操作が行われるまで待ち(ステップS
103)、カメラ機能をオフにする操作が行われたとき
には、静止画像あるいは動画像の撮影が行われた否かを
判断する(ステップS104)。このステップS104
の判断処理は、実際に外部メモリ40に画像データが記
録され、外部メモリ40の残量に変化が生じたか否かを
判断する処理であり、例えば、操作ログ情報や所定のフ
ラグ情報を参照することにより画像の撮影が行われたか
否かを判別することができる。
【0105】ステップS104の判断処理おいて、画像
の撮影が行われたと判断したときには、制御部20は、
前述もしたように、外部メモリ40の残量、音楽データ
の単位ダウンロード時間におけるダウンロード可能な音
楽データのデータ量、静止画像1枚分の画像データのデ
ータ量、単位撮影時間における撮影可能な動画像データ
のデータ量に基づいて、外部メモリ40の残量に応じた
カメラ機能についての利用可能状態、ダウンロード機能
についての利用可能状態を計算する(ステップS10
5)。
【0106】このステップS105の処理は、前述もし
たように、外部メモリ40の残量に応じた、静止画像の
撮影可能枚数、動画像の撮影可能時間、ダウンロード可
能なデータ量分の音楽データのダウンロード時間を算出
する処理である。そして、制御部20は、ステップS1
05において計算した各機能ごとの利用可能状態を、L
CDコントローラ13を通じてLCD14に供給し、図
4(B)に示したように、各機能ごとの外部メモリ40
の利用可能状態を表示し(ステップS106)、この図
5に示す処理を終了する。
【0107】また、ステップS104の判断処理におい
て、カメラ機能が実行するようにされたにもかかわら
ず、撮影が行われなかったと判断したときには、外部メ
モリ40の残量は変化していないので、制御部20は、
各機能ごとの外部メモリ40についての利用可能状況を
報知することなく、この図5に示す処理を終了する。
【0108】また、ステップS101の判断処理におい
て、実行するようにされた機能は、カメラ機能ではない
と判断したときには、制御部20は、実行するようにさ
れた機能は、音楽データのダウンロード機能か否かを判
断する(ステップS107)。ステップS107の判断
処理において、音楽データのダウンロード機能が実行す
るようにされたと判断したときには、制御部20は、外
部メモリスロット32に装着された外部メモリ40の残
量に応じた、ダウンロード可能なデータ量の音楽データ
のダウンロード時間を求め、これを図3(A)に示した
ようにLCD14に表示して使用者に報知する(ステッ
プS108)。
【0109】そして、制御部20は、音楽データのダウ
ンロードが完了するまで待ち状態となり(ステップS1
09)、音楽データのダウンロードが終了したと判断し
たときには、ステップS105の処理に進み、前述もし
たように、ダウンロード機能についての利用可能状態、
カメラ機能についての利用可能状態を算出し(ステップ
S105)、これをLCD14に表示して(ステップS
106)、この図5に示す処理を終了する。
【0110】また、ステップS107の判断処理におい
て、ダウンロード機能が実行するようにされていないと
判断した場合には、実行するように選択されたのは、外
部メモリを共用するカメラ機能でも、ダウンロード機能
でもないので、この図5に示す処理を終了する。
【0111】なお、ステップS102、ステップS10
6、ステップS18の各報知処理においては、例えば、
数秒間程度、報知画面を表示するようにした後、以降の
処理に自動的に移行するようにしてもよいし、使用者か
らの確認入力を受け付けた後に、以降の処理に移行する
ようにしてもよい。
【0112】このようにして、カメラ機能や音楽データ
のダウンロード機能を用いるようにしたときには、その
機能(アプリケーション)により利用可能な外部メモリ
40の残量が、利用可能状況として、その機能に応じた
態様でLCD14に表示されるので、使用前に外部メモ
リの残量不足を確実にチェックし、残量不足にならない
ように対処することができる。
【0113】また、カメラ機能や音楽データのダウンロ
ード機能を用いてその機能を終了させたときには、外部
メモリ40の最新の残量に応じた各機能ごとの使用可能
状況を報知することができるので、携帯電話端末に装着
されている外部メモリ40の残量が使用者の意識しない
うちに急速に変化することによる弊害を防止し、外部メ
モリ40の残量が少ないために目的とする処理が行えな
かったなどという不都合を生じさせることもない。
【0114】[第2の実施の形態]前述した第1の実施
の形態の携帯電話端末においては、カメラ機能の開始時
と終了時、および、音楽データのダウンロード機能の開
始時と終了時において、携帯電話端末に装着された外部
メモリの利用可能状況を自動的に報知するようにした。
しかし、外部メモリの残量が所定量より少なくなった場
合に、これをより確実に使用者に知らせることができれ
ばより便利である。
【0115】そこで、以下に説明するこの第2の実施の
形態の携帯電話端末は、各機能ごと(アプリケーション
ごと)に、外部メモリの残量についての閾値(スレッシ
ョールド値)を携帯電話端末に設定するようにし、外部
メモリの残量が設定した閾値以下になった場合には、こ
れを使用者に警告するようにしたものである。
【0116】この第2の実施の形態の携帯電話端末は、
図1、図2に示した第1の実施の形態の携帯電話端末と
同様に構成され、第1の実施の形態の携帯電話端末と同
様に、カメラ機能、音楽データのダウンロード機能、音
楽再生機能などの各種の機能を備えたものである。この
ため、必要に応じ図1、図2をも参照してこの第2の実
施の形態について説明する。
【0117】この第2の実施の形態の携帯電話端末は、
各機能についての外部メモリの残量に対する閾値を、携
帯電話端末のキー操作部34を通じて入力し、フラッシ
ュメモリ24に記憶することができるようにされてい
る。また、各機能についての外部メモリの残量に対する
閾値のデフォルト値が設けられており、使用者による閾
値の入力がない場合には、これを用いることができるよ
うにされている。
【0118】そして、この第2の実施の形態の携帯電話
端末においては、図5を用いて前述した第1の実施の形
態の携帯電話端末において行われる利用可能状況の報知
処理の場合と同様に、使用者により、実行させる機能が
メニューから選択され決定キーが押下操作された場合
に、制御部20は、外部メモリの利用可能状況を報知す
るとともに、外部メモリの残量が予め決められた閾値以
下になったか否かを判別し、閾値以下であるときには、
これを使用者に警告するようにしている。
【0119】図6は、この第2の実施の形態の携帯電話
端末において実行される外部メモリの利用可能状況の報
知処理を説明するためのフローチャートである。図6に
おいて、ステップS101からステップS109までの
処理は、図5に示した対応する各処理と同様の処理であ
る。すなわち、この第2の実施の形態の携帯電話端末に
おいても、用いられる、あるいは、用いることが可能な
機能についての外部メモリの利用可能状況を自動的に報
知するようにしている。
【0120】そして、この図6に示す処理は、ステップ
S102のカメラ機能についての外部メモリの利用可能
状況を報知した後、外部メモリ40の残量と、前述した
ように予め携帯電話端末のフラッシュメモリ24に設定
されるカメラ機能についての外部メモリの残量に対する
閾値とを比較して、外部メモリ40の残量が当該閾値以
下であるか否かを判断する(ステップS201)。
【0121】ステップS201の判断処理において、外
部メモリ40の残量が当該閾値以下であると判断したと
きには、ステップS102において表示するようにした
使用可能状況を示す表示を反転表示するようにしたり、
「メモリ残量不足です。」などの警告メッセージを表示
するようにしたり、あるいは、リンガ16を制御して警
告音を放音するなどの警告を行う(ステップS20
2)。
【0122】ステップS202の処理の後、および、ス
テップS201の判断処理において、外部メモリ40の
残量が当該閾値以下ではないと判断したときには、ステ
ップS103の処理に進み、カメラ機能がオフにされた
か否かの判断が行われることになる。
【0123】そして、ステップS103の判断処理にお
いてカメラ機能がオフにされたと判断し、ステップS1
04の判断処理において撮影が実行されたと判断して、
ステップS105において各機能ごとの使用可能状況を
計算し、これをステップS105において報知するよう
にした後において、制御部20は、外部メモリ40の残
量と、前述したように予め携帯電話端末のフラッシュメ
モリ24に設定される各機能についての外部メモリの残
量に対する各閾値とを比較して、外部メモリの残量が当
該閾値以下である機能があるか否かを判断する(ステッ
プS203)。
【0124】ステップS203の判断処理において、外
部メモリ40の残量が当該閾値以下である機能があると
判断したときには、ステップS105において表示する
ようにした残量表示の該当機能部分を反転表示するよう
にしたり、「メモリ残量不足です。」などの警告メッセ
ージを表示するようにしたり、あるいは、リンガ16を
制御して警告音を放音するなどの警告を行い(ステップ
S204)、この図6に示す処理を終了する。また、ス
テップS203の判断処理において、外部メモリの残量
が当該閾値以下である機能はないと判断したときには、
警告を行うことなくこの図6に示す処理を終了する。
【0125】また、ステップS101の判断処理におい
て、実行するようにされた機能が、カメラ機能ではない
と判断し、ステップS107の判断処理において、音楽
データのダウンロード機能が行うようにされたと判断し
て、ステップS108において、音楽データのダウンロ
ード機能についての外部メモリ40の利用可能状況を報
知した後において、外部メモリ40の残量と音楽データ
のダウンロード機能についての閾値との比較を行う。
【0126】すなわち、ステップS108の処理の後、
制御部20は、外部メモリ40の残量と、前述したよう
に予め携帯電話端末のフラッシュメモリ24に設定され
ているダウンロード機能についての外部メモリの残量に
対する閾値とを比較して、外部メモリ40の残量が当該
閾値以下であるか否かを判断する(ステップS20
5)。
【0127】ステップS205の判断処理において、外
部メモリの残量が当該閾値以下であると判断したときに
は、ステップS108において表示するようにした残量
表示を反転表示するようにしたり、「メモリ残量不足で
す。」などの警告メッセージを表示するようにしたり、
あるいは、リンガ16を制御して警告音を放音するなど
の警告を行う(ステップS206)。
【0128】ステップS206の処理の後、および、ス
テップS205の判断処理において、外部メモリの残量
が当該閾値以下ではないと判断したときには、ステップ
S109の処理に進み、音楽データのダウンロードが終
了するまで待ち、音楽データのダウンロードが終了した
ときには、ステップS105からの処理を行うことにな
る。
【0129】図7は、図6を用いて前述したように、外
部メモリの残量不足の警告をも行うこの第2の実施の形
態の携帯電話端末の外部メモリの利用可能状況の報知画
面および残量不足の警告通知について説明するための図
である。この図7は、カメラ機能を立ち上げて撮影を行
い、カメラ機能を終了させるようにする操作をした後か
らの利用状況の報知画面および警告通知の一例を示すも
のである。
【0130】この例は、外部メモリの残量に対するカメ
ラ機能についての閾値が、例えば、静止画なら10枚、
動画なら15秒であり、また、外部メモリの残量に対す
る音楽データのダウンロード機能についての閾値が、例
えば、ダウンロード時間が3分である場合の例である。
【0131】この第2の実施の形態の携帯電話端末にお
いて、カメラ機能を立ち上げて撮影を行った後、カメラ
機能を終了させるようにする操作を行うと、携帯電話端
末のLCD14には、図7(A)に示すように、携帯電
話端末に装着されている外部メモリ40の残量に応じた
カメラ機能および音楽データのダウンロード機能につい
ての利用可能状況を報知する。このとき、外部メモリ4
0の残量が、前述のカメラ機能についての閾値以下でな
く、かつ、音楽データのダウンロード機能についての閾
値以下でもないので、メモリ残量不足の警告は行われな
い。
【0132】この後、音楽データのダウンロードを行う
ように操作すると、携帯電話端末のLCD14には、図
7(B)に示すように、外部メモリ40の残量に応じた
音楽データのダウンロード機能についての利用可能状況
が表示される。この時点においては、外部メモリ40の
残量は変化しておらず、外部メモリ40の残量が、音楽
データのダウンロード機能についての閾値以下ではない
ので、メモリ残量不足の警告が行われることはない。
【0133】そして、音楽データのダウンロードが終了
すると、携帯電話端末のLCD14には、図7(C)に
示すように、この携帯電話端末において実行可能なカメ
ラ機能および音楽データのダウンロード機能についての
外部メモリ40の残量に応じた利用可能状況を報知す
る。
【0134】このとき、外部メモリ40の残量は、音楽
データのダウンロードにより急激に減少している。この
ため、外部メモリ40の残量は、カメラ機能についての
閾値以下であり、かつ、音楽データのダウンロード機能
についての閾値以下となっている。このため、外部メモ
リ40の残量に応じた各機能についての利用可能状況を
示す表示が反転表示するようにされ、「メモリ残量不
足」という警告メッセージが例えば点滅表示されること
により、使用者に対して警告が行われる。このとき、警
告音を放音するようにしてもよい。
【0135】そして、携帯電話端末に装着された外部メ
モリ40を交換することなく、カメラ機能を実行するよ
うに操作すると、携帯電話端末のLCD14には、図7
(D)に示すように、外部メモリ40の残量に応じたカ
メラ機能についての利用可能状況が表示される。
【0136】この時点においても、外部メモリ40の残
量は変化しておらず、所定の閾値以下であるので、利用
可能状況を示す表示が反転するようにされ、さらに、
「メモリ残量不足」という警告メッセージが点滅表示さ
れることにより、使用者に対して警告が行われる。この
ときに、警告音を放音するようにしてもよい。
【0137】このように、この第2の実施の形態の携帯
電話端末においては、カメラ機能や音楽データのダウン
ロード機能の開始時、および、終了時において、用いら
れる機能、あるいは、実行可能な全ての機能についての
外部メモリの利用可能状況を自動的に報知するととも
に、外部メモリの残量と、予め携帯電話端末に設定され
る各機能についての外部メモリの残量に対する閾値とを
比較して、外部メモリの残量が所定の閾値以下である場
合には、これを警告するようにしている。
【0138】これにより、携帯電話端末に装着するよう
にされた外部メモリの残量が、実行可能な機能について
の所定の閾値以下である場合には、確実に使用者に通知
するようにされ、携帯電話端末に装着された外部メモリ
の交換や、携帯電話端末に装着された外部メモリに記憶
されているデータの削除処理などを行って、実行しよう
とする機能が実行不能になるなどの不都合を防止するこ
とができる。
【0139】なお、この第2の実施の形態においては、
利用可能状況を報知した後に、外部メモリの残量が、各
機能についての外部メモリに残量に対する閾値以下であ
る場合には、警告を行うようにした。しかし、利用可能
状況の報知を行わないようにすることもできる。
【0140】すなわち、図6のフローチャートに示した
処理において、ステップS102、ステップS105、
ステップS106、ステップS108の利用可能状況を
報知するための処理を行わないようにすることにより、
携帯電話端末に装着された外部メモリの残量が、予め定
められた閾値以下となった場合の警告だけを行うように
することができる。
【0141】また、前述した第1、第2の実施の形態に
おいては、カメラ機能と音楽データのダウンロード機能
の開始時と終了時とにおいて、携帯電話端末に装着され
た外部メモリに対する利用可能状況を報知するようにし
たり、メモリ残量不足を警告するようにしたが、これに
限るものではない。
【0142】例えば、所定の機能の開始時においての
み、携帯電話端末に装着された外部メモリに対する利用
可能状況の報知やメモリ残量不足の警告を行うようにし
たり、あるいは、所定の機能の終了時においてのみ、携
帯電話端末に装着された外部メモリに対する利用可能状
況の報知やメモリ残量不足を警告するようにすることも
できる。
【0143】また、利用可能状況の報知と残量不足の警
告との両方を行うようにしたり、利用可能状況の報知だ
けを行うようにしたり、また、残量不足の警告だけを行
うようにするなどの切り換えを、使用者自身が携帯電話
端末に対して行うようにすることもできる。
【0144】また、利用可能状況の報知や残量不足の警
告のタイミングを、所定の機能の開始時と終了時の両方
において行うようにしたり、所定の機能の開始時におい
てのみ行うようにしたり、あるいは、所定の機能の終了
時においてのみ行うようにするなどの切り換えを使用者
自身が携帯電話端末に対して行うようにすることもでき
る。
【0145】また、利用可能状況の報知や残量不足の警
告を携帯電話端末の使用者から所定の指示入力が行われ
たときに行うようにするなど、任意のタイミングで行う
ようにしてもよい。また、一定の時間間隔ごとなどのよ
うに、予め決められた所定のタイミングで行うようにす
ることもできる。
【0146】また、前述した実施の形態においては、カ
メラ機能と音楽データのダウンロード機能についての外
部メモリに対する利用可能状況を報知するようにした
が、利用可能状況の報知対象する機能(アプリケーショ
ン)は、これに限るものではない。例えば、電子メール
を作成し、作成した電子メールを外部メモリに格納する
電子メールの作成機能など、外部メモリを共用するよう
にする他の機能についても、利用可能状況や残量不足の
警告を行うようにすることもできる。
【0147】すなわち、各機能を実現するための部分
が、各種のデータを形成するデータ形成手段となる。こ
のため、カメラ機能の場合には、カメラ部15などのデ
ータの入り口部分のハードウエアを含み、カメラ機能を
実現するためのアプリケーションソフトウエアを実行す
る制御部20をも含む部分がデータ形成手段となる。
【0148】また、音声データのダウンロード機能の場
合には、携帯電話端末の通信機能を実現するハードウエ
ア部分と、音声データのダウンロード機能を実現するた
めのアプリケーションソフトウエアを実行する制御部2
0をも含む部分がデータ形成手段となる。
【0149】また、ワープロ機能や電子メールの作成機
能の場合には、キー操作部34などのデータ入力部分
と、ワープロ機能や電子メールの作成機能を実現するた
めのアプリケーションソフトウエア実行する制御部20
をも含む部分がデータ形成手段となる。また、単にデー
タを形成してそのデータを外部メモリに格納するように
するソフトウエアが実行される制御部20自身がデータ
形成手段となる場合もある。
【0150】また、前述した実施の形態の使用可能状況
の報知例やメモリ残量不足の警告例は、一例であり、種
々の態様で使用可能状況を報知したり、また、メモリ残
量不足を警告したりすることができる。
【0151】また、前述した実施の形態においては、各
機能ごとにメモリ残量に対する閾値を設定するものとし
て説明したがこれに限るものではない。複数の機能で共
用するメモリの残量に対する閾値を1つだけ設けてお
き、メモリの残量がその閾値以下になった場合に警告を
行うようにしてもよい。
【0152】また、記録手段としては、前述した実施の
形態においては、外部メモリスロットがその機能を有す
るが、共用されるメモリが、内蔵メモリなどの場合に
は、制御部20において実行されるソフトウエアによっ
て、制御部20が記録手段としての機能を有するように
される場合もある。
【0153】また、前述した第1、第2の実施の形態に
おいては、この発明による情報端末装置を、携帯電話機
能、ダウンロード機能、カメラ機能を備えた携帯電話端
末に適用した場合を例にして説明したが、PHS(Pe
rsonal Handyphone System)
やW−CDMA(Code Division Mul
tipe Access)方式の次世代携帯電話端末な
ど各種の携帯電話端末に適用することができる。
【0154】また、携帯電話端末だけでなく、各種の機
能を実現するための複数のアプリケーションが搭載され
た情報端末装置であって、複数のアプリケーションが、
共通のメモリを共用するようにする各種の情報端末装置
にこの発明を適用することができる。
【0155】また、複数のアプリケーションが共用する
メモリは、情報端末装置に着脱可能とされた外部メモリ
に限るものではなく、前述もしたように、情報端末装置
に内蔵されたメモリを共用する場合にもこの発明を適用
することができる。
【0156】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、種々の機能を実現する複数のアプリケーションが、
共通のメモリを共用する場合に、共用されるメモリの各
アプリケーションに応じた残量管理を正確に行うことが
できる。これにより、使用者が意識しないうちにメモリ
残量が減少し、目的とするアプリケーションを実行した
ときに、そのアプリケーションが動作しないなどという
不都合を生じさせないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による情報端末装置、利用可能状況報
知方法の一実施の形態が適用された携帯電話端末を説明
するためのブロック図である。
【図2】図1に示した携帯電話端末の外観を説明するた
めの図である。
【図3】図1に示した携帯電話端末のLCDに表示され
る利用可能状況の表示例を説明するための図である。
【図4】図1に示した携帯電話端末のLCDに表示され
る利用可能状況の表示例を説明するための図である。
【図5】図1に示した携帯電話端末において実行される
利用可能状況の報知処理を説明するためのフローチャー
トである。
【図6】図1に示した携帯電話端末において実行される
利用可能状況の報知とメモリ暗量不足の警告を行う処理
を説明するためのフローチャートである。
【図7】図6に示したフローチャートに応じて行われる
利用可能状況の報知とメモリ暗量不足の警告とについて
説明するための図である。
【符号の説明】
1…送受信アンテナ、2…アンテナ共用器、3…受信
部、4ーベースバンド処理部、5…音声コーディック
(DSP)、6…スピーカ(受話器)、7…マイクロホ
ン(送話器)、8…送信部、9…周波数シンセサイザ、
11…音声データ再生処理部、12…音声信号の出力端
子、13…LCDコントローラ、14…LCD、15…
カメラ部、16…リンガ、20…制御部、21…CP
U、22…ROM、23…SRAM、24…フラッシュ
メモリ、25…CPUバス、31…外部メモリインター
フェース、32…外部メモリスロット32、33…キー
インターフェース、34…キー操作部、35…外部イン
ターフェース、36…入出力端子、40…外部メモリ、
50…ヘッドホン

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】種々のデータを記憶するメモリと、 前記メモリに記録するデータを形成するようにする複数
    のデータ形成手段と、 前記複数のデータ形成手段のそれぞれにより形成するよ
    うにされるデータを前記メモリに記録する記録手段と、 前記複数のデータ形成手段のうちのどのデータ形成手段
    を動作させるようにするかの指示入力を受け付ける指示
    入力受付手段と、 前記指示入力受付手段を通じて前記複数のデータ形成手
    段のうちのいづれかが動作するようにされたときに、動
    作するようにされたそのデータ形成手段についての前記
    メモリの使用可能状況を報知する報知手段とを備えるこ
    とを特徴とする情報端末装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の情報端末装置であって、 前記指示入力受付手段を通じて前記複数のデータ形成手
    段のうちのいづれかが動作するようにされたときに、動
    作するようにされたそのデータ形成手段についての前記
    メモリの使用可能状況が所定値以下になったか否かを検
    出する検出手段と、 前記検出手段により、前記使用可能状況が所定値以下に
    なったことが検出された場合に、これを通知する通知手
    段とを備えることを特徴とする情報端末装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の情報端末
    装置であって、 前記複数のデータ形成手段の1つは、静止画像、あるい
    は、動画像を撮影して前記メモリに記憶するようにする
    画像データを形成するカメラ機能を実現するものであ
    り、 前記複数のデータ形成手段の他の1つは、通信ネットワ
    ークを通じて、目的とするデータを取得して前記メモリ
    に記憶するようにするダウンロード機能を実現するもの
    であることを特徴とする情報端末装置。
  4. 【請求項4】種々のデータを記憶するメモリと、 前記メモリに記録するデータを形成する複数のデータ形
    成手段と、 前記複数のデータ形成手段のそれぞれにより形成するよ
    うにされるデータを前記メモリに記録する記録手段と、 前記メモリの残量が変化した場合に、前記複数のデータ
    形成手段のそれぞれごとに、前記複数のデータ形成手段
    についての前記メモリの使用可能状況を報知する報知手
    段とを備えることを特徴とする情報端末装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の情報端末装置であって、 前記メモリの残量が変化した場合に、前記複数のデータ
    形成手段のそれぞれごとの前記メモリの前記使用可能状
    況が、前記複数のデータ形成手段のそれぞれごとに定め
    られた所定値以下になったか否かを検出する検出手段
    と、 前記検出手段により、前記使用可能状況が、所定値以下
    になったことが検出された場合に、これを通知する通知
    手段とを備えることを特徴とする情報端末装置。
  6. 【請求項6】請求項4または請求項5に記載の情報端末
    装置であって、 前記複数のデータ形成手段の1つは、静止画像、あるい
    は、動画像を撮影して前記メモリに記憶するようにする
    画像データを形成するカメラ機能を実現するものであ
    り、 前記複数のデータ形成手段の他の1つは、通信ネットワ
    ークを通じて、目的とするデータを取得して前記メモリ
    に記憶するようにするダウンロード機能を実現するもの
    であることを特徴とする情報端末装置。
  7. 【請求項7】複数のデータ形成手段のそれぞれにより形
    成されるデータのそれぞれを、共通のメモリに記憶する
    ようにする場合の前記メモリの使用可能状況報知方法で
    あって、 前記複数のデータ形成手段のうちのいづれかを動作する
    ようにしたときに、動作するようにしたそのデータ形成
    手段についての前記メモリの使用可能状況を報知するよ
    うにしたことを特徴とする使用可能状況報知方法。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の使用可能状況報知方法で
    あって、 前記複数のデータ形成手段のうちのいづれかが動作する
    ようにされたときに、動作するようにされたそのデータ
    形成手段についての前記メモリの使用可能状況が、所定
    値以下になったか否かを検出し、 前記使用可能状況が、所定値以下になったことを検出し
    た場合に、これを通知することを特徴とする使用可能状
    況報知方法。
  9. 【請求項9】請求項7または請求項8に記載の使用可能
    状況報知方法であって、 前記複数のデータ形成手段の1つは、静止画像、あるい
    は、動画像を撮影して前記メモリに記憶するようにする
    画像データを形成するカメラ機能を実現するものであ
    り、 前記複数のデータ形成手段の他の1つは、通信ネットワ
    ークを通じて、目的とするデータを取得して前記メモリ
    に記憶するようにするダウンロード機能を実現するもの
    であることを特徴とする使用可能状況報知方法。
  10. 【請求項10】複数のデータ形成手段のそれぞれにより
    形成されるデータのそれぞれを、共通のメモリに記憶す
    るようにする場合の前記メモリの使用可能状況報知方法
    であって、 前記メモリの残量が変化した場合に、前記複数のデータ
    形成手段のそれぞれごとの前記メモリの使用可能状況を
    報知することを特徴とする使用可能状況報知方法。
  11. 【請求項11】請求項10に記載の使用可能状況報知方
    法であって、 前記メモリの残量が変化した場合に、前記複数のデータ
    形成手段のそれぞれごとの前記メモリの前記使用可能状
    況が、前記複数のデータ形成手段のそれぞれごとに定め
    られた所定値以下になったか否かを検出するようにし、 前記使用可能状況が、所定値以下になったことを検出し
    た場合に、これを通知することを特徴とする使用可能状
    況報知方法。
  12. 【請求項12】請求項10または請求項11に記載の使
    用可能状況報知方法であって、 前記複数のデータ形成手段の1つは、静止画像、あるい
    は、動画像を撮影して前記メモリに記憶するようにする
    画像データを形成するカメラ機能を実現するものであ
    り、 前記複数のデータ形成手段の他の1つは、通信ネットワ
    ークを通じて、目的とするデータを取得して前記メモリ
    に記憶するようにするダウンロード機能を実現するもの
    であることを特徴とする使用可能状況報知方法。
JP2000341321A 2000-11-09 2000-11-09 情報端末装置および使用可能状況報知方法 Pending JP2002149707A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000341321A JP2002149707A (ja) 2000-11-09 2000-11-09 情報端末装置および使用可能状況報知方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000341321A JP2002149707A (ja) 2000-11-09 2000-11-09 情報端末装置および使用可能状況報知方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002149707A true JP2002149707A (ja) 2002-05-24

Family

ID=18816080

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000341321A Pending JP2002149707A (ja) 2000-11-09 2000-11-09 情報端末装置および使用可能状況報知方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002149707A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004025464A1 (ja) * 2002-09-10 2004-03-25 Ntt Docomo, Inc. アプリケーションによる記憶領域の使用を管理する方法
JP2005286476A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Nec Saitama Ltd メモリ空き容量報知機能付き電子機器及びその報知方法
JP2006330829A (ja) * 2005-05-23 2006-12-07 Sony Corp 情報処理装置および方法、並びにプログラム
JP2009218808A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Toshiba Corp 携帯端末
JP2010517399A (ja) * 2007-01-25 2010-05-20 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー コンフィギュラブル・シリアルメモリインタフェース
JP2019164232A (ja) * 2018-03-19 2019-09-26 株式会社リコー 共有端末、方法、プログラム、共有システム及び方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004025464A1 (ja) * 2002-09-10 2004-03-25 Ntt Docomo, Inc. アプリケーションによる記憶領域の使用を管理する方法
CN100429621C (zh) * 2002-09-10 2008-10-29 株式会社Ntt都科摩 管理应用程序使用的存储区的方法
JP2005286476A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Nec Saitama Ltd メモリ空き容量報知機能付き電子機器及びその報知方法
JP2006330829A (ja) * 2005-05-23 2006-12-07 Sony Corp 情報処理装置および方法、並びにプログラム
JP4678495B2 (ja) * 2005-05-23 2011-04-27 ソニー株式会社 情報処理装置および方法、並びにプログラム
JP2010517399A (ja) * 2007-01-25 2010-05-20 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー コンフィギュラブル・シリアルメモリインタフェース
JP2009218808A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Toshiba Corp 携帯端末
JP2019164232A (ja) * 2018-03-19 2019-09-26 株式会社リコー 共有端末、方法、プログラム、共有システム及び方法
JP7091745B2 (ja) 2018-03-19 2022-06-28 株式会社リコー 表示端末、プログラム、情報処理システム及び方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100619812B1 (ko) 휴대단말기의 멀티미디어 신호 분할 전송장치 및 방법
JP4443502B2 (ja) Mmsによる画像転送を実行する携帯端末機
US8379073B2 (en) Method for storing data of video telephony call in mobile terminal and system thereof
JP2001016568A (ja) 画像通信システム
KR100444836B1 (ko) 전화기 및 통지방법
JP2002149171A (ja) データ受信装置、受信状況表示方法およびデータ送信方法
EP3661179B1 (en) Mobile communications terminal for reproducing music file
US20080194242A1 (en) Method and System for Providing Interactive Annunciator for Mobile Communication Terminal
JP2002149707A (ja) 情報端末装置および使用可能状況報知方法
KR100580737B1 (ko) 다중 메시지 통합 기능을 가지는 무선통신 단말기 및 그방법
KR100678034B1 (ko) 휴대단말기에서 블루투스 통신을 이용한 파일 공유 방법
KR20000063773A (ko) 화상 저장 시스템
JP2001016351A (ja) 情報端末装置およびその制御方法
JP2002186029A (ja) 移動無線端末装置
JP2002123273A (ja) 情報端末装置
KR20070075581A (ko) 화상 통화 중에 캡쳐된 이미지를 이용하여 화상 통화목록을 구성하는 방법 및 이동통신 단말기
JP2001045347A (ja) データ通信システムおよびそのシステムを構成するディジタル・カメラ
JP2007158684A (ja) 通信端末装置及び端末制御方法
KR20040097642A (ko) 이동 통신 단말기의 사용자 데이타 원터치 설정 방법
KR100626963B1 (ko) 이동통신단말기에서의 메모리 관리 방법
JP2003018282A (ja) 移動無線端末
CN100531416C (zh) 存储和再现内容的方法
KR100548428B1 (ko) 휴대단말기의 블루투스 접속 컴퓨터 통신장치 및 방법
JP3816787B2 (ja) 電話システム,サーバ・コンピュータおよび電話装置
KR100970625B1 (ko) 이동통신 단말기의 사진명함 관리방법